JPH0514601U - 圧油供給装置 - Google Patents

圧油供給装置

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JPH0514601U
JPH0514601U JP6852291U JP6852291U JPH0514601U JP H0514601 U JPH0514601 U JP H0514601U JP 6852291 U JP6852291 U JP 6852291U JP 6852291 U JP6852291 U JP 6852291U JP H0514601 U JPH0514601 U JP H0514601U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプの単位時間当り吐出量でアンロー
ド弁の開口面積を増減できるし、操作弁中立時のエンジ
ン動力損失を低減できるようにする。 【構成】 油圧ポンプ1の吐出路2にアンロード弁11
を設け、アンロード弁11を吐出圧と負荷圧で開口面積
が増減する構成とし、前述吐出路2におけるアンロード
弁11より油圧ポンプ1側に絞り20を設け、この絞り
20の上流側圧力がアンロード弁11を開口面積小側に
押すようにして油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量によ
って生じる絞り20前後の圧力差でアンロード弁11の
開口面積が増減するし、前記アンロード弁11を全開と
する受圧部23と吐出路2を負荷圧でドレーン位置とな
り、ばね力で連通位置となる切換弁24を介して連通し
て負荷圧がゼロの時にはポンプ吐出圧がアンロード弁1
1の受圧部23に作用して全開とするようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ポンプの吐出圧油をクローズドセンタの操作弁によってアクチ ュエータに供給する圧油供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
クローズドセンタの操作弁は中立位置とした時に入口ポートを閉塞するので、 油圧ポンプの吐出圧油が行き止まりとなって吐出圧が高くなるので、このクロー ズドセンタの操作弁を用いた圧油供給装置は例えば図1に示すように構成してあ る。 すなわち、油圧ポンプ1の吐出路2を操作弁3の入口ポート4にチェック弁5 を介して接続し、操作弁3の第1・第2アクチュエータポート6,7を第1・第 2回路8,9でアクチュエータ10に接続し、前記吐出路2にアンロード弁11 を設け、このアンロード弁11を第1受圧部12に作用する吐出圧力P1 で開口 面積大側に押し、第2受圧部13に作用する負荷圧P2 で開口面積小側に押す構 造とし、その第2受圧部13を負荷圧検出回路14に接続してある。 この圧油供給装置であれば操作弁3が中立位置Aの時にアンロード弁11の第 2受圧部13に作用する負荷圧P2 がゼロとなるので、アンロード弁11が開口 面積大側に押されて油圧ポンプ1の吐出圧油をタンク15に流出して吐出圧P1 が高くならないようにし、操作弁3を圧油供給位置Bとすれば負荷圧P2 がアン ロード弁11の第2受圧部13に供給されて開口面積が減少するから吐出圧P1 が負荷圧P2 に応じて高くなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる圧油供給装置であると、アンロード弁11は吐出圧P1 と負荷圧P2 の 差圧を一定とするように作動するので、油圧ポンプ1を駆動するエンジン16の 回転速度が変化して油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量が変化してもアクチュエ ータ10に供給される油量が一定となり、アクチュエータの作動速度をエンジン 回転速度で制御できない。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を消した圧油供給装置を出願した。 すなわち、図2に示すように、油圧ポンプ1の吐出路2におけるアンロード弁 11より油圧ポンプ1側に絞り20を設け、この絞り20の上流側圧力でアンロ ード弁11を開口面積小側に押す構成としたものであり、これによって、油圧ポ ンプ1の単位時間当り吐出量によって絞り20前後の圧力差が変り、それによっ てアンロード弁11の開口面積を増減するからエンジン回転速度でクチュエータ への供給油量を制御できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
かかる圧油供給装置であると、操作弁3が中立位置Aの時でもエンジン回転数 (油圧ポンプ1の吐出量)に応じた圧力が生じるからエンジン16の動力損失が 大となってしまう。
【0006】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした圧油供給装置を提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
エンジン16で駆動される油圧ポンプ1の吐出路2にクローズドセンタの操作 弁3を設け、この吐出路2に吐出圧と負荷圧の差圧で作動するアンロード弁11 を設けた圧油供給装置において、 前記吐出路2におけるアンロード弁11より油圧ポンプ1側に絞り20を設け 、この絞り20の上流側の圧力でアンロード弁11を開口面積小側に押す構成と し、前記アンロード弁11を全開とする受圧部23と油圧ポンプ1の吐出路2を 、負荷圧によってドレーン位置Dとなり、かつばね力で連通位置Cとなる切換弁 24を介して連通した圧油供給位置。
【0008】
【作 用】 油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量によってアンロード弁11の開口面積を制 御できるから、エンジン16の回転速度を制御することでアクチュエータへの供 給流量を増減してアクチュエータ作動速度を制御できるし、操作弁3が中立位置 Aの時には切換弁24が供給位置Cとなってアンロード弁11が全開となるから ポンプ吐出圧が低くなり、操作弁3が中立位置の時にエンジンの動力損失が低減 できる。
【0009】
【実 施 例】
本考案の実施例を図3に基づいて説明する。なお、従来と同一部材は符号を同 一とする。 図3に示すように、吐出路2におけるアンロード弁11より油圧ポンプ1側に 絞り20を設け、この絞り20の上流側に回路21を接続し、この回路21をア ンロード弁11の第3受圧部22に接続してアンロード弁11の開口面積が絞り 20前後の圧力差で増減するようにしてあり、さらにアンロード弁11の第4受 圧部23と前記絞り20の上流側を切換弁24を備えた回路25で接続し、この 切換弁24をバネ26で連通位置Cに保持し、受圧部27に作用する負荷圧P2 で第4受圧部23をタンク28に連通するドレーン位置Dとする。 しかして、操作弁3を圧油供給位置Bとした時には負荷圧検出回路14に負荷 圧P2 が生じて切換弁24がドレーン位置となるからアンロード弁11の第4受 圧部23に吐出圧P1 が供給さず、従来と同様にエンジン16の回転速度が速く なって油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量が増大すると絞り20前後の圧力差が 大きくなり、アンロード11は開口面積小側に押されてタンク15に流出する油 量が減少してアクチュエータ10への供給油量が増大するし、吐出圧P1 と負荷 圧P2 の差圧が大きくなる。 同様にエンジン16の回転速度が遅くなって油圧ポンプ1の単位時間当り吐出 量が減少すると絞り20前後の圧力差が小さくなり、アンロード弁11は開口面 積大側に押されてタンク15に流出する油量が増大しアクチュエータ10への供 給油量が減少するし、吐出圧P1 と負荷圧P2 の差圧が小さくなる。 このようであるから、操作弁3の操作レバー23の操作ストロークに比例して エンジン回転速度を速くすれば、操作レバー23の操作ストロークが小さく操作 弁3の開度が小さい時にはエンジン16が低速回転となってアクチュエータ10 への供給油量を減小して微操作性を向上できる。 また、絞り20の絞り抵抗値、あるいはアンロード弁11の受圧部の受圧面積 を変えることでアンロード弁の設定差圧の定格値を変えることができる。 また、操作弁3を圧油供給位置Bから中立位置Aとすると負荷圧検出回路14 の圧力がゼロになって切換弁24が供給位置Dとなるから吐出圧P1 がアンロー ド弁11の第4受圧部23に供給されてアンロード弁11を開き方向に押して全 開とするので、吐出圧P1 はアンロード弁11内の固定絞りで生じる差圧分とな り操作弁3中立位置Aでのエンジン16の動力損失を低減する。 図4はアンロード弁11と切換弁24の具体例を示し、弁本体30のバルブ孔 31内にバルブ32を嵌挿し、このバルブ32の軸心に入口ポート33と出力ポ ート34を連通する固定絞り35を備えた油孔36を形成し、この油孔36にお ける固定絞り35より下流側をタンクポート37に連通する第2絞り38をバル ブ32に形成し、バルブ32を弱いばね39と第1受圧部40の圧力でピストン 41に押し付け保持すると共に、負荷圧導入ポート42と第1受圧部40を連通 し、入口ポート33の圧力と第1受圧部40の負荷圧でバルブ32を第2絞り3 8を絞る方向に押し、第1絞り35の出口側圧力でバルブ32を第2絞り38を 開く方向に押し、かつピストン41に作用する第2受圧部43の圧力でバルブ3 2を第2絞り38を全開する位置まで押すようにしてあり、入口ポート33が油 圧ポンプ1の吐出路2、負荷圧導入ポート40が負荷圧検出路14、タンクポー ト37がタンク15、出力ポート34が操作弁3にそれぞれ接続してある。 前記弁本体30のスプール孔44内にスプール45を嵌挿し、このスプール4 5には軸孔46と第1・第2・第3ポート47,48,49が形成され、そのス プール45はバネ50で図示の位置、つまり第1ポート47、軸孔46、第3ポ ート49で入口ポート33と第2受圧部43を連通する位置に保持され、受圧室 51に作用する負荷圧で第2ポート48、軸孔46、第1ポート47でタンクポ ート37を第2受圧部43に連通する位置に押されて切換弁24を構成している 。 なお、図5に示すように各操作弁3の入口側に開閉弁60をそれぞれ設け、負 荷圧の低い方の開閉弁60が閉じ作動して負荷圧の高い方のアクチュエータに圧 油を供給できるようにしても良い。
【0010】
【考案の効果】
油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量によってアンロード弁11の開口面積を制 御できるから、エンジン16の回転速度を制御することでアクチュエータへの供 給流量を増減してアクチュエータ作動速度を制御できるし、操作弁3が中立位置 Aの時は切換弁24が供給位置Cとなってアンロード弁11が全開となるからポ ンプ吐出圧が低くなり、操作弁3が中立位置の時にエンジンの動力損失を低減で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧油供給装置の構成説明図である。
【図2】先に出願した圧油供給装置の構成説明図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例の圧油供給装置の構成説明
図である。
【図4】アンロード弁と切換弁の詳細断面図である。
【図5】本考案の第2実施例の圧油供給装置の構成説明
図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ、2 吐出路、3 操作弁、10 アク
チュエータ、11 アンロード弁、14 負荷圧検出
路、20 絞り、23 受圧部、24 切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン16で駆動される油圧ポンプ1
    の吐出路2にクローズドセンタの操作弁3を設け、この
    吐出路2に吐出圧と負荷圧の差圧で作動するアンロード
    弁11を設けた圧油供給装置において、 前記吐出路2におけるアンロード弁11より油圧ポンプ
    1側に絞り20を設け、この絞り20の上流側の圧力で
    アンロード弁11を開口面積小側に押す構成とし、前記
    アンロード弁11を全開とする受圧部23と油圧ポンプ
    1の吐出路2を、負荷圧によってドレーン位置Dとな
    り、かつばね力で連通位置Cとなる切換弁24を介して
    連通したことを特徴とする圧油供給位置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055888A1 (fr) * 2001-01-05 2002-07-18 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif d'entrainement hydraulique
JP2020101278A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社クボタ 制御バルブ

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WO2002055888A1 (fr) * 2001-01-05 2002-07-18 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif d'entrainement hydraulique
JP2020101278A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社クボタ 制御バルブ

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JP2557047Y2 (ja) 1997-12-08

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