JPH05145820A - ビデオマイクロスコープ - Google Patents
ビデオマイクロスコープInfo
- Publication number
- JPH05145820A JPH05145820A JP3332941A JP33294191A JPH05145820A JP H05145820 A JPH05145820 A JP H05145820A JP 3332941 A JP3332941 A JP 3332941A JP 33294191 A JP33294191 A JP 33294191A JP H05145820 A JPH05145820 A JP H05145820A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnification
- subject
- lens system
- lens
- lens barrel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオマイクロスコープにおいて、レンズ交
換などを必要とせずに被写体の撮像倍率を広範囲に亘っ
て任意かつ連続的に可変し得るようにする。 【構成】 内部に被写体の照明ライトを配置した観察ス
タンドに対し、レンズ系を内蔵するレンズ鏡筒を対物距
離調整機構により摺動調整して、被写体とレンズ系の対
物側との相対的な距離を調整できるように構成し、ま
た、レンズ鏡筒に対し、2次元CCD素子を備える映像
信号変換部筒体を拡大(縮小)倍率、およびフォーカス
調整機構により摺動調整して、被写体に対する所要の拡
大(縮小)倍率を得られるように構成する。
換などを必要とせずに被写体の撮像倍率を広範囲に亘っ
て任意かつ連続的に可変し得るようにする。 【構成】 内部に被写体の照明ライトを配置した観察ス
タンドに対し、レンズ系を内蔵するレンズ鏡筒を対物距
離調整機構により摺動調整して、被写体とレンズ系の対
物側との相対的な距離を調整できるように構成し、ま
た、レンズ鏡筒に対し、2次元CCD素子を備える映像
信号変換部筒体を拡大(縮小)倍率、およびフォーカス
調整機構により摺動調整して、被写体に対する所要の拡
大(縮小)倍率を得られるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオマイクロスコー
プに関し、さらに詳しくは、レンズ交換などを必要とせ
ずに被写体の撮像倍率を広範囲に亘って任意かつ連続的
に可変し得るようにしたビデオマイクロスコープの改良
に係るものである。
プに関し、さらに詳しくは、レンズ交換などを必要とせ
ずに被写体の撮像倍率を広範囲に亘って任意かつ連続的
に可変し得るようにしたビデオマイクロスコープの改良
に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来例によるこの種のビデオマイクロスコ
ープにあっては、一般に、被写体に対してレンズ系を固
定させた態様、すなわち、定焦点型に構成されており、
このために撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するのに
は、レンズ系自体を交換する必要がある。
ープにあっては、一般に、被写体に対してレンズ系を固
定させた態様、すなわち、定焦点型に構成されており、
このために撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するのに
は、レンズ系自体を交換する必要がある。
【0003】一方、このような撮像画像の拡大(縮小)
倍率を変更するための一つの手段として、ズームレンズ
系を配置する場合もある。
倍率を変更するための一つの手段として、ズームレンズ
系を配置する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するた
めの前者の手段では、変更の度毎にレンズ系を一々交換
しなければならないという不便さがあるほか、あらかじ
め所望する拡大(縮小)倍率毎の各レンズ系を準備する
必要があり、また、後者の手段では、ズームレンズ系の
倍率可変範囲が、通常、3〜4倍程度と比較的小さく、
広範囲に亘る倍率変更ができないものであった。
来例における撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するた
めの前者の手段では、変更の度毎にレンズ系を一々交換
しなければならないという不便さがあるほか、あらかじ
め所望する拡大(縮小)倍率毎の各レンズ系を準備する
必要があり、また、後者の手段では、ズームレンズ系の
倍率可変範囲が、通常、3〜4倍程度と比較的小さく、
広範囲に亘る倍率変更ができないものであった。
【0005】この発明は、このような従来の問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、レンズ交換などを必要とせずに被写体の撮像倍率を
広範囲に亘って任意かつ連続的に可変し得るようにし
た、この種のビデオマイクロスコープを提供することで
ある。
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、レンズ交換などを必要とせずに被写体の撮像倍率を
広範囲に亘って任意かつ連続的に可変し得るようにし
た、この種のビデオマイクロスコープを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るビデオマイクロスコープは、内部に
被写体の照明ライトを配置した観察スタンドに対し、レ
ンズ系を内蔵するレンズ鏡筒を対物距離調整機構により
摺動調整して、被写体とレンズ系の対物側との相対的な
距離を調整できるようにし、また、レンズ鏡筒に対し、
2次元CCD素子を備える映像信号変換部筒体を拡大
(縮小)倍率、およびフォーカス調整機構により摺動調
整して、被写体に対する所要の拡大(縮小)倍率を得ら
れるようにしたものである。
に、この発明に係るビデオマイクロスコープは、内部に
被写体の照明ライトを配置した観察スタンドに対し、レ
ンズ系を内蔵するレンズ鏡筒を対物距離調整機構により
摺動調整して、被写体とレンズ系の対物側との相対的な
距離を調整できるようにし、また、レンズ鏡筒に対し、
2次元CCD素子を備える映像信号変換部筒体を拡大
(縮小)倍率、およびフォーカス調整機構により摺動調
整して、被写体に対する所要の拡大(縮小)倍率を得ら
れるようにしたものである。
【0007】すなわち、この発明は、一端開口部側を被
写体に対面させ、内部に被写体を照明する照明ライトを
配置した観察スタンドと、前記被写体に対する撮像光路
上の一端部にレンズ系を配置して、前記観察スタンドの
他端開口部側に摺動自在に嵌挿されるレンズ鏡筒と、前
記レンズ系に対応する所要位置に2次元CCD素子、お
よびその駆動回路などを配置して、前記レンズ鏡筒の他
端開口部側に摺動自在に嵌挿される映像信号変換部筒体
とを備え、前記観察スタンドとレンズ鏡筒との間には、
前記被写体とレンズ系の対物側との相対的な距離を調整
する対物距離調整機構を設け、前記レンズ鏡筒と映像信
号変換部筒体との間には、前記レンズ系による拡大(縮
小)倍率の変更調整、ならびにフォーカスを調整するラ
ック・ピニオンなどの拡大(縮小)倍率、およびフォー
カス調整機構を設けて構成したことを特徴とするビデオ
マイクロスコープである。
写体に対面させ、内部に被写体を照明する照明ライトを
配置した観察スタンドと、前記被写体に対する撮像光路
上の一端部にレンズ系を配置して、前記観察スタンドの
他端開口部側に摺動自在に嵌挿されるレンズ鏡筒と、前
記レンズ系に対応する所要位置に2次元CCD素子、お
よびその駆動回路などを配置して、前記レンズ鏡筒の他
端開口部側に摺動自在に嵌挿される映像信号変換部筒体
とを備え、前記観察スタンドとレンズ鏡筒との間には、
前記被写体とレンズ系の対物側との相対的な距離を調整
する対物距離調整機構を設け、前記レンズ鏡筒と映像信
号変換部筒体との間には、前記レンズ系による拡大(縮
小)倍率の変更調整、ならびにフォーカスを調整するラ
ック・ピニオンなどの拡大(縮小)倍率、およびフォー
カス調整機構を設けて構成したことを特徴とするビデオ
マイクロスコープである。
【0008】
【作用】従って、この発明においては、対物距離調整機
構によって、被写体に対するレンズ系の相対的な距離を
調整でき、かつ拡大(縮小)倍率、およびフォーカス調
整機構によって、レンズ系の倍率設定、ならびに当該設
定倍率によるフォーカスを調整できるもので、照明用ラ
イトにより照明された被写体の画像を所望通りの拡大
(縮小)倍率で2次元CCD素子上へ鮮明に投影して撮
像し得る。
構によって、被写体に対するレンズ系の相対的な距離を
調整でき、かつ拡大(縮小)倍率、およびフォーカス調
整機構によって、レンズ系の倍率設定、ならびに当該設
定倍率によるフォーカスを調整できるもので、照明用ラ
イトにより照明された被写体の画像を所望通りの拡大
(縮小)倍率で2次元CCD素子上へ鮮明に投影して撮
像し得る。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係るビデオマイクロスコー
プの実施例につき、図1ないし図6を参照して詳細に説
明する。
プの実施例につき、図1ないし図6を参照して詳細に説
明する。
【0010】図1ないし図3は、この発明の一実施例を
適用したビデオマイクロスコープの外観形態を示す正
面、側面、および平面の各図、図4は、図1のA−A線
部における概要構成を示す縦断側面図である。
適用したビデオマイクロスコープの外観形態を示す正
面、側面、および平面の各図、図4は、図1のA−A線
部における概要構成を示す縦断側面図である。
【0011】これらの図1ないし図4の各図において、
符号11は、被写体1に対して拡大(縮小)像を観察す
るための固定的に据え置かれる筒状をした観察スタン
ド、21は、軸方向に添った撮像光路上の一端部にレン
ズ系、こゝでは、対物的に作用する凸レンズ22を配置
したレンズ鏡筒、31は、開口された一端部内の凸レン
ズ22に対応する撮像光路上の所要位置に2次元CCD
素子32を備え、かつ当該2次元CCD素子32の駆動
回路など33を内蔵させ、さらに、他端部に当該駆動回
路など33の駆動・制御信号の入力、および駆動回路な
ど33によって処理されるビデオ信号の出力のためのケ
ーブルコネクタ34を設けた映像信号変換部筒体であ
る。
符号11は、被写体1に対して拡大(縮小)像を観察す
るための固定的に据え置かれる筒状をした観察スタン
ド、21は、軸方向に添った撮像光路上の一端部にレン
ズ系、こゝでは、対物的に作用する凸レンズ22を配置
したレンズ鏡筒、31は、開口された一端部内の凸レン
ズ22に対応する撮像光路上の所要位置に2次元CCD
素子32を備え、かつ当該2次元CCD素子32の駆動
回路など33を内蔵させ、さらに、他端部に当該駆動回
路など33の駆動・制御信号の入力、および駆動回路な
ど33によって処理されるビデオ信号の出力のためのケ
ーブルコネクタ34を設けた映像信号変換部筒体であ
る。
【0012】しかして、前記観察スタンド11は、一端
開口部内に被写体1を受け入れ得る口径の筒状に形成さ
れ、かつ一端開口部側に接近した内部に被写体1を照明
するためのリング状をした照明用ライト12を配置して
あり、当該観察スタンド11に対しては、他端開口部側
から前記レンズ鏡筒21が比較的密な状態で内接して軸
方向に添い摺動自在に嵌装されると共に、これらの観察
スタンド11、レンズ鏡筒21間には、一端開口部内に
受け入れられる被写体1と前記凸レンズ22との相対的
な距離を微調整するための対物距離調整機構13を設け
てある。
開口部内に被写体1を受け入れ得る口径の筒状に形成さ
れ、かつ一端開口部側に接近した内部に被写体1を照明
するためのリング状をした照明用ライト12を配置して
あり、当該観察スタンド11に対しては、他端開口部側
から前記レンズ鏡筒21が比較的密な状態で内接して軸
方向に添い摺動自在に嵌装されると共に、これらの観察
スタンド11、レンズ鏡筒21間には、一端開口部内に
受け入れられる被写体1と前記凸レンズ22との相対的
な距離を微調整するための対物距離調整機構13を設け
てある。
【0013】なお、前記照明用ライト12については、
その照明時にあって熱酸化を発生しないものが適してお
り、かつその形状、方法についても、被写体1を有用に
照明できさえすれば、必ずしもリング状であること、あ
るいはランプ等である必要はなく、光ファイバーなどで
外部光源から持込む方法でもよい。
その照明時にあって熱酸化を発生しないものが適してお
り、かつその形状、方法についても、被写体1を有用に
照明できさえすれば、必ずしもリング状であること、あ
るいはランプ等である必要はなく、光ファイバーなどで
外部光源から持込む方法でもよい。
【0014】こゝで、前記対物距離調整機構13として
は、例えば、次のような構成であってよい。すなわち、
観察スタンド11側には、正面側にあって軸方向に添わ
せた拡大(縮小)倍率に対応する対物距離目盛14a付
きの長孔14を開口させた上で、一側部に止めネジとし
て作用する対物距離調整用の固定ノブ15を螺合させて
おき、かつレンズ鏡筒21側には、前記長孔14内にあ
って指標23を配置させることで構成し、固定ノブ15
を一旦緩めた状態において、観察スタンド11に対する
レンズ鏡筒21の相対距離、ひいては、被写体1と凸レ
ンズ22との相対的な距離を所期通りに微調整した後、
再度、固定ノブ15を締め付けて当該調整距離を固定す
る。
は、例えば、次のような構成であってよい。すなわち、
観察スタンド11側には、正面側にあって軸方向に添わ
せた拡大(縮小)倍率に対応する対物距離目盛14a付
きの長孔14を開口させた上で、一側部に止めネジとし
て作用する対物距離調整用の固定ノブ15を螺合させて
おき、かつレンズ鏡筒21側には、前記長孔14内にあ
って指標23を配置させることで構成し、固定ノブ15
を一旦緩めた状態において、観察スタンド11に対する
レンズ鏡筒21の相対距離、ひいては、被写体1と凸レ
ンズ22との相対的な距離を所期通りに微調整した後、
再度、固定ノブ15を締め付けて当該調整距離を固定す
る。
【0015】なお、この対物距離調整機構13について
も、被写体1と凸レンズ22との相対距離を調整、固定
し得るものであれば、必ずしも当該構成にのみ限定され
ず、任意な機構であってよい。
も、被写体1と凸レンズ22との相対距離を調整、固定
し得るものであれば、必ずしも当該構成にのみ限定され
ず、任意な機構であってよい。
【0016】また、前記レンズ鏡筒21に対しては、こ
ゝでも、他端開口部側から前記映像信号変換部筒体31
が比較的密な状態で内接して軸方向に添い摺動自在に嵌
装されており、これらのレンズ鏡筒21、映像信号変換
部筒体31間には、拡大(縮小)倍率、およびフォーカ
スを変更調整するための拡大(縮小)倍率、およびフォ
ーカス調整機構24を設けてある。
ゝでも、他端開口部側から前記映像信号変換部筒体31
が比較的密な状態で内接して軸方向に添い摺動自在に嵌
装されており、これらのレンズ鏡筒21、映像信号変換
部筒体31間には、拡大(縮小)倍率、およびフォーカ
スを変更調整するための拡大(縮小)倍率、およびフォ
ーカス調整機構24を設けてある。
【0017】こゝで、前記拡大(縮小)倍率、およびフ
ォーカス調整機構24としては、この場合、次のような
構成であってよい。すなわち、映像信号変換部筒体31
の正面側にあって前記レンズ鏡筒21の上縁21aを指
標とする拡大(縮小)倍率目盛36を表示させ、同上映
像信号変換部筒体31の一側には、軸方向に添わせて長
めに配置されたラック歯34を露呈させてあり、かつレ
ンズ鏡筒21の同側にあっては、覆い25を設けた上
で、この覆い25内に前記ラック歯34に噛合するピニ
オン26、およびそのピニオン軸27を軸装させると共
に、覆い25の外部両側に倍率粗調整用の径大にした粗
調節ノブ28、および倍率微調整用のこれよりも径小に
した微調節ノブ29を同軸上で取り出して構成し、前記
したように対物距離調整機構13によって被写体1と凸
レンズ22との相対的な距離を所期通りに微調整した
後、まず、粗調節ノブ27によって拡大(縮小)倍率を
おゝよその値に粗調整した上で、引き続き、微調節ノブ
28によってフォーカスを精密に微調整することによ
り、例えば、1〜200倍程度、必要に応じては、20
〜500倍程度までの比較的広い範囲に亘ってほぼ所望
通りの拡大(縮小)倍率を設定でき、かつ当該設定倍率
によるフォーカス調整を行ない得る。
ォーカス調整機構24としては、この場合、次のような
構成であってよい。すなわち、映像信号変換部筒体31
の正面側にあって前記レンズ鏡筒21の上縁21aを指
標とする拡大(縮小)倍率目盛36を表示させ、同上映
像信号変換部筒体31の一側には、軸方向に添わせて長
めに配置されたラック歯34を露呈させてあり、かつレ
ンズ鏡筒21の同側にあっては、覆い25を設けた上
で、この覆い25内に前記ラック歯34に噛合するピニ
オン26、およびそのピニオン軸27を軸装させると共
に、覆い25の外部両側に倍率粗調整用の径大にした粗
調節ノブ28、および倍率微調整用のこれよりも径小に
した微調節ノブ29を同軸上で取り出して構成し、前記
したように対物距離調整機構13によって被写体1と凸
レンズ22との相対的な距離を所期通りに微調整した
後、まず、粗調節ノブ27によって拡大(縮小)倍率を
おゝよその値に粗調整した上で、引き続き、微調節ノブ
28によってフォーカスを精密に微調整することによ
り、例えば、1〜200倍程度、必要に応じては、20
〜500倍程度までの比較的広い範囲に亘ってほぼ所望
通りの拡大(縮小)倍率を設定でき、かつ当該設定倍率
によるフォーカス調整を行ない得る。
【0018】なお、この拡大(縮小)倍率、およびフォ
ーカス調整機構24についても、レンズ鏡筒21に対す
る映像信号変換部筒体31の摺動によるレンズ系の倍
率、およびフォーカス設定を調整、固定し得るものであ
れば、必ずしも当該構成にのみ限定されず、任意な機構
であってよい。
ーカス調整機構24についても、レンズ鏡筒21に対す
る映像信号変換部筒体31の摺動によるレンズ系の倍
率、およびフォーカス設定を調整、固定し得るものであ
れば、必ずしも当該構成にのみ限定されず、任意な機構
であってよい。
【0019】従って、上記一実施例によるビデオマイク
ロスコープの構成では、対物距離調整機構13による被
写体1とレンズ系対物面としての凸レンズ22との相対
距離の調整、ならびに、拡大(縮小)倍率、およびフォ
ーカス調整機構24によるレンズ系の倍率調整、ならび
にフォーカス調整をなすことによって、照明用ライト1
2により照明された被写体1の画像をほぼ所望通りの拡
大(縮小)倍率で2次元CCD素子32上へ鮮明に投影
して撮像でき、かつその撮像された画像信号を容易に外
部へ取り出し得るのである。
ロスコープの構成では、対物距離調整機構13による被
写体1とレンズ系対物面としての凸レンズ22との相対
距離の調整、ならびに、拡大(縮小)倍率、およびフォ
ーカス調整機構24によるレンズ系の倍率調整、ならび
にフォーカス調整をなすことによって、照明用ライト1
2により照明された被写体1の画像をほぼ所望通りの拡
大(縮小)倍率で2次元CCD素子32上へ鮮明に投影
して撮像でき、かつその撮像された画像信号を容易に外
部へ取り出し得るのである。
【0020】次に、図5(a)、(b)は、上記図1な
いし図4の実施例構成において、観察スタンド11に内
蔵した照明用ライト12の実施例を示しており、照明用
ライト12をライトホルダー16に保持させると共に、
観察スタンド11の外部に配した調整リング17によっ
て、当該ライトホルダー16、ひいては、照明用ライト
12を被写体1に対して軸方向へ摺動調整可能にさせる
ようにしたものである。
いし図4の実施例構成において、観察スタンド11に内
蔵した照明用ライト12の実施例を示しており、照明用
ライト12をライトホルダー16に保持させると共に、
観察スタンド11の外部に配した調整リング17によっ
て、当該ライトホルダー16、ひいては、照明用ライト
12を被写体1に対して軸方向へ摺動調整可能にさせる
ようにしたものである。
【0021】従って、上記被写体1に対する照明用ライ
ト12の照明位置調整機構を用いることにより、当該被
写体1に対する照明角度を任意に設定できて、被写体1
の鮮明な撮像画像が得られる。
ト12の照明位置調整機構を用いることにより、当該被
写体1に対する照明角度を任意に設定できて、被写体1
の鮮明な撮像画像が得られる。
【0022】次に、図6は、上記図1ないし図4の実施
例構成において、撮像光路上、こゝでは、観察スタンド
11内での凸レンズ22の下方光路上に可変絞り19、
ならびに絞り調整機構20を介装させると共に、観察ス
タンド11の外部に取り出した調整摘み20aによっ
て、当該絞り調整機構20を介して可変絞り19の開口
度を任意に調整し得るようにした他の実施例であり、こ
の実施例においては、被写体1の明るさに応じて、より
一層、鮮明な撮像画像が得られる。
例構成において、撮像光路上、こゝでは、観察スタンド
11内での凸レンズ22の下方光路上に可変絞り19、
ならびに絞り調整機構20を介装させると共に、観察ス
タンド11の外部に取り出した調整摘み20aによっ
て、当該絞り調整機構20を介して可変絞り19の開口
度を任意に調整し得るようにした他の実施例であり、こ
の実施例においては、被写体1の明るさに応じて、より
一層、鮮明な撮像画像が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上、各実施例において詳述したよう
に、この発明によれば、内部に被写体を照明する照明ラ
イトを配置した観察スタンドの一端開口部側に被写体を
受け入れて照明した状態において、観察スタンドに対
し、対物距離調整機構を用いることにより、被写体の撮
像光路上にレンズ系を配置したレンズ鏡筒を摺動調整し
て、被写体とレンズ系の対物側との相対的な距離を調整
でき、さらに、レンズ鏡筒に対し、拡大(縮小)倍率、
およびフォーカス調整機構を用いることにより、レンズ
系に対応する所要位置に2次元CCD素子、駆動回路な
どを配置した映像信号変換部筒体を摺動調整して、レン
ズ系による任意な拡大(縮小)倍率の設定、ならびにそ
のフォーカスの調整を連続的に行ない得るもので、この
結果、被写体の画像を所望通りの拡大(縮小)倍率で2
次元CCD素子上へ鮮明に投影して容易に撮像できるの
であり、撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するため
に、従来のようにあらかじめ所望する拡大(縮小)倍率
毎の各レンズ系を準備して、変更の度毎に各レンズ系を
一々交換する必要がなく、かつまた、ズームレンズ系を
用いる場合のように倍率可変範囲が制限されることもな
く、極めて広範囲に亘る被写体の拡大(縮小)画像を容
易に観察し得るという優れた特長がある。
に、この発明によれば、内部に被写体を照明する照明ラ
イトを配置した観察スタンドの一端開口部側に被写体を
受け入れて照明した状態において、観察スタンドに対
し、対物距離調整機構を用いることにより、被写体の撮
像光路上にレンズ系を配置したレンズ鏡筒を摺動調整し
て、被写体とレンズ系の対物側との相対的な距離を調整
でき、さらに、レンズ鏡筒に対し、拡大(縮小)倍率、
およびフォーカス調整機構を用いることにより、レンズ
系に対応する所要位置に2次元CCD素子、駆動回路な
どを配置した映像信号変換部筒体を摺動調整して、レン
ズ系による任意な拡大(縮小)倍率の設定、ならびにそ
のフォーカスの調整を連続的に行ない得るもので、この
結果、被写体の画像を所望通りの拡大(縮小)倍率で2
次元CCD素子上へ鮮明に投影して容易に撮像できるの
であり、撮像画像の拡大(縮小)倍率を変更するため
に、従来のようにあらかじめ所望する拡大(縮小)倍率
毎の各レンズ系を準備して、変更の度毎に各レンズ系を
一々交換する必要がなく、かつまた、ズームレンズ系を
用いる場合のように倍率可変範囲が制限されることもな
く、極めて広範囲に亘る被写体の拡大(縮小)画像を容
易に観察し得るという優れた特長がある。
【図1】この発明の一実施例を適用したビデオマイクロ
スコープの外観形態を示す正面図である。
スコープの外観形態を示す正面図である。
【図2】同上ビデオマイクロスコープの外観形態を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】同上ビデオマイクロスコープの外観形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】同上図1のA−A線部における概要構成を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図5】同上ビデオマイクロスコープの照明用ライトに
対する他の各別の実施例による概要構成を示す要部の正
面図、および断面図である。
対する他の各別の実施例による概要構成を示す要部の正
面図、および断面図である。
【図6】同上ビデオマイクロスコープの撮像光路上に可
変絞りを介装させた他の実施例による概要構成を示す要
部の断面図である。
変絞りを介装させた他の実施例による概要構成を示す要
部の断面図である。
1 被写体 11 観察スタンド 12 照明用ライト 13 対物距離調整機構 14 長孔 14a 対物距離目盛 15 固定ノブ 16 ライトホルダー 17 調整リング 19 可変絞り 20 絞り調整機構 20a 調整摘み 21 レンズ鏡筒 22 凸レンズ(レンズ系) 23 指標 24 拡大(縮小)倍率、およびフォーカス調整機構 25 覆い 26 ピニオン 27 ピニオン軸 28 粗調節ノブ 29 微調節ノブ 31 映像信号変換部筒体 31a 指標となる上縁 32 2次元CCD素子(撮像素子) 33 駆動回路など 34 ケーブルコネクタ 35 ラック歯 36 拡大(縮小)倍率目盛
Claims (3)
- 【請求項1】 一端開口部側を被写体に対面させ、内部
に被写体を照明する照明ライトを配置した観察スタンド
と、 前記被写体に対する撮像光路上の一端部にレンズ系を配
置して、前記観察スタンドの他端開口部側に摺動自在に
嵌挿されるレンズ鏡筒と、 前記レンズ系に対応する所要位置に2次元CCD素子、
およびその駆動回路などを配置して、前記レンズ鏡筒の
他端開口部側に摺動自在に嵌挿される映像信号変換部筒
体とを備え、 前記観察スタンドとレンズ鏡筒との間には、前記被写体
とレンズ系の対物側との相対的な距離を調整する対物距
離調整機構を設け、 前記レンズ鏡筒と映像信号変換部筒体との間には、前記
レンズ系による拡大(縮小)倍率の変更調整、ならびに
フォーカスを調整するラック・ピニオンなどの拡大(縮
小)倍率、およびフォーカス調整機構を設けて構成した
ことを特徴とするビデオマイクロスコープ。 - 【請求項2】 前記照明用ライトの被写体に対する照明
位置の調整機構を設けたことを特徴とする請求項1記載
のビデオマイクロスコープ。 - 【請求項3】 前記撮像光路上の一部に可変絞り、なら
びに当該可変絞りの開口度を外部から調整する絞り調整
機構を介装させたことを特徴とする請求項1記載のビデ
オマイクロスコープ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3332941A JP2509120B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ビデオマイクロスコ―プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332941A JP2509120B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ビデオマイクロスコ―プ |
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---|---|
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Family
ID=18260520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332941A Expired - Lifetime JP2509120B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ビデオマイクロスコ―プ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509120B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003012519A1 (fr) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Japan Science And Technology Corporation | Mecanisme de microscope fin a deplacement vertical |
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JP2006139210A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Olympus Corp | 顕微鏡観察装置 |
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Families Citing this family (1)
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-
1991
- 1991-11-22 JP JP3332941A patent/JP2509120B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003012519A1 (fr) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Japan Science And Technology Corporation | Mecanisme de microscope fin a deplacement vertical |
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KR100934357B1 (ko) * | 2008-12-22 | 2009-12-28 | 이든기술 주식회사 | 전자현미경 |
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