JPH05145801A - インパルスノイズ除去装置 - Google Patents

インパルスノイズ除去装置

Info

Publication number
JPH05145801A
JPH05145801A JP32709191A JP32709191A JPH05145801A JP H05145801 A JPH05145801 A JP H05145801A JP 32709191 A JP32709191 A JP 32709191A JP 32709191 A JP32709191 A JP 32709191A JP H05145801 A JPH05145801 A JP H05145801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
noise
impulse noise
detection
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32709191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3291306B2 (ja
Inventor
Masaki Suyama
正樹 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP32709191A priority Critical patent/JP3291306B2/ja
Priority to US07/893,462 priority patent/US5268760A/en
Priority to GB9211871A priority patent/GB2256991A/en
Priority to FR9206882A priority patent/FR2679088A1/fr
Priority to DE4218898A priority patent/DE4218898A1/de
Publication of JPH05145801A publication Critical patent/JPH05145801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291306B2 publication Critical patent/JP3291306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インパルスノイズ除去後の残留インパルスノ
イズを小さくすることによりインパルスノイズ除去効果
を向上させることである。 【構成】 インパルスノイズ検出部とノイズ補間部との
間に、シフトレジスタ64、アンド回路68、オア回路
70およびD型フリップフロップ72から成る残留イン
パルスノイズ除去回路が介挿されている。インパルスノ
イズ検出信号の検出時間幅が一定の値、例えばシステム
クロックの5周期以上あった場合のみ、その時間幅が延
長され、残留インパルスノイズを減少させる。 【効果】 誤検出を増大させることなく、残留インパル
スノイズをも減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、衛星放送受信
機等のテレビジョン受信装置において、チューナの後で
映像信号に発生するインパルスノイズ、例えばメダカノ
イズを除去するための装置に係り、特に残留インパルス
ノイズをも除去して画質をより一層改善しようとするイ
ンパルスノイズ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送の電波はマイクロ波帯であるた
め、降雨やアンテナへの積雪などにより受信レベルが低
下すると、受信信号のC/N(キャリア/ノイズ)が低
下する。C/Nが低下していくにしたがい、FM復調後
の映像信号のS/N(信号/ノイズ)が低下していき、
さらに、C/Nが低下して、スレッシュホールド値を超
えると、メダカノイズと呼ばれるインパルスノイズが発
生する。
【0003】図6は映像信号に発生するメダカノイズの
波形を示すもので、(a)に示す階段状に輝度の変化す
る映像信号Aに対して、(b)に示すように、C/Nが
低下してメダカノイズBが発生する。このメダカノイズ
が発生すると、輝度が数100n秒にわたり著しく高く
なったり低くなったりする。これをモニタ画面上で見る
と、白もしくは黒のメダカ状に見え、画像の質は大きく
損なわれる。このようなメダカノイズを除去するため
に、例えば、1990年8月財団法人テレビジョン学会
技術報告、Vol.14,No.42,P16−18に記載さ
れた図7に示すようなノイズ除去回路が知られている。
図7において、51はディジタルノイズフィルタ、52
は差分回路、53は比較回路、54は誤検出防止回路で
ある。まず、復調信号をAD変換し、ディジタルノッチ
フィルタ51で色副搬送波とディジタル音声副搬送波を
除去する。次に差分回路52で映像信号の高域成分を取
り出す。レベル比較回路53で信号をしきい値と比較
し、しきい値を越える画素をインパルスノイズの候補と
判定する。さらに誤検出を防ぐため回路54で上下の画
素がインパルスノイズの候補でない場合に初めて、イン
パルスノイズと判定する。
【0004】このノイズ除去回路を使用して、映像信号
の復調信号からメダカノイズを検出し、検出したメダカ
ノイズを含む画素を、1フィールドまたは1走査線前後
のメダカノイズを含まない画素で置き換えることにより
メダカノイズを除去している。具体的には、置き換える
画素を選択するとき、映像信号中に周波数多重されてい
る色副搬送波の位相が、画素を置き換えた後で連続とな
るように、図3に示すように、1フィールドまたは1走
査線前後の斜めの画素で置き換える必要がある。
【0005】このようなフィールド内の水平および垂直
相関性からノイズを検出する従来のインパルスノイズ検
出回路では、メダカノイズの誤検出が生じ易い欠点があ
った。また、従来の回路では、複合映像信号のまま補間
しているので、色副搬送波の位相を合わせる必要があ
り、そのため、補間をする必要があり、隣接する斜めの
画素で補間しているので、補間の精度が悪いという問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本出願人は先
に、上述したように受信信号のC/Nが低下し、インパ
ルスノイズが発生した場合の映像信号に対し、インパル
スノイズの検出および除去を正確かつ確実に行い、損な
われた画質の補償を精度良く行うことができるノイズ除
去回路を特願平3−163626号において提案した。
図3は上記ノイズ検出回路を含むテレビジョン受信装置
で、アンテナ1により受信された受信信号を、LNB2
において、第1IF信号3に周波数変換し、チューナ4
に送る。チューナ4では、希望するチャンネルを選局
し、FM復調する。このチューナ4からは、映像信号
5、検波信号7、音声信号11を出力する。検波信号7
は、FM復調直後の信号であり、この検波信号7をディ
エンファシスした後に、15Hz三角波を除去し、さら
に、映像信号帯域のLPFを通過させて映像信号5を得
る。ノイズリダクション回路6では、メダカノイズの検
出および除去を行なうが、その詳細な構成については後
述する。
【0007】ノイズリダクション回路6において、メダ
カノイズを検出する際に、メダカノイズでない部分をメ
ダカノイズであると誤って検出する(誤検出する)場合
があり、この誤検出部分に対してノイズ除去動作を行な
うと、その部分の画質が損なわれる。そのため、誤検出
の発生確率を、メダカノイズの発生確率より充分小さく
しなければならない。また、メダカノイズの発生しない
C/N(例えば約6dB以下)が得られている場合に
は、ノイズリダクション回路6でのノイズ除去を禁止す
る必要がある。
【0008】そのために、ノイズ検波回路8を設け、C
/Nを検出している。このノイズ検波回路8は、検波信
号7に含まれるノイズ成分のみを検波し、ノイズレベル
(例えば、1〜2V程度)に応じた電圧を得るものであ
り、その電圧からメダカノイズの発生するC/Nである
か否かを判定し、判定結果をノイズリダクション回路6
に、ノイズリダクション制御信号9として出力するもの
である。
【0009】この制御信号9が、メダカノイズの発生す
るC/Nであることを示す場合は、ノイズリダクション
回路6において、映像信号中のメダカノイズ部分を検出
し、その部分の輝度を補間処理してノイズリダクション
映像信号10としてモニタ12に供給する。また、制御
信号9が、メダカノイズの発生しないC/Nであること
を示す場合は、チューナ4からの映像信号5を補間しな
いでそのままモニタ12に供給する。一方、チューナ4
からの音声信号を従来と同様にモニタ12に供給する。
【0010】図4は上記ノイズリダクション回路の概略
構成を示す。同図において、チューナ4からのFM復調
された映像信号5はA/D変換器13により4fsc
(約14.318MHz)のサンプリング周波数でA/D
変換され、YC分離回路14で輝度信号(Y信号)とク
ロマ信号(C信号)に分離される。Y信号はインパルス
ノイズ検出回路6−1に加えられて、このY信号により
インパルスノイズ(メダカノイズ)を検出し、その検出
結果に応じてノイズ補間回路6−2,6−3によってY
信号およびC信号に対し、ノイズ検出された画素をノイ
ズを含まない隣接画素で補間する。補間されたYおよび
C信号はYCミックス回路39でミックスされ、D/A
変換回路40でD/A変換され出力される。
【0011】図5はノイズリダクション回路6の具体的
構成例を示すブロック図で、13はA/D変換器、14
はYC分離回路、15は輝度信号、16−1〜16−4
はラインメモリ、17は1H遅延輝度信号、18は2H
遅延輝度信号、19はフレームメモリ、20はフレーム
遅延輝度信号、21〜23は差信号、24−1〜24−
3は絶対値回路、25−1〜25−3は比較回路、26
はしきい値、27は3入力AND回路、28はメダカノ
イズ検出信号、29は補間輝度信号、30,31はスイ
ッチ、32はクロマ信号、33は1H遅延クロマ信号、
34は2H遅延クロマ信号、35は位相反転回路、36
は補間クロマ信号、37,38はスイッチ、39はYC
ミックス回路、40はDA変換器、41−1〜41−3
は減算器、42−1〜42−2は加算器、43−1〜4
3−2は1/2乗算器を示す。
【0012】図5において、チューナ4からの映像信号
5を、A/D変換器13を通した後、YC分離回路14
で輝度信号15とクロマ信号32とに分離し、それぞれ
ラインメモリ16−1〜16−4に供給する。
【0013】そして、ラインメモリ16−1および16
−2からそれぞれ1Hおよび2H遅延輝度信号17およ
び18を得る。一方、ラインメモリ16−3〜16−4
からそれぞれ1Hおよび2Hクロマ信号33および34
を得る。また、1H遅延輝度信号17をフレームメモリ
19に通してフレーム遅延輝度信号20を得る。
【0014】次に、1H遅延輝度信号n(0)17か
ら、2H遅延輝度信号n(A)18、輝度信号n(B)
15およびフレーム遅延輝度信号n(C)20をそれぞ
れ減算器41−1〜41−3で減算し、それらの差信
号、すなわち、n(0)−n(A)信号21、n(0)
−n(B)信号22、n(0)−n(C)信号23を算
出し、それらの差信号を絶対値回路24−1〜24−3
に通して絶対値を求め、それぞれ比較回路25−1〜2
5−3でしきい値26との大小を判定し、その結果を3
入力AND回路の27へ入力して得られるものがメダカ
ノイズ検出信号28である。ここで、しきい値26は実
験により最適値を設定する。
【0015】メダカノイズが検出された際には、その検
出された部分を何らかの信号に置き換える動作つまり補
間が必要になる。そこで、図4の実施例では、輝度信号
15と2H遅延輝度信号18を加算器42−1、1/2
乗算器43−1に通して、それらの信号の平均値により
補間を行ない、これを補間輝度信号29としてスイッチ
30に入力する。
【0016】スイッチ30では、1H遅延輝度信号17
と補間輝度信号29とを、AND回路27の出力である
メダカノイズ検出信号28により選択し、出力する。ス
イッチ31では、メダカノイズの発生しないC/Nにお
いては、1H遅延輝度信号17を選択し、メダカノイズ
の発生するC/Nにおいては、スイッチ30出力を選択
するようノイズリダクション制御信号9により制御す
る。
【0017】クロマ信号32についても、メダカノイズ
が検出されたときには、補間を行なう必要がある。そこ
で、クロマ信号32と2H遅延クロマ信号34を加算器
42−2、1/2乗算器43−2に通して、それらの信
号の平均値を求め、それを、位相反転回路35により位
相反転して補間クロマ信号36を得、この信号36と1
H遅延クロマ信号33とをスイッチ37,38に入力
し、スイッチ30と同期して動作するスイッチ37にお
いて、メダカノイズ検出信号28により選択して出力す
る。スイッチ38は、スイッチ31と同期しており、そ
の動作も全く同様である。
【0018】ここで、補間クロマ信号36を位相反転回
路35により位相反転しているのは、NTSC方式で
は、クロマ信号は1ライン毎に位相が反転しているた
め、補間クロマ信号36を1H遅延クロマ信号33と同
位相にするためである。スイッチ31および38の出力
を、YCミックス回路39で複合した後、D/A変換器
40によりアナログ信号化し、ノイズリダクション映像
信号10として出力する。
【0019】ところで、上述したような衛星放送受信機
等に用いられているインパルスノイズの検出手段として
ライン相関およびフレーム相関を利用した場合に検出さ
れるインパルスノイズ検出信号は、設定したしきい値の
大小によってインパルスノイズ除去の効果に差があらわ
れる。
【0020】図8はしきい値の大きさが異なった場合の
インパルスノイズ検出信号を示したものであり、同図
(a)と(b)では、(a)の方が(b)よりもしきい
値が大きい。ここで図8中の斜線部はインパルスノイズ
除去時に、除去されずに残る部分を示している。この部
分を便宜上、残留インパルスノイズと呼ぶことにする。
この残留インパルスノイズは、図8(b)に示すように
しきい値を小さくすれば小さくなりインパルスノイズ除
去の効果は向上する。しかし、このようにすると、イン
パルスノイズでない部分をインパルスノイズであると誤
検出する確立が高くなり、インパルスノイズ除去後の画
像に誤検出歪を発生させ、画質を低下させる傾向が現わ
れてくる。そのため、前述した先願のノイズ除去回路に
おいても、しきい値は無限に小さな値とすることはでき
ず、ある程度の残留インパルスノイズを容認せざるを得
ないという問題があった。
【0021】本発明の目的はインパルスノイズ除去後の
残留インパルスノイズを減少させることにより、インパ
ルスノイズ除去効果を更に向上させることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインパルスノイズ除去装置は、受信アンテ
ナからの受信信号を復調し、検波信号および輝度情報を
含む映像信号を得る復調手段と、前記検波信号に含まれ
たノイズ成分レベルと所定基準レベルとの比較により、
前記映像信号に含まれた単発の輝度変化の大きいインパ
ルスノイズ成分を検出し、上記比較の結果に応じた所定
検出時間のノイズ検出信号を出力するインパルスノイズ
検出手段と、前記ノイズ検出信号の検出時間が、所定周
期の制御信号により該周期に基づいて所定時間以上の時
には、残留インパルスノイズを含むと判定し、該残留イ
ンパルスノイズを除去するように上記検出時間を前記周
期に基づいて延長し、前記検出時間が延長されたインパ
ルスノイズ除去信号を出力するインパルスノイズ除去手
段と、を有することを特徴とする。また、前記インパル
スノイズ除去手段は、好適には前記検出時間が前記周期
に基づいて所定時間以下の時には、インパルスノイズ誤
検出と判定し、該検出時間のインパルスノイズ除去信号
を出力するように構成するとよい。
【0023】
【作用】本発明のインパルスノイズ除去装置において検
波信号に含まれたノイズ成分レベルと所定基準レベルと
が比較されることにより、映像信号に含まれたインパル
スノイズ成分が検出され、上記比較結果に応じた所定検
出時間のノイズ検出信号が出力される。このノイズ検出
信号の検出時間が制御信号の周期に基づいて所定時間以
上の時には残留ノイズと判定され、この残留インパルス
ノイズを除去するように検出時間を上記周期に基づいて
延長し、検出時間延長されたインパルスノイズ除去信号
が出力される。
【0024】
【実施例】以下図面に示す本発明の一実施例を説明す
る。衛星放送受信機のチューナでは、ほとんど全てがP
LL検波方式を用いている。このPLL検波方式の動作
中に発生するインパルスノイズの波形はほぼ一様の形状
を持っている。インパルスノイズの波形がほぼ一定であ
れば、インパルスノイズ検出のためのしきい値を所定値
に設定すると、その場合のインパルスノイズ検出信号は
ほぼ一定の時間幅を持つことになる。従ってこのしきい
値を適切に設定すると、誤検出信号の時間幅は真のイン
パルスノイズ検出信号の時間幅に比べてほとんどの場合
において小さくすることが可能である。
【0025】図9はしきい値を上述のように適切に設定
した時の時間幅t1およびt2を有する真のインパルス
ノイズ検出信号および時間幅te1,te2を有する誤
差検出信号を示す。この場合、真のインパルスノイズ検
出信号の時間幅の平均をtとすると、t≒t1≒t2、
te1<t、te2<tの関係が成立する。
【0026】この関係を利用してインパルスノイズ検出
信号の時間幅がtとほぼ等しくなる場合は、インパルス
ノイズ除去の時間を延長して残留インパルスノイズを減
少させ、時間幅がtよりも小さい場合には特別な処理を
施さない制御を行う信号を作り、前記先願のインパルス
ノイズ検出信号(メダカノイズ検出信号)と置き換える
ことにより、インパルスノイズ除去後の残留インパルス
ノイズを減少させることができ、より効果の大きいイン
パルスノイズ除去を行い得る。
【0027】図1は本発明によるインパルスノイズ除去
装置の一実施例の主要部を構成する残留インパルスノイ
ズ除去回路である。同図において、60はインパルスノ
イズ検出信号、62はシステムクロック、64はシフト
レジスタ、66はシフトレジスタ出力、68はアンド回
路、70はオア回路、72はD型フリップフロップ、7
4は該フリップフロップのクロック入力、76は該フリ
ップフロップのQ出力、78はインパルスノイズ除去信
号である。上記残留インパルスノイズ除去回路は、例え
ば、図4および図5のノイズリダクション回路のA−
A’点に介挿される。
【0028】ノイズリダクション回路6から出力される
インパルスノイズ検出信号60はシフトレジスタ64、
アンド回路68およびオア回路70に加えられ、アンド
回路68からの出力はフリップフロップ72のクロック
入力74となり、また前記シフトレジスタ出力66はア
ンド回路68およびフリップフロップ72のクリア端子
バ−CLRに与えられると共にそのQ出力76はオア回
路70に加えられる。その結果、上記各回路では、図2
のタイミングチャートに示すような信号処理が行われ、
インパルスノイズ検出信号60の検出時間が、一定の
値、例えば、システムクロック62(つまりサンプリン
グクロック)にしてその5周期以上であった場合には、
真のインパルスノイズありと判定し、5周期未満であっ
た場合には誤検出と判定させている。
【0029】表1にフリップフロップ72の真理値表を
示す。
【0030】
【表1】
【0031】即ち、図2のタイミングチャート上のイン
パルスノイズ検出信号60において、tnの検出時間幅
の部分は真のインパルスノイズで、teの検出時間幅の
部分は誤検出部分であり、インパルスノイズ除去信号7
8はインパルスノイズ検出信号60の検出時間幅がシス
テムクロック62の5周期以上あった場合のみ、その時
間幅が延長される。この時の延長時間taはシステムク
ロック62の5周期以上6周期未満である。
【0032】なお、本実施例では、シフトレジスタおよ
びD型フリップフロップを用いたが、これらに限定され
るものではなく、同等の出力が得られるものであれば、
どのような回路を用いてもよい。また、本実施例では、
衛星放送のテレビ受信の場合を例にとって説明したが、
これに限らずインパルスノイズ状のノイズで残留インパ
ルスノイズを有する受信装置であれば広範囲に適用可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインパルス
ノイズ除去装置によれば、誤検出を増大させることな
く、残留インパルスノイズをも減少させることができ、
インパルスノイズ除去による画質改善等の効果が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインパルスノイズ除去装置の一実
施例の主要部を構成する残留インパルスノイズ除去回路
を示すブロックである。
【図2】図1の回路の動作説明用タイミングチャートで
ある。
【図3】ノイズ検出回路を含むテレビジョン受信装置を
示すブロック図である。
【図4】ノイズリダクション回路の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図5】ノイズリダクション回路の具体的構成例を示す
ブロック図である。
【図6】映像信号に発生するメダカノイズの波形を示す
特性図である。
【図7】従来のノイズ除去回路を示すブロック図であ
る。
【図8】しきい値とインパルスノイズ検出信号との関係
を示す波形図である。
【図9】インパルスノイズ検出信号を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
6 ノイズリダクション回路 8 ノイズ検出回路 64 シフトレジスタ 72 D型フリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信アンテナからの受信信号を復調し、
    検波信号および輝度情報を含む映像信号を得る復調手段
    と、 前記検波信号に含まれたノイズ成分レベルと所定基準レ
    ベルとの比較により、前記映像信号に含まれた単発の輝
    度変化の大きいインパルスノイズ成分を検出し、上記比
    較の結果に応じた所定検出時間のノイズ検出信号を出力
    するインパルスノイズ検出手段と、 前記ノイズ検出信号の検出時間が、所定周期の制御信号
    により該周期に基づいて所定時間以上の時には、残留イ
    ンパルスノイズを含むと判定し、該残留インパルスノイ
    ズを除去するように上記検出時間を前記周期に基づいて
    延長し、前記検出時間が延長されたインパルスノイズ除
    去信号を出力するインパルスノイズ除去手段と、 を有することを特徴とするノイズ除去装置。
  2. 【請求項2】 前記インパルスノイズ除去手段は、前記
    検出時間が前記周期に基づいて所定時間以下の時には、
    インパルスノイズ誤検出と判定し、該検出時間のインパ
    ルスノイズ除去信号を出力することを特徴とする請求項
    1に記載のインパルスノイズ除去装置。
JP32709191A 1991-06-07 1991-11-15 インパルスノイズ除去装置 Expired - Fee Related JP3291306B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32709191A JP3291306B2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 インパルスノイズ除去装置
US07/893,462 US5268760A (en) 1991-06-07 1992-06-04 Motion adaptive impulse noise reduction circuit
GB9211871A GB2256991A (en) 1991-06-07 1992-06-04 Impulse noise eliminating circuit for a television receiver
FR9206882A FR2679088A1 (fr) 1991-06-07 1992-06-05 Circuit d'elimination des bruits pour un recepteur de television.
DE4218898A DE4218898A1 (de) 1991-06-07 1992-06-09 Rauschunterdrueckungsschaltung fuer einen fernsehempfaenger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32709191A JP3291306B2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 インパルスノイズ除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05145801A true JPH05145801A (ja) 1993-06-11
JP3291306B2 JP3291306B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=18195194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32709191A Expired - Fee Related JP3291306B2 (ja) 1991-06-07 1991-11-15 インパルスノイズ除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291306B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258848A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減装置、ノイズ低減方法、及び電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258848A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減装置、ノイズ低減方法、及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3291306B2 (ja) 2002-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950005647B1 (ko) 엔티에스씨(ntsc) 신호와 에치디티브이(hdtv) 신호의 공용 수신시스템
EP0546840B1 (en) Video signal processing apparatus
NZ201838A (en) Reducing line scan artifacts in television display
US5268760A (en) Motion adaptive impulse noise reduction circuit
JPWO2002060188A1 (ja) Y/c分離回路および方法
KR930002142B1 (ko) 다중신호 전송장치 및 다중신호 수신장치
JPH06327030A (ja) 動き検出回路
US4796088A (en) Noise reducer using magnitude of noise and non-linear signal processing
EP0590831A2 (en) Luminance and chrominance signal separation circuits
JP3980692B2 (ja) クシ形フィルタおよび映像機器
JPH0628468B2 (ja) Fmテレビジョンシステムにおけるベ−スバンドを用いた信号対雑音比の改善
JP3291306B2 (ja) インパルスノイズ除去装置
JP3236629B2 (ja) テレビジョン受像機のカラー伝送システム判別回路
JP2003511935A (ja) デジタルテレビジョン信号及びアナログテレビジョン信号のデジタル化/処理装置
JP3513161B2 (ja) インパルスノイズ除去装置
KR910007207B1 (ko) 복합 컬러 비디오신호의 휘도/색도 분리회로
JP3308705B2 (ja) インパルスノイズ除去回路
JPH057314A (ja) テレビジヨン受信機のノイズ除去装置
JPH04361481A (ja) テレビジョン受信装置のノイズ除去回路
JP2928597B2 (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置
JP4612201B2 (ja) 色信号復調装置
JP3253482B2 (ja) 色信号復調回路
GB2289592A (en) Advanced comb filter
KR0141132B1 (ko) 휘도신호/색신호 분리장치
JP2557511B2 (ja) テレビジョン表示画面の動き検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees