JPH05145529A - クロツク系統切替装置 - Google Patents

クロツク系統切替装置

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Publication number
JPH05145529A
JPH05145529A JP3306450A JP30645091A JPH05145529A JP H05145529 A JPH05145529 A JP H05145529A JP 3306450 A JP3306450 A JP 3306450A JP 30645091 A JP30645091 A JP 30645091A JP H05145529 A JPH05145529 A JP H05145529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
switching
data
clock signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3306450A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sakurai
均 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3306450A priority Critical patent/JPH05145529A/ja
Publication of JPH05145529A publication Critical patent/JPH05145529A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロックの現用系から予備系への切り替え時
のエラー発生をなくす。 【構成】 データ断検出部14は、識別再生部6のパル
ス再生部12が出力するデータ信号を受け取り、その信
号が表わすデータの各ビットがオール“0”のとき、ク
ロック系統を現用系から予備系に切り替えるためのクロ
ック系統切替信号を発生する。その結果、従属同期系で
は、クロック信号をクロック禁止部3が出力する現用系
のクロック信号から、予備系のクロック信号に切り替え
る。ただし、その後、クロック断検出部2が、その零連
耐力の限界を越える時間内にクロック断アラーム信号を
出力しない場合には、切戻信号発生部13はクロック系
統切戻信号を出力し、その結果、従属同期系では再びク
ロック信号が切り替えられ、予備系から現用系のクロッ
ク信号に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信信号の異常を検出
してクロック系統の切り替えを行うクロック系統切替装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル中継伝送方式のB−U変換部
は雑音や歪みに強く、受信バイポーラ信号のパルス波形
が少々崩れてもパルスの有無さえ分かればもとの信号を
正しく再生できる。従って、伝送媒体で受けた損失、波
形歪みなどが蓄積されないようにして信号を伝送するこ
とができる。
【0003】図2にこのようなB−U変換部のブロック
図を示す。等化増幅器7からなる波形整形部4は、伝送
路15より入力され、損失により歪みの生じた受信バイ
ポーラ信号を、パルスの有無が識別できる程度にまで波
形整形し、かつ増幅して出力する。タイミング抽出部5
は、等化増幅器7の出力信号よりタイミングパルスを抽
出し、クロック信号として出力する。さらに詳しくは、
全波整流器8がまず等化増幅器4からの信号を全波整流
し、共振回路9はその出力信号からタイミング抽出を行
い、リミッタ10は共振回路9の出力信号よりクロック
信号を生成し、受信バイポーラ信号より抽出されたクロ
ック信号として出力する。
【0004】そして、識別再生部6の判別部は、リミッ
タ10からのクロック信号のタイミングで、等化増幅器
4の出力信号の振幅を測定し、その値が一定値以上のと
き所定の信号を出力する。パルス再生部12はこの信号
を受け取った場合、パルスを発生し、受信バイポーラ信
号より抽出されたデータ信号として出力する。
【0005】クロック断検出部は、リミッタ10からの
クロック信号を監視し、それが断となった場合には、ク
ロック断アラーム信号を出力する。クロック禁止部3は
通常はリミッタ10からのクロック信号を出力している
が、クロック断検出部2がクロック断アラーム信号を出
力した場合には、クロック信号の出力を停止する。
【0006】そして、クロック断検出部2が出力するク
ロック断アラーム信号がクロック系統の切り替えに用い
られる。すなわち、クロック信号に関して冗長構成とな
っている従属同期系では、第1および第2のB−U変換
部からのクロック信号をそれぞれ現用系と予備系とし、
第1のB−U変換部のクロック断検出部からクロック断
アラーム信号が入力されない場合には、現用系のクロッ
ク信号をその系の基準クロック信号として用い、一方、
上記クロック断アラーム信号が入力された場合には、基
準クロック信号を予備系のクロック信号に切り替えるよ
うになっている。
【0007】ところで、受信バイポーラ信号が途切れた
場合、タイミング抽出部5の共振回路9には信号が入力
されなくなるが、共振回路9はその後も自走し、約80
〜100bits分のクロック信号を出力する。従っ
て、クロック断検出部2は、受信バイポーラ信号が断と
なってもすぐにはクロック断アラーム信号を出力せず、
約80〜100bits分のクロック信号に相当する時
間の後にクロック断アラーム信号を出力する。すなわ
ち、クロック断アラーム信号は、約80〜100bit
sの零連耐力をもつことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はバ
イポーラ信号が断となっても、クロック系の切り替えに
用いられるクロック断アラーム信号はすぐには出力され
ず、従って、その間、共振回路9の自走によるクロック
信号が従属同期系に供給される。そして、共振回路9の
自走によるクロック信号は上述のように約80〜100
bits分の長期間に渡って出力されるので、クロック
信号の周波数や位相は実際の受信バイポーラ信号の周波
数や位相とは大きく異なったものとなる。その結果、そ
の後クロック断アラーム信号が出力されてクロック信号
が予備系に切り替えられたとき、従属同期系のデータに
バースト的に多くのエラーが発生してしまう。
【0009】本発明の目的は、このような問題を解決
し、受信バイポーラ信号断などのライン障害に伴うクロ
ック信号の現用系から予備系への切り替え時に、エラー
が発生しないようにするクロック系統切替装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック系統切
替装置は、ディジタル中継伝送方式のB−U変換部が受
信信号から抽出したデータ信号を受け取り、その信号が
表すデータの値にもとづいて前記受信信号の異常を検出
し、クロック系統を切り替えるためのクロック切替信号
を出力する切替信号発生手段と、前記B−U変換部が受
信信号から抽出したクロック信号を受け取り、そのクロ
ック信号が断となったとき、クロック断検出信号を出力
するクロック断検出手段と、前記切替信号発生手段が前
記クロック切替信号を出力し、その後所定の時間内に前
記クロック断検出手段が前記クロック断検出信号を出力
しなかったとき、クロック系統をもとに戻すためのクロ
ック切戻信号を出力する切戻信号発生手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1に本発明によるクロック系統切替装置の
一例を示す。この装置は、図2に示した回路に、データ
断検出部14および切戻信号発生部13を追加した構成
となっている。
【0012】データ断検出部14は、識別再生部6のパ
ルス再生部12が出力するデータ信号を受け取り、その
信号が表すデータの各ビットがオール“0”のとき、ク
ロック系統を現用系から予備系に切り替えるためのクロ
ック系統切替信号を発生する。
【0013】PCM多重化装置では交換機からの音声信
号はレベル調整され、フィルタにより帯域制限された
後、符号回路でPCM信号に変換される。μ−1awの
符号化方式では、15折れ線(μ=255)近似の圧伸
特性が用いられ、信号は入力レベル“0”付近に“1”
が多い折り返し2進符号に符号化され、第1ビットで極
牲が表され、第2〜第8ビットでレベルの絶対値が表さ
れる。このような入力レベルの“0”付近に“1”が多
い折り返し2進符号では、電話信号はその特性上、無通
話状態、すなわち入力レベルが“0”の状態がかなり多
いので、PCM出力ではオール“1”にマークされる確
率が高く、オール“0”のパターンが連続することは確
率的に低い。従って、パルス再生部6からのデータ信号
が上述のようにオール“0”となった場合には、高い確
率で受信バイポーラ信号断などのライン障害が発生した
と判断できる。
【0014】切戻信号発生部13は、データ断検出部1
4がクロック系統切替信号を出力した後、クロック断検
出部2の零連耐力の限界を越える時間内にクロック断検
出部2がクロック断アラーム信号を出力しない場合に
は、クロック系統をもとに戻すためのクロック系統切り
戻し信号を出力する。
【0015】次に動作を説明する。データ断検出部14
は、識別再生部6のパルス再生部12が出力するデータ
信号を受け取り、その信号が表すデータの各ビットがオ
ール“0”のとき、クロック系統を現用系から予備系に
切り替えるためのクロック系統切替信号を発生する。そ
の結果、従属同期系(図示せず)では、クロック信号を
クロック禁止部3が出力する現用系のクロック信号か
ら、予備系のクロック信号に切り替える。
【0016】その後、クロック断検出部2が、その零連
耐力の限界を越える時間内にクロック断アラーム信号を
検出した場合には、受信バイポーラ信号断などのライン
障害が確かに発生していたことになり、切戻信号発生部
13はクロック系統切戻信号を出力せず、従って従属同
期系では予備系のクロック信号に切り替えられた状態が
維持される。一方、クロック断検出部2が、その零連耐
力の限界を越える時間内にクロック断アラーム信号を出
力しない場合には、受信バイポーラ信号断などのライン
障害は発生していなかったことになり、切戻信号発生部
13はクロック系統切戻信号を出力する。その結果、従
属同期系では、再びクロック信号が切り替えられ、クロ
ック信号は予備系のクロック信号から現用系に戻され
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のクロック系
統切替装置では、切替信号発生手段がディジタル中継伝
送方式のB−U変換部が受信信号から抽出したデータ信
号を受け取り、その信号が表すデータの値に基もとづい
て受信信号の異常を検出し、クロック系統を切り替える
ためのクロック切替信号を出力する。従って、受信バイ
ポーラ信号断などのライン障害が発生した場合、従属同
期系では直ちにクロック信号を切り替えることができ、
従来のようなクロック系統切替時のエラー発生をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック系統切替装置の一例を示
すブロック図である。
【図2】従来のクロック系統切替装置の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 B−U変換部 2 クロック断検出部 3 クロック禁止部 4 波形整形部 5 タイミング抽出部 6 識別再生部 7 等化増幅器 8 全波整流器 9 共振回路 10 リミッタ 11 判別部 12 パルス再生部 13 切戻信号発生部 14 データ断検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル中継伝送方式のB−U変換部が
    受信信号から抽出したデータ信号を受け取り、その信号
    が表すデータの値にもとづいて前記受信信号の異常を検
    出し、クロック系統を切り替えるためのクロック切替信
    号を出力する切替信号発生手段と、 前記B−U変換部が受信信号から抽出したクロック信号
    を受け取り、そのクロック信号が断となったとき、クロ
    ック断検出信号を出力するクロック断検出手段と、 前記切替信号発生手段が前記クロック切替信号を出力
    し、その後所定の時間内に前記クロック断検出手段が前
    記クロック断検出信号を出力しなかったとき、クロック
    系統をもとに戻すためのクロック切戻信号を出力する切
    戻信号発生手段とを備えたことを特徴とするクロック系
    統切替信号。
JP3306450A 1991-11-22 1991-11-22 クロツク系統切替装置 Pending JPH05145529A (ja)

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JP3306450A JPH05145529A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 クロツク系統切替装置

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JPH05145529A true JPH05145529A (ja) 1993-06-11

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JP3306450A Pending JPH05145529A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 クロツク系統切替装置

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