JPH05219034A - クロック系統切替方式 - Google Patents
クロック系統切替方式Info
- Publication number
- JPH05219034A JPH05219034A JP4042169A JP4216992A JPH05219034A JP H05219034 A JPH05219034 A JP H05219034A JP 4042169 A JP4042169 A JP 4042169A JP 4216992 A JP4216992 A JP 4216992A JP H05219034 A JPH05219034 A JP H05219034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- zero
- extracted
- discrimination
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信バイポーラ信号断などのライン障害によ
るクロックの現用系から予備系への切り替え時のエラー
発生を少なくする新規のクロック系統切替方式を提供す
ること。 【構成】 ディジタル中継伝送方式の受信側におけるB
−U変換部4,51が、識別再生部56と、この識別再
生部56によりパルス再生された受信データを監視する
ゼロ8連検出部6とを有し、このゼロ8連検出部6の出
力信号によりクロック系統の切替え動作を行うこと。
るクロックの現用系から予備系への切り替え時のエラー
発生を少なくする新規のクロック系統切替方式を提供す
ること。 【構成】 ディジタル中継伝送方式の受信側におけるB
−U変換部4,51が、識別再生部56と、この識別再
生部56によりパルス再生された受信データを監視する
ゼロ8連検出部6とを有し、このゼロ8連検出部6の出
力信号によりクロック系統の切替え動作を行うこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己同期方式のB−U
変換回路のタイミング抽出方式に関し、特にクロック系
統切替方式に関する。
変換回路のタイミング抽出方式に関し、特にクロック系
統切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル中継伝送方式は、受信パルス
波形が少々失われてもパルスの有無さえわかればもとの
パルスを正しく再現する再生中継機能を有しており、こ
れによって、伝送媒体で受けた損失や波形歪等が累積し
ない。このため、雑音や歪に強い利点がある。
波形が少々失われてもパルスの有無さえわかればもとの
パルスを正しく再現する再生中継機能を有しており、こ
れによって、伝送媒体で受けた損失や波形歪等が累積し
ない。このため、雑音や歪に強い利点がある。
【0003】図2に示すように、再生中継機能を担うB
−U変換部は、損失を受け歪んだ受信パルス波形をパル
スの有無が識別できる程度まで整形増幅する等化増幅機
能と、受信パルスからタイミングパルスを抽出して、識
別再生部に供給しパルスの有無を識別する時点を設定す
るタイミング抽出機能と、タイミングパルスにより決ま
る時点で、等化増幅後の波形の振幅を測定し、その値が
ある識別レベル以上の場合新しいパルスを発生させる識
別再生機能と、更にはタイミング抽出したクロック信号
の有無を監視し、クロック信号が抽出出来なくなった時
にクロック断アラームを出力する機能とを有している。
−U変換部は、損失を受け歪んだ受信パルス波形をパル
スの有無が識別できる程度まで整形増幅する等化増幅機
能と、受信パルスからタイミングパルスを抽出して、識
別再生部に供給しパルスの有無を識別する時点を設定す
るタイミング抽出機能と、タイミングパルスにより決ま
る時点で、等化増幅後の波形の振幅を測定し、その値が
ある識別レベル以上の場合新しいパルスを発生させる識
別再生機能と、更にはタイミング抽出したクロック信号
の有無を監視し、クロック信号が抽出出来なくなった時
にクロック断アラームを出力する機能とを有している。
【0004】従来のクロック断アラームは零連耐力が約
80〜100〔bits〕もあるため、受信バイポーラ
信号が切れてもクロックの再生を続けて約80〜100
〔bits〕後にクロック断アラームを発生している。
80〜100〔bits〕もあるため、受信バイポーラ
信号が切れてもクロックの再生を続けて約80〜100
〔bits〕後にクロック断アラームを発生している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従属同期系は、同期網
の中にその装置が位置していて、小規模局でクロック供
給装置が設置されない場合に使用される系統であり、中
継伝送路を介して送られてくるタイミング情報に同期化
する方式である。そして、この従属同期系を採用してい
る装置では、通常、あるシステムとその他のシステムか
らタイミング抽出したクロックをそれぞれ現用系と予備
系に分けて冗長構成を取り、その装置の基準クロックと
して使用している。
の中にその装置が位置していて、小規模局でクロック供
給装置が設置されない場合に使用される系統であり、中
継伝送路を介して送られてくるタイミング情報に同期化
する方式である。そして、この従属同期系を採用してい
る装置では、通常、あるシステムとその他のシステムか
らタイミング抽出したクロックをそれぞれ現用系と予備
系に分けて冗長構成を取り、その装置の基準クロックと
して使用している。
【0006】このような使用形態のとき、現用系として
使用しているシステムの受信バイポーラ信号が切れたと
き、タイミング抽出部の共振回路(タンク回路など)が
自走して波形の再生が約80〜100〔bits〕行わ
れる。このため、受信バイポーラ信号の周波数との違い
が大きくなり、零連耐力の限界を越えるとクロック断と
判断されてクロック断アラームが出力される。従来のク
ロック系統切替方式は、このクロック断アラームがクロ
ック系統の切替トリガとなっている。これによって、ク
ロック系統が現用系から予備系に切り替わるときに、両
系のクロックの周波数や位相が大きく異なっているため
に、その装置の各システムのデータにバースト的に多く
のエラーが発生していた。
使用しているシステムの受信バイポーラ信号が切れたと
き、タイミング抽出部の共振回路(タンク回路など)が
自走して波形の再生が約80〜100〔bits〕行わ
れる。このため、受信バイポーラ信号の周波数との違い
が大きくなり、零連耐力の限界を越えるとクロック断と
判断されてクロック断アラームが出力される。従来のク
ロック系統切替方式は、このクロック断アラームがクロ
ック系統の切替トリガとなっている。これによって、ク
ロック系統が現用系から予備系に切り替わるときに、両
系のクロックの周波数や位相が大きく異なっているため
に、その装置の各システムのデータにバースト的に多く
のエラーが発生していた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、受信バイポーラ信号断などのライン
障害によるクロックの現用系から予備系への切り替え時
のエラー発生を少なくする新規のクロック系統切替方式
を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに、受信バイポーラ信号断などのライン
障害によるクロックの現用系から予備系への切り替え時
のエラー発生を少なくする新規のクロック系統切替方式
を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ディジタル
中継伝送方式の受信側におけるB−U変換部が、識別再
生部と、この識別再生部によりパルス再生された受信デ
ータを監視するゼロ8連検出部とを有し、このゼロ8連
検出部の出力信号によりクロック系統の切替え動作を行
う、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
中継伝送方式の受信側におけるB−U変換部が、識別再
生部と、この識別再生部によりパルス再生された受信デ
ータを監視するゼロ8連検出部とを有し、このゼロ8連
検出部の出力信号によりクロック系統の切替え動作を行
う、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【0009】
【発明の実施例】次に、本発明の一実施例について図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施例のブロッ
ク図である。送信PCMデータはB8ZSのコーダ(C
ODER)部1で符号化されてU−B変換部2において
バイポーラ信号として伝送路3に送出される。
を参照して説明する。図1は本発明の一実施例のブロッ
ク図である。送信PCMデータはB8ZSのコーダ(C
ODER)部1で符号化されてU−B変換部2において
バイポーラ信号として伝送路3に送出される。
【0010】受信バイポーラ信号はB−U変換部4の波
形整形部54で等化増幅されて識別再生部56とタイミ
ング抽出部55に出力される。タイミング抽出部55で
は全波整流された後、共振回路でタイミング抽出が行わ
れ、リミッタによってクロックがつくられる。次に識別
再生部56において、波形整形部54で等化増幅された
データを抽出クロックにより判別し、パルスを再生す
る。その後、”00000000”検出部6において受
信データ断を監視する。このとき、受信データは正常時
であれば送信側にB8ZSのCODERがあるので”0
0000000”はありえないので、受信データが”0
0000000”になったときは送信側のB8ZS(C
ODER)1および、U−B変換部2の故障か、伝送路
3のライン障害および、受信側のB−U変換部4の故障
が考えられる。このとき、受信側で抽出されたクロック
は正常なものではないので、クロック断としてクロック
の系統を切り替える。次にクロック断であれば、クロッ
ク禁止部7において抽出クロックをインヒビットしま
す。
形整形部54で等化増幅されて識別再生部56とタイミ
ング抽出部55に出力される。タイミング抽出部55で
は全波整流された後、共振回路でタイミング抽出が行わ
れ、リミッタによってクロックがつくられる。次に識別
再生部56において、波形整形部54で等化増幅された
データを抽出クロックにより判別し、パルスを再生す
る。その後、”00000000”検出部6において受
信データ断を監視する。このとき、受信データは正常時
であれば送信側にB8ZSのCODERがあるので”0
0000000”はありえないので、受信データが”0
0000000”になったときは送信側のB8ZS(C
ODER)1および、U−B変換部2の故障か、伝送路
3のライン障害および、受信側のB−U変換部4の故障
が考えられる。このとき、受信側で抽出されたクロック
は正常なものではないので、クロック断としてクロック
の系統を切り替える。次にクロック断であれば、クロッ
ク禁止部7において抽出クロックをインヒビットしま
す。
【0011】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によると、
受信バイポーラ信号断などのライン障害によるクロック
断では、タイミング抽出部の共振回路(タンク回路な
ど)の自走による波形の再生を例えば8bitsに抑え
ることができ、クロック系統切替え時のエラー発生を少
なくすることが可能となるという従来にない優れたクロ
ック系統切替方式を提供することができる。
受信バイポーラ信号断などのライン障害によるクロック
断では、タイミング抽出部の共振回路(タンク回路な
ど)の自走による波形の再生を例えば8bitsに抑え
ることができ、クロック系統切替え時のエラー発生を少
なくすることが可能となるという従来にない優れたクロ
ック系統切替方式を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】B−U変換部の一例を示すブロック図である。
1 コーダ部としてのB8ZS CODER部 2 U−B変換部 3 伝送路 4,51 B−U変換部 5 B8ZS DECODER部 6 ゼロ8連検出部としての”00000000”検出
部 7 クロック禁止部 54 波形整形部 55 タイミング抽出部 56 識別再生部
部 7 クロック禁止部 54 波形整形部 55 タイミング抽出部 56 識別再生部
Claims (1)
- 【請求項1】 ディジタル中継伝送方式の受信側におけ
るB−U変換部が、識別再生部と、この識別再生部によ
りパルス再生された受信データを監視するゼロ8連検出
部とを有し、このゼロ8連検出部の出力信号によりクロ
ック系統の切替え動作を行うことを特徴とするクロック
系統切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042169A JPH05219034A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | クロック系統切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042169A JPH05219034A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | クロック系統切替方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219034A true JPH05219034A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12628473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042169A Withdrawn JPH05219034A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | クロック系統切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05219034A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010219851A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Yazaki Corp | 路側装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4042169A patent/JPH05219034A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010219851A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Yazaki Corp | 路側装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |