JPH098858A - タイミング再生回路 - Google Patents

タイミング再生回路

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Publication number
JPH098858A
JPH098858A JP7157734A JP15773495A JPH098858A JP H098858 A JPH098858 A JP H098858A JP 7157734 A JP7157734 A JP 7157734A JP 15773495 A JP15773495 A JP 15773495A JP H098858 A JPH098858 A JP H098858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
data signal
carrier
burst data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7157734A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kawabata
充 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH098858A publication Critical patent/JPH098858A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリア復調回路で復調されたベースバンド
・バーストデータ信号間のガードタイム部分での誤った
フレーム同期を防止することを目的とする。 【構成】 搬送波データ信号のバースト的な到着を判定
し制御信号を出力するレベル検出回路12を設け、この
制御信号を用いてゲーティング回路13により抜き出さ
れた、ベースバンド・バーストデータ信号のPR信号部
分のみをDPLL回路14に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末から、それ
ぞれ異なる位相でバースト的に親局に到着する搬送波デ
ータ信号からクロック信号を再生するタイミング再生回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低損失性・広帯域性等の優れた特長を持
つ光ファイバを用いた光通信システムは、公衆通信網の
基幹系を中心に導入され、2.4ギガビット/秒の長距
離・大容量システム(2.4Gb/s新同期光伝送シス
テム)が、すでに実用化されている。
【0003】さらに近年では、このような光伝送技術の
発展を背景に多チャンネル放送サービスや双方向の通信
サービスの提供を目的として、光ファイバ伝送系と同軸
ケーブル伝送系を組み合わせた光/同軸ハイブリッド伝
送に関する研究開発が活発に行われている。このような
光/同軸ハイブリッド伝送系においては、光通信システ
ムの経済化等に向けて、例えば図3に示すような、1つ
の親局30に複数の端末32,33,34が光/電気変
換装置35を介して、光ファイバ31並びに同軸ケーブ
ル36,37,38で接続された構成が検討されてい
る。
【0004】上記構成においては、親局には複数の子局
の送信器からのデータ信号が、ビット同期がとれていな
い状態でバースト的に到着することになる。このため
に、実際のバーストデータ信号列においては、一般的
に、データ信号の前にビット同期をとるためのプリアン
ブル信号(以下PR信号と呼ぶ。)が付加されている。
このようなPR信号が付加された受信バーストデータ信
号からタイミング再生を行なう回路としては、カウンタ
やセレクタ等のディジタル素子により構成され、IC化
の容易なDPLL(Digital Phase Lo
cked Loop)回路が考えられる。
【0005】図4は特開昭61−276440号公報に
記載されたタイミング再生回路の従来例である。図4の
従来のタイミング再生回路において、受信信号は、まず
伝送路によって受けた損失特性を補償する線路等化器2
1によって波形整形される。線路等化器21からの出力
は、比較器22により“1”又は“0”に判定され出力
される。ここで、送信データは、通常フレーム(以下バ
ースト信号と呼ぶ。)単位で構成されており、各バース
ト信号の先頭部分にはフレーム同期をとるためのフレー
ムパターン(ユニークワード信号をいい、以下UW信号
と呼ぶ。)が付加されている。なお、光/同期ハイブリ
ッド伝送系のような各バースト信号の位相も変動する場
合は、前述したようにUW信号の前にビット同期のため
のPR信号も付加される。
【0006】比較器22の出力は、フリップ・フロップ
回路23によってラッチされ、次段のフレーム同期回路
24においてフレーム同期が確立される。フレーム同期
回路24からは、UW信号のパルス部分のみを通過させ
るためのクロックウインドが出力される。このクロック
ウインドを、UW信号中に含まれたパルスを検出するA
NDゲート回路25に入力することにより、UW信号中
のパルス成分のみがDPLL回路26に対して出力され
る。DPLL回路26では、UW信号のパルス成分の立
上りエッジを基準にして、原発振器27からの自走クロ
ックの位相・周波数成分を調整し、受信信号に同期した
クロック信号を生成しタイミング再生を実現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光/同軸ハイブリッド
伝送における各端末から親局への上り信号には、光ファ
イバに対して伝送帯域の狭い同軸ケーブル上も伝送可能
とするために、光伝送系で一般的なベースバンド方式で
はなく、QPSK(Quadri PhaseShif
t Keying)等の搬送波を用いた変調方式が適用
される。従って、親局側では光/電気変換後のバースト
的に到着した搬送波データ信号を、キャリア復調回路で
ベースバンド信号に復調する必要がある。
【0008】このキャリア復調回路においては、キャリ
ア復調に必要なレベルへ搬送波データ信号を増幅するた
めに、AGC(Automatic Gain Con
tral)回路を使用する。ここで、各端末からバース
ト的に到着する搬送波データ信号間には、衝突防止用の
無信号区間(ガードタイム)が設けられており、キャリ
ア復調後のベースバンド・バーストデータ信号間のガー
ドタイムにはAGC動作により雑音が発生する。
【0009】従って、キャリア復調されたベースバンド
・バーストデータ信号を、図2に示した従来のタイミン
グ再生回路に入力した場合には、ベースバンド・バース
トデータ信号の“1”又は“0”判定を行う比較器22
が誤動作をする恐れがある。このため、比較器22の出
力を用いてUW信号の検出・フレーム同期を行うフレー
ム同期回路24が、ガードタイムの部分で誤って同期し
てしまうという課題があった。
【0010】本発明の課題は、上記した課題を解決し、
ガードタイム部分でのフレーム同期を防止し、安定なタ
イミング再生を行うタイミング再生回路を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
端末から、それぞれ異なる位相でバースト的に親局に到
着する搬送波データ信号からクロック信号を再生するタ
イミング再生回路において、前記搬送波データ信号の到
着を判定し、制御信号を出力するレベル検出回路と、前
記搬送波データ信号をベースバンド・バーストデータ信
号へ復調するキャリア復調回路と、復調された前記ベー
スバンド・バーストデータ信号中の一部の特定信号のみ
を前記制御信号を用いて抜き出すゲーティング回路と、
前記特定信号を用いて前記ベースバンド・バーストデー
タ信号に同期したクロック信号を再生するディジタルP
LL回路と、再生された前記クロック信号を用いて前記
ベースバンド・バーストデータ信号の識別を行う識別回
路で構成することを特徴とするタイミング再生回路が得
られる。
【0012】さらに、本発明によれば、前記ベースバン
ド・バーストデータ信号は前記各端末からの信号ごと
に、ビット同期をとるためのプリアンブル信号、フレー
ム同期をとるためのユニークワード信号、及び情報が載
せられたデータ信号から構成され、前記特定信号は前記
プリアンブル信号であることを特徴とするタイミング再
生回路が得られる。
【0013】
【作用】本発明においては、搬送波データ信号のバース
ト的な到着を判定し制御信号を出力するレベル検出回路
を設ける。さらに、ゲーティング回路において、キャリ
ア復調後のベースバンド・バーストデータ信号のPR信
号部分のみを制御信号を用いて抜き出し、DPLL回路
に入力する。これにより、ガードタイム部分で誤ったフ
レーム同期を生じることなく、安定にタイミング再生を
行うことが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示したものであ
る。図1において、複数の端末から、それぞれ異なる位
相でバースト的に到着する搬送波データ信号は、キャリ
ア復調回路11とレベル検出回路12に入力される。キ
ャリア復調回路11は、搬送波データ信号を図2(a)
に示すベースバンド・バーストデータ信号に復調する。
一方、レベル検出回路12は、搬送波データ信号のレベ
ルを用いて信号のバースト的な到着を判定し、図2
(b)に示す制御信号をゲーティング回路13に出力す
る。又、ベースバンド・バーストデータ信号は、図2
(a)に示すように、各端末からの信号ごとに、ビット
同期をとるためのPR信号、フレーム同期をとるための
UW信号、及び情報が載せられたデータ信号から構成さ
れている。
【0015】ここで、レベル検出回路12は、キャリア
復調回路11の出力であるベースバンド・バーストデー
タ信号を用いてレベル検出を行わないので、キャリア復
調回路11内のAGC回路で発生する雑音の影響を受け
ることなく、安定に動作することが可能である。すなわ
ち、本発明においては、従来のタイミング再生回路と異
なり、フレーム同期回路を用いることなく制御信号を生
成するので、ガードタイム部分での誤ったフレーム同期
は生じない。
【0016】ゲーティング回路13においては、レベル
検出回路12からの制御信号を用いて、復調されたベー
スバンド・バーストデータ信号の先頭ビットを検出す
る。ゲーティング回路13では制御信号を用いてPR信
号の先頭ビットから最終ビットまでをゲーティングし、
PR信号はDPLL回路14に図2(c)に示すように
出力される。
【0017】尚、PR信号は一般的にハイレベル及びロ
ーレベルの信号が連続した特定パターンであるため、P
R信号を用いてDPLL回路14により再生されたクロ
ック信号は、ランダムなパターンが連続するデータ信号
を用いて再生されたクロック信号よりも、パターンジッ
タが少なくなる。従って、従来のUW信号を用いたタイ
ミング再生と同様に、ジッタの少ない再生クロック信号
を用いて、Dタイプフリップ・フロップ回路等の識別回
路15においてベースバンド・バーストデータ信号を識
別することが可能である。
【0018】以上より、本発明のタイミング再生回路で
は、ガードタイム部分での誤ったフレーム同期を生じる
ことなく、キャリア復調されたベースバンド・バースト
データ信号を用いた安定なタイミング再生が可能とな
る。
【0019】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明によれば、搬
送波データ信号のバースト的な到着を判定し、制御信号
を出力するレベル検出回路を設け、この制御信号を用い
てゲーティング回路により抜き出された、ベースバンド
・バーストデータ信号のPR信号部分のみをDPLL回
路に入力することにより、ガードタイム部分での誤った
フレーム同期を生じることなく安定にタイミング再生を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイミング再生回路の一実施例を示し
た図である。
【図2】本発明のタイミング再生回路の各部の信号波形
の一実施例を示した図である。
【図3】光/同軸ハイブリッド伝送系の構成の一実施例
を示した図である。
【図4】従来のタイミング再生回路の一実施例を示した
図である。
【符号の説明】
11 キャリア復調回路 12 レベル検出回路 13 ゲーティング回路 14,26 DPLL回路 15 識別回路 21 線路等化器 22 比較器 23 フリップ・フロップ回路 24 フレーム同期回路 25 ANDゲート回路 27 原発振器 30 親局 31 光ファイバ 32,33,34 端末 35 光/電気変換装置 36,37,38 同軸ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末から、それぞれ異なる位相で
    バースト的に親局に到着する搬送波データ信号からクロ
    ック信号を再生するタイミング再生回路において、前記
    搬送波データ信号の到着を判定し、制御信号を出力する
    レベル検出回路と、前記搬送波データ信号をベースバン
    ド・バーストデータ信号へ復調するキャリア復調回路
    と、復調された前記ベースバンド・バーストデータ信号
    中の一部の特定信号のみを前記制御信号を用いて抜き出
    すゲーティング回路と、前記特定信号を用いて前記ベー
    スバンド・バーストデータ信号に同期したクロック信号
    を再生するディジタルPLL回路と、再生された前記ク
    ロック信号を用いて前記ベースバンド・バーストデータ
    信号の識別を行う識別回路で構成することを特徴とする
    タイミング再生回路。
  2. 【請求項2】 前記ベースバンド・バーストデータ信号
    は前記各端末からの信号ごとに、ビット同期をとるため
    のプリアンブル信号、フレーム同期をとるためのユニー
    クワード信号、及び情報が載せられたデータ信号から構
    成され、前記特定信号は前記プリアンブル信号であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のタイミング再生回路。
  3. 【請求項3】 前記識別回路がDタイプフリップ・フロ
    ップであることを特徴とする請求項1記載のタイミング
    再生回路。
JP7157734A 1995-06-23 1995-06-23 タイミング再生回路 Pending JPH098858A (ja)

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JP7157734A JPH098858A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 タイミング再生回路

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JPH098858A true JPH098858A (ja) 1997-01-10

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ID=15656198

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JP7157734A Pending JPH098858A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 タイミング再生回路

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JP (1) JPH098858A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6229848B1 (en) 1998-11-24 2001-05-08 Nec Corporation Reception-synchronization protecting device and reception-synchronization protection method
US7978051B2 (en) 2006-07-31 2011-07-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha RFID interrogator device
JP2012213072A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 符号語同期方法および回路

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