JPH0514546Y2 - - Google Patents

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JPH0514546Y2
JPH0514546Y2 JP13998887U JP13998887U JPH0514546Y2 JP H0514546 Y2 JPH0514546 Y2 JP H0514546Y2 JP 13998887 U JP13998887 U JP 13998887U JP 13998887 U JP13998887 U JP 13998887U JP H0514546 Y2 JPH0514546 Y2 JP H0514546Y2
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fpc
wiring board
printed wiring
connection structure
flexible printed
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は第1のフレキシブルプリント配線板
(以下、これをFPCという)を折り返し、この折
返部を他のFPCに接続したFPCの接続構造に関
する。
〔従来技術〕
2つのFPCを接続する従来の技術としては、
第5図に示されるように、接続しようとする
FPC2の端部を導箔パターン面が裏側となるよ
うに180度折り返し、この折曲部2aを含む折り
返し領域を他のFPC4上に互いに導箔パターン
が重なるように配置すると共に、この重合部をボ
ルト・ナツト6a,6bで締結して2つのFPC
2,4を接続する技術が知られている。なお符号
8はFPC4の配設されるボデイ、符号9は押え
部材であるワツシヤである。
〔考案の解決しようとする問題点〕
しかし前記した従来の技術では、重合部に作用
するボルト・ナツト6a,6bの締結力を均一化
するなどのために、重合部の押圧面に押え部材で
あるワツシヤ9を介在させるが、重合部はこのワ
ツシヤ9によつて強く押圧され、折曲部2aに大
きな曲げ応力が生じ、回路がこの折曲部2a位置
で断線する恐れがあるという問題点があつた。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的はFPCの接続部での回路の断
線の生じにくいFPCの接続構造を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
次に、本考案の一実施例を示す図面(第1図〜
第3図)を参照して本考案を説明する。
本考案に係るFPCの接続構造は、表面に導箔
パターン24が形成されているFPC20の端部
を折り返して裏面にも導箔部を形成し、その折り
返し部を他のFPC10の導箔露出部(導箔パタ
ーン14)上に重ね合せ、この重合部を押え部材
(ワツシヤ31,ボデイ32)によつて挟み付け
たFPCの接続構造であつて、押え部材(例えば
ボデイ32)の重合部押え面のFPC折曲部20
aに対向する位置に、重合部の突出できる凹部3
4を形成する。
〔作用〕 FPC20の折曲部20aは押え部材(ワツシ
ヤ31)によつてFPC20取付け部材であるボ
デイ32に押圧されるが、この折曲部20aは下
面のFPC10の一部領域10aを凹部34内に
押圧してその湾曲形状を保持できるので、折曲部
20aに大きな曲げ応力が生ずることはない。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の第1の実施例を示す
もので、第1図はFPCの接続構造の縦断面図、
第2図はその各構成部材の分解斜視図、第3図は
各構成部材の組付状態の縦断面図である。
これらの図において、符号10及び符号20は
それぞれ絶縁性ベース12,22の上に導箔パタ
ーン14,24が形成された第1のFPC及び第
2のFPCをそれぞれ示している。第2のFPC2
0の端部は180度折り返されて裏面にも導箔パタ
ーン24の一部が露出した状態とされており、こ
の裏面側導箔パターンが第1のFPC10の導箔
パターン14と重合するように、第1のFPC1
0の上に第2のFPC20が配置されている。さ
らにこの重合部は第1の押え部材であるワツシヤ
31と第2の押え部材であるボデイ32とによつ
て挾まれ、ボルト・ナツト30a,30bによつ
てボデイ32に取付け固定された構造となつてい
る。
符号33,13,23はボデイ32、第1の
FPC10、第2のFPC20にそれぞれ穿設され
ているボルト挿通孔であり、符号36a,36b
はボデイ32上に突設されたFPC位置決め固定
用のピンで、FPC10,20に穿設されている
ピン挿通孔16a,16b,26aにそれぞれ係
合するようになつている。なおワツシヤ31はナ
ツト30b近傍に過大な応力が集中しないように
締結力を分散させるためのもので、第2のFPC
20の折曲部20a位置の導箔パターンの保護カ
バーにもなつている。
ボデイ32表面の折曲部20aに臨む位置に
は、折曲部20aの巾より幾分大きめの巾で、ボ
ルト挿通孔33に連なる凹部34が形成されてお
り、この凹部34内に折曲部20aと接する
FPC10の一部領域10aが入り込んだ状態と
なつている。即ち、このFPC20の折曲部20
aはワツシヤ31とボデイ32とでクランプされ
た状態となつているが、折曲部20aはFPC1
0の一部領域10aを凹部34内に押し込むよう
にしてその湾曲部の大きさが保持されており、ボ
ルトナツト30a,30bによる締結力がこの折
曲部20aに直接作用しないようになつている。
そのため従来例では折曲部20aにボルト・ナツ
トによる締結力がそのまま作用して折曲部20a
が押し潰され、ここに大きな曲げ応力が発生して
断線の原因となつていたが、本実施例ではこのよ
うなことが回避されている。
なお、FPC20の折返し部の符号20bで示
す領域は、FPC10と重合し、かつワツシヤ3
1とボデイ32に挟まれてボルト・ナツトの締結
力が直接作用しているので、FPC10とFPC2
0の導箔パターンどうしが確実に接合状態に保持
されており、電気的接続に問題はない。
次に、本実施例に係るFPCの接続構造の組付
け手順について説明する。
先ずボデイ32上に第1のFPC10を位置決
めして配置する。次いで第2のFPC20の端部
を折り返し、第1のFPC10に対し位置決めす
るとともに、ボデイ32の裏面からボルト30a
を挿通し、ワツシヤ31を配し、ボルト先端部に
ナツト30bを組付ける。そしてボルト・ナツト
30a,30bを締め付けて本実施例に係る接続
構造ができあがる。ボルト・ナツト30a,30
bの締め付けにしたがつて、FPC20の折曲部
20aは第3図に示される状態からFPC10の
一部領域10aを押し下げ、確実に接合された状
態では、第1図に示されるように、折曲部20a
に接するFPC領域10aがボデイ32の凹部3
4内に突出した状態となる。
第4図は本考案の第2の実施例を示すものであ
る。
この第2の実施例では、FPC20の折曲部2
0aに臨むワツシヤ31の下面に凹部31aを形
成し、ボルトナツト締結時にFPC折曲部20a
がこの凹部31a内に突出できるように構成した
ものである。その他は前記第1の実施例と同様で
あり、同様の符号を付すことによりその説明は省
略する。
また前記第1、第2の実施例では、ボデイ32
またはワツシヤ31の何れかに凹部34,31a
を形成するようになつているが、FPC折曲部2
0aに臨むボデイ32及びワツシヤ31の両方に
凹部が形成された構造としてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばFPC折曲部に過大な曲げ応力が生じないので、
接続部での回路の断線のないFPCの接続構造が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係るFPCの
接続構造の縦断面図、第2図はその分解斜視図、
第3図は二つのFPCを接続する状態の断面図、
第4図は本考案の第2の実施例に係るFPCの接
続構造の縦断面図、第5図は従来のFPCの接続
構造の縦断面図である。 10……第1のFPC、12,22……絶縁性
ベース、14,24……導箔パターン、20……
第2のFPC、32……押え部材であり、かつ
FPCの配設されるボデイ、34……ボデイに形
成された凹部、31……押え部材であるワツシ
ヤ、31a……ワツシヤに形成された凹部、30
a,30b……締結用ボルト・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に導箔パターンが形成されているフレキシ
    ブリプリント配線板の端部を折り返して裏面にも
    導箔部を形成し、この折り返し部を他のフレキシ
    ブルプリント配線板の導箔露出部上に重ね合せ、
    この重合部を押え部材によつて挟み付けたフレキ
    シブルプリント配線板の接続構造であつて、前記
    押え部材の押え面のプリント配線板折曲部に対向
    する位置に、重合部の突出できる凹部を形成した
    ことを特徴とするフレキシブルプリント配線板の
    接続構造。
JP13998887U 1987-09-16 1987-09-16 Expired - Lifetime JPH0514546Y2 (ja)

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JP13998887U JPH0514546Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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JP13998887U JPH0514546Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6447080U JPS6447080U (ja) 1989-03-23
JPH0514546Y2 true JPH0514546Y2 (ja) 1993-04-19

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