JPH0514511B2 - - Google Patents

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JPH0514511B2
JPH0514511B2 JP58028878A JP2887883A JPH0514511B2 JP H0514511 B2 JPH0514511 B2 JP H0514511B2 JP 58028878 A JP58028878 A JP 58028878A JP 2887883 A JP2887883 A JP 2887883A JP H0514511 B2 JPH0514511 B2 JP H0514511B2
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circuit
output
frequency
vibration
vibration wave
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Publication of JPH0514511B2 publication Critical patent/JPH0514511B2/ja
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
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    • H02N2/142Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. speed, torque, starting, stopping, reversing
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/145Large signal circuits, e.g. final stages
    • H02N2/147Multi-phase circuits
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • H02N2/163Motors with ring stator

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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は等電気信号の印加にて振動し電気エネ
ルギーを機械エネルギーに変換する電気−機械エ
ネルギー変換素子を駆動媒体として進行性振動波
によつて駆動する振動波モータの駆動効率の向上
を図るために、進行性振動波の周波数を制御する
装置に関する。
振動波モータは例えば特開昭52−28192号公報
にも開示されているように、電歪素子に交流、脈
流等の周波電圧を印加したときに生ずる振動運動
を回転運動又は一次元運動に変換するものであ
る。従来の電磁モータに比べて巻線を必要としな
いため、構造が簡単で小型になり、低速回転時に
も高トルクが得られると共に慣性モーメントが少
ないという利点があるため、最近注目されてい
る。
ところが、従来知られている振動波モータは振
動運動を回転運動等に変換するにあたり、振動体
に生じた定在振動波で、振動体と接触するロータ
等の移動体を一方向に摩擦駆動するもので、振動
の往運動時には振動体と移動体が摩擦接触し、復
運動時には離れるようになつている。そのため振
動体と移動体は微小範囲で接触する構造、即ち点
もしくは線接触に近い構造でなければならず、い
きおい摩擦駆動効率の悪いものとなつてしまう。
また駆動力は一定方向に働くものであるから移
動体の移動方向は一方向のみである。逆方向に移
動させるためには、別な振動体で振動方向を機械
的に切り換える必要がある。従つて、正逆回転が
可能な振動波モータを得るには装置が複雑にな
り、振動波モータの特徴である構造の簡単さ、小
型さが半減されてしまう。
上記のように振動波モータの持つ欠点を解消す
る振動波モータの構造が、本出願人の出願に係る
特願昭57−206300、同219532等の明細書に開示さ
れている。
その概略は以下のようなものである。
第1図は振動波モータを各要素別に分解したも
のを示している。
ベースとなる固定体5の中心円筒部5aに、振
動吸収体4、吸収体4側に電歪素子3を接着した
金属の環状振動体2、移動体1の順に嵌め込まれ
ており、固定体5・吸収体4・振動体2は各々相
互に回転しないように取付けられている。振動体
2に対し移動体1は自重又は図示しない付勢手段
で圧接されモータの一体性を保つている。複数の
電歪素子3は一群の電歪素子3A1〜3A7が振動
波の波長λの2分の1ピツチで配列され、電歪素
子3A1,3A3,3A5,3A7の分極方向は同一
で、その間に位置する電歪素子3A2,3A4,3
A6の分極方向は逆である。従つて電歪素子3A1
〜3A7は隣り合う位置のものどうしの分極方向
は逆向きにしてある。別な群の電歪素子3B1
3B7も同じくλ/2ピツチで配列されていて、
隣り合う位置のものどうしの分極方向は逆向きに
してある。
電歪素子3A1〜3A7と3B1〜3B7の相互ピツ
チは(n0+1/4)λ(但しn0=0、1、2、3
…)ずれた位相差的配列がなされる。
なお電歪素子3は複数並べず、第2図に示すよ
うに環状の単体の素子3にし、それを前記ピツチ
に分極処理し分極処理部3a1〜3a5と3b1〜3b5
にしても良い。
電歪素子3A1〜3A7の各々には吸収体4側に
リード線11aが接続され電歪素子3B1〜3B7
の各々にはリード線11bが接続され、その各々
は電源6と90°位相器6bに接続される(第3図
参照)。また金属の振動体2にはリード線11c
が接続され交流電源6aと接続される。
このように構成された振動波モータの動作は次
のようなものである。
第3図は上記モータの振動波の発生状態を示し
ている。金属の振動体2に接着された電歪素子3
A1〜3A4及び3B1〜3B4は、説明の便宜上、隣
接して現わされているが、上記のλ/4の位相ず
れの条件を満足しているため、第1図に示すモー
タの電歪素子3A1〜3A4a及び3B1〜3B4の配
列と実質的に等価なものである。各電歪素子3
A1〜3A4及び3B1〜3B4中のは交流電圧が正
側の周期であるとき伸び、は同じく正側の周期
で縮む状態になることを示している。
金属振動体2を電歪素子3A1〜3A4及び3B1
〜B4の一方の電極にし、電歪素子3A1〜3A4
は交流電源6aからV=V0sinωtの交流電圧を印
加し、電歪素子3B1〜3B4には交流電源6aか
ら90°位相器6bを通して、λ/4位相のずれた、
V=V0sin(ωt±π/2)の交流電圧を印加する。
式中の+又は−は移動体1(本図に於て省略)を
動かす方向によつて位相器6bで切り換えられる
もので、+側に切り換えると+90°位相がずれ正方
向に動き、−側に切り換えると−90°位相がずれ逆
方向に動く。いま一側に切り換えてあり電歪素子
3B1〜3B4にはV=V0sin(ωt−π/2)の電圧
が印加されるとする。電歪素子3A1〜3A4だけ
が電圧V=V0sinωtにより振動した場合は同図a
に示すような定在波による振動が起り、電歪素子
3B1〜3B4だけがV=V0sin(ωt−π/2)によ
り振動した場合はbに示すような定在波による振
動が起る。上記位相のずれた二つの交流を同時に
各々の電歪素子3A1〜3A4と3B1〜3B4に印加
すると振動波な進行性になる。(イ)は時間t=
2nπ、(ロ)はt=π/2ω+2nπ/ω、(ハ)はt=π/
ω+2nπ/ω、(ニ)はt=3π/2nω+2π/ωの時の
もので、振動波の波面はx方向に進行する。
このような進行性の振動波は縦波と横波を伴な
つており、第4図に示すように振動体2の質点A
について着目すると、縦振幅uと横振幅wで反時
計方向の回転楕円運動をしている。振動体2の表
面には移動体1が加圧接触しており振動面の頂点
にだけ接触することになるから、頂点に於ける質
点A,A′…の楕円運動の縦振幅uの成分に駆動
され、移動体1は矢示N方向に移動する。
質点Aの頂点に於ける速度はV=2πfu(fは振
動周波数)となり、移動体1の移動速度はこれに
依存すると共に、加圧接触による摩擦駆動がされ
るため、横振幅wにも依存する。即ち、移動体1
の移動速度は質点Aの楕円運動の大きさに比例す
る。
一方、移動体1の摩擦駆動は駆動体2の進行性
振動波の波面の頂点でなされるものであるから、
頂点方向(第4図Z軸方向)の波面が共振してい
ることが駆動効率を向上させるために必要であ
る。入力電圧の周波数f(=2πω)とし振動体2
のヤング率E・密度ρ・厚さhとしてこれによつ
てつくられる波の波長λとすると、√=
3ρ・πh/λ2なる関係がありこの関係を満足する
板厚hで共振することになる。
また振動体2は環状であるため、進行性振動波
は環に沿つて進行し、新に起る波と周長πDが波
長λのn倍(nは自然数)、即ちnλ=πDのとき共
振する。
進行性振動は共振することによつて振幅が大き
くなり振動波モータの駆動効率が向上する。
このような振動波モータの駆動効率を良くする
ためには振動体の板厚や環径等諸々の条件を加味
して印加周波電圧の周波数を制御する必要があ
る。
しかしながら、一度調整してもモータ自体の温
度変化や発振回路の温度変化により、共振周波数
がずれてきたり、モータの経時的な疲労例えば振
動体の摩耗等で共振周波数が異なつて来る場合が
ある。
また製造工程では、周波数の調整工程が加わる
事によりコスト的にも問題がある。
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、上記
型式の振動波モーターの駆動状態を正しくモニタ
ーし、常に正確な共振に対する駆動状態を検知し
て、モーターを適正に駆動制御する振動波モータ
ー用制御回路を提供せんとするものである。
本発明は上記目的を達成する構成として、駆動
回路と、検知回路と、周波数調定回路とを有する
振動波モーター用制御回路であつて、振動波モー
ターは、振動体を有し、振動体が電気−機械エネ
ルギー変換素子によつて励振されて、進行性振動
波を形成し、可動子又は対象物を相対駆動するも
のであり、 駆動回路は、位相の異なる周波信号で電気−機
械エネルギー変換素子を駆動するものであり、検
知回路は、機械−電気エネルギー変換素子からな
る検知素子が振動体上に配設されて、振動体の振
動状態を検出するものであり、 周波数調定回路は、検知回路の出力を入力し
て、周波信号の周波数を検知回路出力に応じて調
定するものである 振動波モーター用制御回路を提供するものであ
る。
この制御装置の回路が第5図に示してある。
同図で、CPUはマイクロコンピユータ、DF4
はDタイプのフリツプフロツプ4個からなり出力
制御可能な回路、DF5はDタイプのフリツプフ
ロツプ3個からなる回路、BFはトライステート
バツフア、G1,G2はナンドゲート、I1〜I
9はインバータ、D1,D2は分周器、ASはア
ナログマルチプレクサ、R0〜R15は抵抗、
CAP1〜CAP3はコンデンサー、Tr1〜Tr9は
トランジスタ、Diはダイオード、ADCはアナロ
グデジタルコンバータ、ON1はワンシヨツト回
路、OP1,CP2はバツフアアンプ、である。3
A,3Bは電歪素子で、振動波モータの振動体2
に夫々複数接着されたもののうち夫々一つづつを
示し、11も電歪素子で機械−電気エネルギー変
換素子として作用するもので同じく振動体2に電
歪素子3A,3Bと並べて接着されているもので
ある(第9図参照)。
インバータI3,I4、コンデンサCAP1、
その値が順次大きくなる抵抗R0〜R4はクロツ
クゼネレータCG2を形成する。アナログマルチ
プレクサASは、A0〜A2のデジタル入力によ
りX0〜X4のいずれかを選択しX端子との導通
を行う。従つてデジタル信号により抵抗R0〜R
4を選択し、クロツクゼネレータCG2の出力
CLKは異つた周波数での発振出力となる。分周
器D1,D2はクロツク出力CLKの立上がりに
より夫々1段の分周を行う。分周器D2がインバ
ータI5を介している為、分周器D1とD2の出
力は夫々第6図で示す位相のずれたACLKと
BCLKの波形出力になる。
この波形の出力が夫々ドライバ回路DR1,
DR2に入力する。ドライバ回路DR1は出力波
形ACLKによつて動作するプツシユプル回路から
なり、電歪素子3Aに周波電圧を印加する。ドラ
イバ回路DR2は出力波形BCLKによつて同様に
して電歪素子3Bに1/4波長位相のずれた周波電
圧を印加する。その印加電圧により電歪素子3
A,3Bが振動し、それに従つて振動体2も振動
する。
振動体2の振動運動は電歪素子11に伝えら
れ、電歪素子11に起電力が発生する。電歪素子
11の出力電圧は振動体2の振動振幅が大きいほ
ど、即ち共振状態が良いほど大きくなる。
電歪素子11の出力電圧はバツフアアンプOP
1を介して、ダイオードDi・コンデサCAP3か
らなるピークホールド回路に接続され、電圧の最
大値がコンデンサCAP3に記憶される。コンデ
ンサCAP3の電圧はバツフアアンプOP2を介し
てコンバータADCのアナログ電圧入力VINに入
力される。フリツプフロツプDF4の出力はトラ
ンステートとなつていて、端子の入力で端子
Q0〜Q3に出力信号が発生する。
マイクロコンピユータCPUは出力命令を実行
して出力バスDB0〜DB3にデータを出力する
とともに端子にLレベルパレスを出力する。
この出力よりフリツプフロツプDF5がDB0〜
DB2のデータをラツチする。同時にこの出力は
インバータI6を通つてワンシヨツト回路ON1
に入力しその出力が一定時間Hレベルになる。こ
のH信号はインバータI9と抵抗R15を介して
トランジスタTr9を開にし、ピークホールド回
路Di,CAP3が動作する。つまりワンシヨツト
ON1がHレベルになつている時間内で電歪素子
11から出力される最大電圧が、前記の如くコン
デンサCAP3に記憶される。
この電圧は、変換器ADCによりデジタル変換
され、ワンシヨツト回路ON1がHからLレベル
になつたときインバータI9を介してフリツプフ
ロツプDF4にトリガ信号を与えラツチされる。
トライステートバツフアBFは端子のLレベ
ルでワンシヨツト回路ON1の信号をインバータ
I9を介して端子X1に入力し、端子Y1から出
力させる。
CPUが外部入力からデータを読む際に出力さ
れるリード信号がLになり、アドレス信号A
0がLの場合はナンドゲートG2の出力がLにな
り、バツフアBFのにL信号が入力する。アド
レス信号A0がHの場合はナンドゲートG1の出
力がLになりフリツプフロツプDF4の端子に
入力し、出力Q0〜Q3の信号がCPUに読み込
まれる。
CPUが外部に出力をするときはライト信号
がLになるので、フリツプフロツプDF5はCPU
のデータバス信号をラツチする。フリツプフロツ
プDF5の出力はアナログマルチプレクサASに入
力し、抵抗R0〜R4のうち一つを選択する。
またRe端子には、コンデンサCAP2と抵抗R
6からなる積分回路が接続され電源投入時に
CPUをリセツトする。
尚、第5図中点線が囲んだが駆動周波信号を
形成し、モーターを駆動する駆動回路を形成し、
が振動体の振動状態を検知する検知回路を形成
し、が検知回路の出力に基づいて前記駆動周
波信号の周波数を調定する周波数調定回路を形成
する。
以上の回路動作を第7図のプログラムフロチヤ
ートを参照して説明する。
電源を投入するとマイクロコンピユータCPU
のリセツトがかかりプログラムカウンタは0にな
るため、プログラムはフローチヤートの上からス
タートする。
まず、変数Kを0に初期設定し、レジスタRG
1の内容を最小値0に設定する(K=0、RG1
=0)。
このK値をデータバスに出力する(OUTK)。
今K=0であるからフリツプフロツDF5の値は
0となり、アナログマルチプレクサASによつて
抵抗R0が選択される。抵抗R0の抵抗値が抵抗
R0〜R4のうち最も小さいため、出力波CLK
は最大周波数となる。
このとき、CPUのライト信号はインバータ
I6を介してワンシヨツト回路ON1にトリガを
加える。
次にアドレス0のポート入力をする(INPUT
AD0)。このときCPUの出力A0はLとなつて
いるので、バツフアBFの出力がデータバスを介
してCPUに入力される。次にそのデータのbit1
が、0か1かの判別をする。つまりインバータI
9の出力の判別であり、bit1が0のとき、即ちワ
ンシヨツトON1の出力がHレベルでピークホー
ルド回路Di・CAP3が動作中であるときは、プ
ログラムはIN1に戻る。
ワンシヨツトON1がHレベルのとき、プログ
ラムはこのループを繰り返し、振動波モータの振
動体2は振動し続け、ロータ(移動体)1は回転
を続ける。ワンシヨツトON1がLレベルになる
と、プログラムはループから抜け出しIN2に進
む。
IN2では、アドレス1のポート入力を行い
(INPUT AD1)、フリツプフロツプDF4の出
力を読み込む。
前記のように、フリツプフロツプDF4はイン
バータI9の出力がHレベルになつたときラツチ
するので、ワンシヨツトON1がHレベルにある
間の電歪素子11からの最大出力に対応する値を
CPUに入力させることができる。
IN2で入力した値(DATA)とレジスタRG1
の値を比較する。最初はRG1=0であるから
DATAが0より大きいはずであり、プログラム
はMNに進行する。ここではDATAをレジスタ
RG1にストアし(DATA→RG1)、K値をレジ
スタGR2にストアする(K→RG2)。
プログラムはNXTに進み、K値をインクリメ
ントする(K+1→K)。もし、DATAがレジス
タRG1の内容より小さいか等しくなつたとき
は、レジスタRG1,RG2の内容はそのままで、
プログラムはNXTに進む。
次にK値が5であるかどうかを判別する。今K
は1になつているので、再びプログラムはFST
に戻る。Kを1、即ち抵抗R1を新に選択して、
同様のプログラムを進行させる。
このようにして、振動波モータを回転させつつ
抵抗R0〜R4を逐次選択し、印加電圧の周波数
を少しづつ減少させてゆく。
変数Kが5になると、レジスタRG1には振動
体の振動振幅が最大になつたときのカウント値
が、レジスタRG2にはそのときのK値が夫々記
憶されている。
従つて、プログラムはK=5の分岐命令で
FNSへ進行し、レジスタRG2の値を出力するこ
とによつて、抵抗R0〜R4のうちから最適にな
る抵抗が選択され、クロツクゼネレータCG2の
出力CLKを制御してプログラムは終了する。
そしてこの制御された出力CLKによつて、分
周器D1,D2が動作する。分周器D1の出力
ACLKと分周器D2の出力BCLKに従つた周波電
圧が夫々ドライバ回路DR1,DR2によつて電
歪素子3A,3Bに印加される。
このとき周波電圧の周波数は振動体の形状・大
きさに対し最適の共振状態となるように制御さ
れ、振動体の振動振幅は最大となり、駆動効率は
極めて高いものとなる。
この制御はモータの駆動開始時に行われるた
め、駆動の都度使用条件が変わる場合であつても
常に最適の状態で制御されることになる。また、
製造時に周波数の微調整をする必要がなくなり製
造工程の短縮が図られることになる。
なお、上記実施例での分周器の出力波形は第6
図に示すような方形波ACLK・BCLKに限らず、
正弦波を加えても振動波モータは作動する。
また、この制御装置は回転式の振動波モータだ
けでなくリニア型の振動波モータにも適用し得
る。
第2図に示す環状の単体素子3を使用した場合
は、第9図に示す電歪素子11と同位置つまり3
a5と3b5の間に分極処理した分極処理部からの起
電力を検出することにより、単体素子3の振動振
幅を振動体2の振動を介さずに得ることができ
る。
第8図は振動波モータをカメラのオートフオー
カスレンズの駆動に使用した場合の応用例を示す
ものであり、オートフオーカス回路101は特開
昭55−155337号公報に記載された公知のものであ
るから説明を省略する。
この回路は第5図に示した回路オートフオーカ
ス回路101と選択ゲートG10とG11を付加
したものである。
合焦時にはコンパレータ59,60のいずれの
出力もLレベルであり、非合焦時にはどちらかの
コンパレータの出力がHレベルになるので、その
出力がアンドゲートG12,G13とオアゲート
G14からなる選択ゲートG10、又はアンドゲ
ートG15,G16とオアゲートG17からなる
選択ゲートG11に入力されて、振動波モータM
は正転あるいは逆転する。オアゲートG18はモ
ータ駆動時にHになる出力であり、この信号
はマイクロコンピユータCPUの端子に入
力される。端子がLレベルであると、
CPUはプログラム進行をせずにホールド状態と
なるため、プログラムが進行するのは電源投入後
最初のモータ駆動時となる。
尚振動波モータを使用する応用例はこのような
オーフオーカスに限られるものではなく、例えば
カメラにおいては、絞り制御やフイルム駆動等に
応用されるものである。
以上の通り本発明では進行波が形成される振動
体上に機械−電気エネルギー変換素子を配して、
振動体の振動状態を直接検知したので、振動波モ
ーターの共振状態に対する駆動状態の検知を正確
に出来、上記モーターの駆動周波数を正確に規制
することが出来る。
尚、本発明での振動波モーターは振動体に形成
される進行性振動波を駆動力として実施例の如く
移動体等の駆動対象物を駆動しても良いし、振動
体自体が振動体と接触する対象物似対して駆動さ
れるものでも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は振動波モータの分解斜視図、第2図は
電歪素子の実施例の平面図、第3図、第4図は振
動波モータの駆動原理説明図、第5図は振動波モ
ータの駆動制御回路図、第6図は分周器の出力波
形を説明する図、第7図は本発明の制御装置を実
行するフローチヤート図、第8図は振動波モータ
をカメラのオートフオーカス機構に応用した場合
の制御回路図、第9図は振動体の斜視図である。 1……移動体、2……振動体、3,3A1〜3
A4、3B1〜3B4、3a1〜3a5、3b1〜3b5……
電歪素子(電気−機械エネルギー変換素子)、1
1……電歪素子(機械−電気エネルギー変換素
子)、DF4,DF5……フリツプフロツプ、AS……
アナログマルチプレクサー、CG2……クロツク
ゼネレーター、D1,D2……分周器、OP1,OP2
…バツフアーアンプ、I6,I9……インバーター、
ON1……ワンシヨツト回路、Tr9……トランジス
ター、CAP3……コンデンサー、Di……ダイオー
ド、ADC……アナログデジタル、コンバーター、
CPU……マイクロコンピユーター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動回路と、検知回路と、周波数調定回
    路とを有する振動波モーター用制御回路であつ
    て、 振動波モーターは、振動体2を有し、振動体2
    が電気−機械エネルギー変換素子3A,3Bによ
    つて励振されて、進行性振動波を形成し、可動子
    1又は対象物1を相対駆動するものであり、 駆動回路は、位相の異なる周波信号で電気−
    機械エネルギー変換素子3A,3Bを駆動するも
    のであり、 検知回路は、機械−電気エネルギー変換素子
    からなる検知素子11が振動体2上に配設され
    て、振動体2の振動状態を検出するものであり、 周波数調定回路は、検知回路の出力を入力
    して、周波信号の周波数を検知回路出力に応じて
    調定するものである 振動波モーター用制御回路。
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