JPH05144135A - 磁気テープの走行調整機構 - Google Patents

磁気テープの走行調整機構

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JPH05144135A
JPH05144135A JP3301809A JP30180991A JPH05144135A JP H05144135 A JPH05144135 A JP H05144135A JP 3301809 A JP3301809 A JP 3301809A JP 30180991 A JP30180991 A JP 30180991A JP H05144135 A JPH05144135 A JP H05144135A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact portion
pressure contact
pole base
pole
magnetic tape
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Pending
Application number
JP3301809A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tanida
隆弘 谷田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガイドポールの傾き調整を広い範囲で安定して
行えるようにした磁気テープの走行調整機構を提供す
る。 【構成】ガイドポール13が植設されたポールベース1
0と、このポールベース10の位置決めを行う位置決め
部材20とからなり、ポールベース10の第4圧接部1
2が位置決め部材20の第1圧接部22に、第5圧接部
14が第2圧接部23に、第6圧接部15の螺子部材1
6が第3圧接部24にそれぞれ圧接される。螺子部材1
6は、ポールベース10の前端部にねじ嵌合により回転
可能に取り付けられており、この螺子部材16は、縦断
面略コ字状に形成された第3圧接部24の上下両面にそ
の上下両端が挟持される形で圧接され、この螺子部材1
6を回転することにより、ねじ嵌合されたポールベース
10の前端部を上下動させて、ガイドポール13の傾き
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープをテープカ
セットより引き出して回転ドラムに巻き付けるガイドポ
ールが植設されたポールベースと、このポールベースを
テープ引き出し位置に位置決めする位置決め部材とを備
えた磁気テープの走行調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気テープは、ビデオデッキに
装填された後テープカセットより引き出され、ローディ
ングされて回転ドラムに巻き付けられるようになってい
る。このとき、引き出された磁気テープは、回転ドラム
に適正な角度で適正な位置に巻き付ける必要があること
から、そのための位置決めを行う位置決め機構が必要と
なる。
【0003】図3は、このような従来の位置決め機構の
構造を示している。また、図4は、この位置決め機構の
配置図を示しており、ガイドポールが植設されたポール
ベースが、回転ヘッドドラムの近傍に設けられた位置決
め部材によって位置決めされた状態を示している。以下
の説明においては、テープカセットからの磁気テープの
引き出し方向(図4において矢符A方向)を前方、テー
プカセットへの磁気テープの引き込み方向(図4におい
て矢符B方向)を後方として説明を行うものとする。
【0004】この位置決め機構は、図示しない磁気テー
プをテープカセットより引き出して回転ドラム50に巻
き付けるガイドポール33が植設されたポールベース3
0と、このポールベース30をテープ引き出し位置に位
置決めする位置決め部材40とで構成されている。
【0005】位置決め部材40は、平板状に形成された
基板41の上面後方部に、突起形状の第1圧接部42が
形成され、上面前方部に、後方に向かって開口する縦断
面略コ字状の支持片44が形成され、この支持片44の
上片部44aに調整螺子45が螺合されて第3圧接部4
6が形成されている。また、この第3圧接部46の後端
部からさらに後方に突出して第2圧接部43が形成され
ている。第2圧接部43には、図4に示すように、後方
に向かって略V字状に開口するV溝部43aが形成され
ている。また、調整螺子45は、支持片44の上片部4
4aから上下方向に突出して設けられ、この調整螺子4
5を回転させることにより、上片部44aに対して上下
方向に移動可能な構成となっている。
【0006】一方、ポールベース30は、平面視略L字
状に形成された基板31の角部に円柱状の第5圧接部3
4が形成され、この第5圧接部34にガイドポール33
を回転可能に植設している。また、基板31の下面後方
部に突起形状の第4圧接部32が形成され、基板31の
前端部に前方に突出して平板状の第6圧接部35が形成
されている。
【0007】上記構成において、ポールベース30に植
設されたガイドポール33が図示しないテープカセット
から磁気テープを引き出して、位置決め部材40まで移
動すると、ポールベース30の第4圧接部32が位置決
め部材40の第1圧接部42に、第5圧接部34が第2
圧接部43のV溝部43aに、第6圧接部35が第3圧
接部46の調整螺子45の下端にそれぞれ圧接されて、
ポールベース30の位置決めが行われることになる。こ
のとき、ガイドポール33の後方Bへの傾きは、調整螺
子45を回転させることにより、ポールベース30の第
6圧接部35を上下方向に移動させることにより行って
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の位置決め機構の構造では、調整螺子45の位置
を高くして、ポールベース30の第6圧接部35との圧
接点を高く設定すると、第6圧接部35と調整螺子45
との圧接力が低下してポールベース30が不安定になる
ことから、調整螺子45は余り高く設定できなかった。
すなわち、ポールベース30に植設されたガイドポール
33の傾き調整は、第6圧接部35と調整螺子45との
圧接力を考慮すると狭い範囲に限られてしまうといった
問題があった。そのため、回転ドラム50のテープ走行
も不安定になりやすいものであった。
【0009】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ガイドポールの傾き調整を広い範囲で
安定して行えるようにした磁気テープの走行調整機構を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる磁気テープの走行調整機構は、磁気
テープをテープカセットより引き出して回転ドラムに巻
き付けるガイドポールが植設されたポールベースと、こ
のポールベースをテープ引き出し位置に位置決めする位
置決め部材とからなり、前記位置決め部材は、その上面
後方部に設けられた第1圧接部と、上面中央部の上方位
置に設けられた後方に向かって開口する第2圧接部と、
上面前方部に設けられた後方に向かって開口する縦断面
略コ字状の第3圧接部とを備え、前記ポールベースは、
その下面後方部に設けられた前記位置決め部材の第1圧
接部に圧接される第4圧接部と、上面中央部に設けられ
た前記位置決め部材の第2圧接部の開口部に圧接される
第5圧接部と、前端部に設けられた螺子部材が前記位置
決め部材の第3圧接部に挟持される形で圧接される第6
圧接部とを備え、前記第6圧接部の螺子部材は、ポール
ベースの前端部にねじ嵌合により取り付けられ、前記第
3圧接部に挟持された螺子部材を回転することにより、
ポールベースの前端部を上下動可能に設けられたもので
ある。
【0011】
【作用】ポールベースに植設されたガイドポールがテー
プカセットから磁気テープを引き出して位置決め部材ま
で移動すると、ポールベースの第4圧接部が位置決め部
材の第1圧接部に、第5圧接部が第2圧接部に、第6圧
接部の螺子部材が第3圧接部にそれぞれ圧接されて、ポ
ールベースの位置決めが行われることになる。
【0012】第6圧接部の螺子部材は、ポールベースの
前端部にねじ嵌合により回転可能に取り付けられてお
り、この螺子部材は、縦断面略コ字状に形成された第3
圧接部の対向する上下両面にその上下両端が挟持される
形で圧接される。そして、この圧接状態の螺子部材を回
転することにより、ねじ嵌合されたポールベースの前端
部を上下動させて、ガイドポールの傾きを調整するよう
になっている。
【0013】このように、ガイドポールの傾き調整は螺
子部材を回転することにより行っているが、螺子部材と
第3圧接部との圧接力は変化しないことから、ガイドポ
ールの傾き調整を広範囲にかつ安定して行うことが可能
となる。その結果、回転ドラムのテープ走行も安定した
ものとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1は、本発明に係わる磁気テープの走行
調整機構の構造を示す縦断面図である。
【0016】この位置決め機構は、図示しない磁気テー
プをテープカセットより引き出して回転ドラムに巻き付
けるガイドポール13が植設されたポールベース10
と、このポールベース10をテープ引き出し位置に位置
決めする位置決め部材20とで構成されている。
【0017】位置決め部材20は、平板状に形成された
基板21の上面後方部に、突起形状の第1圧接部22が
形成され、上面前方部に、後方に向かって開口する縦断
面略コ字状の第3圧接部26が形成され、この第3圧接
部26の後端部からさらに後方に突出して第2圧接部2
3が形成されている。第2圧接部23には、後方に向か
って略V字状に開口するV溝部23a(従来例を示す図
4にもカッコを付して示している)が形成されている。
【0018】一方、ポールベース10は、平面視略L字
状に形成された基板11(この形状は、図4に示す従来
例の基板31と同様である)の角部に円柱状の第5圧接
部14が形成され、この第5圧接部14にガイドポール
13を回転可能に植設している。また、基板11の下面
後方部に突起形状の第4圧接部12が形成され、基板1
1の前端部11aに第6圧接部である螺子部材16が形
成されている。螺子部材16は、基板11の前端部11
aにねじ嵌合により回転可能に取り付けられており、こ
の螺子部材16は、縦断面略コ字状に形成された第3圧
接部26の対向する上下両面にその上下両端が挟持され
る形で圧接される。そして、この圧接状態の螺子部材1
6を回転することにより、ねじ嵌合されたポールベース
10の前端部11aを上下動させて、ガイドポール13
の傾きを調整するようになっている。
【0019】上記構成において、ポールベース10に植
設されたガイドポール13が図示しないテープカセット
から磁気テープを引き出して、位置決め部材20まで移
動すると、ポールベース10の第4圧接部12が位置決
め部材10の第1圧接部22に、第5圧接部14が第2
圧接部23のV溝部23aに、第6圧接部である螺子部
材16の上下両端が縦断面略コ字状に形成された第3圧
接部26の上下両面にそれぞれ圧接されて、ポールベー
ス10の位置決めが行われることになる。
【0020】このとき、ガイドポール13の後方(すな
わち、テープ引き出し方向)への傾きは、螺子部材16
を回転することにより、ポールベース10の前端部11
aを上下方向に移動させることにより行う。図2
(a),(b),(c)は、螺子部材16の回転による
ガイドポール13の傾きの各種調整状態を示している。
【0021】このように、ガイドポール13の傾き調整
は螺子部材16を回転することにより行うが、このとき
螺子部材16と第3圧接部26との圧接力は変化しない
ことから、ガイドポール13の傾き調整を広範囲にかつ
安定して行うことが可能となり、その結果、回転ドラム
のテープ走行も安定したものとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係わる磁気テープの走行調整機
構は、ポールベースの第6圧接部を、ポールベースの前
端部にねじ嵌合により回転可能に取り付けられた螺子部
材によって形成し、この螺子部材の上下両端を、縦断面
略コ字状に形成された位置決め部材の第3圧接部の対向
する上下両面に挟持される形で圧接するように構成した
ので、螺子部材の回転によってガイドポールの傾きを調
整したとき、螺子部材と第3圧接部との圧接力は変化し
ないことから、ガイドポールの傾き調整を広範囲にかつ
安定して行うことが可能となり、その結果、回転ドラム
のテープ走行も安定したものとなるといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気テープの走行調整機構の構
造を示す断面図である。
【図2】本発明に係わる磁気テープの走行調整機構の螺
子部材の回転によるガイドポールの傾きの各種調整状態
を示す断面図である。
【図3】ガイドポールが植設されたポールベースが位置
決め部材によって位置決めされた状態を示す平面図であ
る。
【図4】従来の位置決め機構の配置状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10 ポールベース 12 第4圧接部 13 ガイドポール 14 第5圧接部 16 螺子部材(第6圧接部) 20 位置決め部材 22 第1圧接部 23 第2圧接部 26 第3圧接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープをテープカセットより引き出
    して回転ドラムに巻き付けるガイドポールが植設された
    ポールベースと、このポールベースをテープ引き出し位
    置に位置決めする位置決め部材とからなり、 前記位置決め部材は、その上面後方部に設けられた第1
    圧接部と、上面中央部の上方位置に設けられた後方に向
    かって開口する第2圧接部と、上面前方部に設けられた
    後方に向かって開口する縦断面略コ字状の第3圧接部と
    を備え、前記ポールベースは、その下面後方部に設けら
    れた前記位置決め部材の第1圧接部に圧接される第4圧
    接部と、上面中央部に設けられた前記位置決め部材の第
    2圧接部の開口部に圧接される第5圧接部と、前端部に
    設けられた螺子部材が前記位置決め部材の第3圧接部に
    挟持される形で圧接される第6圧接部とを備え、 前記第6圧接部の螺子部材は、ポールベースの前端部に
    ねじ嵌合により取り付けられ、前記第3圧接部に挟持さ
    れた螺子部材を回転することにより、ポールベースの前
    端部を上下動可能に設けられたことを特徴とする磁気テ
    ープの走行調整機構。
JP3301809A 1991-11-18 1991-11-18 磁気テープの走行調整機構 Pending JPH05144135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3301809A JPH05144135A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 磁気テープの走行調整機構

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JP3301809A JPH05144135A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 磁気テープの走行調整機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05144135A true JPH05144135A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17901425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3301809A Pending JPH05144135A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 磁気テープの走行調整機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH05144135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485812B1 (ko) * 2002-11-18 2005-04-28 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 테이프 주행시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485812B1 (ko) * 2002-11-18 2005-04-28 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 테이프 주행시스템

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