JPH05144112A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH05144112A
JPH05144112A JP3326794A JP32679491A JPH05144112A JP H05144112 A JPH05144112 A JP H05144112A JP 3326794 A JP3326794 A JP 3326794A JP 32679491 A JP32679491 A JP 32679491A JP H05144112 A JPH05144112 A JP H05144112A
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JP
Japan
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Application number
JP3326794A
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English (en)
Inventor
Junichi Takeda
純一 武田
Akira Miyashita
朗 宮下
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録と同時に読出された、再生信号と記録信
号を演算することにより再生信号に含まれる旧データ成
分を押え、ベリファイの信頼性を高める。 【構成】 情報の記録、再生用の1つの光源と、この光
源の光ビームを光磁気記録媒体に照射する手段と、この
光ビーム照射部位に記録信号に応じて変調された磁界を
印加し、光ビームによる加熱作用との相互作用によって
情報を記録する手段とを備え、記録と同時に現在記録し
ている情報を読出し、その読出した信号を用いてベリフ
ァイを行う情報記録再生装置であって、記録と同時に読
出された再生信号と前記記録信号を演算し、前記ベリフ
ァイ用再生信号に含まれる旧データ成分を抑制するため
の演算手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報を記録あ
るいは再生する情報記録再生装置に関し、特に1つの光
源で記録と同時にベリファイを行う情報記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録情報の確認のためにベリファ
イを行う場合、記録、再生用の2つの光源を用いた2ビ
ーム方式が一般的であった。この2ビーム方式は、記録
用光ビームで記録した後、再生用光ビームでその記録情
報を再生し、得られた再生信号によりベリファイを行う
ものである。しかし、この2ビーム方式では、構成が複
雑になるばかりでなく、2つの光ビームの位置調整が煩
雑であるなど問題点が多かった。そこで、最近では記録
層が2層の光磁気ディスクを用い、かつ磁界変調方式を
採用して、1つの光源でオーバライトを行い、同時にそ
の記録情報を読出してベリファイを行うという、いわゆ
るワンビームダイレクトベリファイが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
の磁界変調方式のベリファイでは、図4に示すように記
録のために加熱される高温領域Aに対して、再生領域と
なる光スポットBが時間的に遅れを生じてしまう。従っ
て、再生された信号にはオーバライトされた新データと
キューリー温度に達していない領域の旧データが混在す
るため、得られた再生信号はS/Nが悪く、新データの
ベリファイを行うには不十分であった。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、記録と同時に読出された再生信号
と記録信号を演算し、再生信号に含まれる旧データ成分
を押えることにより、ベリファイの信頼性を向上するよ
うにした情報記録再生装置を提供することを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、情報の
記録、再生用の1つの光源と、この光源の光ビームを光
磁気記録媒体に照射する手段と、この光ビーム照射部位
に記録信号に応じて変調された磁界を印加し、光ビーム
による加熱作用との相互作用によって情報を記録する手
段とを備え、記録と同時に現在記録している情報を読出
し、その読出した信号を用いてベリファイを行う情報記
録再生装置であって、記録と同時に読出された再生信号
と前記記録信号を演算し、前記ベリファイ用再生信号に
含まれる旧データ成分を抑制するための演算手段を設け
たことを特徴とする情報記録再生装置によって達成され
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の情報記録再生装置
の一実施例を示した構成図である。図1において、1は
情報記録媒体であるところの光磁気ディスク、2はこの
ディスク1の上面に設けられた磁気ヘッドである。磁気
ヘッド2は磁気ヘッドドライバ3の駆動により、記録信
号に応じて変調された磁界を発生し、光磁気ディスク1
に印加する。4は光磁気ディスク1の下面に磁気ヘッド
2に相対向して配置された対物レンズ、5は記録、再生
用の光源として設けられた半導体レーザ、6は光磁気デ
ィスク1への入射光束とそのディスク1からの反射光束
を分離するためのビームスプリッタである。また、7は
光磁気ディスク1からの反射光を2つに分割するビーム
スプリッタ、8及び9はこのビームスプリッタ7で2つ
に分割された光束をそれぞれ検出する光検出器(フォト
ダイオード)である。これらの対物レンズ4、半導体レ
ーザ5、ビームスプリッタ6,7、光検出器8,9は、
光ヘッドとして一体化されている。光検出器8,9の検
出信号は、光電変換された後、差動アンプ10に出力さ
れ、ここで2つの信号の差動をとることで光磁気信号
(再生信号)が生成される。11はこの再生信号と記録
信号を掛算し、再生信号に含まれる旧データ成分のレベ
ルを抑制するための掛算器、12はこの掛算器11で得
られた補正出力を用いて記録情報のベリファイを行うベ
リファイ回路である。
【0007】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
半導体レーザ5のレーザ光束はビームスプリッタ6を経
由して対物レンズ4に入射し、ここで微小光スポットに
絞られて光磁気ディスク1の目的とする情報トラック上
に照射される。このとき、半導体レーザ5は記録パワー
に設定され、レーザ光束が照射された媒体面の温度はキ
ューリー温度以上に上昇する。一方、磁気ヘッド2から
この温度上昇部位に記録信号に応じて変調されたバイア
ス磁界が印加され、上記媒体の温度上昇部位はバイアス
磁界の方向に磁化される。こうしてレーザ光束による加
熱及び磁界印加の相互作用により、情報トラック上に記
録信号に対応した上向き磁化、下向き磁化の情報磁区が
形成される。もちろん、このとき光磁気ディスク1は回
転し、記録用光スポットは図示しない制御回路によりト
ラッキング制御、フォーカシング制御がかけられてお
り、光スポットは情報トラックを走査しつつその情報ト
ラック上に順次情報を記録していく。一方、この情報記
録動作と同時に光磁気ディスク1から反射された光束が
逐次対物レンズ4、ビームスプリッタ6を通ってビーム
スプリッタ7へ入射し、ここで2つに分割されて光検出
器8,9に導かれる。光検出器8,9の検出信号は差動
アンプ10で差動検出され、いわゆるカー効果を利用し
た信号再生が行われる。従って、情報記録と同時にその
現在記録している情報が読出され、差動アンプ10で得
られた再生信号は順次掛算器11へ送られる。この場
合、差動アンプ10の再生信号は、前述したように現在
記録している新データ成分と旧データ成分が混在した信
号である。
【0008】掛算器11では再生信号と記録信号(新デ
ータ)を掛算し、その結果得られた信号をベリファイ用
の信号としてベリファイ回路12へ出力する。即ち、掛
算器11においては、再生信号と記録信号を掛算するこ
とによって、再生信号に含まれる旧データ成分のレベル
を押えるよう作用する。以下、そのレベル抑制作用につ
いて説明する。図2は掛算器11による再生信号の補正
前と補正後の信号波形を示した図である。なお、図2で
は2−7符号をピットポジション方式で記録したときの
再生信号の例を示す。また、ここでは旧データは新デー
タに比べて1/2のレベルで混在している。図2(a)
は旧データが8T、新データが3Tであり、図2(b)
は旧データが3T、新データが8Tである。図2から明
らかなように、いずれの例であっても掛算器11による
補正後の信号は、2つの信号の掛算により補正前に比べ
て旧データ成分が大幅に抑制されていることがわかる。
こうして補正された再生信号はベリファイ回路12に送
られ、ベリファイが行われるが、再生信号に含まれる旧
データ成分が押えられ、S/Nが改善されているため
に、ベリファイの信頼性を従来に比べて著しく向上する
ことが可能となる。
【0009】図3は本発明の他の実施例を示した構成図
である。図3において、13は光検出器8,9の信号を
加算して和信号を生成するための加算器、14はこの和
信号から光磁気ディスク1上のキズ、汚れなどによるド
ラップアウトを検出するためのドロップアウト検出回路
である。なお、この回路はドロップアウトに限らず、そ
の他の反射率異常を検出することができる。15はこの
ドロップアウト検出回路14とベリファイ回路12の出
力とのアンドをとるためのアンド回路である。アンド回
路15の出力信号は図示しない主制御回路へ出力され、
情報の記録動作はアンド回路15の出力信号によって制
御される。即ち、この実施例では、ドラップアウトなど
の反射率異常が検出されたり、あるいはベリファイエラ
ーが発生した場合、記録動作を中止し、より確実なベリ
ファイ動作を可能とするものである。
【0010】なお、以上の実施例では、再生信号と記録
信号を掛算することによって、再生信号を補正する例を
示したが、これに限ることなく、再生信号に対して記録
信号と相関の強い部分を強調するものであれば、同様に
再生信号を補正することができる。また、記録信号は一
般にデジタル信号であるが、これを例えばガウシヤン波
形や三角波などに修正した後、再生信号と演算処理して
旧データを抑圧することも可能であるが、これらの変形
は本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録と同時に読出された再生信号と記録信号を演算し、再
生信号に含まれる旧データ成分を抑制することにより、
ベリファイ用の再生信号を有効に補正でき、ベリファイ
の信頼性を大幅に向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示した
構成図である。
【図2】図1の実施例のベリファイ用再生信号を補正前
と補正後で比較して示した信号波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示した構成図である。
【図4】光磁気ディスク上の高温領域と再生領域がずれ
た様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 磁気ヘッド 4 対物レンズ 5 半導体レーザ 8,9 光検出器 10 差動アンプ 11 掛算器 12 ベリファイ回路 14 ドロップアウト検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録、再生用の1つの光源と、こ
    の光源の光ビームを光磁気記録媒体に照射する手段と、
    この光ビーム照射部位に記録信号に応じて変調された磁
    界を印加し、光ビームによる加熱作用との相互作用によ
    って情報を記録する手段とを備え、記録と同時に現在記
    録している情報を読出し、その読出した信号を用いてベ
    リファイを行う情報記録再生装置であって、記録と同時
    に読出された再生信号と前記記録信号を演算し、前記ベ
    リファイ用再生信号に含まれる旧データ成分を抑制する
    ための演算手段を設けたことを特徴とする情報記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、再生信号と記録信号を
    掛算する掛算器であることを特徴とする請求項1の情報
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記光磁気記録媒体の反射率異常を検出
    するための検出手段を有し、この検出手段で反射率異常
    が検出されたとき、あるいはベリファイエラーが発生し
    たときは、情報記録動作を中止することを特徴とする請
    求項1の情報記録再生装置。
JP3326794A 1991-11-15 1991-11-15 情報記録再生装置 Pending JPH05144112A (ja)

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JP3326794A JPH05144112A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 情報記録再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5717673A (en) * 1995-02-27 1998-02-10 Nec Corporation Method and apparatus for verifying accuracy of data written on a phase transition optical disk during the writing operation
US5798993A (en) * 1995-05-29 1998-08-25 Nec Corporation System and method for simultaneously verifying optical data writing and optical data writing medium for use therein

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US5946280A (en) * 1995-02-27 1999-08-31 Nec Corporation Method for verifying accuracy of data written on a phase transition optical disk during the writing operation
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