JPH06105510B2 - 光磁気情報記録装置 - Google Patents

光磁気情報記録装置

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JPH06105510B2
JPH06105510B2 JP19388385A JP19388385A JPH06105510B2 JP H06105510 B2 JPH06105510 B2 JP H06105510B2 JP 19388385 A JP19388385 A JP 19388385A JP 19388385 A JP19388385 A JP 19388385A JP H06105510 B2 JPH06105510 B2 JP H06105510B2
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magneto
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茂 青井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学的情報記録再生装置に関し、さらに詳しく
は、マルチビーム等の手段を用いず、記録時に正常に記
録が行なわれているか否かを判断する機能を有する光磁
気情報記録装置に関する。
〔従来の技術〕
上記のような光学的情報記録再生装置の代表的なものと
して磁性膜を有するディスク状等の記録媒体を用いる光
磁気情報記録再生装置がある。第5図は従来の光磁気情
報記録再生装置を示す概略構成図である。情報の記録に
あたっては、まず記録情報信号S1によりレーザー駆動回
路10において変調されたレーザー光が半導体レーザー1
より発せられる。そのレーザー光はコリメータレンズ2
で平行光となり偏光ビームスプリッター5を透過し、対
物レンズ3にてディスク状の記録媒体4上に光スポット
を結ぶ。記録媒体4の記録部分は予め一様に一方向に磁
化されている。記録媒体4上で光ビームによりキューリ
点以上に熱せられた部分が冷却する時には、バイアス磁
石11による磁界により、予め磁化されていた方向とは逆
の方向に磁化される。こうして情報は記録媒体4の磁性
膜に磁化の反転として記録される。
情報が正常に記録されたかどうかは再生により確認する
が、この確認の方法は従来より種々の方法が考えられて
いる。
例えば、その1つとして記録媒体4がディスク状である
場合にはディスクの一回転後に記録した部分の再生を行
う方法がある。一般に再生は記録よりも低強度でレーザ
ー1を連続発光させ、記録された領域上にその光ビーム
を照射し、その反射光の磁化方向の違いによる偏光方向
を検出することによって行なわれる。第5図における再
生は、記録媒体4からの反射光を偏光ビームスプリッタ
ー5で反射させ、偏光面の変化した成分を検光子6に導
き、検光子6を通過した光を集光レンズ7により検光器
8に導くことにより行なわれる。検光器8の出力は増幅
アンプ9により再生信号S2として出力される。記録時に
あたえられた信号S1をメモリに記録しておきディスクの
一周後に前記再生信号S2と比較することにより正確な記
録がなされたどうかを判断することができる。また別の
方法として記録ビームよりもわずかに遅れた位置に再生
ビームを配置し、ディスクの一回転を待たずして再生信
号S2を得て、記録信号S1を記録ビームと再生ビームの間
隔に値する時間だけ遅延させて再生信号S2と比較する方
法もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし前者の方法では情報の確認までにディスク一回転
の時間を待たなければならず、また後者の方法では複数
のビームを発生させる手段およびそれらの検出手段を必
要とし光学系が複雑になる問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の様な従来技術の問題点に鑑みてなされた
もので、本発明の光磁気情報記録装置は、記録信号に応
じて変調された光ビームを媒体に照射する手段と、前記
光ビームの媒体による反射光を2光束に分割する手段
と、前記分割された光束を互いに透過軸方位角の異なる
2つの検光子に各々通し、その透過光量を検出する手段
と、前記各々の光束から検出された信号の差信号を検出
する手段と、前記記録信号の立ち上がり時刻と立ち下が
り時刻との間で、記録信号の立ち上がり時刻から所定時
間遅れた時刻における前記差信号のレベルを検出するこ
とにより、または、前記記録信号の立ち上がり時刻から
の前記差信号の立ち上がり時刻のずれを計測することに
より、記録の異常を検知する手段とを有することを特徴
としている。
〔実施例〕 以下、本発明の光磁気情報記録装置について実施例に基
づいて詳細に説明する。
第1図に本発明の光磁気情報記録装置(以下、装置と称
す)の概略構成図を示す。第5図と同じ構成部品は同一
番号で表している。第1図において記録媒体4からの反
射光を偏光ビームスプリッター5で反射させ、これをハ
ーフミラー12で2分する。13,14,15はそれぞれ6,7,8と
同じで検光子、集光レンズ、検光器である。検光子6、
13は光磁気効果を持たないディスクを凝似的に記録媒体
面に置いたときにディスクから反射してくる光の偏光面
に対して、その透過軸方位角がそれぞれ逆方向に45°の
角度を成すように配されている。9と16はそれぞれ検光
器8,15の出力を増幅するアンプであり、17は増幅アンプ
9,16の出力の差の信号を得る差動アンプである。18は差
動アンプ17の出力をデジタル信号とするコンパレータで
ある。19はレーザ変調信号S1を時間T0だけ遅延させる遅
延回路であり、20はコンパレーター18の出力を遅延回路
19の出力の立ち上りでサンプリングするサンプリング回
路である。
次に本発明の装置における記録異常の検出の原理を第2
図〜第4図に従って説明する。
第2図は第2図(1)のようなパルス信号によって第2
図(2)の様な磁化パターンを形成する場合の記録媒体
上のピットの様子を示したものである。ここでは半径70
mm、1800rpmで5MHzで記録する場合を想定している。第
2図において無印の領域Aは初期化の時の磁化の方向を
有する領域であり、点々の領域Bはレーザー光により熱
せられてキューリー温度以上になっており明確な垂直磁
化の方向を有しない領域である。右下りの斜線の領域C
は記録磁化パターンの形成された領域であり、領域Aと
は逆方向に磁化されている。また右上りの領域Dは記録
レーザー光の照射されている領域である。
記録パターンの形成は時刻t1でレーザーで点灯すること
により開始される。記録媒体の熱上昇の時定数は約10ns
ec程度で、この時間に記録媒体が移動する長さは形成パ
ターンの1割程度であり本発明では無視する。時刻t1
媒体が昇温し、第2図(3)に示す様に右上り斜線の領
域Dの光の照射された部分の中央部の領域Bは、キュー
リー点以上に昇温する。時刻t2では第2図(4)に示す
ように、光ビームが通過して記録パターンの形成された
領域C(右下り斜線)が存在しており、時刻t3のレーザ
ーの消える直前では第2図(5)に示す様になる。
このそれぞれの領域から得られる反射光の偏光を第3図
に示す。記録媒体への入射光の偏光面をOBの方向とし、
検光子6の偏光面はOC′方向、検光子13の偏光面はOA″
方向に配する。カー効果により、記録媒体のそれぞれの
領域からの反射光はその偏光面が変化し、検光器8から
の出力は、領域Aからの反射光はOA′に相当する信号、
領域Bからの反射光はOB′に相当する信号、領域Cから
の反射光はOC′に相当する信号となる。検光器15からの
出力は、領域A,B,Cに対してそれぞれOA″,OB″,OC″と
なる。
次に、本発明における記録が正常に行なわれたどうかを
判断する方法について説明する。
記録が正常に行なわれた場合には、検光器8からの出力
は第4図(イ)−(1)に示す様になり、検光器15から
の出力は第4図(イ)−(2)に示す様になる。つまり
記録光の点灯が開始された時刻t1では、領域Cが形成さ
れていないためにOA′,OA″に相当する信号が得られる
が、時刻t3では領域Cが形成されて、この部分からの反
射光も含まれてくるのでOC′,OC″に相当する信号も得
られる。
ところが記録が正常に行なわれない場合、つまり、フォ
ーカスずれやディスク媒体の欠陥のために領域Cが形成
されない場合には、検光器8,15からの出力はそれぞれ第
4図(ロ)の(1),(2)に示す様になる。つまり、
ほとんどが領域Aからの反射光であるがある程度の昇温
がされるために領域AとBとの中間的な部分からの反射
光が得られる。記録が正常に行なわれた場合とそうでな
い場合の反射光の差はそれぞれ第4図の(イ)−
(3),(ロ)−(3)に示すようになる。ところがア
ンプ9,16は必要以上の高周波は通さず、またDC成分も通
さないものである。このため差動アンプ17の出力はそれ
ぞれ第4図(イ)−(4),(ロ)−(4)に示す様に
なる。これらをコンパレータ18で二値化すればコンパレ
ータ18からの出力は第4図(イ)−(5),(ロ)−
(5)に示す様になる。レーザー点灯の立ち上りから時
間T0だけ遅れた時点でこのコンパレーター18の出力をサ
ンプリング回路20でサンプリングすれば記録が正常に行
なわれていれば第4図(イ)−(5)でサンプリング出
力は“1"になり、記録が正常に行なわれていなければ第
4図(ロ)−(5)で同出力は“0"となり、記録異常を
判断できる。
前記実施例では位相のずれの検知をt1+T0の時刻での再
生信号出力をサンプリングしているが、これに限らず、
立ち上り時刻のずれをカウントする等の方法でも行え
る。即ち、記録が正常に行われた場合には、第4図
(イ)−(5)のように再生信号出力は時刻t1+T0より
前に立ち上がる。これに対し、記録が正常に行われない
場合には、第4図(ロ)−(5)のように時刻t3まで再
生信号出力は立ち上がらない。そこで、時刻t1からの再
生信号出力の立ち上がり時刻のずれを計測することによ
って、記録異常を判断することができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明の光磁気情報記録装置によ
れば、1つの記録用ビームの簡単な光学系で、しかも記
録とはほぼ同時に記録パターンが形成されたかどうかを
判断でき、記録が正常であるか否かが簡単に検知でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光磁気情報記録装置の概略構成図であ
る。 第2図は光ビームの照射によって記録媒体上に磁化パタ
ーンを形成する過程を示した図である。 第3図および第4図は記録が正常に行なわれたどうかを
判断する方法を説明するための図である。 第5図は従来の光磁気情報記録再生装置の概略構成図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体に光ビームを照射し、情報を
    記録する光磁気情報記録装置において、記録信号に応じ
    て変調された光ビームを前記媒体に照射する手段と、前
    記光ビームの媒体による反射光を2光束に分割する手段
    と、前記分割された光束を互いに透過軸方位角の異なる
    2つの検光子に各々通し、その透過光量を検出する手段
    と、前記各々の光束から検出された信号の差信号を検出
    する手段と、前記記録信号の立ち上がり時刻と立ち下が
    り時刻との間で、記録信号の立ち上がり時刻から所定時
    間遅れた時刻における前記差信号のレベルを検出するこ
    とにより、または、前記記録信号の立ち上がり時刻から
    の前記差信号の立ち上がり時刻のずれを計測することに
    より、記録の異常を検知する手段とを有することを特徴
    とする光磁気情報記録装置。
JP19388385A 1985-09-04 1985-09-04 光磁気情報記録装置 Expired - Lifetime JPH06105510B2 (ja)

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JPS6254857A JPS6254857A (ja) 1987-03-10
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JPH01165056A (ja) * 1987-09-21 1989-06-29 Sharp Corp 光情報記録再生装置
JPH0373448A (ja) * 1989-05-10 1991-03-28 Ricoh Co Ltd 光磁気記録方法
US5517471A (en) * 1992-01-06 1996-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for verifying recording data and for determining recording error using a detected light amount

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