JPH0514401A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH0514401A
JPH0514401A JP3019120A JP1912091A JPH0514401A JP H0514401 A JPH0514401 A JP H0514401A JP 3019120 A JP3019120 A JP 3019120A JP 1912091 A JP1912091 A JP 1912091A JP H0514401 A JPH0514401 A JP H0514401A
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Takaharu Hosaka
隆治 穂坂
Naoki Sudo
直樹 須藤
Tomoo Fukao
伴夫 深尾
Naoharu Kido
直治 城戸
Kazuyuki Tsukamoto
一之 塚本
Minoru Yoshida
稔 吉田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M11/02Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with bell or annunciator systems
    • H04M11/022Paging systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信中、送信局にキャッチホンが入った場
合、予め記憶させてあるメッセージを受信局に送って、
キャッチホンを受信した旨通知する。 【構成】 交換機9から送出されるキャッチホン信号に
より、送信局10のキャッチホン検出部13で第3の局
12から回線接続要求が入ったことを検出する。キャッ
チホン信号を検出した場合、メッセージ記憶部17から
予め設定されているメッセージを読出して相手局11に
送出する。このメッセージは、予定されたすべてのデー
タを送信し終えた時点か、例えばページ単位のデータを
送信し終えた時点のいずれかで送出する。このメッセー
ジによって、受信局11のオペレータは回線の切断およ
びデータの乱れの原因が、前記キャッチホンの受信によ
るものであると特定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ通信装置に関する
ものであり、特に、データ送受信中に第3の局から割込
みが入った場合の処理機能を有するデータ通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置間で画像データを送受
信したり、パーソナルコンピュータを含む情報処理装置
を電話回線でつないでデータを送受信したりする通信シ
ステムがある。このような通信システムにおいて、2局
間でデータ通信中に、データの送信局または受信局に対
して第3の局から回線接続要求が入る場合がある。この
ような場合の処理機能を有するデータ通信装置として、
特開昭62−216584号公報に記載されているよう
なファクシミリ装置がある。
【0003】このファクシミリ装置では、回線接続要求
が着信すると、現在の通信を一時中断して、回線接続要
求をしている第3の局の電話番号を記憶する。そして再
び先のデータ通信を開始し、そのデータ通信が終了した
後、前記記憶された電話番号によって第3の局を呼出す
ようにしている。
【0004】しかし、割込まれた通信が緊急を要する内
容の通信である場合には、このファクシミリ装置のよう
に直ちにその通信を中断するわけにはいかない。したが
ってこのような場合は、第3の局からの呼出しには応答
せず、最初の相手との通信を継続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、第3の
局からの呼出しに応答しないで現在の通信を継続した場
合には、次のような問題点があった。すなわち、通信中
に第3の局から呼出しが入った場合、その呼出信号の形
式によっては、受信データに乱れが発生することがあ
る。
【0006】例えば、2局間でファクシミリ通信中に第
3の局から回線接続要求があった場合、交換局ではこの
要求を検出し、送信局および受信局のうち、第3の局が
接続を要求している局に対して所定の周波数および断続
間隔を有するキャッチホン信号を送出する。
【0007】このキャッチホン信号は、例えば日本電信
電話株式会社のサービスの場合、所定の間隔で断続され
る周波数400Hzの信号である。一方、ファクシミリ
通信においては、0.3〜3.4kHzの周波数帯域を
用いて画情報が伝送されている。すなわち、前記キャッ
チホン信号の周波数はファクシミリ通信の占有周波数帯
域に入っており、したがってこのキャッチホン信号によ
って送信画情報が乱されることがある。
【0008】このキャッチホン信号は、第3の局と回線
が接続されるまで継続されることが多いので、その間は
正常な画情報が送れないということになる。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
データ送信中に第3の局から着信があっても、受信画情
報が乱れることがないようにできるデータ通信装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、通信中に入った割込要求
信号の発生および消滅を検出する手段を具備し、自局が
受信側の場合は、前記検出手段による割込要求信号の発
生または消滅の検出信号に応答して、予定単位データの
通信間でプロトコル情報によって相手局にフォールバッ
ク要求情報またはフォールバック解除要求情報を送出す
る一方、自局が送信側の場合は、自局に入った割込要求
信号の発生および消滅を検出し、これに応答して直ちに
伝送速度を予定値に設定するように構成した点に第1の
特徴がある。
【0011】また本発明は、前記フォールバック要求情
報を送出した旨を自局のオペレータに文字情報で通知す
る手段を設けた点に第2の特徴がある。
【0012】さらに本発明は、相手局からのプロトコル
情報に含まれている前記フォールバック要求またはフォ
ールバック要求解除情報を検出する手段を具備し、この
検出手段の検出信号に応答して伝送速度を予定値に設定
するように構成した点に第3の特徴がある。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、受信
局が割込要求信号として例えばキャッチホン信号を受信
した場合は、送信局にフォールバック要求情報が送出さ
れる。送信局では、これを受信した場合または自局にキ
ャッチホン信号が入った場合はフォールバックすること
で占有周波数帯域を制限し、キャッチホン信号による画
情報の乱れを回避する。また、受信局のオペレータは、
フォールバックされた低い伝送速度で画情報を受信した
ことを文字情報によって認識することができる。さら
に、キャッチホン信号が消滅した場合は、伝送速度を元
に戻すことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0015】図5は本発明の実施例を示すファクシミリ
装置のハード構成を示すブロック図である。同図におい
て、読取装置1で読取られた原稿の画情報は符号化・復
号化部2でコード化されて画情報メモリ3に蓄積され
る。蓄積された画情報は網制御部(NCU)4を介して
順次回線に送出される。
【0016】一方、受信に際しては、回線から取込まれ
た画情報は一旦画情報メモリ3に蓄積された後、符号化
・復号化部2で復号化され、印字装置5で印字出力され
る。操作パネル6はキーボードとディスプレイ装置とを
具備し、各種指示の入力および処理結果の表示に供され
る。以上の各要素は管理用メモリ7に格納されたプログ
ラムおよび管理データに従い、CPU8よって制御され
る。
【0017】次に、本実施例の機能を説明する。図1は
本実施例の要部機能を示すブロック図である。同図にお
いて、交換機9には上記のハード構成を有するファクシ
ミリ装置10およびその相手局であるファクシミリ装置
11、ならびに第3の局12が接続されている。交換機
9には、これ以外にも多数の電話、ファクシミリ装置な
どのデータ通信装置が接続されているのはいうまでもな
い。以下、ファクシミリ装置10を送信局、ファクシミ
リ装置11を受信局という。
【0018】なお、送信局10および受信局11におい
て同符号で示した部分は同一または同等部分である。
【0019】この送信局10から受信局11に画情報を
通信中、第3の局12から送信局10あるいは受信局1
1に対して回線接続要求が入った場合の、それぞれの局
での処理機能は次のとおりである。
【0020】まず、受信局11に第3の局12から回線
接続要求が入った場合を説明する。交換機9はこの回線
接続要求を受信すると、受信局11に対してキャッチホ
ン信号を送出する。受信局11の網制御部(NCU)4
に入力されたキャッチホン信号は、それがキャッチホン
信号であることがキャッチホン検出部13で認識され
る。キャッチホン信号は400Hzの断続信号である。
したがって、キャッチホン検出部13では入力信号のス
ペクトルを監視し、400Hzの信号のスペクトルが他
の信号より格段に強く、かつ所定の間隔で断続している
場合をキャッチホン信号の受信と判定するように構成さ
れる。
【0021】キャッチホン検出部13で検出されたキャ
ッチホン検出信号は、プロトコル情報作成部14、管理
レポート作成部15および管理用メモリ7に入力され
る。
【0022】キャッチホン検出信号を供給されたプロト
コル情報作成部14は、後述するフレーム構成に基づい
て、キャッチホン信号を検出した旨のファクシミリ情報
を含むプロトコル情報を作成する。そして、ページエン
ド検出部18で1ページの画情報が受信されたことが検
出されると、その検出時点つまりページ間で、前記プロ
トコル情報はモデム19およびNCU4を介して回線に
送出される。
【0023】一方、管理用メモリ7には、例えば「キャ
ッチホンガハイリマシタ」というようなメッセージをデ
ィスプレイに表示したり、ヘッダ情報として出力するた
めのデータが記憶されている。そして管理用メモリ7
は、前記キャッチホン検出信号に応答して、ディスプレ
イ16およびヘッダ作成部17に前記メッセージを示す
データを出力する。
【0024】LCDなどのディスプレイ16は、入力さ
れた前記データに基づいてキャッチホン信号の受信を示
す予定のメッセージを表示する。またヘッダ作成部17
は、入力されたデータに基づき、次に受信するページの
先頭にヘッダ情報として前記メッセージを付加する。
【0025】さらに、管理レポート作成部15は、供給
されたキャッチホン検出信号に基づく管理レポートを作
成して他の管理レポートと同様に管理用メモリ7の管理
レポート記憶領域に記憶する。管理用レポートは前記メ
ッセージのような文字情報でなくても、あらかじめ定め
られた略号でもよい。管理レポートは、前記操作パネル
6から入力されるオペレータの指示や、予定数の通信を
実行した時点で前記印字装置5に出力されてプリントさ
れる。
【0026】なお、キャッチホンが入ったことを示すデ
ィスプレイ表示やヘッダ情報の表示ならびに管理レポー
トへの記録は例示であって、その他LEDランプの表示
など、周知の通知手段を適宜用いることができる。
【0027】一方、キャッチホン信号を検出したことを
示すプロトコル情報は、送信局10のプロトコル情報解
析部20で検出される。プロトコル情報解析部20は受
信局11からのプロトコル情報の中にキャッチホン信号
検出情報を認識すると、伝送速度設定部21に検出信号
を出力する。伝送速度設定部21はこの検出信号に応答
してモデム19に設定される伝送速度を予定の値に低下
させる。
【0028】一般に、伝送速度を低下させると占有周波
数帯域が狭まることが知られており、本発明者等は、伝
送速度を4800bpsまで低下させると400Hzの
キャッチホン信号が画情報に影響を与えないことを実験
的に確認した。
【0029】以上は、受信局11にキャッチホンが入っ
た場合であるが、送信局10にキャッチホンが入った場
合にも受信局11での受信画に影響を与えることがあ
る。
【0030】したがって、本発明では、その場合の対策
も講じた。すなわち、送信局10にキャッチホンが入っ
た場合は、送信局10のキャッチホン検出部13でキャ
ッチホン信号が検出され、伝送速度設定部21はこの検
出信号にも応答して伝送速度を低下させるように構成し
てある。
【0031】さらに、キャッチホン信号が通信途中で消
えることも当然予想される。キャッチホン消滅検出部2
2は、受信部11のキャッチホン検出部13からの前記
キャッチホン検出信号でセットされ、その後、キャッチ
ホン検出信号の消滅によってプロトコル情報作成部14
に消滅検出信号を出力する。
【0032】プロトコル情報作成部14は、この消滅検
出信号に基づいてキャッチホン信号消滅を送信局10に
通知するファクシミリ情報を含むプロトコル情報を作成
する。そして前記キャッチホン信号検出時と同様、ペー
ジ間でこのプロトコル情報を回線に送出する。
【0033】送信局10のプロトコル解析部20は、こ
のキャッチホン信号消滅を示すプロトコル情報を検出し
た場合は、伝送速度設定部21に、伝送速度を元の値
(例えば9600bps)に戻す(以下、フォールバッ
ク解除という)ための指示を与える。
【0034】また、送信局10に入力されていたキャッ
チホン信号が消滅した場合においても、それをキャッチ
ホン検出部13の出力に基づいて検出し、フォールバッ
ク解除を実行する。
【0035】次に、本実施例の動作をフローチャートに
よって説明する。図2〜図4は実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。まず、図2において、受信局11の
動作を説明する。ステップS1では、送信局10にフォ
ールバックを要求したことを示すフラグFBdをクリア
(“0”をセット)する。
【0036】ステップS2では、キャッチホン信号を検
出したことを示すフラグCPをクリア(“0”をセッ
ト)する。
【0037】ステップS3では、画情報の受信を開始
し、ステップS4で画情報を1ページ受信したか否かを
判断する。1ページの受信が終了していない場合はステ
ップS5に進み、キャッチホン信号を検出したか否かを
判断する。
【0038】キャッチホン信号を検出したならば、ステ
ップS6に進んでキャッチホン検出フラグCPを立てる
(“1”をセット)。一方、キャッチホン信号を検出し
なかった場合はステップS7に進み、キャッチホン検出
フラグCPをクリアする。
【0039】また、ステップS4が肯定、つまり1ペー
ジの受信を終了したならば、ステップS8に移行する。
ステップS8ではすべての画情報を受信し終ったか否か
を判断する。受信終了の場合は、当該処理は終了し、ま
だ受信するページがあれば、ステップS9に進む。
【0040】ステップS9では、キャッチホン検出フラ
グCPの状態によって、前ページの受信を終了する直前
までキャッチホン信号が継続していたか否かを判断す
る。このフラグCPが立っていればステップS9からス
テップS10に進む。ステップS10では、フォールバ
ック要求フラグFBdの状態によって、それまでに送信
局10に対してフォールバック要求を行ったか否かを判
断する。このフラグFBdが立っていてステップS10
の判断が肯定の場合は、重ねてフォールバックを行う必
要がないので、ステップS3に戻って受信を続ける。
【0041】ステップS10の判断が否定の場合は、フ
ォールバックは行われていないと判断し、ステップS1
1に進んでプロトコル情報によってフォールバック要求
を行う。ステップS12ではフォールバック要求を実行
したことを示すフォールバック要求フラクFBdを立て
る。
【0042】ステップS13では、ディスプレイ表示や
ヘッダ情報で示すことによって、自局でキャッチホン信
号を検出し、送信局10にフォールバックを要求したこ
とを自局のオペレータに通知する。
【0043】また、ステップS9が否定の場合はステッ
プS14に進む。ステップS14では、それまでに送信
局10に対してフォールバック要求を行ったか否かを判
断する。ステップS14の判断が肯定の場合は、キャッ
チホン信号が消滅したと判断してステップS15に進
み、伝送速度を通常に戻すため、つまりフォールバック
を解除するための要求を行う。それに伴ってステップS
16でフォールバック要求フラグをクリアする。
【0044】次に、図3を参照して送信局10の動作を
説明する。ステップS20では、フォールバックが実行
されている、つまり伝送速度を落としていることを示す
フォールバック実行フラグFBをクリアする。そしてス
テップS21で画情報送信を開始する。
【0045】ステップS22では、キャッチホン受信処
理を行う。これは送信局にキャッチホンが入った場合の
処理であり、詳細は図4に関して後述する。
【0046】ステップS23では、画情報を1ページ送
信したか否かを判断する。1ページの送信が終了してい
ない場合はステップS21に戻り、1ページの送信が終
了した場合はステップS24に進み、予定されたすべて
の画情報を送信したか否かを判断する。送信終了の場合
は、当該処理は終了し、まだ送信するページがあれば、
ステップS25に進む。
【0047】ステップS25では、受信局11からのプ
ロトコル情報にフォールバックの要求が有るか否かを判
断する。フォールバック要求があれば、ステップS26
に進み、フォールバック実行フラグFBが立っているか
否かを判断する。フォールバック実行フラグFBが立っ
ていない場合は、ステップS27に進んでフォールバッ
クを実行する。ステップS28ではフォールバック実行
フラグFBを立てる。
【0048】フォールバック要求がなければ、ステップ
S25からステップS29に移行してフォールバック解
除要求があるか否かを判断する。フォールバック解除要
求がなければ、ステップS21に戻り、フォールバック
解除要求があったならばステップS30に進む。
【0049】ステップS30でフォールバック実行フラ
グFBの状態を判定し、このフラグFBが立っていれ
ば、ステップS31に進んでフォールバックを解除す
る。ステップS32ではフォールバック実行フラグをク
リアする。
【0050】続いて、前記ステップS22のキャッチホ
ン受信処理の詳細を説明する。図4において、ステップ
S100では、自局にキャッチホンが入ったか否かを判
断する。キャッチホンが入っていればステップS101
でフォールバック実行フラグFBの状態を判定する。こ
のフラグFBが立っていれば、ステップS23(図3)
に進む。フォールバック実行フラグが立っていない場合
は、ステップS102でフォールバックを実行し、ステ
ップS103でフォールバック実行フラグFBを立て
る。
【0051】キャッチホン信号が検出されない場合は、
ステップS100の判断は否定となってステップS10
4に進み、フォールバック実行フラグFBの状態を判定
する。このフラグFBが立っていなければ、ステップS
23(図3)に進む。フォールバック実行フラグが立っ
ている場合は、ステップS105でフォールバックを解
除し、ステップS103でフォールバック実行フラグF
Bをクリアする。
【0052】上記の画情報送受信におけるプロトコル交
信の例を図6に示す。図6において、まず、CCIT
T,T30に基づくフェーズA,Bの手順を行い、画情
報PIX(1)を送出する。この画情報PIX(1)の
送信途中で受信局にキャッチホンが入った場合、受信局
はその画情報PIX(1)の受信を終了した時点、つま
り次の画情報PIX(2)を受信する前に、プロトコル
によって送信局にフォールバック要求を行う。
【0053】フォールバック要求を行うためのプロトコ
ル情報のフレーム構成例を図7に示す。同図に示したよ
うに、メッセージ確認信号MCFのファクシミリ情報フ
ィールドFIFにフォールバック要求を付加する。例え
ば、ファクシミリ情報フィールドFIFの1ビットを指
定し、このビットが“0””1”かによって送信局にフ
ォールバック要求の有無を通知する。同様に、フォール
バック解除要求の有無も予定のビットの状態で送信局に
通知するようにする。
【0054】この、フォールバック要求やフォールバッ
ク解除要求を通知された送信局は、この要求に応じて伝
送速度を変更した後、次の画情報PIX(2)を送出す
る。
【0055】図6において、画情報PIX(2)を送出
した後はフェーズD,Eの手順を実行して通信を終了す
る。
【0056】なお、以上説明したフォールバックおよび
フォールバック解除などは、これを行うか否かをあらか
じめオペレータが設定するようにしてもよい。すなわ
ち、伝送速度の低下を選択するより、多少画情報が乱れ
ても伝送速度は速い方がよいという通信も有り、このい
ずれかを選択できる方が都合がよいことが有り得るから
である。このような選択のための設定は、操作パネル上
のキーボードなどから指示できるようにする。そして、
このような選択手段を採用した場合はいずれが選択され
ているかを示す表示手段も同時に設けておくのが望まし
い。
【0057】本実施例では、ファクシミリ装置間の画情
報送受信の例を説明したが、パーソナルコンピュータを
端末機器とするデータ通信装置間でのデータ通信におい
ても本実施例と同様に処理できるのはもちろんである。
【0058】また、本実施例では、割込信号として日本
電信電話株式会社のキャッチホン信号、つまり400H
zの断続信号を想定し、その信号による受信画情報の乱
れを回避するようにした例を示した。しかし、割込信号
はこれに限定されず、例えば480Hzと620Hzと
が混合(コンバイニング)され、60IPMで出力され
る米国ATT社の呼出信号などに対しても、それに合わ
せて伝送速度を変更するようにすれば本実施例と同様の
効果が得られることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、データ通信中に受信局に割込が入った場合、
これを送信局に通知することができる。したがって、送
信局ではこの通知に応答して伝送速度を低下させ、割込
信号による通信データへの影響を回避することができ
る。
【0060】また、送信局に割込が入った場合は、自局
で伝送速度を低下させる処理を行って、受信局に割込が
入った場合と同様に割込信号の影響を回避できる。
【0061】さらに、割込信号が消滅した場合には、低
下させた伝送速度を元に戻すこともできるので、最低限
度の通信能率を維持しながら通信データに及ぶ影響を回
避できる。
【0062】このように、本発明によれば、割込があっ
ても中断できないような緊急重要な通信において、割込
信号による通信データの悪影響を排除し、正常なデータ
を継続して送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す制御部の要部機能を示す
ブロック図である。
【図2】受信局の動作を示すフローチャートである。
【図3】送信局の動作を示すフローチャートである。
【図4】送信局の動作を示すフローチャートである。
【図5】ファクシミリ装置のハード構成を示すブロック
図である。
【図6】実施例のプロトコルを示すシーケンス図であ
る。
【図7】プロトコル情報のフレーム構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
4…NCU、 6…操作パネル、 8…CPU、 9…
交換機、 10…送信局ファクシミリ装置、 11…受
信局ファクシミリ装置、 12…第3の局、13…キャ
ッチホン検出部、 14…プロトコル情報作成部、 2
0…プロトコル情報解析部、 21…伝送速度設定部、
22…キャッチホン消滅検出部
フロントページの続き (72)発明者 城戸 直治 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 塚本 一之 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 吉田 稔 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを所定量単位で送信するデータ通
    信装置において、通信中に入った割込要求信号を検出す
    る手段と、前記検出手段による割込要求信号検出信号に
    応答し、予定単位データの通信間でプロトコル情報によ
    って相手局にフォールバック要求情報を送出する手段と
    を具備したことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 通信中に前記割込要求信号が消滅したこ
    とを検出する手段と、前記検出手段による割込要求信号
    消滅検出信号に応答し、予定単位データの通信間でプロ
    トコル情報によって相手局にフォールバック解除要求情
    報を送出する手段とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 相手局で送出された前記フォールバック
    要求情報およびフォールバック解除要求情報を検出する
    プロトコル情報解析手段と、このプロトコル情報解析手
    段の検出信号に応答して伝送速度を変更させる手段を具
    備したことを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 自局に入った割込要求信号の発生および
    消滅を検出する手段と、この検出手段の検出信号に応答
    して伝送速度を変更する手段とを具備したことを特徴と
    するデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記フォールバック要求情報を相手局に
    送出した旨を自局のオペレータに文字情報で通知する手
    段を具備したことを特徴とする請求項1または2記載の
    データ通信装置。
JP3019120A 1991-01-21 1991-01-21 データ通信装置 Expired - Fee Related JP2985314B2 (ja)

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