JPH0514370Y2 - - Google Patents

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JPH0514370Y2
JPH0514370Y2 JP1984145801U JP14580184U JPH0514370Y2 JP H0514370 Y2 JPH0514370 Y2 JP H0514370Y2 JP 1984145801 U JP1984145801 U JP 1984145801U JP 14580184 U JP14580184 U JP 14580184U JP H0514370 Y2 JPH0514370 Y2 JP H0514370Y2
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JP
Japan
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jacket
magnetic disk
heating
heating device
cooling means
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JP1984145801U
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はフロツピーデイスクドライブに用いら
れる可撓性円板磁気デイスクを収納するための磁
気デイスク用ジヤケツトの加熱装置に関する。
[従来技術及びその問題点] 従来、磁気デイスク用ジヤケツトをその略中央
部で2つに折り曲げさらに両側の融着代を折曲げ
融着後(三方閉塞後)、ジヤケツト内に磁気メデ
イアを挿入し残りの融着代(以降エンドシーラ部
と呼ぶ)を折り曲げるために加熱する工程は様々
の問題点を含んでいた。
第3図aはエンドシーラ部1の折り曲げ前の磁
気デイスクの状態を表わし、第3図bは折り曲げ
後の状態を表わしている。融着代2a,2bの折
曲げ融着はそれが磁気メデイア挿入前に行われる
から問題はないが、エンドシーラ部1の加熱折曲
げは磁気メデイア3が既に内部に挿入されている
ために折曲げ部分4に磁気メデイア3が近接して
いるとメデイア3が熱により変形破損される恐れ
があつた。
又、従来技術においては磁気デイスクジヤケツ
トを加熱する時はジヤケツトシートの表側から加
熱していたために、シート表側の表面に刻まれた
シボ(ナシ地模様)が消えてしまい外見上見苦し
いものとなつた。
[考案の目的] 本考案は上記従来例の欠点に鑑みなされたもの
で、その目的とする所は、磁気デイスクへの熱影
響の少ない、仕上がり状態が良好で短時間に加熱
処理のできる磁気デイスクジヤケツトの加熱装置
を提供する事にある。
[考案の概要] 上述の目的を達成するために、本考案は、四辺
の内の三辺が閉塞され内部に磁気デイスクを含ん
だ略封筒状の磁気デイスクジヤケツトの組立て中
間体の残りの一辺を融着代として折り曲げ容易と
するために前記一辺を加熱する加熱装置であつ
て、 前記残りの一辺の融着代の1つの面側に当接し
てその当接部分を加熱する加熱手段と、 該加熱手段の先端部近傍を囲む範囲で前記残り
の一辺の融着代のジヤケツトの前記1つの面側に
当接しその当接部分を冷却する冷却手段と、 前記加熱手段と冷却手段とが当接するジヤケツ
トの前記1つの面と反対の面側に当接することに
よりジヤケツトを保持するための押え部材とを具
備することを特徴とする。
上記構成を有する本考案によれば、加熱手段は
ジヤケツトシートの当接部位のみを加熱するも、
冷却手段が加熱部分を囲うようにして冷却するの
で、加えられた熱が磁気デイスクに伝わることが
抑えられる。さらに、加熱手段と冷却手段とはジ
ヤケツトを挟んで1つの押え部材と相対すること
になる。
本考案の一態様によれあ、加熱をジヤケツトシ
ートの裏面から行う事を特徴とする。
本考案の一態様によれば、温度センサが加熱手
段近傍に設けられている。
[考案の実施例] 以下図面に従つて、本考案の最適な実施例につ
いて詳述する。第1図は本考案の一実施例の加熱
装置がエンドシーラ部の特定部位を加熱している
様子の断面図である。
内部に磁気メデイア3を内包した磁気デイスク
ジヤケツトのエンドシーラ部1の折曲げ部4は先
端を先細りにした加熱手段5により熱せられる。
先端を細くする事は加熱部位が狭い場合に有効で
ある。
磁気メデイア3に高温を加える事は許されない
ので発熱部6の温度は温度センサ7により監視さ
れている。加熱手段5の先端部分の近傍は冷却手
段8により囲まれている。
加熱手段5及び冷却手段8は加熱部位である折
曲げ部分4に対応する奥行き(第1図示紙面と直
交する方向の長さ)をもつている事が望ましい。
そのようにして短時間に加熱部位全体に均一な加
熱が可能となる。
冷却手段8は内部に冷却用水菅9が通つていて
冷却を有効なものとしている。冷却手段8と押さ
え材10がジヤケツトシートを挟み固定するので
折曲げ部分4以外には熱は伝わらず、又、袋状と
なつたジヤケツトの折曲げ部分4近傍の開口部も
密着して閉じられるので内部の磁気メデイアにま
で熱対流による熱も伝わらない。
さらに押さえ材を断熱性材料とする事によつ
て、押さえ材10からの熱拡散を防ぎ、その結
果、加熱時間の短縮を図る事ができる。
又、第1図に示した如くシート裏面を加熱手段
5によつて加熱すればシート表面に形成されたシ
ボも変形する事はない。
第2図は第1図の加熱装置の詳細図である。磁
気メデイア3を内包した磁気デイスクはエンドシ
ーラ部1を上にしてシユート11内を上から落下
してストツパ12にて停止させられる。この位置
は折曲げ部分4が加熱手段5の先端に対応する位
置である。
加熱手段5及び冷却手段8は枠体13を貫通し
たピストン14の先端の保持体15に取り付けら
れており、両手段5,8はピストンの駆動によつ
て押さえ材10側へ移動する。そして加熱手段5
がシート側に接近するに先立ち、冷却手段8がシ
ユート11の片面及び押さえ材10とともにジヤ
ケツトシートを固定する。
然る後、ピストン14の更なる移動によつて、
保持体15が冷却手段8の支持棒8aに券装した
バネ16に抗して更に右方へ移動し(支持棒8a
に保持体15が摺動して)、保持体と一体移動す
る加熱手段5の先端がシート1の折り曲げ予定部
(折り曲げ部分4)に当接してこれを加熱する。
加熱終了後、ピストン14の左方移動で密着挾持
を解除されたシート1はストツパピン12の右方
移動でその拘束を解除され、直ちに次工程で折り
曲げ冷却成形が行なはれる。
尚、加熱手段5、冷却手段8は図示されている
ように左右方向、上下方向、傾きのいずれの方向
も調整可能となつており、加熱手段5は適度の圧
力で折曲げ部分4に密接可能でシートを変形させ
る事もなく折曲げ部分4のみを効果的に他部位に
熱の影響を与える事なく加熱可能である。
このような調整可能な加熱装置は裏面からの加
熱のみならず、シートの表面からの加熱、又、直
接、間接加熱のいずれの加熱方法にも適用でき
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の加熱装置によれ
ば、加熱手段はジヤケツトシートの当接部位のみ
を加熱するものの、冷却手段が加熱部分を囲うよ
うにして冷却するので、加えられた熱が磁気デイ
スクに伝わることが抑えられ、熱変形の少ない仕
上り状態が良好な磁気デイスクジヤケツトが得ら
れる。さらに、加熱手段と冷却手段とはジヤケツ
トを挟んで1つの押え部材と相対することになる
ので、これらの加熱手段と冷却手段と押え部材と
は、構造上、そして、動作上で簡単なものにな
り、そのために、効率のよい加熱処理を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構造断面図、第2
図は本考案の他の実施例の構造を表わす詳細断面
図、第3図a,bは磁気デイスクジヤケツトのエ
ンドシーラ部の折り畳み前と折り畳み後を表わし
た図である。 図中、4……折曲げ部分、5……加熱手段、6
……発熱体、8……冷却手段、9……冷却用水
管、10……押え材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 四辺の内の三辺が閉塞され内部に磁気デイス
    ク媒体を含んだ略封筒状の磁気デイスクジヤケ
    ツトの組立て中間体の残りの一辺を融着代とし
    て折り曲げ容易とするために前記一辺を加熱す
    る加熱装置であつて、 前記残りの一辺の融着代の1つの面側に当接
    してその当接部分を加熱する加熱手段と、 該加熱手段の先端部近傍を囲む範囲で前記残
    りの一辺の融着代のジヤケツトの前記1つの面
    側に当接しその当接部分を冷却する冷却手段
    と、 前記加熱手段と冷却手段とが当接するジヤケ
    ツトの前記1つの面と反対の面側に当接するこ
    とによりジヤケツトを保持するための押え部材
    とを具備することを特徴とする磁気デイスクジ
    ヤケツトの加熱装置。 (2) 前記1つの面は前記ジヤケツトの裏面である
    事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の磁気デイスクジヤケツトの加熱装置。 (3) 加熱手段内に温度センサを設け温度監視を行
    う事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の磁気デイスクジヤケツトの加熱装置。
JP1984145801U 1984-09-28 1984-09-28 Expired - Lifetime JPH0514370Y2 (ja)

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JPS6161679U JPS6161679U (ja) 1986-04-25
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JPS56105372A (en) * 1980-01-25 1981-08-21 Hitachi Maxell Ltd Production device of magnetic disc cartridge
JPS60195787A (ja) * 1984-03-17 1985-10-04 Copal Co Ltd 磁気デイスク用ジヤケツトの折畳み方法

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