JPH05143255A - 機種設定回路 - Google Patents

機種設定回路

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JPH05143255A
JPH05143255A JP29882091A JP29882091A JPH05143255A JP H05143255 A JPH05143255 A JP H05143255A JP 29882091 A JP29882091 A JP 29882091A JP 29882091 A JP29882091 A JP 29882091A JP H05143255 A JPH05143255 A JP H05143255A
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JP
Japan
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input
circuit
setting circuit
input port
model setting
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JP29882091A
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Koichiro Sato
幸一郎 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 機種設定回路6は、直流電圧供給部8と出力
指定入力ポート5aとの間に形成された第1実装部1
2、または、アース部9と出力指定入力ポート5aとの
間に形成された第2実装部13のいずれか一方に、これ
らの間を接続する接続部品である0Ω抵抗R1 が実装さ
れる構成である。0Ω抵抗R1 の実装位置により、出力
指定入力ポート5aの電位がHighレベルまたはLo
wレベル(グランドレベル)となり、この実装位置指定
により機種設定が行える。 【効果】 入力ポート数と同数の0Ω抵抗で全機種の設
定が可能であり、最小の部品コストで回路を構成でき
る。また、基板に実装される部品の構成表は全機種共通
であり、工程管理が行い易く、管理コストの削減が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数機種が存在する機
器に共通で用いられる印刷回路に備えられて印刷回路の
機種設定を行う機種設定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日では、例えばワードプロセッサ(以
下、ワープロと称する)等の情報処理機器をみても、使
用者のニーズに応えるべく、キーボード等の入力装置
や、液晶表示ユニットやプリンタ等の出力装置の異なる
複数機種のものが製造されている。具体的には、価格に
より、また、液晶表示ユニットのバックライトの色や、
キーボードやプリンタのフォーマットの違いにより複数
機種が用意されている。
【0003】従来より、このような複数の機種が存在す
る機器を製造するにあたり、上記の入出力装置の動作を
制御するCPUを備えた印刷回路(以下、基板ユニット
と称する)を後述のように構成して、全機種共通で使用
できるようにしている。現在、この基板ユニットの組立
は、所定のプログラムに従って印刷回路基板上の所定位
置に部品を実装する自動挿入機や自動装着機等の自動機
を用いることにより行われ、これにより、多品種少量生
産が可能となっている。例えば、出力装置として出力装
置Aまたは出力装置Bが、そして、入力装置として入力
装置Cまたは入力装置Dが用意され、これら入出力装置
の組み合わせにより4つの機種が存在するワープロにつ
いて、以下に説明する。
【0004】上記ワープロの基板ユニット51は、図9
に示すように、CPU52と、動作プログラムや辞書等
が格納されているROM53と、ワープロの文書情報や
制御情報を格納する領域が形成されているRAM54
と、出力指定および入力指定の2つのポート55a・5
5bを有する入力ポート55と、基板ユニット51に接
続される入出力装置の設定を行うための機種設定回路5
6とを有している。
【0005】上記ROM53には、入出力装置A・B・
C・Dの動作を制御する制御プログラムが格納されてい
ると共に、入力ポート55からCPU52に入力される
信号に基づいて、出力装置として出力装置Aまたは出力
装置Bのどちらの動作を制御するか、そして入力装置と
して入力装置Cまたは入力装置Dのどちらの動作を制御
するかを選択するプログラムが格納されている。
【0006】例えば、上記CPU52は、図7に示すよ
うに、メインバス57を介して入力される出力指定入力
ポート55aからの信号がHighレベルであれば(S
1)、出力装置Aの処理を行う(S2)一方、上記の信
号がLowレベルであれば(S1)、出力装置Bの処理
を行い(S3)、また、図8に示すように、入力指定入
力ポート55bからの信号がHighレベルであれば
(S4)、入力装置Cの処理を行う(S5)一方、上記
の信号がLowレベルであれば(S4)、入力装置Dの
処理を行う(S56)ようになっている。
【0007】従って、CPU52に入力される入力ポー
ト55のHighレベルまたはLowレベルの信号を基
板ユニット51製造時に設定しておけば、基板ユニット
51に接続される入出力装置は固定化される。そして、
この入力ポート55の設定は、基板ユニット51に設け
られた機種設定回路56により行われる。
【0008】従来の機種設定回路56には、図10に示
すように、切替スイッチSW51・SW52が用いられるも
の、図11に示すように、0Ω抵抗R53が用いられるも
の、および図12に示すように、ネガカットが行われる
ものがある。上記図10〜図12に示す機種設定回路5
6は、直流電源部58、アース部59、および直流電源
部58と出力指定および入力指定入力ポート55a・5
5bとの間に接続されるプルアップ抵抗R51・R52を有
している。上記プルアップ抵抗R51・R52としては、入
力ポート素子のVIHを充分に満足する値のものが用い
られ、普通、入力ポート素子がCMOSの場合は数kΩ
程度のものである。
【0009】そして、図10に示す機種設定回路56の
場合、プルアップ抵抗R51・R52と入力指定入力ポート
55a・55bとの間の接続ラインに、一端がアース部
59と接続された切替スイッチSW51・SW52が設けら
れ、スイッチの開閉により入力ポート55の設定が行わ
れる。
【0010】また、図11に示す機種設定回路56の場
合、上記切替スイッチSW51・SW52が設けられている
位置に0Ω抵抗R53が接続されるか否かで入力ポート5
5の設定が行われる。即ち、入力ポート55は、基板ユ
ニット51の組立て時において、基板の部品挿入部60
・61に0Ω抵抗R53が挿入されればLowレベルに、
挿入されなければHighレベルに設定される。
【0011】また、図12に示す機種設定回路56の場
合、プルアップ抵抗R51・R52と入力指定入力ポート5
5a・55bとの接続ラインと、アース部59とを接続
する接続ライン62・63のネガカットを行うかどうか
により入力ポート55の設定が行われる。即ち、入力ポ
ート55は、接続ライン62のようにネガカットが行わ
れなければLowレベルに、ネガカットが行われたなら
ばHighレベルに設定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す上記従来の機種設定回路56の場合、プルアップ
抵抗R51・R52と共に、切替スイッチSW51・SW52
必要であり、部品コストが高くつく。
【0013】また、図11に示す上記従来の機種設定回
路56の場合、使用される0Ω抵抗R53の数は、機種設
定条件により0〜2となり、基板ユニット51を組立て
る際の構成部品数が変化する。このため、基板に実装さ
れる部品の構成表は3通りのものが必要であり、それに
伴って管理コストが高くつく。勿論、0Ω抵抗R53の数
が多くなればその分コストアップにつながる。
【0014】また、図12に示す上記従来の機種設定回
路56の場合、構成部品数は少なく、機種設定条件によ
り構成部品数が変化することもないが、自動機により基
板ユニット51が組立てられた後、ネガカットの手作業
が追加されるため、その分労務費用がかかり、生産コス
トが高くなる。
【0015】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、管理コストの上昇を招くことなく、且
つ、自動機による基板ユニット組立て後の手加工を必要
とすることもなく、最小の部品コストで基板ユニットの
生産が可能であり、基板ユニットの生産コストを削減で
きる機種設定回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の機種設定回路
は、複数機種が存在する機器の処理が可能な中央処理回
路と、この中央処理回路に信号入力を行う信号入力部と
が備えられた、複数機種に共通で用いられる印刷回路に
備えられ、直流電圧供給部とアース部とを有し、上記中
央処理回路で行われる処理を決定するLowレベルまた
はHighレベルの電圧を上記信号入力部に印加する機
種設定回路において、以下の手段を講じている。
【0017】即ち、上記印刷回路における上記直流電圧
供給部と信号入力部との間には、これらの間を接続する
接続部品、例えば0Ω抵抗の実装が可能な第1実装部が
形成されていると共に、上記アース部と信号入力部との
間には、これらの間を接続する上記接続部品の実装が可
能な第2実装部が形成され、上記接続部品は第1実装部
または第2実装部のいずれか一方に実装されている。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、上記印刷回路には、複数
機種の処理が可能な中央処理回路および機種設定を行う
機種設定回路が備えられており、複数機種が存在する機
器に共通で用いられる。
【0019】上記機種設定回路は、中央処理回路に信号
入力を行う信号入力部にLowレベルまたはHighレ
ベルの電圧を印加することにより中央処理回路で行われ
る処理を決定する(即ち、機種設定を行う)。
【0020】上記印刷回路における機種設定回路は、直
流電圧供給部と信号入力部との間に形成された第1実装
部、または、アース部と信号入力部との間に形成された
第2実装部のいずれか一方に、これらの間を接続する接
続部品が実装される構成である。上記接続部品を第1実
装部に実装すれば、信号入力部には直流電圧供給部より
Highレベルの電圧が印加される。一方、上記接続部
品を第2実装部に実装すれば、信号入力部はLowレベ
ル(接続部品が0Ω抵抗の場合、グランドレベル)とな
る。
【0021】上記のように、上記機種設定回路において
は、上記接続部品の実装位置を指定することにより機種
設定が可能であり、信号入力部一つにつき接続部品一つ
あれば設定可能である。尚、信号入力部を増やすことに
より設定できる機種数も増加する。このように、信号入
力部と同数の接続部品で全機種の設定が可能であり、最
小の部品コストで印刷回路の生産を可能とする。
【0022】また、機種構成の部品数は、機種の違いに
関係なく同一数であるので、印刷回路基板に実装される
部品の構成表は全機種共通であり、同一の構成表で運用
できる。このため、印刷回路を自動機を用いて組立てる
(部品を基板へ実装する)場合、接続部品の実装位置を
指定する自動化プログラムの切り替えのみで機種設定が
可能となり、工程管理が行い易く、単なる部品コストの
みならず管理コストの削減が可能である。また、このよ
うに機種設定回路が自動機により組立てられる場合、手
作業が追加されることもない。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0024】本実施例に係る印刷回路(以下、基板ユニ
ットと称する)1は、図2に示すように、出力装置Aま
たは出力装置Bのいずれか一方と、入力装置Cまたは入
力装置Dのいずれか一方との組み合わせにより4つの機
種が存在するワードプロセッサ(複数機種が存在する機
器)に、共通のユニットとして用いられる。上記出力装
置A・Bは、例えばそれぞれバックライトの色の異なる
液晶表示ユニットであり、上記入力装置C・Dは、例え
ば機能キーの異なるキーボードである。
【0025】上記ワープロの基板ユニット1は、中央処
理回路としてのCPU2と、動作プログラム、CG(Ch
aracter Generater)、辞書等が格納されているROM3
と、ワープロの文書情報や制御情報を格納する領域が形
成されているRAM4と、出力指定および入力指定の2
つのポート(信号入力部)5a・5bを有する入力ポー
ト5と、基板ユニット1に接続される上記入出力装置A
・B・C・Dを設定するための機種設定回路6とを有し
ている。
【0026】上記ROM3には、上記入出力装置A・B
・C・Dの各動作を制御する制御プログラムが格納され
ている。また、上記ROM3には、CPU2に入力され
る入力ポート5からのHighレベルまたはLowレベ
ルの信号に基づいて、出力装置A・Bのどちらの動作を
制御するか、また、入力装置C・Dのどちらの動作を制
御するかを選択するプログラムが格納されている。
【0027】そして、上記CPU52は、処理データを
RAM4に一時格納しながらROM3に格納されている
処理プログラムに従って演算処理を行い、メインバス7
を介して、接続されている出力装置(AまたはB)およ
び入力装置(CまたはD)の動作を制御する。
【0028】本実施例の場合、上記CPU2は、図7に
示すように、メインバス7を介して入力される出力指定
入力ポート5aからの信号がHighレベルであるとき
(S1)、出力装置Aの処理を行う(S2)一方、出力
指定入力ポート5aからの信号がLowレベルであれば
(S1)、出力装置Bの処理を行う(S3)ようになっ
ている。また、上記CPU2は、図8に示すように、入
力指定入力ポート5bからの信号がHighレベルであ
れば(S4)、入力装置Cの処理を行う(S5)一方、
入力指定入力ポート5bからの信号がLowレベルであ
れば(S4)、入力装置Dの処理を行う(S6)ように
なっている。
【0029】ここで、上記入力ポート5の設定を行う機
種設定回路6について詳細に説明する。上記機種設定回
路6は、図1に示すように、直流電圧供給部8とアース
部9と接続部品としての0Ω抵抗R1 ・R2 とを有して
おり、これらは図示しない印刷回路基板上に設けられ
る。
【0030】上記基板ユニット1の印刷回路基板には、
所定の部品が挿入・装着される実装部が所定位置に形成
されていると共に、各部品間を接続するための配線パタ
ーンが、各実装部の接続点間に形成されている。例えば
リードを有する部品が実装される場合、実装部にはリー
ドを通す貫通孔が部品の形状に合わせて穿設されてい
る。
【0031】そして、上記直流電圧供給部8と出力指定
入力ポート5aとの間には、0Ω抵抗R1 を挿入できる
第1実装部12が、また、アース部9と出力指定入力ポ
ート5aとの間には上記0Ω抵抗R1 を挿入できる第2
実装部13が形成されている。上記0Ω抵抗R1 は、第
1実装部12または第2実装部13のいずれか一方に挿
入されるものであり、第1実装部12に0Ω抵抗R1
挿入されれば、直流電圧供給部8より所定電圧(5V)
が出力指定入力ポート5aに印加される一方、第2実装
部13に0Ω抵抗R1 が挿入されれば、出力指定入力ポ
ート5aの電位はグランドレベルになる。従って、0Ω
抵抗R1 の挿入位置を第1実装部12または第2実装部
13のいずれかに指定することにより、出力指定入力ポ
ート5aが設定され、これにより基板ユニット1と接続
される出力装置がA・Bいずれかに固定化される。
【0032】また、上記直流電圧供給部8と出力指定入
力ポート5bとの間には、0Ω抵抗R2 を挿入できる第
1実装部14が、また、アース部9と出力指定入力ポー
ト5bとの間には上記0Ω抵抗R2 を挿入できる第2実
装部15が形成されている。上記0Ω抵抗R2 は、第1
実装部14または第2実装部15のいずれか一方に挿入
さるものであり、上記同様、0Ω抵抗R2 の挿入位置を
第1実装部14または第2実装部14のいずれかに指定
することにより、出力指定入力ポート5bが設定され、
これにより基板ユニット1と接続される入力装置がC・
Dいずれかに固定化される。
【0033】上記基板ユニット1の組立て、即ち、印刷
回路基板への部品の実装は自動機により行われる。この
自動機は、リード部品の基板への挿入を行う自動挿入機
や、チップ部品の基板への装着を行う自動装着機等から
構成されており、自動化プログラムに従って動作する。
上記0Ω抵抗R1 ・R2 は、円柱状の部品本体の両端
に、軸方向に延びる2本のリードを有する、いわゆるア
キシャルリード型部品であり、アキシャル部品自動挿入
機によって、印刷回路基板上の指定された挿入位置に挿
入される。
【0034】上記基板ユニット1の組立ては、その機種
に応じた自動挿入プログラムを指定すれば、自動機のみ
により(手挿入なしで)行うことができる。即ち、自動
挿入プログラムを切り替えるだけで全ての機種に対応し
た基板ユニット1を製造できる。上記自動挿入プログラ
ムの機種による違いは、機種設定回路6における0Ω抵
抗R1 ・R2 の挿入位置指定の違いのみである。
【0035】上記機種設定回路6における機種a(出力
装置Aと入力装置Cとの組合わせ)の設定は、図3に示
すように、0Ω抵抗R1 ・R2 が、第1実装部12・1
4に挿入されることにより行われる。
【0036】また、機種設定回路6における機種b(出
力装置Aと入力装置Dとの組合わせ)の設定は、図4に
示すように、0Ω抵抗R1 が第1実装部12に、0Ω抵
抗R2 が第2実装部15に挿入されることにより行われ
る。
【0037】また、機種設定回路6における機種c(出
力装置Bと入力装置Cとの組合わせ)の設定は、図5に
示すように、0Ω抵抗R1 が第2実装部13に、0Ω抵
抗R2 が第1実装部14に挿入されることにより行われ
る。
【0038】また、機種設定回路6における機種d(出
力装置Bと入力装置Dとの組合わせ)の設定は、図6に
示すように、0Ω抵抗R1 ・R2が、第2実装部13・
15に挿入されることにより行われる。
【0039】上記のように、本実施例の機種設定回路6
では、機種設定の条件が変わっても、使用される0Ω抵
抗R1 ・R2 の数は常に2であり、挿入位置が変化する
のみである。即ち、上記機種設定回路6は、入力ポート
数と同じ2つの接続部品(0Ω抵抗R1 ・R2 )で全機
種の設定が可能であり、最小の部品コストで基板ユニッ
ト1の生産を可能とする。
【0040】また、機種構成の部品数は、機種の違いに
関係なく同一数であるので、印刷回路基板に実装される
部品の構成表は全機種共通であり、同一の構成表で運用
できる。このため、基板ユニット1の組立て時の自動化
プログラムの切り替えのみで機種設定が可能となり、工
程管理が行い易く、単なる部品コストのみならず管理コ
ストの削減が実現できる。
【0041】また、基板ユニット1が組立てられた後に
手作業が追加されることもないことから、本機種設定回
路6は、従来よりも生産コストの削減を図れる。
【0042】尚、本実施例においては、接続部品として
0Ω抵抗R1 ・R2 が用いられているが、入力ポート素
子のVIL、VIHの条件を満たすような接続部品であ
ればよい。
【0043】また、本実施例では、入力ポート数(信号
入力部の数)は2であるが、これに限定されず、例えば
入力ポート数が1または3以上であってもよい。入力ポ
ート数をn(n=1,2,…)とすれば、機種設定回路
6においてn個の接続部品(例えば0Ω抵抗)を用いて
n 種類の機種設定が可能である。
【0044】この機種設定回路6による機種設定は、本
実施例以外に、例えば入出力装置のフォーマット選択指
定等にも利用される他、CPU2が機器のバージョンを
認識するためのバージョン設定にも利用される。
【0045】
【発明の効果】本発明の機種設定回路は、以上のよう
に、印刷回路における直流電圧供給部と信号入力部との
間には、これらの間を接続する接続部品の実装が可能な
第1実装部が形成されていると共に、アース部と信号入
力部との間には、これらの間を接続する上記接続部品の
実装が可能な第2実装部が形成され、上記接続部品は第
1実装部または第2実装部のいずれか一方に実装されて
いる構成である。
【0046】それゆえ、上記接続部品の実装位置を第1
実装部または第2実装部のいずれかに指定することによ
り機種設定が行え、信号入力部と同数の接続部品で全機
種の設定が可能であり、最小の部品コストで印刷回路を
生産できる。
【0047】また、印刷回路基板に実装される部品の構
成表は全機種共通であり、同一の構成表で運用できるの
で、印刷回路を自動機を用いて組立てる(構成部品を基
板へ実装する)場合、接続部品の実装位置を指定する自
動化プログラムの切り替えのみで機種設定が可能とな
り、工程管理が行い易く、管理コストの削減が可能であ
り、また、このように機種設定回路が自動機により組立
てられる場合、手作業が追加されることもない。
【0048】従って、本発明の機種設定回路を備えた印
刷回路の生産コストを削減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、機種設定
回路を示す電子回路図である。
【図2】上記機種設定回路が設けられている基板ユニッ
トの要部を示すブロック図である。
【図3】上記機種設定回路において機種a(出力装置A
と入力装置Cとの組合わせ)の設定状態を示す電子回路
図である。
【図4】上記機種設定回路において機種b(出力装置A
と入力装置Dとの組合わせ)の設定状態を示す電子回路
図である。
【図5】上記機種設定回路において機種c(出力装置B
と入力装置Cとの組合わせ)の設定状態を示す電子回路
図である。
【図6】上記機種設定回路において機種d(出力装置B
と入力装置Dとの組合わせ)の設定状態を示す電子回路
図である。
【図7】基板ユニットに搭載されているCPUの動作を
示すフローチャートである。
【図8】基板ユニットに搭載されているCPUの動作を
示すフローチャートである。
【図9】従来例を示すものであり、機種設定回路が設け
られている基板ユニットの要部を示すブロック図であ
る。
【図10】切替スイッチが用いられている従来の機種設
定回路を示す電子回路図である。
【図11】0Ω抵抗が用いられている従来の機種設定回
路を示す電子回路図である。
【図12】ネガカットが行われる従来の機種設定回路を
示す電子回路図である。
【符号の説明】
1 基板ユニット(印刷回路) 2 CPU(中央処理回路) 5a 出力指定入力ポート(信号入力部) 5b 入力指定入力ポート(信号入力部) 6 機種設定回路 8 直流電圧供給部 9 アース部 R1 0Ω抵抗(接続部品) R2 0Ω抵抗(接続部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数機種が存在する機器の処理が可能な中
    央処理回路と、この中央処理回路に信号入力を行う信号
    入力部とが備えられた、複数機種に共通で用いられる印
    刷回路に備えられ、直流電圧供給部とアース部とを有
    し、上記中央処理回路で行われる処理を決定するLow
    レベルまたはHighレベルの電圧を上記信号入力部に
    印加する機種設定回路において、 上記印刷回路における上記直流電圧供給部と信号入力部
    との間には、これらの間を接続する接続部品の実装が可
    能な第1実装部が形成されていると共に、上記アース部
    と信号入力部との間には、これらの間を接続する上記接
    続部品の実装が可能な第2実装部が形成され、上記接続
    部品は第1実装部または第2実装部のいずれか一方に実
    装されていることを特徴とする機種設定回路。
JP29882091A 1991-11-14 1991-11-14 機種設定回路 Pending JPH05143255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041525A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Minebea Co Ltd 電気機器の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041525A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Minebea Co Ltd 電気機器の制御装置

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