JPH05143248A - 半導体デイスク装置のデータバツクアツプ方式 - Google Patents

半導体デイスク装置のデータバツクアツプ方式

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JPH05143248A
JPH05143248A JP3301766A JP30176691A JPH05143248A JP H05143248 A JPH05143248 A JP H05143248A JP 3301766 A JP3301766 A JP 3301766A JP 30176691 A JP30176691 A JP 30176691A JP H05143248 A JPH05143248 A JP H05143248A
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JP3301766A
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Kuniya Maedo
邦也 前戸
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 停電時に半導体メモリのデータ退避を行う半
導体ディスク装置がデータバックアップ動作を実行して
いる間に電源が復旧した場合に、データバックアップ動
作を最後まで実行せずに中止させ、データリストア動作
を不要にさせ、リカバリ時間を最小限に抑える。 【構成】 半導体記憶手段11は記憶領域を複数の論理
ドライブ11i(i=0〜n)に分割して、記憶内容の
状態管理を各論理ドライブ11i(i=0〜n)毎に行
なわせ、電源停電時に補助電源16の電力供給を受け、
半導体記憶手段11の内容を不揮発性記憶手段13へ転
送するデータバックアップ動作でデータ保証を行い、デ
ータバックアップ動作中に電源供給が復旧されると、論
理ドライブ11i(i=0〜n)単位でデータバックア
ップ動作を中断し、中断時の不揮発性記憶手段13のデ
ータ更新を完了した時点でデータバックアップ動作を終
了し、そのまま通常運用を再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は停電時における半導体メ
モリのデータ退避を行うための半導体ディスク装置のデ
ータバックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムの高速化に
伴い外部記憶装置の処理高速化が要求され、磁気ディス
ク装置に比較して桁違いに高速なアクセスが可能である
半導体ディスク装置が外部記憶装置として用いられるよ
うになってきている。図7に示すように、半導体ディス
ク装置が用いられるコンピュータシステムでは、2台の
ホストコンピュータ(CPU)1,2と、2台の磁気デ
ィスク装置(DKU)3,4と、その磁気ディスク装置
3,4に対するデータアクセスを制御する磁気ディスク
制御装置(DKC)5,6と、高速外部記憶装置として
の半導体ディスク装置(SSD)7とを組合せた構成が
ある。
【0003】このシステムにおける各磁気ディスク装置
3,4は1台の磁気ディスク制御装置5,6によってそ
れぞれデータアクセスを制御される。磁気ディスク装置
3または4へのアクセスは磁気ディスク制御装置5また
は6を介して行われ、単一パス障害による装置ダウンを
防止するため、あるいはシリンダ単位の排他制御機構に
よる同時アクセスを可能にするため等の理由からアクセ
スパスが二重化されている。
【0004】磁気ディスク制御装置5または6は、ホス
トコンピュータ1あるいは2とのデータ/コマンドの送
受信を行うためのインタフェースであるディレクタ部5
aまたは6aと、磁気ディスク装置3または4との送受
信を行うためのインタフェースであるアダプタ部5bま
たは6bとを備えている。磁気ディスク制御装置5また
は6のディレクタ部5aまたは6aは、1台の磁気ディ
スク制御装置5,6に複数具備され、それぞれホストコ
ンピュータ1あるいは2の異なるチャネル1aあるいは
2aに接続される。接続されるチャネルは、同一ホスト
コンピュータ1または2のチャネル1aまたは2aから
だけ接続させても良いし、異なるホストコンピュータ1
および2のチャネル1aおよび2aを接続させても良
い。
【0005】このシステムにおけるパスルートを例示す
ると、例えば、ホストコンピュータ1(CPU#0)の
チャネル1a(1a−B)から磁気ディスク制御装置6
(DKC#1)のディレクタ6a(6a−b)に伝送
し、さらに磁気ディスク制御装置6(DKC#1)のア
ダプタ6b(6b−1)から磁気ディスク装置4に伝送
される。
【0006】半導体ディスク装置7は、磁気ディスク制
御装置と磁気ディスク装置を備えたものと考えられ、半
導体ディスク装置7のディレクタ7aとホストコンピュ
ータ1あるいは2のチャネル1aあるいは2aとの接続
があるのみである。この接続については磁気ディスク制
御装置の場合とまったく同様である。半導体ディスク装
置7は、図8に示すように、ホスト側とのインタフェー
スとしてのディレクタ(DIR)7aの他に、半導体デ
ィスク装置全体の制御および監視を行うサービスプロセ
ッサ(SVP)7bと、ディレクタ7aからのデータを
メモリへ書き込みあるいはメモリからデータを読み出し
てディレクタ7aへ転送するメモリアクセス制御部(M
AC)7cと、ダイナミックランダムアクセスメモリを
形成した半導体メモリであるトラックメモリ(TM)7
dと、このトラックメモリ7dに格納されたデータを停
電時等の異常事態に際し不揮発性記憶装置側へ退避させ
るバックアップディスク制御部(BDC)7eと、デー
タ退避に必要な記憶容量を有する不揮発性記憶装置とし
てのハードディスク装置からなる磁気ディスク部(M
D)7fと、これらの各部に必要な電力を供給するバッ
テリからなる電源部(BAT)7gとを備えている。
【0007】このような半導体ディスク装置7の構成で
は、電源の停電が発生した場合に、装置全体は電源部7
gからの電力により電源バックアップがされており、停
電の検出を契機に磁気ディスク部7fへのデータバック
アップ動作を開始する。この動作においては、一度デー
タバックアップを開始すると、それに要する時間および
電源復旧後のデータリストア動作には非常に多くの時間
を必要とするため、一定時間、停電状態が継続した時
に、始めてデータバックアップを開始するようにしてい
る。
【0008】サービスプロセッサ7bが電源の停電を確
認し、当該部内のタイマ機能により経過時間をはかり、
停電状態が規定の時間継続するとメモリアクセス制御部
7cを介してトラックメモリ7dのデータを読み出す動
作を起動する。トラックメモリ7dから磁気ディスク部
7fへのデータ転送は、まず、バックアップディスク制
御部7eがメモリアクセス制御部7cに対して指示を行
い、メモリアクセス制御部7cから読み出されたデータ
は内部バスを経由してバックアップディスク制御部7e
に送出される。
【0009】バックアップディスク制御部7eではメモ
リアクセス制御部7cとの転送シーケンス起動と前後し
て、磁気ディスク部7fとのデータ転送シーケンスの起
動も実行する。バックアップディスク制御部7eに読み
込まれたデータはそのまま磁気ディスク部7fに転送さ
れて書き込まれる。このようなデータ転送手順に従い、
図9に示すように、複数の論理ドライブ(LDV)8a
(論理ドライブ番号0),8b(同1),8c(同2)
に分割されたトラックメモリ7dの形態を保持するよう
にして、トラックメモリ7dの先頭アドレス0からシー
ケンシャルに最終アドレスnまでの、すべてのデータを
磁気ディスク部7fに格納し、データバックアップ動作
を終了させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、データバックアップが開始され、動作が継続して
実行されて、図10に示すように、論理ドライブ8bの
途中であるアドレスmの位置(網掛け部)まで、データ
バックアップが実行された時に、電源が復旧した場合、
そのままアドレスm以降のデータ転送を継続し、復旧後
であっても、すべてのバックアップが終了してから装置
の再立ち上げを実施していた。このため、バックアップ
転送が不必要なアドレスm以降のデータまで転送し、し
かも必要以上のデータリストア動作を要し、データリカ
バリ時間が多く掛かるという問題点があった。
【0011】本発明は、従来の技術における前記問題点
を解消するためのものであり、そのための課題は、デー
タバックアップ動作を実行している間に電源が復旧した
場合には、データバックアップ動作を最後まで実行せず
に中止させるとともに、データリストア動作を不要にさ
せ、リカバリ時間を最小限に抑えるようにした半導体デ
ィスク装置のデータバックアップ方式を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を達成
できるようにするため、図1に示すように、半導体ディ
スク装置のデータバックアップ方式を構成する。ここ
に、半導体ディスク装置のデータバックアップ方式にお
いては、半導体記憶手段11と、該半導体記憶手段11
へのデータアクセスを制御するメモリアクセス制御手段
12と、不揮発性記憶手段13と、該不揮発性記憶手段
13に対するデータ転送を制御する不揮発性記憶アクセ
ス制御手段14と、電源断指示または停電を監視すると
ともに電源断状態におけるデータバックアップ指示ある
いは電源復旧後のデータリストア指示を指令する制御監
視手段15と、停電時に電力供給する補助電源16とを
備え、前記半導体記憶手段11は記憶領域を複数の論理
ドライブ11i(i=1〜n)に分割して、記憶内容の
状態管理を各論理ドライブ11i(i=1〜n)毎に行
なわせ、電源停電時には前記補助電源16からの電力供
給によって前記半導体記憶手段11の内容を前記不揮発
性記憶手段13へ転送するデータバックアップ動作を実
行してデータ保証を行うとともに、前記データバックア
ップ動作実行中に電源供給が復旧された場合には、前記
論理ドライブ11i(i=1〜n)単位で前記データバ
ックアップ動作を中断し、中断時における前記不揮発性
記憶手段13のデータ更新を完了した時点で前記データ
バックアップ動作を終了し、そのまま通常運用を再開さ
せることを特徴とする。
【0013】
【作用】このように構成したことにより、半導体ディス
ク装置のデータバックアップ方式を適用すると、制御監
視手段15により電源の通電/停電が監視され、半導体
記憶手段11の論理ドライブ11i(i=1〜n)毎に
記憶内容の状態管理が行なわれる。
【0014】電源停電が検出されると、補助電源16か
ら電力供給されて、半導体記憶手段11の内容が各論理
ドライブ11i(i=1〜n)単位にメモリアクセス制
御手段12から不揮発性記憶アクセス制御手段14を介
して不揮発性記憶手段13へ転送されてデータバックア
ップ動作が実行され、データ保証が行われる。このデー
タバックアップ動作実行中に電源供給が復旧されると、
論理ドライブ11i(i=1〜n)単位でデータ転送さ
れるデータバックアップ動作が、転送中の論理ドライブ
11i(i=1〜またはn)の転送完了で中断し、中断
時における論理ドライブ11i(i=1〜またはn)の
内容が不揮発性記憶手段13においてデータ更新された
時点でデータバックアップ動作を終了し、リカバリ動作
を実行せずに、そのまま通常運用を再開させる。
【0015】
【実施例】本発明における以下の実施例では半導体ディ
スク装置内の各部を従来と同一の符号で示し、データバ
ックアップ制御をサービスプロセッサにおけるプログラ
ム処理により実行する場合について説明する。
【0016】実施例において、サービスプロセッサ7b
からバックアップディスク制御部7eに対して発行する
コマンドの構成を図2に、そしてバックアップ完了後に
バックアップディスク制御部7eからサービスプロセッ
サ7bへ返されるレスポンスの構成を図3に、バックア
ップ動作および世代管理に利用する管理テーブルの構成
を図4に示す。
【0017】コマンド21のフォーマットとしては、図
2に示すように、データバックアップ後のリストアを指
示するコマンドを表すCODE領域21aと、論理デバイス
の番号を指定するNUMBER領域21bと、トラックメモリ
7dの転送開始番地を指定する ADDRESS領域21cと、
転送するデータ数を指定する COUNT領域21dとを設け
る。
【0018】レスポンス22のフォーマットとしては、
図3に示すように、データバックアップリストアに対す
る応答を指示するレスポンスを表すCODE領域22aと、
論理デバイスの番号を応答するNUMBER領域22bと、論
理ドライブの番号に対応したステータスにより動作状態
を示す CONDITION領域22cとを設ける。管理テーブル
23としては、図4に示すように、(トラックメモリ7
dを小区画に分けた場合の区画番号である)論理ドライ
ブ番号の欄23aと、ステータスの欄23bを設け、論
理ドライブ番号としてトラックメモリ7dのアドレスを
格納し、ステータスとして各論理ドライブ番号に対応す
る動作状態を格納する。ステータスにおいて示すB,
G,Nは、それぞれデータバックアップ中、データバッ
クアップ完了、データバックアップ対象外の状態である
ことを表す。
【0019】サービスプロセッサ7bでは、データバッ
クアップ動作に関する制御時には、データのバックアッ
プ開始の契機(停電または通常の装置電源オフ)を検出
すると、データバックアップを開始するためにバックア
ップディスク制御部7eに対してコマンド21を発行す
る。サービスプロセッサ7bは、バックアップ動作指示
の他に、図4に示した管理テーブル23を保有し、論理
ドライブ8a,8b,8cごとの状態管理を行う。管理
すべき状態には、バックアップディスク制御部7eに対
してコマンドを発行して完了レスポンス待ち状態になっ
ているバックアップ中の状態と、バックアップ完了の状
態と、顧客等によって設定ができるバックアップ対象外
の状態とがあり、全ての論理ドライブ8a,8b,8c
の状況をサービスプロセッサ7bが認識できるようにす
る。
【0020】サービスプロセッサ7bは、システムが動
作中に停電が発生し、バックアップを開始した後に電源
復旧した場合には、コマンド21/レスポンス22の授
受および管理テーブル23による状況認識を行い、実行
中のバックアップに対する完了レスポンスを受信するま
ではバックアップを中止せず、そのバックアップ実行中
の論理ドライブ8a,8bまたは8cに対するデータバ
ックアップが完了するまで待機し、そして次の論理ドラ
イブ8bまたは8cのデータバックアップは開始しな
い。その後は、この時点までには、トラックメモリ7d
のデータが消失されずに存在しているので、引き続いて
管理テーブル23の初期化を実施し、ディレクタ7aへ
のサービス開始を指示してホストアクセスを受付可能に
する。
【0021】サービスプロセッサ7bは、データ更新を
途中まで行いそれ以後のデータバックアップを実施しな
い場合には、実質的に磁気ディスク部7f内のデータが
破壊された事と同様になってしまうので、これを避ける
ため、データバックアップ途中で電源復旧した場合に
は、必ずデータバックアップ途中の論理ドライブ8a,
8bまたは8cにおけるデータバックアップを完了さ
せ、磁気ディスク部7f内のデータに関して世代管理を
行い、不慮の事故等によりトラックメモリ7dのデータ
が消失した時に、一世代前のデータによってデータを復
旧させることができるようにしておく(図5)。
【0022】バックアップディスク制御部7eでは、デ
ータバックアップ指示のコマンド21を受信すると、コ
マンド21の内容を解読し、特定の論理ドライブ8a,
8bまたは8cの開始番地(トラックメモリ7dのアド
レス)から指示のあったデータバイト数だけデータバッ
クアップを実施する。バックアップが完了した時点でサ
ービスプロセッサ7bに対してレスポンス22を返す。
レスポンス22にはサービスプロセッサ7bから指示さ
れた論理ドライブ番号を併記し、サービスプロセッサ7
b側で論理ドライブ8a,8b,8cのデータバックア
ップ状況を把握できるようにする。
【0023】このように構成した実施例においては、図
6に示すように、半導体ディスク装置が正常に動作して
いる状態で(ステップ31)サービスプロセッサ7bが
パワーオフの指示があったかチェックし(ステップ3
2)、パワーオフの指示があれば正常に動作を終了する
(ステップ33)。パワーオフの指示がなければ動作を
続行する。
【0024】サービスプロセッサ7bが電源の停電を半
導体ディスク装置として停電状態か否かチェックして認
識すると(ステップ35)、サービスプロセッサ7b内
のタイマ機能により計時して規定時間内で復旧するかチ
ェックし(ステップ36)、停電状態がある一定時間継
続する場合にはデータバックアップ動作を開始し、メモ
リアクセス制御部7cを介してトラックメモリ7dのデ
ータを読み出す動作を起動する(ステップ37)。
【0025】データ転送は、まずバックアップディスク
制御部7eがメモリアクセス制御部7cに対して指示を
行い、メモリアクセス制御部7cから読みだされたデー
タは内部バスを経由してバックアップディスク制御部7
eに送出される。バックアップディスク制御部7eはメ
モリアクセス制御部7cとの転送シーケンスを起動する
のと前後して、磁気ディスク部7fとのデータ転送シー
ケンスの起動も実行する。バックアップディスク制御部
7eに読み込まれたデータはそのまま磁気ディスク部7
fに転送されて書き込まれる。
【0026】電源復旧がデータバックアップ完了以後に
遅れる場合には、このようなデータ転送手順に従って、
トラックメモリ7dのデータが磁気ディスク部7fに格
納され、データバックアップ動作が終了する。この場合
は、データバックアップ終了後に電源が復旧してから、
従来通り再立上げが行われる(ステップ39)。トラッ
クメモリ7dは、複数の論理ドライブ8a,8b,8c
に分割され(論理ドライブ番号を0,1,2とする)、
トラックメモリ7dの先頭アドレスからシーケンシャル
に転送されて、その形態を保持しながら、磁気ディスク
部7fに格納される。
【0027】もし、図5に示すように、トラックメモリ
7dのアドレスmまでデータバックアップを実行した時
に電源が復旧すると(ステップ40)、その時点で実行
している論理ドライブ8bのデータバックアップまでを
完了させ(ステップ41)、それ以後のデータバックア
ップを実施せずに中止し、しかも装置の再立ち上げを実
施しないようにする。
【0028】このように実施例では、サービスプロセッ
サ7bがバックアップ動作指示するとともに管理テーブ
ル23によりトラックメモリ7dを分割した論理ドライ
ブ8a,8b,8cごとの状態管理を行い、全ての論理
ドライブ8a,8b,8cの状況を認識して、データバ
ックアップ開始後に電源復旧した場合には、バックアッ
プを実行中の論理ドライブ8a,8bまたは8cに対す
る完了レスポンスを受信するまではバックアップを中止
せず、そのバックアップが完了するまで待機し、そして
次の論理ドライブ8bまたは8cに対するバックアップ
は行わず、消失されずに存在しているトラックメモリ7
dのデータを使用し、引き続いて管理テーブル23の初
期化を実施し、ディレクタ7aへのサービス開始を指示
してホストアクセスを受付可能にしたことによって、バ
ックアップ中断後のデータリストア動作を不要にさせ、
リカバリ時間を最小限に抑えることができ、システムを
迅速に再復旧させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明における半導体ディ
スク装置のデータバックアップ方式では、制御監視手段
15により電源の通電/停電が監視され、半導体記憶手
段11の論理ドライブ11i(i=1〜n)毎に状態管
理が行なわれて、電源停電が検出されると、データバッ
クアップ動作が実行されて半導体記憶手段11の内容が
不揮発性記憶手段13へ転送され、データ保証が行われ
るとともに、このデータバックアップ動作実行中に電源
供給が復旧されると、論理ドライブ11i(i=1〜
n)単位でデータ転送されるデータバックアップ動作
が、データ転送中の論理ドライブ11i(i=1〜また
はn)の転送完了をもって中断し、中断時における論理
ドライブ11i(i=1〜またはn)の内容が不揮発性
記憶手段13においてデータ更新された時点でデータバ
ックアップ動作を終了し、そのまま通常運用を再開させ
るようにしたことによって、データバックアップ動作を
最後まで実行せずに通常の運用を再開し、継続させるこ
とができ、不揮発性記憶手段13から半導体記憶手段1
1へのデータリストア動作を不要にして、リカバリ時間
を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例におけるコマンドを示す構成説明図であ
る。
【図3】実施例におけるレスポンスを示す構成説明図で
ある。
【図4】実施例における管理テーブルを示す構成説明図
である。
【図5】実施例におけるデータ転送の形態を示す動作説
明図である。
【図6】実施例におけるデータバックアップ処理を示す
流れ図である。
【図7】従来のコンピュータシステムの一例を示すシス
テム構成図である。
【図8】従来の半導体ディスク装置構成図である。
【図9】従来におけるデータ転送の形態を示す動作説明
図である。
【図10】従来におけるデータ転送の形態(問題点)を
示す動作説明図である。
【符号の説明】
11 半導体記憶手段 11i(i=1〜n) 論理ドライブ 12 メモリアクセス制御手段 13 不揮発性記憶手段 14 不揮発性記憶アクセス制御手段 15 制御監視手段 16 補助電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶手段(11)と、 該半導体記憶手段(11)へのデータアクセスを制御す
    るメモリアクセス制御手段(12)と、 不揮発性記憶手段(13)と、 該不揮発性記憶手段(13)に対するデータ転送を制御
    する不揮発性記憶アクセス制御手段(14)と、 電源断指示または停電を監視するとともに電源断状態に
    おけるデータバックアップ指示あるいは電源復旧後のデ
    ータリストア指示を指令する制御監視手段(15)と、 停電時に電力供給する補助電源(16)とを備え、 前記半導体記憶手段(11)は記憶領域を複数の論理ド
    ライブ(11i(i=1〜n))に分割して、記憶内容
    の状態管理を各論理ドライブ(11i(i=1〜n))
    毎に行なわせ、電源停電時には前記補助電源(16)か
    らの電力供給によって前記半導体記憶手段(11)の内
    容を前記不揮発性記憶手段(13)へ転送するデータバ
    ックアップ動作を実行してデータ保証を行うとともに、
    前記データバックアップ動作実行中に電源供給が復旧さ
    れた場合には、前記論理ドライブ(11i(i=1〜
    n))単位で前記データバックアップ動作を中断し、中
    断時における前記不揮発性記憶手段(13)のデータ更
    新を完了した時点で前記データバックアップ動作を終了
    し、そのまま通常運用を再開させることを特徴とする半
    導体ディスク装置のデータバックアップ方式。
JP3301766A 1991-11-18 1991-11-18 半導体デイスク装置のデータバツクアツプ方式 Withdrawn JPH05143248A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442664B1 (ko) * 1997-07-10 2004-09-18 삼성전자주식회사 이중화된 하드디스크를 가지는 교환시스템의 데이터베이스관리 방법
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