JPH05143126A - Ncプログラム管理方式 - Google Patents

Ncプログラム管理方式

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Publication number
JPH05143126A
JPH05143126A JP3302834A JP30283491A JPH05143126A JP H05143126 A JPH05143126 A JP H05143126A JP 3302834 A JP3302834 A JP 3302834A JP 30283491 A JP30283491 A JP 30283491A JP H05143126 A JPH05143126 A JP H05143126A
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JP
Japan
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program
numerical control
memory
control device
stored
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Application number
JP3302834A
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English (en)
Inventor
Kentaro Fujibayashi
謙太郎 藤林
Makoto Haga
誠 芳賀
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の数値制御装置でNCプログラムを共有
する。 【構成】 メモリ110には、NCプログラム等のプロ
グラムが格納され、一時的なデータ等の格納のためにメ
モリバッファが設けられている。表示制御手段130
は、各数値制御装置のメモリ内容等を表示手段120に
表示する。編集手段140は、各数値制御装置に格納さ
れたNCプログラムの内容を編集する。実行手段150
は、各数値制御装置に格納されたNCプログラムの内容
を実行する。通信制御手段160には通信データを一時
的に格納する通信バッファ161が設けられ、各数値制
御装置との通信制御を行う。数値制御装置100は、表
示制御手段130、編集手段140及び実行手段150
の指令に基づき通信制御手段160及び通信回線900
を介して各数値制御装置との通信制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNCプログラム管理方式
に関し、特に複数の数値制御装置のNCプログラムを管
理するNCプログラム管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】FA(ファクトリー・オートメーショ
ン)の発展に伴い、一つの工場には多数の数値制御装置
で制御される工作機械が設置されている。これらの多数
の数値制御装置は、一つのホスト・コンピュータによっ
て管理されていた。すなわち、各々の数値制御装置はホ
スト・コンピュータと通信回線によって接続されてお
り、ホスト・コンピュータが各々の数値制御装置のNC
プログラム領域及び動作状況等を一括して管理してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホスト・コン
ピュータの設置には多くの費用を要し、ホスト・コンピ
ュータが何らかの障害等によって停止した場合には、全
ての数値制御装置も停止してしまうという問題点があっ
た。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ホスト・コンピュータを必要としない、複数
の数値制御装置のNCプログラム領域を管理するNCプ
ログラム管理方式を、提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、複数の数値制御装置を通信回線で結合し
たNCプログラム管理方式において、他の数値制御装置
とのNCプログラムの転送を行う通信制御手段と、前記
NCプログラムを格納するNCプログラム領域と、を前
記複数の数値制御装置に設け、前記数値制御装置を通信
回線で結合したことを特徴とするNCプログラム管理方
式が提供される。
【0006】また、他の数値制御装置のNCプログラム
領域に格納されている内容を読み出して、表示する表示
制御手段を有する。さらに、他の数値制御装置のNCプ
ログラム領域に格納されているNCプログラムを読み出
して、編集する編集手段を有する。
【0007】そして、他の数値制御装置のNCプログラ
ム領域に格納されているNCプログラムを読み出して、
実行する実行手段を有する。
【0008】
【作用】まず、複数の数値制御装置の各数値制御装置に
おいて、他の数値制御装置とのNCプログラムの転送を
行う通信制御手段を設ける。また、NCプログラムを格
納するためのNCプログラム領域を設ける。そして、こ
れらの数値制御装置間を通信回線で結合する。
【0009】これにより、任意の数値制御装置間で通信
制御手段及び通信回線を介してNCプログラムを転送す
ることができるので、各数値制御装置のNCプログラム
領域に格納されているNCプログラムを共有し、管理す
ることができる。
【0010】また、他の数値制御装置のNCプログラム
領域に格納されている内容を読み出して、表示する表示
制御手段を有する。これにより、通信回線で結合されて
いる全ての数値制御装置のNCプログラム領域の内容が
表示できる。
【0011】さらに、他の数値制御装置のNCプログラ
ム領域に格納されているNCプログラムを読み出して、
編集する編集手段を有する。これにより、一つの数値制
御装置から他の数値制御装置のNCプログラム領域に格
納されているNCプログラムを編集することができる。
【0012】そして、他の数値制御装置のNCプログラ
ム領域に格納されているNCプログラムを読み出して、
実行する実行手段を有する。これにより、一つの数値制
御装置から他の数値制御装置のNCプログラム領域に格
納されているNCプログラムを実行することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明のNCプログラム管理方式の原
理説明図である。数値制御装置200及び図示されてい
ない数値制御装置は、数値制御装置100と同一構成で
あるので、ここでは数値制御装置100について説明す
る。
【0014】図において、数値制御装置100は、メモ
リ110、表示手段120、表示制御手段130、編集
手段140、実行手段150及び通信制御手段160を
有する。メモリ110には、NCプログラム等のプログ
ラムが格納され、一時的なデータ等の格納のためにメモ
リバッファが設けられている。表示制御手段130は、
各数値制御装置のメモリ内容等を表示手段120に表示
する。編集手段140は、各数値制御装置に格納された
NCプログラムの内容を編集する。実行手段150は、
各数値制御装置に格納されたNCプログラムの内容を実
行する。通信制御手段160には通信データを一時的に
格納する通信バッファ161が設けられ、各数値制御装
置との通信制御を行う。また、数値制御装置100は、
通信制御手段160を介して各数値制御装置との通信制
御を行うために、通信回線900にバス型で接続されて
いる。ここで、NCプログラム領域はメモリ110に相
当する。
【0015】なお、通信制御手段160は常に通信回線
900を監視しており、表示制御手段130、編集手段
140及び実行手段150の指令に基づき、他の数値制
御装置とのデータの送受信を行う。このとき、指令及び
送受信データは通信回線900の占有時間を抑えるた
め、一時的に通信バッファ161に格納される。以下、
表示制御手段130、編集手段140及び実行手段15
0の指令によって、他の数値制御装置とのデータの送受
信を行う場合は特に示さない限り、通信制御手段160
及び通信回線900を介してデータの送受信を行う過程
を省略する。
【0016】図2は、本発明のNCプログラム管理方式
を実施するためのハードウェア構成図である。数値制御
装置200及び図示されていない数値制御装置は、数値
制御装置100と同一構成であるので、ここでは数値制
御装置100について説明する。
【0017】図において、数値制御装置100は、CP
U(プロセッサ)101、ROM102、RAM10
3、不揮発性メモリ104、CRTC(CRT制御回
路)105、CRT106、KEY(キーボード)10
7、I/F(通信制御インタフェース)108を有す
る。また、I/F108は、通信バッファ用のRAM1
08aを有する。このRAM108aの容量はそれほど
大きくはなく、64Kバイト程度の容量である。
【0018】CPU101は、数値制御装置100全体
を制御するプロセッサであり、このための制御プログラ
ムがROM102に格納されている。RAM103及び
不揮発性メモリ104には、NCプログラム等の諸デー
タが格納される。CRTC105は、CPU101から
送られた表示データ等のディジタルデータを画像信号に
変換し、CRT106に送って表示する。KEY107
は、各種の操作、諸データ等の入力に使用する。I/F
108は、通信回線900を介して数値制御装置200
等へコマンドを発行し、数値制御装置200等から諸デ
ータを受信する。
【0019】各数値制御装置は通信回線900に対し
て、バス型に接続される。また、通信回線900には、
同軸ケーブル等の一般的なケーブルが用いられる。そし
て、数値制御装置相互間の通信方式として、CSMA/
CD(Carrier Sense MultipleAccess with Collision
Detection)方式が用いられる。
【0020】ここで、図1のメモリ110は、RAM1
03及び不揮発性メモリ104に相当する。また、通信
制御手段160は、I/F108に相当する。同様に、
表示手段120は、CRTC105及びCRT106に
相当する。
【0021】また、図1の表示制御手段130、編集手
段140及び実行手段150は、ROM102に格納さ
れたシステムプログラムを、CPU101が実行するこ
とによって実現される機能である。
【0022】以下、本発明の具体的な実施例について説
明する。図3は、本発明の第1の実施例を示す図であ
る。図において、図1と同一の要素には同一の番号を付
し、説明を省略する。ここで、数値制御装置100のメ
モリ110にはNCプログラム111及びNCプログラ
ム112が、数値制御装置200のメモリ210にはN
Cプログラム211及びNCプログラム212が、数値
制御装置300のメモリ310にはNCプログラム31
1及びNCプログラム312が、数値制御装置400の
メモリ410にはNCプログラム411及びNCプログ
ラム412が、それぞれ格納されている。
【0023】ここでは、オペレータが数値制御装置10
0にNCプログラム内容表示を指令する例について説明
する。オペレータからの内容表示指令を受けて、表示制
御手段130は数値制御装置100内のメモリ110の
内容を取得する。同時に、数値制御装置200等の表示
制御手段に対して、各自のメモリの内容を送信するよう
にコマンドを発行する。数値制御装置200等の表示制
御手段は、このコマンドを受けて、メモリの内容を送信
する。
【0024】そして、表示制御手段130が全ての数値
制御装置のメモリの内容を取得したとき、表示手段12
0に、数値制御装置100を含めて全てのメモリの内容
を表示する。このメモリの内容を表示した一例を、図4
に示す。
【0025】図4は、NCプログラム内容表示の表示画
面の一例を示す図である。表示画面121は、図3の表
示手段120に表示される画面であり、具体的には図1
のCRT106に表示される画面である。
【0026】図3において示したように、NCプログラ
ム111がO0001、NCプログラム112がO00
02、NCプログラム211がO0003、NCプログ
ラム212がO0004、NCプログラム311がO0
005、NCプログラム312がO0006、NCプロ
グラム411がO0007、NCプログラム412がO
0008であるので、これらが表示画面121に表示さ
れる。
【0027】ところで、同一のNCプログラムが複数の
数値制御装置のメモリに格納されていた場合には、どの
数値制御装置のメモリに、どのNCプログラムが格納さ
れているのかが明確でなくなる。このような場合につい
て、以下に説明する。
【0028】図5は、本発明の第1の実施例の他の例を
示す図である。図3と同一の要素には同一の番号を付
し、説明を省略する。ここで、図3とは、数値制御装置
200のメモリ210にはNCプログラム213及びN
Cプログラム214が、数値制御装置400のメモリ4
10にはNCプログラム413及びNCプログラム41
4が、それぞれ格納されている点で相違する。
【0029】このように、複数の数値制御装置に同一の
NCプログラムが格納されている場合には、各数値制御
装置に割り当てられたネットワーク上の番号を付してメ
モリの内容を表示する。このメモリの内容を表示した一
例を、図6に示す。
【0030】図6は、NCプログラム内容表示の表示画
面の一例を示す図である。ここで、図4と同様に、表示
画面121は、図3の表示手段120に表示される画面
である。
【0031】このとき、図5に示すように、NCプログ
ラム111がO0001、NCプログラム112がO0
002、NCプログラム213がO0001、NCプロ
グラム214がO0002、NCプログラム311がO
0005、NCプログラム312がO0006、NCプ
ログラム413がO0001、NCプログラム414が
O0002であるので、これらが表示画面121に表示
される。
【0032】図7は、NCプログラム内容表示を実施す
るためのフローチャートである。図において、Sの後に
続く数字はステップ番号を示す。なお、ここでは数値制
御装置100において作動する過程について説明する。
【0033】〔S71〕メモリ内容の送信要求を行う。
具体的には、数値制御装置100のメモリ内容を取得す
ると同時に、数値制御装置200等の表示制御手段に対
してメモリ内容の送信するようにコマンドを発行する。
【0034】〔S72〕メモリ内容の受信を行う。数値
制御装置200等の表示制御手段から送信されるメモリ
内容を受信する。 〔S73〕全てのメモリ内容を受信したか否かを判別す
る。すなわち、ネットワークを構成する全ての数値制御
装置の表示手段から送信されたメモリ内容を受信したか
否かを判別する。もし、全てのメモリ内容を受信した
(YES)ならばステップS74に進み、まだ受信して
いないメモリ内容がある(NO)ならばステップS72
に戻る。
【0035】〔S74〕同じ番号のプログラムがあるか
否かを判別する。すなわち、数値制御装置100のメモ
リ内容を含む全ての数値制御装置のメモリ内容に、同一
の番号のプログラムがあるか否かを判別する。もし、同
じ番号のプログラムがある(YES)ならばステップS
76に進み、同じ番号のプログラムがない(NO)なら
ばステップS75に進む。
【0036】〔S75〕メモリ内容を表示する。具体的
には、図4のようにプログラム番号のみを表示する。 〔S76〕ネットワーク番号を付してメモリ内容を表示
する。具体的には、図6のようにプログラム番号の前
に、送信されてきた数値制御装置のネットワーク番号を
付して表示する。
【0037】図8は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。図において、図1と同一の要素には同一の番号を
付し、説明を省略する。ここでは、オペレータが数値制
御装置100にNCプログラムの編集を指令する例につ
いて説明する。まず、オペレータからの編集指令を受け
て、編集手段140は図示されていない表示制御手段1
30を介して、数値制御装置100及び数値制御装置2
00等のメモリ内容を上記第1の実施例で示したように
全てのメモリ内容を取得する。そして、これらのメモリ
内容を図示されていない表示手段120に表示して、オ
ペレータに対して編集するNCプログラムを選択するよ
うに促す。このときの表示画面は後述する。
【0038】次に、オペレータから編集するNCプログ
ラムが指定されると、編集手段140は、いずれかの数
値制御装置のメモリにあるNCプログラムを取得する。
ここでは、数値制御装置400のメモリ410に格納さ
れているNCプログラム411を編集する場合について
説明する。
【0039】まず、編集手段140は数値制御装置40
0に対して、NCプログラム411を送信するようにコ
マンドを発行する。NCプログラム411を送信するコ
マンドを受けた編集手段440は数値制御装置100に
NCプログラム411を送信する。ここで、もしNCプ
ログラム411の容量が通信バッファ161の容量より
も大きい場合には、編集手段440はNCプログラム4
11をブロックごとに、すなわち通信バッファ161の
容量ごとに、分割して送信する。NCプログラム411
を受信した編集手段140は、このNCプログラム41
1をメモリ100内のメモリバッファに格納する。
【0040】そして、NCプログラム411の編集が行
われる。編集が終了すると、編集手段140は上記メモ
リバッファに格納されたNCプログラム411を数値制
御装置400に送信する。また、編集手段440は編集
されたNCプログラム411を受信して、メモリ410
に格納する。
【0041】図9は、NCプログラム編集選択の表示画
面の一例を示す図である。図には、図8に示した全ての
数値制御装置のメモリに格納されているNCプログラム
のプログラム番号が表示されている。そして、編集を行
うNCプログラムを指定するためにカーソルCが点滅
し、オペレータに入力を促す。なお、NCプログラムの
指定のための入力は、図2のKEY107から行う。
【0042】図10は、NCプログラム編集を実施する
ためのフローチャートである。図において、Sの後に続
く数字はステップ番号を示す。なお、ここでは数値制御
装置100(以下、図10では「自機」と呼ぶ。)にお
いて作動する過程について説明する。また、数値制御装
置200等を図10では「他機」と呼ぶ。
【0043】〔S101〕プログラム選択処理を行う。
具体的には、オペレータからの編集指令に対して、編集
手段140は表示制御手段130を介して、自機及び他
機のメモリの内容を取得して表示し、編集するNCプロ
グラムを選択させる。
【0044】〔S102〕プログラムが自機にあるか否
かを判別する。すなわち、オペレータから編集すべきN
Cプログラムが指定されると、このNCプログラムが自
機のメモリ110に存在するか否かを判別する。もし、
指定されたNCプログラムが自機のメモリ110に存在
する(YES)ならばステップS103に進み、存在し
ない(NO)ならばステップS104に進む。
【0045】〔S103〕プログラムの読み込みを行
う。すなわち、自機のメモリ110に格納されているN
Cプログラムを読み出す。読み出したNCプログラム
は、メモリ110のメモリバッファに格納する。
【0046】〔S104〕プログラム送信要求を行う。
すなわち、指定されたNCプログラムをメモリに格納す
る数値制御装置(以下、「指定機」と呼ぶ。)に対し
て、NCプログラムを送信するようにコマンドを発行す
る。
【0047】〔S105〕プログラム容量とバッファ容
量との比較を行う。すなわち、指定されたNCプログラ
ムの容量が通信バッファ161の容量よりも大きいか否
かを判別する。もし、NCプログラムの容量が通信バッ
ファ161の容量よりも大きい(YES)ならばステッ
プS107に進み、小さい(NO)ならばステップS1
06に進む。
【0048】〔S106〕プログラムの受信を行う。す
なわち、指定機から送信されたNCプログラムを受信す
る。受信したNCプログラムは、メモリ110のメモリ
バッファに格納する。
【0049】〔S107〕プログラムの分割受信を行
う。具体的には、自機は指定機の編集手段に対して分割
して送信するようにコマンドを発行する。そして、指定
機の編集手段はNCプログラムをブロックごとに、すな
わち通信バッファの容量ごとに分割して送信する。
【0050】〔S108〕プログラムの編集を行う。 〔S109〕編集を終了するか否かを判別する。もし、
編集を終了する(YES)ならばステップS114に進
み、継続する(NO)ならばステップS110に進む。
【0051】〔S110〕自機のプログラムか否かを判
別する。すなわち、現在編集しているNCプログラムが
自機のメモリに格納されていたものか否かを判別する。
もし、自機のメモリに格納されていた(YES)ならば
ステップS108に進み、指定機のメモリに格納されて
いた(NO)ならばステップS111に進む。
【0052】〔S111〕他のブロックを編集するか否
かを判別する。すなわち、現在編集している分割された
NCプログラムの他のブロックを編集するか否かを判別
する。もし、他のブロックを編集する(YES)ならば
ステップS112に進み、現在のブロックを編集する
(NO)ならばステップS108に進む。
【0053】〔S112〕プログラムの再送信要求を行
う。具体的には、まず、編集されたプログラムのブロッ
クを指定機に送信する。そして、指定機に対して、分割
されたNCプログラムの他のブロックを送信するように
コマンドを発行する。他のブロックを送信するコマンド
を受けた指定機の編集手段は、指定されたNCプログラ
ムのブロックを送信する。
【0054】〔S113〕プログラムの再受信を行う。
すなわち、ステップS112で指定機から送信されたN
Cプログラムを受信する。受信したNCプログラムは、
メモリ110のメモリバッファに格納する。
【0055】〔S114〕自機のプログラムか否かを判
別する。すなわち、現在編集しているNCプログラムが
自機のメモリに格納されていたものか否かを判別する。
もし、自機のメモリに格納されていた(YES)ならば
ステップS115に進み、指定機のメモリに格納されて
いた(NO)ならばステップS116に進む。
【0056】〔S115〕プログラムの格納を行う。す
なわち、編集したNCプログラムをメモリ110に格納
する。 〔S116〕プログラム受信要求を行う。すなわち、指
定機に対して、NCプログラムを受信するようにコマン
ドを発行する。
【0057】〔S117〕プログラムの送信を行う。メ
モリ110内のメモリバッファに格納されているNCプ
ログラムを読み出して、指定機に送信する。このとき、
指定機の編集手段は受信したNCプログラムをメモリに
格納する。
【0058】図11は、本発明の第3の実施例を示す図
である。図において、図1と同一の要素には同一の番号
を付し、説明を省略する。ここでは、オペレータが数値
制御装置100にNCプログラムの実行を指令する例に
ついて説明する。まず、オペレータからの実行指令を受
けて、実行手段150は図示されていない表示制御手段
130を介して、数値制御装置100及び数値制御装置
200等のメモリ内容を上記第1の実施例で示したよう
に全てのメモリ内容を取得する。そして、これらのメモ
リ内容を図示されていない表示手段120に表示して、
オペレータに対して実行するNCプログラムを選択する
ように促す。このときの表示画面は後述する。
【0059】次に、オペレータから実行するNCプログ
ラムが指定されると、実行手段150は、いずれかの数
値制御装置のメモリにあるNCプログラムを取得する。
ここでは、数値制御装置400のメモリ410に格納さ
れているNCプログラム411を実行する場合について
説明する。
【0060】まず、実行手段150は数値制御装置40
0に対して、NCプログラム411を送信するようにコ
マンドを発行する。NCプログラム411を送信するコ
マンドを受けた実行手段450は数値制御装置100に
NCプログラム411を送信する。ここで、もしNCプ
ログラム411の容量が通信バッファ161の容量より
も大きい場合には、実行手段450はNCプログラム4
11をブロックごとに、すなわち通信バッファ161の
容量ごとに、分割して送信する。NCプログラム411
を受信した実行手段150は、このNCプログラム41
1をメモリ100内のメモリバッファに格納する。
【0061】そして、NCプログラム411の実行が行
われる。なお、NCプログラム411が分割された場合
には、一つのブロックの実行が終了するごとに、実行手
段150は分割されたNCプログラムの他のブロックを
送信するように数値制御装置400に対してコマンドを
発行する。その後、他のブロックを送信するコマンドを
受けた数値制御装置400の実行手段450は、指定さ
れたNCプログラムのブロックを送信する。また、実行
手段150は送信されたNCプログラムのブロックを受
信するごとに、直ちにその内容を実行する。
【0062】図12は、NCプログラム実行選択の表示
画面の一例を示す図である。図には、図11に示した全
ての数値制御装置のメモリに格納されているNCプログ
ラムのプログラム番号が表示されている。そして、実行
を行うNCプログラムを指定するためにカーソルCが点
滅し、オペレータに入力を促す。なお、NCプログラム
の指定のための入力は、図2のKEY107から行う。
【0063】図13は、NCプログラム実行を実施する
ためのフローチャートである。図において、Sの後に続
く数字はステップ番号を示す。なお、図10と同一内容
のステップには同一のステップ番号を付し、説明を省略
する。また、図10と同様に、数値制御装置100を
「自機」と呼び、数値制御装置200等を「他機」と呼
ぶ。
【0064】〔S131〕プログラムの実行を行う。 〔S132〕実行が終了したか否かを判別する。もし、
実行が終了した(YES)ならばNCプログラム実行を
終了し、まだ終了していない(NO)ならばステップS
133に進む。
【0065】〔S133〕自機のプログラムか否かを判
別する。すなわち、現在実行しているNCプログラムが
自機のメモリに格納されていたものか否かを判別する。
もし、自機のメモリに格納されていた(YES)ならば
ステップS131に進み、指定機のメモリに格納されて
いた(NO)ならばステップS134に進む。
【0066】〔S134〕プログラムの再送信要求を行
う。具体的には、まず、指定機に対して、分割されたN
Cプログラムの他のブロックを送信するようにコマンド
を発行する。他のブロックを送信するコマンドを受けた
指定機の実行手段は、指定されたNCプログラムのブロ
ックを送信する。
【0067】〔S135〕プログラムの再受信を行う。
すなわち、ステップS134で指定機から送信されたN
Cプログラムを受信する。受信したNCプログラムは、
メモリ110のメモリバッファに格納する。
【0068】したがって、複数の数値制御装置100,
200,・・・のメモリ110,210,・・・、すな
わちNCプログラム領域に格納されたNCプログラム
が、いずれの数値制御装置からも表示、編集、実行でき
るので、通信回線900で接続された複数の数値制御装
置のNCプログラム領域を効率よく管理することができ
る。
【0069】以上の説明では、オペレータからの入力は
図2のKEY107から行なったが、ソフトウェアキー
等の他の入力手段から行なってもよい。また、NCプロ
グラムの実行では、通信バッファに格納されたNCプロ
グラムを全て実行した後に、次のブロックを送信するよ
うにしたが、通信バッファに所定量、例えば1Kバイ
ト、の空きが生じた時点で当該所定量のNCプログラム
を送信するようにしてもよい。
【0070】さらに、NCプログラムの容量が通信バッ
ファの容量よりも大きい場合にはNCプログラムをブロ
ックに分割してブロックごとに送受信するようにした
が、分割せずシーケンシャルに送受信するようにしても
よい。
【0071】そして、メモリ内容の表示では、複数の数
値制御装置のメモリに同一のNCプログラムが存在した
場合には、全てのNCプログラムの番号にネットワーク
番号を付して表示したが、同一のNCプログラムに対し
てのみネットワーク番号を付して表示してもよい。
【0072】それから、各数値制御装置は通信回線90
0にバス型で接続したが、スター型等の他の接続形態で
接続してもよい。通信回線900には同軸ケーブル等の
一般的なケーブルを用いたが、通信伝送容量が大きい場
合には光ケーブルを用いてもよい。
【0073】また、数値制御装置相互間の通信方式とし
てCSMA/CD方式を用いたが、トークン・パッシン
グ方式等の他の通信方式で行なってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
数値制御装置の各数値制御装置に、通信制御手段、NC
プログラム領域を設け、これらの数値制御装置間を通信
回線で結合したので、各数値制御装置のNCプログラム
領域に格納されているNCプログラムを共有し、管理す
ることができる。
【0075】また、他の数値制御装置のNCプログラム
領域に格納されている内容を読み出して、表示する表示
制御手段を設けたので、通信回線で結合されている全て
の数値制御装置のNCプログラム領域の内容が表示でき
る。
【0076】さらに、他の数値制御装置のNCプログラ
ム領域に格納されているNCプログラムを読み出して、
編集する編集手段を設けたので、一つの数値制御装置か
ら他の数値制御装置のNCプログラム領域に格納されて
いるNCプログラムを編集することができる。
【0077】そして、他の数値制御装置のNCプログラ
ム領域に格納されているNCプログラムを読み出して、
実行する実行手段を設けたので、一つの数値制御装置か
ら他の数値制御装置のNCプログラム領域に格納されて
いるNCプログラムを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNCプログラム管理方式の原理説明図
である。
【図2】本発明のNCプログラム管理方式を実施するた
めのハードウェア構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】NCプログラム内容表示の表示画面の一例を示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施例の他の例を示す図であ
る。
【図6】NCプログラム内容表示の表示画面の一例を示
す図である。
【図7】NCプログラム内容表示を実施するためのフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図9】NCプログラム編集選択の表示画面の一例を示
す図である。
【図10】NCプログラム編集を実施するためのフロー
チャートである。
【図11】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図12】NCプログラム実行選択の表示画面の一例を
示す図である。
【図13】NCプログラム実行を実施するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
100,200 数値制御装置 110,210 メモリ 120,220 表示手段 130,230 表示制御手段 140,240 編集手段 150,250 実行手段 160,260 通信制御手段 161,261 通信バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の数値制御装置を通信回線で結合し
    たNCプログラム管理方式において、 他の数値制御装置とのNCプログラムの転送を行う通信
    制御手段と、前記NCプログラムを格納するNCプログ
    ラム領域と、を前記複数の数値制御装置に設け、 前記数値制御装置を通信回線で結合したことを特徴とす
    るNCプログラム管理方式。
  2. 【請求項2】 他の数値制御装置のNCプログラム領域
    に格納されている内容を読み出して、表示する表示制御
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のNCプロ
    グラム管理方式。
  3. 【請求項3】 他の数値制御装置のNCプログラム領域
    に格納されているNCプログラムを読み出して、編集す
    る編集手段を有することを特徴とする請求項1記載のN
    Cプログラム管理方式。
  4. 【請求項4】 他の数値制御装置のNCプログラム領域
    に格納されているNCプログラムを読み出して、実行す
    る実行手段を有することを特徴とする請求項1記載のN
    Cプログラム管理方式。
  5. 【請求項5】 前記通信制御手段には、前記NCプログ
    ラムを一時的に格納のする通信バッファを有することを
    特徴とする請求項1記載のNCプログラム管理方式。
  6. 【請求項6】 前記他の数値制御装置からNCプログラ
    ムを読み出すときに、前記通信バッファより大きなNC
    プログラムについては、分割して読み出すように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のNCプログラム管理
    方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107807615A (zh) * 2017-10-26 2018-03-16 东莞市乔锋机械有限公司 一种加工中心用综合控制系统

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CN107807615A (zh) * 2017-10-26 2018-03-16 东莞市乔锋机械有限公司 一种加工中心用综合控制系统

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