JPH05143037A - カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路 - Google Patents

カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路

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JPH05143037A
JPH05143037A JP3328208A JP32820891A JPH05143037A JP H05143037 A JPH05143037 A JP H05143037A JP 3328208 A JP3328208 A JP 3328208A JP 32820891 A JP32820891 A JP 32820891A JP H05143037 A JPH05143037 A JP H05143037A
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JP
Japan
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coordinate data
register
display
writing
registers
Prior art date
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Pending
Application number
JP3328208A
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English (en)
Inventor
Toshio Horioka
俊男 堀岡
Mutsuhiro Omori
睦弘 大森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの座標データを複数回に分けてレジスタ
に書き込む際の画面上でのテアリング(位置分裂)を防
止した座標データ処理回路を提供する。 【構成】 1つの座標系に対して、レジスタを2系統用
意して書込み用レジスタ11,12と表示用レジスタ1
3,14に分け、2分割された座標データの後半ビット
部分の書込みが書込み用レジスタ12に対して終了する
までは表示用レジスタ13,14に格納されている画像
データで旧座標を表示するようにし、後半ビット部分の
書込み終了と同時に書込み用レジスタ11,12から表
示用レジスタ13,14に新座標データを転送し、新座
標を表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーソルジェネレータ
における座標データ処理回路に関し、特にデータバス数
以上のビット数の座標データを扱うカーソルジェネレー
タにおける座標データ処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】データバス数以上のビット数の座標デー
タを扱うカーソルジェネレータにおいては、1つの座標
データを複数回に分けてレジスタに書き込むことにな
る。そして、X座標データは1水平ブランキング(H‐bl
ank)期間中に、Y座標データは1垂直ブランキング(V‐
blank)期間中に更新を行うとき、1つの期間中に複数回
の書込みを終了してしまえば問題はなく、グラフィック
座標系に対して必要最小限度のレジスタで対処できるこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にY
座標データに対しては、もし1度の書込みが終えたとこ
ろで垂直同期信号が到来して次の表示期間に移った場
合、1垂直表示期間中だけ目的外の位置に表示物が表示
される可能性がある。例えば12ビットで表示される座
標に対して、8ビットのデータバスを持つシステムを考
えると、通常は1垂直ブランキング期間中にレジスタに
2度アクセスすれば問題ないが、1度アクセスしたとこ
ろでブランキング期間が終了し表示期間に入ったとする
と、目的とする位置と下位8ビットは同じであるが、上
位4ビットに関しては、その4ビットのアクセスが終了
するまでの間、目的としない位置に表示されることにな
る。
【0004】このときの現象を図3に示す。同図におい
て、AからBへの座標の書換えを行うとき、Y座標デー
タの下位8ビットの書込みを終了した時点で垂直同期信
号が立ち下がると、残りの上位4ビットを書き換えるた
めに次の垂直ブランキング期間で書込みが終了するまで
の間、目的としないCの位置に画像データが現れる可能
性がある。このように、1つの座標データを2度以上に
分けてレジスタに書き込むとき、それぞれの動作の間
で、垂直同期信号が入る場合に目的としない位置に1垂
直期間中、画像データが表示される現象は、テアリング
(位置分裂)と称されている。
【0005】そこで、本発明は、1つの座標データを複
数回に分けてレジスタに書き込む際の画面上でのテアリ
ング(位置分裂)の発生を防止したカーソルジェネレー
タにおける座標データ処理回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による座標データ
処理回路は、データバス数以上のビット数の座標データ
を扱うカーソルジェネレータにおいて、1つの座標デー
タが2度以上に分けて書き込まれる書込み用レジスタ
と、この書込み用レジスタから座標データが転送されか
つこれを画像データとして出力する表示用レジスタと、
1つの座標データの後半ビット部分の書込み用レジスタ
への書込みが終了するまでは表示用レジスタに格納され
ている旧座標データを画像データとして出力し、後半ビ
ット部分の座標データの書込み終了と同時に書込み用レ
ジスタから表示用レジスタに新座標データを転送すべく
制御する制御手段とを備えた構成となっている。
【0007】
【作用】本発明による座標データ処理回路において、1
つの座標データの後半ビット部分の書込み用レジスタへ
の書込みが終了するまでは表示用レジスタに格納されて
いる旧座標データを画像データとして出力し、後半ビッ
ト部分の画像データの書込み終了と同時に書込み用レジ
スタから表示用レジスタに新座標データを転送すること
で、座標データの更新に伴うグラフィック画面上での表
示物の移動をスムーズに行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明による座標データ処理回路
が適用されるカーソルジェネレータの構成の一例を示す
ブロック図である。なお、本カーソルジェネレータにお
いては、データバス数以上のビット数の座標データを扱
うシステムとなっており、本例では、データバス数が
8、座標データのビット数が12であるものとして説明
する。
【0009】図2において、MPU(マイクロプロセッ
サ)インタフェース1は、12ビットのデータバス2を
介してホストコンピュータ(図示せず)及びRAM3に
接続されている。RAM3は、グラフィック画面上のM
*Mピクセルのカーソル領域に対応したM*Mビットの
記憶領域を有している。このRAM3には、所望の形状
のカーソルに対応したピクセルデータが格納されてい
る。
【0010】MPUインタフェース1には、マウス等の
位置入力手段(図示せず)からカーソルの座標位置を表
わす12ビットの座標データが例えば2回に分けて入力
される。MPUインタフェース1は、入力された座標デ
ータに基づいてカーソル位置検出回路4に対してX,Y
の各座標を指定するものであり、2回に分けて入力され
る座標データを処理する座標データ処理回路を内蔵して
いる。この座標データ処理回路が本発明の特徴とする部
分であり、その構成の一例を図1に示す。
【0011】図1において、12ビットの1つの座標デ
ータが下位8ビットと、上位4ビットの2回に分けて入
力されるものとすると、これら座標データがそれぞれ書
き込まれる書込み用下位ビットレジスタ11と書込み用
上位ビットレジスタ12とが設けられている。さらに、
これら書込み用レジスタ11,12からその格納データ
が転送されかつこれらを画像データとして出力する表示
用下位ビットレジスタ13及び上位ビットレジスタ14
が設けられている。
【0012】ここで、各下位ビットレジスタ11,13
を1つのまとまり、各上位ビットレジスタ12,14を
1つのまとまりとみて、全下位ビットレジスタ11,1
3及び上位ビットレジスタ12,14に順にアドレス番
号が付されているとし、例えば、クロックCKとしてチッ
プイネーブル信号を使うと、その立ち下がりエッジをカ
ウンタ15でカウントし、このカウント値をデコーダ1
6でデコードすることで、書込み用下位ビットレジスタ
11がアクティブとなり、チップイネーブル信号の立ち
上がりエッジで書込み用下位ビットレジスタ11への座
標データの書込みが終了する。
【0013】ここまでのアクセス中は、表示用下位ビッ
トレジスタ13及び上位ビットレジスタ14は旧座標の
画像データを出力した状態にあり、これによりグラフィ
ック画面上には旧座標が表示されたままとなる。そし
て、次のチップイネーブル信号の立ち下がりで書込み用
上位ビットレジスタ12及びフリップフロツプ(FF)
17がデコードされ、チップイネーブル信号の立ち上が
りで書込み用上位ビットレジスタ12への座標データの
書込みが終了するのと同時にFF17がアクティブとな
り、これによって表示用下位ビットレジスタ13及び上
位ビットレジスタ14がアクティブとなる。
【0014】その後の水平同期(H-sync)信号、又は垂直
同期(V-sync)信号の立ち下がりエッジで書込み用下位ビ
ットレジスタ11及び上位ビットレジスタ12から表示
用下位ビットレジスタ13及び上位ビットレジスタ14
へ座標データが転送されると同時に表示区間に移る。そ
の結果、グラフィック画面上の表示は旧座標から新座標
に切り替わる。なお、カウンタ15、デコーダ16及び
FF17によって座標データの転送制御及び画像データ
の出力制御をなす制御手段が構成されている。
【0015】上述したように、1つの座標系(例えばX
座標とかY座標)に対して、レジスタを2系統(分割さ
れた単位で4個)用意して書込み用レジスタ11,12
と表示用レジスタ13,14に分け、2分割された座標
データの後半ビット部分の書込みが書込み用レジスタ1
2に対して終了するまでは表示用レジスタ13,14に
格納されている画像データで旧座標を表示するように
し、後半ビット部分の書込み終了と同時に書込み用レジ
スタ11,12から表示用レジスタ13,14に新座標
データを転送して新座標を表示することにより、座標デ
ータの更新に伴うグラフィック画面上での表示物の移動
に対してどのような場合にも画面を乱すことなく、スム
ーズに対応することができる。
【0016】再び図2において、カーソル位置検出回路
4は、MPUインタフェース1内の上述した座標データ
処理回路から出力された画像データで指定されたX,Y
座標位置を検出して位置検出クロックをRAM3に供給
するとともに、カーソルデータの出力条件(出力ピクセ
ル数)で定まるグラフィック画面上でのデータのシフト
すべきビット情報をシフトレジスタ5に供給する。
【0017】RAM3からは、カーソル位置検出回路4
から位置検出クロックが供給されることにより、カーソ
ルの横(水平方向)一列のピクセル列に対応したMビッ
トのピクセルデータが1クロックで読み出され、これら
ピクセルデータはシフトレジスタ5に供給される。シフ
トレジスタ5はパラレルイン(並列入力)‐シリアルア
ウト(直列出力)型シフトレジスタであり、カーソル位
置検出回路4から供給されるシフトビット情報を基にし
てRAM3から出力されるピクセルデータのシフトを行
って目的位置にカーソルデータを任意のピクセル数、例
えば5,4又は1ピクセルずつ出力する。
【0018】パラレルイン‐シリアルアウト型シフトレ
ジスタ5は、MPUインタフェース1によって指定され
るカーソルデータの出力条件(出力ピクセル数)に応じ
て並列入力データを直列出力データに変換して出力す
る。この直列出力データは、出力フォーマット回路6を
経て出力条件に応じたピクセル数のカーソルデータとし
て出力される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データバス数以上のビット数の座標データを扱うカーソ
ルジェネレータにおいて、1つの座標系に対して書込み
用と表示用の2系統のレジスタを用意し、1つの座標デ
ータの後半ビット部分の書込み用レジスタへの書込みが
終了するまでは表示用レジスタに格納されている旧座標
データを表示データとして出力し、後半ビット部分の画
像データの書込み終了と同時に書込み用レジスタから表
示用レジスタに新座標データを転送するようにしたこと
により、座標データの更新に伴うグラフィック画面上で
の表示物の移動に対してどのような場合にも画面を乱す
ことなくスムーズに対応できるので、画面上でのテアリ
ング(位置分裂)の発生を防止できることになる。
【0020】なお、上記構成によってレジスタの数が増
えることになるが、ハードウェアカーソルジェネレータ
のような比較的レジスタ数が少なくて済むグラフィック
表示システムにおいては、レジスタの数の増加による悪
影響はあまり大きな問題とはならず、むしろ、テアリン
グの発生を防止できる効果の方が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標データ処理回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明に係るカーソルジェネレータの構成の一
例を示すブロック図である。
【図3】グラフィック画面上の表示状態の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 MPUインタフェース 3 RAM 4 カーソル位置検出回路 5 パラレルイン‐シリアルアウト型シフトレジスタ 11 書込み用下位ビットレジスタ 12 書込み用上位ビットレジスタ 13 表示用下位ビットレジスタ 14 表示用上位ビットレジスタ 15 カウンタ 16 デコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバス数以上のビット数の座標デー
    タを扱うカーソルジェネレータにおいて、 1つの座標データが2度以上に分けて書き込まれる書込
    み用レジスタと、 前記書込み用レジスタから座標データが転送されかつこ
    れを画像データとして出力する表示用レジスタと、 前記1つの座標データの後半ビット部分の前記書込み用
    レジスタへの書込みが終了するまでは前記表示用レジス
    タに格納されている旧座標データを画像データとして出
    力し、後半ビット部分の座標データの書込み終了と同時
    に前記書込み用レジスタから前記表示用レジスタに新座
    標データを転送すべく制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする座標データ処理回路。
JP3328208A 1991-11-15 1991-11-15 カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路 Pending JPH05143037A (ja)

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JP3328208A JPH05143037A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路

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JP3328208A JPH05143037A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路

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JPH05143037A true JPH05143037A (ja) 1993-06-11

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ID=18207661

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JP3328208A Pending JPH05143037A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 カーソルジエネレータにおける座標データ処理回路

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