JPH051427U - 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具 - Google Patents

電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具

Info

Publication number
JPH051427U
JPH051427U JP5332491U JP5332491U JPH051427U JP H051427 U JPH051427 U JP H051427U JP 5332491 U JP5332491 U JP 5332491U JP 5332491 U JP5332491 U JP 5332491U JP H051427 U JPH051427 U JP H051427U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pan
food
microwave oven
turntable
stirring blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5332491U
Other languages
English (en)
Inventor
平野  誠一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5332491U priority Critical patent/JPH051427U/ja
Publication of JPH051427U publication Critical patent/JPH051427U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブル方式の電子レンジであれば、
電子レンジ側に一切の設計変更を伴うことなく、簡単に
鍋内の食品をかきまぜることのできる新規な食品攪拌具
を提供することにある。 【構成】 食品攪拌具10はアーム11と攪拌羽根12から構
成され、電子レンジの調理室αの上方に着脱自在にされ
ている。食品攪拌具10が調理室α内に取付けられた状態
では、攪拌羽根12の先端部はターンテーブル30に置かれ
た鍋20の内部に入り込んでいる。ターンテーブル30が回
転すると、食品攪拌具10自体が回転することはないが、
鍋20に対して攪拌羽根12が相対的に回転し、鍋20内に入
れられた食品がかきまぜられることになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子レンジのターンテーブル上に載置された鍋内の食品を加熱・調理 中に攪拌する新規な電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具に関する(以下、単 に食品攪拌具とする)。
【0002】
【従来の技術】
最近の電子レンジの中には、ターンテーブル上に置いた鍋内の食品をかきまぜ ながら調理できるものがある。一例をあげると、調理室内のターンテーブルを取 り外す代わりに内底部に攪拌羽根を有する特殊な鍋を置くと、この攪拌羽根が電 子レンジに既存のターンテーブル駆動機構に連結され、鍋自体が回転することは ないものの、鍋内の攪拌羽根が回転して食品をかきまぜるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例による場合には、特殊な鍋が必要となる他、既存の ターンテーブル方式の電子レンジに何らかの設計変更を加える必要があり、コス トの点で問題がある。
【0004】 本考案は上記背景の下に創案されたものであり、その主たる目的とするところ は、ターンテーブル方式の電子レンジであれば、電子レンジ側に一切の設計変更 を伴うことなく、簡単に鍋内の食品をかきまぜることのできる新規な食品攪拌具 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係る食品攪拌具は、電子レンジのターンテーブル上に載置 された鍋内の食品を加熱・調理中に攪拌するために使用される用具であって、前 記電子レンジの調理室内の上面に着脱自在に設けられた攪拌羽根を有しており、 前記ターンテーブルが回転することにより、前記攪拌羽根が前記鍋に対して相対 的に回転するようにしてある。
【0006】 本考案の請求項2に係る食品攪拌具は、更にその上で、調理室内の上面の対角 線に等しい長さを有しており、両端部が調理室内の対角線上の両隅部に接触する ことにより調理室内の上方に取り付けられるアームと、当該アームの中央部に設 けてあり攪拌羽根の基端部を係合する係合穴とを備えている。
【0007】 本考案の請求項3に係る食品攪拌具は、攪拌羽根の基端部が鍋に使用される蓋 の中央部に設けた穴に挿通されている。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の食品攪拌具の一実施例を図面を参照して説明する。図1は鍋と ともに示す食品攪拌具の分解斜視図、図2はターンテーブル方式電子レンジの内 部構造を示す模式平面図、図3は図2中A−A線による矢視図である。
【0009】 図1中に示す食品攪拌具10はターンテーブル方式電子レンジ用の鍋20に入れら れた食品を加熱・調理中にかきまぜるために使用されるもので、アーム11と攪拌 羽根12から構成された樹脂成形品である。特に、攪拌羽根12については食品に対 して無害の素材が使用されている。アーム11は図2に示す調理室α内のオーブン 天板41の対角線に等しい長さ、即ち、図3中に示すa−a’線又はb−b’線に 等しい長さを有している。図1に示すようにアーム11の中央部には、攪拌羽根12 の図中A部に対応した形状の係合穴111 が形成されており、これで攪拌羽根12の 基端部がアーム11に着脱自在にされるようになっている。
【0010】 なお、アーム11については電子レンジの種類が変わらない限り鍋20等の種類に 関係なく一つで良いが、攪拌羽根12については、使用する鍋20の大きさに応じて 大きさの異なるものを、また、調理すべき食品の種類に応じて先端形状の異なる ものを複数用意しておくと便利である。更に、アームを伸縮自在な構造にすると 、如何なる種類の電子レンジにも適用可能となる。
【0011】 図1中に示す鍋20について説明する。これを大きく分けるとナベ本体21とフタ 22からなり、マイクロ波吸収体のガラス等から構成されている。フタ22の中央部 には穴221 が形成されており、その穴径は食品攪拌10の攪拌羽根12の基端部が挿 通し得る程度に設定されている。 なお、図中23はフタ22をナベ本体21に係止するためのホルダーである。
【0012】 上記したような構造の食品攪拌具10の使用方法について説明する。 まず、電子レンジの扉を開けて、食品攪拌具10のアーム11のみを電子レンジの 調理室α内の上方に図3に示すようにセットする。即ち、アーム11の両端部が調 理室α内の対角線上の両隅部に接触することにより、アーム11が調理室α内の上 方に取り付けられる。この状態では、アーム11の係合穴111 と電子レンジのター ンテーブル30の軸芯とは一致する。なぜなら、通常、図3に示すa−a’線とb −b’線との交点と電子レンジのターンテーブル30の軸芯とは一致しているから である。
【0013】 次に、加熱・調理すべき食品の入れたナベ本体21の中に攪拌羽根12を入れた後 、攪拌羽根12の基端部をフタ22の穴221 に通し、フタ22をナベ本体21上に乗せる 。この状態でホルダー23を用いてフタ22をナベ本体21に固定し、鍋20を調理室α 内に入れてターンテーブル30に乗せる。
【0014】 その後、穴221 から出た攪拌羽根12の基端部をアーム11の係合穴111 に入れ、 調理室α内で食品攪拌具10を組み立てる。この組み立てに当たっては、攪拌羽根 12を上方に持ち上げるようにしても良いし、これとは反対にアーム11を下方にず らすようにしても良い。鍋20がターンテーブル30の中央部に置かれないときでも 、食品攪拌具10を組み組み立てた後には、鍋20のターンテーブル30に対する位置 ずれはなくなる。なぜなら、鍋20がターンテーブル30の中央部からずれて置かれ ているならば、フタ22の中央部に形成した穴221 から出た攪拌羽根12の基端部を アーム11の係合穴111 に入れることができないからである。図2及び図3は食品 攪拌具10を組み立てた後の状態を示している。
【0015】 そしてこの状態で電子レンジの扉を閉じて調理スイッチを押すと、図3に示す ようにマグネトロン43及びターンテーブルモータ32が駆動する。ターンテーブル モータ32が駆動すると、シャフト31に連結されたターンテーブル30が鍋20ととも に回転する。このとき食品攪拌具10は調理室α側に固定されているので、攪拌羽 根12自体が回転することはないが、鍋20の方が回転するので、攪拌羽根12が鍋20 に対して相対的に回転することになり、この結果、鍋20内に入れられた食品が食 品攪拌具10によりかきまぜられる。
【0016】 なお、上記のように鍋20はターンテーブル30の中央部に置かれているので、タ ーンテーブル30が回転しても鍋20がぶれるということがなく、攪拌羽根12もナベ 本体21に内面に接触することもない。
【0017】 一方、マグネトロン43が駆動すると、マグネトロン43から発生したマイクロ波 が導波管42を通じて調理室α内に導かれ、鍋20等に吸収されてこれが加熱され、 これに入れられた食品が加熱される。即ち、鍋20に入れられた食品はかきまぜな がら加熱・調理されることになる。
【0018】 その後、所定の調理時間が終了すれば、上記と全く逆を行って、食品攪拌具10 を分解し、鍋20とともに調理室αから取り出すと、これで調理が終了する。 但し、図2中44はマグネトロン44を冷却するファンであり、41はオーブン壁面 40に設けられた排気ダクト42である。
【0019】 なお、本考案にかかる食品攪拌具はターンテーブル方式の電子レンジであれば 如何なる種類のものにも適用可能である。また、本実施例とは異なり、蓋無の鍋 に入れられた食品をかきまぜるのにも使用できる。更に、アームを使用すること なく攪拌羽根の基端部を調理室内の所定部位に着脱可能とするような形態を採っ ても良い。
【0020】
【考案の効果】
以上、本考案の請求項1にかかる食品攪拌具による場合には、ターンテーブル の回転を利用し、攪拌羽根が鍋に対して相対的に回転するような構成となってい るので、特殊な鍋を用いる必要がなく、しかも電子レンジ側に特別な設計変更を 加える必要なもく、鍋内の食品をかきまぜることができる。よって、低コストで 電子レンジの性能アップを図ることができる。
【0021】 本考案の請求項2にかかる食品攪拌具による場合には、既存のターンテーブル 方式の電子レンジであればどのような種類のものでも装備できる構成となってい るので、電子レンジ側に一切の設計変更を伴うことなく、鍋内に食品をかきまぜ ることができる。よって、低コストで、電子レンジの性能アップを図ることがで きる。
【0022】 本考案の請求項3にかかる食品攪拌具による場合には、攪拌羽根の基端部が鍋 に使用される蓋の中央部に設けた穴に挿通された構成となっているので、調理室 内で食品攪拌具を組み立てたならば、何ら手を施すことなく、ターンテーブルの 軸芯に対する鍋の位置ずれを無くすことができ、ターンテーブルの回転とともに 鍋がぶれたり、攪拌羽根が鍋の内面に接触したりすることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を説明するための図であっ
て、鍋とともに示す食品攪拌具の分解斜視図である。
【図2】食品攪拌具の使用方法を説明するための図であ
って、ターンテーブル方式電子レンジの内部構造を示す
模式平面図である。
【図3】図2中のA−A線による矢視図である。
【符号の説明】
10 食品攪拌具 11 アーム 111 係合穴 12 攪拌羽根 20 鍋 21 ナベ本体 22 フタ 221 穴 α 調理室 30 ターンテーブル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジのターンテーブル上に置いた
    鍋内の食品を加熱・調理中に攪拌するために使用される
    用具であって、前記電子レンジの調理室内の上方に着脱
    自在に設けられた攪拌羽根を有しており、前記ターンテ
    ーブルとともに前記鍋が回転することにより、前記攪拌
    羽根が前記鍋に対して相対的に回転するようにしてある
    ことを特徴とする電子レンジに使用される鍋の食品攪拌
    具。
  2. 【請求項2】 調理室内の上面の対角線に等しい長さを
    有しており、両端部が調理室内の対角線上の両隅部に接
    触することにより調理室内の上方に取り付けられるアー
    ムと、当該アームの中央部に設けてあり攪拌羽根の基端
    部を係合するる係合穴とを備える請求項1記載の電子レ
    ンジに使用される鍋の食品攪拌具。
  3. 【請求項3】 攪拌羽根の基端部が鍋に使用される蓋の
    中央部に設けた穴に挿通されている請求項1又は請求項
    2記載の電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具。
JP5332491U 1991-06-13 1991-06-13 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具 Pending JPH051427U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5332491U JPH051427U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5332491U JPH051427U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051427U true JPH051427U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12939543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5332491U Pending JPH051427U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051427U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015152549A1 (ko) * 2014-04-03 2015-10-08 삼성전자주식회사 교반 조리 어셈블리 및 이를 포함하는 조리 기기
CN106461232A (zh) * 2014-04-03 2017-02-22 三星电子株式会社 搅拌烹饪组合件以及包括其的烹饪设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015152549A1 (ko) * 2014-04-03 2015-10-08 삼성전자주식회사 교반 조리 어셈블리 및 이를 포함하는 조리 기기
CN106461232A (zh) * 2014-04-03 2017-02-22 三星电子株式会社 搅拌烹饪组合件以及包括其的烹饪设备
CN106461232B (zh) * 2014-04-03 2020-03-03 三星电子株式会社 搅拌烹饪组合件以及包括其的烹饪设备
KR20210131281A (ko) * 2014-04-03 2021-11-02 삼성전자주식회사 교반 조리 어셈블리 및 이를 포함하는 조리 기기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4417506A (en) Home cooking appliance
US5613774A (en) Cooking pot enclosing rotatable spherical chamber
US6026735A (en) Self stirring cooking assembly
JPH01131823A (ja) 食物混合方法及び装置
JPH10211098A (ja) 高周波加熱調理装置
US4717802A (en) Microwave oven rotisserie assembly
US4773317A (en) System for cooking dried food stuff
JPH051427U (ja) 電子レンジに使用される鍋の食品攪拌具
US4501945A (en) Microwave oven provided with turntable
GB2230409A (en) Food stirrer for microwave oven
CN217827557U (zh) 一种烹饪器具
JPH0716161A (ja) 加熱調理器及び調理皿用取手
KR200216584Y1 (ko) 죽 교반기
CN217659206U (zh) 一种炒菜机
JP2002058592A (ja) 調理容器
JP2589098B2 (ja) 高周波加熱装置
KR100556614B1 (ko) 전자렌지
KR100326659B1 (ko) 전자렌지 겸용 쿠커
JPH0229512A (ja) 加熱調理器
JP2507425Y2 (ja) 調理釜
CN115474823A (zh) 一种炒菜机
JPH084899Y2 (ja) 調理釜
JP2589115B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH01196419A (ja) 高周波加熱装置
WO1998048680A1 (en) Stirring device for a slow cooker