JPH0514249A - 車載用ダイバーシチアンテナ装置 - Google Patents

車載用ダイバーシチアンテナ装置

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Publication number
JPH0514249A
JPH0514249A JP3183353A JP18335391A JPH0514249A JP H0514249 A JPH0514249 A JP H0514249A JP 3183353 A JP3183353 A JP 3183353A JP 18335391 A JP18335391 A JP 18335391A JP H0514249 A JPH0514249 A JP H0514249A
Authority
JP
Japan
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vehicle
comparator
gps
antennas
satellite
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3183353A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Shibata
潔 柴田
Fumitaka Terajima
文貴 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP3183353A priority Critical patent/JPH0514249A/ja
Publication of JPH0514249A publication Critical patent/JPH0514249A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】GPS衛星からの受信を確実にし、自動車の絶
対位置情報を正確に得る。 【構成】自動車に設けられた複数のマイクロストリップ
アンテナ7,8と、マイクロストリップアンテナ7,8
に対応した複数の中間周波増幅器11,12及び検波器
13,14と、検波器13,14からの受信信号をAD
変換するAD変換器を有し、かつ選択識別機能を有する
比較器15と、比較器15からの受信デジタル信号の解
読機能を有するデコーダ16を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用ダイバーシチアン
テナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS衛星からの電波信号を受信し、自
動車の絶対位置情報を得る車載用ナビゲーションシステ
ムが従来から知られている。GPS衛星は地球上空の高
度約20000kmの6軌道に各3〜4個の衛星を配置
し、周期約12時間で各軌道上を移動している。3個な
いしは4個の衛星からの電波を受信、解読することによ
り、自動車の2次元または3次元的な位置座標を求める
ことができる。この衛星からの微弱電波を受信するのに
マイクロストリップアンテナを自動車に搭載することは
特開平2−172304号公報により提案されている。
【0003】このマイクロストリップアンテナは、アン
テナ面の法線に軸対称な指向特性であり、絶えず地球上
を移動している複数の衛星からの電波を受信するのに都
合が良く、通常、アンテナ面の法線方向が天頂を向くよ
うに自動車のルーフ、ボンネット、トランクリッド等の
車外にアンテナを装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
マイクロストリップアンテナでは、水平面に近い仰角3
0゜以下の衛星に対しては十分な受信利得が得られない
こと、坂路、カーブ路等の路面状況では車体が前後左右
に傾斜して、このマイクロストリップアンテナの法線方
向が天頂からずれること、受信点の移動する単一アンテ
ナ受信ではフェージング現象により受信信号のレベルが
変動し受信不能に陥ること、アンテナが車外に突出して
いることから美感を損なうこと、さらに、車外装着のた
めいたずら、盗難を受け易いことという課題を有してい
た。
【0005】本発明はこのような視点からなされたもの
であって、衛星位置、道路条件に拘らず衛星の微弱電波
を良好に受信でき、フェージングの影響が少ない車載用
ダイバーシチアンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、自動車に設けられた複
数のマイクロストリップアンテナと、これらの複数のマ
イクロストリップアンテナに対応した複数の中間周波増
幅器及び検波器と、これらの検波器からの受信信号をA
D変換するAD変換器を有し、かつ選択識別機能を有す
る比較器と、該比較器からの受信デジタル信号の解読機
能を有するデコーダを有することを特徴とする車載用ダ
イバーシチアンテナ装置を提供するものである。
【0007】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明す
る。図1および図2は、本発明の実施例を示す車載用ダ
イバーシチアンテナ装置の各構成部分の配置を示す平面
図とブロック図である。
【0008】図1において、自動車1のリアガラス2の
上部中央の車室内側に図3に示すGPSアンテナ4を装
着し、これと対向するフロントガラス3の上部中央の内
側に図3に示すGPSアンテナ5を装着し、オーディオ
パネルに受信機6を設け、各GPSアンテナ4,5と受
信機は高周波同軸ケーブルで接続されている。
【0009】GPSアンテナ5はマイクロストリップア
ンテナ7と高周波増幅器9を一体構造で形成されてい
る。8は別のマイクロストリップアンテナであり、10
はそれに付随する高周波増幅器である。図4は図3のマ
イクロストリップアンテナ7のA−A部分の断面図であ
り、マイクロストリップアンテナ7は誘電体であるガラ
ス基板17の片面に放射パターン18と給電線20を、
他面に接地パターン19と接地線21をAg系厚膜導体
で形成している。
【0010】給電線20は一端を放射パターン18の中
心から約1/3偏心した位置にある給電点22で放射パ
ターン18と接続し、他端は高周波増幅器の入力端子と
接続している。また、接地パターン19は接地線21を
介して高周波増幅器の接地端子と接続している。接地パ
ターン19は、放射パターン18とほぼ相対向する面に
設けられている。ここで、給電点22を除いて給電線2
0はガラス層23の厚膜で放射パターン18と絶縁され
ている。
【0011】高周波増幅器9,10は、プリント基板2
4上にFET、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、イ
ンダクタ等の部品を実装して回路を構成し、その出力端
子と高周波同軸ケーブル25を半田付けし、ケーブルの
他端をコネクタ26に接続している。受信機6は2組の
中間周波増幅器11,12と検波器13,14並びに比
較器15、デコーダ16からなり、高周波増幅された受
信信号を中間周波増幅器11,12で中間周波数に変換
増幅し、検波器13,14で変調信号を検波し、検波後
の受信信号をデジタル信号に比較器15の中のAD変換
器でAD変換して、比較器15で2つのデジタル信号を
選択識別してから、デコーダ16で個々の衛星の時刻と
軌道データに解読して自動車の位置を測位し、表示装置
に伝送している。
【0012】単一のGPSアンテナの指向特性図5
(b)に比べ、実施例のダイバーシチアンテナ装置はそ
の合成指向特性が図5(a)に示すように見掛け上進行
方向の方位に対して広角度の指向パターンを示し、衛星
位置、自動車の走行状況に拘らず優れた受信性能を示
す。ここで、図5(a)はフロントガラス3、リアガラ
ス2の傾斜角度がそれぞれ30°,35°で、進行方向
の方位での指向特性を示し、図5(b)は単一のGPS
アンテナをサンルーフに水平に取り付けた場合の指向特
性を示す。
【0013】また、2個のアンテナ間隔が搬送周波数
1.5GHzの波長に対し半波長以上離れていることか
ら、フェージングによるレベル変動は、2個のアンテナ
で独立に動作し、受信機にて受信状態の良い方の信号を
選択するため、安定した受信ができる。更にアンテナと
高周波増幅器を一体とした構造のためS/N比に優れ微
弱信号を高感度に受信できる。
【0014】図1の実施例とは別の態様として、GPS
アンテナを車体のサイドに大きく曲がったリアガラスの
左右に設けてもよいし、サンルーフとリアガラスにそれ
ぞれGPSアンテナを設けてもよい。また、フロントガ
ラスに一つ、リアガラスの両サイドにそれぞれ一つず
つ、計3ケのGPSアンテナを設けてもよい。GPSア
ンテナの設ける場所、数はこれらに限定されず、種々の
仕様に合わせて任意に設定できる。
【0015】
【発明の効果】本発明のダイバーシチアンテナ装置は、
窓ガラスの傾斜等を積極的に利用して、GPSアンテナ
を車室内の窓ガラス面に複数設けるため、広指向特性と
高感度特性とダイバ−シチ効果を有する。従って、頻繁
な車両姿勢の変化、衛星の移動に対しても安定した受信
性能が得られる。更に、アンテナ、ケーブルが車外に突
出することもなく自動車外観の美感を損なわず、またア
ンテナの盗難・いたずらを防止できるという効果も認め
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車載用ダイバーシチアンテナ装置の各
構成部分の配置を示す平面図
【図2】実施例の車載用ダイバーシチアンテナ装置ブロ
ック図
【図3】実施例に係るGPSアンテナの斜視図
【図4】図3のGPSアンテナのA−A断面図
【図5】実施例に係る車載用ダイバーシチアンテナ装置
の指向特性図
【符号の説明】
7 マイクロストリップアンテナ 8 マイクロストリップアンテナ 11 中間周波増幅器 12 中間周波増幅器 13 検波器 14 検波器 15 比較器 16 デコーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】自動車に設けられた複数のマイクロストリ
    ップアンテナと、これらの複数のマイクロストリップア
    ンテナに対応した複数の中間周波増幅器及び検波器と、
    これらの検波器からの受信信号をAD変換するAD変換
    器を有し、かつ選択識別機能を有する比較器と、該比較
    器からの受信デジタル信号の解読機能を有するデコーダ
    を有することを特徴とする車載用ダイバーシチアンテナ
    装置。
JP3183353A 1991-06-28 1991-06-28 車載用ダイバーシチアンテナ装置 Withdrawn JPH0514249A (ja)

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JP3183353A JPH0514249A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車載用ダイバーシチアンテナ装置

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JPH0514249A true JPH0514249A (ja) 1993-01-22

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ID=16134262

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JP3183353A Withdrawn JPH0514249A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車載用ダイバーシチアンテナ装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980903