JPH05141735A - 給排気装置 - Google Patents

給排気装置

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JPH05141735A
JPH05141735A JP30874091A JP30874091A JPH05141735A JP H05141735 A JPH05141735 A JP H05141735A JP 30874091 A JP30874091 A JP 30874091A JP 30874091 A JP30874091 A JP 30874091A JP H05141735 A JPH05141735 A JP H05141735A
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JP
Japan
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air
exhaust
room
air supply
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP30874091A
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English (en)
Inventor
Daisuke Taniguchi
大介 谷口
Michiichi Kobayashi
道一 小林
Toshio Maekawa
敏夫 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給排気をおこなう場合は室内と外気との温度
差に左右されず、室内の空気をフレッシュなものにし、
温度環境にもあまり影響をあたえることなく快適性を損
なわないようにする給排気装置を提供する。 【構成】 排気装置2と給気装置3を備え、給気装置3
に室内吸込口11と外気を導入する給気口8とが切り換
えることのできるダンパー13を有し、外気温度センサ
9、室温センサ23、吹出温度センサ21の情報をマイ
クロコンピュータにて演算でき温水コイル14、または
冷媒コイル15の能力を制御できるコントロールボック
ス24を有した構成であるため、外気の温度に左右され
ず室内の温度環境にあまり影響をあたえることなく、給
排気および室内の空調ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の給排気装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高級住宅においては、居間や寝室
はもとより浴室や厨房まで空気調和することが求められ
ている。
【0003】特に厨房については、人が居室する時間が
長く、また、ガスコンロから排熱や排ガス、または、煮
炊きなどにより水蒸気が発生するため給排気装置によっ
て空気の入れ替えを頻繁におこなうが、外気の影響を受
けるところから、室温の変化が激しくなり空気調和の必
要性が大きくなっている。
【0004】従来、こうした給排気装置は図2に示すよ
うな構成であった。すなわち、厨房の給排気装置は、室
内の空気を排出するための排気装置101と、外気を取
り入れるための給気装置102とで構成されており、前
記排気装置101は室内の空気を吸い込むとともに、煮
炊きした湯気などが、吸い込むための吸込口103と、
この吸込口103に張設した網103aと空気を室外へ
排出するための送風機104と、前記送風機104の風
下側に室内との壁105に設けられた排気口106から
成る。
【0005】また、前記給気装置102は、室外と室内
との空気が自然に出入りできるものであるが、主には、
給気口107より流入し、ギャラリ108を通して、空
気が自然に出入りするか、送風機104を運転すること
により、室内側が負圧となって、前記給気口107よ
り、室外空気を大量に流入することになるものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の給排
気装置の構成では、流し台109の上に置かれたコンロ
110で煮炊きをすれば排熱や排ガスの発生または鍋1
11からの水蒸気の発生などにより給排気の必要な場合
に、排気装置101の送風機104のスィッチ(図示せ
ず)を入れることで送風機104が運転され吸込口10
3より室内の空気を吸込み排気口106から室外へ排気
する。一方、給気装置102は、室内の空気が室外へ排
出されることにより室内側が室外側に比べ負圧になるた
め給気口107から自然に室内側へ給気されることにな
る。しかし、この場合、室内と外気の温度差には、全く
無関係に給排気をおこなっているため、人の居る室内の
温度環境に及ぼす影響は大きく、快適性を大きく損な
い、また、室温を調整できないという問題を有してい
た。
【0007】本発明は、このような課題を解決するもの
で、給排気をおこなう場合でも室内と外気との温度差に
左右されず、室内の空気をフレッシュなものにし、ま
た、温度環境にもあまり影響をあたえることなく快適性
を損なわないようにし、排気しない場合は室内の室温調
節もできる給排気装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の給排気装置は上
記目的を達成するために、排気口に対応して排気用送風
機を設けた排気装置と、給気装置に給気用送風機を設
け、前記給気用送風機の吸込側に外気を導入する外気風
路と、室内の空気を導入する室内風路と、前記外気風路
と室内風路を開閉するダンパーと、前記給気用送風機の
吹出側には前記給気用送風機に対応して温水コイルと冷
媒コイルとを備え、前記外気風路側に外気温度センサ
と、前記給気用送風機の風下側に吹出温度センサと、室
内側に室内温度を検知する室温センサと、前記各センサ
からの情報を演算するマイクロコンピュータからなるコ
ントロールボックスとを配してなる構成としたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、給排気をおこな
う場合に、外気を導入するためダンパーは室内風路側を
閉とし、外気風路側を開とする位置にあり、排気用送風
機を運転し、室内の空気を室外に排出する。また、給気
用送風機を運転することにより外気を導入するのである
が、このとき外気温度センサ,室温センサおよび吹出温
度センサからの情報を演算し、室温付近になるよう温水
コイルまたは冷媒コイルの能力を調節できるよう制御す
ることで室温付近の温度にする。また、排気しない場合
でも、ダンパーを室内風路を開にすることにより、給気
用送風機のみを運転することにより、室内の空気を吸込
み室温センサの情報をコントロールボックスにあるマイ
クロコンピュータで演算し、温水コイルまたは冷媒コイ
ルの能力を調節できるよう制御することで室温を調整す
る空気調和機としてのはたらきもできるものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1を参照し
ながら説明する。
【0011】図に示すように、給排気装置は、室内の壁
1に排気装置2と給気装置3がもうけられており、前記
排気装置2は室内の空気を吸込むための吸込口4と、排
気用送風機5と排気するため前記壁1を貫通した排気口
6を有しているのである。
【0012】また、前記排気装置2の上部には前記給気
装置3が設けられているのである。前記給気装置3は、
給気用送風機7と、前記給気用送風機7の風上側に前記
壁1を貫通した給気口8を有し、前記給気口8の風上側
には外気温度を検知する外気温度センサ9が設けられて
いるのである。
【0013】また、前記給気口8と前記給気用送風機7
とを結んだ外気風路10と、室内の空気を吸込む室内吸
込口11と前記外気風路10とを結んだ室内風路12と
が前記外気風路10の途中で合流しており、ダンパー1
3の開閉により外気からの給気と室内からの吸込みとを
選択できるように切換え可能になっているのである。
【0014】前記給気用送風機7の風下側には、暖房用
の温水コイル14と、冷房用の冷媒コイル15とが設け
られているのである。
【0015】前記温水コイル14は室外に設けられたボ
イラー16と温水配管17により連結されており、前記
温水コイル14の入口には温水弁18を有している。
【0016】また、前記冷媒コイル15は、室外に設け
られた室外ユニット19とが冷媒配管20により接続さ
れているのである。
【0017】前記冷媒コイル15の風下側には吹出温度
を検知する吹出温度センサ21と、室内へ空調された空
気が吹き出される吹出口22が設けられている。
【0018】また、室内には吹出温度の影響のあまり受
けない所に室温を検知する室温センサ23を有し、前記
外気温度センサ9,吹出温度センサ21および室温セン
サ23の情報により機器をコントロールするためのマイ
クロコンピュータを搭載したコントロールボックス24
が組み込まれているのである。
【0019】上記構成において、図示していないが、煮
炊きなどをして給排気をおこなう場合、排気装置2を運
転することにより室内の空気は吸込口4から排気用送風
機5により吸込まれ排気口6より室外へ排気されるので
ある。
【0020】また、給気装置3ではダンパー13が室内
風路12を塞ぎ(矢印A側)、室外の空気が給気口8か
ら外気風路10を通り給気用送風機7により室内へ取り
込まれるのである。
【0021】このとき、室温センサ23により室温の検
知をおこない、また外気温度センサ9により外気温度を
検知し、この室温と外気温度の温度差により温水コイル
14、または冷媒コイル15の能力を制御するべく、ボ
イラー16,温水弁18および室外ユニット19を制御
するのである。
【0022】また、吹出温度センサ21により吹出温度
を検知しながら、温水コイル14、または冷媒コイル1
5の能力制御の補正をおこなう。
【0023】これらの情報はコントールボックス24に
より演算され、各機器を制御するものである。
【0024】例えば、外気温=5℃,室温=23℃であ
れば、室温を23℃にできるだけ保つためコントロール
ボックス24からボイラー16で温水をつくり温水弁1
8を全開にして給気された外気(=5℃)を加熱し、室
内へ給気するのである。
【0025】このとき、吹出温度を監視し温水弁18の
開度を調節するのである。なお、室温と外気温度がほぼ
等しい場合には、温度差がないことから温水コイル1
4、または冷媒コイル15の能力制御はおこなわず、直
接外気のみを給気するようにコントロールボックス24
より出力し、煮炊きをしているときは、排気用送風機5
のみ運転して排気し、給気は給気口8より自然に流入す
るのである。
【0026】次に、煮炊きをしないときで、排気せずに
室温を快適な室温に調節したい場合、排気装置2は停止
したままで、給気装置3のみが運転するが、ダンパー1
3が外気風路10を塞ぎ(矢印B側)、室内の空気が室
内吸込口11から室内風路12を通り給気用送風機7に
より再び室内へ戻され循環しながら室内の室温を調節す
るのである。
【0027】このとき、室温センサ23により室温の検
知をおこない、温水コイル14または冷媒コイル15の
能力を制御するため、ボイラー16,温水弁18および
室外ユニット19を制御するのである。
【0028】また、空調時においては、吹出温度センサ
21により吹出温を検知しながら、温水コイル14、ま
たは冷媒コイル15の能力制御の補正をおこなう。
【0029】これらの情報はコントールボックス24に
より演算され、各機器を制御することにより室内の温度
調節を可能とし、空気調和機も兼ねることのできる給排
気装置が得られるのである。
【0030】なお、空気調和機として使用する場合、室
温設定温度と室温センサ23および外気温度センサ9の
情報をコントロールボックス24のマイクロコンピュー
タで演算し、外気温度と室温設定温度の関係により、外
気を導入しながら運転する方が効率良く空調できるとき
には、ダンパー13を外気風路10と室内風路12とが
ある割合で同時に開口するように段階的に可変すること
も可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、排気装置と給気装置を備え給気装置に室内吸
込口と外気を導入する給気口とが切り換えることのでき
るダンパーを有し、外気温度センサ、室温センサ、吹出
温度センサの情報をマイクロコンピュータにて演算でき
温水コイルまたは冷媒コイルの能力を制御できるコント
ロールボックスを有しているため、給排気をおこなう場
合に、給気(外気)の空気の温度を室温付近の温度に調
整しながら給排気できるため、室温と外気との温度差に
左右されず、室内の空気をフレッシュなものにし、温度
環境にもあまり影響をあたえることなく快適性を損なわ
ないようにすることができ、また、排気しない場合で
も、ダンパーを室内風路側にすることにより室温を調整
する空気調和機としてのはたらきもできる効果のある給
排気装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の給排気装置の構成図
【図2】従来の給排気装置の構成図
【符号の説明】
2 排気装置 3 給気装置 5 排気用送風機 7 給気用送風機 9 外気温度センサ 10 外気風路 12 室内風路 13 ダンパー 14 温水コイル 15 冷媒コイル 21 吹出温度センサ 23 室温センサ 24 コントロールボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気口に対応して排気用送風機を設けた排
    気装置と、給気装置に給気用送風機を設け、前記給気用
    送風機の吸込側に外気を導入する外気風路と、室内の空
    気を導入する室内風路と、前記外気風路と室内風路を開
    閉するダンパーと、前記給気用送風機の吹出側には、前
    記給気用送風機に対応して温水コイルと冷媒コイルとを
    備え、前記外気風路側に外気温度センサと、前記給気用
    送風機の風下側に吹出温度センサと、室内側に室内温度
    を検知する室温センサと、前記各センサからの情報を演
    算するマイクロコンピュータからなるコントロールボッ
    クスとを配してなる給排気装置。
JP30874091A 1991-11-25 1991-11-25 給排気装置 Pending JPH05141735A (ja)

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JP30874091A JPH05141735A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 給排気装置

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JP30874091A JPH05141735A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 給排気装置

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JP30874091A Pending JPH05141735A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 給排気装置

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JP (1) JPH05141735A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002286260A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
WO2003014626A1 (de) * 2001-08-02 2003-02-20 Michael Spatz Dunstabzugshaube mit einem abluftschacht

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002286260A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
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