JP2022097186A - 空気調和装置 - Google Patents

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Atsushi Takahashi
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Abstract

【課題】空気調和装置とは別に換気機能を有する機器が設けられた建物における換気の給排気バランスを容易に調整でき、適切な空気交換及び室内圧調整を行うことが可能である空気調和装置を提供する。【解決手段】空気調和装置は、室内機の風路と屋外とに通じる換気用配管と、室内送風ファンとは別に設けられ換気用配管内に空気を流通させる換気用ファンと、当該空気調和装置とは別に設けられた他換気機器と通信する通信部と、を備える。制御部は、室内送風ファンの動作と換気用ファンの動作とを互いに独立して制御可能であるとともに、換気用ファンの動作と連携させる制御信号を通信部を介して他換気機器に送信可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、空気調和装置に関するものである。
空気調和装置の本体内部に外気を導入する外気導入流路を有し、外気を主として利用して冷房運転を行う外気冷房運転、又は、外気を室内へと吹き出させる換気運転を行うことが可能な外気導入装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-139190号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような空気調和装置においては、空気調和装置とは別に換気機能を有する機器が設けられた建物における換気の給排気バランスについて考慮されていない。このため、建物の内外の空気環境に応じた空気交換及び室内圧調整を適切かつ効率的に行うことができないおそれがある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、空気調和装置とは別に換気機能を有する機器が設けられた建物における換気の給排気バランスを容易に調整でき、建物の内外の空気環境に応じた空気交換及び室内圧調整を行うことが可能である空気調和装置を提供することにある。
本開示に係る空気調和装置は、内部に風路が形成され、前記風路に配置された室内熱交換器と、前記風路に空気流を生成する室内送風ファンとを有する室内機と、前記室内熱交換器と冷媒配管で接続された室外熱交換器と、前記冷媒配管内に冷媒を流通させる圧縮機とを有する室外機と、前記室内機の前記風路と屋外とに通じる換気用配管と、前記室内送風ファンとは別に設けられ、前記換気用配管内に空気を流通させる換気用ファンと、前記室内送風ファン、前記圧縮機及び前記換気用ファンの動作を制御する制御部と、当該空気調和装置とは別に設けられた他換気機器と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、前記室内送風ファンの動作と前記換気用ファンの動作とを互いに独立して制御可能であるとともに、前記換気用ファンの動作と連携させる制御信号を前記通信部を介して前記他換気機器に送信可能である。
本開示に係る空気調和装置によれば、空気調和装置とは別に換気機能を有する機器が設けられた建物における換気の給排気バランスを容易に調整でき、建物の内外の空気環境に応じた空気交換及び室内圧調整を行うことが可能であるという効果を奏する。
実施の形態1に係る空気調和装置の全体構成及び空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の制御系統の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の動作の一例を示すフロー図である。 実施の形態1に係る空気調和装置が設置された建物内の構成例を示す平面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の変形例の構成及び変形例に係る空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の変形例が設置された建物内の構成例を示す平面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の別の変形例の構成及び別の変形例に係る空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。
本開示に係る空気調和装置を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
実施の形態1.
図1から図7を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は空気調和装置の全体構成及び空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。図2は空気調和装置の制御系統の構成を示すブロック図である。図3は空気調和装置の動作の一例を示すフロー図である。図4は空気調和装置が設置された建物内の構成例を示す平面図である。図5は空気調和装置の変形例の構成及び変形例に係る空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。図6は空気調和装置の変形例が設置された建物内の構成例を示す平面図である。図7は空気調和装置の別の変形例の構成及び別の変形例に係る空気調和装置が設置された建物の構成を模式的に示す断面図である。
図1は、この実施の形態に係る空気調和装置が設置された建物100の例を模式的に示したものである。同図に示すように、建物100には、空気調和の対象となる部屋が設けられている。空気調和装置は、空気を冷却又は加熱して、部屋を冷房又は暖房する装置である。空気調和装置は、室内機10と室外機20とを備えている。室内機10は、建物100における空気調和の対象となる部屋の室内に設置されている。室外機20は、建物100の外、すなわち屋外に設置されている。室内機10と室外機20とは冷媒配管30で接続されている。
室内機10は、室内熱交換器11及び室内送風ファン12を備えている。室内機10の筐体には、図示しない空調吸込口と空調吹出口が形成されている。そして、室内機10の筐体の内部には、空調吸込口から空調吹出口まで通じる風路が形成されている。室内熱交換器11は、室内機10の筐体内の風路中に配置されている。室内送風ファン12は、室内機10の筐体内の風路中における室内熱交換器11の下流側に配置されている。室内送風ファン12が動作すると、室内機10の筐体内の風路中に空気流が生成される。室内送風ファン12が動作すると、室内の空気が空調吸込口から室内機10の筐体内の風路に取り込まれる。室内熱交換器11は、空調吸込口から室内機10の筐体内に取り込んだ空気と、室外機20から冷媒配管30を介して送られてきた冷媒との間で熱交換させて、空気を冷却又は加熱する。室内送風ファン12は、室内熱交換器11で冷却又は加熱された空気を、空調吹出口から室内に吹き出させる。
室外機20は、圧縮機21、室外熱交換器22及び室外機ファン23を備えている。圧縮機21が動作すると、冷媒配管30内に冷媒が流通され、室内熱交換器11と室外熱交換器22との間で冷媒が循環される。室外機20の筐体には、図示しない空調吸込口と空調吹出口が形成されている。そして、室外機20の筐体の内部には、空調吸込口から空調吹出口まで通じる空調用風路が形成されている。室外熱交換器22及び室外機ファン23は、室外機20の筐体内の空調用風路中に配置されている。室外機ファン23が動作すると、室外機20の空調用風路中に空気流が生成される。室外機ファン23が動作すると、屋外の空気が空調吸込口から室外機20の空調用風路に取り込まれる。室外熱交換器22は、屋外から室外機20内に取り込んだ空気と、室内機10から冷媒配管30を介して送られてきた冷媒との間で熱交換させて、空気を加熱又は冷却する。室外機ファン23は、室外熱交換器22で加熱又は冷却された空気を、室外機20の空調吹出口から屋外に排気させる。
この実施の形態の空気調和装置は、換気用給気配管31及び換気用給気ファン24を備えている。換気用給気配管31の一端は、室内機10に接続されている。換気用給気配管31の他端は、室外機20に接続されている。室外機20の筐体内には、前述した空調用風路とは別に換気用風路が形成されている。空調用風路と換気用風路は、室外機20の筐体内において完全に区切られた別々の空間である。室外機20の筐体には、換気用吸込口25が形成されている。換気用吸込口25は、室外機20の筐体内の換気用風路に通じている。換気用給気ファン24は、室外機20の筐体内における換気用風路中に配置されている。換気用給気ファン24は、室内送風ファン12及び室外機ファン23とは別に設けられている。
換気用給気配管31の室内機10側は、室内機10の筐体内の前述した風路に通じている。換気用給気配管31の室外機20側は、室外機20の筐体内の前述した換気用風路に通じている。したがって、換気用給気配管31は、室内機10の前述した風路と屋外とに通じている。この実施の形態における換気用給気配管31は、室内機10の前述した風路と屋外とに通じる換気用配管である。なお、図1では、冷媒配管30及び換気用給気配管31の中途部分の図示を省略している。
換気用給気ファン24が動作すると、換気用吸込口25から室外機20の換気用風路に屋外の空気が取り込まれる。そして、換気用風路に取り込まれた屋外の空気は、換気用給気配管31を通り、室内機10の前述した風路に供給される。そして、換気用給気配管31から室内機10に供給された屋外空気は、室内機10の空調吸込口から取り込まれた室内空気と室内機10の前述した風路中で混合されて、室内機10の空調吹出口から室内に吹き出される。この実施の形態における換気用給気ファン24は、換気用配管内に空気を流通させる換気用ファンである。
図1に示すように、建物100には他換気機器40が設置されている。他換気機器40は、当該空気調和装置とは別に設けられている。他換気機器40は、空気調和装置の室内機10が設けられた部屋について換気を行う機器である。ここで説明する例では、他換気機器40は、室内の空気を屋外に排出する換気扇である。
次に、図2を参照しながら、以上のように構成された空気調和装置の制御系統の構成について説明する。空気調和装置は、中央処理部50を備えている。中央処理部50は、空気調和装置の動作制御に係る信号を処理し、空気調和装置の動作を制御する。また、他換気機器40には、他換気機器処理部60が設けられている。他換気機器処理部60は、他換気機器40の動作制御に係る信号を処理し、他換気機器40の動作を制御する。
中央処理部50及び他換気機器処理部60のそれぞれは、ハードウェアとして、例えば、プロセッサ及びメモリを備えたコンピュータから構成されている。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリには、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM及びEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク及びDVD等が該当する。
中央処理部50及び他換気機器処理部60のそれぞれのメモリには、ソフトウェアとしてのプログラムが記憶される。そして、中央処理部50及び他換気機器処理部60のそれぞれは、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することによって予め設定された処理を実施し、ハードウェアとソフトウェアとが協働した結果として、中央処理部50の後述する情報取得部51、空気調和装置制御部52及び出力部54の各部の機能、並びに、他換気機器処理部60の後述する他換気機器情報取得部61、他換気機器制御部62及び他換気機器出力部63の各部の機能を実現する。
なお、中央処理部50及び他換気機器処理部60のそれぞれの回路は、例えば、専用のハードウェアとして形成されてもよい。中央処理部50及び他換気機器処理部60のそれぞれの回路の一部が専用のハードウェアとして形成され、かつ、当該回路にプロセッサ及びメモリが備えられていてもよい。一部が専用のハードウェアとして形成される回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
図2に示すように、中央処理部50は入力部53を備えている。入力部53は、例えば、空気調和装置のリモートコントローラとして設けられている。入力部53は、使用者の操作により空気調和装置の動作に係るパラメータ等を入力するためのものである。なお、空気調和装置のリモートコントローラには、表示部が設けられていてもよい。表示部は、空気調和装置に係る各種の情報を表示するためのものである。表示部は、例えば液晶ディスプレイ等である。入力部53と表示部とを兼ねるタッチパネルを備えてもよい。また、中央処理部50とスマートフォン、PC等の外部端末とを通信可能に設けて、外部端末から操作可能としてもよい。このようにすることで、使用者の手元、外出先からの設定変更が可能となり利便性を向上できる。
中央処理部50は、情報取得部51、空気調和装置制御部52及び出力部54をさらに備えている。情報取得部51は、情報源から必要な情報を取得する。ここで説明する構成例では、情報取得部51の情報源として、室内温度センサ56及び外気温度センサ57、並びに、室内空気質センサ58及び外気空気質センサ59がある。
室内温度センサ56は、室内機10が設けられた室内の気温を検出する室内温度検出手段である。外気温度センサ57は、建物100の屋外の気温を検出する外気温度検出手段である。図2では、室内温度センサ56及び外気温度センサ57を「温度検出手段」としてまとめて図示している。室内温度センサ56は、例えば、室内機10又は室内機10が設けられた室内の壁面等に設置されている。外気温度センサ57は、例えば、室外機20又は建物100の屋外の壁面等に設置されている。
室内空気質センサ58は、室内機10が設けられた室内の気温を検出する室内空気質検出手段である。外気空気質センサ59は、建物100の屋外の気温を検出する外気空気質検出手段である。図2では、室内空気質センサ58及び外気空気質センサ59を「空気質検出手段」としてまとめて図示している。室内空気質センサ58は、例えば、室内機10又は室内機10が設けられた室内の壁面等に設置されている。外気空気質センサ59は、例えば、室外機20又は建物100の屋外の壁面等に設置されている。これらの空気質検出手段は、空気質として、例えば、空気中のVOC、臭気ガス、二酸化炭素等のガス濃度、PM2.5、埃等の粉じん濃度、ウイルス、カビ、菌等の微生物量、花粉、ダニ等のアレルゲン物質量のいずれか1つ又は複数を検出する。
情報取得部51は、これらのセンサの検出結果をこれらのセンサから取得する。また、情報取得部51は、入力部53に入力された情報も取得する。さらに、情報取得部51は、屋外の空気質に関する屋外空気質情報を当該空調システムの外部から取得してもよい。この場合、情報取得部51は、例えばインターネット等の外部通信ネットワークに接続されている。そして、情報取得部51は、外部通信ネットワークを介して外部の情報源から屋外空気質情報を取得する。外部から取得する屋外空気質情報としては、具体的に例えば、PM2.5、花粉、光化学スモッグの発生状況の情報等が挙げられる。
空気調和装置制御部52は、情報取得部51が取得した情報に基づいて、空気調和装置の動作制御内容を決定する。具体的には、空気調和装置制御部52は、例えば室内送風ファン12の回転数等の室内機10の動作、例えば圧縮機21及び室外機ファン23の動作等の室外機20の動作、並びに、換気用給気ファン24による外気導入量等を決定する。出力部54は、空気調和装置制御部52により決定された制御内容の制御信号を生成し、室内機10、室外機20及び換気用給気ファン24に出力する。そして、室内機10、室外機20及び換気用給気ファン24のそれぞれは、中央処理部50から入力された制御信号に従って動作する。また、出力部54は、前述したリモートコントローラの表示部に表示制御信号を出力する。表示部は、出力部54からの表示制御信号に従って、表示内容を更新する。
以上のように構成された空気調和装置における空気調和装置制御部52は、室内送風ファン12、圧縮機21及び換気用給気ファン24の動作を制御する制御部である。そして、空気調和装置制御部52は、室内送風ファン12の動作と換気用給気ファン24の動作とを互いに独立して制御可能である。具体的には、この実施の形態の空気調和装置は、空調運転モードと、換気運転モードと、換気空調運転モードの3つの運転モードで動作可能である。空調運転モードにおいては、空気調和装置制御部52は、室内送風ファン12のみを動作させ、換気用給気ファン24を停止させる。空調運転モードでは室温を調整できる。換気運転モードにおいては、空気調和装置制御部52は、室内送風ファン12を停止させ、換気用給気ファン24を停止させる。換気運転モードでは、室内の空気を屋外の空気と入れ替える換気を行うことができる。換気空調運転モードにおいては、空気調和装置制御部52は、室内送風ファン12及び換気用給気ファン24の両方を動作させる。換気空調運転モードでは、室温を調整しつつ、室内に屋外空気を導入できる。
基本的な動作としては、空調運転モードでは、空気調和装置制御部52は、室内温度センサ56及び外気温度センサ57の検出結果に基づいて、室温が設定温度になるように室内機10及び室外機20の動作を決定する。また、換気空調運転モードでは、空気調和装置制御部52は、室内温度センサ56及び外気温度センサ57の検出結果に基づいて、室温が設定温度になるように室内機10、室外機20及び換気用給気ファン24の動作を決定する。例えば、暖房運転の開始時等において室温よりも外気温の方が高い場合、換気用給気ファン24を動作させて室内空気よりも温かい屋外空気を室内に導入することで、効率よく室温を上昇させることができる。すなわち、この場合、前述の制御部は、屋外の気温及び室内機10が設けられた室内の気温に応じて、換気用給気ファン24の動作を制御する。
換気運転モード及び換気空調運転モードでは、空気調和装置制御部52は、室内空気質センサ58及び外気空気質センサ59の検出結果に基づいて、換気用給気ファン24の動作を決定する。例えば、室内の空気質が屋外の空気質よりも悪ければ、換気用給気ファン24を動作させて外気を室内に導入する。また、屋外の空気質が室内の空気質よりも悪ければ、換気用給気ファン24を停止させる。すなわち、この場合、前述の制御部は、屋外の空気質及び室内機10が設けられた室内の空気質に応じて、換気用給気ファン24の動作を制御する。
以上のように構成された空気調和装置によれば、室内空気の循環及び空調と、外気導入による換気の両方を行うことができる。なお、空気調和装置制御部52は、換気用給気ファン24のON/OFFを制御するだけでなく、換気用給気ファン24の回転数を変更できるようにするとよい。換気用給気ファン24の回転数を変更して換気量を変更できるようにすることで、より細やかな換気量制御を実現できる。
この実施の形態においては、本開示に係る空気調和装置と他換気機器40とが連携した換気動作が可能である。次に、空気調和装置と他換気機器40との連携動作について説明する。図2に示すように、中央処理部50は通信部55を備えている。通信部55は、当該空気調和装置とは別に設けられた他換気機器40と通信するためのものである。通信部55を介して、中央処理部50は、他換気機器処理部60と各種の信号を相互に通信可能である。例えば、出力部54で生成された制御信号を、通信部55を介して中央処理部50から他換気機器処理部60へと送信できる。中央処理部50と他換気機器処理部60との間の通信は無線方式であることが好ましいが、これに限られない。すなわち、中央処理部50と他換気機器処理部60との間の通信が有線方式であってもよい。
他換気機器処理部60は、他換気機器情報取得部61、他換気機器制御部62及び他換気機器出力部63を備えている。他換気機器情報取得部61は、情報源から必要な情報を取得する。ここで説明する構成例では、他換気機器情報取得部61は、例えば、中央処理部50から送信された制御信号を取得する。他換気機器制御部62は、他換気機器情報取得部61が取得した情報に基づいて、他換気機器40の動作制御内容を決定する。他換気機器出力部63は、他換気機器制御部62により決定された制御内容の制御信号を生成し、他換気機器40に出力する。そして、他換気機器40は、他換気機器処理部60から入力された制御信号に従って動作する。
また、他換気機器出力部63で生成された制御信号を、通信部55を介して他換気機器処理部60から中央処理部50へと送信できる。そして、中央処理部50の情報取得部51は、通信部55を介して、他換気機器処理部60から送信された他換気機器40の制御信号を取得できる。
空気調和装置制御部52は、情報取得部51が取得した他換気機器40の制御信号に基づいて、他換気機器40の動作状態を把握できる。他換気機器40の動作状態とは、例えば、他換気機器40による換気量である。そして、空気調和装置制御部52は、他換気機器40の動作状態と当該空気調和装置の動作状態とに応じて、当該空気調和装置の制御内容と他換気機器40の制御内容とを決定する。出力部54は、空気調和装置制御部52により決定された当該空気調和装置の制御内容に応じた制御信号を生成し、当該空気調和装置の換気用給気ファン24等に出力する。また、出力部54は、空気調和装置制御部52により決定された他換気機器40の制御内容に応じた制御信号を生成し、通信部55に出力する。他換気機器40に向けた制御信号は、通信部55を介して中央処理部50から他換気機器処理部60へと送信される。そして、前述したように、他換気機器処理部60は、受信した他換気機器40に向けた制御信号に従って他換気機器40の動作を制御する。
他換気機器40に向けた制御信号は、他換気機器40の動作を換気用給気ファン24の動作と連携させる制御信号である。したがって、空気調和装置制御部52は、換気用給気ファン24の動作と連携させる制御信号を通信部55を介して他換気機器40に送信可能である。
例えば、空気調和装置制御部52は、当該空気調和装置の動作と他換気機器40の動作とを連携させて、他換気機器40による換気量と当該空気調和装置の換気用給気ファン24による換気量とが同等になるように、当該空気調和装置の制御内容と他換気機器40の制御内容とを決定する。すなわち、他換気機器40による換気量が換気用給気ファン24による換気量よりも多い場合、中央処理部50は、換気用給気ファン24による換気量を増加させる制御信号、あるいは、他換気機器40による換気量を減少させる制御信号を出力する。また、他換気機器40による換気量が換気用給気ファン24による換気量よりも少ない場合、中央処理部50は、換気用給気ファン24による換気量を減少させる制御信号、あるいは、他換気機器40による換気量を増加させる制御信号を出力する。
次に、以上のように構成された空気調和装置と他換気機器40との連係動作の例について、図3のフロー図を参照しながら説明する。まず、空気調和装置の運転を開始すると、ステップS101において、空気調和装置制御部52は、空気調和装置の運転モードが換気運転を実施するものであるか否かを判定する。換気運転を実施する運転モードとは、前述の例でいえば換気運転モード及び換気空調運転モードである。空気調和装置が換気運転を実施しない場合、中央処理部50は次にステップS109の処理を行う。ステップS109においては、中央処理部50は他換気機器40の制御を行わない。ステップS109の処理が完了すれば一連の処理は終了となる。
一方、ステップS101で空気調和装置が換気運転を実施する場合、中央処理部50は次にステップS102の処理を行う。ステップS102においては、中央処理部50は換気用給気ファン24を動作させる。続くステップS103において、中央処理部50は換気用給気ファン24の運転量を検出し、空気調和装置の換気用給気ファン24による換気量を推定する。そして、続くステップS104において、中央処理部50は他換気機器40の運転量を検出し、他換気機器40の換気量を推定する。ステップS104の後、中央処理部50はステップS105の処理を行う。
ステップS105においては、空気調和装置制御部52は、ステップS103で推定した当該空気調和装置の換気量とステップS104で推定した他換気機器40の換気量とを比較し、これら換気量が異なるか否かを判定する。当該空気調和装置の換気量と他換気機器40の換気量とが異ならずに同等である場合、中央処理部50は次にステップS110の処理を行う。ステップS110においては、中央処理部50は現在の制御を継続する。ステップS110の処理が完了すれば一連の処理は終了となる。
一方、ステップS105で当該空気調和装置の換気量と他換気機器40の換気量とが異なる場合、中央処理部50は次にステップS106の処理を行う。ステップS106においては、空気調和装置制御部52は、当該空気調和装置の換気量が他換気機器40の換気量未満であるか否かを判定する。当該空気調和装置の換気量が他換気機器40の換気量未満の場合、中央処理部50は次にステップS107の処理を行う。ステップS107においては、中央処理部50は、当該空気調和装置の換気量を増加させるよう換気用給気ファン24の運転量を増加させる制御を行う。ステップS107の後、中央処理部50はステップS103に戻って処理を継続する。
一方、ステップS106で当該空気調和装置の換気量が他換気機器40の換気量未満でない場合、中央処理部50は次にステップS108の処理を行う。ステップS108においては、中央処理部50は、他換気機器40の換気量を増加させるよう他換気機器40の運転量を増加させる制御を行う。ステップS108の後、中央処理部50はステップS103に戻って処理を継続する。
なお、ステップS101において、空気調和装置の運転モードが換気運転を実施するものであるか否かを判定するのに代えて、室内空気質センサ58及び外気空気質センサ59の検出結果に基づいて、これから空気調和装置が換気運転を実施すべきか否かを判定してもよい。この場合、例えば、室内の空気質が屋外の空気質よりも悪ければ、空気調和装置は換気運転を実施すると判定する。
次に、この実施の形態に係る空気調和装置による室内の圧力制御について、図4を参照しながら説明する。図4は、複数の部屋がある建物100に本開示にかかる空気調和装置を設置した場合の構成例である。同図に示す例では、建物100には、第1の部屋101、第2の部屋102及び第3の部屋103が設けられている。これらの第1の部屋101、第2の部屋102及び第3の部屋103は、建物100内の通路104により通じている。
通路104と第1の部屋101、第2の部屋102及び第3の部屋103のそれぞれとの出入り口にはドアが設けられている。第1の部屋101、第2の部屋102及び第3の部屋103と通路104とは、ドアのアンダーカット、ドア等に設けられたガラリ等により、ドアを閉めた状態でも空気が流通可能になっている。
第1の部屋101には、空気調和装置の室内機10が設置されている。建物100の屋外には、空気調和装置の室外機20が設置されている。第2の部屋102には、他換気機器40が設置されている。また、第1の部屋101及び第3の部屋103のそれぞれには給排気口41が設けられている。
空気調和装置制御部52は、室内機10が設けられた第1の部屋101の室内が他室と比較して陽圧となるように換気用給気ファン24の動作を制御する。例えば、換気用給気ファン24を動作させて室内機10を通して外気を第1の部屋101の室内へ導入する。これにより室内機10を設置している部屋100aが、他の第2の部屋102、第3の部屋103及び通路104と比較して陽圧となる。そして、第1の部屋101の室内を陽圧にすることで、他の部屋から第1の部屋101への空気流入を抑制できる。
例えば、第1の部屋101以外の第2の部屋102等で生活臭が発生した場合、又は、第1の部屋101以外の第2の部屋102等に感染症の罹患者がいる場合等に、本開示に係る空気調和装置により給気方式の換気を実施し、第1の部屋101を他室より陽圧とすることで、他室から第1の部屋101への臭気、病原等の流入を抑制することが可能である。
この際、第1の部屋101以外の部屋に設置された他換気機器40の換気動作と、第1の部屋101の空気調和装置の換気動作とを連携させて制御してもよい。例えば、空気調和装置による換気量が他換気機器40の換気量を上回るように、空気調和装置の換気量を増加させ、又は、他換気機器40の換気量を減少させ、あるいは、その両方を行う。このようにすることで、より確実に室内機10が設けられた第1の部屋101が他室と比較して陽圧となるようにでき、他部屋から第1の部屋101への空気流入をより確実に抑制することが可能である。
このようにして、換気用給気ファン24の動作と連携させる制御信号を他換気機器40に送信し、空気調和装置とは別に換気機能を有する機器が設けられた建物100における換気の給排気バランスを容易に調整でき、建物100の内外の空気環境に応じた空気交換及び室内圧調整を行うことが可能である。
次に、図5及び図6を参照しながら、この実施の形態に係る空気調和装置の変形例について説明する。これまでに説明した構成例は、換気用ファンとして換気用給気ファン24を備え、外気を室内に導入する給気方式の換気を行うものであった。次に説明する変形例は、空気調和装置が、室内の空気を屋外に排出する排気方式の換気を行うようにしたものである。
図5に示すように、この変形例の空気調和装置は、換気用排気配管32及び換気用排気ファン26を備えている。換気用排気配管32の一端は、室内機10に接続されている。換気用排気配管32の他端は、室外機20に接続されている。室外機20の筐体内には、これまでに説明した構成例と同様に、空調用風路とは別に換気用風路が形成されている。空調用風路と換気用風路は、室外機20の筐体内において完全に区切られた別々の空間である。室外機20の筐体には、換気用吹出口27が形成されている。換気用吹出口27は、室外機20の筐体内の換気用風路に通じている。換気用排気ファン26は、室外機20の筐体内における換気用風路中に配置されている。換気用排気ファン26は、室内送風ファン12及び室外機ファン23とは別に設けられている。
換気用排気配管32の室内機10側は、室内機10の筐体内の前述した風路に通じている。換気用排気配管32の室外機20側は、室外機20の筐体内の前述した換気用風路に通じている。したがって、換気用排気配管32は、室内機10の前述した風路と屋外とに通じている。この変形例における換気用排気配管32は、室内機10の前述した風路と屋外とに通じる換気用配管である。
換気用排気ファン26が動作すると、室外機20の換気用風路内の空気が換気用吹出口27から屋外に排出される。すると、室外機20の換気用風路内が負圧になり、室内機10の前述した風路中の室内空気が、換気用排気配管32を通り室外機20の換気用風路内に排出される。このようにして、換気用排気ファン26が動作することで、室内機10の前述した風路中の室内空気が、換気用排気配管32及び室外機20の換気用風路を通り、換気用吹出口27から屋外に排出される。この変形例における換気用排気ファン26は、換気用配管内に空気を流通させる換気用ファンである。
次に、この変形例に係る空気調和装置による室内の圧力制御について、図6を参照しながら説明する。図6の建物100の構成は、図4と同様である。第1の部屋101には、図5に示した変形例に係る空気調和装置の室内機10が設置されている。建物100の屋外には、空気調和装置の室外機20が設置されている。
空気調和装置制御部52は、室内機10が設けられた第1の部屋101の室内が他室と比較して陰圧となるように換気用排気ファン26の動作を制御する。例えば、換気用排気ファン26を動作させて室内機10を通して第1の部屋101の室内の空気を屋外へ排出する。これにより室内機10を設置している部屋100aが、他の第2の部屋102、第3の部屋103及び通路104と比較して陰圧となる。そして、第1の部屋101の室内を陰圧にすることで、第1の部屋101から他の部屋への空気流入を抑制できる。
例えば、第1の部屋101で生活臭が発生した場合、又は、第1の部屋101に感染症の罹患者がいる場合等に、本開示に係る空気調和装置により排気方式の換気を実施し、第1の部屋101を他室より陰圧とすることで、第1の部屋101から他室への臭気、病原等の流入を抑制することが可能である。
この際、第1の部屋101以外の部屋に設置された他換気機器40の換気動作と、第1の部屋101の空気調和装置の換気動作とを連携させて制御してもよい。例えば、空気調和装置による換気量が他換気機器40の換気量を上回るように、空気調和装置の換気量を増加させ、又は、他換気機器40の換気量を減少させ、あるいは、その両方を行う。このようにすることで、より確実に室内機10が設けられた第1の部屋101が他室と比較して陰圧となるようにでき、第1の部屋101から他部屋への空気流入をより確実に抑制することが可能である。
なお、室内機10が設けられた第1の部屋101内の物体の表面温度を検出する赤外線センサを室内機10等に設け、この赤外線センサによる表面温度検出結果に基づいて、空気調和装置の換気動作を制御してもよい。例えば、第1の部屋101内の人体表面温度を検出し、人体表面温度が予め設定された基準温度以上であれば、第1の部屋101内に発熱した罹患者がいるとして、第1の部屋101が陰圧になるように空気調和装置の換気用ファンの動作を制御する。
さらに別の変形例として、本開示に係る空気調和装置は、図7に示すような構成であってもよい。図7に示す構成例では、空気調和装置は、前述した換気用ファンとして、換気用給気ファン24及び換気用排気ファン26の両方を備えている。室外機20の筐体内には、これまでに説明した構成例と同様に、空調用風路とは別に換気用風路が形成されている。室外機20の筐体には、換気用吸込口25及び換気用吹出口27が形成されている。換気用吸込口25及び換気用吹出口27は、室外機20の筐体内の換気用風路に通じている。換気用給気ファン24及び換気用排気ファン26は、室外機20の筐体内における換気用風路中に配置されている。
また、図7に示す構成例では、空気調和装置は、前述した換気用配管として、換気用給気配管31及び換気用排気配管32の両方を備えている。換気用給気ファン24は、換気用配管のうちの換気用給気配管31内に、屋外から室内機10の前述した風路に向かう空気流を生成するファンである。換気用排気ファン26は、換気用配管のうちの換気用排気配管32内に、室内機10の前述した風路から屋外に向かう空気流を生成するファンである。
この変形例においては、空気調和装置制御部52は、換気用給気ファン24の動作と換気用排気ファン26の動作とを互いに独立して制御可能である。換気用給気ファン24及び換気用排気ファン26の両方を動作させることで、給気と排気の両方を機械的に行う第一種換気を実施できる。また、換気用給気ファン24のみを動作させることで、給気を機械的に行い、排気は自然排気とする第二種換気を実施できる。そして、換気用排気ファン26のみを動作させることで、排気を機械的に行い、給気は自然給気とする第三種換気を実施できる。
この変形例によれば、本開示に係る空気調和装置以外の他換気機器40の設置状況及び運転状況に合わせて、空気調和装置は、給気式換気と排気式換気とを選択して実施できる。他換気機器40として機械排気を実施する換気機器が設置されている場合、空気調和装置では給気式換気を選択して実施する、すなわち換気用給気ファン24を動作させることで、給気と排気のバランスが確保することが容易となり、換気を促進できる。反対に、他換気機器40が機械給気を実施するものである場合、空気調和装置において排気式換気を選択して実施する、すなわち換気用排気ファン26を動作させることで、給気と排気のバランスを確保できる。
また、室内空気質センサ58及び外気空気質センサ59の検出結果に基づいて、空気調和装置が換気用給気ファン24を動作させるのか換気用排気ファン26を動作させるのかを決定してもよい。この場合、例えば、室内機10が設けられた部屋で空気汚染が認められた場合、換気用排気ファン26を動作させて排気式換気を行うことで、他の部屋への汚染流出を抑制できる。また、室内機10が設けられた部屋以外の部屋で空気汚染が認められた場合、換気用給気ファン24を動作させて給気式換気を行うことで、他の部屋からの汚染流入を抑制できる。
10 室内機
11 室内熱交換器
12 室内送風ファン
20 室外機
21 圧縮機
22 室外熱交換器
23 室外機ファン
24 換気用給気ファン
25 換気用吸込口
26 換気用排気ファン
27 換気用吹出口
30 冷媒配管
31 換気用給気配管
32 換気用排気配管
40 他換気機器
41 給排気口
50 中央処理部
51 情報取得部
52 空気調和装置制御部
53 入力部
54 出力部
55 通信部
56 室内温度センサ
57 外気温度センサ
58 室内空気質センサ
59 外気空気質センサ
60 他換気機器処理部
61 他換気機器情報取得部
62 他換気機器制御部
63 他換気機器出力部
100 建物
101 第1の部屋
102 第2の部屋
103 第3の部屋
104 通路

Claims (7)

  1. 内部に風路が形成され、前記風路に配置された室内熱交換器と、前記風路に空気流を生成する室内送風ファンとを有する室内機と、
    前記室内熱交換器と冷媒配管で接続された室外熱交換器と、前記冷媒配管内に冷媒を流通させる圧縮機とを有する室外機と、
    前記室内機の前記風路と屋外とに通じる換気用配管と、
    前記室内送風ファンとは別に設けられ、前記換気用配管内に空気を流通させる換気用ファンと、
    前記室内送風ファン、前記圧縮機及び前記換気用ファンの動作を制御する制御部と、
    当該空気調和装置とは別に設けられた他換気機器と通信する通信部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記室内送風ファンの動作と前記換気用ファンの動作とを互いに独立して制御可能であるとともに、
    前記換気用ファンの動作と連携させる制御信号を前記通信部を介して前記他換気機器に送信可能である空気調和装置。
  2. 前記換気用ファンとして、
    前記換気用配管内に、屋外から前記室内機の前記風路に向かう空気流を生成する換気用給気ファンと、
    前記換気用配管内に、前記室内機の前記風路から屋外に向かう空気流を生成する換気用排気ファンと、を備え、
    前記制御部は、前記換気用給気ファンの動作と前記換気用排気ファンの動作とを互いに独立して制御可能である請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御部は、前記換気用ファンの回転数を変更可能である請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 屋外の気温を検出する外気温度検出手段と、
    前記室内機が設けられた室内の気温を検出する室内温度検出手段と、をさらに備え、
    前記制御部は、屋外の気温及び前記室内機が設けられた室内の気温に応じて、前記換気用ファンの動作を制御する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 屋外の空気質を検出する外気空気質検出手段と、
    前記室内機が設けられた室内の空気質を検出する室内空気質検出手段と、をさらに備え、
    前記制御部は、屋外の空気質及び前記室内機が設けられた室内の空気質に応じて、前記換気用ファンの動作を制御する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  6. 前記制御部は、前記室内機が設けられた室内が他室と比較して陽圧となるように前記換気用ファンの動作を制御する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  7. 前記制御部は、前記室内機が設けられた室内が他室と比較して陰圧となるように前記換気用ファンの動作を制御する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024037050A1 (zh) * 2022-08-18 2024-02-22 青岛海尔空调器有限总公司 移动式空调及其控制方法
WO2024053683A1 (ja) * 2022-09-09 2024-03-14 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
WO2024101430A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

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