JPH0828902A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0828902A
JPH0828902A JP6166685A JP16668594A JPH0828902A JP H0828902 A JPH0828902 A JP H0828902A JP 6166685 A JP6166685 A JP 6166685A JP 16668594 A JP16668594 A JP 16668594A JP H0828902 A JPH0828902 A JP H0828902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchange
exchange unit
outside air
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP6166685A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Sakurai
成一 櫻井
Masahisa Hanada
雅久 花田
Hiroshi Koshiishi
弘 輿石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH0828902A publication Critical patent/JPH0828902A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気導入のために送風機を追加する必要がな
く、構成が簡単、かつ低コストで、設置費用が安く済
み、設置自由度が高い空気調和機を提供する。 【構成】 熱交換ユニット12の上部通風口13と下部
通風口14との間の風路に設置された熱交換器15と、
上部通風口13を吹出口とするときのみに運転される上
送風機16と、下部通風口14を吹出口とするときのみ
に運転される下送風機21と、屋外と連通した天井裏空
間32と、天井裏空間32に連通する外気導入パイプ3
6とを備え、外気導入パイプ36を熱交換ユニット12
の側面に密着させるとともに熱交換ユニット12内の上
送風機16と下送風機21と間の風路に連通させ、酸素
センサー45の検出した酸素濃度に応じて外気導入パイ
プ36のダンパー42の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外気を導入する空気調和
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の外気を導入する空気調和機として
は特開平6−159725号公報に示されているものが
ある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
空気調和機の一例について説明する。図13は従来の空
気調和機の通常の空調運転時の状態を示す縦断面図、図
14は同従来の空気調和機の空調換気運転時の状態を示
す縦断面図である。
【0004】図13、図14において、1は空気調和機
で、室内側に取り付けられる室内ユニット2と、屋外側
に設けられる給排気部3とからなっている。4は建物の
壁である。
【0005】室内ユニット2には、供給された冷媒と室
内の空気との間で熱交換を起こさせる冷媒熱交換器5
と、室内の空気と外気を互いに錯綜させずに熱交換する
熱交換エレメント6と、室内側へ空気を送風する室内側
送風機7とが設けられている。
【0006】また、熱交換エレメント6は、冷媒熱交換
器5および室内側送風機7とから開閉ダンパー8によっ
て風路が開閉規制されるようになっている。
【0007】給排気部3には、室外から空気を給気する
給気用送風機9と、室外へ空気を排気する排気用送風機
10とが設けられており、これらの送風機9,10は熱
交換エレメント6よりも室外側に位置して設けられてい
る。また、冷媒熱交換器5の下部には、結露を集めるド
レンパン11が取り付けられている。このドレンパン1
1に集められた結露は、パイプ(図示せず)を通って屋
外に排水されるようになっている。
【0008】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。まず、通常の空調運転に
ついて図13に基づいて説明する。図中の矢印は室内の
空気の流れを示している。
【0009】この場合、開閉ダンパー8は閉じた状態と
なっている。これは、室内の空調だけが目的だからであ
る。この状態で、室内側送風機7を運転させることによ
り室内の空気が冷媒熱交換器5によって熱交換され、空
調が行われる。
【0010】次に、空調換気運転について、図14に基
づいて説明する。空調換気運転の場合、図14に示すよ
うに、開閉ダンパー8は開いた状態となっている。これ
は、外気との連通を図って換気を行うためである。この
とき、冷媒熱交換器5の冷媒は循環している。そして、
給気用送風機9と排気用送風機10および室内側送風機
7を運転させることにより室内の空気の空調と同時に換
気を行うことができる。
【0011】このとき、給気される外気および排気され
る室内空気はすべて熱交換エレメント6を通ることにな
るので、換気も給気と排気により熱交換され冷房運転中
は涼しさを、暖房運転中は暖かさを損なわれずに、換気
を同時に行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、空調換気運転する場合、給気用送風機9
と排気用送風機10および室内側送風機7を運転させる
必要があり消費電力が増加する、給気用送風機9と排気
用送風機10および熱交換エレメント6の追加が高コス
トになる、また、建物の壁4に室内ユニット2の熱交換
エレメント6部を挿入できる孔を開け、そこに室内ユニ
ット2を取り付けるものであるため、設置費用が高くつ
き、また設置可能な箇所が屋内と屋外とを仕切る建物の
壁4に限られるという欠点があった。
【0013】本発明は上記課題に鑑み、運転する送風機
の数を少なくでき、構成が簡単、かつ低コストで、設置
費用が安く済み、設置自由度が高い空気調和機を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気調和機は、吸込口、熱交換器、送風機、
吹出口を備えた熱交換ユニットと、屋外と連通した天井
裏空間と、前記天井裏空間に連通する外気導入パイプと
からなり、前記外気導入パイプを前記熱交換ユニット内
の前記送風機の上流側の風路に連通させたのである。
【0015】また、縦型の熱交換ユニットと、前記熱交
換ユニットの上部に設けられた上部通風口と、前記熱交
換ユニットの下部に設けられた下部通風口と、前記上部
通風口と前記下部通風口との間の風路に設置された熱交
換器と、前記上部通風口と前記熱交換器との間の風路に
設置され前記上部通風口を吹出口とするときに運転され
吸込口とするときに停止される上送風機と、前記下部通
風口と前記熱交換器との間の風路に設置され前記下部通
風口を吹出口とするときに運転され吸込口とするときに
停止される下送風機と、屋外と連通した天井裏空間と、
前記天井裏空間に連通する外気導入パイプとからなり、
前記外気導入パイプを前記熱交換ユニットの側面に密着
させるとともに前記熱交換ユニット内の前記上送風機と
前記下送風機と間の風路に連通させたのである。
【0016】また、さらに外気導入パイプにおける熱交
換ユニット連通部と天井裏連通部との間にダンパーを設
けたのである。
【0017】また、さらに熱交換ユニット内の風路に設
けられ酸素濃度を検出する酸素センサーと、前記酸素セ
ンサーの検出した酸素濃度に応じて前記ダンパーの開閉
を制御するダンパー制御装置とを備えたのである。
【0018】また、上記酸素センサーに代えて、熱交換
ユニット内の風路に設けられ二酸化炭素濃度を検出する
二酸化炭素センサーと、前記二酸化炭素センサーの検出
した二酸化炭素濃度に応じて前記ダンパーの開閉を制御
するダンパー制御装置とを備えたのである。
【0019】また、上記酸素センサーに代えて、熱交換
ユニット内の風路に設けられ空気の微粒子量を検出する
微粒子測定センサーと、前記微粒子測定センサーの検出
した微粒子量に応じて前記ダンパーの開閉を制御するダ
ンパー制御装置とを備えたのである。
【0020】また、外気導入パイプを天井面を略垂直に
貫通して天井裏空間に進入するものとし、前記外気導入
パイプの天井裏連通部に風路を天井裏面に略平行に曲げ
るエルボパイプを接続したのである。
【0021】
【作用】本発明の空気調和機は、屋外と連通した天井裏
空間に連通する外気導入パイプを備え、外気導入パイプ
を熱交換ユニット内の送風機の上流側の風路に連通させ
たので、室内空気を熱交換ユニット内の熱交換器で熱交
換させて循環させる送風機を運転すると、熱交換ユニッ
ト内における送風機の上流側の風路が負圧になり、外気
導入パイプ内が負圧になり、天井裏空間が負圧になる。
【0022】これにより、屋外の外気が天井裏空間に進
入し、天井裏空間に進入した外気は、天井裏空間の下の
室内温度およびその上の階の室内温度の影響を受けて屋
外より室温に近い温度になったのち、外気導入パイプを
経て熱交換ユニット内の送風機の上流側の風路に進入
し、熱交換ユニットの吸込口から吸い込まれた室内空気
とともに吹出口から吹き出される。
【0023】そのため、外気を導入させるために送風機
を追加する必要がなく、従来の空気調和機の熱交換エレ
メントの代わりに天井裏空間を利用するため構成を簡単
にでき、低コストで外気を導入する空気調和機を提供で
きる。
【0024】また、従来の空気調和機では、建物の壁に
室内ユニットの熱交換エレメント部を挿入できる孔を開
けていたが、本発明の空気調和機では、外気導入パイプ
を天井裏空間に進入させるための貫通孔を天井面に開け
るだけで済むため設置費用が安く済み、また、屋内と屋
外とを仕切る建物の壁以外の場所、例えば室内空間を区
画する仕切りとして床置型設置することができ、また、
外気導入パイプ内に配管や配線を通して床下等に出し配
管や配線を外から見えないようにでき、設置自由度が高
い。
【0025】また、本発明の空気調和機は、冷房運転で
下部通風口より室内下層の空気を吸い込み、熱交換ユニ
ット内の熱交換器で室内空気を冷却させて上部通風口か
ら吹き出させるため上送風機を運転すると、熱交換ユニ
ット内の上送風機と下送風機と間の風路が負圧になり、
外気導入パイプ内が負圧になり、天井裏空間が負圧にな
る。
【0026】これにより、屋外の外気が天井裏空間に進
入し、天井裏空間に進入した外気は、天井裏空間の下の
室内温度およびその上の階の室内温度の影響を受けて冷
やされ屋外より室温に近い温度になったのち、外気導入
パイプに進入し、外気導入パイプの通過中に熱交換ユニ
ット内の冷却済み空気と熱交換してさらに冷やされて熱
交換ユニット内の上送風機と下送風機と間の風路に進入
し、熱交換ユニットの下部通風口から吸い込まれた室内
空気とともに上部通風口から吹き出される。
【0027】また、暖房運転で上部通風口より室内上層
の空気を吸い込み、熱交換ユニット内の熱交換器で室内
空気を加熱させて下部通風口から吹き出させるため下送
風機を運転すると、熱交換ユニット内の上送風機と下送
風機と間の風路が負圧になり、外気導入パイプ内が負圧
になり、天井裏空間が負圧になる。
【0028】これにより、屋外の外気が天井裏空間に進
入し、天井裏空間に進入した外気は、主として天井裏空
間の下の室内の上層の温度の影響を受けて暖められ屋外
より室温に近い温度になったのち、外気導入パイプに進
入し、外気導入パイプの通過中に上部通風口より吸い込
んだ空気と熱交換してさらに室温に近い温度になって熱
交換ユニット内の上送風機と下送風機と間の風路に進入
し、熱交換ユニットの上部通風口から吸い込まれた室内
空気とともに下部通風口から吹き出される。
【0029】そのため、外気を導入させるために送風機
を追加する必要がなく、従来の空気調和機の熱交換エレ
メントの代わりに天井裏空間を利用するため構成を簡単
にでき、低コストで外気を導入する空気調和機を提供で
きる。
【0030】また、従来の空気調和機では、建物の壁に
室内ユニットの熱交換エレメント部を挿入できる孔を開
けていたが、本発明の空気調和機では、外気導入パイプ
を天井裏空間に進入させるための貫通孔を天井面に開け
るだけで済むため設置費用が安く済み、また、屋内と屋
外とを仕切る建物の壁以外の場所、例えば室内空間を区
画する仕切りとして床置型設置することができ、また、
外気導入パイプ内に配管や配線を通して床下等に出し配
管や配線を外から見えないようにでき、設置自由度が高
い。
【0031】また、冷房で上部通風口から吹き出す場合
も暖房で下部通風口から吹き出す場合も天井裏空間と外
気導入パイプとを介して外気を導入できるため、室内空
気の循環と冷暖房と外気導入とを効率よく両立できる。
【0032】また、ダンパーにより、外気導入が必要な
ときだけダンパーを開けて外気を導入し、外気導入が不
必要なときはダンパーを閉じて空調負荷の増加を抑える
ことができ、省エネに寄与できる。
【0033】また、酸素濃度を検出する酸素センサー
と、酸素センサーの検出した酸素濃度に応じてダンパー
の開閉を制御するダンパー制御装置とを備えることによ
り、部屋内の人の酸素消費、またはガス等の燃焼で酸素
濃度が低くなると、自動的に外気が導入され、外気導入
により部屋の酸素濃度が高まるため、酸素濃度の低下に
気づかず体調を崩すおそれがなく、自動的に酸素補給が
でき健康的な快適環境を実現できる。
【0034】また、二酸化炭素濃度を検出する二酸化炭
素センサーと、二酸化炭素センサーの検出した二酸化炭
素濃度に応じてダンパーの開閉を制御するダンパー制御
装置とを備えることにより、部屋内の人の呼吸、または
ガス等の燃焼で酸素濃度が低くなり二酸化炭素濃度が高
くなると、自動的に外気が導入され、外気導入により部
屋の酸素濃度が高まり二酸化炭素濃度が低くなるため、
酸素濃度の低下に気づかず体調を崩すおそれがなく、自
動的に酸素補給ができ健康的な快適環境を実現できる。
【0035】また、空気の微粒子量を検出する微粒子測
定センサーと、微粒子測定センサーの検出した微粒子量
に応じてダンパーの開閉を制御するダンパー制御装置と
を備えることにより、部屋内の人の喫煙、または焼物料
理による煙で、部屋の中に煙が充満すると、自動的に外
気が導入され、外気導入により部屋の煙の微粒子濃度が
低くなるため、煙で気分を悪くしたり、健康を害した
り、煙の臭いが衣服等に染み着いたりするおそれがな
く、自動的に新鮮な空気を補給でき健康的な快適環境を
実現できる。
【0036】また、外気導入パイプが天井面を略垂直に
貫通して天井裏空間に進入するものであるとき、外気導
入パイプの天井裏連通部に風路を天井裏面に略平行に曲
げるエルボパイプを接続すると、天井裏空間の空気の吸
い込みがスムーズに行われ、天井裏空間に外気導入ダク
トを設け、外気導入ダクトと外気導入パイプとを連通さ
せる場合は、エルボパイプを介して外気導入ダクトと外
気導入パイプとの接続を容易にできる。
【0037】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施例による空気調
和機の概略縦断面図、図2は同実施例の空気調和機の一
部切欠き斜視断面図、図3は同実施例の空気調和機の縦
断面図、図4は同実施例の空気調和機の分解斜視図、図
5は同実施例の空気調和機の送風機制御を示すブロック
図、図6は同実施例の空気調和機の送風機制御を示すフ
ローチャート、図7は同実施例の空気調和機のダンパー
制御を示すブロック図、図8は同実施例の空気調和機の
ダンパー制御を示すフローチャートである。
【0039】図において、12は熱交換ユニットであ
る。13は冷房時に吹出口となり暖房時に吸込口となる
上部通風口で、熱交換ユニット12の前面上部に設けら
れる。14は冷房時に吸込口となり暖房時に吹出口とな
る下部通風口で、熱交換ユニット12の前面下部に設け
られる。15は上部通風口13と下部通風口14との間
の風路に設置された熱交換器である。
【0040】16は上部通風口13と熱交換器15との
間の風路に設置された上送風機で、クロスフローファン
17とリアガイダー18とスタビライダ19と上ファン
モータ20とからなり、上部通風口13を吹出口とする
ときに運転され、吸込口とするときに停止される。21
は下部通風口14と熱交換器15との間の風路に設置さ
れた下送風機で、クロスフローファン22とリアガイダ
ー23とスタビライダ24と下ファンモータ25とから
なり、下部通風口14を吹出口とするときに運転され、
吸込口とするときに停止される。
【0041】26は上送風機16と熱交換器15との間
の風路に設けられたレール(図示せず)に沿って挿入さ
れた波型の上フィルタであり、上部開閉パネル27を開
けて上フィルタ26を引き出し、上フィルタ26の清掃
または交換ができるようになっている。28は下送風機
21と熱交換器15との間の風路に設けられたレール
(図示せず)に沿って挿入された波型の下フィルタであ
り、下部開閉パネル29を開けて下フィルタ28を引き
出し、下フィルタ28の清掃または交換ができるように
なっている。30はドレンパンであり、熱交換器15の
下端の下方に設けられ、冷房時または除湿時に熱交換器
15から落ちる露を受け、排水管31より排水する。
【0042】32は通気孔33により屋外と連通した天
井裏空間であり、上の階と下の階とを仕切る天井壁34
と天井壁34より低い位置に設けられる天井板35とに
より形成される。36は天井裏空間32に連通する外気
導入パイプであり、外気導入パイプ36は熱交換ユニッ
ト12の左右側面に密着している。37は熱交換ユニッ
ト12の左右側面における熱交換器15のやや上部に形
成された連通孔で、外気導入パイプ36を熱交換ユニッ
ト12内の上送風機16と下送風機21と間の風路に連
通させる。
【0043】38は床である。39は熱交換器15に接
続される冷媒配管で、冷媒配管39と排水管31は外気
導入パイプ36を通って熱交換ユニット12の下部に延
びている。
【0044】40はつなぎユニットで、空気調和機を小
さく分解して設置を容易に、かつ低コストで様々な高さ
条件での設置に対応するため、また、外気導入パイプ3
6が2本天井に向かって突き出ていると違和感があるた
めに設けられた部品であり、外気導入パイプ36におけ
る熱交換ユニット12より高い部分を切り離し、2本の
外気導入パイプ36の間をパネルで埋めたような形状に
なっており、つなぎユニット40をつなぐことにより空
気調和機の高さが床38から天井板35までの高さにな
るようにしている。。
【0045】41はエルボパイプであり、つなぎユニッ
ト40の外気導入パイプ36の天井裏連通部に設けられ
風路を天井裏面に略平行に曲げている。
【0046】42は外気導入パイプ36における連通孔
37より上方かつつなぎユニット40より下方に設けら
れたダンパーであり、ステッピングモータよりなるダン
パーモータ43の回転軸と軸44により連結されてい
る。ダンパーモータ43は熱交換ユニット12内に設置
される。
【0047】45は下送風機21と熱交換器15との間
の風路に設けられた酸素センサーであり、風路を通過す
る空気の酸素濃度を検出する。46は酸素センサー45
の検出した酸素濃度に応じてダンパー42の開閉を制御
するダンパー制御装置である。
【0048】図8のフローチャートを基にダンパー制御
の動作を説明すると、電源投入後に、ステップ5で酸素
センサー45により酸素濃度を検出する。そして、酸素
濃度が18%未満であると、ステップ6をYes側に分
岐し、次のステップ7で、ダンパー制御装置46により
ダンパー42を開くようにダンパーモータ43を制御す
る。また、酸素濃度が18%以上であれば、ステップ6
をNo側に分岐し、次のステップ8で、ダンパー制御装
置46によりダンパー42を閉じるようにダンパーモー
タ43を制御する。
【0049】図5において、47は運転モード検知手段
であり、48は運転モード検知手段47が検知した運転
モードに応じて、上ファンモータ20と下ファンモータ
25の運転・停止を制御するファンモータ制御手段であ
る。
【0050】図6のフローチャートを基に送風機制御の
動作を説明すると、電源投入後に、ステップ1で運転モ
ード検知手段47により運転モード、暖房か冷房か除湿
かを検知する。そして、暖房モードであれば、ステップ
2をYes側に分岐し、次のステップ3で、ファンモー
タ制御手段48により上ファンモータ20を停止すると
ともに下ファンモータ25を運転する。また、冷房モー
ドまたは除湿モードであれば、ステップ2をNo側に分
岐し、次のステップ4で、ファンモータ制御手段48に
より下ファンモータ25を停止するとともに上ファンモ
ータ20を運転する。
【0051】なお、本実施例では上送風機16および下
送風機21にクロスフローファン17,22を採用して
いるので、送風機停止による風路抵抗の増加は他のタイ
プのファンよりも少ないのである。
【0052】図1に示すように、上ファンモータ20と
下ファンモータ25は、それそれクロスフローファン1
7,22の幅を大きくとるために一部が外気導入パイプ
36内に入り込んでいる。
【0053】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下図面を参照しながらその動作を説明する。
【0054】まず、冷房運転の場合について説明する。
冷房運転開始当初は、酸素センサー45で検出した室内
空気の酸素濃度が18%以上あるため、ダンパー制御装
置46によりダンパー42が閉じられている。
【0055】運転モード検知手段47が、冷房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が下ファ
ンモータ25を停止するとともに上ファンモータ20を
運転する。
【0056】これにより、下部通風口14より室内下層
の空気を吸い込み、熱交換ユニット12内の熱交換器1
5で吸い込んだ室内空気を冷却させて上部通風口13か
ら吹き出し、室内の冷房と室内空気の循環が行われる。
【0057】やがて、部屋内の人の酸素消費、またはガ
ス等の燃焼で、酸素センサー45で検出した室内空気の
酸素濃度が18%未満になると、ダンパー制御装置46
によりダンパー42を開くようにダンパーモータ43を
制御する。
【0058】上送風機16の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0059】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、中間階の
場合、天井裏空間32の下の室内温度およびその上の階
の室内温度の影響を受けて冷やされ屋外より室温に近い
温度になったのち、外気導入パイプ36に進入し、外気
導入パイプ36の通過中に、熱交換ユニット12と外気
導入パイプ36の仕切板を介して熱交換ユニット12内
の冷却済み空気と熱交換してさらに冷やされて、連通孔
37から熱交換ユニット12内の上送風機16と下送風
機21と間の風路に進入し、熱交換ユニット12の下部
通風口14から吸い込まれた室内空気とともに上部通風
口13から吹き出され、外気導入により室内空気の酸素
濃度が外気の酸素濃度に近づいていく。
【0060】そして、酸素センサー45で検出した室内
空気の酸素濃度が18%以上になると、ダンパー制御装
置46によりダンパー42を閉じる。
【0061】次に、暖房運転の場合について説明する。
暖房運転開始当初は、酸素センサー45で検出した室内
空気の酸素濃度が18%以上あるため、ダンパー制御装
置46によりダンパー42が閉じられている。
【0062】運転モード検知手段47が、暖房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が上ファ
ンモータ20を停止するとともに下ファンモータ25を
運転する。
【0063】これにより、上部通風口13より室内上層
の比較的暖かい空気を吸い込み、熱交換ユニット12内
の熱交換器15で吸い込んだ室内空気を加熱させて下部
通風口14から吹き出し、室内の暖房と室内空気の循環
が行われる。
【0064】やがて、部屋内の人の酸素消費、またはガ
ス等の燃焼で、酸素センサー45で検出した室内空気の
酸素濃度が18%未満になると、ダンパー制御装置46
によりダンパー42を開くようにダンパーモータ43を
制御する。
【0065】下送風機21の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0066】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、主として
天井裏空間32の下の室内の上層の温度の影響を受けて
暖められ屋外より室温に近い温度になったのち、外気導
入パイプ36に進入し、外気導入パイプ36の通過中
に、熱交換ユニット12と外気導入パイプ36の仕切板
を介して上部通風口13より吸い込んだ室内の上層の比
較的暖かい空気と熱交換してさらに室温に近い温度にな
って、連通孔37から熱交換ユニット12内の上送風機
16と下送風機21と間の風路に進入し、熱交換ユニッ
ト12の上部通風口13から吸い込まれた室内空気とと
もに下部通風口14から吹き出され、外気導入により室
内空気の酸素濃度が外気の酸素濃度に近づいていく。
【0067】そして、酸素センサー45で検出した室内
空気の酸素濃度が18%以上になると、ダンパー制御装
置46によりダンパー42を閉じる。
【0068】以上のように本実施例では、屋外と連通し
た天井裏空間32に連通する外気導入パイプ36を備
え、外気導入パイプ36を熱交換ユニット12内の送風
機16,21の上流側の風路に連通させたので、外気を
導入させるために送風機を追加する必要がない。
【0069】また、従来の空気調和機の熱交換エレメン
トの代わりに天井裏空間32を利用するため構成を簡単
にでき、低コストで外気を導入する空気調和機を提供で
きる。
【0070】また、従来の空気調和機では、建物の壁に
室内ユニットの熱交換エレメント部を挿入できる孔を開
けていたが、本実施例の空気調和機では、外気導入パイ
プ36を天井裏空間32に進入させるための貫通孔を天
井板35に開けるだけで済むため設置費用が安く済み、
また、屋内と屋外とを仕切る建物の壁以外の場所、例え
ば室内空間を区画する仕切りとして床置型設置すること
ができ、また、外気導入パイプ36内に排水管31や冷
媒配管39や配線(図示せず)を通して床下等に出し配
管や配線を外から見えないようにでき、設置自由度が高
い。
【0071】また、縦型の熱交換ユニット12と、熱交
換ユニット12の上部に設けられた上部通風口13と、
熱交換ユニット12の下部に設けられた下部通風口14
と、上部通風口13と下部通風口14との間の風路に設
置された熱交換器15と、上部通風口13と熱交換器1
5との間の風路に設置され上部通風口13を吹出口とす
るときに運転され吸込口とするときに停止される上送風
機16と、下部通風口14と熱交換器15との間の風路
に設置され下部通風口14を吹出口とするときに運転さ
れ吸込口とするときに停止される下送風機21と、屋外
と連通した天井裏空間32と、天井裏空間32に連通す
る外気導入パイプ36とからなり、外気導入パイプ36
を熱交換ユニット12の側面に密着させるとともに熱交
換ユニット12内の上送風機16と下送風機21と間の
風路に連通させたので、冷房で上部通風口13から吹き
出す場合も暖房で下部通風口14から吹き出す場合も天
井裏空間32と外気導入パイプ36とを介して外気を導
入できるため、室内空気の循環と冷暖房と外気導入とを
効率よく両立できる。
【0072】また、ダンパー42により、外気導入が必
要なときだけダンパー42を開けて外気を導入し、外気
導入が不必要なときはダンパー42を閉じて空調負荷の
増加を抑えることができ、省エネに寄与できる。
【0073】また、酸素濃度を検出する酸素センサー4
5と、酸素センサー45の検出した酸素濃度に応じてダ
ンパー42の開閉を制御するダンパー制御装置46とを
備えることにより、部屋内の人の酸素消費、またはガス
等の燃焼で酸素濃度が低くなると、自動的に外気が導入
され、外気導入により部屋空気の酸素濃度が高まるた
め、酸素濃度の低下に気づかず体調を崩すおそれがな
く、自動的に酸素補給ができ健康的な快適環境を実現で
きる。
【0074】また、天井板35を略垂直に貫通して天井
裏空間32に進入する外気導入パイプ36の天井裏連通
部に風路を天井板35および天井壁34に略平行に曲げ
るエルボパイプ41を接続したので、天井裏空間32の
空気の吸い込みがスムーズに行われ、天井裏空間32に
外気導入ダクトを設け、外気導入ダクトと外気導入パイ
プ36とを連通させる場合は、エルボパイプ41を介し
て外気導入ダクトと外気導入パイプ36との接続を容易
にできる。
【0075】なお、本実施例では、同じ働きをする2本
の外気導入パイプ36を熱交換ユニット12の左右側面
に設けているが、1本でも構わない。
【0076】また、本実施例では、熱交換ユニット12
の左右側面における熱交換器15のやや上部に連通孔3
7を形成して、冷房時には、外気導入パイプ36からの
外気を、熱交換器15を通さずに上部通風口13から吹
き出させ、暖房時には、外気導入パイプ36からの外気
を熱交換器15により加熱したのち、下部通風口14か
ら吹き出させるようにしているが、設計上の都合や冷暖
房能力の都合で、熱交換器15のやや下部に連通孔37
を形成して、冷房時には、外気導入パイプ36からの外
気を熱交換器15で冷却したのち、上部通風口13から
吹き出させ、暖房時には、外気導入パイプ36からの外
気を、熱交換器15を通さずに下部通風口14から吹き
出させるようにしても構わない。
【0077】また、本実施例では、熱交換ユニット12
の左右側面における熱交換器15のやや上部に連通孔3
7を形成しているが、シャッター等の切り換え機構によ
り連通孔を熱交換器15のやや上部に連通させたり、熱
交換器15のやや下部に連通させたりできるようにして
もよい。また、2本の外気導入パイプ36のうち、1本
の連通孔を熱交換器15のやや上部に連通させ、残りの
1本の連通孔を熱交換器15のやや下部に連通させて、
目的に応じてそれぞれのダンパー42を独立して制御す
るようにしてもよい。
【0078】次に、本発明の第2の実施例について、図
9および図10を参照しながら説明するが、第1の実施
例と同一構成については同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。図9は第2の実施例の空気調和機のダン
パー制御を示すブロック図、図10は同実施例の空気調
和機のダンパー制御を示すフローチャートである。
【0079】第2の実施例は、第1の実施例の酸素セン
サー45の代わりに、下送風機21と熱交換器15との
間の風路を通過する空気の二酸化炭素濃度を検出する二
酸化炭素センサー49を設け、第1の実施例のダンパー
制御装置46の代わりに、二酸化炭素センサー49の検
出した二酸化炭素濃度に応じてダンパー42の開閉を制
御するダンパー制御装置50を設けたものである。
【0080】図10のフローチャートを基にダンパー制
御の動作を説明すると、電源投入後に、ステップ9で二
酸化炭素センサー49により二酸化炭素濃度を検出す
る。そして、二酸化炭素濃度が0.1%を越えると、ス
テップ10をNo側に分岐し、次のステップ11で、ダ
ンパー制御装置50によりダンパー42を開くようにダ
ンパーモータ43を制御する。また、二酸化炭素濃度が
0.1%以下であると、ステップ10をYes側に分岐
し、次のステップ12で、ダンパー制御装置50により
ダンパー42を閉じるようにダンパーモータ43を制御
する。
【0081】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下図面を参照しながらその動作を説明する。
【0082】まず、冷房運転の場合について説明する。
冷房運転開始当初は、二酸化炭素センサー49で検出し
た室内空気の二酸化炭素濃度が0.1%以下であるた
め、ダンパー制御装置50によりダンパー42が閉じら
れている。
【0083】運転モード検知手段47が、冷房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が下ファ
ンモータ25を停止するとともに上ファンモータ20を
運転する。
【0084】これにより、下部通風口14より室内下層
の空気を吸い込み、熱交換ユニット12内の熱交換器1
5で吸い込んだ室内空気を冷却させて上部通風口13か
ら吹き出し、室内の冷房と室内空気の循環が行われる。
【0085】やがて、部屋内の人の呼吸、またはガス等
の燃焼で酸素濃度が低くなり二酸化炭素濃度が高くな
り、二酸化炭素センサー49で検出した室内空気の二酸
化炭素濃度が0.1%を越えると、ダンパー制御装置5
0によりダンパー42を開くようにダンパーモータ43
を制御する。
【0086】上送風機16の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0087】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、中間階の
場合、天井裏空間32の下の室内温度およびその上の階
の室内温度の影響を受けて冷やされ屋外より室温に近い
温度になったのち、外気導入パイプ36に進入し、外気
導入パイプ36の通過中に、熱交換ユニット12と外気
導入パイプ36の仕切板を介して熱交換ユニット12内
の冷却済み空気と熱交換してさらに冷やされて、連通孔
37から熱交換ユニット12内の上送風機16と下送風
機21と間の風路に進入し、熱交換ユニット12の下部
通風口14から吸い込まれた室内空気とともに上部通風
口13から吹き出され、外気導入により室内空気の酸素
濃度および二酸化炭素濃度が外気の酸素濃度および二酸
化炭素濃度に近づいていく。
【0088】そして、二酸化炭素センサー49で検出し
た室内空気の二酸化炭素濃度が0.1%以下になると、
ダンパー制御装置50によりダンパー42を閉じる。
【0089】次に、暖房運転の場合について説明する。
暖房運転開始当初は、二酸化炭素センサー49で検出し
た室内空気の二酸化炭素濃度が0.1%以下であるた
め、ダンパー制御装置50によりダンパー42が閉じら
れている。
【0090】運転モード検知手段47が、暖房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が上ファ
ンモータ20を停止するとともに下ファンモータ25を
運転する。
【0091】これにより、上部通風口13より室内上層
の比較的暖かい空気を吸い込み、熱交換ユニット12内
の熱交換器15で吸い込んだ室内空気を加熱させて下部
通風口14から吹き出し、室内の暖房と室内空気の循環
が行われる。
【0092】やがて、部屋内の人の呼吸、またはガス等
の燃焼で酸素濃度が低くなり二酸化炭素濃度が高くな
り、二酸化炭素センサー49で検出した室内空気の二酸
化炭素濃度が0.1%を越えると、ダンパー制御装置5
0によりダンパー42を開くようにダンパーモータ43
を制御する。
【0093】下送風機21の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0094】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、主として
天井裏空間32の下の室内の上層の温度の影響を受けて
暖められ屋外より室温に近い温度になったのち、外気導
入パイプ36に進入し、外気導入パイプ36の通過中
に、熱交換ユニット12と外気導入パイプ36の仕切板
を介して上部通風口13より吸い込んだ室内の上層の比
較的暖かい空気と熱交換してさらに室温に近い温度にな
って、連通孔37から熱交換ユニット12内の上送風機
16と下送風機21と間の風路に進入し、熱交換ユニッ
ト12の上部通風口13から吸い込まれた室内空気とと
もに下部通風口14から吹き出され、外気導入により室
内空気の酸素濃度および二酸化炭素濃度が外気の酸素濃
度および二酸化炭素濃度に近づいていく。
【0095】そして、二酸化炭素センサー49で検出し
た室内空気の二酸化炭素濃度が0.1%以下になると、
ダンパー制御装置50によりダンパー42を閉じる。
【0096】以上のように本実施例では、第1の実施例
の酸素センサー45の代わりに、下送風機21と熱交換
器15との間の風路を通過する空気の二酸化炭素濃度を
検出する二酸化炭素センサー49を設け、第1の実施例
のダンパー制御装置46の代わりに、二酸化炭素センサ
ー49の検出した二酸化炭素濃度に応じてダンパー42
の開閉を制御するダンパー制御装置50を設けたので、
部屋内の人の呼吸、またはガス等の燃焼で酸素濃度が低
くなり二酸化炭素濃度が高くなると、自動的に外気が導
入され、外気導入により部屋の酸素濃度が高まり二酸化
炭素濃度が低くなるため、酸素濃度の低下に気づかず体
調を崩すおそれがなく、自動的に酸素補給ができ健康的
な快適環境を実現できる。
【0097】次に、本発明の第3の実施例について、図
11および図12を参照しながら説明するが、第1の実
施例と同一構成については同一符号を付してその詳細な
説明は省略する。図11は第3の実施例の空気調和機の
ダンパー制御を示すブロック図、図12は同実施例の空
気調和機のダンパー制御を示すフローチャートである。
【0098】第3の実施例は、第1の実施例の酸素セン
サー45の代わりに、下送風機21と熱交換器15との
間の風路を通過する空気の微粒子量を検出する微粒子測
定センサー51を設け、第1の実施例のダンパー制御装
置46の代わりに、微粒子測定センサー51の検出した
微粒子量に応じてダンパー42の開閉を制御するダンパ
ー制御装置52を設けたものである。
【0099】図12のフローチャートを基にダンパー制
御の動作を説明すると、電源投入後に、ステップ13で
微粒子測定センサー51により浮遊粉じん量を測定す
る。そして、浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.
15mg以上になると、ステップ14をYes側に分岐
し、次のステップ15で、ダンパー制御装置52により
ダンパー42を開くようにダンパーモータ43を制御す
る。また、浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.1
5mg未満になると、ステップ14をNo側に分岐し、次
のステップ16で、ダンパー制御装置52によりダンパ
ー42を閉じるようにダンパーモータ43を制御する。
【0100】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下図面を参照しながらその動作を説明する。
【0101】まず、冷房運転の場合について説明する。
冷房運転開始当初は、微粒子測定センサー51で検出し
た室内空気の浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.
15mg未満であるため、ダンパー制御装置52によりダ
ンパー42が閉じられている。
【0102】運転モード検知手段47が、冷房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が下ファ
ンモータ25を停止するとともに上ファンモータ20を
運転する。
【0103】これにより、下部通風口14より室内下層
の空気を吸い込み、熱交換ユニット12内の熱交換器1
5で吸い込んだ室内空気を冷却させて上部通風口13か
ら吹き出し、室内の冷房と室内空気の循環が行われる。
【0104】やがて、部屋内の人の喫煙、または焼物料
理による煙で、部屋の中に煙が充満し、微粒子測定セン
サー51で検出した室内空気の浮遊粉じん量が1立方メ
ートル当たり0.15mg以上になると、ダンパー制御装
置52によりダンパー42を開くようにダンパーモータ
43を制御する。
【0105】上送風機16の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0106】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、中間階の
場合、天井裏空間32の下の室内温度およびその上の階
の室内温度の影響を受けて冷やされ屋外より室温に近い
温度になったのち、外気導入パイプ36に進入し、外気
導入パイプ36の通過中に、熱交換ユニット12と外気
導入パイプ36の仕切板を介して熱交換ユニット12内
の冷却済み空気と熱交換してさらに冷やされて、連通孔
37から熱交換ユニット12内の上送風機16と下送風
機21と間の風路に進入し、熱交換ユニット12の下部
通風口14から吸い込まれた室内空気とともに上部通風
口13から吹き出され、外気導入により室内空気の浮遊
粉じん量が減っていく。
【0107】そして、微粒子測定センサー51で検出し
た室内空気の浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.
15mg未満になると、ダンパー制御装置52によりダン
パー42を閉じる。
【0108】次に、暖房運転の場合について説明する。
暖房運転開始当初は、微粒子測定センサー51で検出し
た室内空気の浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.
15mg未満であるため、ダンパー制御装置52によりダ
ンパー42が閉じられている。
【0109】運転モード検知手段47が、暖房モードで
あることを検知し、ファンモータ制御手段48が上ファ
ンモータ20を停止するとともに下ファンモータ25を
運転する。
【0110】これにより、上部通風口13より室内上層
の比較的暖かい空気を吸い込み、熱交換ユニット12内
の熱交換器15で吸い込んだ室内空気を加熱させて下部
通風口14から吹き出し、室内の暖房と室内空気の循環
が行われる。
【0111】やがて、部屋内の人の喫煙、または焼物料
理による煙で、部屋の中に煙が充満し、微粒子測定セン
サー51で検出した室内空気の浮遊粉じん量が1立方メ
ートル当たり0.15mg以上になると、ダンパー制御装
置52によりダンパー42を開くようにダンパーモータ
43を制御する。
【0112】下送風機21の運転中は、熱交換ユニット
12内の上送風機16と下送風機21と間の風路が負圧
になり、連通孔37により外気導入パイプ36内が負圧
になり、ダンパー42が開いた状態の外気導入パイプ3
6と連通している天井裏空間32が負圧になる。
【0113】これにより、屋外の外気が天井裏空間32
に進入し、天井裏空間32に進入した外気は、主として
天井裏空間32の下の室内の上層の温度の影響を受けて
暖められ屋外より室温に近い温度になったのち、外気導
入パイプ36に進入し、外気導入パイプ36の通過中
に、熱交換ユニット12と外気導入パイプ36の仕切板
を介して上部通風口13より吸い込んだ室内の上層の比
較的暖かい空気と熱交換してさらに室温に近い温度にな
って、連通孔37から熱交換ユニット12内の上送風機
16と下送風機21と間の風路に進入し、熱交換ユニッ
ト12の上部通風口13から吸い込まれた室内空気とと
もに下部通風口14から吹き出され、外気導入により室
内空気の浮遊粉じん量が減っていく。
【0114】そして、微粒子測定センサー51で検出し
た室内空気の浮遊粉じん量が1立方メートル当たり0.
15mg未満になると、ダンパー制御装置52によりダン
パー42を閉じる。
【0115】以上のように本実施例では、第1の実施例
の酸素センサー45の代わりに、下送風機21と熱交換
器15との間の風路を通過する空気の微粒子量を検出す
る微粒子測定センサー51を設け、第1の実施例のダン
パー制御装置46の代わりに、微粒子測定センサー51
の検出した微粒子量に応じてダンパー42の開閉を制御
するダンパー制御装置52を設けたので、部屋内の人の
喫煙、または焼物料理による煙で、部屋の中に煙が充満
すると、自動的に外気が導入され、外気導入により部屋
の煙の微粒子濃度が低くなるため、煙で気分を悪くした
り、健康を害したり、煙の臭いが衣服等に染み着いたり
するおそれがなく、自動的に新鮮な空気を補給でき健康
的な快適環境を実現できる。
【0116】
【発明の効果】以上のように本発明では、屋外と連通し
た天井裏空間に連通する外気導入パイプを備え、外気導
入パイプを熱交換ユニット内の送風機の上流側の風路に
連通させたので、外気を導入させるために送風機を追加
する必要がない。
【0117】また、従来の空気調和機の熱交換エレメン
トの代わりに天井裏空間を利用するため構成を簡単にで
き、低コストで外気を導入する空気調和機を提供でき
る。
【0118】また、従来の空気調和機では、建物の壁に
室内ユニットの熱交換エレメント部を挿入できる孔を開
けていたが、本発明の空気調和機では、外気導入パイプ
を天井裏空間に進入させるための貫通孔を天井面に開け
るだけで済むため設置費用が安く済み、また、屋内と屋
外とを仕切る建物の壁以外の場所、例えば室内空間を区
画する仕切りとして床置型設置することができ、また、
外気導入パイプ内に排水管や冷媒配管や配線を通して床
下等に出し配管や配線を外から見えないようにでき、設
置自由度が高い。
【0119】また、縦型の熱交換ユニットと、熱交換ユ
ニットの上部に設けられた上部通風口と、熱交換ユニッ
トの下部に設けられた下部通風口と、上部通風口と下部
通風口との間の風路に設置された熱交換器と、上部通風
口と熱交換器との間の風路に設置され上部通風口を吹出
口とするときに運転され吸込口とするときに停止される
上送風機と、下部通風口と熱交換器との間の風路に設置
され下部通風口を吹出口とするときに運転され吸込口と
するときに停止される下送風機と、屋外と連通した天井
裏空間と、天井裏空間に連通する外気導入パイプとから
なり、外気導入パイプを熱交換ユニットの側面に密着さ
せるとともに熱交換ユニット内の上送風機と下送風機と
間の風路に連通させたので、冷房で上部通風口から吹き
出す場合も暖房で下部通風口から吹き出す場合も天井裏
空間と外気導入パイプとを介して外気を導入できるた
め、室内空気の循環と冷暖房と外気導入とを効率よく両
立できる。
【0120】また、外気導入パイプにおける熱交換ユニ
ット連通部と天井裏連通部との間にダンパーを設けるこ
とにより、外気導入が必要なときだけダンパーを開けて
外気を導入し、外気導入が不必要なときはダンパーを閉
じて空調負荷の増加を抑えることができ、省エネに寄与
できる。
【0121】また、酸素濃度を検出する酸素センサー
と、酸素センサーの検出した酸素濃度に応じてダンパー
の開閉を制御するダンパー制御装置とを備えることによ
り、部屋内の人の酸素消費、またはガス等の燃焼で酸素
濃度が低くなると、自動的に外気が導入され、外気導入
により部屋空気の酸素濃度が高まるため、酸素濃度の低
下に気づかず体調を崩すおそれがなく、自動的に酸素補
給ができ健康的な快適環境を実現できる。
【0122】また、酸素センサーの代わりに、下送風機
と熱交換器との間の風路を通過する空気の二酸化炭素濃
度を検出する二酸化炭素センサーを設け、ダンパー制御
装置を二酸化炭素センサーの検出した二酸化炭素濃度に
応じてダンパーの開閉を制御するものにすれば、部屋内
の人の呼吸、またはガス等の燃焼で酸素濃度が低くなり
二酸化炭素濃度が高くなると、自動的に外気が導入さ
れ、外気導入により部屋の酸素濃度が高まり二酸化炭素
濃度が低くなるため、酸素濃度の低下に気づかず体調を
崩すおそれがなく、自動的に酸素補給ができ健康的な快
適環境を実現できる。
【0123】また、酸素センサーの代わりに、下送風機
と熱交換器との間の風路を通過する空気の微粒子量を検
出する微粒子測定センサーを設け、ダンパー制御装置を
微粒子測定センサーの検出した微粒子量に応じてダンパ
ーの開閉を制御するものにすれば、部屋内の人の喫煙、
または焼物料理による煙で、部屋の中に煙が充満する
と、自動的に外気が導入され、外気導入により部屋の煙
の微粒子濃度が低くなるため、煙で気分を悪くしたり、
健康を害したり、煙の臭いが衣服等に染み着いたりする
おそれがなく、自動的に新鮮な空気を補給でき健康的な
快適環境を実現できる。
【0124】また、天井面を略垂直に貫通して天井裏空
間に進入する外気導入パイプの天井裏連通部に風路を天
井裏面に略平行に曲げるエルボパイプを接続すれば、天
井裏空間の空気の吸い込みがスムーズに行われ、天井裏
空間に外気導入ダクトを設けて、外気導入ダクトと外気
導入パイプとを連通させる場合には、エルボパイプを介
して外気導入ダクトと外気導入パイプとの接続を容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による空気調和機の概略
縦断面図
【図2】同実施例の空気調和機の一部切欠き斜視断面図
【図3】同実施例の空気調和機の縦断面図
【図4】同実施例の空気調和機の分解斜視図
【図5】同実施例の空気調和機の送風機制御を示すブロ
ック図
【図6】同実施例の空気調和機の送風機制御を示すフロ
ーチャート
【図7】同実施例の空気調和機のダンパー制御を示すブ
ロック図
【図8】同実施例の空気調和機のダンパー制御を示すフ
ローチャート
【図9】本発明の第2の実施例の空気調和機のダンパー
制御を示すブロック図
【図10】同実施例の空気調和機のダンパー制御を示す
フローチャート
【図11】本発明の第3の実施例の空気調和機のダンパ
ー制御を示すブロック図
【図12】同実施例の空気調和機のダンパー制御を示す
フローチャート
【図13】従来の空気調和機の通常の空調運転時の状態
を示す縦断面図
【図14】同従来の空気調和機の空調換気運転時の状態
を示す縦断面図
【符号の説明】
12 熱交換ユニット 13 上部通風口 14 下部通風口 15 熱交換器 16 上送風機 21 下送風機 32 天井裏空間 33 通気孔 36 外気導入パイプ 37 連通孔 41 エルボパイプ 42 ダンパー 45 酸素センサー 46 ダンパー制御装置 49 二酸化炭素センサー 50 ダンパー制御装置 51 微粒子測定センサー 52 ダンパー制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口、熱交換器、送風機、吹出口を備
    えた熱交換ユニットと、屋外と連通した天井裏空間と、
    前記天井裏空間に連通する外気導入パイプとからなり、
    前記外気導入パイプを前記熱交換ユニット内の前記送風
    機の上流側の風路に連通させた空気調和機。
  2. 【請求項2】 縦型の熱交換ユニットと、前記熱交換ユ
    ニットの上部に設けられた上部通風口と、前記熱交換ユ
    ニットの下部に設けられた下部通風口と、前記上部通風
    口と前記下部通風口との間の風路に設置された熱交換器
    と、前記上部通風口と前記熱交換器との間の風路に設置
    され前記上部通風口を吹出口とするときに運転され吸込
    口とするときに停止される上送風機と、前記下部通風口
    と前記熱交換器との間の風路に設置され前記下部通風口
    を吹出口とするときに運転され吸込口とするときに停止
    される下送風機と、屋外と連通した天井裏空間と、前記
    天井裏空間に連通する外気導入パイプとからなり、前記
    外気導入パイプを前記熱交換ユニットの側面に密着させ
    るとともに前記熱交換ユニット内の前記上送風機と前記
    下送風機と間の風路に連通させた空気調和機。
  3. 【請求項3】 外気導入パイプにおける熱交換ユニット
    連通部と天井裏連通部との間にダンパーを設けた請求項
    1または2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 熱交換ユニット内の風路に設けられ酸素
    濃度を検出する酸素センサーと、前記酸素センサーの検
    出した酸素濃度に応じて前記ダンパーの開閉を制御する
    ダンパー制御装置とを備えた請求項3記載の空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 熱交換ユニット内の風路に設けられ二酸
    化炭素濃度を検出する二酸化炭素センサーと、前記二酸
    化炭素センサーの検出した二酸化炭素濃度に応じて前記
    ダンパーの開閉を制御するダンパー制御装置とを備えた
    請求項3記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 熱交換ユニット内の風路に設けられ空気
    の微粒子量を検出する微粒子測定センサーと、前記微粒
    子測定センサーの検出した微粒子量に応じて前記ダンパ
    ーの開閉を制御するダンパー制御装置とを備えた請求項
    3記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 外気導入パイプが天井面を略垂直に貫通
    して天井裏空間に進入するものであり、前記外気導入パ
    イプの天井裏連通部に風路を天井裏面に略平行に曲げる
    エルボパイプを接続した請求項1または2記載の空気調
    和機。
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