JPH0514140U - 穿孔用ビツト - Google Patents

穿孔用ビツト

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JPH0514140U
JPH0514140U JP7213991U JP7213991U JPH0514140U JP H0514140 U JPH0514140 U JP H0514140U JP 7213991 U JP7213991 U JP 7213991U JP 7213991 U JP7213991 U JP 7213991U JP H0514140 U JPH0514140 U JP H0514140U
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JP
Japan
Prior art keywords
base metal
hole
bit
hard blade
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7213991U
Other languages
English (en)
Inventor
直義 秋吉
誠二 国武
竜二 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Toho Kinzoku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toho Kinzoku Co Ltd filed Critical Toho Kinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高炉の出銑口の開口作業等に使用するビット
のエア吐出用ブロ−ホ−ルの閉塞事故を防止する。 【構成】 鋼製の台金の頭部に硬質の刃体を植設した穿
孔用ビットにおいて、前記台金の側部に開口するエア吐
出用のブロ−ホ−ルを設けるとともに、該ブロ−ホ−ル
の開口部直前部にも台金の側部に突出する硬質の刃体を
設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高炉の出銑口を開口するために使用するに適した穿孔用ビットに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
高炉の出銑口は、一回の出銑ごとに耐熱性を有する充填材で充填されるので、 次回の出銑に際して充填材を破壊して出銑口を開口する必要がある。従来この開 口作業は、削岩機と同様なさく孔装置に、先端部に穿孔工具を嵌着したさく孔ロ ッドを取り付けて行っていた。穿孔工具としては、岩石さく孔用のロックビット に類する工具を用い、該工具から冷却用のエアを吐出しながら、打撃と回転を与 えて穿孔を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記充填材は、次回の出銑までに強固に固化しており、かつ極 めて高温に加熱されているので、従来の穿孔工具では、短時間の使用で台金が軟 化し、エア吐出用のブロ−ホ−ルが閉塞して穿孔できなくなるという事故が多か った。そこで本考案は、冷却用のエアの吐出口が容易に閉塞しないようにするこ とを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、次のような構成を採用した。すなわち、 本考案にかかる穿孔用ビットは、鋼製台金の頭部に硬質の刃体を植設した穿孔用 のビットであって、台金の側部にエア吐出用のブロ−ホ−ルを設けるとともに、 該ブロ−ホ−ルの直前部にも台金の側部に突出する硬質の刃体を設けたことを特 徴としている。
【0005】
【作用】 このビットは、さく孔装置に取り付けたロッドの先端部に取り付けられ使用さ れる。穿孔中は、ロッドの芯部に設けた通孔を通して供給されるエアがビットの ブロ−ホ−ルから吐出され、ビットを冷却する。このビットには、台金の側部に 設けたブロ−ホ−ルの開口部直前部に台金の側部に突出する硬質の刃体が設けら れているので、この刃体によってブロ−ホ−ルの開口部が保護され、変形や損傷 による該ブロ−ホ−ルの閉塞事故が生じにくい。
【0006】
【実施例】
以下、図面に表された実施例について説明する。図1以下の各図は本考案の1 実施例を表すもので、この穿孔用ビット1は、鋼製台金2の頭部3の前端部に複 数の硬質刃体5,…が植設されている。硬質刃体5は、超硬合金製の丸棒状チッ プであり、頭部は球面となっている。これら刃体は、台金に設けた穴に挿入され 、銅ろうでろう付けされているが、場合によっては圧入で固定しても良い。
【0007】 台金2の中心部には、後端部に開口する長孔7が穿孔され、該長孔から2本の ブロ−ホ−ル9,10が分岐している。一方のブロ−ホ−ル9は、長孔7の先端 部から頭部3の前端部に開口しており、該開口部9aから台金側部の繰り粉溝1 2,…の一つに連通する溝13が形成されている。
【0008】 他方のブロ−ホ−ル10は、前記長孔7の中間部から台金の側部に斜め前向き に開口しており、その開口部10aの直前部に数ミリメ−トルの間隔をおいて超 硬合金で作られた丸棒状の硬質刃体15が植設(例えばろう付け)されている。 硬質刃体15は、ブロ−ホ−ル10の径より若干大きな径を持ち、ブロ−ホ−ル 10とほぼ同じ傾斜(例えば軸方向に対し60度)で植設されている。この硬質 刃体の下端部は円錐状となっており、植設用の穴14のすり鉢状の底面と密着し ている。硬質刃体の径は、ブロ−ホ−ル10の径と同じでもよく、場合によって はそれよりも小さくてもよい。また、硬質刃体15の突出量は、数ミリメ−トル 、例えば1〜2ミリメ−トルでよい。
【0009】 台金2の後部は円筒状の固着部17となっており、この部分をロッドの先端部 に溶接等の固着手段で固着して使用される。穿孔作業中は、さく孔装置からロッ ドを介して打撃力と回転力と推力が伝えられ、高炉の出銑口を閉塞する充填材に 開口が形成される。また、ロッドの芯部を貫通する通孔を通して供給されるエア がビットのブロ−ホ−ル9,10から吐出され、ビットの冷却と繰り粉の排出が 行われる。この穿孔用ビットは、台金の側部に開口する斜め前向きのブロ−ホ− ルが設けられており、その直前部には、該ブロ−ホ−ルの前部を覆うように台金 の側部に突出する硬質の刃体が設けられているので、使用中にブロ−ホ−ルが閉 塞しにくく、穿孔中効果的に冷却と繰り粉の排出を行うことができる。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案にかかる穿孔用ビットは、台金の側部 に開口する斜め前向きのブロ−ホ−ルが設けられ、しかもその開口部直前部に、 該開口部の前部を覆うように台金の側部に突出する硬質の刃体が設けられている ので、強固に固化した高温の出銑口充填材の破壊に使用してもブロ−ホ−ルが閉 塞しにくく、冷却と繰り粉の排出のためのエアを効果的に吐出することが可能と なった。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の側面図である。
【図2】その断面図である。
【図3】その平面図である。
【符号の説明】
1 穿孔用ビット 2 台金 3 頭部 10 ブロ−ホ−ル 15 硬質刃体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼製台金の頭部に硬質の刃体を植設した穿
    孔用ビットであって、前記台金の側部に開口するエア吐
    出用のブロ−ホ−ルを設けるとともに、該ブロ−ホ−ル
    の開口部直前部にも台金の側部に突出する硬質の刃体を
    設けたことを特徴とする穿孔用ビット。
JP7213991U 1991-08-12 1991-08-12 穿孔用ビツト Pending JPH0514140U (ja)

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JP7213991U JPH0514140U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 穿孔用ビツト

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JPH0514140U true JPH0514140U (ja) 1993-02-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149065A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Maruwa Giken:Kk 高炉等の開孔装置における排出口開孔用ビット
WO2020189393A1 (ja) 2019-03-19 2020-09-24 Jfeスチール株式会社 開孔ビットおよびそれを用いた出銑口の開孔方法

Cited By (3)

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