JPH05141355A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JPH05141355A JPH05141355A JP30590291A JP30590291A JPH05141355A JP H05141355 A JPH05141355 A JP H05141355A JP 30590291 A JP30590291 A JP 30590291A JP 30590291 A JP30590291 A JP 30590291A JP H05141355 A JPH05141355 A JP H05141355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- compression
- stay
- compressor
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compressor (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は冷蔵庫等に使用される密閉型圧縮機
の振動と騒音を低くするものでバネ定数の異なる二種類
のスプリングで圧縮要素を支持することにより振動が小
さく、運転音の静かな圧縮機とすることを目的としたも
のである。 【構成】 圧縮機の振動を低くする支持装置は、圧縮機
の振動の最も小さな部分にステイ４０をとりつけて柔ら
かい二種類のスプリングで支えるものでスプリングホル
ダ３２とステイ４０とスナブバー３４と柔らかい圧縮ス
プリング３５と、圧縮スプリングとバネ定数の異なる引
張スプリング３９とで構成されスプリングホルダ３２に
は圧縮スプリング係止用の突起３３と引張スプリングの
係止部３８が一体に形成されている。
の振動と騒音を低くするものでバネ定数の異なる二種類
のスプリングで圧縮要素を支持することにより振動が小
さく、運転音の静かな圧縮機とすることを目的としたも
のである。 【構成】 圧縮機の振動を低くする支持装置は、圧縮機
の振動の最も小さな部分にステイ４０をとりつけて柔ら
かい二種類のスプリングで支えるものでスプリングホル
ダ３２とステイ４０とスナブバー３４と柔らかい圧縮ス
プリング３５と、圧縮スプリングとバネ定数の異なる引
張スプリング３９とで構成されスプリングホルダ３２に
は圧縮スプリング係止用の突起３３と引張スプリングの
係止部３８が一体に形成されている。
Description
【０００１】本発明は冷蔵庫等に使用される密閉型電動
圧縮機に関し、特に低振動に関するものである。
圧縮機に関し、特に低振動に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機（以下、圧縮機
という）は振動と騒音の低いものが求められ、その要求
レベルは、毎年厳しくなつているのでより一層に低いも
のにしていかなければならない。以下図面を参照しなが
ら、従来の圧縮機の一例について説明する。図３は実開
昭６４−３０８６号公報に示されている圧縮機の側面断
面図である。密閉容器１内には圧縮要素２と電動要素３
とが一体に組合わされた結合体４が配設されている。圧
縮要素２はシリンダ５とシリンダ内を往復運動するピス
トン６と、電動要素３の回転子３ａと一体に回転するク
ランクシャフト７と、クランクシャフトの回転により回
転運動を往復運動に換えるコンロット８より成つてい
る。９はクランクシャフトの動きを規制するクランクス
トップである。
という）は振動と騒音の低いものが求められ、その要求
レベルは、毎年厳しくなつているのでより一層に低いも
のにしていかなければならない。以下図面を参照しなが
ら、従来の圧縮機の一例について説明する。図３は実開
昭６４−３０８６号公報に示されている圧縮機の側面断
面図である。密閉容器１内には圧縮要素２と電動要素３
とが一体に組合わされた結合体４が配設されている。圧
縮要素２はシリンダ５とシリンダ内を往復運動するピス
トン６と、電動要素３の回転子３ａと一体に回転するク
ランクシャフト７と、クランクシャフトの回転により回
転運動を往復運動に換えるコンロット８より成つてい
る。９はクランクシャフトの動きを規制するクランクス
トップである。
【０００３】１０は密閉容器１に溶接されたチューブで
ある。１１は密閉容器１に溶接されて圧縮機の取り付け
に使用される圧縮機脚である。１２は支持部材で、下部
が密閉容器１に溶接され上部に支持具１２ａを有し、支
持具１２ａにはコイルスプリング１３が圧入されて圧縮
要素２と一体の支持突起１４を弾制的に支持している。
１５は密閉容器１に氣密的に溶接されて電動要素３に電
氣を導くハーメチックターミナルである。
ある。１１は密閉容器１に溶接されて圧縮機の取り付け
に使用される圧縮機脚である。１２は支持部材で、下部
が密閉容器１に溶接され上部に支持具１２ａを有し、支
持具１２ａにはコイルスプリング１３が圧入されて圧縮
要素２と一体の支持突起１４を弾制的に支持している。
１５は密閉容器１に氣密的に溶接されて電動要素３に電
氣を導くハーメチックターミナルである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、コイルスプリングが硬いことと、振動が
大きい点を支持しているため振動と騒音は、現在の厳し
くなつている要求レベルに達しないという課題を有して
いた。本発明は、上記課題に鑑み、振動と騒音の低い圧
縮機を提供するものである。
うな構成では、コイルスプリングが硬いことと、振動が
大きい点を支持しているため振動と騒音は、現在の厳し
くなつている要求レベルに達しないという課題を有して
いた。本発明は、上記課題に鑑み、振動と騒音の低い圧
縮機を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本発明の圧縮機は、密閉容器内に圧縮要素と
電動要素とが一体に組合わされた結合体と、結合体を密
閉容器内に弾性的に支持する支持装置とより成り、支持
装置はスプリングホルダとステイとスナブバーと柔らか
い圧縮スプリングと前記圧縮スプリングとバネ定数の異
なる引張スプリングとで構成され、スプリングホルダは
複数のスプリング係止部を有して密閉容器に固着され、
ステイはスナブバーと一体に前記電動要素の端面に取り
つけられている。
するために本発明の圧縮機は、密閉容器内に圧縮要素と
電動要素とが一体に組合わされた結合体と、結合体を密
閉容器内に弾性的に支持する支持装置とより成り、支持
装置はスプリングホルダとステイとスナブバーと柔らか
い圧縮スプリングと前記圧縮スプリングとバネ定数の異
なる引張スプリングとで構成され、スプリングホルダは
複数のスプリング係止部を有して密閉容器に固着され、
ステイはスナブバーと一体に前記電動要素の端面に取り
つけられている。
【０００６】前記圧縮スプリングはスナブバーとステイ
を介して前記結合体を支持すると供に引張スプリングは
ステイとスナブバーとに一端が固着され、他端が前記ス
プリングホルダに係止されて、柔らかくてバネ定数の異
なる二種類のスプリングで前記結合体を弾性支持し、
又、密閉容器と電動要素との間の空間に前記支持装置を
配設し、又、スプリングホルダは圧縮スプリング係止用
の座と引張スプリング用の係止部を一体に形成し、又、
スナブバーは外径にスプリング係止用の座が形成され、
内径にスプリングねじ込み用のねじを有するという構成
を備えたものである。
を介して前記結合体を支持すると供に引張スプリングは
ステイとスナブバーとに一端が固着され、他端が前記ス
プリングホルダに係止されて、柔らかくてバネ定数の異
なる二種類のスプリングで前記結合体を弾性支持し、
又、密閉容器と電動要素との間の空間に前記支持装置を
配設し、又、スプリングホルダは圧縮スプリング係止用
の座と引張スプリング用の係止部を一体に形成し、又、
スナブバーは外径にスプリング係止用の座が形成され、
内径にスプリングねじ込み用のねじを有するという構成
を備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記した構成の、柔らかくてバネ定数
の異なる二種類のスプリングによって振動が大巾に低減
されることとなる。
の異なる二種類のスプリングによって振動が大巾に低減
されることとなる。
【０００８】
【実施例】以下の本発明の一実施例の圧縮機について図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【０００９】なお、従来例と同一部品は同一符号を用い
て説明し、構成、動作の同じところは省略する。図１に
おいて、密閉容器１内に圧縮要素２と電動要素３とが一
体に組合わされた結合体２０と、この結合体を密閉容器
１内に弾性的に支持する支持装置とより成っている。
て説明し、構成、動作の同じところは省略する。図１に
おいて、密閉容器１内に圧縮要素２と電動要素３とが一
体に組合わされた結合体２０と、この結合体を密閉容器
１内に弾性的に支持する支持装置とより成っている。
【００１０】この支持装置はスプリングホルダ２２とス
テイ３０とスナブバー２４と柔らかい圧縮スプリング２
５と前記圧縮スプリングとバネ定数の異なる引張スプリ
ング２９とで構成されている。
テイ３０とスナブバー２４と柔らかい圧縮スプリング２
５と前記圧縮スプリングとバネ定数の異なる引張スプリ
ング２９とで構成されている。
【００１１】スプリングホルダ２２は複数のスプリング
係止部、即ちスプリング係止部２８と凸起２３を有して
いる。そして、密閉容器１に固着されている。
係止部、即ちスプリング係止部２８と凸起２３を有して
いる。そして、密閉容器１に固着されている。
【００１２】ステイ３０はスナブバー２４と一体に電動
要素３の端面に取りつけられている。
要素３の端面に取りつけられている。
【００１３】圧縮スプリング２５はスナブバー２４とス
テイ３０を介して結合体２０を支持するとともに引張ス
プリング２９はステイ３０とスナブバー２４とに一端が
固着され、他端がスプリング係止部に係止されて、柔ら
かくてバネ定数の異なる二種類のスプリングで結合体２
０を弾性支持している。
テイ３０を介して結合体２０を支持するとともに引張ス
プリング２９はステイ３０とスナブバー２４とに一端が
固着され、他端がスプリング係止部に係止されて、柔ら
かくてバネ定数の異なる二種類のスプリングで結合体２
０を弾性支持している。
【００１４】又、密閉容器１と電動要素３との間の空間
２１に前記支持装置を配設したことを特徴としている。
２１に前記支持装置を配設したことを特徴としている。
【００１５】スプリングホルダ２２は圧縮スプリング係
止用の凸起２３と引張スプリング用の係止部２８を一体
に形成している。
止用の凸起２３と引張スプリング用の係止部２８を一体
に形成している。
【００１６】スナブバー２４は外径にスプリング係止用
の座２６が形成され、内径にスプリングねじ込み用のね
じ２７を有している。
の座２６が形成され、内径にスプリングねじ込み用のね
じ２７を有している。
【００１７】以上のような構成において上記した構成
の、柔らかくてバネ定数の異なる二種類のスプリングに
よつて振動が大巾に低減されることとなる。
の、柔らかくてバネ定数の異なる二種類のスプリングに
よつて振動が大巾に低減されることとなる。
【００１８】従って、運転中の振動が小さく、騒音が小
さい静かな圧縮機にすることができる。
さい静かな圧縮機にすることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明は、密閉容器内に圧
縮要素と電動要素とが一体に組合わされた結合体と、前
記結合体を前記密閉容器内に弾性的に支持する支持装置
とより成り、前記支持装置はスプリングホルダとステイ
とスナブバーと柔らかい圧縮スプリングと前記圧縮スプ
リングとバネ定数の異なる引張スプリングとで構成さ
れ、前記スプリングホルダは複数のスプリング係止部を
有して前記密閉容器に固着され、前記ステイは前記スナ
ブバーと一体に前記電動要素の端面に取りつけられ、前
記圧縮スプリングは前記スナブバーと前記ステイを介し
て前記結合体を支持するとともに前記引張スプリングは
前記ステイと前記スナブバーとに一端が固着され、他端
が前記スプリングホルダに係止されて、柔らかくてバネ
定数の異なる二種類のスプリングで前記結合体を弾性支
持している。
縮要素と電動要素とが一体に組合わされた結合体と、前
記結合体を前記密閉容器内に弾性的に支持する支持装置
とより成り、前記支持装置はスプリングホルダとステイ
とスナブバーと柔らかい圧縮スプリングと前記圧縮スプ
リングとバネ定数の異なる引張スプリングとで構成さ
れ、前記スプリングホルダは複数のスプリング係止部を
有して前記密閉容器に固着され、前記ステイは前記スナ
ブバーと一体に前記電動要素の端面に取りつけられ、前
記圧縮スプリングは前記スナブバーと前記ステイを介し
て前記結合体を支持するとともに前記引張スプリングは
前記ステイと前記スナブバーとに一端が固着され、他端
が前記スプリングホルダに係止されて、柔らかくてバネ
定数の異なる二種類のスプリングで前記結合体を弾性支
持している。
【００２０】又、密閉容器と電動要素との間の空間に前
記支持装置を配設している上記した構成の柔らかくてバ
ネ定数の異なる二種類のスプリングによつて振動が大巾
に低減されることとなる。
記支持装置を配設している上記した構成の柔らかくてバ
ネ定数の異なる二種類のスプリングによつて振動が大巾
に低減されることとなる。
【００２１】従って、運転中の振動が小さく、騒音が小
さい静かな圧縮機にすることができる。
さい静かな圧縮機にすることができる。
【図１】本発明の一実施例における圧縮機の側面断面図
【図２】図１のスプリングホルダの斜視図
【図３】従来の圧縮機の側面断面図
１ 密閉容器 ２ 圧縮要素 ３ 電動要素 ２０ 結合体 ２１ 空間 ２２ スプリングホルダ ２３ 突起 ２４ スナブバー ２５ 圧縮スプリング ２６ 座 ２７ ネジ ２８ スプリング係止部 ２９ 引張スプリング ３０ ステイ
Claims (1)
- 【請求項１】 密閉容器内に圧縮要素と電動要素とが一
体に組合わされた結合体と、前記結合体を前記密閉容器
内に弾性的に支持する支持装置とより成り、前記支持装
置はスプリングホルダとステイとスナブバーと柔らかい
圧縮スプリングと前記圧縮スプリングとバネ定数の異な
る引張スプリングとで構成され、前記スプリングホルダ
は複数のスプリング係止部を有して前記密閉容器に固着
され、前記ステイは前記スナブバーと一体に前記電動要
素の端面に取りつけられ、前記圧縮スプリングは前記ス
ナブバーと前記ステイを介して前記結合体を支持すると
供に前記引張スプリングは前記ステイと前記スナブバー
とに一端が固着され、他端が前記スプリングホルダに係
止されて、柔らかくてバネ定数の異なる二種類のスプリ
ングで前記結合体を弾性支持したものであって、スプリ
ングホルダは圧縮スプリング係止用の凸起と引張スプリ
ング用の係止部を一体に形成したことを特徴とする密閉
型電動圧縮機。 【産業上の利用分野】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30590291A JPH05141355A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30590291A JPH05141355A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141355A true JPH05141355A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17950676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30590291A Pending JPH05141355A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141355A (ja) |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30590291A patent/JPH05141355A/ja active Pending
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