JPH05141309A - 直接噴射式デイーゼルエンジンの燃焼室形状 - Google Patents
直接噴射式デイーゼルエンジンの燃焼室形状Info
- Publication number
- JPH05141309A JPH05141309A JP3328362A JP32836291A JPH05141309A JP H05141309 A JPH05141309 A JP H05141309A JP 3328362 A JP3328362 A JP 3328362A JP 32836291 A JP32836291 A JP 32836291A JP H05141309 A JPH05141309 A JP H05141309A
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- JP
- Japan
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- piston
- flame
- piston cavity
- opening
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/02—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
- F02B23/06—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
- F02B23/0645—Details related to the fuel injector or the fuel spray
- F02B23/0648—Means or methods to improve the spray dispersion, evaporation or ignition
- F02B23/0651—Means or methods to improve the spray dispersion, evaporation or ignition the fuel spray impinging on reflecting surfaces or being specially guided throughout the combustion space
-
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- F02B23/0672—Omega-piston bowl, i.e. the combustion space having a central projection pointing towards the cylinder head and the surrounding wall being inclined towards the cylinder center axis
-
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- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
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- F02B23/0618—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston having in-cylinder means to influence the charge motion
- F02B23/0621—Squish flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気中の煤や黒煙を低減できる、直接噴射式
デイ−ゼルエンジンの燃焼室形状に関する。 【構成】 ピストン（１）の頂面（２）に開口（３）を
有するようにピストン（１）の内部に形成したピストン
・キヤビテイ（４）が円錐状底壁（５）を有し、この円
錐状底壁（５）に連なる円弧状側壁（６）に前記開口
（３）において下向きのリツプ部（７）を形成し、もつ
て燃焼過程中、前記ピストン・キヤビテイ（４）内に極
力火炎を閉じ込めるように構成した。
デイ−ゼルエンジンの燃焼室形状に関する。 【構成】 ピストン（１）の頂面（２）に開口（３）を
有するようにピストン（１）の内部に形成したピストン
・キヤビテイ（４）が円錐状底壁（５）を有し、この円
錐状底壁（５）に連なる円弧状側壁（６）に前記開口
（３）において下向きのリツプ部（７）を形成し、もつ
て燃焼過程中、前記ピストン・キヤビテイ（４）内に極
力火炎を閉じ込めるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は排気中の煤や黒煙を、
未燃燃料を再燃焼させて低減できる、直接噴射式デイ−
ゼルエンジンの燃焼室形状に関するものである。
未燃燃料を再燃焼させて低減できる、直接噴射式デイ−
ゼルエンジンの燃焼室形状に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、燃焼促進により、煤や黒煙を抑制
させるため、図２に示すように燃焼室形状をリエントラ
ント形状、スキツシユリツプ付きキヤビテイａとして来
たが、タイミングリタ−ドに伴う、煤、黒煙発生を抑制
するにはすでに限界に達している。
させるため、図２に示すように燃焼室形状をリエントラ
ント形状、スキツシユリツプ付きキヤビテイａとして来
たが、タイミングリタ−ドに伴う、煤、黒煙発生を抑制
するにはすでに限界に達している。
【０００３】すなわち、高温の燃焼ガス中には、燃料過
濃塊が乱れによつてランダムに偏在し、これが周囲空気
又は壁面に接触して冷却された部分から煤が生ずるもの
で、これは前記図２のシリンダ・ヘツドｂとピストン頂
面ｃとシリンダ・ライナｄの壁面ｅとの間に形成され
る、比較的低温の隙間ｆに、火炎が流れ込む際にも当て
はまる。
濃塊が乱れによつてランダムに偏在し、これが周囲空気
又は壁面に接触して冷却された部分から煤が生ずるもの
で、これは前記図２のシリンダ・ヘツドｂとピストン頂
面ｃとシリンダ・ライナｄの壁面ｅとの間に形成され
る、比較的低温の隙間ｆに、火炎が流れ込む際にも当て
はまる。
【０００４】この燃焼中に生じた煤は、その後十分な量
の酸素と出会つて混合すると酸化され、いわゆる再燃焼
をするが、上記隙間ｆではガス流動が然程活発ではない
ため、再燃焼が進まず、長期に亘つて過濃塊部分が残存
する可能性が大で、これが煤となつて排出されるのであ
る。
の酸素と出会つて混合すると酸化され、いわゆる再燃焼
をするが、上記隙間ｆではガス流動が然程活発ではない
ため、再燃焼が進まず、長期に亘つて過濃塊部分が残存
する可能性が大で、これが煤となつて排出されるのであ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、煤及び黒煙の発生を抑制すべく、再燃焼を積極的に
促進させることを可能とする燃焼室形状を追及したもの
である。
は、煤及び黒煙の発生を抑制すべく、再燃焼を積極的に
促進させることを可能とする燃焼室形状を追及したもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、ピ
ストンの頂面に開口を有するようにピストンの内部に形
成したピストン・キヤビテイが円錐状底壁を有し、この
円錐状底壁に連なる円弧状側壁に前記開口において下向
きのリツプ部を形成し、もつて燃焼過程中、前記ピスト
ン・キヤビテイ内に極力火炎を閉じ込めるように構成し
たことを特徴とする、直接噴射式デイ−ゼルエンジンの
燃焼室形状を提案するものである。
ストンの頂面に開口を有するようにピストンの内部に形
成したピストン・キヤビテイが円錐状底壁を有し、この
円錐状底壁に連なる円弧状側壁に前記開口において下向
きのリツプ部を形成し、もつて燃焼過程中、前記ピスト
ン・キヤビテイ内に極力火炎を閉じ込めるように構成し
たことを特徴とする、直接噴射式デイ−ゼルエンジンの
燃焼室形状を提案するものである。
【０００７】
【作用】上記構成からなるこの発明の燃焼室形状におい
て、燃料噴霧は空気と混合され、着火し、火炎となつて
前記ピストン・キヤビテイ内で流動するが、この際前記
下向きのリツプ部が存在することによつて、火炎は下向
きに案内され、ピストン・キヤビテイの開口から直ちに
流出することなく、燃焼過程中、極力このピストン・キ
ヤビテイ内に閉じ込められるのである。
て、燃料噴霧は空気と混合され、着火し、火炎となつて
前記ピストン・キヤビテイ内で流動するが、この際前記
下向きのリツプ部が存在することによつて、火炎は下向
きに案内され、ピストン・キヤビテイの開口から直ちに
流出することなく、燃焼過程中、極力このピストン・キ
ヤビテイ内に閉じ込められるのである。
【０００８】
【実施例】次にこの発明を図１に示す実施例にしたがつ
て詳細に説明する。この図において、１はピストンであ
つて、このピストン１の頂面２に開口３を有するように
ピストン１の内部に形成したピストン・キヤビテイ４
は、円錐状底壁５を有し、この円錐状底壁５に連なる円
弧状側壁６には、前記開口３において、下向きのリツプ
部７を形成するのである。
て詳細に説明する。この図において、１はピストンであ
つて、このピストン１の頂面２に開口３を有するように
ピストン１の内部に形成したピストン・キヤビテイ４
は、円錐状底壁５を有し、この円錐状底壁５に連なる円
弧状側壁６には、前記開口３において、下向きのリツプ
部７を形成するのである。
【０００９】その他、前記ピストン１は通常のように、
シリンダ８内に嵌着されているシリンダ・ライナ９に対
して、ピストン・リング１０を介して往復摺動可能であ
り、かつ前記シリンダ８上に冠装されるシリンダ・ヘツ
ド１１には、燃料噴射ノズル１２が内装され、その噴口
１３から高圧噴射された燃料は、噴霧１４を形成してピ
ストン・キヤビテイ４内へ飛散され、圧縮され高温とな
つた空気と混合されて燃焼し、火炎となつてピストン・
キヤビテイ４内を流動する。
シリンダ８内に嵌着されているシリンダ・ライナ９に対
して、ピストン・リング１０を介して往復摺動可能であ
り、かつ前記シリンダ８上に冠装されるシリンダ・ヘツ
ド１１には、燃料噴射ノズル１２が内装され、その噴口
１３から高圧噴射された燃料は、噴霧１４を形成してピ
ストン・キヤビテイ４内へ飛散され、圧縮され高温とな
つた空気と混合されて燃焼し、火炎となつてピストン・
キヤビテイ４内を流動する。
【００１０】この際、この発明では、前記リツプ部７が
存在することによつて、上記火炎の流動方向を変換され
るので、直ちに前記開口３から外部へ流出することな
く、燃料過程中、ピストン・キヤビテイ４内に極力閉じ
込められるのである。したがつて、従来形状におけるよ
うに、例えばシリンダ・ヘツド１１とピストン１の外周
面と、シリンダ・ライナ９の内壁との間に形成される隙
間１５に、火炎が流れ込むことによる煤の発生を抑制す
ることができるのである。
存在することによつて、上記火炎の流動方向を変換され
るので、直ちに前記開口３から外部へ流出することな
く、燃料過程中、ピストン・キヤビテイ４内に極力閉じ
込められるのである。したがつて、従来形状におけるよ
うに、例えばシリンダ・ヘツド１１とピストン１の外周
面と、シリンダ・ライナ９の内壁との間に形成される隙
間１５に、火炎が流れ込むことによる煤の発生を抑制す
ることができるのである。
【００１１】
【発明の効果】この発明の上述の形状を有する燃焼室を
採用することによつて、燃料噴霧が空気と混合され、着
火し、火炎となつて前記ピストン・キヤビテイ内で流動
する際、この火炎は、前記リツプ部によつて下向きに案
内されるため、燃焼の過程中、極力ピストン・キヤビテ
イ内に閉じ込められるので、火炎が比較的低温の部分に
接触して煤を発生し、これが黒煙となつて排出されると
いう事態を阻止しうるものである。
採用することによつて、燃料噴霧が空気と混合され、着
火し、火炎となつて前記ピストン・キヤビテイ内で流動
する際、この火炎は、前記リツプ部によつて下向きに案
内されるため、燃焼の過程中、極力ピストン・キヤビテ
イ内に閉じ込められるので、火炎が比較的低温の部分に
接触して煤を発生し、これが黒煙となつて排出されると
いう事態を阻止しうるものである。
【図１】この発明の燃焼室形状を示す断面図である。
【図２】従来の燃焼室形状を示す断面図である。
１ ピストン ２ 頂面 ３ 開口 ４ ピストン・キヤビテイ ５ 円錐状底壁 ６ 円弧状側壁 ７ リツプ部
Claims (1)
- 【請求項１】 ピストンの頂面に開口を有するようにピ
ストンの内部に形成したピストン・キヤビテイが円錐状
底壁を有し、この円錐状底壁に連なる円弧状側壁に前記
開口において下向きのリツプ部を形成し、もつて燃焼過
程中、前記ピストン・キヤビテイ内に極力火炎を閉じ込
めるように構成したことを特徴とする、直接噴射式デイ
−ゼルエンジンの燃焼室形状。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328362A JPH05141309A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 直接噴射式デイーゼルエンジンの燃焼室形状 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328362A JPH05141309A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 直接噴射式デイーゼルエンジンの燃焼室形状 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141309A true JPH05141309A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18209403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3328362A Pending JPH05141309A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 直接噴射式デイーゼルエンジンの燃焼室形状 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065350A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-13 | Tokyo Gas Co Ltd | 予混合圧縮自着火機関 |
| FR2952127A1 (fr) * | 2009-11-03 | 2011-05-06 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Piston pour moteur a combustion interne et moteur comprenant un tel piston |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3328362A patent/JPH05141309A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065350A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-13 | Tokyo Gas Co Ltd | 予混合圧縮自着火機関 |
| FR2952127A1 (fr) * | 2009-11-03 | 2011-05-06 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Piston pour moteur a combustion interne et moteur comprenant un tel piston |
| WO2011055055A1 (fr) * | 2009-11-03 | 2011-05-12 | Peugeot Citroën Automobiles SA | Piston pour moteur a combustion interne et moteur comprenant un tel piston |
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