JPH05141217A - オイルレベルセンサ - Google Patents
オイルレベルセンサInfo
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- JPH05141217A JPH05141217A JP3299299A JP29929991A JPH05141217A JP H05141217 A JPH05141217 A JP H05141217A JP 3299299 A JP3299299 A JP 3299299A JP 29929991 A JP29929991 A JP 29929991A JP H05141217 A JPH05141217 A JP H05141217A
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- oil
- oil level
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】駆動用の電圧を必要とせず、電力消費を少なく
する。 【構成】オイルセンサの内部にN形半導体の熱発電素子
10、P形半導体の熱発電素子11を上下方向へ平行に
配置する。各熱発電素子10,11の先端の間に低温側
導体12を接合し、各熱発電素子10,11の基端には
高温側導体13,14を接合し、この接合関係によって
π形状の熱発電素子対15を構成する。そして、低温側
導体12の上端をオイル許容最低レベルOLminに対
応して配置する。従って、オイルレベルがオイル許容最
低レベルOLminよりも下回ることにより、低温側導
体12が空気中に、高温側導体13,14がオイル中に
位置し、その空気とオイルの温度差から熱発電素子対1
5にゼーベック効果による熱起電力が生じる。この熱起
電力を所定の判定値と比較してその大小を判断すること
により、オイルレベルの変化の判断が可能となる。
する。 【構成】オイルセンサの内部にN形半導体の熱発電素子
10、P形半導体の熱発電素子11を上下方向へ平行に
配置する。各熱発電素子10,11の先端の間に低温側
導体12を接合し、各熱発電素子10,11の基端には
高温側導体13,14を接合し、この接合関係によって
π形状の熱発電素子対15を構成する。そして、低温側
導体12の上端をオイル許容最低レベルOLminに対
応して配置する。従って、オイルレベルがオイル許容最
低レベルOLminよりも下回ることにより、低温側導
体12が空気中に、高温側導体13,14がオイル中に
位置し、その空気とオイルの温度差から熱発電素子対1
5にゼーベック効果による熱起電力が生じる。この熱起
電力を所定の判定値と比較してその大小を判断すること
により、オイルレベルの変化の判断が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オイルパン内に配置
されてそのオイルレベルの変化を検知するオイルレベル
センサに関するものである。
されてそのオイルレベルの変化を検知するオイルレベル
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、オイルパン
内に配置されてそのオイルレベルの低下をサーミスタを
用いて検知するものが、実開昭59−120432号公
報に開示されている。この技術において、サーミスタは
オイル中にあるときに、その放熱量が大きいことから抵
抗値が高くなる。又、サーミスタは空気中に露出してい
るときに、その放熱量が小さいことから抵抗値が低くな
る。従って、サーミスタを含む電気回路でのそのような
抵抗値の変化から、オイルレベルの低下を判断し、その
判断結果から発行ダイオードLEDやブザー等を駆動さ
せてオイルレベルの低下を報知するようにしていた。
内に配置されてそのオイルレベルの低下をサーミスタを
用いて検知するものが、実開昭59−120432号公
報に開示されている。この技術において、サーミスタは
オイル中にあるときに、その放熱量が大きいことから抵
抗値が高くなる。又、サーミスタは空気中に露出してい
るときに、その放熱量が小さいことから抵抗値が低くな
る。従って、サーミスタを含む電気回路でのそのような
抵抗値の変化から、オイルレベルの低下を判断し、その
判断結果から発行ダイオードLEDやブザー等を駆動さ
せてオイルレベルの低下を報知するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、サーミスタを含む電気回路の抵抗値変化を測定
するために、その電気回路に対して常に駆動用の電圧を
かけておく必要があった。そのため、駆動用の電圧分の
電力消費は避けられず、全体として大きな電力が消費さ
れることになった。
術では、サーミスタを含む電気回路の抵抗値変化を測定
するために、その電気回路に対して常に駆動用の電圧を
かけておく必要があった。そのため、駆動用の電圧分の
電力消費は避けられず、全体として大きな電力が消費さ
れることになった。
【0004】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、駆動用の電圧を必要とせ
ず、電力消費を少なくし得るオイルレベルセンサを提供
することにある。
ものであって、その目的は、駆動用の電圧を必要とせ
ず、電力消費を少なくし得るオイルレベルセンサを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、オイルパン内に配置されて
そのオイルレベルの変化を検知するオイルレベルセンサ
であって、熱発電素子を備えてその熱発電素子の先端に
低温側導体を接合し基端に高温側導体を接合してなり、
低温側導体と高温側導体の何れか一方を前記オイルパン
内におけるオイル許容最低レベルに配置している。
めに、この発明においては、オイルパン内に配置されて
そのオイルレベルの変化を検知するオイルレベルセンサ
であって、熱発電素子を備えてその熱発電素子の先端に
低温側導体を接合し基端に高温側導体を接合してなり、
低温側導体と高温側導体の何れか一方を前記オイルパン
内におけるオイル許容最低レベルに配置している。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、オイルレベルの変化に起
因して低温側導体が空気中に位置すると共に高温側導体
がオイル中に位置している状態では、空気とオイルの温
度差から、ゼーベック効果により熱発電素子に熱起電力
が生じる。そして、その熱起電力はオイルレベルの変化
に伴って発生することから、熱起電力を所定の判定値と
比較してその大小を判断することにより、オイルレベル
の変化の判断が可能となる。従って、熱発電素子を含む
電気回路には、駆動用の電圧をかける必要がない。
因して低温側導体が空気中に位置すると共に高温側導体
がオイル中に位置している状態では、空気とオイルの温
度差から、ゼーベック効果により熱発電素子に熱起電力
が生じる。そして、その熱起電力はオイルレベルの変化
に伴って発生することから、熱起電力を所定の判定値と
比較してその大小を判断することにより、オイルレベル
の変化の判断が可能となる。従って、熱発電素子を含む
電気回路には、駆動用の電圧をかける必要がない。
【0007】
【実施例】以下、この発明のオイルレベルセンサを具体
化した一実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明す
る。
化した一実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明す
る。
【0008】図3はこの実施例におけるオイルレベルセ
ンサ1を採用してなるオイルレベル測定装置の概略構成
を示している。このオイルレベル測定装置はオイルレベ
ルセンサ1、オイル温度センサ2、検出回路3及び表示
器4を備えている。オイルレベルセンサ1及びオイル温
度センサ2はオイルパン5内に配置されている。オイル
レベルセンサ1はオイルパン5内に貯留されたオイル6
の液面、即ちオイルレベルOLの変化を検知するように
なっている。オイル温度センサ2はオイルレベルOLの
検知に際し、その温度補償のためにオイル温度OTを検
知するようになっている。又、検出回路3は各センサ
1,2の検知信号に基づいてオイルレベルOLの正常・
異常を判断検出するようになっている。更に、表示器4
は警告用のランプ7及びブザー8からなり、検出回路3
の検出結果に基づいて駆動されるようになっている。
ンサ1を採用してなるオイルレベル測定装置の概略構成
を示している。このオイルレベル測定装置はオイルレベ
ルセンサ1、オイル温度センサ2、検出回路3及び表示
器4を備えている。オイルレベルセンサ1及びオイル温
度センサ2はオイルパン5内に配置されている。オイル
レベルセンサ1はオイルパン5内に貯留されたオイル6
の液面、即ちオイルレベルOLの変化を検知するように
なっている。オイル温度センサ2はオイルレベルOLの
検知に際し、その温度補償のためにオイル温度OTを検
知するようになっている。又、検出回路3は各センサ
1,2の検知信号に基づいてオイルレベルOLの正常・
異常を判断検出するようになっている。更に、表示器4
は警告用のランプ7及びブザー8からなり、検出回路3
の検出結果に基づいて駆動されるようになっている。
【0009】オイルレベルセンサ1はオイル6の必要量
を許容し得るオイル許容最低レベルOLminに対応し
て配置されている。オイル温度センサ2はそのオイル許
容最低レベルOLminよりも低い位置に配置されてい
る。そして、これら各センサ1,2は検出回路3の入力
側にそれぞれ接続されている。又、ランプ7及びブザー
8は検出回路3の出力側にそれぞれ接続されている。
を許容し得るオイル許容最低レベルOLminに対応し
て配置されている。オイル温度センサ2はそのオイル許
容最低レベルOLminよりも低い位置に配置されてい
る。そして、これら各センサ1,2は検出回路3の入力
側にそれぞれ接続されている。又、ランプ7及びブザー
8は検出回路3の出力側にそれぞれ接続されている。
【0010】図1はオイルセンサ1の構造を示す断面図
である。このオイルセンサ1は管状のケーシング9を備
え、その内部にはN形半導体よりなる熱発電素子10と
P形半導体よりなる熱発電素子11が上下方向へ平行に
配置されている。これら各熱発電素子10,11の先端
の間には低温側導体12が接合され、各熱発電素子1
0,11の基端には異なる高温側導体13,14がそれ
ぞれ接合されている。この接合関係によってπ形状の熱
発電素子対15が構成されている。又、ケーシング9と
各熱発電素子10,11との隙間には、各素子10,1
1の固定や断熱及び絶縁等を目的とした充填材16が設
けられている。更に、各高温側導体13,14にはリー
ド線17が接続され、そのリード線17が前述した検出
回路3に接続されている。この実施例では、低温側導体
12の上端が前述したオイル許容最低レベルOLmin
に対応して配置されている。
である。このオイルセンサ1は管状のケーシング9を備
え、その内部にはN形半導体よりなる熱発電素子10と
P形半導体よりなる熱発電素子11が上下方向へ平行に
配置されている。これら各熱発電素子10,11の先端
の間には低温側導体12が接合され、各熱発電素子1
0,11の基端には異なる高温側導体13,14がそれ
ぞれ接合されている。この接合関係によってπ形状の熱
発電素子対15が構成されている。又、ケーシング9と
各熱発電素子10,11との隙間には、各素子10,1
1の固定や断熱及び絶縁等を目的とした充填材16が設
けられている。更に、各高温側導体13,14にはリー
ド線17が接続され、そのリード線17が前述した検出
回路3に接続されている。この実施例では、低温側導体
12の上端が前述したオイル許容最低レベルOLmin
に対応して配置されている。
【0011】熱発電素子対15の概念図を図4に示す。
熱発電素子対15は低温側導体12と各熱発電素子1
0,11との接合面18の低温TLと、各高温側導体1
3,14と各熱発電素子10,11との接合面19の高
温THとの温度差ΔT、即ち温度勾配から、各熱発電素
子10,11の両端にゼーベック効果による熱起電力
(電圧)VLを生じる。そして、オイルレベルOLが低
温側導体12よりも下方へ下がるに伴って温度差ΔTが
大きくなり、電圧VLも大きくなる。
熱発電素子対15は低温側導体12と各熱発電素子1
0,11との接合面18の低温TLと、各高温側導体1
3,14と各熱発電素子10,11との接合面19の高
温THとの温度差ΔT、即ち温度勾配から、各熱発電素
子10,11の両端にゼーベック効果による熱起電力
(電圧)VLを生じる。そして、オイルレベルOLが低
温側導体12よりも下方へ下がるに伴って温度差ΔTが
大きくなり、電圧VLも大きくなる。
【0012】図2はオイル温度センサ2の構造を示す断
面図である。このオイル温度センサ2は管状のケーシン
グ20を備え、その内部には2つの異なる種類の金属線
21,22よりなる熱電対23が配置されている。この
熱電対23にはリード線24が接続され、そのリード線
24が前述した検出回路3に接続されている。又、ケー
シング20と各熱電対23、或いはケーシング20とリ
ード線24との隙間には、熱電対23の固定や絶縁等を
目的とした充填材25が設けられている。そして、上記
の熱電対23は、一方の金属線21の接合部の温度と、
他方の金属線22の接合部の温度との温度差(温度勾
配)からゼーベック効果により、その温度差で決まる熱
起電力(電圧)VTを生じる。
面図である。このオイル温度センサ2は管状のケーシン
グ20を備え、その内部には2つの異なる種類の金属線
21,22よりなる熱電対23が配置されている。この
熱電対23にはリード線24が接続され、そのリード線
24が前述した検出回路3に接続されている。又、ケー
シング20と各熱電対23、或いはケーシング20とリ
ード線24との隙間には、熱電対23の固定や絶縁等を
目的とした充填材25が設けられている。そして、上記
の熱電対23は、一方の金属線21の接合部の温度と、
他方の金属線22の接合部の温度との温度差(温度勾
配)からゼーベック効果により、その温度差で決まる熱
起電力(電圧)VTを生じる。
【0013】次に、検出回路3等の電気的構成を図5の
ブロック図に従って説明する。この検出回路3はオイル
レベルセンサ1からの検知信号を入力する第1比較器2
6と、オイル温度センサ2からの検知信号を入力する第
2比較器27と、それら第1及び第2の比較器26,2
7の比較結果をそれぞれ入力して比較する第3比較器2
8と、その第3比較器28の比較結果に基づき、表示器
4のランプ7及びブザー8を駆動させる駆動回路29と
から構成されている。
ブロック図に従って説明する。この検出回路3はオイル
レベルセンサ1からの検知信号を入力する第1比較器2
6と、オイル温度センサ2からの検知信号を入力する第
2比較器27と、それら第1及び第2の比較器26,2
7の比較結果をそれぞれ入力して比較する第3比較器2
8と、その第3比較器28の比較結果に基づき、表示器
4のランプ7及びブザー8を駆動させる駆動回路29と
から構成されている。
【0014】第1比較器26はオイルレベルセンサ1か
ら入力される熱起電力VLを予め設定された基準電圧V
1と比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロウレ
ベル(L)の信号として出力する。又、第2比較器27
はオイル温度センサ2から入力される熱起電力VTを予
め設定された上限基準電圧V2及び下限基準電圧V3と
比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロウレベル
(L)の信号として出力する。更に、第3比較器28は
第1及び第2の比較器26,27の比較結果をそれぞれ
入力して比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロ
ウレベル(L)の信号として出力する。そして、駆動回
路29は第3比較器28の出力結果に従って表示器4を
作動させるようになっている。
ら入力される熱起電力VLを予め設定された基準電圧V
1と比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロウレ
ベル(L)の信号として出力する。又、第2比較器27
はオイル温度センサ2から入力される熱起電力VTを予
め設定された上限基準電圧V2及び下限基準電圧V3と
比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロウレベル
(L)の信号として出力する。更に、第3比較器28は
第1及び第2の比較器26,27の比較結果をそれぞれ
入力して比較し、その比較結果をハイレベル(H)とロ
ウレベル(L)の信号として出力する。そして、駆動回
路29は第3比較器28の出力結果に従って表示器4を
作動させるようになっている。
【0015】ここで、第1比較器26の作動論理を表1
に、第2比較器27の作動論理を表2に、第3比較器2
8の作動論理を表3にそれぞれ示す。又、表示器4の作
動論理を表4に示す。更に、オイルレベル及びオイル温
度に対する表示器4の作動論理を表5に示す。
に、第2比較器27の作動論理を表2に、第3比較器2
8の作動論理を表3にそれぞれ示す。又、表示器4の作
動論理を表4に示す。更に、オイルレベル及びオイル温
度に対する表示器4の作動論理を表5に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【表5】 次に、上記のように構成したオイルレベル測定装置の作
用を説明する。
用を説明する。
【0021】今、オイルパン5内におけるオイル6の量
が充分で、そのオイルレベルOLが図6(a)に示すよ
うに、オイル許容最低レベルOLminよりも充分に高
いとする。この場合、熱発電素子対15の低温側導体1
2及び高温側導体13,14は共にオイル6中に位置し
ていることから、低温側導体12と高温側導体13,1
4との間の温度差は非常に小さく、各熱発電素子10,
11の両端の温度勾配も非常に小さい状態となってい
る。従って、ゼーベック効果による各熱発電素子10,
11の熱起電力は非常に小さく、オイルレベルセンサ1
から検出回路3へ出力される電圧VLは基準電圧V1よ
りも充分に小さい状態となっている。
が充分で、そのオイルレベルOLが図6(a)に示すよ
うに、オイル許容最低レベルOLminよりも充分に高
いとする。この場合、熱発電素子対15の低温側導体1
2及び高温側導体13,14は共にオイル6中に位置し
ていることから、低温側導体12と高温側導体13,1
4との間の温度差は非常に小さく、各熱発電素子10,
11の両端の温度勾配も非常に小さい状態となってい
る。従って、ゼーベック効果による各熱発電素子10,
11の熱起電力は非常に小さく、オイルレベルセンサ1
から検出回路3へ出力される電圧VLは基準電圧V1よ
りも充分に小さい状態となっている。
【0022】これに対し、オイルパン5内におけるオイ
ル6の量が減って、そのオイルレベルOLが図6(b)
に示すように、オイル許容最低レベルOLminよりも
低くなったとする。この場合、熱発電素子対15の低温
側導体12は空気中に位置し、高温側導体13,14は
オイル6中に位置していることから、低温側導体12と
高温側導体13,14との間の温度差は空気とオイル6
の温度差に匹敵するようになる。従って、各熱発電素子
10,11の両端の温度勾配も大きな状態となり、ゼー
ベック効果により熱発電素子対15にある程度の熱起電
力が生じる。ここで、熱発電素子対15を構成する各熱
発電素子10,11が異なるN形半導体、P形半導体よ
りなることから、両者10,11が電気的には直列に、
熱的には並列に接続されている。そのため、熱発電素子
対15としては、各熱発電素子10,11の熱起電力が
加算されて大きな熱起電力が生じ、オイルレベルセンサ
1から検出回路3へ出力される電圧VLは基準電圧V1
よりも大きな値となる。
ル6の量が減って、そのオイルレベルOLが図6(b)
に示すように、オイル許容最低レベルOLminよりも
低くなったとする。この場合、熱発電素子対15の低温
側導体12は空気中に位置し、高温側導体13,14は
オイル6中に位置していることから、低温側導体12と
高温側導体13,14との間の温度差は空気とオイル6
の温度差に匹敵するようになる。従って、各熱発電素子
10,11の両端の温度勾配も大きな状態となり、ゼー
ベック効果により熱発電素子対15にある程度の熱起電
力が生じる。ここで、熱発電素子対15を構成する各熱
発電素子10,11が異なるN形半導体、P形半導体よ
りなることから、両者10,11が電気的には直列に、
熱的には並列に接続されている。そのため、熱発電素子
対15としては、各熱発電素子10,11の熱起電力が
加算されて大きな熱起電力が生じ、オイルレベルセンサ
1から検出回路3へ出力される電圧VLは基準電圧V1
よりも大きな値となる。
【0023】一方、オイル温度センサ2はオイルレベル
OLの温度補償のために、常にオイル6中に位置してそ
のオイル温度OTを検出する。そして、その温度OTに
比例した電圧VTが検出回路3へ出力される。
OLの温度補償のために、常にオイル6中に位置してそ
のオイル温度OTを検出する。そして、その温度OTに
比例した電圧VTが検出回路3へ出力される。
【0024】従って、検出回路3では、オイルレベルセ
ンサ1及びオイル温度センサ2からの検知信号である各
電圧VL,VTの入力に基づき、前述した作動論理に従
ってオイルレベルOLの正常・異常が判断され、その結
果として表示器4が作動される。即ち、オイル温度セン
サ2からの電圧VTが所定の許容範囲内にあってオイル
レベルOLの変化を判断し得る正常なオイル温度OTで
あり、かつオイルレベルセンサ1からの電圧VLが所定
のレベルよりも大きい場合に、検出回路3によりオイル
レベルOLがオイル許容最低レベルOLminよりも低
い異常なレベルに変化したと判断される。そして表示器
4のランプ7が点灯されると共にブザー8が鳴動され
る。この作用によって、運転者等にオイルレベルOLの
異常低下が知らされる。
ンサ1及びオイル温度センサ2からの検知信号である各
電圧VL,VTの入力に基づき、前述した作動論理に従
ってオイルレベルOLの正常・異常が判断され、その結
果として表示器4が作動される。即ち、オイル温度セン
サ2からの電圧VTが所定の許容範囲内にあってオイル
レベルOLの変化を判断し得る正常なオイル温度OTで
あり、かつオイルレベルセンサ1からの電圧VLが所定
のレベルよりも大きい場合に、検出回路3によりオイル
レベルOLがオイル許容最低レベルOLminよりも低
い異常なレベルに変化したと判断される。そして表示器
4のランプ7が点灯されると共にブザー8が鳴動され
る。この作用によって、運転者等にオイルレベルOLの
異常低下が知らされる。
【0025】そして、この実施例のオイルレベルセンサ
1では、その熱発電素子対15でゼーベック効果を利用
することにより、オイルレベルOLの変化から熱起電力
を発生させるようにしている。同様に、オイル温度セン
サ2では、その熱電対23でゼーベック効果を利用する
ことにより、オイル温度OTの大小から熱起電力を発生
させるようにしている。そして、それらの熱起電力を検
出回路3にて所定の判定値と比較してその大小を判断す
ることにより、オイルレベルOLの変化の判断を可能と
している。従って、オイルレベルセンサ1及びオイル温
度センサ2には、常に駆動用の電圧をかけておく必要が
全くない。その結果、オイルレベルOLの変化を検知す
るために、各センサ1,2での駆動用の電圧分を省略し
て全体として電力消費を少なくすることができる。つま
り、省エネタイプのオイルレベル測定装置を実現するこ
とができる。
1では、その熱発電素子対15でゼーベック効果を利用
することにより、オイルレベルOLの変化から熱起電力
を発生させるようにしている。同様に、オイル温度セン
サ2では、その熱電対23でゼーベック効果を利用する
ことにより、オイル温度OTの大小から熱起電力を発生
させるようにしている。そして、それらの熱起電力を検
出回路3にて所定の判定値と比較してその大小を判断す
ることにより、オイルレベルOLの変化の判断を可能と
している。従って、オイルレベルセンサ1及びオイル温
度センサ2には、常に駆動用の電圧をかけておく必要が
全くない。その結果、オイルレベルOLの変化を検知す
るために、各センサ1,2での駆動用の電圧分を省略し
て全体として電力消費を少なくすることができる。つま
り、省エネタイプのオイルレベル測定装置を実現するこ
とができる。
【0026】又、この実施例のオイルレベル測定装置で
は、オイルレベルセンサ1に対してオイル温度センサ2
を併用することにより、オイルレベルOLの温度補償を
行っている。即ち、オイル温度センサ2からのオイル温
度OTを使用して、その値が所定の許容範囲内にあると
きのみ、オイルレベルOLの変化を判断し得る正常な状
態であるものとしている。従って、オイル6の粘性が高
い低温時には、オイルレベルOLの判断が遅らされるこ
とになる。その結果、低温に起因してオイルパン5への
オイル6の戻りが悪い場合には、オイル温度OTが適温
になるのを待ってオイルレベルOLの変化が判断される
ので、オイルレベルOLの変化の誤判断を未然に防止す
ることができる。
は、オイルレベルセンサ1に対してオイル温度センサ2
を併用することにより、オイルレベルOLの温度補償を
行っている。即ち、オイル温度センサ2からのオイル温
度OTを使用して、その値が所定の許容範囲内にあると
きのみ、オイルレベルOLの変化を判断し得る正常な状
態であるものとしている。従って、オイル6の粘性が高
い低温時には、オイルレベルOLの判断が遅らされるこ
とになる。その結果、低温に起因してオイルパン5への
オイル6の戻りが悪い場合には、オイル温度OTが適温
になるのを待ってオイルレベルOLの変化が判断される
ので、オイルレベルOLの変化の誤判断を未然に防止す
ることができる。
【0027】更に、この実施例のオイルレベル測定装置
では、熱発電素子対15における温度勾配を利用してオ
イルレベルセンサ1を作動させている。そのため、オイ
ルレベルOLがオイル許容最低レベルOLminの付近
で上下に揺れるような場合でも、オイルレベルOLの変
化がある程度の遅れをもって検知される。この作用によ
り、検出回路3でのオイルレベルOLの異常の判断があ
る程度の遅れをもって行われることになる。その結果、
オイルレベルOLの揺れに伴って表示器4が頻繁に作動
・停止を繰り返すことがなくなり、表示器4を安定的に
作動させることができる。
では、熱発電素子対15における温度勾配を利用してオ
イルレベルセンサ1を作動させている。そのため、オイ
ルレベルOLがオイル許容最低レベルOLminの付近
で上下に揺れるような場合でも、オイルレベルOLの変
化がある程度の遅れをもって検知される。この作用によ
り、検出回路3でのオイルレベルOLの異常の判断があ
る程度の遅れをもって行われることになる。その結果、
オイルレベルOLの揺れに伴って表示器4が頻繁に作動
・停止を繰り返すことがなくなり、表示器4を安定的に
作動させることができる。
【0028】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、図6(a),(b)に示すよう
に、熱発電素子対15における低温側導体12の上端が
オイル許容最低レベルOLminに対応するように配置
したが、図7(a),(b),(c)に示すように、熱
発電素子対15における高温側導体13,14の下端が
オイル許容最低レベルOLminに対応するように配置
してもよい。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、図6(a),(b)に示すよう
に、熱発電素子対15における低温側導体12の上端が
オイル許容最低レベルOLminに対応するように配置
したが、図7(a),(b),(c)に示すように、熱
発電素子対15における高温側導体13,14の下端が
オイル許容最低レベルOLminに対応するように配置
してもよい。
【0029】この場合、図7(a)に示すように、オイ
ルレベルOLが熱発電素子対15の低温側導体12を上
回る位置にある場合には、熱発電素子対15の熱起電力
が無く、オイルレベルOLが高過ぎる異常と見なすこと
が可能となる。又、図7(b)に示すように、オイルレ
ベルOLが熱発電素子対15の低温側導体12と高温側
導体13,14との間にある場合には、熱発電素子対1
5の熱起電力が有り、オイルレベルOLが正常であると
見なすことが可能となる。更に、図7(c)に示すよう
に、オイルレベルOLが熱発電素子対15の高温側導体
13,14を下回る位置にある場合には、熱発電素子対
15の熱起電力が無く、オイルレベルOLが低過ぎる異
常と見なすことが可能となる。
ルレベルOLが熱発電素子対15の低温側導体12を上
回る位置にある場合には、熱発電素子対15の熱起電力
が無く、オイルレベルOLが高過ぎる異常と見なすこと
が可能となる。又、図7(b)に示すように、オイルレ
ベルOLが熱発電素子対15の低温側導体12と高温側
導体13,14との間にある場合には、熱発電素子対1
5の熱起電力が有り、オイルレベルOLが正常であると
見なすことが可能となる。更に、図7(c)に示すよう
に、オイルレベルOLが熱発電素子対15の高温側導体
13,14を下回る位置にある場合には、熱発電素子対
15の熱起電力が無く、オイルレベルOLが低過ぎる異
常と見なすことが可能となる。
【0030】(2)前記実施例では、一対の熱発電素子
10,11の先端の間に低温側導体12を接合すると共
に各熱発電素子10,11の基端に異なる高温側導体1
3,14を接合してなるπ形状の熱発電素子対15によ
りオイルレベルセンサ1を構成したが、オイルレベルセ
ンサを以下に説明するような構成とすることもできる。
10,11の先端の間に低温側導体12を接合すると共
に各熱発電素子10,11の基端に異なる高温側導体1
3,14を接合してなるπ形状の熱発電素子対15によ
りオイルレベルセンサ1を構成したが、オイルレベルセ
ンサを以下に説明するような構成とすることもできる。
【0031】即ち、図8に示すように、一つの熱発電素
子31とその上下に接合された低温側導体32、高温側
導体33とによりオイルレベルセンサを構成してもよ
い。又、図9に示すように、N形半導体及びP形半導体
よりなる3本の各熱発電素子34,35,36が熱的に
並列となるように上下方向へ交互に平行に配置し、電気
的に直列となるように低温側導体37,38及び高温側
導体39,40により接合してもよい。この構成によ
り、全体の熱起電力を大きくすることが可能となる。
子31とその上下に接合された低温側導体32、高温側
導体33とによりオイルレベルセンサを構成してもよ
い。又、図9に示すように、N形半導体及びP形半導体
よりなる3本の各熱発電素子34,35,36が熱的に
並列となるように上下方向へ交互に平行に配置し、電気
的に直列となるように低温側導体37,38及び高温側
導体39,40により接合してもよい。この構成によ
り、全体の熱起電力を大きくすることが可能となる。
【0032】更に、図10に示すように、N形半導体及
びP形半導体よりなる4本の各熱発電素子41,42,
43,44が熱的に並列となるように上下方向へ交互に
平行に配置し、電気的に直列となるように低温側導体4
5,46及び高温側導体47,48,49により接合し
てもよい。この構成により、全体の熱起電力を更に大き
くすることが可能となる。
びP形半導体よりなる4本の各熱発電素子41,42,
43,44が熱的に並列となるように上下方向へ交互に
平行に配置し、電気的に直列となるように低温側導体4
5,46及び高温側導体47,48,49により接合し
てもよい。この構成により、全体の熱起電力を更に大き
くすることが可能となる。
【0033】この他、熱発電素子の数を適宜に増して低
温側導体及び高温側導体により接合してオイルレベルセ
ンサを構成することもできる。
温側導体及び高温側導体により接合してオイルレベルセ
ンサを構成することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、熱発電素子の先端に低温側導体を接合し基端に高温
側導体を接合してオイルレベルセンサを構成し、低温側
導体と高温側導体の何れか一方をオイルパン内における
オイル許容最低レベルに配置したので、低温側導体と高
温側導体との温度差からゼーベック効果により生じる熱
起電力を利用してオイルレベルの変化を検知することが
でき、オイルレベルセンサのための駆動用電圧を省略す
ることができ、オイルレベル変化の検知のための電力消
費を少なくすることができるという優れた効果を発揮す
る。
ば、熱発電素子の先端に低温側導体を接合し基端に高温
側導体を接合してオイルレベルセンサを構成し、低温側
導体と高温側導体の何れか一方をオイルパン内における
オイル許容最低レベルに配置したので、低温側導体と高
温側導体との温度差からゼーベック効果により生じる熱
起電力を利用してオイルレベルの変化を検知することが
でき、オイルレベルセンサのための駆動用電圧を省略す
ることができ、オイルレベル変化の検知のための電力消
費を少なくすることができるという優れた効果を発揮す
る。
【図1】この発明を具体化した一実施例におけるオイル
レベルセンサの構造を示す断面図である。
レベルセンサの構造を示す断面図である。
【図2】一実施例においてオイル温度センサの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】一実施例においてオイルレベル測定装置を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図4】一実施例において熱発電素子対を説明する概念
図である。
図である。
【図5】一実施例において検出回路等の電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】一実施例においてオイルレベルセンサの作用等
を説明する概念図であって、(a)は正常なオイルレベ
ルの状態を説明する図、(b)は異常なオイルレベルの
状態を説明する図である。
を説明する概念図であって、(a)は正常なオイルレベ
ルの状態を説明する図、(b)は異常なオイルレベルの
状態を説明する図である。
【図7】この発明を具体化した別の実施例におけるオイ
ルレベルセンサの作用等を説明する概念図であって、
(a)は異常なオイルレベルの状態を説明する図、
(b)は正常なオイルレベルの状態を説明する図、
(c)は異常なオイルレベルの状態を説明する図であ
る。
ルレベルセンサの作用等を説明する概念図であって、
(a)は異常なオイルレベルの状態を説明する図、
(b)は正常なオイルレベルの状態を説明する図、
(c)は異常なオイルレベルの状態を説明する図であ
る。
【図8】この発明を具体化した別の実施例において1つ
の熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に示
す図である。
の熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に示
す図である。
【図9】この発明を具体化した別の実施例において3つ
の熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に示
す図である。
の熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に示
す図である。
【図10】この発明を具体化した別の実施例において4
つの熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に
示す図である。
つの熱発電素子よりなるオイルレベルセンサを概念的に
示す図である。
5…オイルパン、10,11…熱発電素子、12…低温
側導体、13,14…高温側導体、15…熱発電素子
対、31…熱発電素子、32…低温側導体、33…高温
側導体、34〜36…熱発電素子、37,38…低温側
導体、39,40…高温側導体、41〜44…熱発電素
子、45,46…低温側導体、47〜49…高温側導
体。
側導体、13,14…高温側導体、15…熱発電素子
対、31…熱発電素子、32…低温側導体、33…高温
側導体、34〜36…熱発電素子、37,38…低温側
導体、39,40…高温側導体、41〜44…熱発電素
子、45,46…低温側導体、47〜49…高温側導
体。
Claims (1)
- 【請求項1】 オイルパン内に配置されてそのオイルレ
ベルの変化を検知するオイルレベルセンサであって、 熱発電素子を備えてその熱発電素子の先端に低温側導体
を接合し基端に高温側導体を接合してなり、前記低温側
導体と前記高温側導体の何れか一方を前記オイルパン内
におけるオイル許容最低レベルに配置したことを特徴と
るすオイルレベルセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299299A JPH05141217A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | オイルレベルセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299299A JPH05141217A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | オイルレベルセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141217A true JPH05141217A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17870737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3299299A Pending JPH05141217A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | オイルレベルセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05141217A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412807B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 엔진 오일 레벨 검출 장치 |
JP2015075371A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 富士通株式会社 | レベル検出装置及びレベル監視システム |
CN108119193A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 赛峰航空器发动机 | 包括油位控制装置的油箱 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3299299A patent/JPH05141217A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412807B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 엔진 오일 레벨 검출 장치 |
JP2015075371A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 富士通株式会社 | レベル検出装置及びレベル監視システム |
CN108119193A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 赛峰航空器发动机 | 包括油位控制装置的油箱 |
CN108119193B (zh) * | 2016-11-28 | 2022-03-18 | 赛峰航空器发动机 | 包括油位控制装置的油箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |