JPH05139518A - 穀粒搬送昇降機の安全装置 - Google Patents

穀粒搬送昇降機の安全装置

Info

Publication number
JPH05139518A
JPH05139518A JP30173391A JP30173391A JPH05139518A JP H05139518 A JPH05139518 A JP H05139518A JP 30173391 A JP30173391 A JP 30173391A JP 30173391 A JP30173391 A JP 30173391A JP H05139518 A JPH05139518 A JP H05139518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
load
elevator
motor
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30173391A
Other languages
English (en)
Inventor
Aijiro Kaneko
愛次郎 金子
Hiroyuki Mitsuki
宏之 三ツ木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP30173391A priority Critical patent/JPH05139518A/ja
Publication of JPH05139518A publication Critical patent/JPH05139518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降機の駆動モータが過負荷状態に陥るの極
力を防止して継続稼動ができるようにするとともに、過
負荷状態を解消できずに昇降機が停止した場合でも、昇
降機の内部に穀粒の残留をなくして、容易に再起動をす
ることができるようにする。 【構成】 昇降機本体1の穀粒供給部に、昇降機本体1
への穀粒の供給を遮断または供給量を低減するシャッタ
8を設ける。昇降機の駆動モータ4の回路に、このモー
タ4の定格最大負荷を越えた際に回路を遮断する過負荷
遮断器と定格最大負荷より低い一定負荷で作動する負荷
検出器を備える。負荷検出器が一定負荷を検出した際
に、穀粒供給制御機構を作動させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀粒乾燥機その他の穀
粒調製装置や穀粒運搬搬送装置などに付設された穀粒搬
送昇降機の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、穀粒乾燥機や籾摺機などの穀粒
調製装置、穀粒の運搬搬送装置などには、穀粒を所定の
高さまで揚送する昇降機が付設されている。この昇降機
は、本体内部の上下方向に、多数のバケットを備えた搬
送ベルトを懸架し、この搬送ベルトをモータで駆動する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記昇降機において
は、穀粒の供給が過剰となったり、また内部に穀粒が詰
まった場合などに、搬送ベルトを駆動するモータが定格
最大負荷を越えると、モータの回路を遮断してその駆動
を停止する機能を備えており、過負荷時におけるモータ
の焼損防止、その他各部の損傷を未然に防止することが
できるようになっている。ところが、モータの過負荷時
に、モータを停止すると、昇降機内には既に供給された
穀粒が残留するので、過負荷の原因を解消して昇降機を
再起動するには、内部に残留している穀粒を除去しなけ
ればならず、昇降機の再起動に煩雑な作業を要し、容易
に再起動ができないなどの問題がある。
【0004】本発明は、このような従来のものの問題点
を解消しようとするものであって、昇降機の駆動モータ
が定格最大負荷となる前に、穀粒の供給を遮断または低
減することにより、過負荷状態に陥るのを極力防止して
継続稼動ができるようにするとともに、過負荷状態を解
消できずに昇降機が停止した場合でも、昇降機の内部に
穀粒の残留をなくし、もって、容易に再起動をすること
ができる穀粒搬送昇降機における安全装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するための技術的手段として、次のように構成した。
すなわち、その構成は、下部に穀粒供給部を有し、かつ
上部に揚穀搬送された穀粒の送出部を有する穀粒搬送昇
降機において、下部の穀粒供給部に、昇降機本体への穀
粒の供給を遮断または供給量を低減する穀粒供給制御機
構を設け、昇降機の駆動モータの回路に、このモータの
定格最大負荷を越えた際に回路を遮断する過負荷遮断器
と定格最大負荷より低い一定負荷で作動する負荷検出器
を備え、上記負荷検出器が一定負荷を検出した際に前記
穀粒供給制御機構を作動させるように構成した穀粒搬送
昇降機の安全装置である。
【0006】
【作用】本発明によれば、昇降機の駆動モータの負荷が
増大する場合には、定格最大負荷に至る前に、それより
低い一定負荷で作動する負荷検出器が作動して、昇降機
本体への穀粒供給を制御する穀粒供給制御機構が作動
し、穀粒の供給を遮断または供給量を低減するので、多
くの場合は、昇降機の駆動モータの負荷が一時減少する
ことで正常な状態を自動的に回復する。また、過負荷状
態が自動的に回復せず、モータが定格最大負荷状態に陥
ってモータの駆動が停止した場合でも、それより前に昇
降機への穀粒の供給が遮断または低減されるので、昇降
機本体内には穀粒が残留せず、昇降機の再起動が容易で
ある。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、1は昇降機本体であって、その内部の上下
端部にかけて、多数のバケットを備えた搬送ベルトが懸
架されており、搬送ベルトの上部プーリ2に伝動ベルト
3を介してモータ4が連動され、搬送ベルトが駆動され
るようになっている。昇降機本体1の下部には穀粒供給
部5が備えられており、6は上部の穀粒送出部である。
上記穀粒供給部5には、ホッパー7が昇降機本体1の供
給口に接続されている。ホッパー7と昇降機本体1の供
給口との間には、開閉自在のシャッタ8が備えられてお
り、このシャッタ8はモータ9によって開閉されるよう
になっている。
【0008】図2には、前記モータ4および9の電源系
の回路が例示されている。この図に示すように、モータ
4はリレー10の接触器10a、サーマルリレー11,
12を介して電源ラインL1,L2,L3に接続されて
いる。上記リレー10は、自己接点10bを介して電源
ラインL2に、かつ停止スイッチ13,サーマルリレー
11の接点11aを介して電源ラインL3に接続されて
いる。接点10bには始動スイッチ14が並列に接続さ
れている。モータ9はサーマルリレー12の接点12a
を介して電源L2,L3に接続されている。モータ9に
は表示ランプ15が並列に接続されている。サーマルリ
レー11は過負荷遮断器であり、モータが定格最大負荷
を越えると作動するものである。サーマルリレー12は
負荷検出器であり、モータ4の定格最大負荷より低い一
定の負荷で作動するものである。
【0009】以上のように構成された実施例のものにお
いて、昇降機が作動中に、モータ4の負荷が増大して、
その負荷が一定状態になると、先ずサーマルリレー12
が作動して、モータ9をシャッタ8を遮断する方向に作
動させる。このため、通常は昇降機本体1内の穀粒量が
減少するので、モータ4の負荷が減少し、自動的に負荷
が正常状態に回復して、昇降機による穀粒の揚送作動が
継続される。一方、過負荷状態が自動的に解消しない場
合には、モータ4が定格最大負荷になると、サーマルリ
レー11が作動して、モータ4が停止するが、それより
前にサーマルリレー12が作動して、モータ9によりシ
ャッタ8が遮断されているので、モータ4が停止する前
に穀粒の供給が停止され、昇降機本体1内には穀粒が残
留しない。このため、過負荷状態の原因を除去後は、昇
降機を容易に再起動をすることができる。
【0010】図3に示すように、サーマルリレー12が
作動した際に、シャッタ8の開度を順次小さくする制御
を行う回路16を設けて、モータ9の制御を行うように
構成すれば、モータ4の負荷が増加してサーマルリレー
12が作動した際に、昇降機本体1への穀粒を順次低減
させて負荷の上昇を抑え、正常負荷の状態に自動回復さ
せて、作業の中断を極力なくすことができる。なお、穀
粒供給部5に穀粒コンベアを備えたものでは、シャッタ
8を備えることなく、過負荷時に穀粒コンベアの駆動を
停止または減速するように制御してもよい。また、シャ
ッタ8を駆動するモータ9に代えて、シャッター8を電
磁弁で開閉または開度調節するように構成してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
すなわち、昇降機の駆動モータが定格最大負荷となる前
に、穀粒の供給を遮断または低減することにより、過負
荷状態に陥るの極力を防止して継続稼動ができるように
するとともに、過負荷状態を解消できずに昇降機が停止
した場合でも、昇降機本体の内部に穀粒の残留をなくし
て、昇降機を容易に再起動をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す昇降機の概略側面図で
ある。
【図2】本発明に係る安全装置の回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す安全装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 昇降機本体 2 上部プーリ 3 伝動ベルト 4 モータ 5 穀粒供給部 6 穀粒送出部 7 ホッパー 9 モータ 11,12 サーマルリレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に穀粒供給部を有し、かつ上部に揚
    穀搬送された穀粒の送出部を有する穀粒搬送昇降機にお
    いて、下部の穀粒供給部に、昇降機本体への穀粒の供給
    を遮断または供給量を低減する穀粒供給制御機構を設
    け、昇降機の駆動モータの回路に、このモータの定格最
    大負荷を越えた際に回路を遮断する過負荷遮断器と定格
    最大負荷より低い一定負荷で作動する負荷検出器を備
    え、上記負荷検出器が一定負荷を検出した際に前記穀粒
    供給制御機構を作動させるように構成したことを特徴と
    する穀粒搬送昇降機の安全装置。
JP30173391A 1991-11-18 1991-11-18 穀粒搬送昇降機の安全装置 Pending JPH05139518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30173391A JPH05139518A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 穀粒搬送昇降機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30173391A JPH05139518A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 穀粒搬送昇降機の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05139518A true JPH05139518A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17900509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30173391A Pending JPH05139518A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 穀粒搬送昇降機の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05139518A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102066224B (zh) 使用低功率控制装置的制动器的安全控制
JP2000038205A (ja) 集積コンベア制御システム
US4479285A (en) Cotton module dispersing and feeding system with improved electrical controls
JPS63134360A (ja) 空気源装置
JP2015147660A (ja) コンベヤライン
JP4402180B2 (ja) 印刷機において枚葉紙によって形成されたパイルを操作する装置
JPH05139518A (ja) 穀粒搬送昇降機の安全装置
JPH05213424A (ja) 穀粒搬送昇降機等の安全装置
US5492453A (en) Materials handling system
JPH05229630A (ja) 穀粒搬送昇降機等の安全装置
CN214934311U (zh) 一种升降式原烟烟包辅助卸车装置
EP0308941B1 (en) Delivery safety apparatus for sheet-fed printing press
JP2004083285A (ja) シート状の被印刷物の処理用の機械の運転のための方法及び装置
SU1502106A1 (ru) Система автоматического контрол и управлени дробилкой кормов
KR100528957B1 (ko) 엘리베이터의 정전시 제동회로
JPH0912129A (ja) 穀粒搬送昇降機の安全装置
JP2016064372A (ja) 籾摺選別機
JP2517189Y2 (ja) 電動シャッター
JPH054845U (ja) コンバインの穀粒排出装置
JP3562829B2 (ja) 破砕機の運転装置
JP3347831B2 (ja) コンバイン
JPH07315542A (ja) 穀物搬送昇降機
KR100187088B1 (ko) 트럭의 적재함 하강 방지용 안전블록장치
JPH0795815A (ja) コンバイン
JP3458373B2 (ja) 穀物乾燥貯蔵プラントにおける搬送機始動方法