JPH05139392A - アビオニツクス機器診断装置 - Google Patents
アビオニツクス機器診断装置Info
- Publication number
- JPH05139392A JPH05139392A JP3304594A JP30459491A JPH05139392A JP H05139392 A JPH05139392 A JP H05139392A JP 3304594 A JP3304594 A JP 3304594A JP 30459491 A JP30459491 A JP 30459491A JP H05139392 A JPH05139392 A JP H05139392A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- flight
- unit
- diagnosis
- section
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は飛行中に発生しても地上では再現でき
ないような不具合も発見することができるアビオニック
ス機器の診断装置を提供することを目的とする。 【構成】データ記録部１と知識ベース部２と診断処理部
３と飛行データ収集部４と地上故障診断部５，６からな
り、データ記録部１は飛行データ収集部４からのデータ
及び地上故障診断部５，６からのデータを記録し、診断
処理部３は、データ記録部１と知識ベース部２に蓄えら
れデータを入力し、アビオニックス機器の診断をするこ
とを特徴とする。
ないような不具合も発見することができるアビオニック
ス機器の診断装置を提供することを目的とする。 【構成】データ記録部１と知識ベース部２と診断処理部
３と飛行データ収集部４と地上故障診断部５，６からな
り、データ記録部１は飛行データ収集部４からのデータ
及び地上故障診断部５，６からのデータを記録し、診断
処理部３は、データ記録部１と知識ベース部２に蓄えら
れデータを入力し、アビオニックス機器の診断をするこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は飛行データを用いた航空
機搭載の電子機器（アビオニックス機器）に適用される
故障診断装置に関する。
機搭載の電子機器（アビオニックス機器）に適用される
故障診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の故障診断は図６に示すように主に
地上において飛行前にはＢＩＴ（Ｂｕｉｌｔ Ｉｎ Ｔ
ｅｓｔ，自己診断機能テスト）により、飛行後にはＳＴ
Ｐ（Ｓｙｓｔｅｍ Ｔｅｓｔ Ｐｒｏｇｒａｍ，システ
ム・テスト・プログラム）等を用いてシステムの不具合
を検出し、故障分離を行なっている。
地上において飛行前にはＢＩＴ（Ｂｕｉｌｔ Ｉｎ Ｔ
ｅｓｔ，自己診断機能テスト）により、飛行後にはＳＴ
Ｐ（Ｓｙｓｔｅｍ Ｔｅｓｔ Ｐｒｏｇｒａｍ，システ
ム・テスト・プログラム）等を用いてシステムの不具合
を検出し、故障分離を行なっている。
【０００３】ＢＩＴは電源投入時及び整備員のスイッチ
操作等で作動し、機器単体が正常であるかをチェックす
るテストであり、ＳＴＰは地上において、ミッションコ
ンピュータにロードされたデータによりシステムの作動
状態を確認するためのプログラムであるが、飛行中のデ
ータは参照していない。
操作等で作動し、機器単体が正常であるかをチェックす
るテストであり、ＳＴＰは地上において、ミッションコ
ンピュータにロードされたデータによりシステムの作動
状態を確認するためのプログラムであるが、飛行中のデ
ータは参照していない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来は、故障診断を主
に地上におけるデータのみを用いて行なっているため、
飛行中に不具合が発生しても地上では再現しないような
場合には、故障部分の故障部分の特定が難しい。その場
合、従来はＩＦＰＭ（Ｉｎ Ｆｌｉｇｈｔ Ｐｅｒｆｏ
ｒｍａｎｃｅ Ｍｏｎｉｔｏｒ，飛行中の機器の作動状
態を監視するモニタ）等で飛行中に各機器単体の異常の
チェックを行なっていたが、その機器の出力が他の機器
の出力やそのときの飛行状態と矛盾している場合でも、
異常と見なすようなことは難しいという問題があった。
本発明は前述の問題を解決する故障診断装置を提供する
ことを目的とする。
に地上におけるデータのみを用いて行なっているため、
飛行中に不具合が発生しても地上では再現しないような
場合には、故障部分の故障部分の特定が難しい。その場
合、従来はＩＦＰＭ（Ｉｎ Ｆｌｉｇｈｔ Ｐｅｒｆｏ
ｒｍａｎｃｅ Ｍｏｎｉｔｏｒ，飛行中の機器の作動状
態を監視するモニタ）等で飛行中に各機器単体の異常の
チェックを行なっていたが、その機器の出力が他の機器
の出力やそのときの飛行状態と矛盾している場合でも、
異常と見なすようなことは難しいという問題があった。
本発明は前述の問題を解決する故障診断装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアビオニッ
クス機器診断装置は、データ記録部１と知識ベース部２
と診断処理部３と飛行データ収集部４と地上故障診断部
５，６からなり、
クス機器診断装置は、データ記録部１と知識ベース部２
と診断処理部３と飛行データ収集部４と地上故障診断部
５，６からなり、
【０００６】前記データ記録部１は飛行データ収集部４
からのデータ及び地上故障診断部５，６からのデータを
記録し、前記診断処理部３は、データ記録部１と知識ベ
ース部２に蓄えられデータを入力し、アビオニックス機
器の診断をすることを特徴とする。
からのデータ及び地上故障診断部５，６からのデータを
記録し、前記診断処理部３は、データ記録部１と知識ベ
ース部２に蓄えられデータを入力し、アビオニックス機
器の診断をすることを特徴とする。
【０００７】
【作用】データ記録部１は飛行中の諸元データと環境デ
ータと各機器の入出力データ及び地上テスト時のデータ
等を記録する。知識ベース部２には故障診断に必要な飛
行に関する知識、各機器単体に関する知識、システムに
関する知識等が蓄えられている。診断処理部３は記録デ
ータと知識ベースに蓄えられた知識を元にアビオニック
ス機器の故障診断を行なう。
ータと各機器の入出力データ及び地上テスト時のデータ
等を記録する。知識ベース部２には故障診断に必要な飛
行に関する知識、各機器単体に関する知識、システムに
関する知識等が蓄えられている。診断処理部３は記録デ
ータと知識ベースに蓄えられた知識を元にアビオニック
ス機器の故障診断を行なう。
【０００８】飛行中、診断処理部３はデータの監視を行
ない、知識ベース部２に基づき異常の検出、診断を行な
う。データ記録部１は飛行中のデータの記録と、異常が
あった場合は、その診断結果の記録を行なう。
ない、知識ベース部２に基づき異常の検出、診断を行な
う。データ記録部１は飛行中のデータの記録と、異常が
あった場合は、その診断結果の記録を行なう。
【０００９】飛行後は地上でＳＴＰ等の故障診断を行な
い、その結果と、飛行中の診断結果に基づきデータ記録
部１から抽出したデータの両方を用いてさらに詳細な診
断を行なう。
い、その結果と、飛行中の診断結果に基づきデータ記録
部１から抽出したデータの両方を用いてさらに詳細な診
断を行なう。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図１に示す。本発明装置は
データ記録部１と知識ベース部２と診断処理部３と飛行
データ収集部４からなる。データ記録部１は飛行中の諸
元データと環境データと各機器の入出力データ及び地上
テスト時のデータ等を記録する。知識ベース部２には故
障診断に必要な飛行に関する知識、各機器単体に関する
知識、システムに関する知識等が蓄えられている。診断
処理部３は記録データと知識ベースに蓄えられた知識を
元にアビオニックス機器の故障診断を行なう。
データ記録部１と知識ベース部２と診断処理部３と飛行
データ収集部４からなる。データ記録部１は飛行中の諸
元データと環境データと各機器の入出力データ及び地上
テスト時のデータ等を記録する。知識ベース部２には故
障診断に必要な飛行に関する知識、各機器単体に関する
知識、システムに関する知識等が蓄えられている。診断
処理部３は記録データと知識ベースに蓄えられた知識を
元にアビオニックス機器の故障診断を行なう。
【００１１】飛行中、診断処理部３はアビオニックスシ
ステムを構成する各機器からなる飛行データ収集部４の
入出力データ（速度、位置、姿勢、ステータス等）を監
視し、異常の検出及び診断を行なう。異常の検出及び診
断は、知識ベース部２内の飛行に関する知識とアビオニ
ックスシステムに関する知識と各機器に関する知識を参
照しながら行なう。
ステムを構成する各機器からなる飛行データ収集部４の
入出力データ（速度、位置、姿勢、ステータス等）を監
視し、異常の検出及び診断を行なう。異常の検出及び診
断は、知識ベース部２内の飛行に関する知識とアビオニ
ックスシステムに関する知識と各機器に関する知識を参
照しながら行なう。
【００１２】飛行中の各機器の入出力データ、異常の検
出及び診断結果はデータ記録部１に記録する。そして、
飛行後、地上においてＳＴＰ等による故障診断によって
得られたデータと、飛行中に記録した各機器の入出力デ
ータについての異常の検出データと診断結果のデータを
合わせて知識ベースを参照しながらさらに詳細な診断を
行なう。図２は、図１の飛行データ収集部４の構成機器
の１例を示し、図３は図１の飛行データ収集部４の収集
するデータ項目の１例を示す。図４は飛行中における診
断処理部の処理内容を示し、図５は地上における診断処
理部の処理内容を示す。図５は地上における診断処理部
の処理内容を示す。ＰＯＷＥＲ ＯＮ ＢＩＴによる点
検装置はアビオニックスシステム構成機器の各々に内蔵
されている。飛行データ収集はデータバスに接続された
データ記録装置にて行なう。ＳＴＰ等による地上故障診
断はセントラルコンピュータからデータバスを介してテ
スト信号を流し、各機器の応答により故障を診断する。
診断処理装置はＳＴＰの診断結果あるいはその過程をモ
ニタする。
出及び診断結果はデータ記録部１に記録する。そして、
飛行後、地上においてＳＴＰ等による故障診断によって
得られたデータと、飛行中に記録した各機器の入出力デ
ータについての異常の検出データと診断結果のデータを
合わせて知識ベースを参照しながらさらに詳細な診断を
行なう。図２は、図１の飛行データ収集部４の構成機器
の１例を示し、図３は図１の飛行データ収集部４の収集
するデータ項目の１例を示す。図４は飛行中における診
断処理部の処理内容を示し、図５は地上における診断処
理部の処理内容を示す。図５は地上における診断処理部
の処理内容を示す。ＰＯＷＥＲ ＯＮ ＢＩＴによる点
検装置はアビオニックスシステム構成機器の各々に内蔵
されている。飛行データ収集はデータバスに接続された
データ記録装置にて行なう。ＳＴＰ等による地上故障診
断はセントラルコンピュータからデータバスを介してテ
スト信号を流し、各機器の応答により故障を診断する。
診断処理装置はＳＴＰの診断結果あるいはその過程をモ
ニタする。
【００１３】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【００１４】（１）飛行中の諸元データと環境データ等
を加味した故障診断を行なうため、例えば外的要因にお
ける見掛上の故障等を判定する事が可能である。このた
め、従来の装置よりも診断の精度を向上させることが可
能になる。 （２）飛行に関する知識を用いて同一目的の機器のデー
タを比較することにより、従来検出できなかった異常を
検出し、診断を行なうことができる。
を加味した故障診断を行なうため、例えば外的要因にお
ける見掛上の故障等を判定する事が可能である。このた
め、従来の装置よりも診断の精度を向上させることが可
能になる。 （２）飛行に関する知識を用いて同一目的の機器のデー
タを比較することにより、従来検出できなかった異常を
検出し、診断を行なうことができる。
【図１】本発明の実施例の模式図。
【図２】図１の飛行データ収集部４の構成機器（アビオ
ニックスシステムの構成機器）の１例を示す図。
ニックスシステムの構成機器）の１例を示す図。
【図３】図１の飛行データ収集部４の収集するデータ項
目の１例を示す図。
目の１例を示す図。
【図４】飛行中における診断処理部の処理内容を示す
図。
図。
【図５】地上における診断処理部の処理内容を示す図。
【図６】従来の装置の模式図。
１…データ記録部、２…知識ベース部、３…診断処理
部、４…飛行データ収集部、５…ＰＷＲ ＯＮ ＢＩＴ
による点検、６…ＳＴＰ等による地上故障診断。
部、４…飛行データ収集部、５…ＰＷＲ ＯＮ ＢＩＴ
による点検、６…ＳＴＰ等による地上故障診断。
Claims (1)
- 【請求項１】 データ記録部（１）と知識ベース部
（２）と診断処理部（３）と飛行データ収集部（４）と
地上故障診断部（５，６）からなり、 前記データ記録部（１）は飛行データ収集部（４）から
のデータ及び地上故障診断部（５，６）からのデータを
記録し、前記診断処理部（３）は、データ記録部（１）
と知識ベース部（２）に蓄えられデータを入力し、アビ
オニックス機器の診断をすることを特徴とするアビオニ
ックス機器診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3304594A JPH05139392A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | アビオニツクス機器診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3304594A JPH05139392A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | アビオニツクス機器診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139392A true JPH05139392A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17934885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3304594A Withdrawn JPH05139392A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | アビオニツクス機器診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139392A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013100082A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Ge Aviation Systems Ltd | ヘルスマネージメント情報を集約するための装置および方法 |
| JP2014223904A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-04 | ジーイー・アビエイション・システムズ・リミテッドＧｅ Ａｖｉａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 抽気システムの故障を診断するための方法 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3304594A patent/JPH05139392A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013100082A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Ge Aviation Systems Ltd | ヘルスマネージメント情報を集約するための装置および方法 |
| JP2014223904A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-04 | ジーイー・アビエイション・システムズ・リミテッドＧｅ Ａｖｉａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 抽気システムの故障を診断するための方法 |
| US9555903B2 (en) | 2013-05-13 | 2017-01-31 | Ge Aviation Systems Limited | Method for diagnosing a bleed air system fault |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |