JPH05139135A - アクテイブサスペンシヨンの制御装置 - Google Patents

アクテイブサスペンシヨンの制御装置

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JPH05139135A
JPH05139135A JP33121491A JP33121491A JPH05139135A JP H05139135 A JPH05139135 A JP H05139135A JP 33121491 A JP33121491 A JP 33121491A JP 33121491 A JP33121491 A JP 33121491A JP H05139135 A JPH05139135 A JP H05139135A
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JP
Japan
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vehicle
filter
transfer function
actuator
state quantity
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JP33121491A
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English (en)
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Katsuji Yamashita
勝司 山下
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の乗り心地性及び操縦安定性を共に向上
させ、車体振動の高周波数域に於けるサスペンション特
性の制御の安定性をも向上させる。 【構成】 車輌の状態量より車輌の特性モデルに基き状
態量を推定する状態量推定器18と、アクティブサスペ
ンションのアクチュエータへの制御信号が通過し高周波
数域に於て高いゲインを示すフィルタ16と、推定され
た状態量及びフィルタ通過後の制御信号に基きアクチュ
エータへの制御信号を出力するフィードバックコントロ
ーラ14とを有する。アクチュエータ及びコントローラ
よりなるパワープラントの伝達関数とフィルタの伝達関
数とを合成した伝達関数はオールパス特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のアク
ティブサスペンションに係り、更に詳細にはアクティブ
サスペンションの制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のアクティブサスペンシ
ョンの一つとして、例えば特開昭63−106122号
公報に記載されている如く、各車輪に対応して設けられ
作動液体室に対し作動液体が給排されることにより対応
する部位の車高を増減するアクチュエータと、作動液体
室に対し給排される作動液体の単位時間当りの流量を制
御する流量制御弁と、アクチュエータに作用する荷重を
検出する荷重検出手段と、荷重検出手段により検出され
た荷重の変化量に微分フィルタの伝達関数を乗算するこ
とにより流量制御弁に対する制御信号を生成する制御手
段とを有するアクティブサスペンションが従来より知ら
れている。
【0003】かかるアクティブサスペンションによれ
ば、アクチュエータに作用する荷重の低周波数域に於て
はサスペンションの動ばね定数を高くして車輌の良好な
操縦安定性を確保することができ、アクチュエータに作
用する荷重の高周波数域に於てはサスペンションの動ば
ね定数を低くして車輌の良好な乗り心地性を確保するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
のアクティブサスペンションに於ては、荷重センサによ
り検出されるアクチュエータの荷重を示す信号に高周波
数のノイズが入り易く、また微分フィルタがハイパスフ
ィルタと等価であるため、高周波ノイズの影響がサスペ
ンション特性の制御に顕著に現れてノイズによる制御の
ハンチングが生じ易く、そのため高周波数域に於けるサ
スペンション特性の制御の安定性を確保することが困難
である。
【0005】本発明は、従来のアクティブサスペンショ
ンに於ける上述の如き問題に鑑み、現代制御理論の一つ
であるH∞制御理論を応用することにより、車輌の乗り
心地性及び操縦安定性を共に向上させることができるだ
けでなく、車体振動の高周波数域に於ける制御の安定性
をも向上させることができるよう改良されたアクティブ
サスペンションの制御装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、各車輪に対応して設けられ作動液体室に対
し作動液体が給排されることにより対応する部位の車高
を増減するアクチュエータと、前記作動液体室に対し作
動液体を給排する作動液体給排手段とを有するアクティ
ブサスペンションの制御装置にして、状態量検出手段に
より検出された車輌の状態量より前記車輌の特性モデル
に基き状態量を推定する状態量推定手段と、前記アクチ
ュエータへの制御信号が通過し高周波数域に於て高いゲ
インを示すフィルタと、前記状態量推定手段により推定
された状態量及び前記フィルタ通過後の前記制御信号を
入力されこれらに基き前記アクチュエータへの制御信号
を出力するフィードバックコントローラとを有し、前記
アクチュエータ及び前記コントローラよりなるプラント
の伝達関数と前記フィルタの伝達関数とを合成した伝達
関数はオールパス特性を有することを特徴とするアクテ
ィブサスペンションの制御装置によって達成される。
【0007】
【作用】H∞制御に於て、図2に示されている如き系に
於ける入力uから出力yへの無限大ノルムをできる限り
小さく制限すると、その伝達関数G(jω)はオールパ
ス特性、即ち下記の数1及び図3に示されている如く全
周波数域に於てゲインが下限値γになる特性を示す。
【数1】‖G(jω)‖∞=γ
【0008】従ってH∞制御のかかる性質に着目する
と、図4に示されている如くプラントPにフィルタWを
直列に結合し、図5に於て破線にて示されている如くフ
ィルタの伝達関数W(jω)の周波数特性をプラントに
必要とされる周波数特性とは逆の特性に設定し、これら
の伝達関数が合成された伝達関数を下記の数2に示され
ている如くオールパス特性とすることにより、結果とし
てプラントの伝達関数の周波数特性を図5に於て実線に
て示されている如く所望の特性、即ち低周波数域に於て
高いゲインを有し高周波数域に於て低いゲインを有する
特性に設定することができる。このことは図5に示され
ている如くPの行列をWの逆行列にて削ることにほかな
らない。
【数2】‖P(jω)W(jω)‖∞=max|P
(jω)W(jω)|=γ
【0009】上述の如き構成によれば、制御装置はアク
チュエータへの制御信号が通過するフィルタを有し、該
フィルタは高周波域に於て高いゲインを示す周波数特性
を有し、アクチュエータ及びフィードバックコントロー
ラよりなるプラントの伝達関数とフィルタの伝達関数と
を合成した伝達関数はオールパス特性を有しているの
で、プラントの周波数特性は低周波数域に於ては高いゲ
インを有し高周波数域に於ては低いゲインを有する好ま
しい周波数特性であり、従って車体の低周波振動を効果
的に且速かに減衰させて車輌の乗り心地性及び操縦安定
性を向上させることができると共に車体振動の高周波数
域に於ける制御の安定性を向上させることが可能であ
る。
【0010】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0011】図1は本発明によるアクティブサスペンシ
ョンの制御装置を示すクレーム対応図である。
【0012】図1に於て、10はアクチュエータを含む
アクティブサスペンションが搭載された車輌を示してお
り、12はアクティブサスペンションを制御する制御装
置を示している。制御装置12はフィードバックコント
ローラ14とフィルタ16と状態量推定手段18とを有
している。状態量推定手段18は車輌10に組込まれた
状態量検出手段20により検出された状態量yを入力さ
れ、それらの状態量より後述の如く車輌の特性モデルに
基く状態量を推定するようになっている。推定された状
態量を示す信号はコントローラ14へ入力されるように
なっており、またコントローラにはフィルタ16よりフ
ィルタ状態量Zhat が入力されるようになっている。コ
ントローラ14は推定された状態量及びフィルタ状態量
に基き車輌10の各アクティブサスペンションのアクチ
ュエータへ制御電流uを出力し、また制御電流uと同一
の電流Zをフィルタ16へ出力するようになっている。
フィルタ16は図7に示されている如く高周波数域に於
て高いゲインを示す周波数特性を有している。
【0013】また図1に於て、22は車輌10とフィー
ドバックコントローラ14とよりなるプラントを示して
おり、ωは図示の制御系に入力されるノイズを示してい
る。プラント22の伝達関数P(jω)とフィルタ16
の伝達関数W(jω)とを合成した伝達関数は上述の数
2に示されている如くオールパス特性を有している。尚
制御装置12はCPU、ROM、RAM、入出力ポート
装置等を含む一般的な構成のマイクロコンピュータであ
ってよい。
【0014】図6は図1に示された制御装置により制御
されるアクティブサスペンションを単輪について示す概
略構成図である。
【0015】図6に於て、30はアクチュエータを示し
ており、アクチュエータ30は図示の実施例に於ては車
体32に固定されたシリンダ34と該シリンダに嵌合す
るピストン36とよりなる油圧シリンダ装置である。ピ
ストン36のロッド部は一端にて車体32に枢支され他
端にて車輪38を回転可能に支持するサスペンションア
ーム40に枢着されている。アクチュエータ30のシリ
ンダ室42は絞り通路44によりガスばね46に連通接
続されており、また導管48により流量制御弁50に連
通接続されている。
【0016】流量制御弁50にはオイル供給導管52及
びオイル排出導管54の一端が連通接続されている。オ
イル供給導管52の途中にはポンプ56が設けられてお
り、この導管及びオイル排出導管54の他端はオイルを
貯容するリザーバ58に接続されている。図示の実施例
に於ては、流量制御弁50はソレノイド60により駆動
され位置決めされるスプール62を有する電磁式の流量
制御弁であり、導管48をオイル供給導管52又はオイ
ル排出導管54と選択的に接続することによりアクチュ
エータ30のシリンダ室42に対するオイルの給排を制
御すると共にその流量を制御するようになっている。
【0017】かくしてアクチュエータ30はそのシリン
ダ室42に対し作動液体としてのオイルが給排されるこ
とにより対応する部位の車高を増減する機能を果すよう
になっており、流量制御弁50及びポンプ56等はシリ
ンダ室に対しオイルを給排する作動液体給排手段を構成
しており、オイルの給排は後述の如く各流量制御弁(そ
のソレノイド)へ出力される指令電流が制御装置12に
よって制御されることにより制御されるようになってい
る。
【0018】図6に示されている如く、シリンダ34と
ピストン36との間にはサスペンションアーム40の変
位、即ち各車輪38に対応する部位の車高の変化量zl
usを検出する車高センサ64が設けられており、サス
ペンションアーム40には車輪38の上下加速度zwd
dを検出する加速度センサ66が設けられており、シリ
ンダ34にはシリンダ室42内の圧力pcを検出する圧
力センサ68が設けられている。
【0019】また車体32の重心32aの近傍には、車
体の重心の上下加速度を検出する上下加速度センサ70
と、それぞれ車体の重心周りの車体のロール角加速度p
d及びピッチ角加速度qdを検出するロール角加速度セ
ンサ72及びピッチ角加速度センサ74が設けられてい
る。
【0020】尚図6には示されていないが、車高センサ
64、加速度センサ66、圧力センサ68は各車輪に対
応して設けられており、これらにより検出される右前
輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応する各状態量及びこ
れらより推定される状態量には後述の説明に於てそれぞ
れ識別数字1〜4が付されている。
【0021】アクティブサスペンションは車輌の乗り心
地性及び操縦安定性を共に向上させんとするものであ
る。車輌の乗り心地性を向上させるためには、車輌の乗
員が体感し易い周波数域(3〜8Hz)に於て路面の外
乱により生じる車体の振動を抑制することが重要であ
る。即ち下記の数3により示されるZridecomfort を最
小化する必要がある。
【0022】
【数3】Zridecomfort =vzd+pd+qd ここにvzdは車体の重心の上下加速度であり、pdは
車体の重心周りの車体のロール角速度であり、qdは車
体の重心周りの車体のピッチ角加速度である。
【0023】また車輌の操縦安定性を向上させるために
は、車輌の走行中に於ける運転者の視線変化を小さくす
ることが重要であり、そのためには車体の姿勢をその変
化が小さくなるよう制御しなければならない。即ち下記
の数4により示されるZdrivability を最小化する必要
がある。
【0024】
【数4】 Zdrivability =zheave+zroll+zpit
ch ここにzheave=zlus1+zlus2+zlu
s3+zlus4 zroll =zlus1−zlus2+zlus3−
zlus4 zpitch=zlus1+zlus2−zlus3−
zlus4 次に図1に示された制御装置12の状態量推定手段、フ
ィルタ、フィードバックコントローラの機能について説
明する。
【0025】状態量推定手段 状態量推定手段18は時刻kに於ける状態量検出手段2
0からの観測量Yと流量制御弁への指令電流Uとから時
刻k+1に於ける状態量の推定値Xhatを下記の数5に
従ってリアルタイムに演算する。
【0026】
【数5】Xhat (k+1)=A*Xhat (k)+B*U
(k)+L*(Y(k)−C*Xhat (k)) ここに行列A、Bは車輌の数学モデルから演算された定
数行列であり、行列Lは制御装置内のモデルにより出力
と実際のプラントの出力とを比較して両者の間の誤差を
修正するために設定されたゲインである。
【0027】また操作量Uは、各流量制御弁50へ出力
される指令電流をivとして、 U=[iv1 iv2 iv3 iv4]; であり、観測量Yは車高センサ64、加速度センサ6
6、圧力センサ68、上下加速度センサ70、ロール角
加速度センサ72、ピッチ角加速度センサ74により検
出される状態量、即ち Y=[vzd pd qd zlus1 zlus2 zlus3 zlus4 zwdd1 zwdd2 zwdd3 zwdd4 pc1 pc2 pc3 pc4]; である。
【0028】かくして状態量推定手段18により推定さ
れる状態量Xhat は、車体の重心周りの車体のロール角
速度をpとし、車体の重心周りの車体のピッチ角速度を
qとし車体の重心の上下速度をvzとし、各車輪の重心
の上下速度をzwdとし、路面と各車輪との間の相対変
位をzrwとし、各流量制御弁50から対応するアクチ
ュエータ30をシリンダ室42へ流入するオイルの流量
及び体積をそれぞれq、c、iとすると、 Xhat =[p q vz zlus1 zlus2 zlus3 zlus4 zwd1 zwd2 zwd3 zwd4 zrw1 zrw2 zrw3 qci1 qci2 qci3 qci4 vci1 vci2 vci3 vci4]; である。
【0029】フィルタ フィルタ16は時刻kに於ける流量制御弁への指令電流
Uから時刻k+1に於けるフィルタの状態量Xfを下記
の数6に従って演算する。
【0030】
【数6】 Xf(k+1)=Af*Xf(k)+Bf*U(k) ここに行列Af、Bfはノイズから指令電流への伝達関
数の高周波数域のゲインを低く整形するため用いられた
フィルタの状態空間モデルに於けるA及びB行列であ
り、具体的には図7に示されている如きフィルタの周波
数特性のグラフより求められる。
【0031】フィードバックコントローラ フィードバックコントローラ14は状態量推定手段18
及びフィルタ16によりそれぞれ演算された時刻k+1
に於ける状態量の推定値Xhat 及びフィルタの状態量X
fを用いて時刻k+1に於ける操作量Uを下記の数7に
従って演算する。
【0032】
【数7】U(k+1)=Fk1*Xhat (k+1)+F
k2*Xf(k+1) ここに行列Fk1及びFk2は車輌の状態空間モデル及
び周波数整形のために導入したフィルタ16の状態空間
モデルに基いてH∞制御理論により設計された状態フィ
ードバックゲインである。
【0033】かくして図示の実施例によれば、フィルタ
16は図7に示されている如く低周波数域に於ては低い
ゲインを有し高周波数域に於ては高いゲインを有する周
波数特性を有しており、特にフィルタのゲインは約8H
z以上に於て高く設定されているので、プラント22の
周波数特性は図8に示されている如く低中周波数域に於
ては高いゲインを有し高周波数域に於ては低いゲインを
有する好ましい特性であるので、車輌の乗り心地性及び
操縦安定性を共に向上させることができる。尚図8に於
て、実線は路面変位に対する車体の重心の上下加速度の
ゲインを示し、破線は路面変位に対するサスペンション
スロークのゲインを示している。
【0034】またフィルタ16が図7に示されている如
き周波数特性を有することから、ノイズより指令電流へ
の周波数特性は図9に示されている如き特性となり、約
10Hz以上の高周波振動に対するゲインが低く抑えら
れるので、高周波数のノイズに起因する制御のハンチン
グを抑制し、これにより高周波数域に於ける制御の安定
性を向上させることができる。
【0035】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、制御装置はアクチュエータへの制御信号が
通過するフィルタを有し、該フィルタは高周波域に於て
高いゲインを示す周波数特性を有し、アクチュエータ及
びフィードバックコントローラよりなるプラントの伝達
関数とフィルタの伝達関数とを合成した伝達関数はオー
ルパス特性を有しているので、プラントの周波数特性は
低周波数域に於ては高いゲインを有し高周波数域に於て
は低いゲインを有する好ましい周波数特性であり、従っ
て車体の低周波振動を効果的に且速やかに減衰させて車
輌の乗り心地性及び操縦安定性を向上させることができ
ると共に車体振動の高周波数域に於ける制御の安定性を
向上させることができる。
【0037】また本発明によれば、閉ループ伝達関数の
ゲイン及び位相特性が理論的に考慮されるので、制御装
置の入力側、即ち車体の状態量検出手段よりの信号自体
にローパスフィルタをかけて高周波成分を除去したり、
アクチュエータに対し作動液体を給排する制御弁への指
令信号自体にローパスフィルタをかけて高周波成分を除
去する従来のフィードバック制御装置の場合に比して、
低周波数域に於ける振動減衰の即応性と高周波数域に於
ける制御の減衰性(ハンチング防止性能)とのトレード
オフを最適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアクティブサスペンションの制御
装置を示すクレーム対応図である。
【図2】プラントのみよりなる系を示す解図である。
【図3】図2に示されたプラントの伝達関数G(jω)
のゲインを周波数の関数として示すグラフである。
【図4】プラント及びフィルタよりなる系を示す解図で
ある。
【図5】図4に示されたプラントの伝達関数P(jω)
及びフィルタの伝達関数W(jω)のゲインを周波数の
関数として示すグラフである。
【図6】図1に示された制御装置より制御されるアクテ
ィブサスペンションを単輪について示す概略構成図であ
る。
【図7】図1に示されたフィルタの周波数特性の一例を
示すグラフである。
【図8】図1に示されたプラントの周波数特性の一例を
示すグラフである。
【図9】ノイズから指令電流への伝達関数のゲインを周
波数の関数として示すグラフである。
【符号の説明】
10…車輌 12…制御装置 14…フィードバックコントローラ 16…フィルタ 18…状態量推定手段 20…状態量検出手段 22…プラント 30…アクチュエータ 32…車体 50…流量制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各車輪に対応して設けられ作動液体室に対
    し作動液体が給排されることにより対応する部位の車高
    を増減するアクチュエータと、前記作動液体室に対し作
    動液体を給排する作動液体給排手段とを有するアクティ
    ブサスペンションの制御装置にして、状態量検出手段に
    より検出された車輌の状態量より前記車輌の特性モデル
    に基き状態量を推定する状態量推定手段と、前記アクチ
    ュエータへの制御信号が通過し高周波数域に於て高いゲ
    インを示すフィルタと、前記状態量推定手段により推定
    された状態量及び前記フィルタ通過後の前記制御信号を
    入力されこれらに基き前記アクチュエータへの制御信号
    を出力するフィードバックコントローラとを有し、前記
    アクチュエータ及び前記コントローラよりなるプラント
    の伝達関数と前記フィルタの伝達関数とを合成した伝達
    関数はオールパス特性を有することを特徴とするアクテ
    ィブサスペンションの制御装置。
JP33121491A 1991-11-20 1991-11-20 アクテイブサスペンシヨンの制御装置 Pending JPH05139135A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113342A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Unisia Jecs Corp 積載状態判断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113342A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Unisia Jecs Corp 積載状態判断装置

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