JPH05139085A - フアイル機構バインダ - Google Patents

フアイル機構バインダ

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JPH05139085A
JPH05139085A JP11466192A JP11466192A JPH05139085A JP H05139085 A JPH05139085 A JP H05139085A JP 11466192 A JP11466192 A JP 11466192A JP 11466192 A JP11466192 A JP 11466192A JP H05139085 A JPH05139085 A JP H05139085A
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JP
Japan
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lever
arms
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binder
bar
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JP11466192A
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English (en)
Inventor
Benedikt Rohner
ベネデイクト・ローナー
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BIELLA NEHER AG
Original Assignee
BIELLA NEHER AG
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    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F13/00Filing appliances with means for engaging perforations or slots
    • B42F13/16Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings
    • B42F13/20Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges
    • B42F13/22Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges in two sections engaging each other when closed

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル機構バインダを片手で開くことがで
き、かつ、使用者にファイル機構の開け方が一見して理
解し得るようにすること。 【構成】 ファイル機構バインダは回動可能なレバー
(108)と、ロックピン(140)と操作バー(11
5)で構成される。閉じられた時、機構の開閉用レバー
(108)のアームの上縁は、機構のベースプレート
(5)及び縦レール(106)に対して固定されたロッ
クピン(140)と係合する。機構を開くには、前部が
楔形である操作バー(115)に圧力を加える。これに
より操作バーの楔形部分がレバー(108)の二つのア
ーム間の空間に押し込まれ、該アームはそれらの上縁が
ロックピン(140)を越える程度に弾性的に押し広げ
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイル機構バインダ、
特に、少なくとも一つのベースプレートと左右のプロン
グ部にそれぞれ分割された二つのプロングとからなるフ
ァイル機構バインダに関する。
【0002】
【従来の技術】スイス国特許出願第501/91及び欧
州特許第91810081.9(特願平3ー21977
号)には、請求項1の前提部分に挙げた特徴を有するフ
ァイル機構が開示されている。これらの特許出願に係る
発明は、各々上部で左右のプロング部に分割された二つ
のプロングを備え、片側若しくは両側のプロング部を旋
回させることにより開くことができる書類ファイル用バ
インダ機構を要旨とするものである。片側のプロング部
は各々支持プレートに固定され、該支持プレートは外縁
部でベースプレートに回動可能に接続されている。ベー
スプレートの一端側中央部にはレバーが回動可能に配設
され、該レバーは支持プレートのベースプレートの中央
部に最も近い部分を弾性手段の力に抗して上からベース
プレートに押し付けるようにしてある。ベースプレート
は、その他端でレバーの移動を阻止するブロック手段に
接続されている。
【0003】前記バインダ機構の操作部材を形成する回
動レバーは、その一実施例では、長尺の部材であって、
下向きに開口したU字形状の断面を有し、ベースプレー
トの中央部に配設された縦レールを覆うようにしてあ
る。この実施例では、レバーの移動を阻止するブロック
手段として、軟質プラスチック製のボルトがファイル機
構の縦レールに組み込まれている。ファイル機構を開く
には、このボルトの回動レバーの凹所外に上向きに突き
出た端部により後方へ引き出さなければならない。
【0004】また、第2実施例では、回動レバーは頂部
に向かって開口したプロングとして設計されている。こ
の実施例のバインダ機構が持つ第1実施例に勝る利点
は、レバーが全体として一様に低く、従って、高いプロ
ングと低いプロングのファイル機構を同じ基本構成で実
現できるということである。バインダ機構の縦レールの
前面にある凹所に挿入されるボルトは、レバーの移動を
ブロックする手段としてのものである。ファイル機構を
開くためには、このレバーを内向きに、かつ、前方へ押
圧しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】後者のボルトの欠点
は、片手でファイル機構を開くことができないことであ
る。というのは、ファイル機構を開くためには、ボルト
を引っ張った時若しくは押し込む時ファイルが滑らない
ようにこの機構を備えたファイルを他方の手で握持しな
ければならないからである。ボルトを片手で操作できる
ようにするためには、例えば、上からの圧力でボルトが
操作可能でなければならない。また、前記2つのボルト
の欠点は、この機構に不慣れな人にとっては、殆どの場
合、ボルトの開け方が一見して判らないことである。使
用者に未だ広範に熟知されていない新規な機構の操作
は、不器用な使用者にとっても直ちに視覚によって明白
であるべきである。
【0006】従って、本発明の目的は、これらの欠点の
ない前記タイプのファイル機構バインダ、即ち、片手で
開くことができ、かつ、使用者が一見して開け方を理解
し得るフアイル機構バインダを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成するための手段として、少なくとも一つのベースプレ
ートと、左プロング部及び右プロング部にそれぞれ分割
された二つのプロングとからなるファイル機構バインダ
において、前記機構を開くため前記プロング部が前記機
構の中心線と平行に配置された軸の回りにベースプレー
トに関して回動可能であり、片側の前記各プロング部を
連結部材によって相互に連結する一方、該連結部材を開
放方向に旋回運動させる弾性手段と、前記機構を開放、
閉鎖及びロックする操作兼ブロック部材とを設け、前記
操作部材が任意の片側のプロングを連結する連結部材を
弾性手段の力に抗して上方から押圧することによって前
記機構を閉じるようにした二つのアームを有する回動可
能なレバーであって、各回動レバーのアームが前記機構
をロックするためベースプレートに関して固定的に配設
された突起部と協働するロック用縁を有し、かつ、ロッ
クを解除するため、レバー側のロック用縁が固定突起部
を越せるように回動レバーの二つのアームを自在に押し
広げる手段を設けるようにしたものである。
【0008】
【作用】ファイル機構バインダは回動可能なレバー(1
08)、ロックピン(140)及び操作バー(115)
で構成されているため、ファイル機構が閉じられている
時、機構の開閉用レバーのアームの上縁は、機構のベー
スプレート及び縦レールに対して固定されたロックピン
と係合している。このファイル機構を開くには、前部が
楔形である操作バーに圧力を加えれば良く、これにより
操作バーの楔形部分がレバーの二つのアーム間の空間に
押し込まれ、該アームはそれらの上縁がロックピンを越
え得る程度に弾性的に押し広げられる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明について実
施例により詳細に説明する。分解斜視図で示すファイル
機構1は、穴付き用紙を積み重ねるためプロングが設け
られ、各プロングはその上部で左プロング部(図示せず)
と右プロング部2b,3bとに細分されている。プロング
の継ぎ目はプロングの中心より右側にあり、従って右側
プロング部2b,3bは上部が機構の中央側へ僅かに湾曲
したスタックロッド形状を有している。片側のプロング
部は各々共通支持プレート4に装着されている。これら
の支持プレート4は機構のベースプレート5に回動可能
に接続され、この回動可能な接続はベースプレート5の
凹所14に係合する支持プレート4の突起13により行
なわれる。ベースプレート5には縦レール6が設けら
れ、該縦レール6はベースプレート5の中央部から上向
きに伸びている。組み立てた状態では、支持プレート4
はベースプレートの隆起部7と縦レール6の間を覆う。
また、支持プレート4は各々隆起部7の領域にある仮想
線の回りに回動可能である。ベースプレート5と支持プ
レート4の間、好ましくは、参照符号12で示す位置
に、円錐形状の螺旋状スプリング11があり、該スプリ
ング11は、ロック解除されたとき、機構がスプリング
の圧力の作用でぱっと開くように、プロングを開位置へ
付勢している。
【0010】操作レバー8は孔9a,9bを通る軸9によ
って縦レール6の後端に回動自在に装着されている。こ
の操作レバー8の自由端を押し下げることにより、圧力
が各支持プレート4の内縁に作用し、支持プレート4が
スプリング11の力に抗して回動するので、機構が閉じ
られる。このようにすると、縦レール6に接続され操作
レバー8の凹所8bに突き出るボルト10は、その突起
部22がレバー8の頂部上の位置にはまり込むまで、そ
の傾斜縁を介して後方に押圧される。このようにして、
閉じられた機構はしっかりとロックされる。
【0011】開く場合には、ボルト10の上部を後方に
引けばよく、これによりボルト10の突起部22とレバ
ー8の上縁との係合により形成されるロックを解除させ
ると、機構がテンションを掛けられたスプリング11の
作用により機構がぱっと開く。なお、図1に見えるロッ
ク10の第2突起部23は、付加的な係止片によって、
スプリング11の作用に起因する開放運動を制限する、
従って、開放位置を規制するためのものである。必要に
応じてボルト10を後方へ引っ張ることによって機構を
開放する際、本明細書の従来技術の説明において述べた
問題が起こる。
【0012】図2はファイル機構の第2実施例を示し、
その基本的構成は図1のものに対応する。図1に示した
機構と異なり、この実施例では操作レバーは頂部で開口
し、かつ、二つのアーム80a,80bを有するバー80
として設計されている。このレバーは図1に記載したも
のと同様に機構の縦レールに回動可能に取り付けられて
いる。縦レールの自由端には、レバー80をロックする
ボルト100があり、このボルト100の先端部101
は縦レール60にある凹所61に嵌入される。ボルト1
00の先端部101の前面と凹所61の基部との間に空
間があり、該空間に圧力スプリング70が配設される。
ボルト100は、レバー80の二本のアーム80a,80
b間に配置されたロックピン240と共同し得る異なる
レベルの二つのロック縁220、230を持つように設
計されている。機構を閉じた時、ロックピン240がボ
ルト100の下側ロック縁220と係合する。ファイル
機構を開くためには、ボルトを、その端面105に作用
する指の圧力によりスプリング101の圧力に抗して縦
レール60に圧入される。これによりロックピン240
はロック縁220から離脱し、レバー80が支持プレー
トとベースプレートとの間の圧力スプリングの作用によ
り上向きに回動する。このようにすると、ロックピン2
40が二つのロック縁230,230を接続する溝にそ
って走り、最終的には上部ロック縁230と係合し、従
って、レバー80のそれ以上の上向きの回動を阻止す
る。このボルトでは、このような機構を備えたファイル
のロックを解除する際、ファイルが滑らないように使用
者がファイルを把持しなければならない場合である。更
に、図2のボルトは、この機構に習熟していない使用者
にとってボルトの視覚的外観からロック解除操作が論理
的に明らかではないという前記欠点がある。
【0013】図3は本発明に係る実施例を示し、図2の
実施例のレバー80のように、上部開口したバーとして
設計された回動レバー108を備えたファイル機構の側
面図である。このレバー108は、前記実施例と同様
に、軸109により機構の縦トラック106に対して回
動可能に取り付けられている。図3において、機構を閉
じた時のレバー108の位置を太線で示してあり、機構
を開いた時のレバー108の位置を一点鎖線で示してあ
る。図3には、ロックピン140も示してある。しかし
ながら、図2の実施例とは異なり、このロックピン14
0は、機構の縦レール106に接続されており、その詳
細を図6及び図7に示す。ロックピン140は縦レール
106にある穴107内に配置されていることが判る。
穴107及びロックピン140の直径は相互にロックピ
ン140が強固に、かつ、変位不能に保持されるように
してある。ファイル機構を閉じる際、ロック用突起を形
成するロックピン140の突出端141,142がレバ
ー108のアーム108a,108bの上縁143,144
の上にぱちっと乗った時、ファイルが閉じられる。従っ
て、ロックピン140の端部141,142はロック用
突起部として機能する。論理的には、ロック用突起部1
41,142は縦レール106の外形に組み込んでもよ
い。この場合、ピン140はない。
【0014】図6はファイル機構を閉じた状態を示し、
レバー108のアーム108a,108bの底縁はそれ
ぞれ縦レール106に最も近い支持プレート4の内縁を
圧力スプリング11の力に抗してベースプレート5に平
行な位置に下方へ押圧している。また、プロング3の位
置はベースプレート5に垂直である、即ち、ファイル機
構は閉じられている。図4に示す平面図から明らかなよ
うに、レバー108はロックピン140によって、より
具体的には、その突起部141,142によって押さえ
付けられている。
【0015】図7は本発明のバインダを備えたファイル
機構を開いた状態を示し、レバー108の上縁143は
ロックピン140の突起部141,142から離脱し、
また、レバー108のアーム108a,108b間の内
側間隔が少なくともロック用突起部の近傍で増大してい
ることが判る。従って、ファイル機構はレバー108の
二つのアーム108a,108bを押し広げてレバー1
08を引き離すことによりロック解除される。その際、
レバー108は弾性的に押し広げられ、図4の平面図に
一点鎖線で示す形状となる。
【0016】図8(a)、(b)及び図7から明らかな
ように、レバー108は楔形部材をレバー108のアー
ム108a,108b間の空間108cに押し込むこと
によりロック解除に要求される形状に押し広げられる。
好ましい実施態様においては、参照符号112で示され
る楔形部材は、下記説明から明らかなように、操作バー
の一部である。楔形部材112を割り込ませると、レバ
ー108のアーム108a,108bは傾斜面113,
114から働く圧力によって図8(b)、図7、図8
(c)に示す位置に押される。これにより、機構は楔形
部材112、即ち、操作部材に下部から上向きに所要の
力を加えることによりロック解除することができる。
【0017】図5は操作部材、即ち、操作バー115の
形状を示し、閉鎖をロック解除するのに必要な楔形部材
112を備えている。また、図3は機構の他の構成要素
との機能的協働状態を示す。操作部材115はレバー1
08に関して軸116の回りに回動可能なバーの形態に
設計されている。軸116それ自体はレバー108の両
アームを貫通する穴117(図4参照)に圧入されてい
る。バー115の下向きの突出部118はレバー108
のアーム108a,108b間の空間108cに嵌め込
まれる。バー115の上側119は外周縁120を形成
するように下向きの突出部118よりも幅広にしてあ
る。この縁120は、レバー108の頂部に係止するこ
とにより、レバー108に対して回動可能な位置を規制
している。従って、この縁はバー115がレバー108
の上縁よりも下の位置に回動するのを阻止する。ロック
ピン140に近接する部分では、バー115、より正確
には、バー115の下向き突出部118が楔形状にして
あり、従って、レバー108のアームを押し広げる(図
8)のに必要な楔形部材112を形成している。閉じた
機構(図3の太線)を開くためには、参照符号121で
示されるバー115の位置に指圧を加えれば十分であ
る。
【0018】本発明のバインダを備えたファイル機構を
習熟していない使用者でも、一見してどの点が指で圧力
を加えなければならないかが判る。というのは、機構が
閉じられている時、この部分が機構の真っすぐでくっき
りとした他の外形部分から上向きに突き出ているからで
ある。操作バー115の、閉じられた状態のとき上向き
に突き出ている参照符号121で示す部分を押し下げる
と、ロックピン140の近くに位置する楔形部材112
がレバー108の二つのアーム間の空間に押し込まれ
る。閉じられた状態では、図6及び図8(a)に示す形
態である。更に、図8において、一点鎖線は、レバー1
08とそれに取り付けられたバーのベースプレートに対
する移動を示すための固定された基準レベルを示す。バ
ー115の前部にある楔形部材112が押し込まれれる
と(図8(b))、レバー108の二つのアームが押し
広げられるので、レバー108のアーム108a,10
8bの上縁143,144はピン140で形成される縦
レール106のロック用突起部141,142を通過で
きる。操作バー115が離されると、スプリング11の
圧力によって機構は開いた状態にパッと開く(図7、図
8(c))。
【0019】開放位置の限界をセットするため、バー1
15の、機構の縦レール106に最も近接した部分に
は、突起130(図5)が設けてあり、これが縦レール
106の前部の凹所131に係合するようにしてある
(図3)。機構を開くと、バー115の突起130の上
縁が縦レール106の凹所131の縁132に係止され
る。バー115の外周縁120はバーが図3の一点鎖線
で示す位置以上に回動するのを妨げるので、レール10
8の開位置は一点鎖線で示される図3の位置に限定され
る。
【0020】前記効果に加えて、突起130と縁132
で形成される止め構造(ストップキャッチ)は、機構が
閉じられたとき付加的機能をもっている。即ち、機構は
バー115の参照符号122で示す後部に指の圧力を作
用させることによって閉じられる。バー115の後部は
機構が開かれている時、上向きに突き出しているので、
この指で圧力を加える部分も使用者の無意識な論理的知
覚作用と一致する。突起130と縁132とが協働する
結果、操作バー115は機構が閉じられるとき補強レバ
ーとして機能する。開位置と閉位置との間のバーの後
部、従って、レバー108で覆われた通路は、軸109
回りにレバー108の回動運動を生じさせる付加的活動
路として使用される。従って、閉じる過程中、バーの移
動は122部分での指圧によるレバー108の移動と等
価である。
【0021】バー115の122部分に圧力を加える
と、バー115はその軸116回りに回動して、レバー
108の二つのアームを押し広げるバー115の楔形部
材112を空間108外に上向きに抜き出せる。その結
果、まずレバー108のアーム108a,108bの内
面はもはや部材112の表面に接せず、ロック用突起部
141,142に寄り添うことになる(図7、図8
(c))。バー115の122部分に圧力を作用させて
レバー108を更に押し下げると、アーム108a,1
08bは再びロック用突起部141,142に沿って滑
動し、二つのアームは今度はロック用突起部によっての
み保持される。レバー108のアーム108a,108
bはロッド状レバー108の弾性変形により押し広げら
れているので、レバー108の上縁143,144がロ
ック用突起部141,142の下縁を通り過ぎると、直
ちにレバー108はその元の位置にぱっと戻る。このア
ーム108a,108bの元に位置への跳ね返りは、使
用者がはっきりと聞き取れる係合を伴う。
【0022】以上、図1及び図2に示す形式のファイル
機構と協同する本発明のバインダについて説明したが、
本発明のバインダは前記以外の他の構造のファイル及び
リングーバインダ機構にも使用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、少なくとも一つのベースプレ
ートと、左プロング部及び右プロング部にそれぞれ分割
された二つのプロングとからなるファイル機構バインダ
において、前記プロング部を前記機構の中心線と平行に
配置された軸の回りにベースプレートに関して回動可能
とし、片側の前記各プロング部を連結部材によって相互
に連結する一方、該連結部材を開放方向に旋回運動させ
る弾性手段と、フアイル機構を開放、閉鎖及びロックす
るブロック兼操作部材を設け、該操作部材を任意の片側
のプロングを連結する連結部材を弾性手段の力に抗して
上方から押圧することによって機構を閉じるようにした
二つのアームを有する回動可能なレバーで構成し、該レ
バーの各アームにベースプレートに関して固設された突
起部と協働するロック用縁を設ける一方、ロックを解除
するため回動レバーの二つのアームを自在に押し広げる
手段を設けたので、片手で容易にフアイル機構を開くこ
とができ、また、操作部材、特に、レバーに設けた操作
バーが他の部分より飛び出しているため、使用者は、一
見してどの点が指で圧力を加えれば良いか理解し得るの
で、未習熟者でも容易にフアイル機構を開くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明者のバインダを備えたファイル機構の
分解斜視図、
【図2】 本発明者の第2実施例のバインダを備えたフ
ァイル機構の分解斜視図、
【図3】 本発明に係るバインダを備えたファイル機構
の側面図、
【図4】 本発明に係る図3のバインダを備えたファイ
ル機構の平面図、
【図5】 本発明に係る図3及び図4のバインダの操作
バーの斜視図、
【図6】 ファイル機構が閉じられた状態を示す図4の
VI−VI線に於ける断面拡大図、
【図7】 ファイル機構が開かれた状態を示す図6と類
似の図、
【図8】 図4のa−a線に於ける部分断面図で、それぞ
れ(a)ファイル機構が閉じられ、かつ、ロックされた
状態、(b)ファイル機構が閉じられ、ロックが解除さ
れた状態、及び(c)ファイル機構がロック解除され、
かつ、開かれた状態を示す図である。
【符号の説明】
2,3…プロング部、4…連結部材、5…ベースプレー
ト、11…弾性手段、106…縦レール、108…操作
部材、108a,108b…アーム、141,142…
突起部、143,144…ロック用縁、112…楔形部
材、115…操作バー、130,132…第2ロック手
段、140…ロックピン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのベースプレート(5)
    と、左プロング部(2a,3a)及び右プロング部(2
    b,3b)にそれぞれ分割された二つのプロングとから
    なるファイル機構バインダにおいて、前記機構を開くた
    め前記プロング部が前記機構の中心線と平行に配置され
    た軸の回りにベースプレート(5)に関して回動可能で
    あり、片側の前記各プロング部を連結部材(4)によっ
    て相互に連結する一方、該連結部材を開放方向に旋回運
    動させる弾性手段(11)と、前記機構を開放、閉鎖及
    びロックするブロック兼操作部材(108)とを設け、
    前記操作部材が任意の片側のプロング(2a,3b、2
    b,3b)を連結する連結部材(4)を弾性手段の力に
    抗して上方から押圧することによって前記機構を閉じる
    ようにした二つのアーム(108a、108b)を有す
    る回動可能なレバーであって、各回動レバー(108)
    のアーム(108a、108b)が前記機構をロックす
    るためベースプレートに関して固定的に配設された突起
    部(141,142)と協働するロック用縁(143,
    144)を有し、かつ、ロックを解除するため、レバー
    側のロック用縁(143,144)が固定突起部(14
    1,142)を越せるように回動レバー(108)の二
    つのアーム(108a、108b)を自在に押し広げる
    手段(112)を設けてなることを特徴とするファイル
    機構バインダ。
  2. 【請求項2】 前記回動レバーの二つのアームを自在に
    押し広げる手段がアーム間の空間に下向きに突出した楔
    形部材(112)である請求項1に記載のファイル機構
    バインダ。
  3. 【請求項3】 前記楔形部材(112)をアーム(10
    8a、108b)間の空間(108c)内に配置された
    操作バー(115)によって挿入及び離脱できる請求項
    2に記載のファイル機構バインダ。
  4. 【請求項4】 特定の開位置を定めるため、機構が開か
    れたとき回動レバー(108)の過剰な移動を阻止する
    第2ロック手段(130,132)を設けてなる請求項
    1〜請求項3のいづれかに記載のファイル機構バイン
    ダ。
  5. 【請求項5】 バー(115)の頂部に回動角度を制限
    する縁(120)が設けられ、前記第2ロック手段(1
    30,132)が縦レール(106)の凹所と係合する
    バー前部の突起(130)で形成され、停止位置が凹所
    (131)の上縁(132)で定められる請求項4に記
    載のファイル機構バインダ。
JP11466192A 1991-05-07 1992-05-07 フアイル機構バインダ Pending JPH05139085A (ja)

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