JPH0513907U - ダンボールケースのフラツプ拡開装置 - Google Patents
ダンボールケースのフラツプ拡開装置Info
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- JPH0513907U JPH0513907U JP5907191U JP5907191U JPH0513907U JP H0513907 U JPH0513907 U JP H0513907U JP 5907191 U JP5907191 U JP 5907191U JP 5907191 U JP5907191 U JP 5907191U JP H0513907 U JPH0513907 U JP H0513907U
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- Japan
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- flap
- cardboard case
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 青果物等を箱詰するダンボールケースの上部
フラップを、青果物等を箱詰する際の作業の容易化のた
めに、直立した状態よりも更に外側に広げる自動装置を
提供する。 【構成】 上部フラップ20aが直立した状態のダンボ
ールケース2に対して、該フラップ20aの上縁に係合
可能でかつほぼ水平の姿勢から略垂直の姿勢に回転でき
るフラップ拡開部材5を、ダンボールケースの若干外側
に配置し、水平な姿勢をなしているフラップ拡開部材5
に対しダンボールケースを上方に移動させることでフラ
ップ20aの上縁を該フラップ拡開部材5に係合させ、
更にダンボールケースを上方に移動させることで、該フ
ラップ拡開部材5の回転に伴ないフラップ20a外側に
傾ける。これにより、フラップ5は自動的に外側に拡開
される。
フラップを、青果物等を箱詰する際の作業の容易化のた
めに、直立した状態よりも更に外側に広げる自動装置を
提供する。 【構成】 上部フラップ20aが直立した状態のダンボ
ールケース2に対して、該フラップ20aの上縁に係合
可能でかつほぼ水平の姿勢から略垂直の姿勢に回転でき
るフラップ拡開部材5を、ダンボールケースの若干外側
に配置し、水平な姿勢をなしているフラップ拡開部材5
に対しダンボールケースを上方に移動させることでフラ
ップ20aの上縁を該フラップ拡開部材5に係合させ、
更にダンボールケースを上方に移動させることで、該フ
ラップ拡開部材5の回転に伴ないフラップ20a外側に
傾ける。これにより、フラップ5は自動的に外側に拡開
される。
Description
【0001】
この考案は、物品をダンボールケースに箱詰めする際において用いられ、ダン ボールケースの起立したフラップを外方に折り曲げて拡開させるためのダンボー ルケースのフラップ拡開装置に関するものである。
【0002】
従来、例えば青果物の選別包装施設において、青果物を自動的に箱詰する箱詰 装置には一般的にダンボールケースが用いられるが、このダンボールケースのフ ラップは通常起立した状態になっている為、ケースの内側に沿って箱詰めする場 合、入れ易くするために箱詰め前に人手でフラップを若干外方に折り曲げる等し てフラップを拡開させる必要があった。
【0003】
ところで、上記のような人手によるフラップの拡開作業は手間がかかり近年の 人手不足からも機械化による省力化が望まれている。
【0004】 一方、機械化する場合、各フラップに対応させてそれを拡開させるアクチェー タ等を組み合わせた拡開装置が考えられるが、装置が複雑で且つコストアップの 要因となるため実用化に難があった。
【0005】 この考案が解決しようとする課題は、物品をダンボールケースに箱詰めする際 におけるダンボールケースの起立したフラップを、シンプル且つ低コストな機構 により自動的に拡開させて箱詰作業を容易にするようにしたダンボールケースの フラップ拡開装置を提供することにある。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のダンボールケースのフラップ拡開装置は 、所定の箱詰位置に上昇して供給されるダンボールケースの起立した各フラップ の外方所定位置に、該フラップの上方に臨みフラップの上縁と係合可能なフック 部を有するフラップ拡開部材を、上方に所定角度回動自在に軸支してなることを 特徴とするものである。
【0007】 また、前記フラップ拡開部材は、上下動可能に構成した支持体に軸支すること により異なる高さのダンボールケースであってもフラップを拡開させた状態で底 面の位置を揃えることができる。
【0008】
以上のように構成された本考案のダンボールケースのフラップ拡開装置によれ ば、箱詰めするための空のダンボールケースが、所定の箱詰位置に上昇して供給 されるとき、このダンボールケースの起立したフラップがこのフラップの上方に 臨むフック部と係合し、このフック部を有するフラップ拡開部材がフラップの外 方所定位置を中心としてそのフック部を上方に所定角度回動する。これにより、 フラップ拡開部材のフック部と係合されたフラップは外方に所定角度拡開される のである。
【0009】 また、フラップ拡開部材を上下動可能に構成した支持体に軸支することにより 、フラップを拡開させたまま所定の高さに上昇させることができる。
【0010】
以下、本考案の好ましい一実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 1は箱詰リフタであり、門型状に設けられたフレーム10に、ガイド軸11, 11を鉛直方向に並設させて設け、このガイド軸11,11にリフト台12を昇 降可能に組み合わせている。13はフレーム10の下部に設けたモータであり、 フレーム10の上部に回動自在に軸支されたスプロケット14とチェン15を介 して連結している。このチェン15は前記リフト台12の一部に連結されており 、モーター13の駆動によりチェン15が上下方向に走行回転するとリフト台1 2が昇降するようになっている。この箱詰リフタ1の構成は、実施例の他に図示 しないがエアシリンダ等のアクチェータによりリフト台12を昇降可能にするこ ともできる。
【0012】 2はダンボールケースであり、フラップ20を起立させた状態で前記リフト台 12に載置され、リフト台12の昇降動作にしたがって上下動するようになって いる。
【0013】 3は平面視方形状の支持体であり、ダンボールケース2の各フラップ20の外 方でこの各フラップ20を囲むように設けられている。この支持体3は例えば軽 量な角パイプが用いられ、この支持体3の一側にガイド軸31,31を吊下げ状 に設けている。
【0014】 32は前記フレーム10の上部に設けたガイド軸受であり、前記吊下げ状のガ イド軸31,31と組み合わせて支持体3を昇降可能に構成している。
【0015】 4は各フラップ20に対応して支持体3に取付けられたホルダーであり、第2 図によく示すように先端にフック部51を有する小巾板状のフラップ拡開部材5 を、支点ピン52により回動自在に軸支している。このフック部51の位置は第 3図に示すように起立したフラップ20のやや内方に位置するように支点ピン5 2からの距離を設定する。53はフック部51から支点ピン52を隔てた反対側 に延在するストッパー部であり、非動時にはそのストッパー部53がホルダー4 の一部と係止してフラップ拡開部材5を略水平方向に保持する如く作用する。尚 、この各ホルダー4は支持体3に対して脱着自在に取付けられておりメンテナン スを容易にする。
【0016】 以上の構成において、箱詰リフタ1のモーター13を駆動させると、リフト台 12上に載置されたダンボールケース2は、所定の箱詰位置まで上昇する途中に 起立させたフラップ20の上縁20aが、略水平の状態で待機するフラップ拡開 部材5のフック部51と係合し、さらにダンボールケース2が上昇するにしたが って前記フック部51と係合したフラップ拡開部材5が支点ピン52を中心に上 方に所定角度回動し各フラップ20を外側に折り曲げて拡開する(第3図、第4 図参照)。
【0017】 さらに、ダンボールケース2を載せたリフト台12が上昇すると、第5図に示 すように、拡開したフラップ20の上縁20aがフラップ拡開部材5のフック部 51を係合させたまま支持体3ごと吊り上げるように作用してダンボールケース 2のフラップ20を拡開したまま所定位置まで上昇する。
【0018】 以上のように、支持体3を上下動可能に構成したことにより、第6図に示す浅 型のダンボールケース2の底と、第5図に示す深型のダンボールケース2の底と を同一高さに揃えてもそれぞれのフラップ20を拡開することができる。
【0019】 第7図は本考案のフラップ拡開装置を用いた青果物Fの自動箱詰装置6を示す 正面図であり、第8図は同じくA方向から視た側面図である。
【0020】 この自動箱詰装置6は、所定数の青果物Fを複数列でプールさせる箱詰コンベ ア61と、この箱詰コンベア61上でプールする青果物Fを吸着して取り上げ横 移動して所定の箱詰位置で待機するダンボールケース2に箱詰めする吸着ヘッド 62と、この吸着ヘッド62を支持する架台63とから概略構成されている。
【0021】 尚、1は前記詳述した箱詰リフタ1であり、図示しないがフレーム10の上下 方向にリフト台12の停止位置を制御させるリミットスイッチを備えており、こ のリミットスイッチの設定により任意の位置でリフト台12を停止することがで きる。実施例ではリフト台12を二段階に上昇させて待機するようになっており 、一段目はダンボールケース2の拡開したフラップ20の上縁20aが、吸着ヘ ッド62の横移動に支障のない高さ(図中実線位置)で、二段目は吸着ヘッド6 2がダンボールケース2の上方まで横移動した後に所定の箱詰位置まで上昇させ る高さである。
【0022】 この自動箱詰装置6によれば、所定の箱詰位置でフラップ20を拡開させて待 機するダンボールケース2にスムースに青果物Fを箱詰めすることができる。
【0023】
上述したように、本考案のダンボールケースのフラップ拡開装置は、起立した 各フラップの外方所定位置に、フラップの上縁と係合可能なフック部を有する拡 開部材を、上方に所定角度回動自在に軸支したもので、アクチェータ等を用いた 複雑な制御機構を必要とせず、このため装置の構成がシンプルになり、組立およ びメンテナンスを容易にすることができると共にコストの低減化が図れる。
【0024】 また、フラップ拡開部材を上下動可能に構成した支持体に軸支する如く構成し たので、異なるサイズ(高さ)のダンボールケースでもフラップを拡開させたま ま同一箱詰位置で待機することができ、箱サイズに応じてフラップの拡開位置を 変更する必要がない。このことは自動箱詰めの際の箱の切換えに手間取っていた 時間を合理化することができる効果がある。
【0025】 さらに、フラップを拡開させたまま上下動可能に構成したことにより、自動箱 詰装置の吸着ヘッドの昇降ストロークを短くすることができ、箱詰時間の短縮が 図れる効果がある。
【図1】本考案のフラップ拡開装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく部分詳細図である。
【図3】本考案の動作前の説明図である。
【図4】本考案の動作状態を示す説明図である。
【図5】本考案の動作状態を示す説明図である。
【図6】本考案の動作状態を示す説明図である。
【図7】本考案を用いた自動箱詰装置の正面図である。
【図8】図7におけるA方向から視た側面図である。
1:箱詰リフタ 10:フレーム 11:ガイド軸 12:リフト台 13:モータ 14:スプロケット 15:チェン 2:ダンボールケー
ス 20:フラップ 20a:上縁 3:支持体 31:ガイド軸 32:ガイド軸受 4:ホルダ 5:フラップ拡開部材 51:フック部 52:支点ピン 53:ストッパー部 6:自動箱詰装置 61:箱詰コンベア 62:吸着ヘッド 63:架台
ス 20:フラップ 20a:上縁 3:支持体 31:ガイド軸 32:ガイド軸受 4:ホルダ 5:フラップ拡開部材 51:フック部 52:支点ピン 53:ストッパー部 6:自動箱詰装置 61:箱詰コンベア 62:吸着ヘッド 63:架台
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の箱詰位置に上昇して供給されるダ
ンボールケースの起立した各フラップの外方所定位置
に、該フラップの上方に臨みフラップの上縁と係合可能
なフック部を有するフラップ拡開部材を、上方に所定角
度回動自在に軸支してなるダンボールケースのフラップ
拡開装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のフラップ拡開部材を、上
下動可能に構成した支持体に軸支したことを特徴とする
ダンボールケースのフラップ拡開装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059071U JP2565594Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ダンボールケースのフラップ拡開装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059071U JP2565594Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ダンボールケースのフラップ拡開装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513907U true JPH0513907U (ja) | 1993-02-23 |
JP2565594Y2 JP2565594Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13102757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059071U Expired - Lifetime JP2565594Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ダンボールケースのフラップ拡開装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565594Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384319A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-25 | Masayuki Nishitani | Shape of brick |
JPS61173617U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-29 | ||
JPS6221221U (ja) * | 1985-03-30 | 1987-02-07 | ||
JPH08158508A (ja) * | 1994-12-01 | 1996-06-18 | Shigeo Nakao | 木製ブロック及び建物壁の構築方法 |
CN108688858A (zh) * | 2017-04-11 | 2018-10-23 | 广东科达洁能股份有限公司 | 一种防包角走位的包装折箱升降机构 |
CN109353600A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-02-19 | 佛山市艾菲尔智能科技有限公司 | 自动化包装装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624608U (ja) * | 1979-07-27 | 1981-03-06 | ||
JPS56113523U (ja) * | 1980-02-02 | 1981-09-01 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP1991059071U patent/JP2565594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624608U (ja) * | 1979-07-27 | 1981-03-06 | ||
JPS56113523U (ja) * | 1980-02-02 | 1981-09-01 |
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CN109353600A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-02-19 | 佛山市艾菲尔智能科技有限公司 | 自动化包装装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2565594Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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