JPH0332645Y2 - - Google Patents

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JPH0332645Y2
JPH0332645Y2 JP1985055496U JP5549685U JPH0332645Y2 JP H0332645 Y2 JPH0332645 Y2 JP H0332645Y2 JP 1985055496 U JP1985055496 U JP 1985055496U JP 5549685 U JP5549685 U JP 5549685U JP H0332645 Y2 JPH0332645 Y2 JP H0332645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 縦孔ブロツクを組積みしてなるブロツク壁構造
体に関する。
〔従来の技術とその課題〕
建築用の縦孔ブロツクは、外観、形状に関連
し、寸法の正確さが要求され、長さ、高さ及び厚
さ等が規格化されている。また、圧縮強度は、最
も重要な性能であり、そのためにブロツクの空洞
部分を含めた全断面積に対する圧縮強さで示さ
れ、これも規格化されているものである。
一方、空胴ブロツクは、外力をフエースシエル
で負担するものであるから、その厚さが、規格の
150mmあるいは190mmのいずれの場合であつても、
第7図に示すように、ブロツク壁構造体A上に構
築する臥梁Bの外面を、そのブロツク壁構造体A
の外面と面一にせざるを得ない。
したがつて、臥梁Bの外面が露呈することにな
るとともに、この外面に化粧タイル等の仕上材C
を貼るとその分だけブロツク壁構造体Aの外面よ
りも外方に突出する不体裁を免れないものであつ
た。
本考案はこのような欠点を解消するブロツク壁
構造体の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本考案ブロツク壁構造体は、外面間
長さを規格寸法のうちの長いものに設定した両外
側のフエースシエルあるいは一方のフエースシエ
ルの内側近くに耐力シエルを該フエースシエルと
平行にかつ同じ高さにして設けたこと、その耐力
シエルの外面と両フエースシエルのうちのより離
隔している側のフエースシエルの外面との間の長
さを規格寸法のうち短いものに設定したこと、上
記各シエルを連繋部及び仕切部で区画することに
よつて複数の縦孔を設けてなる縦孔空胴ブロツク
aあるいはa′を、フエースシエルの外面が臥梁B
の外面より突出する状態にして組積みし、その臥
梁Bの外面に化粧タイル等の仕上材Cを上記フエ
ースシエルの外面と面一にして貼着してなること
を特徴とする。
〔作用〕
両側あるいは一方のフエースシエルの内側近く
に耐力シエルを設けてなる縦孔空胴ブロツクを組
積みして築造するから、その上端に構築する臥梁
の外面よりも本ブロツク壁構造体の外面を突出さ
せておき、これによつて、臥梁の外面に貼る化粧
タイル等の仕上材の外面とブロツク壁構造体の外
面とが面一になる。
〔実施例〕
まず、第1図乃至第3図により第1実施例につ
いて説明する。
この第1実施例のブロツク壁構造体Dに使用す
る縦孔空胴ブロツクaは、両外側のフエースシエ
ル1,1′の内側近くに耐力シエル2,2′がその
フエースシエル1,1′と平行にかつ同じ高さに
設けられ、その耐力シエル2と2′との間に縦孔
4,4を連繋部3,3,3で囲繞区画して設ける
とともに、シエル1と2及び1′と2′の間に縦孔
5,5,5′,5′を仕切部6,6′で囲繞区画し
て設けている。
この縦孔空胴ブロツクAの厚さすなわちフエー
スシエル1と1′の外面間の長さlは規格寸法190
mmに、また、フエースシエル1と耐力シエル2′
の外面間の長さ、及びフエースシエル1′と耐力
シエル2の外面間の長さl′を規格寸法150mmにそ
れぞれ設定してある。
したがつて、この縦孔空胴ブロツクaを、第3
図に示すように、フエースシエル1の外面が臥梁
Bの外面より突出する状態、すなわち、縦孔空胴
ブロツクaを厚さ150mmの規格寸法における態様
にし、フエースシエル1′と耐力シエル2とに外
力を負担する状態にして組積みし、臥梁Bの外面
に化粧タイル等の仕上材Cを貼り、その仕上材C
の外面を面一に仕上げた本考案ブロツク壁構造体
Dとすることができるものである。
次に、第4図乃至第6図の第2実施例について
説明する。
この第2実施例のブロツク壁構造体Dに使用す
る縦孔空胴ブロツクa′は、耐力シエルを1つだけ
設けたものである。
すなわち、この縦孔空胴ブロツクa′は、両外側
のフエースシエル1,1′のうちの任意の一方例
えばフエースシエル1の内側近くに耐力シエル2
がそのフエースシエル1と平行にかつ同じ高さで
設けられ、これらのシエル2と1′との間に縦孔
4を連繋部3で囲繞区画して設けるとともに、シ
エル1と2との間に縦孔5を中央仕切部だ区画形
成している。
すなわち、第2実施例の縦孔空胴ブロツク
a′は、耐力シエルが片側のフエースシエルの内側
近くにだけ対向設置したものであることにおい
て、第1実施例の縦孔空胴ブロツクaと相違する
が、フエースシエル1,1′の外面間の長さ、す
なわち厚さl、フエースシエル1′と耐力シエル
2との外面間長さl′等は、第1実施例の縦孔空胴
ブロツクaと同じである。
このため、第2実施例の縦孔空胴ブロツクa′を
組積みして築造した第6図の本考案ブロツク壁構
造体Dは第1実施例の場合と同じく、フエースシ
エル1の外面を臥梁Bの外面より突出させてお
き、その臥梁Bの外面に化粧タイル等の仕上材C
を貼り、その仕上材Cとブロツク壁構造体Dの外
面を面一にすることができること明らかである。
上記のように、両実施例の縦孔空胴ブロツク
a,a′には、耐力シエルが両側にあつて対称であ
るか片側だけで非対称であるかの差異があり、前
者は方向性がないため作業上便利であるととも
に、成形上からすると、コンクリート製とすると
きは両者同様であるが、いわゆる焼き物であるセ
ラミツク製とするときは、焼成の際の歪みの問題
があるので、前者すなわち対称な構造のものを採
用するのが適していると認められる。
〔考案の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本考案
ブロツク壁構造体は、各縦孔空胴ブロツクが、外
面間長さを規格寸法のうちの長いものに設定した
両外側のフエースシエルあるいは一方のフエース
シエルの内側近くに耐力シエルを設けるととも
に、その耐力シエルの外面と両フエースシエルの
うちのより離隔している側のフエースシエルの外
面との間の長さを規格寸法のうち短いものに設定
しているから、この縦孔空胴ブロツクを組積みし
て築造する壁体の上端に構築の臥梁を外面より
も、上記フエースシエルの外面を突出させてお
き、それによつて、臥梁の外面に貼る化粧タイル
等の仕上材の外面と面一の外面を有するものとす
ることができるものである。
また、本考案ブロツク壁構造体は、これを構成
する縦孔空胴ブロツクは、厚さ方向に2以上の縦
孔を囲繞形成しているので、断熱性、遮音性及び
防水性等にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は縦孔空胴ブロツクの平面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は本考案
ブロツク壁構造体の要部縦断側面図、第4図乃至
第6図は本考案の第2実施例を示すもので、第4
図は縦孔空胴ブロツクの平面図、第5図は第4図
の−線断面図、第6図は本考案ブロツク壁構
造体の要部縦断側面図、第7図は従来例を説明す
るための縦断側面図である。 1,1′……フエースシエル、2,2′……耐力
シエル、3……連繋部、6……仕切部、4,5…
…縦孔、a,a′……縦孔空胴ブロツク、B……臥
梁、C……仕上材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面間長さを規格寸法のうちの長いものに設定
    した両外側のフエースシエルあるいは一方のフエ
    ースシエルの内側近くに耐力シエルを該フエース
    シエルと平行にかつ同じ高さにして設けるととも
    に、その耐力シエルの外面と両フエースシエルの
    うちのより離隔している側のフエースシエルの外
    面との間の長さを規格寸法のうち短いものに設定
    し、かつ上記各シエルを連繋部及び仕切部で区画
    することによつて複数の縦孔を設けてなる縦孔空
    胴ブロツクaあるいはa′を、フエースシエルの外
    面が臥梁Bの外面より突出する状態にして組積み
    し、その臥梁Bの外面に化粧タイル等の仕上材C
    を上記フエースシエルの外面と面一にして貼着し
    てなることを特徴とするブロツク壁構造体。
JP1985055496U 1985-04-16 1985-04-16 Expired JPH0332645Y2 (ja)

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JPS61173617U JPS61173617U (ja) 1986-10-29
JPH0332645Y2 true JPH0332645Y2 (ja) 1991-07-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7270412B2 (ja) * 2019-02-21 2023-05-10 大成建設株式会社 組積造建物の補強構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513907U (ja) * 1991-07-26 1993-02-23 株式会社マキ製作所 ダンボールケースのフラツプ拡開装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5980009U (ja) * 1982-11-22 1984-05-30 比嘉 博 コンクリ−トブロツク

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JPS61173617U (ja) 1986-10-29

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