JPH05138942A - ドツトプリンタの印字運転方法 - Google Patents

ドツトプリンタの印字運転方法

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JPH05138942A
JPH05138942A JP30606491A JP30606491A JPH05138942A JP H05138942 A JPH05138942 A JP H05138942A JP 30606491 A JP30606491 A JP 30606491A JP 30606491 A JP30606491 A JP 30606491A JP H05138942 A JPH05138942 A JP H05138942A
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JP30606491A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Terao
康伸 寺尾
Takahisa Hirano
隆久 平野
Masanori Takai
正憲 高井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源装置の小型化,低コスト化と消費電力量の
均一化を図る。 【構成】複数(Np)のドットワイヤー(DW)を印字
すべき用紙上のキャラクターの上下方向に対応可能に一
定ピッチで配設してなる印字ヘッド(30)を有し、印
字データに基づいて選択されたドットワイヤー(DW)
を同時駆動して用紙上に印字するドットプリンタの印字
運転方法であって、1パス目でキャラクターの上半分
を、2パス目でその下半分を、それぞれに同数のドット
ワイヤー(DW)を駆動して印字運転する方法。また、
1パス目でキャラクターの上方部分と中間部分の一部
を、2パス目で中間部分の残り半分と下方部分とを、そ
れぞれに同数のドットワイヤー(DW)を用いて印字運
転する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字すべきキャラクタ
ーの上下方向に対応可能な複数のドットワイヤーを選択
的に駆動して印字するドットプリンタの印字運転方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数(Np)のドットワイヤー(DW)
を印字すべきキャラクターの上下方向に対応可能に一定
ピッチで配設してなる印字ヘッドを有し、選択的にドッ
トワイヤーを駆動して印字するドットプリンタが公知で
ある。
【0003】かかるドットプリンタでは、ホストコンピ
ュータ等から受けた印字データを一時記憶し、キャラク
ターデータを参照してドット別によるイメージデータに
変換する。その後、キャリアモータ,用紙送りモータを
駆動して、用紙と印字ヘッドとを相対移動させつつイメ
ージデータに対応する複数のドットワイヤー(W)を選
択的に駆動して印字している。
【0004】すなわち、図10をもって例示すれば、キ
ャラクターの上下方向に対応可能に配設された複数(N
p=24)のドットワイヤーDWを有する印字ヘッド
を、キャラクターの左右方向(図10で左右方向)に移
動させラインを印字し、その後にキャラクターの上下方
向(図10で上下方向)に移動させ行替えを行いつつ印
字する。
【0005】ところで、印字ヘッドのドットワイヤー数
(Np)を多数としかつその全数(Np)を同時的に駆
動させると、その駆動用電源装置が大型となりコスト高
となってしまう。また、常に全数(Np)を駆動すると
は限らないので、稼働率が低下し設備過大となる虞れが
ある。しかし、ドットワイヤー数(Np)を少なくし過
ぎると、1つのキャラクターを印字するのに印字ヘッド
と用紙とをキャラクターの上下方向に何回も相対移動さ
せなければならず印字高速化を妨げる。
【0006】かくして、従来は、電源装置の小型,コス
ト低減と印字高速化とを比較考慮して、適宜な数(例え
ば、9,12,24)を選択している。ところが、印字
ヘッドのドットワイヤーの数(Np)をいかに慎重に選
択しても、印字データ(イメージデータ)の中には、そ
のドットワイヤーの全数を同時駆動しても1つのキャラ
クター(特殊文字,図形等)を印字できない場合が生ず
る。多様化,高速化が強く求められるに従って、その機
会が増大している。
【0007】したがって、印字ヘッドのドットワイヤー
DWの数(Np)が、図8(B),図10に示す如く、
例えば“24”であるのに、ある特殊キャラクターを印
字するのに必要とするキャラクタードット数(Nd)が
図8(A)に示すように“30”の場合、同(B)に示
す如く全数(Np=24)を用いて1パス(キャリアを
用紙の幅方向に往動させる)印字し、その後に印字ヘッ
ドと用紙とを上下方向に相対移動させ、今度は印字ヘッ
ドの上方側〔同(C1)〕または下方側〔同(C2)〕
の残り分(Nd−Np=6)について2パス(往動)印
字している。
【0008】すなわち、印字すべきキャラクタードット
数(Nd)がドットワイヤーDWの全数(Np)より少
ない場合には、図9のST30〜33の1パスで印字
(図10で白丸で表わしたNo.1〜24の全てを用い
る。)され、多い場合には同ST34〜37の2パスで
印字されている。2パス印字を図8(C1)の態様とし
て行う場合、2パス目は図10に示す如く印字ヘッドの
上方側の6本(No.1〜6)のドットワイヤーDW
(黒丸)を用いて行う。同(C1)の態様では下方側の
6本(No.19〜24)を用いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに印字ヘッドの持つドットワイヤーDWの全数(Np
=24)で1パス印字する運転方法を行わせると、駆動
用電源装置を大容量・大型としなければならないばかり
か、1パス目と2パス目との間、つまり1つのキャラク
ター内で用紙と印字ヘッドとのキャラクター方向相対移
動によるホワイトラインあるいはブラックラインが発生
し、高画質印字が妨げられる。電力消費量も均一となら
ないので、他の回路に電圧降下による不都合を及ぼす。
【0010】本発明の目的は、印字高速化を保持しつつ
駆動用電源装置の小型・低コスト化と電力消費量の均一
化とを達成できるドットプリンタの印字運転方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るド
ットプリンタの印字運転方法は、複数(Np)のドット
ワイヤーを印字すべき用紙上のキャラクターの上下方向
に対応可能に一定ピッチで配設してなる印字ヘッドを有
し、印字データに基づいて選択されたドットワイヤーを
同時駆動して用紙上に印字するドットプリンタの印字運
転方向であって、1キャラクターを印字するに要するキ
ャラクタードット数(Nd)の半数値(Nh)を求め、
前記印字ヘッドの全ドットワイヤー数(Np)のうちそ
の半数値(Nh)に相応する数のドットワイヤーを同時
駆動してキャラクターの上半分を印字し、しかる後に印
字ヘッドと用紙とをキャラクターの上下方向に相対移動
させ、その後に再び半数値(Nh)に相応する数のドッ
トワイヤーを同時駆動してキャラクターの下半分を印字
することを特徴とする。
【0012】また、請求項2の発明は、複数(Np)の
ドットワイヤーを印字すべき用紙上のキャラクターの上
下方向に対応可能に一定ピッチで配設してなる印字ヘッ
ドを有し、印字データに基づいて選択されたドットワイ
ヤーを同時駆動して用紙上に印字するドットプリンタの
印字運転方向であって、前記印字ヘッドの全ドットワイ
ヤー数(Np)のうち設定数(Ns)に相当する上方側
ドットワイヤーの全て(Ns)とその余の下方側ドット
ワイヤーの1つ置きの半数〔1/2・(Np−Ns)〕
に相当するドットワイヤーとを同時駆動させて1キャラ
クターの上方部分と中間部分の一部分とを印字し、しか
る後に印字ヘッドと用紙とをキャラクターの上下方向に
相対移動させ、その後に設定数(Ns)に相当する下方
側ドットワイヤーの全て(Ns)とその余の上方側ドッ
トワイヤーの1つ置きの半数〔1/2・(Np−N
s)〕に相当するドットワイヤーとを同時駆動させて1
キャラクターの下方部分と中間部分の残り部分とを印字
することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、あるキャラクターを印字
するに必要とするキャラクタードット数がNdの場合、
1パス目は印字ヘッドの有するドットワイヤーの全数
(Np)のうちキャラクタードット数Ndの半数値(1
/2・Nd)に相当するドットワイヤーのみを駆動使用
しかつその余のドットワイヤーを不使用としてキャラク
ターの上半分を印字運転する。1パス目印字後に、印字
ヘッドと用紙とを相対移動させ、再び半数値(1/2・
Nd)を駆動使用して今度はその下半分の印字を行う。
【0014】ここに、1パス目と2パス目とで駆動使用
するドットワイヤーの数は同一でかつ印字ヘッドの持つ
全数(Np)よりも少ない。よって、電力消費量は均一
となり、かつ駆動用電源装置を小型とできる。しかも、
1パス目と2パス目とは、当該駆動電源容量内で印字さ
れるから、所定の印字高速化を保持できる。
【0015】また、請求項2の発明では、印字ヘッドに
配設されたドットワイヤーのうち駆動使用すべき連続隣
接したドットワイヤーの設定数をNsとした場合、まず
印字ヘッドの上方側の設定数Nsに相当するドットワイ
ヤーの全て(Ns)と、その余のドットワイヤーのうち
1つ置きの半数〔1/2・(Np−Ns)〕とを、駆動
してキャラクターの上方部分と中間部分の一部分とを印
字運転し、この印字後に設定数Ns相当分だけ印字ヘッ
ドと用紙とを相対移動させ、その後に下方側の設定数N
s相当数のドットワイヤーの全て(Ns)と、その余の
ドットワイヤーのうちの1つ置きのドットワイヤーとを
駆動して、キャラクターの中間部分の残りと下方部分と
を印字運転する。
【0016】したがって、1パス目は上方部分が完全密
度で中間部分が半密度で印字され、2パス目に下方部分
を完全密度で中間部分を残りを半密度で印字する。これ
により中間部分も完全密度となる。よって、請求項2の
発明も、上記請求項1の発明の場合と同様に作用する
他、さらに1パス目と2パス目との中間部分の印字の
際、ドットワイヤーが千鳥形となるように印字すれば、
用紙との相対移動によるホワイトライン等を消滅でき
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)図1に、本発明の印字運転方法を実施す
るに好適なドットプリンタを示す。図1において、10
は制御ユニットで、CPU1,ROM2,キャラクター
ジェネレータCG−ROM2CG,RAM3,計数回路
4,ドットカウンタ5,インターフェース7〜9等を含
み形成されている。6は、バスである。
【0018】インターフェース7を介して受信した印字
データPDは、RAM3(ワークエリア3W)に一時記
憶され、その後にCG−ROM2CGに記憶されたキャ
ラクタデータを参照してドット列によるイメージデータ
に変換されてドットバッファー3Bに記憶される。ま
た、ドットバッファ3Bに書込まれたイメージデータの
ドット数を計数回路4,ドットカウンタ5の協働の如く
手法により計数し、その計数値によって印字動作を複数
回に分けられる、詳細は、後記する。
【0019】なお、インターフェース8には用紙送りモ
ータ(S・M)20のドライバー21が、インターフェ
ース9には印字ヘッド30を搭載したキャリアモータ
(C・M)23のドライバー24が接続されている。
【0020】印字ヘッド30は、図2,図4に示す如
く、上下方向に一定ピッチで配設された全数(Np)が
24本のドットワイヤーDWを有し、図1に示すドライ
バー31で駆動制御される。32は、印字ヘッド30を
駆動用電源装置であり、ドライバー31に接続されてい
る。
【0021】ここに、ROM2には、図3に示す印字プ
ログラムが格納されている。あるキャラクターを印字す
るに必要とするドット列の上下方向の数Ndと当該印字
ヘッド30のドットワイヤー数Np(=24本)とを比
較(ST10,11)して、Np>Ndの場合には1パ
ス印字運転(ST12,13),Np≦Ndの場合には
その半数値Nn(=Nd/2)を求め(ST14)、2
パス印字運転(ST15〜18)させられる。
【0022】1パス目と2パス目とでは、印字ヘッド3
0のドットワイヤーDWのうち駆動使用するドットワイ
ヤーDWが異なるものとされ、これはCG−ROM2C
Gにキャラクターデータとして格納されている。
【0023】すなわち、図2,図4に示す如く、あるキ
ャラクターを印字するに必要とする上下方向のキャラク
タードット数(Nd)が例えば“30”の場合、1パス
目〔図2(B)〕では、印字ヘッド30の上方側の半数
値Nh(=15)に相当するドットワイヤーDW(N
o.1〜15)を駆動(フル使用)し、その余の9本の
ドットワイヤーDW(No.16〜24)は不使用とす
る、図4では1パス目(P11,P12,…)でフル使
用するドットワイヤーDWを白丸で表示している。
【0024】一方、2パス目〔図2(C)〕では、上方
側の9本のドットワイヤーDW(No.1〜9)を不使
用で、下方側の半数値Nh(=15)に相当するドット
ワイヤーDW(No.10〜24)をフル使用するキャ
ラクターデータとされている。この2パス目(P21,
P22,…)でフル使用するドットワイヤーDWは、図
4では、黒丸として表示している。なお、1パス目も2
パス目でも不使用のドットワイヤーDWについては、傾
線付の白丸として表示している。
【0025】次に、本実施例の印字運転方法を説明す
る。CPU1は、インターフェース7,バス6を介して
ホストコンピュータから受信した印字データをRAM3
(ワークエリア3W)に一時記憶する、とともにCG−
ROM2CGに記憶されたキャラクタデータを参照して
ドット列によるイメージデータに変換しドットバッファ
ー3Bに記憶する。
【0026】この際、CPU1は、ROM2に格納され
た印字プログラムに基づき、図3のST11でNp>N
dと判断すると、CG−ROM2CG(ドットバッファ
3B)から読取したドット列で、つまり印字ヘッド30
の持つ24本のドットワイヤーDWのうちNd(例え
ば、24)相当本数をフル使用して1パス印字を行う
(ST12,13)。
【0027】一方、ST11でNp≦Ndと判断される
と、CPU1は図3のST14で当該キャラクターを印
字するに必要とする上下方向のキャラクタードット数N
d(=30)の半分値Nh(=Nd/2=15)を求め
て、これに対応する1パス目と2パス目とのドットパタ
ーンをCG−ROM2CGから読出して印字させる。
【0028】すなわち、1パス目(図4のP11,P1
2,…)で駆動する印字ヘッド30のドットワイヤーD
Wは、図2(B),図4に示す如く、上方側の上記半数
値Nh(=15)に相当するNo.1〜15までのドッ
トワイヤーである。その余(No.16〜24)は不使
用とされる(ST15,16)。つまり、図2(B)に
示す如く、キャラクターの上半分が印字運転される。
【0029】2パス目(図4のP21,P22,…)で
駆動するドットワイヤーDWは、図2(C),図4に示
す如く、下方側の半数値Nh(=15)相当数のドット
ワイヤーDW(No.10〜24)であり、その余のド
ットワイヤーDW(No.1〜9)までは不使用とされ
る。つまり、2パス目にキャラクターの下半分が印字さ
れる(ST17,18)。
【0030】なお、ST16からST17に移行する
際、CPU1は用紙送りモータ20を回転駆動させ、キ
ャラクターの上半分と下半分とが接して印字されるよう
に印字ヘッド30と用紙とを上下方向に相対移動させ
る。具体的には、用紙を移動させて行う。
【0031】しかして、この第1実施例によれば、1パ
ス目にキャラクタードット数Nd(=30)の半数値N
h(=15)に相当する印字ヘッド30の上方側ドット
ワイヤーDW(No.1〜15)をフル使用し下方側の
ドットワイヤーDW(No.16〜24)を不使用とし
てキャラクターの上半分を印字運転し、その後に印字ヘ
ッド30と用紙とをキャラクターの1/2相当だけ上下
方向に相対移動させてから、今度は下方側の半数値Nh
(=15)相当のドットワイヤーDW(No.10〜2
4)をフル使用しその余のドットワイヤーDW(No.
1〜9)を不使用として下半分を印字運転する方法であ
るから、1パス目と2パス目とはともに24本中の15
本のドットワイヤーDWを使用して印字運転される。よ
って、電力消費量は均一で変動がない。また、最大キャ
ラクタードット数Ndが“30”とするならば、駆動電
源装置32を24本を全てフル使用して印字運転する
(図8〜10に示す従来例)の場合の電源装置(1/
1)の15/24と小容量化でき、コストも低減でき
る。しかも、電源装置32の容量内であるから1パス
目,2パス目とも当該印字ヘッド30の駆動速度やキャ
リアの移動速度で決まる最大速度で印字できるから、印
字高速化を保持できる。
【0032】また、最大キャラクタードット数Ndが最
大で“30”とするならば、印字ヘッド30のドットワ
イヤーDWの全数(Nd)を15本とすることが可能と
なる。電源容量も15本分のフル使用に耐えるものとし
て小型化できる。
【0033】さらに、印字ヘッド30と用紙とは、図2
(B),(C)に示す如く、ドットワイヤーDWの6本
分だけ上下方向に相対移動させればよいので、この点か
らも印字高速化ができる。
【0034】(第2実施例)この第2実施例は、図1に
示した第1実施例の場合と同様のドットプリンタ(1
0,20,23,30,32等)とされ、図5〜図7に
示す如く、中間部分を1パス目と2パス目の印字で行
い、かつ1パス目と2パス目とで使用するドットワイヤ
ーDWを段違いの1つ置きとして駆動することにより、
ホワイトライン等を消滅して一段と鮮明な印字ができる
ようにしている。
【0035】ここに、RAM3(またはROM2)に
は、設定数Ns(例えば“6”)を設定記憶されてお
り、またCG−ROM2CGには、図5(B),(C)
および図7に示す如く、1パス目は上方側の設定数(N
s)相当数の6本のドットワイヤーDW(図7で白丸で
表示したNo.1〜6)をフル使用し、かつその余のド
ットワイヤーDW(No.7〜24)つまり残りの下方
側18本のうちの1つ置きのドットワイヤーDW(N
o.8,10,12,14,16,18,20,22,
26)を使用して、キャラクターの上方部分と中間部分
の一部分とを印字運転(図6のST25,26)とされ
る。
【0036】また、2パス目は1パス目とは反対に下方
側の設定数(Ns)相当数の6本のドットワイヤーDW
(図7で黒丸で表示したNo.19〜24)をフル使用
し、かつその余のドットワイヤーDW(No1〜18)
つまり残りの上方側18本のうちの1つ置きのドットワ
イヤーDW(No.1,3,5,7,9,11,13,
15,17)を使用して、キャラクターの下方部分と中
間部分の残り部分とを印字運転(図6のST27,2
8)される。
【0037】そして、中間部分を印字する1パス目のド
ットワイヤーDW(No.8,10,12,14,1
6,18,20,22,26)と2パス目のドットワイ
ヤーDW(No.1,3,5,7,9,11,13,1
5,17)とは、図7に示す如く千鳥状に段違いとされ
ている。
【0038】なお、図6のST26,27との間で、C
PU1は用紙送りモータ20を回転駆動して用紙を図5
(B),(C)に示す如くドットワイヤーDWの6本分
だけ上下方向に移動する。また、1パス印字について
は、ST21〜23に示す通り、第1実施例(ST11
〜13)の場合と同じである。
【0039】しかして、この第2実施例によれば、1パ
ス目に全ドット数Np(=24)のうちの設定数Ns
(=6)に相当する上方側ドットワイヤー(No.1〜
6)の全てとその余の下方側ドットワイヤー(No.7
〜24)の1つ置きの半数〔1/2・(Np−Ns)=
9〕のドットワイヤーDW(No.8,10,12,1
4,16,18,20,22,26)とを駆動して1キ
ャラクターの上方部分と中間部分の一部分とを印字し、
用紙送り後に、設定数Ns(=6)に相当する下方側ド
ットワイヤーDWの全て(No.19〜24)とその余
の上方側ドットワイヤーDW(No.1〜18)のうち
の1つ置きのドットワイヤーDW(No.1,3,5,
7,9,11,13,15,17)とを駆動して、1キ
ャラクターの下方部分と残りの中間部分を2パス印字す
る運転方法であるから、第1実施例の場合と同様の作用
効果を奏する他、さらに1パス目と2パス目とは千鳥形
の段違いとして中間部分を印字するので、用紙送りによ
るホワイトライン等を消滅できるから、一段と鮮明な印
字ができる。
【0040】なお、半数値〔1/2・(Np−Ns)〕
とは、本実施例では、9〔=1/2・(24−6)〕と
されていたが、印字ヘッド30の全ドット数Npや印字
データのドット列等によっては、1パス目と2パス目で
差分“1”だけ増減する場合をも含む概念である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1パス目にキ
ャラクタードット数Ndの半数値Nhに相当する印字ヘ
ッドの上方側ドットワイヤーをフル使用しその余の下方
側のドットワイヤーを不使用としてキャラクターの上半
分を印字運転し、その後に印字ヘッドと用紙とを上下方
向に相対移動させてから、今度は下方側の半数値Nh相
当のドットワイヤーをフル使用しその余の上方側ドット
ワイヤーDWを不使用として下半分を印字運転する方法
であるから、1パス目と2パス目とはともに同数のドッ
トワイヤーを使用して印字運転される。よって、電力消
費量は均一で変動がない。また、電源装置を小容量化で
き、コストも低減できる。しかも、電源装置の容量内で
あるから1パス目,2パス目とも当該印字ヘッドの駆動
速度やキャリアの移動速度で決まる最大速度で印字でき
るから、印字高速化を保持できる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、1パス目
に全ドット数Npのうちの設定数Nsに相当する上方側
ドットワイヤーの全てとその余の下方側ドットワイヤー
の1つ置きの半数〔1/2・(Np−Ns)=9〕のド
ットワイヤーを駆動して1キャラクターの上方部分と中
間部分の一部分とを印字し、用紙送り後に、設定数Ns
に相当する下方側ドットワイヤーの全てとその余の上方
側ドットワイヤーのうちの1つ置きの半数のドットワイ
ヤーとを駆動して1キャラクターの下方部分と残りの中
間部分を2パス印字する運転方法であるから、請求項1
の発明の場合と同様の作用効果を奏する他、さらに1パ
ス目と2パス目とを例えば千鳥形の段違いとして中間部
分を印字させることが可能となるから、用紙送りによる
ホワイトライン等を消滅でき、一段と鮮明な印字ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字運転方法を実施するに好適なドッ
トプリンタを示すブロック図である。
【図2】第1実施例の印字運転方法を説明するための図
である。
【図3】同じく、印字運転動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】同じく、ドットワイヤーの使用と不使用とを説
明するための図である。
【図5】第2実施例の印字運転方法を説明するための図
である。
【図6】同じく、印字運転動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】同じく、ドットワイヤーの使用と不使用とを説
明するための図である。
【図8】従来例の印字運転方法を説明するための図であ
る。
【図9】同じく、印字運転動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】同じく、ドットワイヤーの使用と不使用とを
説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 2CG キャラクタジェネレータ(CG−ROM) 3 RAM 10 制御ユニット 20 用紙送りモータ 23 キャリアモータ 30 印字ヘッド 31 ドライバー 32 電源装置 DW ドットワイヤー Np 印字ヘッドの持つドットワイヤー数 Nd キャラクタードット数 Nh 半数値 Ns 設定数

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数(Np)のドットワイヤーを印字す
    べき用紙上のキャラクターの上下方向に対応可能に一定
    ピッチで配設してなる印字ヘッドを有し、印字データに
    基づいて選択されたドットワイヤーを同時駆動して用紙
    上に印字するドットプリンタの印字運転方法であって、 1キャラクターを印字するに要するキャラクタードット
    数(Nd)の半数値(Nh)を求め、前記印字ヘッドの
    全ドットワイヤー数(Np)のうちその半数値(Nh)
    に相応する数のドットワイヤーを同時駆動してキャラク
    ターの上半分を印字し、しかる後に印字ヘッドと用紙と
    をキャラクターの上下方向に相対移動させ、その後に再
    び半数値(Nh)に相応する数のドットワイヤーを同時
    駆動してキャラクターの下半分を印字することを特徴と
    するドットプリンタの印字運転方法。
  2. 【請求項2】 複数(Np)のドットワイヤーを印字す
    べき用紙上のキャラクターの上下方向に対応可能に一定
    ピッチで配設してなる印字ヘッドを有し、印字データに
    基づいて選択されたドットワイヤーを同時駆動して用紙
    上に印字するドットプリンタの印字運転方法であって、 前記印字ヘッドの全ドットワイヤー数(Np)のうち設
    定数(Ns)に相当する上方側ドットワイヤーの全て
    (Ns)とその余の下方側ドットワイヤーの1つ置きの
    半数〔1/2・(Np−Ns)〕に相当するドットワイ
    ヤーとを同時駆動させて1キャラクターの上方部分と中
    間部分の一部分とを印字し、しかる後に印字ヘッドと用
    紙とをキャラクターの上下方向に相対移動させ、その後
    に設定数(Ns)に相当する下方側ドットワイヤーの全
    て(Ns)とその余の上方側ドットワイヤーの1つ置き
    の半数〔1/2・(Np−Ns)〕に相当するドットワ
    イヤーとを同時駆動させて1キャラクターの下方部分と
    中間部分の残り部分とを印字することを特徴としたドッ
    トプリンタの印字運転方法。
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