JPH05137627A - リクライニングチエアー - Google Patents
リクライニングチエアーInfo
- Publication number
- JPH05137627A JPH05137627A JP33144491A JP33144491A JPH05137627A JP H05137627 A JPH05137627 A JP H05137627A JP 33144491 A JP33144491 A JP 33144491A JP 33144491 A JP33144491 A JP 33144491A JP H05137627 A JPH05137627 A JP H05137627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- backrest
- crank
- cylinder
- pivoted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は，睡眠が取り易く，寝起きが行い
易いリクライニングチェアーに関するものである。 【構成】 両側に曲線状肘掛けを設けた椅子体の後側に
クランク（曲杆）を設け，該クランクの一端に操作レバ
ーを設けたシリンダーの一端を枢着し，他端を椅子枠体
に枢着した背もたれの下段部に固着された取付部にシリ
ンダーヘッドに設けられたコ状杆を介して枢着してなる
リクライニングチェアーである。
易いリクライニングチェアーに関するものである。 【構成】 両側に曲線状肘掛けを設けた椅子体の後側に
クランク（曲杆）を設け，該クランクの一端に操作レバ
ーを設けたシリンダーの一端を枢着し，他端を椅子枠体
に枢着した背もたれの下段部に固着された取付部にシリ
ンダーヘッドに設けられたコ状杆を介して枢着してなる
リクライニングチェアーである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は，リクライニング式椅
子に係るリクライニング装置に関するものである。
子に係るリクライニング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来，この種既存のリクライニング式椅
子としては，図５乃至図６に示すように複数個の溝ａを
設け，その溝ａにストッパｂを介して数段階に椅子の背
もたれｃを除々に倒して行く手段として，図５に示すよ
うに枠体ｄの一部に溝ａを設け，背もたれｃの裏面中央
よりやや上部に回動自在に設けられたストッパｂの位置
を変えて，背もたれｃを倒して行くものと，図６に示す
ように背もたれｃの裏面と枠体ａの一部に複数個の溝ａ
を設け，該溝ａ，ａにストッパｂを順次移動させて背も
たれｃの角度を調節するものとがある。また図７に示す
ようにハンドルｅを回転させて背もたれｃの角度を変動
させるものがある。
子としては，図５乃至図６に示すように複数個の溝ａを
設け，その溝ａにストッパｂを介して数段階に椅子の背
もたれｃを除々に倒して行く手段として，図５に示すよ
うに枠体ｄの一部に溝ａを設け，背もたれｃの裏面中央
よりやや上部に回動自在に設けられたストッパｂの位置
を変えて，背もたれｃを倒して行くものと，図６に示す
ように背もたれｃの裏面と枠体ａの一部に複数個の溝ａ
を設け，該溝ａ，ａにストッパｂを順次移動させて背も
たれｃの角度を調節するものとがある。また図７に示す
ようにハンドルｅを回転させて背もたれｃの角度を変動
させるものがある。
【０００３】
（１）上記図５，図６に示すようなリクライニング式椅
子は，限られた段階でしか背もたれ部分を傾けることし
かできない。また，図７に示すハンドル式のものは自由
な傾斜位置において停止できるとしても，図５，図６に
示すものと同様に座ったまま，あるいは体を横たえたま
まで操作することができない。 （２）しかも，これらの椅子はいずれも背もたれの傾斜
を変えるたびに体を起こして，人手を煩わせるか，自分
で椅子から離れて操作しなければならない等の不具合を
有する。 （３）そして既存のリクライニング式椅子は，操作が簡
単のものは，操作中一番下まで落ちてしまう危険性があ
り，除々に傾斜が変動する図６に示す椅子はその装置が
複雑で高価である等の不具合を有するものである。 この発明は上記（１）乃至（３）に述べたような問題点
を解決することをその課題とするものである。
子は，限られた段階でしか背もたれ部分を傾けることし
かできない。また，図７に示すハンドル式のものは自由
な傾斜位置において停止できるとしても，図５，図６に
示すものと同様に座ったまま，あるいは体を横たえたま
まで操作することができない。 （２）しかも，これらの椅子はいずれも背もたれの傾斜
を変えるたびに体を起こして，人手を煩わせるか，自分
で椅子から離れて操作しなければならない等の不具合を
有する。 （３）そして既存のリクライニング式椅子は，操作が簡
単のものは，操作中一番下まで落ちてしまう危険性があ
り，除々に傾斜が変動する図６に示す椅子はその装置が
複雑で高価である等の不具合を有するものである。 この発明は上記（１）乃至（３）に述べたような問題点
を解決することをその課題とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は，上
記に鑑みなされたものであって，両側に曲線状肘掛けを
設けた椅子枠体の後側にクランク（曲杆）を設け，該ク
ランクの一端に操作レバーを設けたシリンダーの一端を
枢着し，他端を椅子枠体に枢着した背もたれの下段部に
固着された取付部にシリンダーヘッドに設けられたコ状
杆を介して枢着してなるもので，椅子に掛けた際，自分
の好みにより，背もたれの傾斜角度を操作レバーの操作
により，滑らかに自由な角度に変動することができ，且
つ安全性にも優れている。
記に鑑みなされたものであって，両側に曲線状肘掛けを
設けた椅子枠体の後側にクランク（曲杆）を設け，該ク
ランクの一端に操作レバーを設けたシリンダーの一端を
枢着し，他端を椅子枠体に枢着した背もたれの下段部に
固着された取付部にシリンダーヘッドに設けられたコ状
杆を介して枢着してなるもので，椅子に掛けた際，自分
の好みにより，背もたれの傾斜角度を操作レバーの操作
により，滑らかに自由な角度に変動することができ，且
つ安全性にも優れている。
【０００５】
【実施例】以下図面に基づいて，この発明の実施例につ
いて説明する。図１はこの発明に係るリクライニング式
椅子の枠体部分の側面図であって，作動状態を二点鎖線
で示すものである。図２は図１の平面図，図３は背もた
れ５と椅子枠体９との間に操作レバー４を設けたシリン
ダー７の設定状態を示す部分拡大正面図，図４は図３の
平面図で，それぞれこの発明の構成および作用を説明す
る図面である。
いて説明する。図１はこの発明に係るリクライニング式
椅子の枠体部分の側面図であって，作動状態を二点鎖線
で示すものである。図２は図１の平面図，図３は背もた
れ５と椅子枠体９との間に操作レバー４を設けたシリン
ダー７の設定状態を示す部分拡大正面図，図４は図３の
平面図で，それぞれこの発明の構成および作用を説明す
る図面である。
【０００６】図１において，１はこの発明のリクライニ
ング式椅子であって，２の曲線状肘掛けは，背もたれ５
を傾斜させ身体を横たえた場合，安眠できるように，体
全体が隠れるように設けてある。他方３の曲線肘掛け
は，体を起こしたり，横たえたりする際，体の安定性と
安全性を確保するため，肘を掛け易く，一方の肘掛けよ
り小さい構造となっている。
ング式椅子であって，２の曲線状肘掛けは，背もたれ５
を傾斜させ身体を横たえた場合，安眠できるように，体
全体が隠れるように設けてある。他方３の曲線肘掛け
は，体を起こしたり，横たえたりする際，体の安定性と
安全性を確保するため，肘を掛け易く，一方の肘掛けよ
り小さい構造となっている。
【０００７】操作レバー４は座ったまま，あるいは体を
横たえたままの状態で背もたれ５の傾斜位置を変える操
作装置の一部分で，シリンダー７に係合している。シリ
ンダ７は，その一端が図３及び図４で示すように，枠体
９に固着されたブラケット１４に枢着され，その他端
は，椅子枠体９に枢着した背もたれ枠５の下端に存する
曲杆１０の端部に固着された取付部１５に，シリンダー
７に設けられたコ状杆１６を介して枢着されている。更
に背もたれ枠５は図２及び図３で示すように，枠体９に
固着されたブラケット１１に捩れを防止するため貫通軸
１２を用いて枢着している。
横たえたままの状態で背もたれ５の傾斜位置を変える操
作装置の一部分で，シリンダー７に係合している。シリ
ンダ７は，その一端が図３及び図４で示すように，枠体
９に固着されたブラケット１４に枢着され，その他端
は，椅子枠体９に枢着した背もたれ枠５の下端に存する
曲杆１０の端部に固着された取付部１５に，シリンダー
７に設けられたコ状杆１６を介して枢着されている。更
に背もたれ枠５は図２及び図３で示すように，枠体９に
固着されたブラケット１１に捩れを防止するため貫通軸
１２を用いて枢着している。
【０００８】そして，操作レバー４の前方または後方へ
の操作により，シリンダー７は作動して，背もたれ５は
滑らかに傾斜が変動し，傾斜が低く最大に達したとき，
図３に示すように背もたれ５の下段部に設けたストッパ
ー８が枠体９のストッパー受け１３に当たり，傾斜が停
止し安全装置としての効果を奏するものである。
の操作により，シリンダー７は作動して，背もたれ５は
滑らかに傾斜が変動し，傾斜が低く最大に達したとき，
図３に示すように背もたれ５の下段部に設けたストッパ
ー８が枠体９のストッパー受け１３に当たり，傾斜が停
止し安全装置としての効果を奏するものである。
【０００９】
【発明の効果】この発明は以上詳述したようにしてな
り，曲線状の肘掛けの一方は身体を横たえたとき身体が
肘掛けによって隠れるようになっているので，安眠を取
るのに最適である。また寝たり起きたりする際の体の安
定性を確保するために用いる肘掛けは小型となっている
ので，寝たり起きたりの動作が取り易いと共に，座った
まま，あるいは寝たままの状態で操作レバーを取り扱う
ことができるので便利である。背もたれ枠の枢着部分は
重量が掛り，捩れが生じ破損し易いので，これを貫通軸
にして捩れの防止が得られた。さらにリクライニングの
装置も簡単で，安価である等経済的である。
り，曲線状の肘掛けの一方は身体を横たえたとき身体が
肘掛けによって隠れるようになっているので，安眠を取
るのに最適である。また寝たり起きたりする際の体の安
定性を確保するために用いる肘掛けは小型となっている
ので，寝たり起きたりの動作が取り易いと共に，座った
まま，あるいは寝たままの状態で操作レバーを取り扱う
ことができるので便利である。背もたれ枠の枢着部分は
重量が掛り，捩れが生じ破損し易いので，これを貫通軸
にして捩れの防止が得られた。さらにリクライニングの
装置も簡単で，安価である等経済的である。
【図１】この発明の一実施例の一部切欠側面図である。
【図２】１図の要部平面図である。
【図３】シリンダー部分の作用側面図である。
【図４】シリンダー部分の一部切欠平面図である。
【図５】従来のリクライニング式椅子の作用側面図であ
る。
る。
【図６】従来のリクライニング式椅子の作用側図であ
る。
る。
【図７】従来のリクライニング式椅子の作用側図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ リクライニング式椅子 ２ 曲線状肘掛け ３ 曲線状肘掛け ４ 操作レバー ５ 背もたれ ７ シリンダー ９ 椅子枠体 １０ クランク（曲杆） １６ コ状杆
Claims (1)
- 【請求項１】両側に曲線状肘掛けを設けた椅子体の後側
にクランク（曲杆）を設け，該クランクの一端に操作レ
バーを設けたシリンダーの一端を枢着し，他端を椅子枠
に枢着した背もたれの下段に固着された取付部にシリン
ダーヘッドに設けられたコ状杆を介して枢着し，構成し
たことを特徴とするリクライニングチェアー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33144491A JPH05137627A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | リクライニングチエアー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33144491A JPH05137627A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | リクライニングチエアー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137627A true JPH05137627A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18243731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33144491A Pending JPH05137627A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | リクライニングチエアー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05137627A (ja) |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP33144491A patent/JPH05137627A/ja active Pending
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