JPH05137537A - カニ足肉様製品製造用カツテイング装置 - Google Patents

カニ足肉様製品製造用カツテイング装置

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Publication number
JPH05137537A
JPH05137537A JP3332584A JP33258491A JPH05137537A JP H05137537 A JPH05137537 A JP H05137537A JP 3332584 A JP3332584 A JP 3332584A JP 33258491 A JP33258491 A JP 33258491A JP H05137537 A JPH05137537 A JP H05137537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
holder
cutting
raw material
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3332584A
Other languages
English (en)
Inventor
Koreyasu Yamaguchi
之康 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHI CO Ltd
Yamaguchi KK
Original Assignee
YAMAGUCHI CO Ltd
Yamaguchi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHI CO Ltd, Yamaguchi KK filed Critical YAMAGUCHI CO Ltd
Priority to JP3332584A priority Critical patent/JPH05137537A/ja
Publication of JPH05137537A publication Critical patent/JPH05137537A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に生産効率がよく、しかも、均一で綺麗
な交錯する切れ目を生成することができるカニ足肉様製
品製造用カッティング装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 進行方向に多数の切れ目を刻設されて搬送さ
れてくる原料シ−トに対し、上方から前記切れ目に交錯
する切れ目を刻設するカッティング装置において、駆動
軸21の両端に偏心軸22を設置し、その偏心軸22を、揺動
軸ホルダ−24内に摺動可能に保持されていてカッタ−27
と一体化された揺動軸23の下端部に挿入し、揺動軸ホル
ダ−24を、側板29に固定したホルダ−支持軸28にて軸支
させる。 【効果】 従来の装置とさ程変わらない構成にて、従来
の装置では決して達成することのできなかった原料シ−
トの好ましいカッティングが可能となり、均一で良質な
製品を非常に効率よく量産し得る効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカニ足肉様製品製造のた
めのカッティング装置、より詳細には、白身魚のすり身
を主原料とする原料シ−トに、交錯する細い切れ目を連
続的に入れるためのカニ足肉様製品製造用カッティング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記カッティング装置は図4に示
す如きものである。即ち、そこにおいて1はモ−タによ
り回転駆動される駆動軸で、その両端部に、軸芯に対し
若干偏心させた偏心軸2を設けてある。そして、偏心軸
2には、連結部材3が回転可能に取り付けられ、連結部
材3の上端は昇降軸4の下端に枢着されている。昇降軸
4は軸ホルダ−5によって上下方向に摺動可能に保持さ
れ、上端にカッタ−6を取り付けるためのカッタ−取付
板7が固定されている。
【0003】従って、駆動軸1の回転に伴い、昇降軸4
は連結部材3を介して偏心軸2の偏心分、上下方向に移
動する。その結果、カッタ−取付板7及びこれに固定さ
れたカッタ−6が連続的に昇降動作し、以てコンベア8
上を搬送されてくる原料シ−ト、即ち、白身魚のすり身
を主原料としていて搬送方向に約1mm幅の切れ目を刻
設された厚さ1mm程の原料シ−ト(図3(a)参照)
に対し、約1mm間隔の前記切れ目に交錯する切れ目が
刻設される(図3(b)参照)。各切れ目は途中まで刻
設され、裏側にまでは達しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカッティン
グ装置においては、原料シ−トを定速度で搬送しつつ、
カッタ−6を垂直方向に移動させている。そのため、一
度のカッティング動作で刻設される切れ目の幅は狭く、
生産効率がよくないだけでなく、原料シ−トカッティン
グ時、即ち、カッタ−6の切り刃が原料シ−トに喰い込
んでいる際、瞬時ではあるが、切り刃によって原料シ−
トの進行が阻止される。そのために原料シ−トにシワが
生成され、均一で綺麗な斜めの切れ目を刻設することが
困難となる。そこで、原料シ−トの搬送を間欠的にし、
カッティング時には原料シ−トが停止するようにするこ
とも考えられるが、そのようにした場合は生産効率が更
に低下し、採算がとれなくなってしまう。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、非常に生産効率がよく、しか
も、均一で綺麗な交錯する切れ目を生成することができ
るカニ足肉様製品製造用カッティング装置を提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、進行方向に多
数の切れ目を刻設されて搬送されてくる原料シ−トに対
し、上方から前記切れ目に交錯する切れ目を刻設するカ
ッティング装置において、駆動軸の両端に偏心軸を設置
し、その偏心軸を、揺動軸ホルダ−内に摺動可能に保持
されていてカッタ−と一体化された揺動軸の下端部に挿
入し、前記揺動軸ホルダ−を、側板に固定したホルダ−
支持軸にて軸支させたことを特徴とするカニ足肉様製品
製造用カッティング装置、を以て上記課題を解決した。
【0007】
【作 用】偏心軸の偏心回転に伴い揺動軸が、軸ホルダ
−内を上下動すると共に、軸ホルダ−と一体となってホ
ルダ−支持軸を軸に回動する。その結果、揺動軸に取り
付けられたカッタ−が偏平な楕円状の軌跡を描いて移動
し、その軌跡の原料シ−トの進行方向と一致する下半部
においてカッティングを行なうので、切込みがスム−ズ
で切込距離も長いためにカッティング効率が非常によ
く、しかも原料シ−トの進行動作を妨げることがないの
で、均一で綺麗な切れ目を刻設することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を添付図面(図1及び図2)
に依拠して説明する。図1は本発明の主要部一半部の縦
断面図であるが、他半部は同様の構成であるので説明を
省略する。そこにおいて21は、モ−タ−20によって回転
駆動される駆動軸で、その両端に駆動軸21の軸芯に対し
5mm程偏心する偏心軸22が設けられる。23は揺動軸ホ
ルダ−24によって摺動可能に支持された揺動軸で、その
下端に偏心軸22が回転自在に挿入される。
【0009】揺動軸23の上端は、倒コ字状の連結板25の
水平部に固定される。そして、連結板25の両起立部に、
やはり倒コ字状のカッタ−取付板26が固定され、カッタ
−取付板26の水平部裏側にカッタ−27が取り付けられ
る。カッタ−27は、多数の切り刃を並設したもので、各
切り刃は原料シ−トの進行方向に対し、少し傾斜させて
ある。その傾斜角度は、好ましくは8〜15度程度とす
る。
【0010】28は側板29に設置されたホルダ−支持軸
で、その先端部が揺動軸ホルダ−24内に臨んでおり、揺
動軸ホルダ−24はホルダ−支持軸28に軸支されて回動可
能となっている。このホルダ−支持軸28による揺動軸ホ
ルダ−24の支持位置を変えれば、カッタ−27の切込み速
度及び切込み距離を変えることができる。側板29に固定
されているテ−ブル30には、揺動軸ホルダ−24の上端部
が出没する開口部31が設けられている。32はコンベアベ
ルトである。
【0011】上記構成において駆動軸21が回転駆動され
ると、偏心軸22が偏心回転する。それに伴い揺動軸23
が、ホルダ−支持軸28を軸に揺動しつつ揺動軸ホルダ−
24内を上下動する結果、揺動軸23上端部、並びに、これ
に連結板25及びカッタ−取付板26を介して一体化されて
いるカッタ−27が偏平な楕円軌道を描いて移動する。そ
の際、当該楕円軌道の下半部進行中において原料シ−ト
のカッティングが行なわれるが、その下半部における進
行方向は原料シ−トの進行方向に合致させてある。その
結果、カッティング時における切り刃の原料シ−トに対
する抵抗はかなり減少し、原料シ−トにシワが寄ったり
することがなく、均一で綺麗な切れ口が得られる。
【0012】また、切れ刃は偏平な楕円軌道を描いて動
くので、原料シ−トに対する刃の介入がスム−ズで確実
に切込みがなされ、しかも切り刃が原料シ−トに喰い込
んでいる距離が長くなるので、切れ目刻設効率が非常に
向上する。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、従来の
装置とさ程変わらない構成にて、従来の装置では決して
達成することのできなかった原料シ−トの好ましいカッ
ティングが可能となり、均一で良質な製品を非常に効率
よく量産し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部縦断面図である。
【図2】 本発明の実施例の側面図である。
【図3】 本発明に係る装置によって原料シ−トに加え
られる切れ目を示す平面図である。
【図4】 従来の装置の構成を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
21 駆動軸 22 偏心軸 23 揺動軸 24 揺動軸ホルダ− 25 連結板 26 カッタ−取付板 27 カッタ− 28 ホルダ−支持軸 29 側板 30 テ−ブル 31 開口部 32 コンベアベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向に多数の切れ目を刻設されて搬
    送されてくる原料シ−トに対し、上方から前記切れ目に
    交錯する切れ目を刻設するカッティング装置において、
    駆動軸の両端に偏心軸を設置し、その偏心軸を、揺動軸
    ホルダ−内に摺動可能に保持されていてカッタ−と一体
    化された揺動軸の下端部に挿入し、前記揺動軸ホルダ−
    を、側板に固定したホルダ−支持軸にて軸支させたこと
    を特徴とするカニ足肉様製品製造用カッティング装置。
JP3332584A 1991-11-21 1991-11-21 カニ足肉様製品製造用カツテイング装置 Pending JPH05137537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332584A JPH05137537A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 カニ足肉様製品製造用カツテイング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332584A JPH05137537A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 カニ足肉様製品製造用カツテイング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05137537A true JPH05137537A (ja) 1993-06-01

Family

ID=18256569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3332584A Pending JPH05137537A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 カニ足肉様製品製造用カツテイング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05137537A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034098A (ja) * 2007-07-06 2009-02-19 Shigeo Yasuno 切れ目入り練製品の製造装置

Cited By (1)

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