JPH0724073Y2 - 魚の背骨切除装置 - Google Patents
魚の背骨切除装置Info
- Publication number
- JPH0724073Y2 JPH0724073Y2 JP5846490U JP5846490U JPH0724073Y2 JP H0724073 Y2 JPH0724073 Y2 JP H0724073Y2 JP 5846490 U JP5846490 U JP 5846490U JP 5846490 U JP5846490 U JP 5846490U JP H0724073 Y2 JPH0724073 Y2 JP H0724073Y2
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- JP
- Japan
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- fish
- spine
- head
- supported
- cut
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、魚の頭および尾を残したまま背骨を切取るこ
とのできる魚の背骨切除装置に関する。
とのできる魚の背骨切除装置に関する。
[従来の技術] 魚、特に鮭等の大形魚を家庭で調理する場合に最も苦労
するのは、太い背骨を肉から切除する作業であり、慣れ
ないうちは、背骨に包丁の刃が当たってしまい切り進め
なくなったり、背骨とともに多くに肉を切取ってしまっ
たりする失敗を多くの主婦が経験していることと思われ
る。したがって、あらかじめ背骨を切除した状態で小売
する方が家庭の主婦に好まれるため、従来から背骨を自
動的に取除くための魚の背骨切除装置(魚の開き装置,
三枚おろし装置等を含む)が種々提案されている。
するのは、太い背骨を肉から切除する作業であり、慣れ
ないうちは、背骨に包丁の刃が当たってしまい切り進め
なくなったり、背骨とともに多くに肉を切取ってしまっ
たりする失敗を多くの主婦が経験していることと思われ
る。したがって、あらかじめ背骨を切除した状態で小売
する方が家庭の主婦に好まれるため、従来から背骨を自
動的に取除くための魚の背骨切除装置(魚の開き装置,
三枚おろし装置等を含む)が種々提案されている。
従来この種の装置は、あらかじめ魚体から頭部を切取っ
ておき、胴部のみをコンベアに載せて供給し、V字形の
回転刃物で背骨を切取る構成のものが一般的であった
(例えば、実開昭53-128899号公報,同58-107792号公
報)。
ておき、胴部のみをコンベアに載せて供給し、V字形の
回転刃物で背骨を切取る構成のものが一般的であった
(例えば、実開昭53-128899号公報,同58-107792号公
報)。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の装置は、あらかじめ頭部を切断した状態
で魚体を供給する構成のため、例えば新巻鮭など、頭部
を残したままで市場へ供給したい場合には使用できない
という欠点を有していた。
で魚体を供給する構成のため、例えば新巻鮭など、頭部
を残したままで市場へ供給したい場合には使用できない
という欠点を有していた。
特開昭57-110140号公報に示された魚体の頭付き背骨外
し切開装置は、頭部を残したまま背骨の切除を可能とし
たものであるが、当該装置では背骨に沿って刃物を移動
させる途中で、背骨の切除をも併せて行なうので、よほ
ど切れ味の良好な刃物でなければ滑らかに切断すること
ができない。たとえ切れ味良好な刃物であっても、作業
が繰返されるにしたがって切れ味がにぶり、背骨を押圧
する状態となるため、身くずれを生ずるおそれがあっ
た。
し切開装置は、頭部を残したまま背骨の切除を可能とし
たものであるが、当該装置では背骨に沿って刃物を移動
させる途中で、背骨の切除をも併せて行なうので、よほ
ど切れ味の良好な刃物でなければ滑らかに切断すること
ができない。たとえ切れ味良好な刃物であっても、作業
が繰返されるにしたがって切れ味がにぶり、背骨を押圧
する状態となるため、身くずれを生ずるおそれがあっ
た。
また、いずれの従来装置においても、背骨を切取る際、
板状あるいは棒状のガイドで魚体を支えているだけなの
で、魚体の大小や形の不ぞろい等により位置ずれを生
じ、背骨とともに多くの身を切取ってしまったり、背骨
が魚体に残存したりするおそれがあった。
板状あるいは棒状のガイドで魚体を支えているだけなの
で、魚体の大小や形の不ぞろい等により位置ずれを生
じ、背骨とともに多くの身を切取ってしまったり、背骨
が魚体に残存したりするおそれがあった。
本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
で、魚体を正確に位置決めし、頭部を残したまま背骨を
無理なく取除くことのできる魚の背骨切除装置の提供を
目的とする。
で、魚体を正確に位置決めし、頭部を残したまま背骨を
無理なく取除くことのできる魚の背骨切除装置の提供を
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の魚の背骨切除装置
は、多数の真空吸着ノズルが設けられた左右の側壁を有
し、あらかじめ腹部が切開かれかつ内蔵の除去された魚
体を腹部を上向きにして支持するとともに、少なくとも
魚体の胴部を前記真空吸着ノズルで吸着する支持台と、
前記支持台に支持れた魚体に対し二枚の刃物を縦方向に
相対移動して背骨の両側から切込みを入れ肉部から背骨
を切離す縦方向切込みユニットと、前記支持台に支持さ
れた魚体の胴部と尾および頭部との境界部分に対して横
方向に背骨を切断する位置まで切込みを入れる横方向切
込みユニットとを備えた構成としてある。
は、多数の真空吸着ノズルが設けられた左右の側壁を有
し、あらかじめ腹部が切開かれかつ内蔵の除去された魚
体を腹部を上向きにして支持するとともに、少なくとも
魚体の胴部を前記真空吸着ノズルで吸着する支持台と、
前記支持台に支持れた魚体に対し二枚の刃物を縦方向に
相対移動して背骨の両側から切込みを入れ肉部から背骨
を切離す縦方向切込みユニットと、前記支持台に支持さ
れた魚体の胴部と尾および頭部との境界部分に対して横
方向に背骨を切断する位置まで切込みを入れる横方向切
込みユニットとを備えた構成としてある。
[作用] 上述した本考案によれば、魚体を支持台に真空吸着する
ことにより位置決めするので、魚体の大小,形の不ぞろ
いに関係なく正確な位置決めを行なえる。
ことにより位置決めするので、魚体の大小,形の不ぞろ
いに関係なく正確な位置決めを行なえる。
また、本考案は、魚体に対する縦方向の切込みと横方向
の切込みとをそれぞれ別のユニットにより行なう構成と
したので、尾および頭部を残したまま無理なく背骨を切
除することができる。
の切込みとをそれぞれ別のユニットにより行なう構成と
したので、尾および頭部を残したまま無理なく背骨を切
除することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の実施例に係る魚の背骨切除装置を示す
全体構成図、第2図は支持台の側面図、第3図は第1図
のA−A線拡大断面図、第4図は第1図のB−B線拡大
断面図である。
全体構成図、第2図は支持台の側面図、第3図は第1図
のA−A線拡大断面図、第4図は第1図のB−B線拡大
断面図である。
第1図において、1は装置本体で、上面に支持台10の搬
送手段(図示せず)が設けてある。搬送手段としては各
種公知のものが適用でき、例えば、支持台10を案内レー
ルに沿って摺動自在とし、チェーンを介して駆動モータ
からの駆動力を支持台10に伝えて駆動する構成とすれば
よい。また、装置本体1の上面には、支持台10の搬送径
路に沿って、縦方向切込みユニット20および横方向切込
みユニット30が設けてある。
送手段(図示せず)が設けてある。搬送手段としては各
種公知のものが適用でき、例えば、支持台10を案内レー
ルに沿って摺動自在とし、チェーンを介して駆動モータ
からの駆動力を支持台10に伝えて駆動する構成とすれば
よい。また、装置本体1の上面には、支持台10の搬送径
路に沿って、縦方向切込みユニット20および横方向切込
みユニット30が設けてある。
支持台10は、第2図〜第4図に示すように、V字形の溝
11を有し、この溝11内で魚100を支持する。魚100は腹を
上向きにして支持されるが、平行な姿勢を保つため、溝
11の前部底面11aは、頭100aの形状に合わせて傾斜させ
ておくことが好ましい。また、溝11の左右の側面11b,11
cには多数の真空吸着ノズル12が設けてあり、これら真
空吸着ノズル12は、透孔13および図示しない配管を介し
て真空ポンプ(図示せず)と連通している。真空吸着ノ
ズル12の個数および穿設位置は任意でよいが、少なくと
も魚100の胴部100bを確実に吸着でき、さらに好ましく
は腹部100Cを吸着して腹が開いた状態を保持できるよう
にする(第3図参照)。真空圧は、魚体を傷付けること
なくしかも強固に固定できる任意の値に設定するものと
し、魚の種類,大きさ等に応じて適宜調整する。また、
支持台10には、支持する魚100の胴部100bと頭部100aお
よび尾100dとの境界が位置する部分に、横方向の切欠溝
14,15が設けてある。
11を有し、この溝11内で魚100を支持する。魚100は腹を
上向きにして支持されるが、平行な姿勢を保つため、溝
11の前部底面11aは、頭100aの形状に合わせて傾斜させ
ておくことが好ましい。また、溝11の左右の側面11b,11
cには多数の真空吸着ノズル12が設けてあり、これら真
空吸着ノズル12は、透孔13および図示しない配管を介し
て真空ポンプ(図示せず)と連通している。真空吸着ノ
ズル12の個数および穿設位置は任意でよいが、少なくと
も魚100の胴部100bを確実に吸着でき、さらに好ましく
は腹部100Cを吸着して腹が開いた状態を保持できるよう
にする(第3図参照)。真空圧は、魚体を傷付けること
なくしかも強固に固定できる任意の値に設定するものと
し、魚の種類,大きさ等に応じて適宜調整する。また、
支持台10には、支持する魚100の胴部100bと頭部100aお
よび尾100dとの境界が位置する部分に、横方向の切欠溝
14,15が設けてある。
縦方向切込みユニット20は、第3図に示すように、二枚
の円板状回転刃物21,22を備えている。各回転刃物21,22
は、それぞれハウジング23,24に回転自在に支持されて
おり、伝達ベルト25,26を介して駆動モータ(図示せ
ず)からの回転力を受け高速回転する。各回転刃物21,2
2の間には傾き角度θがつけられており、ハウジング23,
24は、それぞれこの傾き角度θの方向から図示しない駆
動機構により上下に移動自在となっている。傾き角度θ
は、背骨100eとともに切り取られてしまう肉量を少なく
するため、1〜30°の範囲に設定することが好ましい。
また、回転刃物21,22の下降端では、背骨100e(支持台1
0に支持された魚100の背骨)の下方位置において各回転
刃物21,22の先端を接近させている。
の円板状回転刃物21,22を備えている。各回転刃物21,22
は、それぞれハウジング23,24に回転自在に支持されて
おり、伝達ベルト25,26を介して駆動モータ(図示せ
ず)からの回転力を受け高速回転する。各回転刃物21,2
2の間には傾き角度θがつけられており、ハウジング23,
24は、それぞれこの傾き角度θの方向から図示しない駆
動機構により上下に移動自在となっている。傾き角度θ
は、背骨100eとともに切り取られてしまう肉量を少なく
するため、1〜30°の範囲に設定することが好ましい。
また、回転刃物21,22の下降端では、背骨100e(支持台1
0に支持された魚100の背骨)の下方位置において各回転
刃物21,22の先端を接近させている。
横方向切込みユニット30では、円板状の回転刃物31,32
がそれぞれ支持台10上の魚100に対して横方向に配置さ
れている。これら回転刃物31,32は、図示しない回転駆
動機構から回転力を受けて高速回転する。また、回転刃
物31,32は、図示しない上下駆動機構により上下方向に
駆動され、支持台10に支持された魚100の胴部100bと頭
部100aおよび尾100dとの境界部分を切断する構成となっ
ている。ここで、回転刃物31,32の下降端は、支持台10
に支持された魚100の背骨100eよりわずかに下方位置に
設定してある。したがって、魚100の頭部100aおよび尾1
00dは胴部100bから切断されることがなく、背骨だけが
当該境界部分で切断される(第4図参照)。
がそれぞれ支持台10上の魚100に対して横方向に配置さ
れている。これら回転刃物31,32は、図示しない回転駆
動機構から回転力を受けて高速回転する。また、回転刃
物31,32は、図示しない上下駆動機構により上下方向に
駆動され、支持台10に支持された魚100の胴部100bと頭
部100aおよび尾100dとの境界部分を切断する構成となっ
ている。ここで、回転刃物31,32の下降端は、支持台10
に支持された魚100の背骨100eよりわずかに下方位置に
設定してある。したがって、魚100の頭部100aおよび尾1
00dは胴部100bから切断されることがなく、背骨だけが
当該境界部分で切断される(第4図参照)。
なお、各刃物21,22,31,32の移動制御は、例えば、光電
管等のセンサを移動端に設置し、そのセンサからの刃物
検出信号により行なう。
管等のセンサを移動端に設置し、そのセンサからの刃物
検出信号により行なう。
次に、上述した実施例装置の使用方法を説明する。
魚100は、あらかじめ腹部100cを縦方向に切開し、内蔵
を除去してある。この魚100を腹部100cを上向きにして
支持台10の溝11内に配置する。このとき、切欠溝14,15
の形成部分に、魚100の胴部100bと頭部100aおよび尾100
dとの境界部分が位置するようにする(第2図参照)。
この状態で図示しない真空ポンプを作動させ、真空吸着
ノズル12に魚100の胴部100bおよび腹部100cを吸着す
る。
を除去してある。この魚100を腹部100cを上向きにして
支持台10の溝11内に配置する。このとき、切欠溝14,15
の形成部分に、魚100の胴部100bと頭部100aおよび尾100
dとの境界部分が位置するようにする(第2図参照)。
この状態で図示しない真空ポンプを作動させ、真空吸着
ノズル12に魚100の胴部100bおよび腹部100cを吸着す
る。
次いで、支持台10を縦方向切込みユニット20の下部位置
まで搬送する。このとき、回転刃物21,22の下方に魚100
の頭部100aと胴部100bとの境界部分が位置するようにす
る。同ユニット20では、回転刃物21,22を回転駆動しな
がら下降させ、それぞれθの角度位置から魚100の背骨1
00eの両側に切込む(第3図参照)。そして、支持台10
を第1図の右方向へ低速度で移動させ、背骨100eを縦方
向に切離す。このようにして、魚100の胴部100bと尾100
dとの境界部分まで切り進み、同部分で回転刃物21,22を
上昇させ、縦方向切込みユニット20の作動を停止する。
まで搬送する。このとき、回転刃物21,22の下方に魚100
の頭部100aと胴部100bとの境界部分が位置するようにす
る。同ユニット20では、回転刃物21,22を回転駆動しな
がら下降させ、それぞれθの角度位置から魚100の背骨1
00eの両側に切込む(第3図参照)。そして、支持台10
を第1図の右方向へ低速度で移動させ、背骨100eを縦方
向に切離す。このようにして、魚100の胴部100bと尾100
dとの境界部分まで切り進み、同部分で回転刃物21,22を
上昇させ、縦方向切込みユニット20の作動を停止する。
その後、支持台10を横方向切込みユニット30の下部位置
まで搬送し、回転刃物31,32の下方に魚100の胴部100bと
頭部100aおよび尾100dとの境界部分をそれぞれ配置す
る。この状態において回転刃物31,32を回転駆動しなが
ら、背骨100eよりわすかに下方位置まで下降させ、再び
上昇する。この動作により、背骨100eが当該境界部分で
横方向に切断され、しかも頭部100aおよび尾100dは胴部
100bとつながったままの状態となる。
まで搬送し、回転刃物31,32の下方に魚100の胴部100bと
頭部100aおよび尾100dとの境界部分をそれぞれ配置す
る。この状態において回転刃物31,32を回転駆動しなが
ら、背骨100eよりわすかに下方位置まで下降させ、再び
上昇する。この動作により、背骨100eが当該境界部分で
横方向に切断され、しかも頭部100aおよび尾100dは胴部
100bとつながったままの状態となる。
上述した作業を終了した後、支持台10をもとの位置(第
1図の左端)にもどし、真空ポンプを停止して真空吸着
ノズル12への魚100の吸着状態を解除し、支持台10から
魚100を取外す。そして、魚体から切離された背骨100e
を手作業にて取除き、かつ腹内に詰物(新巻鮭の場合は
塩)を入れ、頭部および尾をつけたまま、加工前の姿に
近い状態で出荷する。
1図の左端)にもどし、真空ポンプを停止して真空吸着
ノズル12への魚100の吸着状態を解除し、支持台10から
魚100を取外す。そして、魚体から切離された背骨100e
を手作業にて取除き、かつ腹内に詰物(新巻鮭の場合は
塩)を入れ、頭部および尾をつけたまま、加工前の姿に
近い状態で出荷する。
なお、本考案は上述した一実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変更しない範囲で種々変形実施が可能なこ
とが勿論である。
なく、要旨を変更しない範囲で種々変形実施が可能なこ
とが勿論である。
例えば、各ユニットに設ける刃物は、円板状の回転刃物
に限らず、公知の各種形状の刃物を適宜使用できる。こ
の場合、必ずしも刃物を回転させる必要はなく、縦方向
切込みユニットの刃物にあっては水平移動により、また
横方向切込みユニットの刃物にあっては下降動作のみに
より切断する構成としてもよい。
に限らず、公知の各種形状の刃物を適宜使用できる。こ
の場合、必ずしも刃物を回転させる必要はなく、縦方向
切込みユニットの刃物にあっては水平移動により、また
横方向切込みユニットの刃物にあっては下降動作のみに
より切断する構成としてもよい。
第5図は横方向切断ユニット用の刃物の変形例を示す図
である。同図に示すように、背骨100eよりわずかに広い
細幅に形成したのみ状刃物40を用いれば、魚100の頭部1
00aおよび尾100dの境界部分における肉部切断面積を少
なくすることができる。
である。同図に示すように、背骨100eよりわずかに広い
細幅に形成したのみ状刃物40を用いれば、魚100の頭部1
00aおよび尾100dの境界部分における肉部切断面積を少
なくすることができる。
また、上述した実施例では、縦方向切込みユニット20の
回転刃物21,22に対して、切断時、支持台10を水平移動
させたが、同ユニット20に刃物を水平移動させる機構を
設けてもよい。
回転刃物21,22に対して、切断時、支持台10を水平移動
させたが、同ユニット20に刃物を水平移動させる機構を
設けてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の魚の背骨切除装置によれ
ば、魚体を真空吸着して支持するので正確に位置決めす
ることができ、しかも魚体に対する縦方向の切込みを行
なうユニットに加え、横方向の切込みを行なうユニット
を備えた構成としたので、尾および頭部を残したまま無
理なく背骨を切除して、加工前の姿に近い状態を保持で
きるという効果がある。
ば、魚体を真空吸着して支持するので正確に位置決めす
ることができ、しかも魚体に対する縦方向の切込みを行
なうユニットに加え、横方向の切込みを行なうユニット
を備えた構成としたので、尾および頭部を残したまま無
理なく背骨を切除して、加工前の姿に近い状態を保持で
きるという効果がある。
第1図は本考案の実施例に係る魚の背骨切除装置を示す
全体構成図、第2図は支持台の側面図、第3図は第1図
のA−A線拡大断面図、第4図は第1図のB−B線拡大
断面図、第5図は横方向切断ユニット用の刃物の変形例
を示す図である。 1:装置本体、10:支持台 11:溝、12:真空吸着ノズル 13:透孔、14,15:切欠溝 20:縦方向切込みユニット 21,22:回転刃物、23,24:ハウジング 30:横方向切込みユニット 31,32:回転刃物、40:のみ状刃物
全体構成図、第2図は支持台の側面図、第3図は第1図
のA−A線拡大断面図、第4図は第1図のB−B線拡大
断面図、第5図は横方向切断ユニット用の刃物の変形例
を示す図である。 1:装置本体、10:支持台 11:溝、12:真空吸着ノズル 13:透孔、14,15:切欠溝 20:縦方向切込みユニット 21,22:回転刃物、23,24:ハウジング 30:横方向切込みユニット 31,32:回転刃物、40:のみ状刃物
Claims (1)
- 【請求項1】多数の真空吸着ノズルが設けられた左右の
側壁を有し、あらかじめ腹部が切開かれかつ内蔵の除去
された魚体を腹部を上向きにして支持するとともに、少
なくとも魚体の胴部を前記真空吸着ノズルで吸着する支
持台と、 前記支持台に支持された魚体に対し二枚の刃物を縦方向
に相対移動して背骨の両側から切込みを入れ肉部から背
骨を切離す縦方向切込みユニットと、 前記支持台に支持された魚体の胴部と尾および頭部との
境界部分に対し横方向に背骨を切断する位置まで切込み
を入れる横方向切込みユニットと、 を具備したことを特徴とする魚の背骨切除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5846490U JPH0724073Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 魚の背骨切除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5846490U JPH0724073Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 魚の背骨切除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419186U JPH0419186U (ja) | 1992-02-18 |
JPH0724073Y2 true JPH0724073Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31584098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5846490U Expired - Lifetime JPH0724073Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 魚の背骨切除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724073Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP5846490U patent/JPH0724073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419186U (ja) | 1992-02-18 |
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