JPH05136920A - ミクスト・モード文書通信方式および装置 - Google Patents

ミクスト・モード文書通信方式および装置

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JPH05136920A
JPH05136920A JP3326726A JP32672691A JPH05136920A JP H05136920 A JPH05136920 A JP H05136920A JP 3326726 A JP3326726 A JP 3326726A JP 32672691 A JP32672691 A JP 32672691A JP H05136920 A JPH05136920 A JP H05136920A
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JP3326726A
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Tsunehiro Matsui
恒裕 松井
Toshiaki Kounoe
俊彰 鴻江
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側の指示したデータ処理形態でミクスト
・モード文書をデータ変換し、そのデータを印字または
表示する。 【構成】 処理方法決定部14では、受信側の出力サイ
ズと文書メモリ2aに記憶されている文書のサイズを比
較判別し、両者の違いに基づいてデータ変換方法(処理
方法)を決定する。受信側がユニーク能力を有している
場合には、決定された変換方法をブロック情報に付加す
る。ユニーク能力を有していない場合には、決定された
変換方法で、例えば文書メモリ2aのデータを拡大・縮
小して送信する。前記ユニーク能力を有している受信側
は、変換情報検出部17でブロック情報を解析する。解
析の結果、検出された指示に従って受信文書のデータ変
換を行ない、プリンタ8やCRT4などの出力装置にデ
ータを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミクスト・モード文書通
信方式および装置に関するものであり、特に、受信した
文書を、送信側で指示された方式に従って出力するのに
好適なミクスト・モード文書通信方式および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】キャラクタデータブロックとイメージデ
ータブロックとが混在したミクスト・モード文書を作成
する文書処理装置がある。この種の文書処理装置は通信
機能を有していて、この装置で作成された文書は別の文
書処理装置へ送信され、受信側で印字されたり表示され
たりして利用されることが多い。
【0003】ミクスト・モード文書の送信にあたって
は、文書のほか、この文書のデータ単位であるブロック
に関する情報や指示などが書込まれたブロック情報が付
加されて一緒に送信される。受信側では、このブロック
情報に書込まれた座標に基づいてブロックをレイアウト
して文書を再生したり、ブロック情報に書込まれたデー
タによってブロックを制御したりすることができる。
【0004】ブロック情報に書込まれたデータによって
ブロックを制御するように構成されたミクスト・モード
文書処理装置の一例として、特開昭64−73960号
公報に記載された装置がある。この装置では、各ブロッ
クのブロック情報に、出力優先順位をそれぞれ付加でき
るようにしてあり、受信側では、受信した文書の各ブロ
ックを、この出力優先順位に従ってCRTなどの表示手
段に出力できる。その結果、例えば重要度の高い順に前
記優先順位を付加しておけば、受信側では重要度の高い
ブロックからその内容を見ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
た従来の装置では、次のような問題点があった。すなわ
ち、従来の装置では、ブロック情報に表示順序が設定さ
れているだけであって、各ブロック毎にそのブロックに
対する異なった出力処理を指示できるように構成されて
いなかった。
【0006】したがって、従来の装置では、縮小・拡
大、白黒反転、上下または左右方向への伸縮、ならびに
反転(鏡像出力)といった多くのデータ変換方式から任
意の方式を選択し、その方式に従って受信側でデータ変
換させた後で文書を出力させたい場合にも、その要求に
対応することができないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
受信側では、送信側で指定された任意の方式でデータ変
換された受信文書を出力することができるミクスト・モ
ード文書通信方式および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、送信側では、受信側の出
力装置の能力に対応できる変換方式でデータ変換させる
ためのデータ変換指示情報をブロック情報に書込んだ文
書を作成し、受信側では、受信文書の前記データ変換指
示情報に基づいてブロックのデータをデータ変換し、そ
の変換後文書を出力手段に転送するように構成した点に
特徴がある。
【0009】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、文書を構
成している各ブロック毎に、そのブロック情報としてデ
ータ変換指示情報を付加してあるので、受信側では、そ
のデータ変換指示情報に従い、自己の出力装置に適合し
た形態で文書を出力させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の一実施例を示す文書処理装置のハー
ド構成を示すブロック図である。同図において、読取装
置1で読取られた原稿の画情報、および通信制御装置6
を介して他の文書処理装置から供給された文書はイメー
ジデータとして画像メモリ2に格納される。また、キー
ボード3から入力される文字・数字および記号等の情報
は、所定の文字コードつまりキャラクタデータとして画
像メモリ2に格納される。
【0011】CRT4には、画像メモリ2に格納された
画情報が表示され、このCRT4上の表示情報を参照し
ながら、キーボード3やマウス5を操作して画情報の削
除・挿入・拡大・縮小等の編集を行う。編集された画情
報や前記画像メモリ2に格納されている画情報は、必要
に応じて外部記憶装置であるディスク装置7に蓄積する
ことができるし、通信制御装置6を介して他の文書処理
装置に転送できる。
【0012】また、当該文書処理装置で受信した文書デ
ータは、一旦、画像メモリ2に蓄積された後、出力指示
に従ってプリンタ8やCRT4に出力される。受信した
文書データは、これをプリンタ8で印字出力する前に、
まずCRT4上に表示して編集を加えることもできる。
そうすれば、受信したままのデータに限らず、任意に編
集したデータ文書を印字出力できる。
【0013】以上の各構成要素は、制御用メモリ9に予
め格納されたプログラムや制御用データに従ってCPU
10で制御される。なお、入力されたキャラクタデータ
をイメージデータに変換するための変換テーブルや変換
プログラムは、制御用メモリ9に格納されている。
【0014】次に、本発明の実施例の動作を説明する。
本実施例では、受信側の出力装置(本実施例ではプリン
タ8)にセットされている記録用紙のサイズと送信文書
のサイズとが合っていない場合に、送信側で受信側の能
力情報に基づいてこの不適合を検出し、最適の処理を行
なうようにしている。
【0015】上記、サイズの不適合に対しては、文書を
縮小・拡大して記録用紙に合わせれば良い場合と、記録
用紙上での文書の配置方向を変更すればうまく印刷でき
るようにする場合がある。
【0016】まず、文書を拡大・縮小する場合には、次
のような処理を行なう。 処理(1) 送信側では、受信側の能力情報と送信文書
のブロックのサイズとに基づいて拡大・縮小率(以下、
倍率という)を計算し、拡大縮小指示情報と倍率情報と
を文書中の各ブロックのブロック情報に書込む。そし
て、受信側では、前記ブロック情報が付加された文書を
受信すると、そのブロック情報を解析し、ブロック情報
に含まれている情報に従ってブロックのデータを拡大・
縮小してプリンタ8に出力する。 処理(2) 送信側では、拡大・縮小する対象となるブ
ロックのうち、キャラクタデータからなるブロックに
は、拡大・縮小後のキャラクタデータのサイズを示す情
報をブロック情報として付加する。このために、送信側
では、受信側の装置が保有しているキャラクタデータサ
イズ「例えば、CPI(1インチあたりのキャラクタデ
ータ数であらわされるサイズ)、LPI(1インチあた
りのライン数であらわされるサイズ)、24ドット×2
4ドットなど1キャラクタデータあたりのドット数であ
らわされるサイズ」を検出する。そして、受信側では、
ブロック情報に書込まれているキャラクタデータのサイ
ズ情報に基づいて、自己が保有するキャラクタ変換用デ
ータを1つ選択し、選択されたキャラクタ変換用データ
のサイズで受信文書のブロックをイメージデータに変換
してプリンタ8に出力する。その結果、キャラクタデー
タは選択されたキャラクタ変換用データのサイズに応じ
て拡大・縮小されて印字される。
【0017】処理(3) 受信側で、前記送信側で付加
されたブロック情報を解析し処理する能力を有していな
い場合には、送信側において、各ブロックを拡大・縮小
した後、その文書を送信する。 次に、フローチャートを参照して処理(1)〜(3)を
詳細に説明する。まず、図3のフローチャートを参照し
て処理(1)と処理(3)とを説明する。まず、送信側
の動作としては、ステップS1で、受信側との回線を接
続する。ステップS2では、送信側が有している能力情
報を送信する。この能力情報には、送信文書がミクスト
・モード文書であること、および拡大・縮小情報をブロ
ック情報に付加してブロックのデータと共に送信するユ
ニーク能力が含まれる。ステップS3では、受信側から
送られてくる受信側装置の能力情報を受信する。
【0018】ステップS4では、受信側が、前記ブロッ
ク情報を解析して受信データを拡大・縮小する能力、つ
まり前記ユニーク能力に対応する能力を有しているか否
かを、前記受信側の能力情報に基づいて判断する。
【0019】受信側がブロック情報解析およびそれに基
づく処理能力を備えていると判断した場合には、ステッ
プS5に進む。ステップS5では、受信側の記録用紙サ
イズおよび送信文書のページサイズに基づいて倍率を計
算する。なお、受信側の記録用紙サイズは受信側から送
出された能力情報から検出できる。
【0020】ステップS6では、計算された倍率情報お
よび拡大・縮小指示情報をブロック情報に書込む。ブロ
ック情報に対して前記情報の書込みが終了すれば、ステ
ップS7に進んで今回の通信の条件を指示する。ステッ
プS8では文書を送信する。
【0021】一方、受信側が前記ユニーク能力に対応す
る能力を有していない場合には、ステップS4の判断は
否定となり、ステップS9に進む。ステップS9〜S1
1では、拡大縮小ブロックの展開を行なう。まず、ステ
ップS9では、ステップS5と同様、受信側の記録用紙
サイズおよび送信文書のページサイズに基づいて倍率を
計算する。ステップS10では、ブロックのデータのう
ちキャラクタデータをイメージデータに展開する。ステ
ップS11では、計算された前記倍率に従ってイメージ
データを拡大・縮小する。
【0022】このような送信側の動作に対して、受信側
では次のような処理が行なわれる。まず、ステップS1
2で回線を接続する。ステップS13では、送信側から
送信された能力情報を受信する。ステップS14では、
自局の能力情報を送信する。ステップS15では、前記
ステップS7で送信側から出力された通信条件を受信
し、ステップS16では、その通信条件に合った条件の
もとで文書を受信して画像メモリ2に格納する。
【0023】画像メモリ2に一旦格納された文書は、以
下のステップでプリンタ8に転送される。ステップS1
7では、受信文書が印字の対象となっているものか否か
を判断する。この判断は、受信文書のブロック情報に印
字指示情報が含まれている場合はそれに従い、受信側の
装置に受信文書を印字するように初期設定されている場
合は、その設定に従って行なわれる。
【0024】ステップS17の判断が否定の場合は、処
理を終了する。この判断が肯定の場合は、ステップS1
8に進み、すべてのブロックが拡大・縮小を要するブロ
ックか否かを順番に判断する。ステップS18の判断が
肯定の場合はステップS19に進み、ブロックの展開を
行なう。このブロック展開では、ブロックのデータを、
ブロック情報に指示されている倍率に従って拡大・縮小
する。なお当該ブロックがキャラクタデータならばそれ
をイメージデータに展開した後、拡大・縮小を行なう。
【0025】ステップS20では、拡大・縮小されたデ
ータをプリンタ8に転送する。ステップS21では、す
べてのブロックを処理し終わったか否かを判断する。ま
だ処理されていないブロックがあれば、ステップS18
に進み、次のブロックに関して処理を行なう。すべての
ブロックに関して処理を終わったならば、ステップS2
1は肯定となり、このフローチャートを抜ける。
【0026】続いて、図4のフローチャートを参照して
処理(2)を詳細に説明する。
【0027】同図のフローチャートは、送信側の動作で
あり、図3のステップS3に続くものである。まず、ス
テップS30では、受信側の記録用紙サイズおよび送信
文書のページサイズに基づいて倍率を計算する。
【0028】ステップS31では、送信文書の1つのブ
ロックに関し、そのブロックがキャラクタデータからな
るものか、イメージデータからなるものかを判断する。
キャラクタデータならばステップS32に進み、受信側
が前記ユニーク能力を有しているか否かを判断する。ユ
ニーク能力を有していればステップS33に進む。ステ
ップS33では算出された前記倍率に基づいて拡大・縮
小した場合のキャラクタサイズを算出する。
【0029】ステップS34では、受信側が、前記算出
されたキャラクタサイズを実現するためのキャラクタ変
換用データを有しているか否かを判断する。受信側の能
力情報に基づいて、受信側が前記キャラクタ変換用デー
タを有していると判断された場合は、ステップS35に
進み、前記キャラクタサイズ情報をブロック情報に付加
する。
【0030】受信側が前記キャラクタサイズを実現でき
るキャラクタ変換用データを有していない場合は、ステ
ップS34の判断は否定となってステップS36に進
む。ステップS36では、ブロック情報に倍率情報を付
加する。
【0031】さらに、受信側がユニーク能力を有してい
ない場合は、ステップS32からステップS37に進
み、キャラクタデータをイメージデータに展開する。ス
テップS38では、イメージデータに展開されたデータ
を前記倍率に従って拡大・縮小する。
【0032】また、ブロックのデータがキャラクタデー
タでない場合は、ステップS31からステップS39に
進み、受信側がユニーク能力を有しているか否かを判断
する。ステップS39の判断が肯定の場合はステップS
36に進み、否定の場合はステップS38に進む。
【0033】ステップS40では、すべてのブロックに
関して処理が終了したか否かを判断する。まだ、処理が
終わっていないブロックがあればステップS31に進
む。すべてのブロックに関し、予定の処理が終了したな
らば、ステップS40は肯定となって図3のステップS
7に進む。
【0034】このようにして作成された文書を受信した
受信側の装置の動作を、図5のフローチャートを参照し
て説明する。同図に示した処理は、図3のステップS1
7に続くもので、S18,S19,S20,S21を詳
細に説明したものである。
【0035】まず、ステップS50では、すべてのブロ
ックが拡大・縮小を要するブロックか否かを順番に判断
する。拡大・縮小を要するブロックであればステップS
51に進み、このブロックのデータがキャラクタデータ
か否かを判断する。イメージデータからなるブロックの
場合には、ステップS51の判断は否定となってステッ
プS52に進む。
【0036】ステップS52では、ブロック情報に指示
されている倍率に従ってデータを拡大・縮小する。ステ
ップS53では、拡大・縮小されたデータをプリンタ8
に転送する。ステップS54では、すべてのブロックに
対して処理が終了したか否かを判断する。まだ、処理が
終了していないブロックがあればステップS50に進
む。
【0037】また、ブロックのデータがキャラクタデー
タならば、ステップS51の判断が肯定となってステッ
プS55に進み、ブロック情報にキャラクタ変換用デー
タのサイズを指定する情報があるか否かを判断する。こ
のサイズ指定情報があれば、ステップS55は肯定とな
ってステップS56に進み、その指定されたキャラクタ
データサイズの変換用データによってキャラクタデータ
をイメージデータに変換する。このイメージデータへの
変換が終われば、ステップS52はスキップしてステッ
プS53に進み、データをプリンタ8に転送する。
【0038】また、サイズ情報がなければ、ステップS
55からステップS57に進み、初期設定されているキ
ャラクタデータサイズの変換用データによってキャラク
タデータをイメージデータに変換し、その後ステップS
52に進み、変換された前記イメージデータを倍率情報
に従って拡大・縮小する。
【0039】次に、本発明の第2実施例として、記録用
紙上での文書の配置方向を変更して、文書がうまく印刷
できるようにした例を説明する。例えば、作成された文
書がA4横定形のブロックからなっていて、この文書の
受信側ではA4縦定形の印字能力しかないことがある。
このような場合に、前記文書をそのまま送信すると、デ
ータの欠落を生じたり、受信文書が縮小されて印字され
る。これを防止するために、第2実施例では、送信側で
ブロック情報にブロックを90度回転させる指示を設定
しておく。受信側ではこの指示を検出し、それに従って
受信データを回転してプリンタに転送するようにする。
【0040】また、受信側が、前記ブロック情報の解析
能力やデータを回転させる能力を有していない場合は、
送信側で文書を回転させたのち、その文書を送信するよ
うにする。
【0041】図6のフローチャートを参照して第2実施
例の動作を説明する。なお、この第2実施例において
も、使用される装置のハード構成は、上述の実施例の場
合と同様である。
【0042】まず、図6(a)において、送信側の動作
として、ステップS100で、受信側との回線を接続す
る。ステップS101では、送信側が有している能力情
報を送信する。この能力情報には、送信文書がミクスト
・モード文書であること、および文書回転指示情報をブ
ロック情報に付加してブロックのデータと共に送信する
ユニーク能力が含まれる。ステップS102では、受信
側から送られてくる受信側装置の能力情報を受信する。
この受信側の能力情報には、プリンタ8の印字能力も含
まれる。
【0043】ステップS103では、送信文書を回転さ
せる必要があるか否かを判断する。この判断は、送信文
書のページのサイズ(そのページに含まれるブロックの
座標から判断できる)と受信側の能力情報から検出され
るプリンタ8の能力とに基づいて行なわれる。文書を回
転させなくても、送信文書のデータを失わず、また縮小
されることもなくプリンタ8で印字できる判断されれ
ば、そのまま、ステップS104に進み、送信のための
通信条件を受信側に指示し、さらにステップS105で
文書を送信する。
【0044】一方、文書を回転させなければうまく印字
できないと判断された場合は、ステップS103の判断
は肯定となってステップS106に進む。ステップS1
06では、受信側が、前記ブロック情報を解析して受信
データを回転させる能力、つまり前記ユニーク能力に対
応する能力を有しているか否かを、前記受信側の能力情
報に基づいて判断する。
【0045】受信側が、前記ユニーク能力に対応する能
力を有していないと判断されればステップS107に進
み、ブロックのデータを90度回転させる。また、受信
側が、前記ユニーク能力に対応する能力を有している場
合は、ステップS106の判断は肯定となってステップ
S108に進み、ブロック情報にデータを90度回転さ
せることを指示する情報を書込む。
【0046】なお、このブロック情報の書込み(ステッ
プS108)とデータの回転(ステップS107)とは
ブロック毎に行なわれ、すべてのブロックに対する処理
が終わればステップS104に進む。
【0047】これに対し、上記の処理が施された文書を
受信した受信側の装置では、図6(b)のステップS2
00以下の処理が行なわれる。まず、ステップS200
では、受信文書が印字の対象となっているものか否かを
判断する。この判断は、図3のステップS17の判断が
肯定の場合と同様に行なわれる。
【0048】ステップS200の判断が否定の場合は、
処理を終了する。この判断が肯定の場合は、ステップS
201に進み、すべてのブロックが回転を要するブロッ
クか否かを順番に判断する。ステップS201の判断が
肯定の場合はステップS202に進み、ブロック情報の
指示に従い指示された角度だけブロックを回転させる。
ステップS203では、回転されたデータをプリンタ
8に転送する。ステップS204では、すべてのブロッ
クを処理し終わったか否かを判断する。まだ処理されて
いないブロックがあれば、ステップS201に進み、次
のブロックに関して処理を行なう。すべてのブロックに
関して処理を終わったならば、ステップS204の判断
は肯定となり、このフローチャートを抜ける。
【0049】以上の説明では、出力装置がプリンタ8で
ある例に関して説明したが、CRT4を出力装置として
選択した場合でも、上記の動作と同様にデータ変換を行
なえばよい。出力装置がCRT4の場合には、受信側で
は、CRT4のサイズや表示方向(縦型か横型かの区
別)を能力情報として送信側に通知する。そして、送信
側では、この通知に基づいて拡大・縮小や回転の指定を
する。
【0050】次に、図1のブロック図を参照し、上記の
動作を行うための文書処理装置の要部機能を説明する。
図1において、送信側の文書メモリ2aには、ミクスト
・モード文書が格納されている。能力判定部11は、受
信側がユニーク能力を有しているかどうかを判定し、ユ
ニーク能力があると判断すれば変換情報付加部12に能
力あり信号を出力する。ユニーク能力がないと判断すれ
ば、能力判定部11は能力なし信号を文書メモリ2aに
供給出力する。
【0051】出力サイズ判別部13では、受信側の出力
能力としての出力サイズ、例えばプリンタ8にセットさ
れている記録用紙のサイズやCRT4や受信機能力にあ
る相手機の出力サイズを検出し、その検出情報を処理方
法決定部14に出力する。処理方法決定部14は、文書
メモリ2aから供給されるページサイズおよびキャラク
タデータかイメージデータかのデータ種別と、前記処理
方法決定部14からの検出情報とに基づいて処理方法を
決定する。決定された処理方法はデータ変換部15aと
変換情報付加部12に通知される。
【0052】変換情報付加部12は前記能力あり信号と
処理方法の通知に基づいて文書の変換情報を決定し、文
書メモリ2aの各ブロックのブロック情報に付加する。
文書の変換情報は、文書の拡大・縮小、回転、およびキ
ャラクタデータサイズ指示情報などである。
【0053】また、データ変換部15aは、前記能力な
し信号に応答して文書メモリ2aから供給された文書
を、前記処理方法の通知に従ってデータ変換する。デー
タ変換の種類は、文書の拡大・縮小および回転である。
データ変換された文書は再び文書メモリ2aに格納さ
れ、送信指示部16から入力される指示に従って通信制
御部6aに転送され、回線に送出される。
【0054】一方、受信側では、通信制御部6bを介し
て受信した文書を文書メモリ2bに蓄積する。変換情報
検出部17では、蓄積された文書のブロック情報を検索
し、変換情報を検出する。検出された変換情報はデータ
変換部15bに出力され、データ変換部15bでは、文
書メモリ2bの文書を拡大・縮小、あるいは回転など、
変換情報に基づくデータ変換を行なう。
【0055】また、キャラクタサイズ検出部18では、
ブロック情報を検索し、キャラクタサイズの指定がある
か否かを検出する。指定があったならば、その指定情報
をキャラクタ変換用データ記憶部19に出力する。キャ
ラクタデータ変換用データ記憶部19では、指定された
サイズに合う変換用データをデータ変換部15bに出力
し、データ変換部15bでは、その変換用データによっ
てキャラクタデータをイメージデータに変換する。
【0056】データ変換部15bで変換されたデータは
プリンタ8やCRT4に転送され、このデータによって
印字や表示が行なわれる。
【0057】以上のように、本実施例では、送信文書の
データを欠落させることなく受信側で出力できるよう
に、送信文書の大きさと出力装置の能力とに応じて変換
方法を選択し、その変換指示情報をブロック情報として
通知できるようにした。
【0058】本実施例では、データの変換として、拡大
・縮小、回転の例を取り上げて説明したが、本発明は、
データの反転による鏡像表示や、白黒データの反転表示
や、上下および左右方向のいずれか一方向への伸縮表示
などの指示をして、データ欠落防止以外にも多様な出力
要求に対して応用や変形をすることもできる。
【0059】また、本実施例では、受信側の能力情報に
基づいて処理方法つまりデータ変換方法が自動的に決定
されるようにしたが、作成した文書を、この文書を作成
した装置に接続されているプリンタに出力するような場
合は、オペレータが、文書の大きさもプリンタの能力も
共に知り得る状態にあるので、このような場合は、オペ
レータがキーボードを操作し、手動によってブロック情
報を付加することもできる。
【0060】さらに、複数種類の記録用紙を供給できる
ように複数の給紙カセットを有しているプリンタが受信
側に備えられている場合があるので、このような場合に
は、送信側で、このカセットに収容されている記録用紙
のサイズを能力情報によって検出するように構成する。
そして、その検出結果に基づいてカセットを選択し、ブ
ロック情報としてカセット指定情報を付加した文書を送
信するようにしてもよい。この場合には、受信側は、受
信文書を拡大・縮小や回転をさせるのではなく、ブロッ
ク情報の指示に従ってカセットを選択し、そこから所定
の記録用紙を供給すれば、受信データの欠落を防止する
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信側の指示に従って、所望の形態で文書を
印字させたり表示させたりできる。したがって、送信文
書の大きさと受信側の出力装置の能力とが一致しない場
合でも、送信文書が欠落することがない。また、送信側
の指示に従い、文書の種類に応じて多様な出力形態で文
書を表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す文書処理装置の要部機
能を示すブロック図である。
【図2】 文書処理装置のハード構成を示すブロック図
である。
【図3】 第1実施例の送受信動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 第1実施例のキャラクタサイズ指示を伴う文
書の送信動作を示すフローチャートである。
【図5】 第1実施例のキャラクタサイズ指示を伴う文
書の受信動作を示すフローチャートである。
【図6】 第2実施例の文書回転処理のための送信動作
およびデータ出力動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…画像メモリ、 3…キーボード、 4…CRT、
6…通信制御装置、 8…プリンタ、 9…制御用メモ
リ、 10…CPU、 11…能力判定部、 12…変
換情報付加部、 13…出力サイズ判別部、 14…処
理方法決定部、15a,15b…データ変換部、 17
…変換情報検出部、 18…キャラクタサイズ検出部、
19…キャラクタ変換用データ記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側では、受信側の出力装置の能力に
    対応できる変換方式でデータ変換させるためのデータ変
    換指示情報をブロック情報に書込んだ文書を作成し、 受信側では、受信文書の前記データ変換指示情報に基づ
    いてブロックのデータをデータ変換し、その変換後文書
    を出力手段に転送するように構成したことを特徴とする
    ミクスト・モード文書通信方式。
  2. 【請求項2】 作成文書および受信側の能力情報から得
    られた出力装置の能力に基づいてデータ変換方式を決定
    する処理方法決定手段と、 決定されたデータ変換方式でデータ変換させるためのデ
    ータ変換指示情報をブロック情報に付加する手段とを具
    備したことを特徴とするミクスト・モード文書通信装
    置。
  3. 【請求項3】 作成文書および受信側の能力情報から得
    られた出力装置の能力に基づいてキャラクタデータのサ
    イズを決定する手段と、 決定されたキャラクタサイズに相当するキャラクタ変換
    用データが受信側に有るか否かを受信側の能力情報に基
    づいて判断する手段と、 受信側が前記キャラクタ変換用データを有していると判
    断した場合に、そのキャラクタ変換用データでキャラク
    タデータをイメージ変換させる指示情報をブロック情報
    に付加する手段とを具備したことを特徴とする請求項2
    記載のミクスト・モード文書通信装置。
  4. 【請求項4】 ブロック情報からデータ変換指示情報を
    検出する手段と、 検出されたデータ変換指示情報に従ってブロックのデー
    タを変換するデータ変換手段と、 変換されたデータを出力装置に転送する手段とを具備し
    たことを特徴とするミクスト・モード文書通信装置。
  5. 【請求項5】 キャラクタ変換用データの指示情報を検
    出する手段を具備し、 前記指示情報が付加されているブロックのキャラクタデ
    ータは、その指示情報に従って選択されたキャラクタ変
    換用データによってイメージ変換することを特徴とする
    請求項4記載のミクスト・モード文書通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295520A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Canon Inc 画像処理装置、情報処理装置、画像処理方法及び情報処理方法
JP2012235206A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Document Solutions Inc ファクシミリ装置およびファクシミリ通信システム

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