JPH05136364A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05136364A
JPH05136364A JP3299280A JP29928091A JPH05136364A JP H05136364 A JPH05136364 A JP H05136364A JP 3299280 A JP3299280 A JP 3299280A JP 29928091 A JP29928091 A JP 29928091A JP H05136364 A JPH05136364 A JP H05136364A
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capacitor
semiconductor film
semiconductor
electrode
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Takae Sasaki
孝江 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体よりなる電極を備えたスタックトキャパ
シタを有する半導体装置の製造方法に関し、段差やキャ
パシタ形成領域の広がりを押さえてスタックトキャパシ
タの容量を増大させることを目的とする。 【構成】半導体基板1の上に非晶質又は多結晶の半導体
膜10を成長する工程と、前記半導体膜10の上面にハロゲ
ン又はハロゲン化合物を注入した後に、熱処理を行って
前記半導体膜10の内部にバブル11を形成する工程と、前
記バブル11の上部に達するまで前記半導体膜10をエッチ
バックして、前記半導体膜11の上面に凹凸を形成する工
程と、上面に凹凸を有する前記半導体膜11をパターニン
グして、キャパシタ用の第一の電極10を形成する工程
と、前記第一の電極10の表面にキャパシタ用の誘電体膜
13を形成する工程と、前記誘電体膜13の上にキャパシタ
用の第二の電極14を形成する工程とを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、より詳しくは、半導体からなる電極を備えたス
タックトキャパシタを有する半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】DRAMの高集積化には素子の微細化と低
消費電力化が課題である。近年、特に16Mbit 以降の
DRAMのスタックトセルの3次元効果による蓄積電極
面積の増大を狙って種々の構造が提案されている。
【0003】
【従来の技術】DRAMセル等に使用されるスタックト
キャパシタは、例えば図8(d) に示すような構造のもの
が提案されている。
【0004】図において符号81は、半導体基板80に
形成された転送トランジスタであって、半導体基板80
の上に絶縁膜82を介して形成されたゲート電極83
と、その両側の半導体基板80に形成されたソース/ド
レイン(S/D)層84、85とを有している。また、
転送トランジスタ81の上にはソース/ドレイン層85
の一方に接続されるスタックトキャパシタ86が形成さ
れている。
【0005】スタックトキャパシタ86は、不純物を含
有する多結晶シリコンよりなる蓄積電極87と、その表
面に形成されたSi3N4 、SiO2、Ta2O5 等の誘電体膜88
と、誘電体膜88を覆う対向電極89を有する構造とな
っている。
【0006】なお、符号89は、転送トランジスタ8
1、スタックトキャパシタ86を覆う層間絶縁膜を示し
ている。次に、スタックトキャパシタ86の製造工程
を、図8に基づいて簡単に説明する。
【0007】まず、図8(a) に示すように、転送トラン
ジスタ81を覆う層間絶縁膜90にコンタクトホール9
1を形成し、一方のS/D層85を露出させる。そし
て、全体に不純物を含む多結晶シリコンを形成し、これ
をフォトリソグラフィー法によりパターニングしてコン
タクトホール91及びその周辺領域に残存させ、これを
蓄積電極87とする。
【0008】次に、図8(b) に示すように、全体に誘電
体膜88をCVD法により形成し、これをパターニング
して蓄積電極87の露出面に残存させる。さらに、その
上に導電膜を積層してこれをパターニングし、図8(c)
に示すように誘電体膜88の上に対向電極89を形成す
ると、キャパシタ86が完成する。
【0009】ところで、キャパシタ86の蓄積容量を大
きくする場合には、キャパシタ86の形成面積を広げる
か、あるいは、蓄積電極87を厚くすることにより、そ
の表面積を増加する方法が一般に採用されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャパ
シタ86の形成面積を広くすることは半導体回路の高密
度化の要請に反する。また、蓄積電極87を高くすれば
周辺領域との段差が大きくなるために、キャパシタ86
を覆う層間絶縁膜89の上のアルミニウム配線に断線が
生じ易くなるといった問題がある。
【0011】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、段差やキャパシタ形成領域の広がりを押
さえてスタックトキャパシタの容量を増大することがで
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図1〜
6に例示するように、半導体基板1、21、51の上に非晶
質又は多結晶の半導体膜10、31、35を成長する工程と、
前記半導体膜10、31、35、70の上面にハロゲン又はハロ
ゲン化合物を注入した後に、熱処理を行って前記半導体
膜10、31、35、70の内部にバブル11、32、36、71を形成
する工程と、前記バブル11、32、36、71の上部に達する
まで前記半導体膜10、31、35、70をエッチバックして、
前記半導体膜11、32、36、71の上面に凹凸を形成する工
程と、上面に凹凸を有する前記半導体膜11、32、36、71
をパターニングして、キャパシタ用の第一の電極10、3
1、35、70を形成する工程と、前記第一の電極10、31、3
5、70の表面にキャパシタ用の誘電体膜13、40、72を形
成する工程と、前記誘電体膜13、40、72の上に、キャパ
シタ用の第二の電極14、41、73を形成する工程とを有す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成
する。
【0013】または、前記ハロゲン又は前記ハロゲン化
合物のドーズ量は4×1015個/cm 2 以上であり、前記
した熱処理は700℃以上であることを特徴とする前記
の半導体装置の製造方法により達成する。
【0014】または、前記第一の電極31, 35、70は、フ
ィン状又は王冠状に形成されることを特徴とする前記の
半導体装置の製造方法によって達成する。
【0015】
【作 用】本発明によれば、蓄積電極となる半導体膜10
(31、35、70)にバブル11(32、36、71)を発生させた
後に、そのバブル11(32、36、71)の上部に達するまで
半導体膜10(31、35、70)をエッチバックし、これによ
り半導体膜10(31、35、70)の上面に凹凸を形成してい
る。
【0016】したがって、その半導体膜10(31、35、7
0)により形成される蓄積電極の表面積は、蓄積電極の
形成領域を広げず、しかも、その膜厚を厚くすることな
く増えるために、キャパシタの蓄積容量は増加する。
【0017】なお、半導体膜に注入するハロゲン又はハ
ロゲン化合物のドーズ量を4×10 15個/cm2 を越える
量とし、バブル形成のための熱処理を700℃以上にす
れば、直径200〜500Å程度の大きなバブルが確実
に形成される。
【0018】また、第一の電極の形状をフィン状、王冠
状にすれば、より一層の表面積の増加が可能になる。
【0019】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。 (a)本発明の第1実施例の説明 図1,2は、本発明の第1実施例の製造工程を示す断面
図である。
【0020】図1(a) において符号1は、シリコン等よ
りなる半導体基板で、その上面には活性領域を囲むフィ
ールド絶縁膜2が選択酸化法により形成されている。ま
た、活性領域の上面の中央領域には、膜厚約100Åの
SiO2等よりなる絶縁膜3を介してゲート電極4が形成さ
れ、その両側の半導体基板1には不純物導入によりソー
ス/ドレイン(S/D)層5,6が形成され、これらに
よって転送トランジスタ7が構成される。
【0021】この状態で、まず図1(a) に示すように、
転送トランジスタ7を覆う層間絶縁膜8をSiO2、PSG
等によって500〜1000Åの厚さに形成し、これを
パターニングして一方のS/D層6を露出する開口部9
を形成する。
【0022】なお、他方のS/D層5にはビット線BLが
接続されいている。そして、減圧CVD法により多結晶
シリコン膜またはアモルファスSi膜10を1500Åの
膜厚に形成し、つづいて加速エネルギー45keV、ドー
ズ量4×1014/cm2 を越える量の条件で二弗化硼素
(BF2 )をイオン注入した後に、700〜1000℃の
温度で30分間アニールしてホウ素を活性化する。
【0023】この結果、イオン注入射影飛程(Rp )が
多結晶シリコン膜10の上面から300Åの深さとな
り、図1(b) 及び図7に示すような直径200〜500
Åのハロゲンバブル(バブル)11が平均300Åの間
隔で形成される。なお、図7は、多結晶シリコン膜10
の断面及び平面の模式図である。
【0024】ついで、弗酸(HF)と硝酸(HNO3)を1対
10の割合で混合した弗硝酸のようなエッチング液を用
いて多結晶シリコン膜10を上面から150Å程度薄層
化し、ハロゲンバルブ11の上部を消去して多結晶シリ
コン膜10の上面に凹凸を形成する(図1(c))。弗硝酸
を用いる場合には20秒程度の処理で足りる。
【0025】この後に、フォトレジスト12を塗布し、
これを露光、現像して開口部9とその周辺の多結晶シリ
コン膜10を覆うパターンを形成する(図1(d))。そし
て、そのフォトレジスト12をマスクにして多結晶シリ
コン膜10の露出部分を反応性イオンエッチング法によ
り除去し、この後にフォトレジスト12の下に残存した
多結晶シリコン膜10を蓄積電極とする(図2(e))。
【0026】次に、シラン(SiH4)とアンモニア(NH3)
を反応ガスとする減圧CVD法によってSi3N4 よりなる
誘電体膜13を70Åの厚さに形成する(図2(f))。こ
の後に、不純物を含む多結晶シリコン膜を減圧CVD法
により1000Å程度積層し、ついで、この多結晶シリ
コン膜をフォトリソグラフィー法によりパターニングし
て蓄積電極を覆う対向電極14をする(図2(g))。
【0027】これによって、蓄積電極10、誘電体膜1
3及び対向電極14によってスタックトキャパシタ15
を構成する。以上のような工程を経て形成されたスタッ
クトキャパシタ15は、蓄積電極10の誘電体膜13が
付着する面に凹凸が形成されているために、平坦な場合
に比べて面積が70%程度広くなり、膜厚や平面積を増
加させることなく蓄積容量が増加することになる。
【0028】(b)本発明の第2実施例の説明 図3〜5は、本発明の一実施例装置の製造工程を示す断
面図である。まず、図3(a) に示すように、半導体基板
21の活性領域に膜厚100Åの絶縁膜22を介してゲ
ート電極23を形成した後に、その両側の半導体基板2
1に不純物を導入してソース/ドレイン(S/D)層2
4,25を設け、これらによりDRAMの転送トランジ
スタ27を構成する。
【0029】さらに、減圧CVD法によって層間絶縁膜
28、Si3N4 膜29及びSiO2膜30を順に積層し、つい
で減圧CVD法により第一の多結晶シリコン膜31を1
500Åの厚さに成長する。
【0030】この後に、第1実施例と同様にして、加速
エネルギー45keV、ドーズ量4×1015/cm2 を越え
る条件でBF2 を多結晶シリコン膜31にイオン注入した
後に、800〜1000℃の温度で30分間アニールし
てホウ素を活性化すると、多結晶シリコン膜31の上面
から300Åの深さに直径200〜500Åのハロゲン
バブル32が平均300Åの間隔で複数形成される(図
3(b) 、図7)。
【0031】続いて、第1実施例と同様な方法により多
結晶シリコン膜31を上面から薄層化してハロゲンバル
ブ32の上部を消去して多結晶シリコン膜31の上面に
凹凸を形成した後に、減圧CVD法によりSiO2膜33を
形成する(図3(c))。
【0032】次に、ビット線BLを接続しないS/D層2
5の上の領域の各膜をフォトリソグラフィー法により除
去して開口部34を形成する(図4(d))。この後に、全
体に第二の多結晶シリコン膜35を積層してから、第一
の多結晶シリコン膜31と同様にハロゲンバブル36を
形成し、その上面を薄層化して凹凸を形成する(図4
(e))。
【0033】そして、蓄積電極形成領域にある多結晶シ
リコン膜35をフォトレジストのマスク37によって覆
った後に、マスク37から露出する多結晶シリコン膜3
5、SiO2膜33及び多結晶シリコン膜31を順にエッチ
ングし、S/D層25とその周囲を矩形状に区画する溝
38を形成する(図5(g))。
【0034】これにより、S/D層25に接続するフィ
ン状の多結晶シリコン31、35が形成され、これを蓄
積電極39とする。次に、窒化膜29の上にあるSiO2
30、33を弗酸により等方性にエッチング除去した後
に、蓄積電極39の周囲にSi3N4 、SiO2、Ta2O5 等の絶
縁材よりなる誘電体膜40を薄く形成し、さらに全体に
多結晶シリコン膜を減圧CVD法により成長させてこれ
をパターニングして対向電極41を形成する(図5
(h))。
【0035】上記した蓄積電極39、誘電体膜40及び
対向電極41によりキャパシタ42が構成される。以上
のような工程により形成されたキャパシタ42は、蓄積
電極39のフィンの数だけ表面積が増えるばかりでな
く、各フィン(31、35)の上面の面積が凹凸によっ
て増加する。
【0036】この結果、蓄積電極39の領域を拡張や、
フィンの数の増加を押さえて蓄積容量を70%程度大き
できる。 (c)本発明の第3実施例の説明 第6図は、本発明の第3実施例の製造工程を示す断面図
である。
【0037】図6(a) において、シリコン等の半導体基
板51の上面にはSiO2膜52が形成され、その上には間
隔をおいてゲート電極53、54が配置され、また、ゲ
ート電極53、54の両側の半導体基板51にはソース
/ドレイン(S/D)層55、56、57が形成されて
おり、それらによって転送トランジスタT1 、T2 が構
成されている。
【0038】また、ゲート電極53、54及びS/D層
55、56、57の上には層間絶縁膜58が積層され、
また、層間絶縁膜58には各S/D層55、56、57
を露出する開口部61〜63が設けられ、各開口部61
〜63内には多結晶シリコンよりなるヒューズ64〜6
6が充填されている。
【0039】さらに、2つのゲート電極53、54の間
のS/D層56の上のヒューズ65には多結晶シリコン
よりなるビット線BLが形成され、ビット線BLは絶縁膜6
7に覆われ、それら上には、Si3N4 膜68とSiO2膜69
が順に積層されている。
【0040】このような状態において、Si3N4 膜68と
SiO2膜69をフォトリソグラフィー法によって連続的に
パターニングし、ビット線BLに導通しないS/D層6
4、66を囲む領域にそれらの膜68、69を残存さ
せ、さらに、全体に膜厚1500Åの多結晶シリコン膜
70を減圧CVD法により成長する(図6(b))。
【0041】この後に、第1実施例と同様にして、加速
エネルギー45keV、ドーズ量4×1015/cm2 を越え
る量の条件でBF2 をイオン注入した後に、800〜10
00℃の温度で30分間アニールしてホウ素を活性化す
ると、多結晶シリコン膜70の表面から300Åの深さ
に直径200〜500Åのハロゲンバブル71が平均3
00Åの間隔で形成される(図6(b))。
【0042】この後に、例えば弗硝酸のエッチング液を
用いて多結晶シリコン膜70を上面から150Å程度薄
層化してハロゲンバルブ71の上部を消去し、多結晶シ
リコン膜70の上面に凹凸を形成する。
【0043】ついで、Si3N4 膜68の上方にある多結晶
シリコン膜70をフォトリソグラフィー法によって選択
的に除去した後に、弗酸によってSi3N4 膜68上のSiO2
膜69を除去する(図6(c))。
【0044】これにより、ビット線BLに接続されないS
/D層64、66を囲む領域に王冠状の多結晶シリコン
膜70が残り、これを蓄積電極とする。次に、蓄積電極
70の表面にSi3N4 よりなる誘電体膜72を薄く形成し
た後、さらに全体に多結晶シリコン膜を成長し、これを
パターニングして対向電極73を形成する(図6(d))。
【0045】上記した蓄積電極70、誘電体膜72及び
対向電極73によってキャパシタ74が構成される。以
上のような工程により形成されたキャパシタ74は、蓄
積電極70の形成領域を拡張することなく、その王冠状
の周壁によって表面積が増加し、しかも、蓄積電極70
の表面に形成された凹凸によって表面積がさらに増加
し、蓄積容量が70%程度大きくなる。
【0046】(d)本発明のその他の実施例の説明 上記した実施例では、蓄積電極となる多結晶シリコン膜
にBF4 をイオン注入したが、その他のハロゲン化物、
或いは塩素、臭素等のハロゲンを注入してもよい。
【0047】また、上述した実施例では誘電体膜の材料
としてSi3N4 を使用したが、SiO2、Ta2O5 等を用いても
よい。さらに、上記した実施例では蓄積電極を多結晶シ
リコンにより形成しているが非晶質シリコンを用いても
よく、この場合にも同一条件でハロゲン化合物を注入
し、アニールすればハロゲンバブルが形成される。
【0048】なお、上記した実施例の成膜方法、膜厚や
ハロゲンバブルの形成条件は上記した方法に限定される
ものではない。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、蓄積
電極となる半導体膜にバブルを発生させた後に、そのバ
ブルの上部に達するまで半導体膜をエッチバックし、こ
れにより半導体膜の上面に凹凸を形成しているので、蓄
積電極の形成領域を広げず、しかもその膜厚を厚くする
ことなくその半導体膜により形成する蓄積電極の表面積
を増やすことができ、キャパシタの蓄積容量を増加する
ことが可能になる。
【0050】また、半導体膜に注入するハロゲン又はハ
ロゲン化合物のドーズ量を5×10 15個/cm2 以上と
し、バブル形成のための熱処理を800℃以上にすれ
ば、直径200〜500Å程度の大きなバブルを確実に
形成することができる。
【0051】さらに、キャパシタを構成する第一の電極
の形状をフィン状、王冠状にすればより一層の表面積の
増加が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図(その1)で
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示す断面図(その2)で
ある。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図(その1)で
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図(その2)で
ある。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図(その3)で
ある。
【図6】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例における半導体膜の一例を示す
部分断面図及び平面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、21、51 半導体基板 7、27、T1 、T2 転送トランジスタ 8、30、、58、67、69 SiO2膜(絶縁膜) 9、34、62 開口部 10、31、35、70 シリコン膜(半導体膜) 11、32、36、71 ハロゲンバブル(バブル) 13、40、71 誘電体膜 14、41、72 対向電極 15、42、74 キャパシタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板(1、21、51)の上に非晶質又
    は多結晶の半導体膜(10、31、35)を成長する工程と、 前記半導体膜(10、31、35、70)の上面にハロゲン又は
    ハロゲン化合物を注入した後に、熱処理を行って前記半
    導体膜(10、31、35、70)の内部にバブル(11、32、3
    6、71)を形成する工程と、 前記バブル(11、32、36、71)の上部に達するまで前記
    半導体膜(10、31、35、70)をエッチバックして、前記
    半導体膜(11、32、36、71)の上面に凹凸を形成する工
    程と、 上面に凹凸を有する前記半導体膜(11、32、36、71)を
    パターニングして、キャパシタ用の第一の電極(10、3
    1、35、70)を形成する工程と、 前記第一の電極(10、31、35、70)の表面にキャパシタ
    用の誘電体膜(13、40、72)を形成する工程と、 前記誘電体膜(13、40、72)の上に、キャパシタ用の第
    二の電極(14、41、73)を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記ハロゲン又は前記ハロゲン化合物のド
    ーズ量は4×1015個/cm2 以上であり、前記した熱処
    理は700℃以上であることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第一の電極(31, 35、70)は、フィン
    状又は王冠状に形成されることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
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KR100305209B1 (ko) * 1994-03-22 2001-11-22 박종섭 캐패시터 전하저장전극 제조방법
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