JPH05135893A - 蛍光灯電源回路 - Google Patents
蛍光灯電源回路Info
- Publication number
- JPH05135893A JPH05135893A JP29408491A JP29408491A JPH05135893A JP H05135893 A JPH05135893 A JP H05135893A JP 29408491 A JP29408491 A JP 29408491A JP 29408491 A JP29408491 A JP 29408491A JP H05135893 A JPH05135893 A JP H05135893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- power supply
- supply circuit
- lamp power
- brightness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dc-Dc Converters (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度に比例して蛍光灯の明るさを制御するこ
とにより、液晶テレビジョン受像機とか液晶モニターの
バックライトとに使用したときに低温時の始動特性，輝
度特性を向上させることを目的とする。 【構成】 サーミスタ９により検出した電圧をオペアン
プ８で増幅しダイオード７を介してスイッチングレギュ
レータのフィードバック用バイアス回路に印加し、或る
温度以下でかつ温度に比例してスイッチングレギュレー
タの出力電圧Ｖ OUTを変化させることによって蛍光灯駆
動回路を動作せしめて蛍光灯の明るさ制御できるように
した。
とにより、液晶テレビジョン受像機とか液晶モニターの
バックライトとに使用したときに低温時の始動特性，輝
度特性を向上させることを目的とする。 【構成】 サーミスタ９により検出した電圧をオペアン
プ８で増幅しダイオード７を介してスイッチングレギュ
レータのフィードバック用バイアス回路に印加し、或る
温度以下でかつ温度に比例してスイッチングレギュレー
タの出力電圧Ｖ OUTを変化させることによって蛍光灯駆
動回路を動作せしめて蛍光灯の明るさ制御できるように
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶テレビジョン受像機
などのバックライトとして使用される蛍光灯電源回路に
関する。
などのバックライトとして使用される蛍光灯電源回路に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶テレビジョン受像機は車載用
に用いられることが多く、夏冬の高温低温の場合でも安
定した性能が望まれている。しかしながら液晶テレビジ
ョン受像機においてバックライトには蛍光灯が用いら
れ、特に低温での始動特性，輝度特性が十分でない。
に用いられることが多く、夏冬の高温低温の場合でも安
定した性能が望まれている。しかしながら液晶テレビジ
ョン受像機においてバックライトには蛍光灯が用いら
れ、特に低温での始動特性，輝度特性が十分でない。
【０００３】以下に従来の蛍光灯電源回路について説明
する。図２に示す回路は一般にステップアップ回路とよ
ばれているスイッチングレギュレータ方式の電源回路
で、この電源回路の負荷に蛍光灯駆動回路がとりつけら
れるため、蛍光灯電源回路と呼んでいる。すなわち、図
２に示すようにステップアップ回路はスイッチングトラ
ンジスタ１とチョークコイル２と整流ダイオード３と平
滑コンデンサ４およびＰＷＭ制御のスイッチングレギュ
レータ用コントロールＩＣ５とそのフィードバック用バ
イアス回路の抵抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３からなり、負荷９は
蛍光灯駆動回路になっている。
する。図２に示す回路は一般にステップアップ回路とよ
ばれているスイッチングレギュレータ方式の電源回路
で、この電源回路の負荷に蛍光灯駆動回路がとりつけら
れるため、蛍光灯電源回路と呼んでいる。すなわち、図
２に示すようにステップアップ回路はスイッチングトラ
ンジスタ１とチョークコイル２と整流ダイオード３と平
滑コンデンサ４およびＰＷＭ制御のスイッチングレギュ
レータ用コントロールＩＣ５とそのフィードバック用バ
イアス回路の抵抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３からなり、負荷９は
蛍光灯駆動回路になっている。
【０００４】以上の構成要素よりなる蛍光灯電源回路に
ついて、以下その各構成要素の関係と動作を説明する。
ついて、以下その各構成要素の関係と動作を説明する。
【０００５】蛍光灯電源回路の出力電圧ＶOUTはＩＣ５
のフィードバック電圧ＶFBが一定であることより、フィ
ードバック用バイアス回路の抵抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３より
決定される。出力電圧ＶOUTを求めると（数１）式のよ
うになる。
のフィードバック電圧ＶFBが一定であることより、フィ
ードバック用バイアス回路の抵抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３より
決定される。出力電圧ＶOUTを求めると（数１）式のよ
うになる。
【０００６】
【数１】
【０００７】（数１）式に示されるように蛍光灯電源回
路は決められた定数により出力電圧ＶOUTは一定であ
る。したがって蛍光灯駆動回路の出力も一定となり、蛍
光灯の始動特性，輝度特性は低温で悪化するという蛍光
灯の特性を改善することができない。
路は決められた定数により出力電圧ＶOUTは一定であ
る。したがって蛍光灯駆動回路の出力も一定となり、蛍
光灯の始動特性，輝度特性は低温で悪化するという蛍光
灯の特性を改善することができない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、蛍光灯電源回路の回路定数は既に決められ
たものであり、出力電圧もまた、蛍光灯駆動回路出力も
一定のため、蛍光灯の始動特性，輝度特性が低温で悪化
しても補正することができないという問題点を有してい
た。
の構成では、蛍光灯電源回路の回路定数は既に決められ
たものであり、出力電圧もまた、蛍光灯駆動回路出力も
一定のため、蛍光灯の始動特性，輝度特性が低温で悪化
しても補正することができないという問題点を有してい
た。
【０００９】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、温度に比例して蛍光灯の明るさが制御されるような
蛍光灯電源回路を提供することを目的とする。
で、温度に比例して蛍光灯の明るさが制御されるような
蛍光灯電源回路を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の蛍光灯電源回路は、サーミスタにより検出し
た電圧をスイッチングレギュレータのフィードバック用
バイアス回路に印加し、蛍光灯の明るさを温度によって
制御できるような構成を有している。
に本発明の蛍光灯電源回路は、サーミスタにより検出し
た電圧をスイッチングレギュレータのフィードバック用
バイアス回路に印加し、蛍光灯の明るさを温度によって
制御できるような構成を有している。
【００１１】
【作用】本発明は上記した構成において、温度に比例し
て蛍光灯の明るさを制御することができるため液晶テレ
ビジョン受像機に利用すれば、夏冬の高温低温でも安定
したバックライトの始動特性，輝度特性とすることがで
きる。
て蛍光灯の明るさを制御することができるため液晶テレ
ビジョン受像機に利用すれば、夏冬の高温低温でも安定
したバックライトの始動特性，輝度特性とすることがで
きる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１３】図１に示すように、本発明の蛍光灯電源回
路は、従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号
を付し、その説明は省略する。本実施例では新しくダイ
オード７とオペアンプ８と抵抗Ｒ４，Ｒ５とサーミスタ
９を追加している。
路は、従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号
を付し、その説明は省略する。本実施例では新しくダイ
オード７とオペアンプ８と抵抗Ｒ４，Ｒ５とサーミスタ
９を追加している。
【００１４】以上の構成要素よりなる蛍光灯電源回路に
ついて、以下その各構成要素の関係と動作を説明する。
抵抗Ｒ５とサーミスタ９の分割点で検出された電圧ＶTH
１はオペアンプ８で増幅された電圧ＶTH２がダイオード
７と抵抗Ｒ４を介してスイッチングレギュレータのフィ
ードバック用バイアス回路に印加される。しかしＶTH２
がバイアス回路のＲ１とＲ２の接続点の電圧ＶBより小
さくなったときに始めてＶOUTが変化する。このことは
或る温度以下になったとき始めてＶOUTが変化すること
を意味する。
ついて、以下その各構成要素の関係と動作を説明する。
抵抗Ｒ５とサーミスタ９の分割点で検出された電圧ＶTH
１はオペアンプ８で増幅された電圧ＶTH２がダイオード
７と抵抗Ｒ４を介してスイッチングレギュレータのフィ
ードバック用バイアス回路に印加される。しかしＶTH２
がバイアス回路のＲ１とＲ２の接続点の電圧ＶBより小
さくなったときに始めてＶOUTが変化する。このことは
或る温度以下になったとき始めてＶOUTが変化すること
を意味する。
【００１５】ダイオード７の両端電圧をＶD2として、こ
のときの出力電圧ＶOUTを求めると（数２）式のように
なる。
のときの出力電圧ＶOUTを求めると（数２）式のように
なる。
【００１６】
【数２】
【００１７】（数２）式に示されるようにＶTH２が小さ
い程、出力電圧ＶOUTが大きくなることを意味してい
る。したがって低温で蛍光灯駆動回路の出力も大きくで
き、蛍光灯の始動特性，輝度特性も低温で大幅に改善で
きる。
い程、出力電圧ＶOUTが大きくなることを意味してい
る。したがって低温で蛍光灯駆動回路の出力も大きくで
き、蛍光灯の始動特性，輝度特性も低温で大幅に改善で
きる。
【００１８】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、温度に比例して蛍光灯の明るさを制御するこ
とができるので、液晶テレビジョン受像機に使用したと
き夏冬の高温低温でも安定したバックライトの始動特
性，輝度特性が得られるという優れた蛍光灯電源回路を
実現できるものである。
によれば、温度に比例して蛍光灯の明るさを制御するこ
とができるので、液晶テレビジョン受像機に使用したと
き夏冬の高温低温でも安定したバックライトの始動特
性，輝度特性が得られるという優れた蛍光灯電源回路を
実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例の蛍光灯電源回路図
【図２】従来の蛍光灯電源回路図
１ スイッチングトランジスタ ５ スイッチングレギュレータ用コントロールＩＣ ６ 負荷（蛍光灯駆動回路） ７ ダイオード ９ サーミスタ
Claims (2)
- 【請求項１】電圧を検出するサーミスタと、前記サーミ
スタで検出した電圧を印加するスイッチングレギュレー
タのフィードバック用バイアス回路を備えた蛍光灯電源
回路。 - 【請求項２】バイアス回路にダイオードを介して電圧を
印加するようにした請求項１記載の蛍光灯電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29408491A JPH05135893A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 蛍光灯電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29408491A JPH05135893A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 蛍光灯電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05135893A true JPH05135893A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17803081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29408491A Pending JPH05135893A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 蛍光灯電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05135893A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6069449A (en) * | 1998-04-09 | 2000-05-30 | Nec Corporation | Backlight control device for an LCD |
| KR100343685B1 (ko) * | 1999-08-31 | 2002-07-19 | 엘지전자주식회사 | 마이크로 웨이브 조명시스템의 재시동 제어방법 |
| CN100422821C (zh) * | 2002-07-22 | 2008-10-01 | 三星电子株式会社 | 液晶显示器及为其驱动光源的装置 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP29408491A patent/JPH05135893A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6069449A (en) * | 1998-04-09 | 2000-05-30 | Nec Corporation | Backlight control device for an LCD |
| KR100343685B1 (ko) * | 1999-08-31 | 2002-07-19 | 엘지전자주식회사 | 마이크로 웨이브 조명시스템의 재시동 제어방법 |
| CN100422821C (zh) * | 2002-07-22 | 2008-10-01 | 三星电子株式会社 | 液晶显示器及为其驱动光源的装置 |
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