JPH05135061A - 製品処理装置 - Google Patents

製品処理装置

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JPH05135061A
JPH05135061A JP29472491A JP29472491A JPH05135061A JP H05135061 A JPH05135061 A JP H05135061A JP 29472491 A JP29472491 A JP 29472491A JP 29472491 A JP29472491 A JP 29472491A JP H05135061 A JPH05135061 A JP H05135061A
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JP
Japan
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processing
batch
product
lot
item
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JP29472491A
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Shigeru Matsumoto
茂 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッチ処理可能な各処理装置に関して、バッ
チ処理する製品群を決定する際に、現在他の処理装置で
処理中の製品群を含めて一定時間内にその処理装置で処
理する予定の製品群の処理優先度を考慮し、全製品の処
理優先度に応じた最適なバッチ処理を行うことができる
製品処理装置を提供する。 【構成】 処理計画作成手段1により、ロットの処理条
件、処理計画を作成し、処理進行管理手段2により、ロ
ットの処理装置における処理進行状況を管理し、バッチ
処理可能製品群作成手段3により、一定時間内に処理装
置でバッチ処理可能なロット群を作成し、バッチ処理決
定手段4により、各製品の処理優先度を表すバッチ指数
を評価することでバッチ処理するロット群を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の製品を生産する
ために複数の処理装置で各工程を順次処理する製品処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の製品処理装置を図6に基づいて説
明する。図6は従来の製品処理装置の機能ブロック図で
あり、従来の製品処理装置は、生産する製品の処理フロ
ー、処理条件および処理計画を作成する処理計画作成手
段41と、処理計画に基づいた各製品の処理進行状況を
管理して処理優先度を決定する処理進行管理手段42
と、複数の製品を同時にバッチ処理可能な各処理装置に
関して、現在処理待ち状態に製品群の中から同一処理条
件を持つ製品群を検索するバッチ処理待ち製品群作成手
段43と、各処理装置におけるバッチ処理可能製品群の
中から、実際にバッチ処理を行う製品群を決定するバッ
チ処理決定手段44とからなる。
【0003】複数の製品を各工程の処理装置で処理する
生産ラインにおいて、処理計画作成手段41は、製品処
理計画テーブルに、複数の製品を生産するための処理フ
ロー、各工程の処理条件、製品を各工程の処理装置によ
って処理すべき予定日時、および各工程の処理を行う処
理装置が複数の製品を同時にバッチ処理することが可能
かどうかを表わすバッチフラグなどを登録する。
【0004】処理進行管理手段42は、各工程の処理装
置によって製品の処理が開始および終了する毎に、製品
の工程番号および工程の処理状況などを製品処理進行管
理テーブルに登録すると同時に、製品処理計画テーブル
のバッチフラグ、処理装置および処理予定日時情報に基
づいて、製品処理進行管理テーブルにバッチフラグ、次
工程の処理装置および処理予定日時から現在日時を減算
した処理予定日時とのずれなどを登録する。また、処理
予定日時とのずれに基づいてその製品の処理優先度を決
定し、製品処理進行管理テーブルに登録する。即ち、処
理予定日時からの遅れが大きい製品ほど、その処理優先
度を高く設定する。
【0005】バッチ処理待ち製品群作成手段43は、製
品処理進行管理テーブルおよび製品処理計画テーブルか
ら、バッチ処理可能な(バッチフラグが1となってい
る)各処理装置に関して、現在処理待ち状態である(現
在ステータスがWとなっている)製品群の中から同一処
理条件を持つ製品群を検索し、これらの製品群をバッチ
処理可能製品群としてバッチ処理管理テーブルに登録す
る。
【0006】バッチ処理決定手段44は、各処理装置に
おけるバッチ処理可能製品群の中から、実際にバッチ処
理を行う製品群を決定するものであり、バッチ処理管理
テーブルの各処理装置毎のバッチ処理可能製品群の中か
ら処理優先度の高いものを順々に検索し、バッチを組ん
で処理することを決定する。
【0007】以上のように構成された従来の製品処理装
置においては、バッチ処理を行う製品群を決定する時
に、現在処理待ち状態に製品群の中から処理優先度に基
づいてバッチ処理を行う製品群を決定していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成の製品処理装置では、バッチ処理可能な各処理装置
に関して、現在処理待ち状態にある特定製品群の処理優
先度のみに基づいてバッチ処理する製品群を決定してお
り、現在他の処理装置で処理中の製品群を含めて一定時
間内にその処理装置で処理する予定の製品群の処理優先
度を考慮したバッチ処理ができず、全製品の処理優先度
に応じた最適なバッチ処理が行えないという問題を有し
ていた。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、バッ
チ処理可能な各処理装置に関して、バッチ処理する製品
群を決定する際に、現在他の処理装置で処理中の製品群
を含めて一定時間内にその処理装置で処理する予定の製
品群の処理優先度を考慮し、全製品の処理優先度に応じ
た最適なバッチ処理を行うことができる製品処理装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の第1の手段は、製品の処理計画を作成する処
理計画作成手段と、各工程の処理装置における前記処理
計画作成手段で作成した製品の処理計画に基づく製品の
処理の進行状況を管理する処理進行管理手段と、前記処
理進行管理手段で管理するバッチ処理可能な処理装置に
おいて現在他の処理装置で処理中の製品群も含めて一定
時間内に前記処理装置で処理予定の製品群の中から同時
にバッチ処理可能な製品群を作成するとともに各製品の
処理優先度を表わすバッチ指数を算出するバッチ処理可
能製品群作成手段と、前記バッチ指数を評価した結果に
基づいて前記処理装置においてバッチ処理する製品群を
決定するバッチ処理決定手段とを備えたものである。
【0011】また、本発明の第2の手段は、複数の製品
を各工程の処理装置で処理する生産ラインにおいて、製
品の処理計画を作成する処理計画作成手段と、各工程の
処理装置における前記処理計画作成手段で作成した製品
の処理計画に基づく製品の処理の進行状況を管理する処
理進行管理手段と、前記処理進行管理手段で管理するバ
ッチ処理可能な処理装置において現在他の処理装置で処
理中の製品群も含めて一定時間内に前記処理装置で処理
予定の製品群の中から同時にバッチ処理可能な製品群を
作成するとともに各製品の処理優先度を表わすバッチ指
数を算出するバッチ処理可能製品群作成手段と、前記バ
ッチ指数を評価した結果に基づいて前記処理装置におい
てバッチ処理を行うことなく製品を単一で処理すること
を決定する単一処理決定手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】上記第1の手段において、処理計画作成手段に
より製品の処理フロー、処理条件及び処理計画を作成
し、処理進行管理手段により処理計画に基づく製品の各
工程の処理装置における処理進行状況を管理し、バッチ
処理可能製品群作成手段によりバッチ処理可能な各処理
装置に関して、現在他の処理装置で処理中の製品群を含
めて一定時間内にその処理装置で処理する予定の製品群
を考慮してバッチ処理可能な製品群を作成し、バッチ処
理決定手段によりバッチ処理可能製品群の中から各製品
の処理優先度を表わすバッチ指数を評価した結果に基づ
いてその処理装置においてバッチ処理する製品群を決定
することにより、バッチ処理可能な処理装置においてバ
ッチ処理を行う製品群を決定する際に、現在処理待ち状
態である製品群の処理優先度だけでなく、現在他の処理
装置で処理中の製品群を含めて一定時間内にその処理装
置で処理する予定の製品群の処理優先度を考慮すること
ができる。
【0013】また、上記第1の手段におけるバッチ処理
決定手段の代わりに、バッチ処理可能製品群作成手段で
作成した各製品の処理優先度を表わすバッチ指数を評価
した結果に基づいて前記処理装置においてバッチ処理を
行うことなく製品を単一で処理することを決定する単一
処理決定手段を設けることにより、バッチ処理可能な処
理装置においてバッチ処理を行うロット群を決定する際
に、上限値を越えるような非常に高いバッチ指数、即ち
処理優先度を持つロットはバッチ処理を行わず単独で優
先して処理を行うことができ、高優先度のロットの処理
時間を短縮することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる製品処理装置
をコンピュータを用いた半導体プロセスロット処理装置
に適用した例を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0015】ここで、図1は本発明の一実施例の製品処
理装置の機能ブロック図、図2は同製品処理装置のロッ
ト処理計画テーブルの一例を示す図、図3は同製品処理
装置のロット処理進行管理テーブルの一例を示す図、図
4は同製品処理装置の処理可能ロットテーブルの一例を
示す図である。
【0016】製品処理装置は、図1に示すように、処理
計画作成手段1と、処理進行管理手段2と、バッチ処理
可能製品群作成手段3と、バッチ処理決定手段4とから
構成されている。以下に各手段について詳しく説明す
る。
【0017】処理計画作成手段1は、図2に示すよう
に、ロット名アイテム11、工程番号アイテム12、工
程名アイテム13、処理装置アイテム14、バッチフラ
グアイテム15、処理条件アイテム16、処理時間アイ
テム17、処理予定日時アイテム18を有する補助記憶
装置上のロット処理計画テーブル10に、レコード毎に
ロットの各工程の処理装置、処理条件および処理予定日
時などを登録する。特に、バッチフラグアイテム15に
は、処理装置が同一処理条件の複数ロットを同時に処理
できる場合にはバッチ処理可能な処理装置として1を登
録し、バッチ処理不可能な処理装置の場合は0を登録す
る。
【0018】また、処理計画作成手段1は、図3に示す
ように、ロット名アイテム21、現処理工程番号アイテ
ム22、現在ステータスアイテム23、処理予定日時と
のずれアイテム24、処理優先度アイテム25、次工程
の処理装置アイテム26、次工程処理開始可能までの時
間アイテム27、バッチフラグアイテム28を有する補
助記憶装置上のロット処理進行管理テーブル20におい
て、ロット名アイテム21にロット名を登録する。
【0019】さらに、処理計画作成手段1は、ロット処
理計画テーブル10の工程番号アイテム12の値が1で
あるレコードを検索し、このレコードにおける工程番号
アイテム12、処理装置アイテム14、バッチフラグア
イテム15の各値を、ロット名アイテム11の値と同一
のロット名アイテム21の値を含むロット処理進行管理
テーブル20のレコードにおける現処理工程番号アイテ
ム22、次工程の処理装置アイテム26、バッチフラグ
アイテム28に登録する。また、同じレコードにおける
現在ステータスアイテム23、処理予定日時とのずれア
イテム24、処理優先度アイテム25、次工程処理開始
可能までの時間アイテム27に、W、0、1、0をそれ
ぞれ登録する。
【0020】これらの登録はロット数だけ繰り返す。処
理進行管理手段2は、各処理装置からロットの処理開始
情報を受信する毎に、ロット名、処理開始工程番号、現
在ステータスなどから構成される処理開始情報のロット
名および処理開始工程番号に1を加算した値と同一の値
を含むロット処理計画テーブル10のレコードにおける
処理装置アイテム14、バッチフラグアイテム15、処
理時間アイテム17、処理予定日時アイテム18の各値
を、同一のロット名を含むロット処理進行管理テーブル
20のレコードにおける次工程処理装置アイテム26、
バッチフラグアイテム28、次工程の処理開始可能まで
の時間アイテム27、処理予定日時とのずれアイテム2
4に登録する。
【0021】この時、処理予定日時とのずれアイテム2
4には、処理予定日時アイテム18の値から現在日時を
減算した値を登録する。また、現在ステータスアイテム
23にはPを登録し、処理優先度アイテム25には、処
理予定日時とのずれアイテム24の値に応じて演算を施
して登録する。この演算方法は特に限定しないが、ずれ
が正の時は処理優先度を1に設定し、ずれが負の時は、
ずれを−10で除算した値を処理優先度とする。
【0022】また、処理進行管理手段2は、各処理装置
よりロットの処理終了情報を受信する毎に、ロット名、
処理終了工程番号、現在ステータスなどから構成される
処理終了情報のロット名と同一の値を含むロット処理進
行管理テーブル20のレコードにおける現処理工程番号
アイテム22に、受信した処理終了工程番号+1を登録
し、現在ステータスアイテム23にWを登録し、次工程
処理開始可能までの時間アイテム27に0を登録する。
【0023】なお、処理予定日時とのずれおよび処理優
先度を処理終了情報の受信時に演算、登録してもよい。
バッチ処理可能製品群作成手段3は、処理進行管理手段
2によって、ロットの処理開始情報を受信してロット処
理進行管理テーブル20のレコードが更新される毎に、
更新されたレコードのロット名アイテム21の値と同一
の値を含む補助記憶装置上の処理可能ロットテーブル3
0(図4参照)のレコードを削除し、次工程の処理装置
アイテム26値、ロット名アイテム21値、バッチ指数
を、処理可能ロットテーブル30の処理装置アイテム3
1、処理可能ロットアイテム32、バッチ指数アイテム
33に登録する。ここでバッチ指数の演算方法は特に限
定しないが、例えば、バッチ処理可能なバッチフラグア
イテム28の値が1の場合は、ロット処理進行管理テー
ブル20の更新されたレコードの処理優先度アイテム2
5の値を次工程処理開始可能までの時間アイテム27の
値に10を加算した値で除算する。またバッチ処理が不
可能であってバッチフラグアイテム28の値が0の場合
はバッチ指数を0とする。
【0024】また、バッチ処理可能製品群作成手段3
は、処理進行管理手段2によってロットの処理終了情報
を受信してロット処理進行管理テーブル20のレコード
が更新される毎に、更新されたレコードのロット名アイ
テム21の値と同一の値を含む処理可能ロットテーブル
30のレコードにおけるバッチ指数アイテム33の値を
更新する。ここでのバッチ指数の演算方法は処理開始情
報時と同様である。
【0025】バッチ処理決定手段4は、バッチ処理可能
製品群作成手段3によって処理可能ロットテーブル30
のレコードが更新される毎に、バッチ処理可能な処理可
能ロットテーブル30のバッチ指数アイテム33値が0
以外の値を持つレコードの中から、処理装置アイテム3
1値が同一のレコードを検索し、バッチ指数アイテム3
3値が大きいものから順々に乗算を繰り返し、総バッチ
指数が下限値である1未満になる直前まで乗算を繰り返
す。そして、乗算したバッチ指数アイテム33値を含む
レコードの処理フラグアイテム34に1を登録し、バッ
チ処理することを決定する。また総バッチ指数が下限値
である1未満になる残りのレコードの処理フラグアイテ
ム34に0を登録する。
【0026】例えば、処理可能ロットテーブル30の処
理装置アイテム31の値が装置2となっている5レコー
ドを検索し、バッチ指数が大きいものから順々に総バッ
チ指数が1未満になる直前まで乗算を繰り返す。つま
り、総バッチ指数=3.64×1.00×0.33(=
1.20)まで乗算し、(処理)装置2においてバッチ
処理行うロットをLOT−100、LOT−2およびL
OT−31に決定し、これらのロットの処理フラグアイ
テム34に1を登録する。また、バッチ処理を行わない
ロットをLOT−89およびLOT−49に決定し、こ
れらのロットの処理フラグアイテム34に0を登録す
る。
【0027】なお、ここでは下限値を1としているがこ
の限りではない。また、総バッチ指数の求め方もこの限
りではない。また、バッチ処理が不可能である、処理可
能ロットテーブル30のバッチ指数アイテム33の値が
0の場合は、処理フラグアイテム34に1を登録する。
【0028】この登録は処理装置の数の分だけ行う。さ
らに、バッチ処理決定手段4は、処理可能ロットテーブ
ル30の処理フラグアイテム34の値が1となっている
処理装置に対し、処理条件および処理可能ロットなどか
ら構成されるロット処理情報を送信する。これらの処理
装置は送られてきた情報に基づいてロットの処理を行
う。また、処理装置はロットの処理開始時および処理終
了時には、処理開始情報および処理終了情報をコンピュ
ータに送信する。
【0029】以上のように本実施例によれば、バッチ処
理可能な処理装置においてバッチ処理を行うロット群を
決定する際に、現在処理待ち状態にあるロット群の処理
優先度だけでなく、現在他の処理装置で処理中のロット
群を含めて一定時間内にその処理装置で処理する予定の
ロット群の処理優先度を考慮することができ、全ロット
の処理優先度に応じた最適なバッチ処理を行うことがで
きる。
【0030】なお、本実施例において、各テーブルの記
憶手段として補助記憶装置を用いた場合について述べた
が主記憶装置を用いてもよい。またテーブルの代わりに
リスト構造を用いた記憶手段を用いてもよい。
【0031】本発明の他の実施例にかかる製品処理装置
をコンピュータを用いた半導体プロセスロット処理装置
に適用した例を、図5に基づいて説明する。図5は本発
明の他の実施例の製品処理装置の機能ブロック図で、同
製品処理装置のロット処理計画テーブルの一例、同製品
処理装置のロット処理進行管理テーブルの一例、同製品
処理装置の処理可能ロットテーブルの一例は図2〜図4
に示すものと同じである。
【0032】この製品処理装置は、図5に示すように、
処理計画作成手段1と、処理進行管理手段2と、バッチ
処理可能製品群作成手段3と、単一処理決定手段5とか
ら構成される。
【0033】以下、上記実施例と異なる部分についての
み詳しく説明する。処理計画作成手段1、処理進行管理
手段2、バッチ処理可能製品群作成手段3は、上記実施
例の製品処理装置と同様である。
【0034】単一処理決定手段5は、バッチ処理可能製
品群作成手段3によって処理可能ロットテーブル30の
レコードが更新される毎に、バッチ処理が可能である、
処理可能ロットテーブル30のバッチ指数アイテム33
の値が0以外の値を持つレコードの中から、処理装置ア
イテム31の値が同一であるレコードを検索し、最も大
きいバッチ指数アイテム33の値が上限値である3を越
えるときには、そのバッチ指数アイテム33の値を含む
レコードの処理フラグアイテム34にのみ1を登録し、
残りのレコードの処理フラグアイテム34に0を登録す
る。即ちこの処理装置ではバッチ処理を行わず、バッチ
指数が上限値3を越えるロットのみを優先して単一処理
することを決定する。
【0035】例えば、処理可能ロットテーブル30の処
理装置アイテム31の値が装置2である5レコードを検
索し、最も大きいバッチ指数を上限値である3と比較す
る。即ち、LOT−100のバッチ指数3.64>上限
値3となるため、装置2においてはバッチ処理を行わ
ず、LOT−100ロットを優先して単一処理すること
を決定し、このロットの処理フラグアイテム34に1を
登録する。また、処理を行わないロットをLOT−2、
LOT−31、LOT−89およびLOT−49に決定
し、これらのロットの処理フラグアイテム34に0を登
録する。また、最も大きいバッチ指数アイテム33の値
が上限値である3以下のときには、上記実施例の製品処
理装置におけるバッチ処理決定手段4と同様にバッチ処
理を行うロット群を決定する。
【0036】なお、ここでは上限値を3としているがこ
の限りではない。また、バッチ処理が不可能0である、
処理可能ロットテーブル30のバッチ指数アイテム33
の値が0の場合は、処理フラグアイテム34に1を登録
する。
【0037】この登録は処理装置の数の分だけ行う。さ
らに、処理可能ロットテーブル30の処理フラグアイテ
ム34の値が1の処理装置に対し、処理条件および処理
可能ロットなどから構成されるロット処理情報を送信す
る。処理装置は送られてきた情報に基づいてロットの処
理を行う。また、処理装置はロットの処理開始時および
処理終了時には、処理開始情報および処理終了情報をコ
ンピュータに送信する。
【0038】以上のように本実施例によれば、バッチ処
理可能な処理装置においてバッチ処理を行うロット群を
決定する際に、上限値を越えるような非常に高いバッチ
指数、即ち処理優先度を持つロットはバッチ処理を行わ
ず単独で優先して処理を行うことができ、高優先度のロ
ットの処理時間を短縮することができる。
【0039】なお、本実施例において、各テーブルの記
憶手段として補助記憶装置を用いたが主記憶装置を用い
てもよい。またテーブルの代わりにリスト構造を用いた
記憶手段を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の製品処理装置に
よれば、処理進行管理手段で管理するバッチ処理可能な
処理装置において現在他の処理装置で処理中の製品群も
含めて一定時間内に前記処理装置で処理予定の製品群の
中から同時にバッチ処理可能な製品群を作成するバッチ
処理可能製品群作成手段を設け、バッチ処理可能製品群
作成手段で作成した各製品の処理優先度を表わすバッチ
指数を評価した結果に基づいて、処理装置においてバッ
チ処理する製品群を決定するバッチ処理決定手段、もし
くはバッチ処理を行うことなく製品を単一で処理するこ
とを決定する単一処理決定手段を設けることにより、バ
ッチ処理可能な処理装置においてバッチ処理を行う製品
群を決定する際に、現在処理待ち状態である製品群の処
理優先度だけでなく、現在他の処理装置で処理中の製品
群を含めて一定時間内にその処理装置で処理する予定の
製品群の処理優先度を考慮することができ、全製品の処
理優先度に応じた最適なバッチ処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る製品処理装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】同製品処理装置のロット処理計画テーブルの一
例を示す図である。
【図3】同製品処理装置のロット処理進行管理テーブル
の一例を示す図である。
【図4】同製品処理装置の処理可能ロットテーブルの一
例を示す図である。
【図5】本発明の他の一実施例に係る製品処理装置の機
能ブロック図である。
【図6】従来の製品処理装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 処理計画作成手段 2 処理進行管理手段 3 バッチ処理可能製品群作成手段 4 バッチ処理決定手段 5 単一処理決定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製品を各工程の処理装置で処理す
    る生産ラインにおいて、製品の処理計画を作成する処理
    計画作成手段と、各工程の処理装置における前記処理計
    画作成手段で作成した製品の処理計画に基づく製品の処
    理の進行状況を管理する処理進行管理手段と、前記処理
    進行管理手段で管理するバッチ処理可能な処理装置にお
    いて現在他の処理装置で処理中の製品群も含めて一定時
    間内に前記処理装置で処理予定の製品群の中から同時に
    バッチ処理可能な製品群を作成するとともに各製品の処
    理優先度を表わすバッチ指数を算出するバッチ処理可能
    製品群作成手段と、前記バッチ指数を評価した結果に基
    づいて前記処理装置においてバッチ処理する製品群を決
    定するバッチ処理決定手段とを備えた製品処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の製品を各工程の処理装置で処理す
    る生産ラインにおいて、製品の処理計画を作成する処理
    計画作成手段と、各工程の処理装置における前記処理計
    画作成手段で作成した製品の処理計画に基づく製品の処
    理の進行状況を管理する処理進行管理手段と、前記処理
    進行管理手段で管理するバッチ処理可能な処理装置にお
    いて現在他の処理装置で処理中の製品群も含めて一定時
    間内に前記処理装置で処理予定の製品群の中から同時に
    バッチ処理可能な製品群を作成するとともに各製品の処
    理優先度を表わすバッチ指数を算出するバッチ処理可能
    製品群作成手段と、前記バッチ指数を評価した結果に基
    づいて前記処理装置においてバッチ処理を行うことなく
    製品を単一で処理することを決定する単一処理決定手段
    とを備えた製品処理装置。
JP29472491A 1991-11-12 1991-11-12 製品処理装置 Pending JPH05135061A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744608A (ja) * 1993-07-27 1995-02-14 Nec Corp ジョブディスパッチングシステム
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