JPH05134834A - 画面表示装置 - Google Patents

画面表示装置

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JPH05134834A
JPH05134834A JP3168231A JP16823191A JPH05134834A JP H05134834 A JPH05134834 A JP H05134834A JP 3168231 A JP3168231 A JP 3168231A JP 16823191 A JP16823191 A JP 16823191A JP H05134834 A JPH05134834 A JP H05134834A
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Kazumasa Yoshida
田 和 正 吉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画面を同一表示画面上に階層的に重ね
て表示する際、表示画面を有効に利用してより見やすい
表示を行えるようにする。 【構成】 内部記憶部13は複数のメニュー画面に対応
するメニューデータ、及び各メニュー画面の表示順序を
示す情報を記憶している。表示部15での表示の際、C
PU12はまず、内部記憶13に記憶されたメニュー画
面の数を調べ、その数に応じて最初のメニュー画面の左
上隅の表示座標を決定する。次いでCPU12は上記表
示座標に所定値を順次加算して2番目以降の各メニュー
画面の表示座標を求める。このようにして決った各メニ
ュー画面の表示位置に各メニュー画面に対応するメニュ
ーデータがメニュー枠と共に上記表示順序にしたがって
順次重ねて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置の表示画面上
に複数の画面枠を重ね合わせて表示する画面表示装置に
関する。
【0002】
【従来技術】オフィスコンピュータ等においては、オペ
レータが容易に業務を行えるようにメニュー画面を表示
して、そのメニュー画面からメニューを選択することに
より所望の業務を実行できるようにしている。メニュー
画面が複数ある場合、各メニューの画面枠を表示画面上
でずらして重ね合わせて階層状に表示するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数のメニュー画面を
表示画面上でずらして重ね合わせて表示する場合、各メ
ニュー画面の表示位置の表示間隔は各画面毎に等間隔で
あった。従って、全てのメニュー画面を等間隔で表示し
た場合、画面に表示できるメニューの数が限定されてし
まう。また、各メニュー画面を一定の間隔で表示すると
各メニューの上下関係が把握しにくいという問題があっ
た。
【0004】また、上記各メニュー画面の表示間隔は各
階層毎に等間隔であるばかりでなく、その間隔及び各メ
ニュー画面の表示位置は、表示されるメニュー画面の数
にかかわらず常に固定であり、表示装置の表示画面全体
を有効に利用していないという問題があった。
【0005】本発明の課題は、複数の画面を同一表示画
面上に階層的に重ねて表示する際、表示画面上における
各画面の表示位置を調整することにより、表示画面を有
効に利用してより見やすい表示を行えるようにすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1番目の発明の手段は
次の通りである。表示装置の全体表示画面サイズよりも
小さいサイズの複数の画面枠、例えばメニュー画面に対
応する表示データ(メニューデータ)を、各画面枠の表
示順序を示す情報と共に記憶する記憶手段と、上記表示
装置に表示すべき画面枠の数に応じて、先頭順位で表示
される先頭の画面枠(第0階層の画面、即ち最下位層の
画面)の表示位置を決定する決定手段と、上記表示すべ
き各画面枠のうち、上記先頭の画面枠を除く各画面枠の
表示位置を上記先頭の画面枠の表示位置に基づいて算出
する算出手段と、上記各画面枠に対応する表示データ
を、各画面枠に対して上記決定手段あるいは算出手段で
決定あるいは算出された各表示位置に、各画面枠の上記
表示順序に従って順次重ねて表示する表示手段とを備え
る。
【0007】第2番目の発明の手段は次の通りである。
表示装置の全体表示画面サイズよりも小さいサイズの複
数の画面枠に対応する表示データを、各画面枠の表示順
序を示す情報と共に記憶する記憶手段と、上記表示装置
に表示すべき画面枠のうち、少なくとも最終順位の画面
枠とその直前の順位の画面枠との表示位置の間隔を、他
の各画面枠の表示位置の間隔よりも大きくなるように各
画面枠の表示位置を設定する設定手段と、上記各画面枠
に対応する表示データを、各画面枠に対して設定された
表示位置に、各画面枠の上記表示順序に従って順次重ね
て表示する表示手段とを備える。
【0008】
【作用】第1番目の発明の手段の作用は次の通りであ
る。表示装置に複数の画面枠に対応する表示データを表
示する際、決定手段は表示すべき画面枠の数に応じて先
頭の画面枠の表示位置を決定する。即ち、画面枠の数が
多くなるに従って先頭の画面枠は表示画面の中央よりか
ら左寄りの位置になるように決定する。先頭画面枠の表
示位置のこのような決定により、他の各画面枠をその表
示位置を個々にずらして順次重ねて表示した場合の各画
面枠が表示装置の全体表示画面にバランスよく配置され
ることになる。算出手段は他の各画面枠の表示位置を上
記先頭の画面枠の表示位置に基づいて算出する。即ち上
記先頭の画面枠の表示位置のx座標成分及びy座標成分
に所定値を順次加算することにより各画面枠の表示位置
を算出する。そして、表示手段は、このようにして決
定、及び算出された各表示位置に各画面枠に対応する表
示データを各画面枠の表示順序に従って順次重ねて表示
する。
【0009】従って、表示装置に複数の画面枠に対応す
る表示データを表示する際、各画面枠の表示位置は表示
される画面枠の数に応じて変化し、表示装置の表示画面
全体に渡って各画面枠がバランスよく表示されることに
なり、各画面枠が非常に見やすくなる。
【0010】第2番目の発明の手段の作用は次の通りで
ある。表示装置の表示画面上に、表示順位が予め決めら
れた複数の画面枠を表示する際、設定手段が各画面枠の
表示位置をその表示順位に基づいて設定するが、その設
定は次の通りである。即ち、最終順位の画面枠とその直
前の順位の画面枠との表示位置の間隔を、他の各画面枠
の表示位置の間隔よりも大きくなるように各画面枠の表
示位置を設定する。そして表示手段は各画面枠に対応す
る表示データを、各画面枠に対して設定された表示位置
に、各画面枠の上記表示順序に従って順次重ねて表示す
る。
【0011】従って、最終順位の画面枠、即ち一番手前
に表示される画面の表示データはもちろんのこと、その
直前の順位の画面枠、即ち一番手前の上記画面のすぐ下
の画面の表示データが他の画面の表示データよりも見や
すくなり、また画面の上下関係が明瞭に区別できる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、メニュー画面表示装置10の一
実施例のシステム構成図である。同図において、メニュ
ー画面表示装置10はCPU(中央演算処理装置)12
の制御により動作し、複数のメニュー画面を表示部15
に重ね合わせ(オーバーラップ)表示することの可能な
画面表示装置である。
【0013】CPU12は図示していない読み出し専用
メモリ(ROM)に格納されているプログラムにより動
作し図示してはいないがレジスタi,j,nを有してい
る。CPU12には、メニュー選択のためのメニュー選
択キー、データ入力を行うためのキー等が配設されたキ
ーボード等の入力部11が接続されており、オペレータ
が入力部11からキー入力によりメニュー選択を行う
と、操作されたキーに対応する内部コードが図示してい
ないキーボード・ドライバを介しCPU12に送られ
る。本実施例では入力部11に配設された“A”〜
“G”の7種のキーを操作することによりメニュー画面
を選択することが可能でありキー“A”〜“G”の操作
により選択した各メニュー画面においてさらに“1”〜
“9”の各サブメニューをキー“1”〜“9”を操作す
ることにより選択できるようになっている。選択された
サブメニューは、次の階層のメニュー画面となる。従っ
て、メニュー選択を行う場合には入力部11からキー操
作により“A”〜“G”又は“1”〜“9”の英数字を
入力する。CPU12は、入力部11からキーボード・
ドライバを介し入力するメニュー選択のキー入力データ
の入力順序に基づいて、表示部15に表示するメニュー
の内容を管理しており、表示するメニューの階層数に基
づいて表示部15に表示する各メニューの表示位置を設
定する。またCPU12は、メニュー画面を表示するた
めの各種表示情報を作成しRAM(Random Access Memo
ry)から成る内部記憶部13に記憶する。また、CPU
12は上記表示情報を基に作成したメニュー画面の表示
データを表示バッファ14に転送する。CRT(Cathod
e Ray Tube)等の表示部15は、表示バッファ14に格
納されているメニュー画面の表示データを読み出し、メ
ニュー画面を表示する。
【0014】また、入力部11から入力されるメニュー
選択等のキー入力データは、キーボード・ドライバによ
り表示データに変換され、表示バッファ14に転送され
る。そして、表示部15によりキー入力データに対応す
る表示データが表示バッファ14から読み出され、表示
部15に表示される(エコーバック)。
【0015】次に、CPU12が管理する内部記憶部1
3内に設定されたメニュー画面表示のための表示情報を
格納する各種テーブルや各種エリアの構成を図2(a)
〜(i)により説明する。
【0016】まず、同図(a)に示すmenu−no
は、各階層で選択されたメニュー番号を記憶するエリア
であり、第1階層から第7階層(階層記号A〜Gに対
応)で選択されたメニュー番号がそれぞれmenu−n
〔0〕〜menu−no〔6〕の各配列要素に記憶さ
れる。同図(b)に示すsmenu−noもmenu−
noと同様にsmenu−no
〔0〕〜menu−no
〔6〕の7要素から成る配列であり、メニュー画面を表
示する際のメニュー番号を一時的に記憶するエリアであ
る。また、同図(c)に示すmnoもmno
〔0〕〜m
no〔6〕の7要素から成る配列であり、各階層で選択
された最新のメニュー番号を記憶する。同図(d)に示
す項目フラグは各階層メニュー画面に表示される1〜9
までの番号が付けられたサブメニューの有無を記憶する
エリアである。項目フラグの各配列要素である項目フラ
〔0〕〜項目フラグ〔8〕は、それぞれ番号1〜9の
サブメニューの有無を記憶している。
【0017】同図(e)に示すcntはメニュー画面表
示の際に表示する階層を記憶するカウンタであり、第0
階層(階層記号A)〜第6階層に対して、それぞれ
「1」〜「7」の値を記憶する。kaisouはメニュ
ー画面の階層数を記憶するエリア、x、yは表示部15
にメニュー画面の項目名称やタイトル表示を行う際の、
表示の先頭位置の画面座標(x、y)を記憶するエリア
である。またy0は、項目名称を表示する際の表示の先
頭位置のy座標を記憶するエリアである。
【0018】次に、図3は表示部15の画面に設定され
る直交−xy座標形を示す図である。同図に示すよう
に、画面上部の左端に原点(0、0)が設定され、水平
走査方向にx座標が、そのx座標に垂直にy座標が設け
られる。画面のx座標方向は、80欄から成っており、
x座標は0〜79の値をとる。また、y座標方向は25
行から成っており、y座標は0〜24の値をとる。
【0019】図4(a)、(b)に本実施例によるメニ
ュー画面の表示方法を示す。同図(a)は、階層数が3
の場合の表示を示しており、第0階層のメニュー画面
(階層記号A)から第2階層のメニュー画面(階層記号
C)までが重ね合わせにより表示されている。階層数が
3の場合、第1階層のメニュー画面(階層記号B)と第
2階層のメニュー画面(階層記号C)の表示間隔は、第
0階層のメニュー画面(階層記号A)と第1階層のメニ
ュー画面の表示間隔よりも広くなる。同図(a)に示す
第2階層のメニュー画面(階層記号C)から、番号1〜
9のいずれかを入力部11からキー入力して「C1処理
メニュー」〜「C9処理メニュー」の中から1つを選択
し、さらにその選択の結果表示される第3階層のメニュ
ー画面(階層記号D)で、番号1〜9のいずれかを入力
部11からキー入力して「D1メニュー」〜「D9メニ
ュー」の中から1つを選択した場合に表示されるメニュ
ー画面の表示が図4(b)である。同図(b)に示すよ
うに5階層のメニュー画面の表示の場合には同図(a)
の3階層のメニュー画面の表示の際よりも、第0階層の
メニュー画面(階層記号A)の表示位置が画面の左上寄
りになる。また、第2階層のメニュー画面(階層記号
C)までの表示間隔は一定であるが第3階層のメニュー
画面(階層記号D)、第4階層のメニュー画面(階層記
号E)の表示と次第に表示間隔が広がる。このように、
現在選択されている階層のメニュー画面に近いほど、表
示面積が広くなりメニュー内容をよく参照できるように
なっている。
【0020】このように、表示されるメニューの階層数
が多くなるにつれて。画面の左上寄りから表示し、表示
されるメニューの階層数が少なくなるにつれて画面の中
央寄りから表示する。又、メニューを選択する頻度の低
い現在のメニュー画面から3階層以上前のメニュー画面
の表示面積は小さくし、2階層前のメニュー画面から次
第に表示面積が大きくなるように表示するので、従来よ
りも多くのメニュー画面を表示することができる。とこ
ろで、第0階層が最上位の階層、第6階層が最下位の階
層となっている。
【0021】次に、CPU12の制御により行われるメ
ニュー画面の表示処理を図5、図9、図6及び図7のフ
ローチャートにより説明する。
【0022】図5、図9はメニュー画面の表示処理の全
体を示すフローチャートである。図5においてまず、入
力部11のキーが操作されキーデータが入力されると
(処理ST1)、入力されたキーデータを基に選択され
たメニュー画面のメニュー番号を作成する(処理ST
2)。メニュー番号を作成する処理ST2の詳細につい
ては後述する。メニュー番号が作成されると、メニュー
番号をキーとして内部記憶部13内の図示していないメ
ニューデータ格納域を検索し(処理ST3)、メニュー
番号に対するメニューデータが格納されているかどうか
判別する(処理ST4)。そしてメニューデータが格納
されていれば表示部15の全画面を消去し(処理ST
5)、menu−noの各配列をmenu−no
〔0〕
から順次検索しメニュー番号の文字数を求め、kais
ouにセットする(処理ST6)。menu−noに
は、menu−no
〔0〕から各階層で選択されたメニ
ュー番号がセットされており、処理ST1での入力部1
1のキー入力により第4階層のメニューが選択されれ
ば、例えばmenu−no
〔0〕〜menu−no
〔3〕に「1」、「2」、「3」、「4」がセットされ
ており、menu−no〔4〕は「NULLコード」と
なっている。この場合メニューデータに対応するメニュ
ー番号は1234であり、menu−noの文字数は4
文字となる。すなわち、menu−noの文字数はメニ
ュー画面の階層数に一致する。
【0023】次に、kaisouにセットされたメニュ
ー番号の文字数すなわち画面の階層数により、まず最初
にメニュー画面(第0階層)の左上隅の(x、y)座標
を設定する(処理ST7)。階層数に応じて最初のメニ
ュー画面(第0階層)の左上隅の(x、y)座標は以下
のように設定する。
【0024】(x=20、y=8) 〔階層が1の場
合〕、(x=14、y=7) 〔階層が2の場合〕、
(x=12、y=6) 〔階層が3の場合〕、(x=1
0、y=5) 〔階層が4の場合〕、(x= 9、y=
4) 〔階層が5の場合〕、(x= 8、y=3)
〔階層が6の場合〕、(x= 7、y=2) 〔階層が
7の場合〕、以下、図9により説明するとカウンタcn
tに1をセットし(処理ST8)、カウンタcntが階
層数kaisou以下であるかどうか判別する(処理S
T9)。カウンタcntが階層数kaisou以下の場
合には表示部15に表示するメニュー画面のメニューデ
ータに対応するメニュー番号smenu−noを作成す
る(処理ST10)。処理ST10のメニュー番号sm
enu−noの作成処理の詳細は後述する。メニュー番
号smenu−noを作成すると、メニュー番号sme
nu−noをキーとして内部記憶部13のメニューデー
タ格納域を検索し(処理ST11)、メニュー番号sm
enu−noと一致するメニューデータが格納されてい
るかどうか判別する(処理ST12)。そして、メニュ
ー番号smenu−noと一致するメニューデータが格
納されていれば階層数kaisouからカウンタcnt
の値を減算し、その減算結果をレジスタiにセットする
(処理ST13)。レジスタiにセットされる値は、次
に表示部15に表示するメニュー画面が最後に表示する
現在選択されている画面より何階層前であるかを示して
いる。すなわちレジスタiの値が“0”であれば現在選
択されているメニュー画面の表示、レジスタiの値が
“1”であれば現在選択されているメニュー画面よりも
1階層前のメニュー画面の表示を行うことを示してい
る。
【0025】そして、カウンタcntの値が1に等しく
なくかつレジスタiの値が0でなければすなわち2階層
以上のメニュー画面を表示する場合には、現在選択され
ているメニュー画面を表示する時、x座標を増加しその
1階層前のメニュー画面とx座標方向の表示間隔を12
文字分とする(処理ST15)。
【0026】一方、上記処理ST14で「カウンタcn
tの値が“1”でなくかつレジスタiの値が0である」
という条件を満足しないと判別した場合には、カウンタ
cntの値で1でなくかつレジスタiの値が1であるか
どうか判別する(処理ST16)。そして、カウンタc
ntの値が1でなくかつレジスタの値が1であると判別
した場合にはx座標を8増加する。すなわち、3階層以
上のメニュー画面を表示する場合には現在選択されてい
るメニュー画面の1階層前のメニュー画面を表示する時
その前の階層のメニュー画面(2階層前)とのx座標方
向の表示間隔を8文字分とする(処理ST17)。一
方、上記処理ST16で「カウンタcntの値が1でな
くかつレジスタの値が1である」という条件を満足しな
い場合には、x座標の値を3増加する(処理ST1
8)。
【0027】すなわち、現在選択されている画面より2
階層以上前のメニュー画面の表示において前のメニュー
画面との表示間隔は3文字分となる。
【0028】上記処理ST14〜ST18により、次に
表示するメニュー画面の左上隅のx座標を設定した後、
メニュー表示を行う(処理ST19)。メニュー表示の
処理の詳細は後述する。処理ST19におけるメニュー
表示は(カウンタcnt−1)の階層のメニュー画面の
表示である。
【0029】メニュー表示の後、y座標を2加算し(処
理ST20)、カウンタcntを1加算する。上記処理
ST9〜ST21は、カウンタcntの値が階層数ka
isouよりも大きくなるまで、すなわち過去に選択さ
れた全てのメニュー画面が第0階層のメニュー画面から
現在選択されているメニュー画面まで順次表示されるま
で繰り返される。
【0030】一方、上記処理ST12でメニュー番号s
menu−noと一致するメニューデータが無ければ表
示部15の25行目に不正なメニュー番号を選択した旨
のエラーメッセージを表示し(処理ST22)、カウン
タcntに8をセットする(処理ST23)。
【0031】処理ST23でカウンタcntに8をセッ
トした後、前記処理ST9が行われ、カウンタcntが
階層数kaisouよりも大であると判別されるので、
エラー表示の後メニュー画面表示は終了する(階層数k
aisouの最大値は7)。また、前記処理ST4でメ
ニュー番号menu−noのメニューデータが無いと判
別すると、上記処理ST22と同様に表示部15の25
行目に不正なメニュー番号を選択した旨のエラーメッセ
ージを表示する(処理ST24)。
【0032】また、前記処理ST2でmenu−no
〔n〕にセットしたメニュー番号は不正であるのでme
nu−no〔n〕にNULLコードをセットする(n
は、後述するレジスタnの値)。
【0033】次に、前記処理ST2のmenu−noの
作成処理を図6のフローチャートにより説明する。
【0034】まず、入力部11の“A”〜“G”のいず
れかのキーが操作されたかどうか判別し(処理SU
1)、“A”〜“G”のいずれかのキーが操作されてい
れば操作されたキーがどのキーであるか判別し、レジス
タiに各キーに対応する値をセットする(処理SU
2)。“A”〜“G”のキーは、それぞれ第0階層から
第6階層までのメニュー画面を選択するキーであり、
“A”〜“G”の入力キーに応じてレジスタには、以下
のような値がセットされる。
【0035】i=0(“A”)、i=1(“B”)、i
=2(“C”)、i=3(“D”)、i=4
(“E”)、i=5(“F”)、i=6(“G”)。
【0036】すなわち、レジスタiにはキー入力により
選択されたメニュー画面の階層を示す値がセットされ
る。
【0037】次に、menu−noのエリアを検索し、
メニュー番号の文字数を計数しその計数したメニュー番
号の文字数から1減算した値をレジスタnにセットする
(処理SU3)。例えば、menu−noのエリアの各
配列要素がmenu−no
〔0〕=1、menu−no
〔1〕=2、menu−no〔2〕=3、menu−n
o〔3〕〜menu−no〔6〕=NULLコードとな
っていた場合、menu−no
〔0〕から検索していき
menu−no〔3〕でNULLコードが見つかるので
メニュー番号は「123」となりメニュー番号の文字数
は3となる。したがってレジスタnにセットされる値
は、現在選択されているメニュー画面の階層番号に等し
い。
【0038】次に、レジスタiの値がレジスタnの値よ
りも大きいかどうか、すなわち現在のメニュー画面より
も下位の階層のメニュー画面が選択されたかどうか判別
し(処理SU4)、現在のメニュー画面よりも下位の階
層のメニューが選択された場合には、前回表示したi階
層のメニュー番号をmenu−no〔i〕から読み出し
mno〔i〕にセットする(処理SU5)。次に、セッ
トされたmno〔i〕の値がNULLコードでないか、
すなわち前回i階層のメニュー画面を選択したことがあ
るかどうか判別し(処理SU6)、前回i階層のメニュ
ー画面を選択したことがあればすなわち“1”から
“9”のいずれかの値がセットされていればmenu−
noにmnoの全ての値を転送した後menu−no
〔i+1〕にNULLコードをセットする(処理SU
7)。
【0039】すなわち、2階層以上下位のメニュー画面
を指定した場合、以前にその階層のメニュー画面を指定
したことがあれば、以前選択した第i階層のメニュー画
面のメニュー番号がmenu−noにセットされる。ま
た、1階層下位のメニュー画面を指定した場合menu
−no〔i〕にはNULLコードが格納されているの
で、menu−noの値は変わらない。したがって、1
階層下位のメニュー画面を“A”〜“G”のキーにより
指定した場合にはメニュー画面の表示は変わらない。
【0040】一方、上記処理SU4でレジスタiの値が
レジスタnの値以下であれば、menu−no〔i+
1〕にNULLコードをセットする(処理SU8)。す
なわち、現在選択されているメニュー画面よりも上位の
メニュー画面を選択すればキー入力により選択されたメ
ニュー画面の次の下位階層のメニュー画面のメニュー番
号格納エリアmenu−no〔i+1〕にNULLコー
ドがセットされるので、メニュー番号はmenu−no
〔0〕〜menu−no〔i〕で指定される〔i+1〕
桁の番号となる。
【0041】一方、上記処理SU1で“A”〜“G”以
外のキーが操作されていれば、“1”〜“9”のキーが
操作されたかどうか判別し(処理SU9)、“1”〜
“9”のキーが操作されていれば、前記処理SU3と同
様にしてmenu−noのエリアを検索し、計数したメ
ニュー番号の文字数をレジスタにセットする(処理SU
10)。そして次にmenu−no〔n〕及びmno
〔n〕に入力キーに対応する数字をセットし(処理SU
11)、menu−no〔n+1〕にNULLコードを
セットする(処理SU12)。
【0042】すなわち、現在選択されているメニュー画
面内の項目が選択された場合には、現在選択されている
階層のメニュー画面のメニュー番号格納エリアmenu
−no〔n〕及びmno〔n〕に選択された項目の番号
をセットし、次の階層のメニュー番号格納エリアmen
u−no〔n+1〕にNULLコードをセットする。し
たがって、メニュー番号はmenu−no
〔0〕〜me
nu−no〔n〕で指定された〔n+1〕桁の番号とな
る。
【0043】また、上記処理SU9で入力キーが“1”
〜“9”以外のキーであれば不正なキー入力されたの
で、不正なキーを入力した旨のエラーメッセージを表示
部15の第25行目に表示する(処理SU13)。
【0044】このように、入力キー“A”〜“G”の操
作により2階層以上前または2階層以上先のメニュー画
面を選択でき、入力キー“1”〜“9”の操作により1
階層先のメニュー画面を選択することができる。
【0045】次に、前記処理ST10のメニュー番号s
menu−noを作成する処理を図7のフローチャート
により説明する。
【0046】まず、レジスタiに0をセットし(処理S
V1)、前述した図9の処理ST8または処理ST21
でセットされたカウンタcntの値がレジスタiの値よ
りも大きいかどうか判別し(処理SV2)、大きければ
smenu−no〔i〕にmenu−no〔i〕の値を
セットする(処理SV3)。そして、次にレジスタiの
値を1加算する(処理SV4)。上記処理SV2〜SV
4はレジスタiの値がカウンタcntの値に等しくなる
まで繰り返される。
【0047】すなわち、smenu−noには、カウン
タcntの示す階層より1つ下位の階層のメニュー画面
のメニュー番号がセットされる。
【0048】smenu−noに上記メニュー番号をセ
ットした後、smenu−no〔i〕にNULLコード
をセットする(処理SV5)。したがって、smenu
−noの指定するメニュー番号はsmenu−no
〔0〕〜smenu−no〔cnt−1〕で指定される
番号となる。
【0049】次に、前記処理ST19のメニュー表示処
理の詳細を図8のフローチャートにより説明する。
【0050】まずレジスタi、jを0にセットし(処理
SW1)、次にレジスタiの値が9より小であるかどう
か判別し(処理SW2)、レジスタiの値が9よりも小
であれば項目フラグ〔i〕の値がNULLコードに等し
くないかどうか判別する(処理SW3)。そして、NU
LLコードでなければ、レジスタjの値を1加算し(処
理SW4)、次にレジスタの値を1加算する(処理SW
5)。一方、上記処理SW3で項目フラグ〔i〕の値が
NULLコードに等しければ、レジスタiのみを1加算
する(処理SW5)。上記処理SW2〜SW5はレジス
タiの値が9以上になるまで繰り返される。すなわち、
項目フラグはメニュー画面内の1から9までの各サブメ
ニューが設定されているかを記憶しているので、設定さ
れているサブメニューの数がレジスタに設定される。
【0051】上述のようにして、レジスタi、jの値を
設定した後、表示部15上の(x、y)と(x+36、
y+j+1)を対角線の端点の座標とする画面の矩形領
域をクリアする(処理SW6)。上記矩形領域は、メニ
ュー画面の表示領域である。次に、座標(x、y)から
メニュー画面のタイトル名称(「A」、「B」、「C」
等、・・・・)を表示する(処理SW7)。
【0052】次に、yに1加算した値をy0に格納し
(処理SW8)、レジスタiに0をセットする(処理S
W9)。そしてレジスタiの値が9より小であるかどう
か判別し、9より小であれば項目〔i〕がNULLコー
ドでないかどうか判別する(処理SW11)。そして、
NULLコードでなければ、表示部15の座標(x、y
0)から番号(i+1)のサブメニュー項目を表示し
(処理SW12)、y0の値を1加算する(処理SW1
3)。そして、次にレジスタiの値を1加算する(処理
SW14)。上記処理SW10〜SW14は、レジスタ
iの値が9より大となるまで繰り返される。すなわち、
メニュー画面のサブメニュー項目は最大9まであるので
上記処理SW10〜SW14により設定されているサブ
メニュー項目がメニュー画面に表示される。メニュー画
面の各サブメニュー項目を表示した後、(x、y)と
(x+36、y+j+1)を対角線の頂点とする矩形の
メニュー枠を描画する(処理SE15)。
【0053】このように、メニュー画面のx座標方向の
幅は36文字分となる。また、メニュー画面のy座標方
向の幅はメニュー画面内に表示されるサブメニュー項目
の数によって決定される。
【0054】
【発明の効果】第1の発明によれば、表示装置に複数の
画面枠に対応する表示データを表示する際、各画面枠の
表示位置は表示される画面枠の数に応じて変化し、表示
装置の表示画面全体に渡って各画面枠がバランスよく表
示されることになり、各画面枠が非常に見やすくなる。
【0055】第2の発明によれば、最終順位の画面枠、
即ち一番手前に表示される画面の表示データはもちろん
のこと、その直前の順位の画面枠、即ち一番手前の上記
画面のすぐ下の画面の表示データが他の画面の表示デー
タよりも見やすくなり、また画面の上下関係が明瞭に区
別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のメニュー画面表示装置のシステム構成
図である。
【図2】内部記憶部の要部エリアを説明する図である。
【図3】画面に設定される直交−xy座標系を説明する
図である。
【図4】実施例の表示動作を説明する図である。
【図5】実施例の全体の動作前半を説明するフローチャ
ートである。
【図6】メニュー番号を作成する処理を説明するフロー
チャートである。
【図7】メニュー画面を表示する処理を説明するフロー
チャートである。
【図8】各階層のメニュー番号を作成する処理を説明す
るフローチャートである。
【図9】実施例の全体の動作後半を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
11 入力部 12 CPU 13 内部記憶部 14 表示バッファ 15 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の全体表示画面サイズよりも小
    さいサイズの複数の画面枠に対応する表示データを、各
    画面枠の表示順序を示す情報と共に記憶する記憶手段
    と、上記表示装置に表示すべき画面枠の数に応じて、先
    頭順位で表示される先頭の画面枠の表示位置を決定する
    決定手段と、上記表示すべき各画面枠のうち、上記先頭
    の画面枠を除く各画面枠の表示位置を上記先頭の画面枠
    の表示位置に基づいて算出する算出手段と、上記各画面
    枠に対応する表示データを、各画面枠に対して決定ある
    いは算出された表示位置に、各画面枠の上記表示順序に
    従って順次重ねて表示する表示手段とを具備することを
    特徴とする画面表示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置の全体表示画面サイズよりも小
    さいサイズの複数の画面枠に対応する表示データを、各
    画面枠の表示順序を示す情報と共に記憶する記憶手段
    と、上記表示装置に表示すべき画面枠のうち、少なくと
    も最終順位の画面枠とその直前の順位の画面枠との表示
    位置の間隔を、他の各画面枠の表示位置の間隔よりも大
    きくなるように各画面枠の表示位置を設定する設定手段
    と、上記各画面枠に対応する表示データを、各画面枠に
    対して設定された表示位置に、各画面枠の上記表示順序
    に従って順次重ねて表示する表示手段とを具備すること
    を特徴とする画面表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007046343A1 (ja) 2005-10-17 2007-04-26 Nec Corporation 携帯端末及びそのメニュー表示方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62103687A (ja) * 1985-07-01 1987-05-14 株式会社日立製作所 マルチウインドウの表示制御方法

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