JPH05134733A - 作業ロボツト - Google Patents

作業ロボツト

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JPH05134733A
JPH05134733A JP29863591A JP29863591A JPH05134733A JP H05134733 A JPH05134733 A JP H05134733A JP 29863591 A JP29863591 A JP 29863591A JP 29863591 A JP29863591 A JP 29863591A JP H05134733 A JPH05134733 A JP H05134733A
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JP
Japan
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work
tool
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grinder
working
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Application number
JP29863591A
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English (en)
Inventor
邦彦 ▲吉▼田
Kunihiko Yoshida
Eiji Minamiyama
英司 南山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの形状誤差の大小に拘りなく、ワーク
に均質なバリ取りを行うことができる作業ロボットを提
供する。 【構成】 ワークWが取り付けられる治具21の裏面に
マイクロフォン20などの音センサを取り付けて、作業
ロボットに把持されたグラインダなどの作業工具による
ワークWへの加工音を検出する。予めティーチングされ
る加工開始位置と加工音が得られた時のグラインダの位
置とを比較し、これらの差分だけ最初に指定される加工
経路を修正する。音センサの周囲に集音コーン22を配
置したり、治具21に薄い共鳴板部28を設けること
で、加工音の検出感度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばグラインダによ
るバリ取り作業など、種々の作業工具をワークに対して
相対移動させて各種作業を行う作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金型などの製造工程におけるバリ
取り作業は、作業者がグラインダなどの作業工具を用い
て手作業で行うのが一般的であったが、近年のロボット
制御技術の発展に伴い、最近では位置制御型の作業ロボ
ットに作業工具を取り付けてワークのバリ付着箇所沿い
に作業工具を移動させてバリを除去することにより、作
業の省力化、無人化を図ることが盛んに試みられてい
る。
【0003】図6は、このようなバリ取り作業に用いら
れる作業ロボットの一例を示すもので、図示の作業ロボ
ット1は、バリ取り用の作業工具としてのグラインダ2
と、このグラインダ2を3次元的に移動させる移動機構
3と、この移動機構3による移動方向を制御するコント
ローラ4とを有している。移動機構3は、ベース5に対
して水平面内を回動自在に設けられた胴部6と、この胴
部6の上部に連結されて基部7を中心に垂直面内を回動
自在に設けられた第1のアーム8と、この第1のアーム
8の先端に連結されて基部9を中心に垂直面内を回動自
在に設けられた第2のアーム10と、胴部6及びアーム
8、10を駆動する複数のアクチュエータ(図示略)と
を備えている。11はティーチングボックスであり、テ
ィーチングボックス11からコントローラ4へ予め加工
軌跡を入力しておき、この加工軌跡データに基づいて各
アクチュエータに適宜駆動信号を送出すると、各アクチ
ュエータが所定量駆動され、図7に示すように第2のア
ーム10の先端に装着されたグラインダ2がワークWの
稜線部沿いに移動せしめられ、これによりワークWに付
着したバリが逐次除去されるようになっている。
【0004】ところで、このような作業ロボット1は、
予めティーチングされるワークWの加工経路と実際のグ
ラインダ2の移動経路との一致精度が高く、この点では
バリ取り作業に一定の品質が期待できる。しかしなが
ら、ワークWが例えば鋳物や製缶物等のように大きな寸
法誤差を伴うものである場合には、当初のティーチング
位置からワークWが大きくずれてしまうので、ティーチ
ングされた加工経路に沿ってグラインダ2が移動してい
るにも拘らず、グラインダ2がワークWから離れてしま
ったり、逆にグラインダ2が余計に切り込まれてバリ取
りの品質が安定しないという不都合が生じる。
【0005】このような不都合を解消するため従来は、
グラインダ2のワークWへの接触状況を検出する工具接
触検出装置を配設し、この工具接触検出装置により加工
開始時におけるグラインダ2のワークWへの接触位置を
検出してグラインダ2の移動経路を補正することが行わ
れている。たとえば、図6に示すように第2のアーム1
0とグラインダ2との間に配設されてグラインダ2のワ
ークWへの押圧力の変化を検出する力センサ12、ある
いは、図7に示すように、グラインダ2の消費電流の変
化を検出する負荷検出装置13などを工具接触検出装置
として用いることが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した工
具接触検出装置としての力センサ12や負荷検出装置1
3は、いずれも感度が十分でなく、微小なバリ取りを行
う際には十分な成果が得られなかった。すなわち、作業
ロボットに加わる負荷が微小な領域では、グラインダ2
の振動やロボットのアクチュエータの振動を力センサ1
2が拾ったり、グラインダ2の回転ムラなどによる微小
な消費電力の変動を負荷検出装置13が接触状況の変化
として読み取ってしまうために、正確な接触状況の検出
が困難となる。
【0007】本発明は、微小なバリ取り作業を行うよう
な場合でも作業工具のワークへの接触状況の変化を正確
に検出して作業品質を一定に保つことができる作業ロボ
ットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークに接触
して該ワークに工作を施す作業工具と、この作業工具を
前記ワークに対して相対移動させる移動手段と、前記作
業工具の前記ワークへの接触状況を検出する工具接触検
出手段と、この工具接触検出手段が検出する前記作業工
具の前記ワークへの接触状況の変化に基づいて前記作業
工具の前記ワークに対する相対移動経路を変化させる工
具位置制御手段とを備えてなる作業ロボットに適用さ
れ、前記工具接触検出手段を、前記作業工具による前記
ワークへの加工音を検出する音センサとすることにより
前記課題の解決を図っている。ここで、前記作業工具に
は、従来例で例示したグラインダの他、ワークに接触し
て工作を施すあらゆる作業工具が含まれる。また、作業
ロボットが行う作業もバリ取りに限らず、面取りなど種
々の作業が対象となる。
【0009】なお、前記工具位置制御手段には、以下の
構成例のいずれもが含まれる。すなわち、第1の例は、
前記音センサが前記作業工具の加工音を最初に検出した
時点で、前記作業工具を、前記ワークから離間した待機
位置へ復帰させる構成であり、第2の例は、前記音セン
サが前記作業工具の加工音を最初に検出した位置と、当
該工具位置制御手段に予め指定された加工経路上の加工
開始位置との差に基づいて前記加工経路を修正し、この
修正された加工経路に沿って前記作業工具を移動させる
構成である。
【0010】
【作用】本発明の作業ロボットにおいては、グラインダ
などの作業工具のワークへの接触状況の変化に応じて作
業工具の加工音の音圧レベルや周波数が変化し、この変
化がマイクロフォンなどの音センサによって検出され
る。従って、作業工具のワークへの接触前後の負荷変動
が微小な領域でも、作業工具やロボットアクチュエータ
の振動などの影響を排除して作業工具の接触状況の変化
を正確に検出できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。なお、本実施例に係る作業ロボットは、前述し
た図6及び図7に示す従来例と移動機構3の構成を同じ
くし、かつ作業工具としてグラインダ2が装着される点
も共通する。従って、これらの構成要素については図
6、図7と同一符号を付して説明を省略し、以下では工
具接触検出装置、及び工具位置制御装置について説明す
る。
【0012】図1に示すように、本実施例では、グライ
ンダ2とワークWとの接触状況を検出する工具接触検出
装置として、略円柱状のマイクロフォン(音センサ)2
0が用いられている。このマイクロフォン20は、グラ
インダ2がワークWに接触することによって発生する研
削音の音圧レベルを検出するもので、ワークWが取り付
けられる治具21の裏面側に集音コーン22を介して取
り付けられている。
【0013】ここで、集音コーン22は、マイクロフォ
ン20による研削音の検出感度を高めるべく設けられた
もので、薄板円錐状に成形されたコーン部22aと、そ
の外周縁に治具21と全周に渡って隙間なく密着するフ
ランジ22bとで形成されている。またこの集音コーン
22には、治具21から伝達される研削音を外部に漏ら
すことなくマイクロフォン20に集中させるように、中
心にマイクロフォン20が嵌合せしめられるセンサ取付
孔22cが形成されている。この集音コーン22の取付
位置は、その中央に配置されるマイクロフォン20が、
治具21に取り付けられたワークWの幅方向中心に位置
するように定められている。
【0014】治具21は、ワークWをベース23上の所
定位置に据え付けるためのもので、ベース23に付設さ
れたクランプ板24によって下方に押圧固定されてい
る。そして、この治具21の上面21aにワークWが載
置されてクランプボルト25で固定されることにより、
ワークWがベース23上の所定位置に据え付けられる。
なお、治具21とクランプ板24との間、及び、治具2
1とベース23との間にはそれぞれ防音材としてのゴム
板26、27が介在され、ベース23からマイクロフォ
ン20への外部ノイズの伝達を阻止するように配慮がさ
れている。さらに、治具21の集音コーン22が取り付
けられる部分には薄肉平板状の共鳴板部28が形成さ
れ、ワークWの研削音を共鳴させてマイクロフォン20
による音圧レベルの変化の検出感度を高めるようになっ
ている。
【0015】図2に示すように、マイクロフォン20の
出力信号は作業ロボットのコントローラ4(図6参照)
に内蔵された制御回路29に導かれ、この制御回路29
は、ティーチングボックス11(図6参照)から予め入
力されたグラインダ2の移動経路をマイクロフォン20
の検出する音圧レベルの変化に応じて適宜修正しつつ、
該修正された移動経路に基づいてロボットドライバ30
へ逐次駆動命令を送出する。ロボットドライバ30は、
この駆動命令に応じて移動機構3の各アクチュエータ3
1に所定の駆動信号を送出し、これにより移動機構3の
各部の移動方向、速度が制御される。そして、これら制
御回路29及びロボットドライバ30により本実施例の
作業ロボットにおける工具位置制御装置32が構成され
ている。
【0016】次に、以上のように構成された作業ロボッ
トの動作を説明する。本実施例の作業ロボットにおける
バリ取り作業は、ワークWのボスBの周縁部Eに付着し
たバリ取りを行うもので、その作業開始に先だってグラ
インダ2の加工経路Rをコントローラ4に教え込むティ
ーチング作業を行っておく必要がある。このティーチン
グ作業は、グラインダ2がワークWから離間した位置に
設定される待機位置(ホームポジション、以下HPと略
称する。)からワーク周縁部Eに沿って移動して再度H
Pまで戻ってくる迄の経路Rを複数の教示点(ティーチ
ングポイント、以下、TPと略称する。)で代表させて
記憶させるもので、本実施例では、図1に示すようにT
P1〜TP19までが設定され、バリ取り作業の開始位
置はTP2とされている。
【0017】このようなティーチング作業が行われた
後、作業ロボットは図3のフローチャートに従って複数
のワークWのバリ取り作業を行う。以下、この手順を詳
細に説明する。ワークWの治具21への装着等の段取り
作業が終了して作業者から作業開始が指示されると、ま
ずステップS1で変数iに3を、変数Rにティーチング
ポイント数Nを代入する。なお、本例ではNを19とす
る。ステップS1からステップS2に進むと、ロボット
ドライバ30からアクチュエータ31へグラインダ2を
TP1まで高速移動させるように駆動信号を出力し、T
P1を通過したことが確認されるまでグラインダ2の高
速移動を継続する(ステップS3)。
【0018】TP1の通過が確認されると、グラインダ
2の移動速度を微速に切り換え、予め指定されたTP2
に達するまで微速移動を継続する(ステップS4、
5)。TP2への到達が確認された場合にはグラインダ
2をいったん停止させてステップS6に進み、マイクロ
フォン20からグラインダ2の加工音が検出されている
か否かを判断し、検出されていれば予め指定されたTP
2の座標値と実際のワークW上のTP2の座標値との間
に位置誤差がないものと判断し、ステップS11におい
て、グラインダを次のティーチングポイントTP3に向
けて移動させる。
【0019】ステップS5においてTP2への到達が確
認されるまでの間、マイクロフォン20から加工音が検
出されたか否かを監視する(ステップS9)。予め設定
したTP2へ達する以前に加工音が検出された場合に
は、たとえばワークWが当初の設定寸法よりも厚くなっ
ているものと判断し、TP2に向かう微速移動を停止
し、グラインダ2の現在位置座標値と当初設定されたT
P2の座標値との差をワークWの厚さ誤差とみなし、T
P2以降の各ティーチングポイントTP3〜TP19の
座標値を補正する。これにより加工経路Rが当初設定さ
れた加工経路と比較して全体的に厚さ誤差分上方(図1
において)へ平行修正される(ステップS10)。
【0020】一方、ステップS6において加工音が検出
されていない場合には、たとえばワークWが当初の設定
寸法よりも薄くなっているものと判断し、加工音が検出
されるまでグラインダ2をワークに向けて微速移動させ
る(ステップS7)。そして、加工音が最初に検出され
た時点でTP2へ向かう微速移動を停止し、ステップS
10に進む。ステップS10では、グラインダ2の現在
位置座標値と当初設定されたTP2の座標値との差をワ
ークWの厚さ誤差とみなし、TP2以降の各ティーチン
グポイントTP3〜TP19の座標値を補正する。これ
により加工経路Rが当初設定された加工経路と比較して
全体的に厚さ誤差分下方(図1において)へ平行修正さ
れる。
【0021】ステップS10で加工経路Rを補正した
後、ステップSP11においてグラインダを次のティー
チングポイントTPiへ向けて移動させる。つまり、T
P2以降はグラインダ2でワークWのバリを除去しなが
ら、順次、次のティーチングポイントに移動していく。
したがって、正常にバリ取りが行われる時はマイクロフ
ォン20からバリ取り音が常に集音される。
【0022】ステップS12においてグラインダ2のT
Piへの到達が確認されるまでの間、ステップS14に
おいて、マイクロフォン20から加工音が検出され続け
ているか否かを判定する。加工音20が途中で途切れた
場合には、加工経路RがワークWの稜線部Eからずれた
ものと判断してグラインダ2が再びワークWに接触する
までワークWへ近付く方向に移動させ(ステップS1
5)、その後、TPiへの移動が再度繰り返される(ス
テップS11)。同様の修正はステップS13において
加工音が途切れてしまった場合にも行われる。
【0023】ステップS12において、グラインダ2の
TPiへの到達が確認された場合には、ステップS13
で、再度、マイクロフォン20からグラインダ2の加工
音が検出されているか否を判定し、検出されていればグ
ラインダ2とワークWとの接触状況に変化がないものと
判断して、グラインダ2を次のティーチングポイントへ
移動させるようにステップS16で変数iに1を加算す
る。ステップS17においてi≦Rの場合には、ステッ
プS11に進み、次のティーチングポイントTPiに向
けてグラインダを微速移動させ、以下、ステップS17
が肯定されるまで、すなわち、グラインダ2のTP19
への到達が確認されるまで同様手順が繰り返される。T
P19到達後は、ステップS18に進み、グラインダ2
をHPへ復帰させる。
【0024】以上述べたように、本実施例の作業ロボッ
トでは、グラインダ2とワークWとの接触の有無が、マ
イクロフォン20を通じて検出される研削音(加工音)
の有無によって判別されるので、グラインダ2の切込み
量が微小な領域であってもロボット駆動系やグラインダ
2の振動などに影響されることなく、確実にグラインダ
2の接触位置が検出される。そして、かかるグラインダ
2の接触位置に基づいて加工経路Rが修正されるので、
ワークWの誤差が大きくてもグラインダ2の切込み量が
一定に保たれる。さらに、加工経路Rの修正が加工開始
時のみならず、加工途中もマイクロフォン20から研削
音が検出され続けているか否かを監視することによって
グラインダ2の移動方向が適宜修正されるので、グライ
ンダ2が一層正確にワークWの稜線部Eに沿って移動
し、これによりバリ取り作業の品質が大きく向上する。
【0025】ここで、本実施例では、特にマイクロフォ
ン20を治具21に装着し、共鳴板部28による研削音
の増幅と集音コーン22による集音を行う一方で、ゴム
板26、27による外部ノイズの侵入防止を図っている
ので、研削音の検出感度が向上して制御性が一層高ま
る。また、治具21にマイクロフォン20を取り付けて
いるので、ワークWの交換毎にマイクロフォン20を脱
着する必要もない。なお、集音コーン22がなくても十
分な感度が得られる場合には、図4に示すように治具2
1の共鳴板部28に直接マイクロフォン20を取り付け
ても良い。
【0026】なお、以上の実施例で示したバリ取り作業
の手順やマイクロフォン20の取付構造はあくまで本発
明の一実施例であり、本発明がこれに限定されるもので
はない。例えば、バリ取り作業の手順については、バリ
取り箇所が短くてグラインダ2をワークWに沿って移動
させる必要がない場合も想定され、このような場合に
は、図5に示すように、加工音が検出された時点でグラ
インダ2を直ちにHPへ戻すようにしても良い。また、
音センサからの所定音圧レベルの信号を検出して加工音
の有無を判定したが、集音した信号を周波数分析して加
工の有無を判定しても良く、あるいはこれらを併用して
も良い。さらに、音センサの個数も1個に限らない。ま
た、バリ取り作業以外の種々の加工にも本発明を適用で
きる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の作業ロボ
ットでは、工具接触検出手段として音センサを用いたた
め、微小なバリ取り作業を行う場合のように作業工具が
ワークへ接触する前後の負荷変動がきわめて小さい作業
であっても、作業工具のワークへの接触状況の変化を正
確に検出でき、これにより作業工具のワークに対する相
対移動経路を適宜修正して作業品質を一定に保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る作業ロボットの音セン
サを治具に取り付けた状態を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る作業ロボットの制御系
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係る作業ロボットのバリ取
り作業の手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の変形例を示す図である。
【図5】バリ取り作業手順の他の例を示すフローチャー
トである。
【図6】従来の作業ロボットの一例を示す図である。
【図7】従来の作業ロボットでバリ取り作業を行ってい
る状態を示す図である。
【符号の説明】
2 グラインダ(作業工具) 3 移動機構 20 マイクロフォン(音センサ) 32 工具位置制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに接触して該ワークに工作を施す
    作業工具と、この作業工具を前記ワークに対して相対移
    動させる移動手段と、前記作業工具の前記ワークへの接
    触状況を検出する工具接触検出手段と、この工具接触検
    出手段が検出する前記作業工具の前記ワークへの接触状
    況の変化に基づいて、前記作業工具の前記ワークに対す
    る相対移動経路を変化させる工具位置制御手段とを備え
    てなる作業ロボットにおいて、前記工具接触検出手段
    を、前記作業工具による前記ワークへの加工音を検出す
    る音センサとしたことを特徴とする作業ロボット。
  2. 【請求項2】 前記工具位置制御手段は、前記音センサ
    が前記作業工具の加工音を最初に検出した時点で、前記
    作業工具を前記ワークから離間した待機位置へ復帰させ
    ることを特徴とする請求項1記載の作業ロボット。
  3. 【請求項3】 前記工具位置制御手段は、前記音センサ
    が前記作業工具の加工音を最初に検出した位置と、当該
    工具位置制御手段に予め指定された加工経路上の加工開
    始位置との差に基づいて前記加工経路を修正し、この修
    正された加工経路に沿って前記作業工具を移動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の作業ロボット。
JP29863591A 1991-11-14 1991-11-14 作業ロボツト Pending JPH05134733A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09123078A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Ricoh Co Ltd ロボット装置
JP2017217738A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 いすゞ自動車株式会社 ロボット作業教示方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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