JP4200725B2 - 板材加工機用加工プログラム作成装置および板材加工方法 - Google Patents
板材加工機用加工プログラム作成装置および板材加工方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パンチプレス機やレーザ加工機等の板材加工機用を制御する加工プログラムの作成装置および板材加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パンチプレス機等の板材加工機により素材板材から切断片を切り取る場合、切断片の全周を完全に切り取ってしまうと、ワークホルダの移動によるテーブル上での切断片の移動ができなくなる。このため、従来、図11に示すように、素材板材Wに対して切断片Mの外周における1箇所の最終切断位置eを残して外周切断加工を行い、図12のように、最終切断位置eを主加工ヘッド7A とは別のサブ加工ヘッド7B で切断することが行われている(例えば、特許文献1参照)。サブ加工ヘッド7B は、フレーム6の端部に配置されていて、最終切断位置eを切断したときに切断片Mはフレーム6から側方へ突出する。切断片6のこのフレーム6外に突出した部分を、アンローダ(図示せず)により吸着パッドで吸着して搬出する。
【0003】
切断片Mの最終切断位置eは、図11に示すように、素材板材Wのワークホルダ13による把持側である前辺Ma上の位置とされる。最終切断位置eを切断片Mの前辺Ma上の位置とするのは、素材板材Wの残り部分の剛性が高い箇所であるためである。例えば、切断片Mの後辺Mbよりも後ろ側の素材板材部分Wsは、切断片Mの切断加工によって橋状に繋がった細い部分となるため、剛性が弱い。そのため、最終切断位置eが後辺Mb上にあると、切断片Mは素材板材Wの剛性の弱い部分に1箇所だけで繋がった状態になり、最終切断位置eがサブ加工ヘッド7B の位置に来るように素材板材Wを移動させるときに、切断片Mの姿勢が曲がってしまうことがある。切断片Mの姿勢が曲がると、最終切断位置eのサブ加工ヘッド7B による加工跡が不規則な形状となったり、切り離し後の切断片Mがアンローダで搬出できなかったりする。このため、最終切断位置eは前辺Maに配置している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−126840号公報
【特許文献2】
特公昭58−25530号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように最終切断位置eが前辺Maであると、切断片Mが通常の大きさの場合は問題がないが、図13のように切断片Mが小さい場合、最終切断位置eを切断するときに、切断片Mのフレーム6から突出する部分の大きさAが小さなものとなる。そのため、アンローダの吸着パッドで吸着できず、自動運転による搬出が不能になることがある。
なお、上記特許文献2の装置では、切断片Mの最終切断位置eの切断前に、切断片Mの中央をアンローダで吸着し、その吸着状態で最終切断位置eを切断するようにしている。しかし、このような切断片Mの中央を常にアンローダで吸着するものは、フレーム6の下にアンローダを進入させる必要があって、板材加工機やアンローダの構造上の制約があり、種々の寸法の切断片Mを切断するものでは採用が困難である。
【0006】
この発明の目的は、素材板材から切断片を切り出す際に、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片の姿勢変更をできるだけ防止しながら、比較的小さな切断片であっても吸着搬出ができるようにすることである。
この発明の他の目的は、このような加工を行う加工プログラムが簡単に作成できる加工プログラム作成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、フレーム外に突出する切断片の大きさが所定以上あるか否かの判定が容易に行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の構成を実施形態に対応する図1と共に説明する。この板材加工機用加工プログラム作成装置(1)は、フレーム(6)内に収められた切断用の加工ヘッド(7(7A ,7B ))と、この加工ヘッド(7)に対して板材加工機(2)の前後方向(Y軸方向)の前方に位置し、素材板材(W)の外周における上記前後方向(Y軸方向)の前側に位置する辺である前辺(Wa)を把持して加工ヘッド(7)に素材板材(W)を送る板材送り機構(8)とを備え、かつ前記加工ヘッド(7)で切断された切断片(M)を搬出するアンローダ(9)が設置された板材加工機(2)に適用される加工プログラム(3)の作成装置である。この加工プログラム作成装置(1)において、次のプログラム作成手段(31)を有することを特徴とする。
このプログラム作成手段(31)は、切断片(M)の加工図形データ(D)に対するプログラム部分(3a)として、素材板材(W)から切断片(M)の外周を一部ずつ順次切断するように上記加工ヘッド(7)および板材送り機構(8)を制御するプログラム部分(3a)を作成するものである。このプログラム作成手段(31)は、原則的に、上記切断片(M)の外周の最終切断位置(e)が切断片(M)の外周における上記前後方向(Y軸方向)の前側に位置する辺である前辺(Ma)上の定められた位置である所定位置となるように上記プログラム部分(3a)を作成し、最終切断位置(e)が上記所定位置であると、最終切断位置(e)の切断時に切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が定められた長さである所定値以下となる場合に、突出する長さが変更前よりも長くなるように最終切断位置(e)を他の位置に変更して上記プログラム部分(3a)を作成するものとする。
【0008】
この加工プログラム作成装置(1)により作成された加工プログラム(3)によると、切断片(M)を素材板材(W)から切り離す最終切断位置(e)を、通常は切断片(M)の前辺(Ma)上とするので、素材板材(W)から切断片(M)を切り出す際に、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片(M)の姿勢変更が防止される。最終切断位置(e)の切断時に切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が所定値以下となる場合は、突出する長さが長くなるように最終切断位置(e)を他の位置に変更するため、比較的小さな切断片(M)であっても、板材加工機(2)のフレーム(6)に阻害されずに、切断片(M)をアンローダ(9)で吸着して搬出することができる。最終切断位置(e)の変更により、切断に伴う周辺部の剛性低下の問題が生じるが、最終切断位置(e)を変更する切断片(M)は小さなものであるため、周辺部の剛性低下による切断片(M)の姿勢変更が生じない。この加工プログラム作成装置(1)は、上記のように切断片(M)のフレーム外部に突出する長さ(A)を判定して判定結果に応じたプログラム部分(3a)を作成するため、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片(M)の姿勢変更をできるだけ防止しながら、比較的小さな切断片(M)であっても吸着搬出ができる加工プログラム(3)を、容易に作成することができる。
【0009】
なお、上記変更の後の最終切断位置(e)は、例えば、切断片(M)の図芯回りに180°反転させた位置とする。この場合に、切断片(M)の外周全体の切断順序、または切断片(M)の方向を、切断片(M)の図芯回りに180°反転させるようにしても良い。また、切断片(M)の長さが長くなるように最終切断位置(e)を変更するのは、必ずしも実際に長くなるか否かを判断する必要はなく、変更によって一般的に長くなると考えられる所定の基準で変更すれば良い。なお、最終切断位置(e)の変更により、切断片(M)がフレーム(6)から突出する長さが所定値以上に長くなるか否かを判定し、長くならない場合はエラー処理を行う手段を設けても良い。
【0010】
上記プログラム作成手段(31)は、上記最終切断位置(e)の切断時に切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が所定値以下となるか否かを、切断片(M)の寸法と比較基準値とを比較して判定する判定手段(36)を有するものとしても良い。
切断片(M)の寸法と比較基準値との比較によるため、切断片(M)のフレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が所定値以下となるか否かの判定が容易に行える。
【0011】
上記プログラム作成手段(31)は、具体的には、上記切断片(M)の外周の最終切断位置(e)が切断片(M)の後辺(Mb)上の所定位置となるように上記プログラム部分(3a)を作成する基本作成部(33)と、上記最終切断位置(e)が上記所定位置であると、最終切断位置(e)を切断するときの切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が設定値以下となるか否かを判定する判定手段(36)と、この判定手段(36)で設定値以下になると判定された場合に、最終切断位置(e)の切断時における上記フレーム(6)の外部に突出する切断片(M)の長さが長くなるように上記最終切断位置(e)を変更して上記プログラム部分(3a)を作成する最終切断位置変更手段(37)とを有するものとしても良い。最終切断位置変更手段(37)は、基本作成部(33)で作成された加工プログラム部分(3a)を修正するものであっても良く、また上記判定手段(36)による判定結果に応じて、上記加工プログラム部分(3a)における最終切断位置(e)の設定を上記基本作成部(33)と最終切断位置変更手段(37)とで選択的に行うものとしても良い。
【0012】
この発明の板材加工方法は、フレーム(6)内に収められた切断用の加工ヘッド(7(7A ,7B ))と、この加工ヘッド(7)に対して板材加工機(2)の前後方向(Y軸方向)の前方に位置し、素材板材(W)の外周における上記前後方向(Y軸方向)の前側に位置する辺である前辺(Wa)を把持して加工ヘッド(7)に素材板材(W)を送る板材送り機構(8)とを備え、かつ前記加工ヘッド(7)で切断された切断片(M)を搬出するアンローダ(9)が設置された板材加工機(2)を用いて素材板材(W)から切断片(M)の外周を一部ずつ順次切断する板材加工方法であって、次の方法を採ることを特徴とする。
すなわち、原則的に、上記切断片(M)の外周の最終切断位置(e)が切断片(M)の外周における上記前後方向(Y軸方向)の前側に位置する辺である前辺(Ma)上の定められた位置である所定位置となるように加工を行い、最終切断位置(e)が上記所定位置であると、最終切断位置(e)の切断時に切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が所定値以下となる場合に、突出する長さが長くなるように最終切断位置(e)を他の位置に変更して加工する。
通常は最終切断位置(e)を切断片(M)の前辺(Ma)上とするので、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片(M)の姿勢変更が防止される。フレーム外部に突出する長さ(A)が所定値以下となる場合は、最終切断位置(e)を変更して大きく突出させるため、比較的小さな切断片(M)であっても、板材加工機(2)のフレーム(6)に阻害されずに、切断片(M)をアンローダ等で吸着して搬出することができる。このときは、切断片(M)が小さいため、周辺部の剛性低下による切断片(M)の姿勢変更が生じない。
【0013】
この発明方法は、この発明の加工プログラム作成装置(1)等によって、加工プログラム(3)を予め、この切断片(M)の大きさに応じた動作を行うものとしておく他に、加工プログラム(3)自体は、切断片(M)の大きさに係わらず同じものを用い、この加工プログラム(3)を実行する制御の段階で、切断片(M)の大きさに応じた最終切断位置(e)の変更を行うものとしても良い。このような制御を行える板材加工機の制御装置(4A)(図10)として、例えば次の構成のものが採用できる。
この板材加工機の制御装置(4A)は、フレーム(6)内に収められた切断用の加工ヘッド(7(7A ,7B ))と、この加工ヘッド(7)の前方に位置し、素材板材(W)の前辺(Wa)を把持して加工ヘッド(7)に素材板材(W)を送る板材送り機構(8)とを備えた板材加工機(2)に対して、加工プログラム(3)に従って制御する制御装置(4A)であって、
加工プログラム(3)における素材板材(W)から切断片(M)の外周を一部ずつ順次切断し、最終切断位置(e)が切断片(M)の前辺(Ma)上の所定位置となるように上記加工ヘッド(7)および板材送り機構(8)を制御するプログラム部分(3a)に対して、
最終切断位置(e)が上記所定位置であると、最終切断位置(e)の切断時に切断片(M)の上記フレーム(6)から外部に突出する長さ(A)が所定値以下となるか否かを判定する判定手段(42)と、所定値以下となる場合に、最終切断位置(e)が他の位置となるように、上記プログラム部分(3a)の各指令の実行順序を変更する実行順序変更手段(43)とを有するものとする。
上記判定手段(42)において、切断片(M)の長さは、例えばアンローダプログラム(39)の有する切断片サイズデータ等を用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1において、この板材加工機用加工プログラム作成装置1は、板材加工機2に適用される加工プログラム3の作成装置であり、コンピュータおよびその制御用のプログラムやデータで構成される。作成された加工プログラム3は制御装置4により実行され、板材加工機2を制御する。板材加工機2は、フレーム6内に収められた加工ヘッド7(7A ,7B )と、この加工ヘッド7の前方に位置し、素材板材Wの前辺Waを把持して加工ヘッド7に素材板材Wを送る板材送り機構8とを備える。板材加工機2に対して、アンローダ9が設置されている。
【0015】
図2,図3は、板材加工機2およびアンローダ9の具体例を示す。板材加工機2は、素材板材Wを載せるテーブル10の上方の所定位置に加工ヘッド7が設けられ、加工ヘッド7はフレーム6に収容されている。ここで言うフレーム6は、支持部材となるフレーム本体とこのフレーム本体を覆うカバーとを含む意味である。また、このフレーム6は、板材加工機2の全体フレーム5のうち、テーブル10よりも上方の部分を示す。加工ヘッド7は、孔明け加工等により板材の切断が可能なものであり、例えばパンチ加工を行うパンチ加工ヘッド、またはレーザ加工を行うレーザヘッド等とされる。この実施形態では、加工ヘッド7として、主加工ヘッド7A と、サブ加工ヘッド7B とが設けられている。サブ加工ヘッド7B は、主加工ヘッド7A よりもアンローダ9側に配置され、フレーム6の前端でかつアンローダ9側の端部に配置されている。この実施形態における板材加工機2は、パンチプレス機とされ、主加工ヘッド7A は、複数のパンチ工具(図示せず)を割出可能に搭載したタレット等の工具保持体16のパンチ工具を所定位置で昇降駆動させるパンチ加工ヘッドとしてある。サブ加工ヘッド7B は、単独のパンチ工具を持つパンチ加工ヘッドとされている。
【0016】
板材送り機構8は、ワークホルダ13で素材板材Wの前辺Waを把持し、加工ヘッド7(7A ,7B )に対してテーブル10上で素材板材Wを前後左右に送り可能なものである。板材送り機構8は、フレーム6に対して前後(Y軸方向)移動自在なキャリッジ11に、左右移動自在にクロススライド12を搭載し、このクロススライド12に、素材板材Wの前辺Waを把持する複数のワークホルダ13を左右に並べて設けたものである。キャリッジ11は、全体フレーム5の下フレーム部分に設けられたレール14上を前後に移動する。キャリッジ11およびクロススライド12は、サーボモータ(図示せず)により進退駆動される。
【0017】
アンローダ9は、板材加工機2のテーブル10上の切断片Mを、吸着パッド15で吸着して搬出するものである。吸着パッド15は、真空吸着パッドであり、パッド支持フレーム16に平面的に並べて複数設けられている。パッド支持フレーム16は、パッド移動機構17により、板材加工機2に対して前後方向(Y軸方向)、左右方向(X軸方向)、および上下方向(Z軸方向)に移動可能とされる。パッド移動機構17は、板材加工機2の側方で前後方向に延びる固定レール18と、この固定レール18上を前後に移動自在な可動レール19と、この可動レール19に沿って左右移動自在な走行体20とを備え、走行体20にパッド支持フレーム16が昇降自在に設置されている。可動レール19は、板材加工機2側へフレーム6の近傍まで片持ち状に延びており、パッド支持フレーム16はフレーム6の近傍まで移動可能である。パッド支持フレーム16の各軸方向の移動は、それぞれサーボモータ等のモータ21〜23により行われる。このアンローダ9は、ローダを兼用するものであり、2本の固定レール18の間に、切断片M、素材板材W、および切断片切抜き済みのスケルトン状のスラグ等を積載する各積載エリアE1〜E3が設けられている。積載エリアE1〜E3と板材加工機2との間には補助テーブル24が設けられている。
【0018】
図1において、加工プログラム作成装置1は、素材板材Wから切取る各切断片Mの加工図形データDに対する加工プログラム3のプログラム部分3aとして、素材板材Wから切断片Mの外周を一部ずつ順次切断するように、加工ヘッド7および板材送り機構8を制御するプログラム部分3aを作成する加工プログラム作成手段31を有している。この加工プログラム作成手段31は、上記各プログラム部分3aを含めて、加工プログラム3の全体を作成可能なものである。アンローダプログラム39は、例えば、加工プログラム3の一部として構成される。 この場合に、加工プログラム作成手段31がアンローダプログラム39も作成するものとしても良い。また、加工プログラム作成装置1は、加工プログラム作成手段31の他に、アンローダプログラム39を作成するアンローダプログラム作成手段38を有するものとしても良い。
【0019】
加工プログラム作成手段31は、原則的に、切断片Mの外周の最終切断位置eが切断片Mの前辺Ma上の所定位置となるように上記プログラム部分3aを作成する。所定位置は、例えば前辺Maの中央位置である。最終切断位置eを除く切断片Mの外周の切断順序は、例えば後部から前部へ順次行うようにされ、または他の所定の基準に従って行われる。プログラム作成手段31は、最終切断位置eが上記所定位置であると、最終切断位置eの切断時に切断片Mのフレーム6から外部に突出する部分の大きさAが所定値以下となる場合に、突出する大きさが大きくなるように最終切断位置eを他の位置に変更して上記プログラム部分3aを作成するものとされている。上記の「大きさA」は、「長さA」のことであって、「突出する大きさが大きくなる」とは、「突出する長さが長くなる」という意味である(以下、同様)。変更の後の最終切断位置eは、例えば、図1(C)のように切断片Mの図芯回りに180°反転させた位置とする。この場合に、切断片Mの外周全体の切断順序を、切断片の図芯回りに180°反転させるようにしても良い。また、切断片Mを180°方向転換させても良い。最終切断位置eの変更により突出する大きさBが大きくなるのは、変更の前後で異なる方向の寸法であっても良い。上記のように180°反転させる場合、切断片Mのフレーム6の側方に突出する寸法Aが所定値以下である場合に、最終切断位置eの変更により、フレーム6から前方に突出する大きさBが大きくなるようにしている。また、この実施形態で適用する板材加工機2の場合、切断片Mにおける最終切断位置eの他の外周部分は主加工ヘッド7A で切断し、最終切断位置eをサブ加工ヘッド7B で切断するように加工するものとする。
【0020】
加工プログラム作成手段31のより具体的な構成例を説明する。加工プログラム作成手段31は、板取手段32と基本作成部33とを有していて、素材板材Wの寸法,材質等のデータである素材データD0 と、各切断片Mの加工図形データD(図4(A)参照)とが入力される。加工プログラム作成手段31は、この他に判定手段36と最終切断位置変更手段37とを有している。
板取手段32は、入力データに応じて、素材板材Wの外形に対して、図4(B)に例示するように、各切断片Mの配置を設定基準に従って定める。すなわち、切断片配置図形データD1が作成される。設定基準は、例えば歩留りや、板材剛性、加工の行い易さ、精度等に応じた各種の制限基準である。なお、加工プログラム作成手段31は、板取手段32を有しないものとし、他の手段等で作成された切断片配置図形データD1が入力されるものとしても良い。
【0021】
基本作成部33は、切断片配置図形データD1に対して、どのように加工するかを定めた数値制御加工データD3を作成する。この数値制御加工データD3は各指令S(図では1行で示している)が順に並べられたものであり、実行形式のデータ、すなわち完成した加工プログラム3であっても、また所定の処理を加えることで実行形式とされる非実行形式のものであっても良い。基本作成部33は、板材加工機2がパンチプレスである場合は、工具割付を行った後、加工順を設定することで、数値制御加工データD3を生成する。板材加工機2がレーザ加工機の場合は、工具割付が不要であり、基本作成部33は直接に数値制御加工データD3を生成する。
【0022】
ここでは、基本作成部33は、工具割付手段34と加工順設定手段35とを有している場合につき説明する。工具割付手段34は、切断片配置図形データD1(図4(B))における各切断片Mの加工図形データDに対して、工具Tの配置を定めた工具割付データD2(図4(C))を作成する。同図の工具割付データD2は、切断片Mの外周形状に沿って、各パンチ箇所を示す矩形のパンチ工具Tを配置したデータとされている。
【0023】
加工順設定手段35は、この工具割付データD2に対して、各工具Tの加工順を設定した数値制御加工データD3を作成する。この実施形態の対象となるような主加工ヘッド7A とサブ加工ヘッド7B とを有する板材加工機2の場合は、加工順設定手段35は、基本的には、主加工ヘッド7A で加工した後、サブ加工ヘッド7B で最終切断位置eを切断するときに、素材板材Wをできるだけ移動させる距離が短くて済むように加工順を設定する。例えば、4(C)の例では、後辺Mb、前辺Ma、図の右の側辺Mc、左の側辺Mdの順に加工するように設定される。各辺の加工は、その辺の一端から他端へ順次加工する順とされる。ただし、最終切断位置eとなる部分は、前辺Maの加工時に、飛ばして加工するように設定する。
【0024】
判定手段36は、最終切断位置eが上記所定位置(前辺Ma上の位置)であると、最終切断位置eを切断するときの切断片MのフレームMから外部に突出する大きさAが設定値以下となるか否かを判定する手段である。突出する大きさAは所定方向の長さ寸法であっても、面積であっても良いが、ここでは左右方向(X軸方向)の寸法としている。判定手段36は、外部に突出する大きさAを判定するについて、その大きさAを直接に設定値と比較しても良いが、切断片Mの寸法と比較基準値とを比較して判定するものとしても良い。サブ加工ヘッド7B の位置とフレーム6の側面との間の距離は板材加工機2によって定まっているため、切断片Mの寸法を比較することで、突出する大きさAの判定が行える。切断片Mの寸法は、加工図形データDから得るようにしても、アンローダプログラム作成手段38より、その作成過程データやアンローダプログラム39から得るようにしても良い。
【0025】
最終切断位置変更手段37は、判定手段36で設定値以下になると判定された場合に、最終切断位置eの切断時におけるフレーム6の外部に突出する切断片Mの大きさが大きくなるように、最終切断位置eを変更してプログラム部分3aを作成するものである。切断片Mの大きさが大きくなるように最終切断位置eを変更するのは、必ずしも実際に大きくなるか否かを判断する必要はなく、変更によって一般的に大きくなると考えられる所定の基準で変更すれば良い。ここでは、上記のように変更の後の最終切断位置eを、切断片Mの図芯回りに180°反転させた位置とする。また、最終切断位置変更手段37は、基本作成部33で作成されたプログラム部分3aを修正するものとしており、具体的には、上記数値制御加工データD3における一つの切断片Mの加工プログラム部分3aに対応する部分につき、切断片Mの外周全体の切断順序を、切断片Mの図芯回りに180°反転させるようにしている。あるいは、切断片Mを工具配置と共に180°方向転換させている。すなわち各指令Sの並び順を変更している。数値制御加工データD3が実行形式のものである場合は、その最終切断位置eの変更後の数値制御加工データD3は、実行される加工プログラム3そのものとなる。数値制御加工データD3が非実行形式のものである場合は、最終切断位置eの変更後のデータD3または変更不要の場合のデータD3が、所定の手段(図示せず)で実行形式に変更されて加工プログラム3となる。
【0026】
なお、最終切断位置変更手段37は、判定手段36による判定結果に応じて、加工プログラム部分3aにおける最終切断位置eの設定を、上記基本作成部33と最終切断位置変更手段37とで選択的に行うものとしても良い。
また、最終切断位置変更手段37を上記いずれの形式とする場合でも、最終切断位置eを変更した後に切断片Mがフレーム6から突出する大きさが所定値以上に大きくなるか否かを判定し、大きくならない場合はエラー処理を行う手段(図示せず)を設けても良い。
【0027】
アンローダプログラム作成手段38は、アンローダ制御装置40によってアンローダ9を制御するアンローダプログラム39を作成する手段である。板材加工機2によって加工される切断片Mの大きさや形状は種々のものとなり、搬出時の適切な吸着箇所が異なるため、加工プログラム3の作成と平行してアンローダプログラム作成手段38によりアンローダプログラム39を作成するようにすると、効率良くかつ適切なアンローダプログラム39の作成が行える。アンローダプログラム作成手段38においても、最終切断位置eが前辺側の場合のプログラムに対して、加工プログラム作成手段32による最終切断位置eの変更に応じた変更を行うようにしても良い。
【0028】
つぎに板材加工方法を説明する。この加工方法は、図1の加工プログラム作成装置1で作成した加工プログラム3を実行する場合の方法である。図5のように素材板材Wに対して各切断片Mを切り取る加工を行う場合に、原則的には、切断片Mの外周の最終切断位置eが切断片Mの前辺Ma上の所定位置となるように加工を行う(図6)。最終切断位置eが上記前辺Ma上の所定位置であると、図7(A)のように、最終切断位置eの切断時に切断片MのフレームMから外部に突出する大きさAが所定値以下となる場合に、突出する大きさが大きくなるように最終切断位置eを他の位置に変更して加工する。この場合、例えば図7(B)のように、最終切断位置eを切断片Mの図芯回りに180°回転させた位置とし、後辺Mb上の位置となるようにする。このように最終切断位置eを変更することで、切断片MのフレームMから突出する大きさ(この場合は前方に突出する大きさB)が、図7(B)のように大きくなり、アンローダ9の吸着パッド15で吸着する面積が増えて、アンローダ9による搬出が容易になる。
【0029】
最終切断位置eを変更する場合に、上記ように切断片Mの外周全体の切断順序を、切断片Dの図芯回りに180°反転させるようにし、または切断片Mの方向を工具配置と共に180°反転させると、変更処理が容易に行える。このような切断片Mの方向転換による切断順序の変更とすると、図8(A)のように、切断片Mが内部加工部分Moを有する場合は、その内部加工部分Moを含めて切断片Mに対する指令の全体を順序変更するようにしても良く、これにより、最終切断位置eの変更処理が容易となる。
ただし、内部加工部分Moが三角形のような非対称の形状である場合、最終切断位置eの変更に伴って使用工具が異なることになる。そのため、板材加工機2のタレット等の工具保持手段16が保持する工具のうち、180°方向転換した同一形状の加工が行える変換時使用工具の対象表(図示せず)を加工プログラム作成装置1に備えておくと、切断片全体の加工順変更による最終切断位置eの変更が容易に行える。また、工具保持手段16が保持する工具の中で、丸形工具や長方形工具等の方向転換時使用可能な工具と、三角形工具等のように方向転換使用が不能な工具のリストを加工プログラム作成装置1に設けておくと、切断片全体の加工順変更による最終切断位置eの変更が可能か否かの判定が容易に行える。
【0030】
図10は、この発明の他の実施形態にかかる板材加工方法を実施する板材加工機の制御装置を示す。この板材加工機の制御装置4Aは、加工プログラム3自体は、切断片M(図1,図5)の大きさに係わらず同じものを用い、この加工プログラム3を実行する制御の段階で、切断片Mの大きさに応じた最終切断位置eの変更を行うものである。
【0031】
この板材加工機の制御装置4Aは、加工プログラム3をそのまま実行する加工プログラム実行手段41の他に、判定手段42と実行順序変更手段43とを備える。加工プログラム3は、素材板材Wから切断片Mの外周を一部ずつ順次切断し、最終切断位置eが切断片Mの前辺Ma上の所定位置となるように上記加工ヘッド7(7A ,7B )(図2,図3)および板材送り機構8を制御するプログラム部分3aを有するものである。判定手段42は、このプログラム部分3aに対して、最終切断位置eが上記所定位置であると、最終切断位置eの切断時に切断片Mのフレーム6から外部に突出する大きさA(図6,図7)が所定値以下となるか否かを判定する手段である。判定手段42は、突出する大きさAが所定値以下となるか否かを、切断片Mの寸法と比較基準値とを比較して判定するものとしても良い。判定手段42において、切断片Mの大きさは、例えばアンローダプログラム39の有する切断片サイズデータ等を用いて判断することができる。
【0032】
実行順序変更手段43は、上記大きさAが所定値以下となる場合に、最終切断位置eが他の位置となるように、加工プログラム実行手段41による上記プログラム部分3aの各指令の実行順序を変更する手段である。例えば、上記ように180°方向転換させ、切断片Mのプログラム部分3aの全体に対して、指令実行順序の変更を行わせる。
【0033】
アンローダの制御装置40Aは、アンローダプログラム39をそのまま実行するプログラム実行手段44の他に、板材加工機2に対して切断片Mを吸着するときの停止位置を変更する停止位置変更手段45を有する。停止位置変更手段45は、板材加工機の制御装置4Aにおける実行順序変更手段43で実行順序を変更した場合に、これに伴う切断片Mのフレーム6からの突出位置の変更に対応したアンローダ停止位置変更を行う。
【0034】
【発明の効果】
この発明の板材加工機用加工プログラム作成装置は、通常は、上記切断片の外周の最終切断位置が切断片の前辺上の所定位置となるように加工を行い、最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが所定値以下となる場合に、突出する長さが長くなるように最終切断位置を他の位置に変更して加工するように、加工プログラムを作成するものとしたため、その作成された加工プログラムによると、素材板材から切断片を切り出す際に、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片の姿勢変更をできるだけ防止しながら、比較的小さな切断片であっても吸着搬出ができる。また、プログラム作成に際して、切断片のフレーム外部に突出する長さを判定して判定結果に応じたプログラム部分を作成するため、上記加工プログラムを簡単に作成することができる。
上記プログラム作成手段が、上記最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが所定値以下となるか否かを、切断片の寸法と比較基準値とを比較して判定する判定手段を有するものである場合は、フレーム外に突出する切断片の長さが所定以上あるか否かの判定が容易に行える。
この発明の板材加工方法は、通常は切断片の外周の最終切断位置が切断片の前辺上の所定位置となるように加工を行い、最終切断位置が上記所定位置であると、最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが所定値以下となる場合に、突出する長さが長くなるように最終切断位置を他の位置に変更して加工するため、素材板材から切断片を切り出す際に、切断に伴う周辺部の剛性低下による切断片の姿勢変更をできるだけ防止しながら、比較的小さな切断片であっても吸着搬出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態にかかる加工プログラム作成装置の概念構成を示すブロック図、(B),(C)はその最終切断位置の変更処理を示す説明図である。
【図2】同加工プログラム作成装置の対象とする板材加工機およびアンローダの平面図である。
【図3】同板材加工機およびアンローダの正面図である。
【図4】同加工プログラム作成装置内のデータの変遷の説明図である。
【図5】素材板材に対する切断片とその最終切断位置の配置例の説明図である。
【図6】切断片とフレームの通常時の関係の説明図である。
【図7】(A)は切断片とフレームの突出量不足状態の説明図、(B)はその最終切断位置変更後の状態の説明図である。
【図8】内部加工を含む場合の最終切断位置の変更例の説明図である。
【図9】タレットと工具の配置例の説明図である。
【図10】この発明の他の実施形態における板材加工方法を実施する板材加工機の制御装置を示す概念構成のブロック図である。
【図11】従来の素材板材と切断片とその最終切断位置の関係を示す説明図である。
【図12】その切断片とフレームの通常時の関係の説明図である。
【図13】その切断片とフレームの突出量不足状態の説明図である。
【符号の説明】
1…加工プログラム作成装置
2…板材加工機
3…加工プログラム
3a…プログラム部分
4…制御装置
6…フレーム
7(7A ,7B )…加工ヘッド
8…板材送り機構
9…アンローダ
15…吸着パッド
31…加工プログラム作成手段
33…基本作成部
36…判定手段
37…最終切断位置変更手段
A,B…大きさ
e…最終切断位置
M…切断片
Ma…前辺
Mb…後辺
W…素材板材
Claims (3)
- フレーム内に収められた切断用の加工ヘッドと、この加工ヘッドに対して板材加工機の前後方向の前方に位置し、素材板材の外周における上記前後方向の前側に位置する辺である前辺を把持して加工ヘッドに素材板材を送る板材送り機構とを備え、かつ前記加工ヘッドで切断された切断片を搬出するアンローダが設置された板材加工機に適用される加工プログラムの作成装置であって、
切断片の加工図形データに対するプログラム部分として、素材板材から切断片の外周を一部ずつ順次切断するように上記加工ヘッドおよび板材送り機構を制御するプログラム部分を作成するプログラム作成手段を有し、
このプログラム作成手段は、上記切断片の外周の最終切断位置が切断片の外周における上記前後方向の前側に位置する辺である前辺上の定められた位置である所定位置となるように上記プログラム部分を作成し、最終切断位置が上記所定位置であると、最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが、定められた長さである所定値以下となる場合に、突出する長さが変更前よりも長くなるように最終切断位置を他の位置に変更して上記プログラム部分を作成するものとしたことを特徴とする板材加工機用加工プログラム作成装置。 - 上記プログラム作成手段は、上記最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが所定値以下となるか否かを、切断片の寸法と比較基準値とを比較して判定する判定手段を有するものとした請求項1に記載の板材加工機用加工プログラム作成装置。
- フレーム内に収められた切断用の加工ヘッドと、この加工ヘッドに対して板材加工機の前後方向の前方に位置し、素材板材の外周における上記前後方向の前側に位置する辺である前辺を把持して加工ヘッドに素材板材を送る板材送り機構とを備え、かつ前記加工ヘッドで切断された切断片を搬出するアンローダが設置された板材加工機を用いて素材板材から切断片の外周を一部ずつ順次切断する板材加工方法であって、
上記切断片の外周の最終切断位置が切断片の外周における上記前後方向の前側に位置する辺である前辺上の定められた位置である所定位置となるように加工を行い、最終切断位置が上記所定位置であると、最終切断位置の切断時に切断片の上記フレームから外部に突出する長さが、定められた長さである所定値以下となる場合に、突出する長さが変更前よりも長くなるように最終切断位置を他の位置に変更して加工することを特徴とする板材加工方法。
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