JP6286139B2 - パンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法 - Google Patents

パンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法 Download PDF

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Description

本発明は、金型を用いて板材を所定形状に切断するパンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法に関する。
金型を用いて金属の板材を所定形状に切断する板金加工機を含んで構成されるパンチングマシンがある。一例として、板材より矩形状の部品を切り出す場合には、板金加工機は、部品のそれぞれの辺に沿って、板材を金型で打ち抜く。
この際、板金加工機は、金型で打ち抜く範囲を部分的に重複させて、金型を辺に沿って移動させながら、部品の辺に沿って板材を切断する。部品外周の全周を金型で打ち抜くと、切断された部品は板材から落下してしまう。そこで、板金加工機は、部品が板材から落下しないよう、ジョイントと称しているわずかな幅の連結部分を残して部品の外周を切断する。
特開2008−307602号公報
金型によって板材を切断する際には、切断すべき線長を指定して加工する第1の方法と、金型を移動させるピッチを指定して加工する第2の方法とがある。第2の方法では、金型の幅が既知であるから、金型で打ち抜く範囲の重複長さであるラップ量を実質的に指定することができる。
ラップ量が大きいと板材を加工するときにかすが発生しやすい。第2の方法は、かすの発生を抑えることができるラップ量となるようオペレータがピッチを指定することができるので好ましい。
ところが、上記のように部品の外周にジョイントを設けるとピッチがずれてしまい、それぞれのラップ量が、オペレータが意図していたラップ量とは変わってしまうという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑み、金型を移動させるピッチを指定して板材を切断する際に、ジョイントを設けてもオペレータが意図していたラップ量を極力維持させることができるパンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法を提供することを目的とする。
本発明は、板材より所定形状の部品を切り出す際に、前記板材を金型で打ち抜く加工軌跡を所定のラップ量で重複させるラップ領域を形成しながら、前記金型を前記部品の外形に沿って移動させるピッチを指定するピッチ指定部と、前記板材を前記部品の外形に沿って切断するよう、前記金型を前記部品の外形に沿って前記ピッチ指定部で指定されたピッチで移動させて、複数の加工軌跡を配列させた加工プログラムを作成する加工プログラム作成部と、前記加工プログラム作成部によって作成された加工プログラムに基づく加工軌跡上で、前記部品と連結するジョイントを設定するためのピック位置を指定するピック位置指定部と、前記ピック位置指定部によって前記部品の辺上にピック位置が指定されたとき、指定された前記ピック位置に所定のジョイント量のジョイントを設定し、前記辺に沿って配列された複数の加工軌跡を前記ジョイントで分割し、前記ジョイントによって分割された加工軌跡の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、前記ジョイントに隣接させて第1の加工軌跡を設定し、前記第1の加工軌跡以外では、互いに隣接する2つの加工軌跡間のピッチを前記ピッチ指定部で指定されたピッチとして前記所定のラップ量を維持させると共に、前記一方側及び前記他方側のそれぞれにおいて、前記第1の加工軌跡と前記第1の加工軌跡に隣接する第2の加工軌跡との間のラップ量を、前記ジョイントを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とするよう、前記加工プログラムを修正して修正加工プログラムを作成する加工プログラム修正部と、前記板材を前記金型を用いて切断して前記部品を形成する板金加工機と、前記修正加工プログラムに基づいて前記部品を形成するよう前記板金加工機を制御するNC装置とを備えることを特徴とするパンチングマシンを提供する
本発明は、板材より所定形状の部品を切り出す際に、前記板材を金型で打ち抜く加工軌跡を所定のラップ量で重複させるラップ領域を形成しながら、前記金型を前記部品の外形に沿って移動させるピッチを設定し、前記板材を前記部品の外形に沿って切断するよう、前記金型を前記部品の外形に沿って設定された前記ピッチで移動させて、複数の加工軌跡を配列させた加工プログラムを作成し、作成された加工プログラムに基づく加工軌跡上における前記部品の辺上に、前記部品と連結するジョイントを設定するためのピック位置を設定し、設定された前記ピック位置に所定のジョイント量のジョイントを設定し、前記辺に沿って配列された複数の加工軌跡を前記ジョイントで分割し、前記ジョイントによって分割された加工軌跡の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、前記ジョイントに隣接させて第1の加工軌跡を設定し、前記第1の加工軌跡以外では、互いに隣接する2つの加工軌跡間のピッチを設定された前記ピッチとして前記所定のラップ量を維持させると共に、前記一方側及び前記他方側のそれぞれにおいて、前記第1の加工軌跡と前記第1の加工軌跡に隣接する第2の加工軌跡との間のラップ量を、前記ジョイントを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とするよう、前記加工プログラムを修正することを特徴とする加工プログラム修正方法を提供する
本発明のパンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法によれば、金型を移動させるピッチを指定して板材を切断する際に、ジョイントを設けてもオペレータが意図していたラップ量を極力維持させることができる。よって、板材を加工するときのかすの発生を抑えることができる。
パンチングマシンの一実施形態を示すブロック図である。 板材を板金加工機の金型で切断する際の金型の移動を概念的に示す図である。 部品の辺の所定箇所にジョイントを形成する場合の加工プログラムの修正を概念的に説明するための図である。 部品の角部にジョイントを形成する場合の加工プログラムの修正を概念的に説明するための図である。 加工プログラム修正方法の一実施形態を概略的に示すフローチャートである。 図5中のステップS4の詳細な処理を示すフローチャートである。
以下、パンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1において、CAM10には、操作部20が接続されている。操作部20は、金型を移動させるピッチを指定するピッチ指定部21と、ジョイントの中心位置であるピック位置を指定するピック位置指定部22とを有する。例えば、ピッチ指定部21はキーボードによって構成することができ、ピック位置指定部22はマウス等のポインティングデバイスによって構成することができる。
CAM10は、加工プログラム作成部11と、加工プログラム修正部12とを有する。ピッチ指定部21によってピッチが指定されると、加工プログラム作成部11は、板材を切断して形成しようとする部品の辺に沿って、金型を指定されたピッチで順次移動させていくための加工プログラムを作成する。
使用する金型の種類を操作部20によって選択してもよい。金型の断面形状は長方形または正方形であり、本実施形態では金型の断面形状を長方形とする。
オペレータピック位置指定部22によってピック位置指定ることによって、ピック位置に対応した位置にジョイントを設定する指示がなされると、加工プログラム修正部12はピック位置を設定し、ピック位置に基づいてジョイントを設定する。加工プログラム修正部12は、ジョイントを設定することによる金型で切断すべき位置(加工軌跡)のずれを吸収するよう、加工プログラムを修正して修正加工プログラムを作成する。
CAM10が作成する加工プログラム(修正加工プログラム)は、機械制御コードであるNCデータである。
CAM10は、加工プログラム修正部12によって作成された修正加工プログラムをNC装置30に転送する。NC装置30は、修正加工プログラムに基づいて板金加工機40における板材の加工を制御する。
本実施形態においては、金型を、切断しようとする部品の辺に沿って直線状に移動させて、板材を直線状に加工する場合を例とする。金型を曲率が比較的小さい曲線に沿って移動させて、板材を曲線状に加工することも可能である。
図2は、金型を、切断しようとする部品の辺に沿って直線状に移動させる状態を概念的に示している。図2に示すように、板材50から、辺51a,51b,51c,51dで囲まれた長方形の部品51を切り出す場合を考える。板金加工機40は、金型で打ち抜く範囲である加工軌跡41を部分的に重複させながら、例えば辺51aに沿って加工軌跡41を順次移動させていき板材50を切断する。
図2において、41Lは加工軌跡41が重複しているラップ領域である。ラップ領域41Lの幅であるラップ量は、0.5mm〜1mm程度である。本実施形態では、ラップ量を1mmとする。
板金加工機40は、辺51b,51c,51dに沿って同様に板材50を切断する。図2に示すように、加工軌跡41は辺51aと辺51bとの角部51abから開始させるのではなく、角部51abよりも外側にずれた位置から開始させる。角部51ad等の他の角部でも同様である。これにより、部品51の角部を適切に形成することができる。
加工プログラム作成部11は、図2に示すように、金型を、切断しようとする部品51の辺51a,51b,51c,51dに沿って、ピッチ指定部21で指定されたピッチで順次移動させていくための加工プログラムを作成する。
前述のように、部品51の外周の全周を金型で打ち抜くと、切断された部品51は板材50から落下してしまうため、部品51が板材50から落下しないよう複数のジョイントを設定する必要がある。
図3を用いて、ジョイントの設定と、本実施形態によるラップ領域41Lの調整について説明する。比較のため、従来のラップ領域41Lの調整も併せてする。図3は、理解を容易にするため加工軌跡41を拡大し、加工軌跡41を7個のみとした概念図である。
図3の(a)は、ジョイントを設定していない状態の、加工プログラム作成部11によって作成した加工プログラムに基づく加工軌跡を示している。それぞれの加工軌跡41は、ラップ領域41Lで重複している。
オペレータは、例えば矢印にて示す辺上の所定の位置にジョイントを設定するために、ピック位置指定部22によってピック位置Ppを指定する。
加工プログラム修正部12は、図3の(b)に示すように、ピック位置Ppを中心とした幅Wjなるジョイント量のジョイント51jを設定する。ジョイント51jのジョイント量(幅Wj)は0.3mm〜0.5mm程度である。本実施形態においては、ジョイント量を0.3mmとする。ここでは、ピック位置Ppを中心として幅Wjを設定しているが、これに限定されるものではない。
加工プログラム修正部12は、複数の加工軌跡41の配列をジョイント51jで分割する。
加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの左右に隣接する加工軌跡(第1の加工軌跡)41を除き、互いに隣接する2つの加工軌跡41のピッチをピッチ指定部21で指定されたピッチに維持させる。従って、ジョイント51jの左右に隣接する加工軌跡41を除く、互いに隣接する2つの加工軌跡41のラップ量は予め設定されたラップ量に維持されることになる。
加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの左側においては、ジョイント51jの左端部が加工軌跡41の右端部となるように、加工軌跡41を設定する。加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの右側においては、ジョイント51jの右端部が加工軌跡41の左端部となるように、加工軌跡41を設定する。
本実施形態においてはジョイント量が0.3mmであるため、破線にて示すピック位置Ppから左右に0.15mmずつ離れた位置が、加工軌跡41の端部となる。
加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの左右に隣接する加工軌跡41と、さらにその左右に隣接する加工軌跡41(第2の加工軌跡)とのラップ領域41Lのラップ量を、ジョイント51jを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とする。
具体的には、加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの左側に隣接する加工軌跡41と、その左側に位置する加工軌跡41とのラップ領域41Lを、予め設定されたラップ領域41Lよりも広い調整ラップ領域41Laとする。また、加工プログラム修正部12は、ジョイント51jの右側に隣接する加工軌跡41と、その右側に位置する加工軌跡41とのラップ領域41Lを、予め設定されたラップ領域41Lよりも狭い調整ラップ領域41Laとする。
加工プログラム修正部12は、以上説明したように加工プログラムを修正して、修正加工プログラムとする。
なお、ピック位置Ppの設定によっては、ジョイント51jの右側における加工軌跡41間のラップ領域41Lが全て予め設定されたラップ領域41Lのままとなる場合が発生することがある。ピック位置Ppが、ピック位置Ppの右側に隣接する加工軌跡41の左側端部より0.15mm離れた位置であるとすると、ピック位置Ppの右側に隣接する加工軌跡41の位置はずれない。よって、この場合には、ジョイント51jの右側においては、調整ラップ領域41Laが発生せず、予め設定されたラップ領域41Lが維持される。
図3の(c)は、比較のため、従来のラップ領域41Lの調整を示している。従来においては、ジョイント51jを設定した場合、ジョイント51jの左右で金型のピッチを変更する。よって、ジョイント51jの左右で、ラップ領域41L間のラップ領域41Lは、全て調整ラップ領域41Lbとなってしまう。
図3の(c)に示す例では、ジョイント51jの左側では、予め設定されたラップ領域41Lよりも広い調整ラップ領域41Lbとなり、ジョイント51jの右側では、予め設定されたラップ領域41Lよりも狭い調整ラップ領域41Lbとなる。
従来においては、図3の(c)に示すように、ジョイント51jを設定することによって、全てのラップ量がオペレータが意図していたラップ量と変わってしまう。これに対し、本実施形態においては、図3の(b)に示すように、ラップ量がオペレータが意図していたラップ量と変わるのは、最大でも、ジョイント51jの左右の1箇所のみとなる。本実施形態では、オペレータが意図するラップ量を最大限に維持させることが可能である。
図4は、例えば部品51の辺51aと辺51dとの角部51adにジョイントを設定する場合の加工プログラムの修正を示している。図4の(a)は、ジョイントを設定していない状態の、加工プログラム作成部11によって作成した加工プログラムに基づく加工軌跡を示している。それぞれの加工軌跡41は、ラップ領域41Lで重複している。辺51aと辺51dのそれぞれで角部51adよりも外側にずれた位置から金型による加工を開始するため、角部51adで加工軌跡41が部分的に重なっている。
オペレータは、矢印にて示すように、ピック位置指定部22によって角部51adにピック位置Ppを指定する。
加工プログラム修正部12は、図4の(b)に示すように、角部51adからそれぞれ幅Wja,Wjdずらした位置を加工軌跡41の端部の位置に設定する。幅Wja,Wjdは互いに同じ幅であり、幅Wja,Wjdを合わせた幅が図3の幅Wjに相当する。本実施形態では、幅Wja,Wjdはそれぞれ0.15mmである。
加工プログラム修正部12は、辺51a,51dそれぞれで、角部51ad(ジョイント)に隣接する加工軌跡41を除き、加工軌跡41のピッチをピッチ指定部21で指定されたピッチに維持させる。加工プログラム修正部12は、辺51aに対しては、角部51adから幅Wjaの位置が加工軌跡41の右端部となるように、加工軌跡41を設定する。加工プログラム修正部12は、辺51dに対しては、角部51adから幅Wjdの位置が加工軌跡41の上端部となるように、加工軌跡41を設定する。
加工プログラム修正部12が図4の(b)に示すように加工プログラムを修正すると、角部51adに隣接する加工軌跡41と、その左側または下側位置する加工軌跡41とのラップ領域41Lは予め設定されたラップ領域41Lよりも広い調整ラップ領域41Laとなる。他のラップ領域41L間のラップ領域41Lは、予め設定されたラップ領域41Lのまま維持される。
本実施形態においては、部品51の角部にジョイントを設定する場合でも、ラップ量がオペレータが意図していたラップ量と変わるのは、隣接する2つの辺の角部に最も近い1箇所ずつのみとなる。本実施形態では、オペレータが意図するラップ量を最大限に維持させることが可能である。
図5及び図6に示すフローチャートを用いて、本実施形態による加工プログラム修正方法を改めて説明する。ここでは、CAM10で実行される処理をフローチャートとして説明する。
オペレータは、ピッチ指定部21によって、板材より所定形状の部品を切り出す際に、板材を金型で打ち抜く加工軌跡を所定のラップ量で重複させるラップ領域を形成しながら、金型を部品の外形に沿って移動させるピッチを指定する。図5において、CAM10は、ステップS1にて、オペレータによって指定されたピッチを設定する。
CAM10は、ステップS2にて、金型を設定されたピッチで移動させて、板材を部品の外形に沿って切断するよう、複数の加工軌跡(図3及び図4に示す加工軌跡41)を配列させた加工プログラムを作成する。
オペレータは、ピック位置指定部22によって、部品と連結するジョイントを設定するためのピック位置を指定する。CAM10は、ステップS3にて、オペレータによって指定されたピック位置を設定する。CAM10は、ステップS4にて、設定されたピック位置に応じて加工プログラムを修正する。
図6は、ステップS4の具体的な処理を示す。CAM10は、ステップS41にて、設定されたピック位置に対応させて、所定のジョイント量のジョイントを設定する。CAM10は、ステップS42にて、複数の加工軌跡の配列をジョイントで分割する。CAM10は、ステップS43にて、ジョイントに隣接させて第1の加工軌跡を設定する。
CAM10は、ステップS44にて、第1の加工軌跡以外では、互いに隣接する2つの加工軌跡間のピッチを設定されたピッチとして所定のラップ量を維持させる。また、CAM10は、ステップS44にて、第1の加工軌跡と第1の加工軌跡に隣接する第2の加工軌跡との間のラップ量を、ジョイントを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とする。
以上説明したように、本実施形態のパンチングマシン及びこれに用いる加工プログラム修正方法によれば、金型を移動させるピッチを指定して板材を切断する際に、ジョイントを設けてもオペレータが意図していたラップ量を極力維持させることが可能となる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
10 CAM
11 加工プログラム作成部
12 加工プログラム修正部
20 操作部
21 ピッチ指定部
22 ピック位置指定部
30 NC装置
40 板金加工機

Claims (2)

  1. 板材より所定形状の部品を切り出す際に、前記板材を金型で打ち抜く加工軌跡を所定のラップ量で重複させるラップ領域を形成しながら、前記金型を前記部品の外形に沿って移動させるピッチを指定するピッチ指定部と、
    前記板材を前記部品の外形に沿って切断するよう、前記金型を前記部品の外形に沿って前記ピッチ指定部で指定されたピッチで移動させて、複数の加工軌跡を配列させた加工プログラムを作成する加工プログラム作成部と、
    前記加工プログラム作成部によって作成された加工プログラムに基づく加工軌跡上で、前記部品と連結するジョイントを設定するためのピック位置を指定するピック位置指定部と、
    前記ピック位置指定部によって前記部品の辺上にピック位置が指定されたとき、指定された前記ピック位置に所定のジョイント量のジョイントを設定し、前記辺に沿って配列された複数の加工軌跡を前記ジョイントで分割し、前記ジョイントによって分割された加工軌跡の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、前記ジョイントに隣接させて第1の加工軌跡を設定し、前記第1の加工軌跡以外では、互いに隣接する2つの加工軌跡間のピッチを前記ピッチ指定部で指定されたピッチとして前記所定のラップ量を維持させると共に、前記一方側及び前記他方側のそれぞれにおいて、前記第1の加工軌跡と前記第1の加工軌跡に隣接する第2の加工軌跡との間のラップ量を、前記ジョイントを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とするよう、前記加工プログラムを修正して修正加工プログラムを作成する加工プログラム修正部と、
    前記板材を前記金型を用いて切断して前記部品を形成する板金加工機と、
    前記修正加工プログラムに基づいて前記部品を形成するよう前記板金加工機を制御するNC装置と、
    を備えることを特徴とするパンチングマシン。
  2. 板材より所定形状の部品を切り出す際に、前記板材を金型で打ち抜く加工軌跡を所定のラップ量で重複させるラップ領域を形成しながら、前記金型を前記部品の外形に沿って移動させるピッチを設定し、
    前記板材を前記部品の外形に沿って切断するよう、前記金型を前記部品の外形に沿って設定された前記ピッチで移動させて、複数の加工軌跡を配列させた加工プログラムを作成し、
    作成された加工プログラムに基づく加工軌跡上における前記部品の辺上に、前記部品と連結するジョイントを設定するためのピック位置を設定し、
    設定された前記ピック位置に所定のジョイント量のジョイントを設定し、前記辺に沿って配列された複数の加工軌跡を前記ジョイントで分割し、前記ジョイントによって分割された加工軌跡の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、前記ジョイントに隣接させて第1の加工軌跡を設定し、前記第1の加工軌跡以外では、互いに隣接する2つの加工軌跡間のピッチを設定された前記ピッチとして前記所定のラップ量を維持させると共に、前記一方側及び前記他方側のそれぞれにおいて、前記第1の加工軌跡と前記第1の加工軌跡に隣接する第2の加工軌跡との間のラップ量を、前記ジョイントを設定することによる加工軌跡の位置のずれを吸収する調整ラップ量とするよう、前記加工プログラムを修正する
    ことを特徴とする加工プログラム修正方法。
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