JPH05134722A - 数値制御工作機械の制御方法 - Google Patents

数値制御工作機械の制御方法

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JPH05134722A
JPH05134722A JP29401991A JP29401991A JPH05134722A JP H05134722 A JPH05134722 A JP H05134722A JP 29401991 A JP29401991 A JP 29401991A JP 29401991 A JP29401991 A JP 29401991A JP H05134722 A JPH05134722 A JP H05134722A
Authority
JP
Japan
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working
program
inputted
hole
machine tool
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29401991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nakagawa
雄二 中川
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
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Publication of JPH05134722A publication Critical patent/JPH05134722A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】数値制御工作機械におけるプログラムの作成を
容易にし、作業効率を向上させると共に、入力ミスによ
る加工時のトラブルの発生を防止することができるよう
にした数値制御工作機械の制御方法を提供する。 【構成】一つの工程ごとにその加工条件を一ブロックと
して設定したプログラムで、キャンセル指令もしくは新
たな加工条件が入力されるまで、先に入力された加工条
件にもとづいて工作機械を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタなど
の数値制御工作機械の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタは、複数の工具と、そ
の工具を交換する工具交換装置とを備え、工具を交換し
ながら複数の工程の加工を行うように構成されている。
このようなマシニングセンタにより加工を行う場合に
は、使用する工具、加工位置、加工条件などを指定した
加工プログラムによって、工作機械を駆動制御する。
【0003】マシニングセンタによる加工の約80%を
占める穴あけ工程においては、加工する穴の直径と深さ
によってそれぞれ加工条件が異なるため、加工すべき穴
一つ毎にその径と深さに対応して、加工条件を指定する
サブプログラムを設定している。
【0004】加工すべき穴の直径Dと深さLの比(L/
D)が大きくなると、一回の切り込みで所要の位置まで
加工することができなくなるため、工具の到達位置が徐
々に深くなるように複数の切り込み位置を設定し、工具
を加工開始点と設定された切り込み位置との間で往復移
動させて加工することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一つの穴を加工するた
め工具を繰返し往復移動(ステップ加工)させる場合、
その移動を制御するためのサブプログラムは、被加工物
の上方に設定する最初の加工開始点と、加工時の切削送
り速度、到達位置、到達位置から工具を戻すときの送り
速度、工具の折り返し位置、次の加工開始位置を工具の
一往復ごとに設定しなければならない。
【0006】このため、サブプログラムのステップ数
は、数10ステップあるいはそれ以上のステップ数にな
る。このため、データの入力に多大の時間がかかり、少
量の被加工物を加工する場合には、作業効率が著しく低
下する。
【0007】また、設定順序を間違えたり、データの入
力を忘れるなどの原因で、加工時にトラブルが発生しや
すい。
【0008】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、プロ
グラムの作成を容易にし、作業効率を向上させると共
に、入力ミスによる加工時のトラブルの発生を防止する
ことができるようにした数値制御工作機械の制御方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、一つの工程ごとにその加工条件
を一ブロックとして設定したプログラムで、キャンセル
指令もしくは新たな加工条件が入力されるまで、先に入
力された加工条件にもとづいて工作機械を制御する。
【0010】
【作用】穴あけ加工に関する加工条件の内、穴の深さ
(最終加工深さ)、加工開始点、加工深さ方向の領域、
各領域における一回当りの切り込み量、各領域における
加工時の工具の送り速度等のデータを一ブロックとして
入力することにより、プログラムのデータの設定を容易
にする。また、一度読み込んだプログラムは、キャンセ
ル指令もしくは新たな加工条件が入力されるまで繰返し
使用することにより、加工すべき穴ごとの加工条件の設
定を省略することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図3および図4は本発明を適用する数値制
御工作機械の一つであるマシニングセンタを示すもの
で、同図において、1は工作機械(マシニングセンタ)
のベッド。2はテーブルで、図示しない直線案内手段に
より、ベッド1に矢印X方向に移動可能に支持されてい
る。3はモータで、ベッド1に固定され、図示しないね
じ送り機構を介して、テーブル2を往復移動させる。4
はコラムで、図示しない直線案内手段により、ベッド1
に矢印Y方向に移動可能に支持されている。5はモータ
で、ベッド1に固定され、図示しないねじ送り機構を介
して、コラム4を往復移動させる。6は主軸頭で、図示
しない直線案内手段により、コラム4に矢印Z方向に移
動可能に支持されている。7はモータで、コラム4に固
定され、図示しないねじ送り機構を介して、主軸頭6を
往復移動させる。8は主軸で、主軸頭6に回転可能に支
持され、図示しないモータにより回転駆動される。9は
工具で、主軸8に着脱可能に支持されている。
【0013】10は支柱で、ベッド1に付設されてい
る。11は、マガジンで、支柱10に固定されている。
このマガジン11の中には、複数の工具9が配置され
る。15は工具交換アームで、コラム4に付設され、主
軸8とマガジン11の間で工具9の交換を行なう。
【0014】12は数値制御装置で、ベッド1に付設さ
れた図示しないベースに支持されている。13は操作盤
で、数値制御装置12に旋回可能に支持されたアーム1
4の一端に旋回可能に支持されている。
【0015】16は治具で、テーブル2に固定されてい
る。17は被加工物で、治具16に固定されている。
【0016】図1は、上記の被加工物17を加工するた
めのプログラムの一例を示すものであり、図2は、プロ
グラム加工条件を入力するブロックの形式の一例を示す
ものである。図において、 G、 指令コード。 P、 プログラムの番号。 Z、 加工される穴の最終深さ。マイナスで表示
する。 R、 被加工物17を加工するための最初の加工
開始位置。 Q、 3段目の一回当りの切込量。 W、 Zで指定された位置での工具の停止時間
(ドウエル)。 U、 ステップ加工時における前回の加工位置に
対する工具の折り返し位置。 F、 3段目の加工速度。 A、 1段目の加工深さ。 B、 1段目の一回当りの切込量。 C、 1段目の加工速度。 I、 2段目の加工深さ。 J、 2段目の一回当りの切込量。 K、 2段目の加工速度。 を示す。
【0017】図5に示すような、被加工物17の貫通穴
18を加工する場合の加工条件の入力のは、図1のステ
ップ103に示すように行うことができる。このステッ
プ103においては、G66が入力され、次にキャンセ
ル指令が入力されるまでここで指定された加工条件を繰
返し使用することを示している。なお、WとBが省略さ
れているが、これは、Zで指定された位置での工具の停
止は不要であり、1段目の切込においては、ステップ加
工を行わないことを示している。ステップ106の指令
コードG67は、ステップ103に入力された加工条件
をキャンセルするためのキャンセル指令である。なお、
ステップ104、105は、加工位置を指示する指令で
ある。
【0018】このようにして入力されたプログラムに基
づいて、図3、4に示す工作機械を制御する。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、少な
い数のデータを一ブロックで指定することができ、しか
も、一度読み込んだプログラムは、キャンセル指令もし
くは新たな加工条件が入力されるまで繰返し使用するこ
とにより、プログラムのデータの設定を容易にすること
ができる。したがって、多品種少量生産などのばあい、
データの入力作業による作業性に低下を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による数値制御工作機械の制御方法を示
すプログラムフローチャート図。
【図2】データの入力形式を示す案内図。
【図3】本発明を実施する工作機械の一例を示すマシニ
ングセンタの正面図。
【図4】同じくマシニングセンタの側面図。
【図5】被加工物の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1 ベッド、2 テーブル、3 モータ、4 コラム、
5 モータ、6 主軸頭、7 モータ、8 主軸、9
工具、10 支柱、11 マガジン、15 工具交換ア
ーム、12 数値制御装置、13 操作盤、17 被加
工物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの工程ごとにその加工条件を一ブロッ
    クとして設定したプログラムで、キャンセル指令もしく
    は新たな加工条件が入力されるまで、先に入力された加
    工条件にもとづいて工作機械を制御することを特徴とす
    る数値制御工作機械の制御方法。
JP29401991A 1991-11-11 1991-11-11 数値制御工作機械の制御方法 Withdrawn JPH05134722A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017156835A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 ファナック株式会社 加工情報に応じて加工条件を変更可能な数値制御装置
JP2020189352A (ja) * 2019-05-20 2020-11-26 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法
JP2020189350A (ja) * 2019-05-20 2020-11-26 ファナック株式会社 演算装置
WO2023276121A1 (ja) * 2021-07-01 2023-01-05 ファナック株式会社 数値制御装置

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Effective date: 19990204