JPH05134483A - 像担持体ユニツト - Google Patents
像担持体ユニツトInfo
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- JPH05134483A JPH05134483A JP3320890A JP32089091A JPH05134483A JP H05134483 A JPH05134483 A JP H05134483A JP 3320890 A JP3320890 A JP 3320890A JP 32089091 A JP32089091 A JP 32089091A JP H05134483 A JPH05134483 A JP H05134483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive drum
- image carrier
- support plate
- spacer member
- carrier unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】飛散するトナーが、帯電装置の放電ワイヤ等を
汚染して画像不良等を引き起こすことを防止する。 【構成】ケース本体2にクリーニング装置5と感光ドラ
ム3とを一体に組み込んで像担持体ユニット1を構成す
る。左右の支持板6L、6Rによって感光ドラム3を回
動自在に支持する。左の支持板6Lと感光ドラム3の端
面との間には、幅L1 の組立時に必要な組立スペースS
が形成される。これを放置しておくとクリーニング装置
5、現像装置等から飛散したトナーが帯電装置に侵入し
て放電ワイヤに付着し、感光ドラム3に対する帯電性能
を低下させる。そこで組立スペースSにスペーサ部材5
0を介装することにより、スペーサ部材50の曲面50
aと感光ドラム3の外周面とによって左右の支持板6
L、6R間を閉鎖し、飛散トナーが帯電装置に侵入する
ことを防ぐ。
汚染して画像不良等を引き起こすことを防止する。 【構成】ケース本体2にクリーニング装置5と感光ドラ
ム3とを一体に組み込んで像担持体ユニット1を構成す
る。左右の支持板6L、6Rによって感光ドラム3を回
動自在に支持する。左の支持板6Lと感光ドラム3の端
面との間には、幅L1 の組立時に必要な組立スペースS
が形成される。これを放置しておくとクリーニング装置
5、現像装置等から飛散したトナーが帯電装置に侵入し
て放電ワイヤに付着し、感光ドラム3に対する帯電性能
を低下させる。そこで組立スペースSにスペーサ部材5
0を介装することにより、スペーサ部材50の曲面50
aと感光ドラム3の外周面とによって左右の支持板6
L、6R間を閉鎖し、飛散トナーが帯電装置に侵入する
ことを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に着脱自在に装着して使用す
る像担持体ユニットに係り、詳しくはケース本体を構成
する一対の支持板によって回動自在に支持された像担持
体を有する像担持体ユニットに関する。
プリンタ等の画像形成装置に着脱自在に装着して使用す
る像担持体ユニットに係り、詳しくはケース本体を構成
する一対の支持板によって回動自在に支持された像担持
体を有する像担持体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置において、図2に図示するように、ケー
ス本体2に、感光ドラム(像担持体)3とクリーニング
装置5とを一体に収納した像担持体ユニット1が知られ
ている。感光ドラム3とクリーニング装置5とを一体に
することにより、両者の相対的な位置精度を高く保ち、
すなわち、クリーニング装置5のトナー補集用のマグネ
ットローラと感光ドラム3との平行度及び間隙、クリー
ニングブレードの感光ドラム3に対する当接位置精度等
を高めて、クリーニング性能をよくしている。
の画像形成装置において、図2に図示するように、ケー
ス本体2に、感光ドラム(像担持体)3とクリーニング
装置5とを一体に収納した像担持体ユニット1が知られ
ている。感光ドラム3とクリーニング装置5とを一体に
することにより、両者の相対的な位置精度を高く保ち、
すなわち、クリーニング装置5のトナー補集用のマグネ
ットローラと感光ドラム3との平行度及び間隙、クリー
ニングブレードの感光ドラム3に対する当接位置精度等
を高めて、クリーニング性能をよくしている。
【0003】ケース本体2は、箱状に形成され、左右一
対の支持板6L、6Rを備えている。各支持板6L、6
Rには、支持孔6a、6bが穿孔され、左の支持板6L
には、さらに支持孔6aを上方に開口する切欠部6cが
形成されている。他方の支持板6Rの内側には、後述す
るように感光ドラム3に給電するためのスナップリング
7が支持孔6bと同心に取り付けられている。また、各
支持板6L、6Rのそれぞれ内側には、組立て時の感光
ドラム3を案内するガイド部材9L、9Rが固着されて
いる。
対の支持板6L、6Rを備えている。各支持板6L、6
Rには、支持孔6a、6bが穿孔され、左の支持板6L
には、さらに支持孔6aを上方に開口する切欠部6cが
形成されている。他方の支持板6Rの内側には、後述す
るように感光ドラム3に給電するためのスナップリング
7が支持孔6bと同心に取り付けられている。また、各
支持板6L、6Rのそれぞれ内側には、組立て時の感光
ドラム3を案内するガイド部材9L、9Rが固着されて
いる。
【0004】感光ドラム3は、図3のように円筒状のシ
リンダ10と、シリンダ10の両端面に固定されるとと
もに中ステー11よって相互に連結された左右のフラン
ジ12L、12Rと、両フランジ12L、12Rに突設
された左右の回転軸13L、13Rとを備えている。各
回転軸13L、13Rには、それぞれ軸受部材15L、
15Rが嵌合され、これらの軸受部材15L、15R
が、ケース本体2の支持板6L、6Rの支持孔6a、6
bに嵌合されることによって、感光ドラム3全体は、ケ
ース本体2に回動自在に支持されている。また、感光ド
ラム3のシリンダ10の内周面には、面状ヒータ16が
配設されており、面状ヒータ16には電極19を介して
給電される温度制御基板17が連結されている。電極1
9からは、摺動端19a、19bが突出しており、これ
らの摺動端19a、19bが前記スナップリング7の2
つのリング7a、7b(図4参照)に摺接することで、
感光ドラム3の回転中のおいてもヒータ16に電力を供
給することが可能になっている。
リンダ10と、シリンダ10の両端面に固定されるとと
もに中ステー11よって相互に連結された左右のフラン
ジ12L、12Rと、両フランジ12L、12Rに突設
された左右の回転軸13L、13Rとを備えている。各
回転軸13L、13Rには、それぞれ軸受部材15L、
15Rが嵌合され、これらの軸受部材15L、15R
が、ケース本体2の支持板6L、6Rの支持孔6a、6
bに嵌合されることによって、感光ドラム3全体は、ケ
ース本体2に回動自在に支持されている。また、感光ド
ラム3のシリンダ10の内周面には、面状ヒータ16が
配設されており、面状ヒータ16には電極19を介して
給電される温度制御基板17が連結されている。電極1
9からは、摺動端19a、19bが突出しており、これ
らの摺動端19a、19bが前記スナップリング7の2
つのリング7a、7b(図4参照)に摺接することで、
感光ドラム3の回転中のおいてもヒータ16に電力を供
給することが可能になっている。
【0005】感光ドラム3は、左の支持板6Lに、外側
からねじ止めされる位置決め部材20によって、軸方向
の不用な動きが規制されている(図3)。位置決め部材
20には、爪部20aが形成されていて、この爪部20
aが左の軸受部材15Lに外側から当接することによっ
て、感光ドラム3全体の位置決めをしている。位置決め
部材20は、また支持板6Lの切欠部6cを閉鎖して、
支持板6Lを補強している。位置決め部材20には、左
の回転軸13Lに接触して、感光ドラム3をアースする
板ばね21が装着されている。感光ドラム3は、ケース
本体2に対して、次のように装着する。
からねじ止めされる位置決め部材20によって、軸方向
の不用な動きが規制されている(図3)。位置決め部材
20には、爪部20aが形成されていて、この爪部20
aが左の軸受部材15Lに外側から当接することによっ
て、感光ドラム3全体の位置決めをしている。位置決め
部材20は、また支持板6Lの切欠部6cを閉鎖して、
支持板6Lを補強している。位置決め部材20には、左
の回転軸13Lに接触して、感光ドラム3をアースする
板ばね21が装着されている。感光ドラム3は、ケース
本体2に対して、次のように装着する。
【0006】まず、感光ドラム3は、予め、シリンダ1
0、フランジ12L、12R、回転軸13L、13R、
軸受部材15L、15R等を一体にして、ユニット化し
ておく。
0、フランジ12L、12R、回転軸13L、13R、
軸受部材15L、15R等を一体にして、ユニット化し
ておく。
【0007】つづいて、ユニット化された状態の感光ド
ラム3を、水平にし、組み付け後の正規の位置よりも少
し左(同図の左側)に寄せた状態で、ケース本体2の上
方から降ろし、左の回転軸13Lを、左の支持板6Lの
切欠部6cに通過させて、シリンダ10の両端をそれぞ
れガイド部材9L、9R状に載せる。このとき、シリン
ダ10は、左右の支持板6L、6R間に位置し、左の軸
受部材15Lは支持板6Lの外側に位置する。感光ドラ
ム3全体を右方向にスライドさせて、軸受部材15L、
15Rをそれぞれ左右の支持板6L、6Rの支持孔6
a、6bに嵌合させ、感光ドラム3を正規の位置にセッ
トする。左の支持板6Lの外側から位置決め部材20を
ねじ止めして、感光ドラム3全体の位置決めをし、組立
てを完了する。
ラム3を、水平にし、組み付け後の正規の位置よりも少
し左(同図の左側)に寄せた状態で、ケース本体2の上
方から降ろし、左の回転軸13Lを、左の支持板6Lの
切欠部6cに通過させて、シリンダ10の両端をそれぞ
れガイド部材9L、9R状に載せる。このとき、シリン
ダ10は、左右の支持板6L、6R間に位置し、左の軸
受部材15Lは支持板6Lの外側に位置する。感光ドラ
ム3全体を右方向にスライドさせて、軸受部材15L、
15Rをそれぞれ左右の支持板6L、6Rの支持孔6
a、6bに嵌合させ、感光ドラム3を正規の位置にセッ
トする。左の支持板6Lの外側から位置決め部材20を
ねじ止めして、感光ドラム3全体の位置決めをし、組立
てを完了する。
【0008】これにより、既に組み込み済のクリーニン
グ装置5のトナー補集用のマグネットローラやクリーニ
ングブレード等(不図示)に対する感光ドラム3の位置
精度が確保されている。
グ装置5のトナー補集用のマグネットローラやクリーニ
ングブレード等(不図示)に対する感光ドラム3の位置
精度が確保されている。
【0009】このようにして組立てられた像担持体ユニ
ット1を、図5のように画像形成装置本体Mに装着する
と、感光ドラム3の周囲には、その回転方向R1に沿っ
て、LED前露光31、一次帯電器32、露光手段3
3、ブランク露光ユニット34、現像装置35、ポスト
帯電器36、転写分離帯電器37等が位置することにな
る。
ット1を、図5のように画像形成装置本体Mに装着する
と、感光ドラム3の周囲には、その回転方向R1に沿っ
て、LED前露光31、一次帯電器32、露光手段3
3、ブランク露光ユニット34、現像装置35、ポスト
帯電器36、転写分離帯電器37等が位置することにな
る。
【0010】この構成の画像形成部では、従来、感光ド
ラム3周囲のクリーニング装置5、現像装置35等から
飛散したトナー(現像剤)が一次帯電器32や転写分離
帯電器37等の放電ワイヤに付着して画像不良を引き起
こすことを防止するため、シート材40、41を設けて
いる。すなわち、特に、一次帯電器32の放電ワイヤに
トナーが付着すると、感光ドラム3に対する帯電性能が
極端に低下して画像品質を低下させるため、シート材4
0、41によって一次帯電器32を、クリーニング装置
5及び現像装置35から隔離するものである。
ラム3周囲のクリーニング装置5、現像装置35等から
飛散したトナー(現像剤)が一次帯電器32や転写分離
帯電器37等の放電ワイヤに付着して画像不良を引き起
こすことを防止するため、シート材40、41を設けて
いる。すなわち、特に、一次帯電器32の放電ワイヤに
トナーが付着すると、感光ドラム3に対する帯電性能が
極端に低下して画像品質を低下させるため、シート材4
0、41によって一次帯電器32を、クリーニング装置
5及び現像装置35から隔離するものである。
【0011】シート材40、41は、例えばウレタンに
よって形成され、その基端部をそれぞれLED前露光3
1、ブランク露光ユニット34に固定されている。ま
た、シート材40、41の先端部は感光ドラム3に軸方
向の全長に渡って当接し、飛散したトナーが一次帯電器
32側に侵入するのを防いでいる。さらに、シート材4
0、41で補集したトナーは、不図示のファン等の手段
によって、感光ドラム3の軸方向に導いて、フィルタ等
によって捕獲していた。したがってシート材40、41
は、その隔離能力を高くするために、感光ドラム3のシ
リンダ10(図3参照)だけでなく左右のフランジ12
L、12R側に可及的長く延長している。すなわち、左
右の支持板6L、6R間の幅Lにほぼ等しい横幅に形成
されている。
よって形成され、その基端部をそれぞれLED前露光3
1、ブランク露光ユニット34に固定されている。ま
た、シート材40、41の先端部は感光ドラム3に軸方
向の全長に渡って当接し、飛散したトナーが一次帯電器
32側に侵入するのを防いでいる。さらに、シート材4
0、41で補集したトナーは、不図示のファン等の手段
によって、感光ドラム3の軸方向に導いて、フィルタ等
によって捕獲していた。したがってシート材40、41
は、その隔離能力を高くするために、感光ドラム3のシ
リンダ10(図3参照)だけでなく左右のフランジ12
L、12R側に可及的長く延長している。すなわち、左
右の支持板6L、6R間の幅Lにほぼ等しい横幅に形成
されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来例に
よると、ケース本体2の左の支持板6Lと、感光ドラム
3の左のフランジ12Lとの間に、組立てのためのスペ
ースを設けなければならず、このスペースからトナーが
一次帯電器32側に侵入し、放電ワイヤに付着する虞れ
があった。すなわち、従来例の構成上、ケース本体2に
感光ドラム3を装着する際に、左右の支持板6L、6R
間に組み付け途中の感光ドラム3を一旦配置し、これを
軸方向にスライドさせる必要があるため、装着後の感光
ドラム3の左のフランジ12Lと支持板6Lとの間に、
幅L1 の組立スペースSが形成されてしまう。したがっ
てこの組立スペースSにシート材40、41が延長され
たとしても、フランジ12Lの端面に沿って、一次帯電
器32側に進入しようとする飛散トナーを有効に阻止す
ることができなかった。
よると、ケース本体2の左の支持板6Lと、感光ドラム
3の左のフランジ12Lとの間に、組立てのためのスペ
ースを設けなければならず、このスペースからトナーが
一次帯電器32側に侵入し、放電ワイヤに付着する虞れ
があった。すなわち、従来例の構成上、ケース本体2に
感光ドラム3を装着する際に、左右の支持板6L、6R
間に組み付け途中の感光ドラム3を一旦配置し、これを
軸方向にスライドさせる必要があるため、装着後の感光
ドラム3の左のフランジ12Lと支持板6Lとの間に、
幅L1 の組立スペースSが形成されてしまう。したがっ
てこの組立スペースSにシート材40、41が延長され
たとしても、フランジ12Lの端面に沿って、一次帯電
器32側に進入しようとする飛散トナーを有効に阻止す
ることができなかった。
【0013】そこで、本発明は、像担持体の端面と支持
板との間に、スペーサ部材を介装することによって、像
担持体の端面側からトナーが不用な箇所に飛び散ること
を防止し、例えば、トナーが一次帯電器の放電ワイヤに
付着することを防止して、これに起因する画像不用を防
ぐようにした像担持体ユニットを提供することを目的と
するものである。
板との間に、スペーサ部材を介装することによって、像
担持体の端面側からトナーが不用な箇所に飛び散ること
を防止し、例えば、トナーが一次帯電器の放電ワイヤに
付着することを防止して、これに起因する画像不用を防
ぐようにした像担持体ユニットを提供することを目的と
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、少なくとも像担持体とクリ
ーニング装置とをケース本体に内装して一体に構成した
像担持体ユニットにおいて、前記ケース本体が、前記像
担持体を回動自在に支持する一対の対向する支持板と、
該支持板のうちの少なくとも一方と前記像担持体の端面
との間の組立スペースに介装されるとともに現像剤の往
来を規制するスペーサ部材とを、備えることを特徴とす
る。
みてなされたものであって、少なくとも像担持体とクリ
ーニング装置とをケース本体に内装して一体に構成した
像担持体ユニットにおいて、前記ケース本体が、前記像
担持体を回動自在に支持する一対の対向する支持板と、
該支持板のうちの少なくとも一方と前記像担持体の端面
との間の組立スペースに介装されるとともに現像剤の往
来を規制するスペーサ部材とを、備えることを特徴とす
る。
【0015】この場合、前記スペーサ部材は、前記支持
板側に取り付けることもできるし、また、前記像担持体
側に装着することもできる。
板側に取り付けることもできるし、また、前記像担持体
側に装着することもできる。
【0016】
【作用】以上構成に基づき、像担持体の端面と、支持板
との間の組立スペースに、スペーサ部材を介装すること
により、例えば一次帯電器の上流側と下流側とにおい
て、左右の支持板間を全長にわたって閉鎖するシート材
を配設すれば、クリーニング装置や現像装置等の飛散ト
ナーを発生させる部所から、一次帯電器を空間的に分離
孤立させることができるので、一次帯電器に対するトナ
ーの有害な侵入を防止することができる。
との間の組立スペースに、スペーサ部材を介装すること
により、例えば一次帯電器の上流側と下流側とにおい
て、左右の支持板間を全長にわたって閉鎖するシート材
を配設すれば、クリーニング装置や現像装置等の飛散ト
ナーを発生させる部所から、一次帯電器を空間的に分離
孤立させることができるので、一次帯電器に対するトナ
ーの有害な侵入を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0018】なお、図2ないし図5において説明した従
来例と同じ構成、同じ作用の部材等については、これら
と同様の符号を付して、説明を省略するものとする。
来例と同じ構成、同じ作用の部材等については、これら
と同様の符号を付して、説明を省略するものとする。
【0019】図1は、像担持体ユニット1の分解斜視図
を示す。
を示す。
【0020】像担持体ユニット1は、ケース本体2に感
光ドラム3、クリーニング装置5を組み込んで一体に構
成されている。
光ドラム3、クリーニング装置5を組み込んで一体に構
成されている。
【0021】ケース本体2は、左右一対の支持板6L、
6Rを有し、これらの支持板6L、6Rには、それぞれ
支持孔6a、6bが穿設されている。また一方の支持板
6Lの支持孔6aには切欠部6cが形成されており、他
方の支持板6Rには支持孔6bと同心のスナップリング
7が固定されている。
6Rを有し、これらの支持板6L、6Rには、それぞれ
支持孔6a、6bが穿設されている。また一方の支持板
6Lの支持孔6aには切欠部6cが形成されており、他
方の支持板6Rには支持孔6bと同心のスナップリング
7が固定されている。
【0022】図1において二点鎖線で図示する感光ドラ
ム3は、従来例の図3において説明したようにシリンダ
10、左右フランジ12L、12R、左右回転軸13
L、13R、左右軸受部材15L、15R等を一体に構
成してユニットされているものとする。したがって、軸
受部材15L、15Rがそれぞれ支持板6L、6Rの支
持孔6a、6bに嵌合されていて、これにより感光ドラ
ム3全体はケース本体2によって回動自在に支持されて
いる。
ム3は、従来例の図3において説明したようにシリンダ
10、左右フランジ12L、12R、左右回転軸13
L、13R、左右軸受部材15L、15R等を一体に構
成してユニットされているものとする。したがって、軸
受部材15L、15Rがそれぞれ支持板6L、6Rの支
持孔6a、6bに嵌合されていて、これにより感光ドラ
ム3全体はケース本体2によって回動自在に支持されて
いる。
【0023】感光ドラム3は、左の支持板6Lに外側か
らねじ20cによって取り付けられた位置決め部材20
によって軸方向の位置が規制されている。位置決め部材
20には、左の軸受部材15Lに外側から当接して位置
決めする爪部20aと、支持板6Lの切欠部6cを閉鎖
して補強する閉鎖部20bが形成されている。また、支
持板6Lには、その一部を左の回転軸13Lに接触させ
るとともに基端部を支持板6Lの内側にねじ止めされた
アース用の板ばね21が配設されている。
らねじ20cによって取り付けられた位置決め部材20
によって軸方向の位置が規制されている。位置決め部材
20には、左の軸受部材15Lに外側から当接して位置
決めする爪部20aと、支持板6Lの切欠部6cを閉鎖
して補強する閉鎖部20bが形成されている。また、支
持板6Lには、その一部を左の回転軸13Lに接触させ
るとともに基端部を支持板6Lの内側にねじ止めされた
アース用の板ばね21が配設されている。
【0024】本発明の主要構成部材であるスペーサ部材
50は、左の支持板6Lの内側と左のフランジ12Lの
外側、すなわち左の支持板6Lとユニット化された感光
ドラム3の端面との間の幅L1 の組立スペースSに配設
されている。スペーサ部材50は、感光ドラム3の外周
面(シリンダ10の外周面)と同じ曲率をもつ曲面50
aを有し、突出部50bを支持板6Lの切欠部6cに嵌
合させるようにして、ねじ50cによって位置決め部材
20に固定されている。このスペーサ部材50と板ばね
21とは、軸方向の位置がほぼ同じため、スペーサ部材
50の下部を大きく切り欠いてこれらが干渉することを
防止している。スペーサ部材50の曲面50aを形成し
た部分の厚さL2 は、組立スペースSの幅L1 よりも僅
かに小さく設定されている。この際、曲面50aの周方
向の長さは、図5に示す、一方のシート材40から一時
帯電器32を経由して他方のシート材41に至るまでの
感光ドラム3の長さよりも長く設定するものとする。す
なわち、シート材40とシート材41との双方の先端が
この曲面50aに当接し、少なくとも両シート材40、
41間の組立スペースSを曲面50aが閉鎖するように
する。いいかえると、曲面50aの周方向の長さは、組
立スペースSを、少なくともシート材40と、シート材
41との間において閉鎖し、一次帯電器32をクリーニ
ング装置5及び現像装置35から隔離することができる
限りにおいて、その長さは任意に設定することができる
ものである。
50は、左の支持板6Lの内側と左のフランジ12Lの
外側、すなわち左の支持板6Lとユニット化された感光
ドラム3の端面との間の幅L1 の組立スペースSに配設
されている。スペーサ部材50は、感光ドラム3の外周
面(シリンダ10の外周面)と同じ曲率をもつ曲面50
aを有し、突出部50bを支持板6Lの切欠部6cに嵌
合させるようにして、ねじ50cによって位置決め部材
20に固定されている。このスペーサ部材50と板ばね
21とは、軸方向の位置がほぼ同じため、スペーサ部材
50の下部を大きく切り欠いてこれらが干渉することを
防止している。スペーサ部材50の曲面50aを形成し
た部分の厚さL2 は、組立スペースSの幅L1 よりも僅
かに小さく設定されている。この際、曲面50aの周方
向の長さは、図5に示す、一方のシート材40から一時
帯電器32を経由して他方のシート材41に至るまでの
感光ドラム3の長さよりも長く設定するものとする。す
なわち、シート材40とシート材41との双方の先端が
この曲面50aに当接し、少なくとも両シート材40、
41間の組立スペースSを曲面50aが閉鎖するように
する。いいかえると、曲面50aの周方向の長さは、組
立スペースSを、少なくともシート材40と、シート材
41との間において閉鎖し、一次帯電器32をクリーニ
ング装置5及び現像装置35から隔離することができる
限りにおいて、その長さは任意に設定することができる
ものである。
【0025】このように構成することにより、左右の支
持板6L、6R間を、感光ドラム3の外周面とスペーサ
部材50の曲面50aとによって、少なくともシート材
40、41間において、ほぼ全長にわたって閉鎖するこ
とができるから、一次帯電器32を、クリーニング装置
5、現像装置35等のトナーを飛散させがちな装置から
分離独立させることができ、一次帯電器32の放電ワイ
ヤ等が汚染するのを防止することが可能となる。
持板6L、6R間を、感光ドラム3の外周面とスペーサ
部材50の曲面50aとによって、少なくともシート材
40、41間において、ほぼ全長にわたって閉鎖するこ
とができるから、一次帯電器32を、クリーニング装置
5、現像装置35等のトナーを飛散させがちな装置から
分離独立させることができ、一次帯電器32の放電ワイ
ヤ等が汚染するのを防止することが可能となる。
【0026】さらに、ケース本体2に対して、感光ドラ
ム3、クリーニング装置5を一体に組み込んでいるか
ら、両者の相対位置精度、例えば感光ドラム3に対する
クリーニング装置5のマグネットローラやクリーニング
ブレード等の配設位置を正確に設定することができ、高
いクリーニング性能を維持することができる。
ム3、クリーニング装置5を一体に組み込んでいるか
ら、両者の相対位置精度、例えば感光ドラム3に対する
クリーニング装置5のマグネットローラやクリーニング
ブレード等の配設位置を正確に設定することができ、高
いクリーニング性能を維持することができる。
【0027】上述の実施例においては、スペーサ部材5
0は、支持板6L側に取り付けたが、これに限らず、感
光ドラム3側に取り付けてもよい。ただしこのときは、
スペーサ部材50は、感光ドラム3と一体になって回転
することから、シート材40、41が摺接するスペーサ
部材50の局面50aは、感光ドラム3の外周面(シリ
ンダ10の外周面)と同様に、全周にわたって設ける必
要がある。また、これに合わせてアース用の板ばね21
の取付位置も変更しなければならない。
0は、支持板6L側に取り付けたが、これに限らず、感
光ドラム3側に取り付けてもよい。ただしこのときは、
スペーサ部材50は、感光ドラム3と一体になって回転
することから、シート材40、41が摺接するスペーサ
部材50の局面50aは、感光ドラム3の外周面(シリ
ンダ10の外周面)と同様に、全周にわたって設ける必
要がある。また、これに合わせてアース用の板ばね21
の取付位置も変更しなければならない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ケース本体の支持板と、支持板によって回動自在に支持
された像担持体(感光ドラム)とについて、少なくとも
一方の支持板と像担持体の端面との間の組立スペースに
スペーサ部材を介装することにより、例えば像担持体の
端面側にそって帯電装置に侵入しようとする現像剤(ト
ナー)の往来を防止することができるので、現像剤が帯
電装置の放電ワイヤ等に付着することに起因する画像不
良等を有効に防止することができる。
ケース本体の支持板と、支持板によって回動自在に支持
された像担持体(感光ドラム)とについて、少なくとも
一方の支持板と像担持体の端面との間の組立スペースに
スペーサ部材を介装することにより、例えば像担持体の
端面側にそって帯電装置に侵入しようとする現像剤(ト
ナー)の往来を防止することができるので、現像剤が帯
電装置の放電ワイヤ等に付着することに起因する画像不
良等を有効に防止することができる。
【0029】なお、このスペーサ部材をケース本体に対
する像担持体の装着後に介装することにより、支持板と
像担持体の端面との間の組立スペースを必要に応じて適
宜な大きさにすることができるから、組立時の高い作業
性を実現することができる。
する像担持体の装着後に介装することにより、支持板と
像担持体の端面との間の組立スペースを必要に応じて適
宜な大きさにすることができるから、組立時の高い作業
性を実現することができる。
【図1】像担持体ユニットの一部分解斜視説明図。
【図2】従来の像担持体ユニットの一部分解斜視説明
図。
図。
【図3】装着状態の感光ドラムの縦断面図。
【図4】(a) は、スナップリングの概略を示す正面図。 (b) は、(a) のA−A線矢視説明図。
【図5】感光ドラム周囲の概略を示す縦断面図。
1 像担持体ユニット 2 ケース本体 3 像担持体(感光ドラム) 5 クリーニング装置 6L、6R 支持板 50 スペーサ部材 S 組立スペース
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも像担持体とクリーニング装置
とをケース本体に内装して一体に構成した像担持体ユニ
ットにおいて、 前記ケース本体が、前記像担持体を回動自在に支持する
一対の対向する支持板と、 該支持板のうちの少なくとも一方と前記像担持体の端面
との間の組立スペースに介装されるとともに現像剤の往
来を規制するスペーサ部材とを、 備えることを特徴とする像担持体ユニット。 - 【請求項2】 前記スペーサ部材は、前記支持板側に取
り付ける、 ことを特徴とする請求項1記載の像担持体ユニット。 - 【請求項3】 前記スペーサ部材は、前記像担持体側に
装着する、 ことを特徴とする請求項1記載の像担持体ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320890A JPH05134483A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 像担持体ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320890A JPH05134483A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 像担持体ユニツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134483A true JPH05134483A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18126408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3320890A Pending JPH05134483A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 像担持体ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6266503B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-07-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for attaching electrostatic photosensitive drum method for replacing electrophotographic photosensitive drum and process cartridge |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3320890A patent/JPH05134483A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6266503B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-07-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for attaching electrostatic photosensitive drum method for replacing electrophotographic photosensitive drum and process cartridge |
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