JP3993346B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3993346B2 JP3993346B2 JP22203999A JP22203999A JP3993346B2 JP 3993346 B2 JP3993346 B2 JP 3993346B2 JP 22203999 A JP22203999 A JP 22203999A JP 22203999 A JP22203999 A JP 22203999A JP 3993346 B2 JP3993346 B2 JP 3993346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image carrier
- forming apparatus
- drawer
- developing device
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転切換型多色現像装置の機械本体に対する脱着性を改良した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転切換型現像装置は、剛性確保と精度確保のため、画像形成装置本体に固定されているものが多く、現像装置周りのメンテナンス性が非常に悪かった。また回転型現像装置を画像形成装置本体に固定するため量産ラインでの組み立て性もあまりよくないという問題があった。
【0003】
このような不具合を改善し、メンテナンス性、組み立て性、現像装置支持剛性を向上させる目的で、引出体に回転型現像装置と感光体ユニット等を搭載し、画像形成装置本体から引き出した状態で上記操作が可能な画像形成装置が提案されている。この種の画像形成装置としては、例えば特公昭58−54392号公報、同61−58035号公報、同62−37392号公報、特公平3−34070号公報、同3−50268号公報、特許第2603117号等のように種々のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような画像形成装置においては、引出体を画像形成装置本体から引き出した状態で現像装置のメンテナンスを行うため、現像剤の交換、現像装置の清掃等に時間を掛けてしまうと、感光体ユニットの感光体を外部へ臨ませている引出体の開放部から光が入ってしまい、感光体の一部を劣化させてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上述のような感光体劣化を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。また本発明は、サービスマン等が感光体劣化を防止するための部材を持ち歩かなくともすむ構造とした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、潜像が形成される像担持体と、回転中心軸線周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニットを該回転中心軸線の周りで回転させ、対向する上記像担持体の現像位置に各現像器を移動させて該像担持体上に形成された潜像を現像する回転型現像装置と、上記回転型現像装置の回転中心軸を上記像担持体に対する前後側で支持する側板とステー部材とを備え、上記像担持体と回転型現像装置を一体的に画像形成装置本体から引き出し可能に内蔵する引出体を有する画像形成装置において、上記引出体を上記画像形成装置本体内から該画像形成装置本体の手前側に引き出した際に、上記引出体の上記像担持体用の開放部を閉塞可能な遮光部材を上記引出体に設けてなり、上記遮光部材が、上記回転式現像装置の下方に位置するトナー受けを兼ねるとともに、該トナー受けを上記引出体に着脱可能に設け、該引出体を引き出した際に上記像担持体の開放部を覆うように上記引出体に付け替えて上記開放部を閉塞可能としてなることを特徴とする。
【0007】
同請求項2に係るものは、潜像が形成される像担持体と、回転中心軸線周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニットを該回転中心軸線の周りで回転させ、対向する上記像担持体の現像位置に各現像器を移動させて該像担持体上に形成された潜像を現像する回転型現像装置と、上記回転型現像装置の回転中心軸を上記像担持体に対する前後側で支持する側板とステー部材とを備え、上記像担持体と回転型現像装置を一体的に画像形成装置本体から引き出し可能に内蔵する引出体を有する画像形成装置において、上記引出体を上記画像形成装置本体内から該画像形成装置本体の手前側に引き出した際に、上記引出体の上記像担持体用の開放部を閉塞可能な遮光部材を上記引出体に設けてなり、上記遮光部材が、上記引出体に取り付けたロール状部材であり、上記引出体を引き出した際に上記開放部を覆うように上記ロール状の遮光部材を上記引出体に掛け止めて上記開放部を閉塞可能としてなり、上記ロール状の遮光部材を掛け止める部材が、上記回転型現像装置で使用する現像剤を捕集するマグネットを兼ねることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施対象とするフルカラー複写機の一例の全体を示す概念的な断面図である。本複写機では、コンタクトガラス1上の原稿に第1スキャナ2にある露光光源3で照射し、第2スキャナ4のミラー、レンズ5を介してCCD6で画像を読み込み、読み込んだ画像データに対して種々の画像処理を行い、帯電チャージャ7によって帯電した感光体8へレーザ照射を行い、静電潜像を形成する。静電潜像は、回転型現像装置であるリボルバ現像器9によって対応した色のトナー像として可視化する。感光体8上に形成したトナー像は、中間転写ベルト10へ中間転写チャージャ11により転写する。これをコピーモードに応じて複数回繰り返して多層トナー像を形成する。次に図示せぬ記録媒体(転写紙)をタイミングを取って搬送し、紙転写チャージャ13により転写紙上にトナー像を転写する。トナー像が形成された転写紙は、搬送ベルト14により定着装置15へ搬送し、加熱されたローラ間を通過させることによりトナー像を溶融して転写紙上に定着し、コピー画像を得る。
【0011】
また図2は本発明の一実施形態において、画像形成装置本体20からリボルバ現像器9と感光体8を含む感光体ユニット21を支持している引出体22を引き出した状態の斜視図である。引出体22は画像形成装置本体20から手前側にリボルバ現像器9と感光体ユニット21を一体的に引き出せる構成となっている。
【0012】
引出体22は、前後に配置する板金製の側板24、24と、両サイド及び中央部の上下に計4つ配するステー25・・・から構成されており、リボルバ現像器9の下方には、引出体22をスライドさせる時に着脱可能なトナー受け26が設置されている。画像形成装置本体20には、引出体22の両サイド部に位置するようにスライドレール27、27が取り付けられており、これにより引出体22のスライド移動を可能にしている。
【0013】
この構成により、画像形成装置本体20の操作部より引出体22を引き出し、そのまま停止支持させることで、サービスマン等が無理な姿勢をとることなく容易にリボルバ現像器9や感光体ユニット21(感光体8やクリーニングブレード等)のメンテナンスや着脱作業など可能にしている。引出体22を引き出し状態では、リボルバ現像器9内の少なくとも1つ以上の現像ユニットが、引出体22の上方向に着脱できるようになっており、作業者が引出体22の側面あるいは前面に立った状態で作業できるため、作業スペースの高効率化も実現できるようになっている。また、感光体ユニット21も同様に引出体22の上方向に着脱できるようになっている。
【0014】
ところで引出体22を画像形成装置本体20から引き出した際には、感光体ユニット21の下側(図1の中間転写ベルト10側)に位置する開放部が開きっぱなしになってしまうため、図示の実施形態では、トナー受け26を開放部の閉塞用の遮光部材として兼用するようになっている。引出体22に対してトナー受け26を着脱する構造については、もちろん作業者ができるだけ短時間で脱着可能なものとするが、これについては凹凸嵌合やマグネット吸着等種々公知の手段を採用すればよいので図示及び説明は省略する。
【0015】
図3は本発明の他の実施形態における引出体及び感光体ユニットを示す正面断面図である。本実施形態は、ロール状に巻き取られた遮光部材28を収納した遮光部材ケース29が引出体22の下ステー25に設けられていて、引出体22を引き出した際に遮光部材28を感光体ユニット21の下側開放部X側へ引き出して、右ステー25へ止めることができるようになっている。遮光部材28は黒く軟らかい部材(フィルム、紙、布等)で構成されていて、右ステー25へ止めた部分を開放することにより自動的に巻き取られて、遮光部材ケース29内へ収納されるようになっている。
【0016】
遮光部材28を右ステー25へ止めるストッパーは、感光体8に付着した現像剤を捕集するマグネットであるキャリアキャッチャー30と兼用させてある。遮光部材28の先端側がキャリアキャッチャー30に取り付けられ、遮光部材28が巻き取られた状態ではキャリアキャッチャーが下ステー25の位置に来るようになっている。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置は、以上説明してきたようなものなので、画像形成装置本体から引出体を引き出した状態での組み付け、メンテナンス等の作業の際に、時間が掛かってしまっても、感光体の開放部を光によって劣化させてしまうという問題が発生しなくなり、サービスマン等が遮光部材を持ち歩く必要がなくなって持参することを忘れることもないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施対象とするフルカラー複写機の一例の全体を示す概念的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態において、画像形成装置本体から引出体を引き出した状態の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態における引出体及び感光体ユニットを示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス
2 第1スキャナ
3 露光光源
4 第2スキャナ
5 レンズ
6 CCD
7 帯電チャージャ
8 感光体
9 リボルバ現像器
10 中間転写ベルト
11 中間転写チャージャ
13 紙転写チャージャ
14 搬送ベルト
15 定着装置
20 画像形成装置本体
21 感光体ユニット
22 引出体
24 側板
25 ステー
26 トナー受け
27 スライドレール
28 遮光部材
29 遮光部材ケース
30 キャリアキャッチャー
X 感光体ユニットの下側開放部
Claims (2)
- 潜像が形成される像担持体と、回転中心軸線周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニットを該回転中心軸線の周りで回転させ、対向する上記像担持体の現像位置に各現像器を移動させて該像担持体上に形成された潜像を現像する回転型現像装置と、上記回転型現像装置の回転中心軸を上記像担持体に対する前後側で支持する側板とステー部材とを備え、上記像担持体と回転型現像装置を一体的に画像形成装置本体から引き出し可能に内蔵する引出体を有する画像形成装置において、上記引出体を上記画像形成装置本体内から該画像形成装置本体の手前側に引き出した際に、上記引出体の上記像担持体用の開放部を閉塞可能な遮光部材を上記引出体に設けてなり、上記遮光部材が、上記回転式現像装置の下方に位置するトナー受けを兼ねるとともに、該トナー受けを上記引出体に着脱可能に設け、該引出体を引き出した際に上記像担持体の開放部を覆うように上記引出体に付け替えて上記開放部を閉塞可能としてなることを特徴とする画像形成装置。
- 潜像が形成される像担持体と、回転中心軸線周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニットを該回転中心軸線の周りで回転させ、対向する上記像担持体の現像位置に各現像器を移動させて該像担持体上に形成された潜像を現像する回転型現像装置と、上記回転型現像装置の回転中心軸を上記像担持体に対する前後側で支持する側板とステー部材とを備え、上記像担持体と回転型現像装置を一体的に画像形成装置本体から引き出し可能に内蔵する引出体を有する画像形成装置において、上記引出体を上記画像形成装置本体内から該画像形成装置本体の手前側に引き出した際に、上記引出体の上記像担持体用の開放部を閉塞可能な遮光部材を上記引出体に設けてなり、上記遮光部材が、上記引出体に取り付けたロール状部材であり、上記引出体を引き出した際に上記開放部を覆うように上記ロール状の遮光部材を上記引出体に掛け止めて上記開放部を閉塞可能としてなり、上記ロール状の遮光部材を掛け止める部材が、上記回転型現像装置で使用する現像剤を捕集するマグネットを兼ねることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22203999A JP3993346B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22203999A JP3993346B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001051578A JP2001051578A (ja) | 2001-02-23 |
JP3993346B2 true JP3993346B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=16776137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22203999A Expired - Fee Related JP3993346B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3993346B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4724306B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2011-07-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4831790B2 (ja) | 2009-07-31 | 2011-12-07 | キヤノン株式会社 | カラー電子写真画像形成装置 |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP22203999A patent/JP3993346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001051578A (ja) | 2001-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5565011B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012234205A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0483277A (ja) | レーザプリンタ | |
JP2001034141A (ja) | 画像読み取り部を有する電子写真画像形成装置 | |
JP2000338744A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3993346B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4282816B2 (ja) | カバー、プリントカートリッジ、及び電子写真プリント装置 | |
JP4457260B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US5073795A (en) | Electrophotography type image forming apparatus having improved exchanging kit | |
JP3664771B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08328348A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2017059973A (ja) | 画像読取り装置および画像形成装置 | |
JP3592522B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004045923A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007226007A (ja) | 画像形成装置、作像ユニット、及び画像形成装置の組立方法 | |
JPS6151161A (ja) | 複写装置 | |
JP2004045960A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2009115991A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007127713A (ja) | ベルト交換方法 | |
JPH04204553A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3403419B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH01147479A (ja) | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP3674704B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR100631194B1 (ko) | 화상 형성 장치 | |
JPH01319781A (ja) | 電子写真記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050111 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |