JPH05133410A - 固定構造 - Google Patents

固定構造

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Publication number
JPH05133410A
JPH05133410A JP3321084A JP32108491A JPH05133410A JP H05133410 A JPH05133410 A JP H05133410A JP 3321084 A JP3321084 A JP 3321084A JP 32108491 A JP32108491 A JP 32108491A JP H05133410 A JPH05133410 A JP H05133410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
knurled
hole
press
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3321084A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sawabe
勉 澤邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP3321084A priority Critical patent/JPH05133410A/ja
Publication of JPH05133410A publication Critical patent/JPH05133410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ストップランプ等の台座と角度可変のアームを
固定する場合、固定に手間がかからず、狭い部分でも固
定が可能で、しかもゆるまない固定構造を提供する。 【構成】係止部品22はローレット部22aと根元に比べ先
端が細くなっている先割れのピン22bから成り、その大
きさは台座20のローレット孔20aとアーム21の圧入孔21
bに合わせて加工されている。固定は、ピン22bの爪の
方向を圧入孔21aに合わせて台座20側から係止部品22を
差し込むことにより、係止部品22のローレット部22aが
ローレット孔20aと噛み合い、同時に、ピン22bが圧入
孔21bに圧入されて行なわれる。このように、固定は係
止部品22を差し込むだけで完了し、ゆるむことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストップランプのラン
プと台座等の固定に用いられる固定構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】角度可変のアームを台座に所望の角度で
固定する機構は、文房具やおもちゃなどによく見られる
が、図5の(a)に示すような台座10に角度可変のアー
ム11を固定したい場合、例えば、以下のような方法があ
る。即ち、 1.台座10及びアーム11の孔にビス12を通して、ナット
13で挟み込み締めつける。(図5(b)) 2.台座10及びアーム11の孔にネジ溝を設けて、ビス14
で締めつける。(図5(c)) などの方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の2つの方法で
は、いずれもビスが必要であり、固定しようとする部分
が狭いようなときには、ビス止めの作業の行ないにくい
場合があった。また、ビス止めを行なっている間にアー
ムの角度が変わってしまったり、ビス止めを行なった後
でもビスがゆるんでしまうという不具合が生じていた。
本発明は、このような問題を解決し、固定に手間がかか
らず、狭い部分でも固定が可能で、しかもゆるまない固
定構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の固定構造は、第1の結合体と第2の結合体
を、係止部材を用いて所望の角度で結合する固定構造で
あって、前記第1の結合体に、ローレット孔を設け、前
記第2の結合体に、圧入孔を設け、前記係止部材に、ロ
ーレット部及び圧入突部を設けている。このとき、前記
係止部材のローレット部をすり鉢状にしてもよい。そし
て、例えば、車載用のストップランプにおいて、前記第
1の結合体が台座であり、前記第2の結合体がランプで
ある。
【0005】
【作用】このようにすると、係止部材を2つの結合体に
差し込むだけで、固定が完了するので、手間がかからな
い。また、係止部材のローレット部をすり鉢状にしてお
けば、固定する部分が狭い場合でも、ドライバ等で係止
部材を結合部分に導くことができ、簡単に固定が行なえ
る。さらに、係止部材のローレット部と第1結合体のロ
ーレット孔が、また、係止部材の圧入部と第2結合体の
圧入孔が、それぞれ固定されるので、固定作業後、固定
がゆるむということがない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ、
説明する。図1に、本発明を実施した固定構造の斜視図
を示す。同図において、台座20とアーム21の固定は、所
望の角度に設定した台座20とアーム21に、係止用部品22
を圧入させることで行なわれる。係止用部品22のローレ
ット部22aが台座20のローレット孔20aに、また、係止
用部品22のピン22bがアーム21の圧入孔21bに、それぞ
れ圧入される。
【0007】図2に、係止用部品22を示す。(a)は側
面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。図3
に、台座20及びアーム21の側面図と正面図を示す。係止
用部品22のローレット部22aとピン22bは、台座20のロ
ーレット孔20a及びアーム21の圧入孔21aの長さに合わ
せて、加工されている。また、ピン22bの幅は先割れで
先端の方が細くなっており、アームの圧入孔21bの幅W
3に対してW1<W3<W2のように調整されている。
ピン22aの爪の方向を圧入孔21bに合わせて、台座20側
から係止部品22を差し込むことにより、係止部品22のロ
ーレット部22aがローレット孔20aと噛み合い、同時
に、ピン22bが圧入孔21bに圧入されて、固定が完了す
る。
【0008】図4に、本発明を車載用のストップランプ
に応用した例を示す。ストップランプ31は、同図(a)
に示すように、車30の後部座席の後方に載置されて、ブ
レーキが踏まれると点灯し、後方の車に対して警告を行
なうものである。警告に使用するため、ストップランプ
31の角度は、後方の車に対して見やすい角度であること
が要求されるが、車によって車体の高さ等に差異がある
ため、調節する必要がある。台座32を車30に固定後、ラ
ンプ33の角度を調節して、ランプ33の固定を行なう際、
上述のような係止部品22を用いれば、簡単に固定が行な
える。
【0009】図4(b)に示したストップランプのよう
に、ランプ33が横に張り出して固定作業のための空間が
狭い場合には、図2の(d)に示すように、係止部品22
のローレット部22aをすり鉢状にしたものを用いる。こ
のような構造であれば、すり鉢の底部をドライバもしく
はピン等で支えることによって、ドライバ等の入る隙間
があれば、台座とアームの固定が可能となる。ドライバ
等を使用するようにすることで、固定作業のために不必
要に台座とアームの間隔を大きく取る必要はなくなり、
部品の小型化が図れるようになる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローレット部と圧入部から成る係止部材を固定したい2
つの結合体に差し込むだけで固定が完了する。従って、
固定作業が簡単になる。係止部材のローレット部をすり
鉢状にしておけば、固定作業のための空間が狭い場合で
も、ドライバ等でローレット部を支えることで、係止部
材を結合体に導くことができるので、狭い場所での固定
についても簡単に行なえる。また、固定作業のために広
い空間を取る必要がなくなり、部品の小型化が可能にな
るという長所もある。さらに、係止部材のローレット部
と第1結合体のローレット孔が、また、係止部材の圧入
部と第2結合体の圧入孔が、それぞれ異なった形状で固
定されるので、固定作業後、固定がゆるむということが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した固定構造の斜視図。
【図2】 固定用部品の平面図、側面図及び正面図。
【図3】 台座及びアームの側面図と正面図。
【図4】 本発明を車載用ストップランプに実施した例
を示す図。
【図5】 従来例を説明するための図。
【符号の説明】
10 台座 11 アーム 12 ビス 13 ナット 14 ビス 20 台座 20a ローレット孔 21 アーム 21b 圧入孔 22 係止部品 22a ローレット部 22b ピン 30 車 31 ストップランプ 32 台座 33 アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の結合体と第2の結合体を、係止部
    材を用いて所望の角度で結合する固定構造であって、 前記第1の結合体に、ローレット孔を設け、 前記第2の結合体に、圧入孔を設け、 前記係止部材に、ローレット部及び圧入突部を設けてい
    ることを特徴とする固定構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部材のローレット部をすり鉢状
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
  3. 【請求項3】 車載用のストップランプにおいて、 前記第1の結合体が台座であり、 前記第2の結合体がランプであることを特徴とする請求
    項1に記載の固定構造。
JP3321084A 1991-11-07 1991-11-07 固定構造 Pending JPH05133410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3321084A JPH05133410A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3321084A JPH05133410A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 固定構造

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JPH05133410A true JPH05133410A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18128637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3321084A Pending JPH05133410A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 固定構造

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JP (1) JPH05133410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104246241A (zh) * 2012-04-12 2014-12-24 谢景程 快拆结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104246241A (zh) * 2012-04-12 2014-12-24 谢景程 快拆结构

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