JPH0513339U - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0513339U
JPH0513339U JP5978491U JP5978491U JPH0513339U JP H0513339 U JPH0513339 U JP H0513339U JP 5978491 U JP5978491 U JP 5978491U JP 5978491 U JP5978491 U JP 5978491U JP H0513339 U JPH0513339 U JP H0513339U
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JP
Japan
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communication pipe
piston
cylindrical body
electric blower
dust
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Pending
Application number
JP5978491U
Other languages
English (en)
Inventor
芳広 松井
毅 佐藤
郁夫 大島
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダストインジケータに作用する吸引力が増大
しても、電動送風機に連通する連通管が、大気側に開口
した筒体から外れないようにする。 【構成】 一端が大気側に開口した筒体13の他端の外周
面21に、係合爪22を形成する。電動送風機の吸引側に連
通する連通管16の一端部に、係合孔部24を形成する。係
合爪22を係合孔部24に係合させて筒体13を連通管16に嵌
合する。筒体13の内部に、電動送風機の吸引圧力に応じ
て摺動するピストン17を設ける。筒体13の内部に、連通
管16の端部に支持されて筒体13の一端側にピストン17を
付勢する巻きばね18を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダストインジケータを備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気掃除機は、図3に示すように、集塵室や電動送風機などを内蔵した掃除機 本体1と、この掃除機本体1の集塵室に連通する吸込口2に接続されたホース3 と、このホース3の先端に接続された延長管4と、この延長管4の先端に吸込口 体5が接続されて構成されている。
【0003】 そして、掃除時には、塵埃が集塵室に装着された集塵袋内に捕獲される。この 集塵袋内の塵埃の溜まり具合は、掃除機本体の上部に設けられたダストインジケ ータ6によって確認することができる。
【0004】 図4に従来のダストインジケータ6を示す。掃除機本体1の上部ケース11に窓 孔12が形成され、この窓孔12の下側に透明な筒体13が水平に配設されている。こ の筒体13は、一端に大気中に連通し弁座14を有する開口部15が形成され、他端に は電動送風機の吸引側に連通する連通管16が筒体13に圧入されて連結している。 そして、筒体13の内部には、筒体13の軸方向に摺動するピストン17と、このピス トン17を弁座14に向けて付勢する巻きばね18とが配設されている。
【0005】 そして、電動送風機の稼働により、この電動送風機の吸引力が連通管16および 筒体13を通じてピストン17に作用する。このとき、集塵室の集塵袋内の塵埃の溜 まり具合が少ない場合には、吸込口2から吸引する空気の吸引抵抗が小さいので 、真空度は低く、また、塵埃の溜まり具合が多くなると、吸込口2から吸引する 空気の吸引抵抗が大きくなるので、真空度は高くなる。
【0006】 従って、集塵袋内に塵埃が溜まってくると、大気との圧力差が大きくなり、巻 きばね18の付勢力に抗してピストン17は図中左方向に摺動して、集塵袋の目詰ま り状態を表示するようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
近年の電気掃除機の高性能化に伴い、電動送風機の吸引能力が増大する傾向が あり、この電動送風機の吸引力に対抗するダストインジケータ6の巻きばね18の 付勢力も強力になっている。
【0008】 従来のダストインジケータ6は、巻きばね18の付勢力は、筒体13が圧入連結さ れている連通管16の一端で支持されて、ピストン17を弁座14に付勢するとともに 、逆に連通管16を筒体13から外そうとする力になっている。このため、巻きばね 18に生じる付勢力がある程度の大きさ以上になると、連通管16は巻きばね18の付 勢力に抗しきれずに筒体13から外れることがある。
【0009】 本考案の目的は、上記問題点に鑑みなされたもので、連通管が筒体から外れな い構造のダストインジケータを有する電気掃除機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の電気掃除機は、一端が大気側に開口した筒体と、この筒体の他端に嵌 合され電動送風機の吸引側に連通された連通管と、前記電動送風機の吸引圧力に 応じて前記筒体の内部を摺動するピストンと、前記筒体の内部に設けられて前記 連通管に支持され前記ピストンを前記筒体の一端側に付勢する付勢手段とを有す るダストインジケータを備えた電気掃除機において、前記ダストインジケータは 、前記筒体の他端の外周面および前記連通管の一方に係合爪が形成され、他方に この係合爪が係合される係合部が形成されたものである。
【0011】
【作用】
本考案の電気掃除機は、電動送風機が稼働すると、ダストインジケータでは、 電動送風機の吸引圧力が連通管および筒体を通じてピストンに作用する。そして 、ピストンは、この吸引圧力と大気圧との差圧に応じて、付勢手段に生じる付勢 力に対抗して他端側に向けて摺動される。また、この付勢力は、連通管に支持さ れているので、連通管を筒体から外そうとする。しかしながら、筒体と連通管と は、一方に形成された係合爪と他方に形成された係合部とが互いに係合しながら 嵌合して、連通管は筒体に固定されているために、前記付勢力が増大しても連通 管が筒体から外れることを防いでいる。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0013】 なお、図3に示す構造と同一部分については同一符号を用いてその説明を省略 する。
【0014】 電気掃除機は、図3に示すように、集塵室、電動送風機などを内蔵した掃除機 本体1と、この掃除機本体1の集塵室に連通する吸込口2に接続されたホース3 と、このホース3の先端に接続された延長管4と、この延長管4の先端に接続さ れた吸込口体5とから構成されている。そして、この掃除機本体1の上部ケース 11に窓孔12が形成され、この窓孔12の下側にダストインジケータ6が設けられて いる。
【0015】 このダストインジケータ6は、図1に示すように、前記窓孔12の下側に透明な 筒体13が水平に配設されている。この筒体13は、透明な合成樹脂製で、一端に大 気中に連通し弁座14を有する開口部15が形成され、他端の外周面部21には、外方 に向けて突出した突起状の係合爪22が筒体13と一体に成形されている。一方、こ の筒体13の他端には電動送風機の吸引側に連通する連通管16が連結している。
【0016】 前記連通管16は、可撓性を有する部材にて略L字状に屈曲成形されている。そ して、連通管16の一端は、前記筒体13の他端より筒体13の内面23に密接して嵌合 されるとともに、この筒体13の係合爪22と係合する係合部としての係合孔部24が 形成されている。
【0017】 また、前記筒体13には、この筒体13の内面23を摺動自在とするピストン17が配 設されている。
【0018】 このピストン17は、弁座14側の端面はこの弁座14に密着自在に形成されて開口 部15を開閉自在とするとともに、連通管16側の端部外周にフランジ部25が突出形 成されている。このフランジ部25は、ピストン17の移動をガイドするとともに、 筒体13の内面23に所定の通気間隙を形成している。
【0019】 さらに、付勢手段として巻きばね18が筒体13の他端側とピストン17と間に配設 されている。この巻きばね18は、筒体13に嵌合された連通管16の一端の周縁部31 に支持されて、ピストン17を弁座14に向けて付勢するようになっている。
【0020】 次に本実施例の作用について説明する。
【0021】 電動送風機の稼働により、この電動送風機の吸引力が連通管16および筒体13を 通じてピストン17に作用する。このとき、集塵室の集塵袋内の塵埃の溜まり具合 が少ない場合には、吸込口2から吸引する空気の吸引抵抗が小さいので、吸込口 2からの空気の流れが良く、ピストン17に作用する力は小さく、また、塵埃の溜 まり具合が多くなると、吸込口2から吸引する空気の吸引抵抗が大きくなるので 、吸込口2からの空気の流れが悪く、ピストン17に作用する力は増大する。
【0022】 そして、集塵袋内に塵埃が溜まり大気圧と電動送風機の吸引圧力との差圧が所 定の圧力以上に達すると、巻きばね18に生じた付勢力としての弾性力に抗してピ ストン17は図中左方向に移動し、このピストン17の弁座14側の端面が弁座14より 離れて開口部15が開放され、外気が筒体13を介して連通管16に吸引される。そし て、差圧の増大に伴いピストン17は徐々に図中左方向に移動していく。
【0023】 この巻きばね18の弾性力は、連通管16の一端の周縁部31に支持されて、ピスト ン17を筒体13の開口部15に向けて付勢するとともに、連通管16を筒体13から外す 方向で連通管16の一端の周縁部31に作用する。
【0024】 また、ピストン17が筒体13の内部で連通管16側に近づくにつれて弾性力は増大 するので、この弾性力はますます連通管16を筒体13から外そうとする。しかし、 筒体13と連通管16とは係合爪22と係合孔部24との係合を介して嵌合することで連 通管16は筒体13に確実に固定されているので、前記弾性力が増大しても、筒体13 から連通管16が抜けることを防止することができる。さらに、搬送時の衝撃がイ ンジケータ6に作用しても、この衝撃により筒体13が連通管16から抜けることを 防止することができる。
【0025】 さらに、係合爪22は合成樹脂製の筒体13の外周面部21に形成されているので、 金型による一体成形を容易に行うことができる。
【0026】 なお、上記実施例では、筒体13に係合爪22を形成し、連通管16に係合孔部24を 形成したが、逆に筒体13に係合孔部24を形成し、連通管16に係合爪22を形成して 筒体13と連通管16とを係合させながら嵌合しても、上記実施例と同様の作用効果 が期待できる。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、筒体の他端の外周面および前記連通管の一方に係合爪が形成 され、他方にこの係合爪が係合される係合部が形成されて、筒体と連通管とが係 合爪と係合部との係合を介して嵌合しているので、電気掃除機の駆動時に付勢手 段に生じた付勢力が増大しても、連通管が筒体から抜けることを防止できる。ま た、搬送時に加わる衝撃により、連通管が筒体から抜けることも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気掃除機の一実施例を示すダストイ
ンジケータ部分の断面図である。
【図2】同上斜視図である。
【図3】同上電気掃除機の全体図である。
【図4】従来のダストインジケータ部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
6 ダストインジケータ 13 筒体 16 連通管 17 ピストン 18 付勢手段としての巻きばね 22 係合爪 24 係合部としての係合孔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が大気側に開口した筒体と、 この筒体の他端に嵌合され電動送風機の吸引側に連通さ
    れた連通管と、 前記電動送風機の吸引圧力に応じて前記筒体の内部を摺
    動するピストンと、 前記筒体の内部に設けられて前記連通管に支持され前記
    ピストンを前記筒体の一端側に付勢する付勢手段とを有
    するダストインジケータを備えた電気掃除機において、 前記ダストインジケータは、前記筒体の他端の外周面お
    よび前記連通管の一方に係合爪が形成され、他方にこの
    係合爪が係合される係合部が形成されたことを特徴とす
    る電気掃除機。
JP5978491U 1991-07-30 1991-07-30 電気掃除機 Pending JPH0513339U (ja)

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JP5978491U JPH0513339U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電気掃除機

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JPH0513339U true JPH0513339U (ja) 1993-02-23

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JP5978491U Pending JPH0513339U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電気掃除機

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JP (1) JPH0513339U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177910A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 電気掃除機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177910A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 電気掃除機

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