JPH0538319A - 電気掃除機の集塵メーター - Google Patents

電気掃除機の集塵メーター

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JPH0538319A
JPH0538319A JP19919091A JP19919091A JPH0538319A JP H0538319 A JPH0538319 A JP H0538319A JP 19919091 A JP19919091 A JP 19919091A JP 19919091 A JP19919091 A JP 19919091A JP H0538319 A JPH0538319 A JP H0538319A
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pipe
cleaner body
diaphragm
air
vacuum cleaner
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Kimio Sasada
公夫 笹田
Mitsuru Nishizawa
満 西澤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 集塵メーター6のパイプ7内に摺動自在に配
設される指示部14に、伸縮自在且つ弾性を有するダイヤ
フラム15の一端を固着し、指示部14をダイヤフラム15に
よりパイプ7の吸気口8に付勢し、ダイヤフラム15の他
端を、パイプ7の開口9側に気密に固着した電気掃除機
の集塵メーター。 【効果】 ダイヤフラムの端部はパイプの開口側に気密
に固着しているため、パイプの吸気口から流入する外気
が掃除機本体内に流入することがなく、掃除機本体の吸
込力が低下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機本体の集塵量を
示す集塵メーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種集塵メーターは、特開昭64
-8939号公報(A47L 9/19)に記載のごとく、指示部をスプ
リングにてパイプの吸気口側に付勢するとともに、指示
部には外周面から内部に連通する流路を形成したものが
知られている。この構成によると、集塵袋内に塵埃が蓄
積し、掃除機本体の吸込口から集塵袋を通過して電動送
風機側へ流れる空気量が低下して掃除機本体内が負圧に
なると、スプリングによりパイプの吸気口を閉成する指
示部が掃除機本体側に移動し、掃除機本体外の空気が吸
気口及び指示部の流路を通じて電動送風機の吸気側へ流
入し、電動送風機の過熱を防止するようになっている。
【0003】しかしながら、この構成では、掃除機本体
外の空気が大量に流入し、掃除機本体の吸込力が低下す
る問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑み成されたもので、掃除機本体の吸込力を低下するこ
とのない集塵メーターを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に形成さ
れた吸気口を介して掃除機本体外に連通する透明なパイ
プと、前記パイプの他端部の開口に取り付けられ、パイ
プ内と電動送風機の吸気側とを連通する接続部と、前記
パイプ内に摺動自在に配設される指示部と、該指示部を
前記パイプの吸気口に付勢する伸縮自在なダイヤフラム
とを備え、前記ダイヤフラムの端部を、パイプの他端部
開口側に気密に固着したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によると、掃除機本体内が負圧になる
と、指示部が外気に押圧されて電動送風機の吸気側に摺
動し、使用者に集塵室に塵埃が蓄積したことを報知す
る。この時、ダイヤフラムの収縮に伴い、ダイヤフラム
内の空気が接続部を通じて電動送風機の吸気側に流入す
るが、ダイヤフラムの端部をパイプの開口側に気密に固
着しているため、パイプの吸気口からパイプ内に流入す
る外気は、掃除機本体内に流入することがない。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
【0008】図4において、1は掃除機本体で、内部前
方に集塵室、内部後方に電動送風機を収納する電動送風
機収納室(いずれも図示せず)を備えている。2は前記
掃除機本体1の後部両側に配設された車輪、3は前記掃
除機本体1の底部に配設されたキャスターである。4は
前記掃除機本体1の外周に配設された弾性材製のバンパ
ーで、前記掃除機本体1が家具等に当接した際の衝撃を
吸収し、家具等を傷付けることを防止するようになって
いる。
【0009】5は前記掃除機本体1の上部に形成された
表示部、6は前記表示部5に配設された集塵メーター
で、以下図1乃至図3に基づき詳述する。
【0010】7は前記掃除機本体1の表示部5に埋設さ
れる透明のパイプで、一端に形成した吸気口8を介して
前記掃除機本体1外に連通するとともに、他端には開口
9を有している。10は前記パイプ7他端の開口9に取り
付けられる接続部で、該接続部10の掃除機本体1側には
連通穴11を形成し、前記掃除機本体1に内蔵される電動
送風機(図示せず)の吸気側に連通している。12は前記
接続部10に形成され、パイプ7の開口9に嵌合挿入され
る環状のリブで、該リブ12の端部には後述するダイヤフ
ラム15の他端が嵌合する嵌合部13が形成されている。
【0011】14は前記パイプ7内に摺動自在に配設され
た有底筒状の指示部で、後述するダイヤフラム15により
前記パイプ7の吸気口8側に付勢されて吸気口8を閉成
するようになっている。15は前記パイプ7内に伸縮自在
に配設され、弾性を有するダイヤフラムで、一端を前記
指示部14に固着して指示部14を前記パイプ7の吸気口8
に付勢するとともに、他端を前記パイプ7の開口9側に
気密に固着しており、前記吸気口8からの空気が掃除機
本体1内に流入することを防止している。
【0012】而して、掃除機本体1の集塵室内に塵埃が
蓄積して集塵室を通過する空気量が少なくなり、電動送
風機収納室が負圧になると、集塵メーター6の指示部14
が外気に押圧されて電動送風機収納室側に摺動し、掃除
機の使用者に塵埃が蓄積したことを報知する。この時、
ダイヤフラム15の収縮に伴い、ダイヤフラム15内の空気
が接続部14の連通穴11から電動送風機収納室に流入す
る。また、指示部14が摺動すると同時に、外気がパイプ
7の吸気口8からパイプ7内に流入するが、ダイヤフラ
ム15の端部がパイプ7の開口9側に気密に固着されてい
るため、外気が掃除機本体1内に流入しない。
【0013】この構成によると、指示部14の摺動によ
り、使用者に、集塵室内に塵埃が蓄積していることを報
知するが、パイプ7の吸気口8から流入する空気は掃除
機本体1内に流入しないため、掃除機本体1の吸込力が
低下しない。尚、電動送風機収納室内が極端に負圧にな
ると、掃除機本体1の電動送風機の吸気側と掃除機本体
1の外気とを連通する位置に設けられた安全弁(図示せ
ず)が開放されて外気が流入し、電動送風機の破損等を
防止するようになっている。
【0014】
【発明の効果】本発明の構成によると、ダイヤフラムの
端部はパイプの開口側に気密に固着しているため、外気
が掃除機本体内に流入することがなく、掃除機本体の吸
込力が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す集塵メーターの断面図
である。
【図2】同集塵メーターのダイヤフラム収縮時の断面図
である。
【図3】同集塵メーターの分解斜視図である。
【図4】同掃除機本体の一部破断図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 7 パイプ 8 吸気口 9 開口 10 接続部 14 指示部 15 ダイヤフラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に形成された吸気口を介して掃除機
    本体外に連通する透明なパイプと、前記パイプの他端部
    の開口に取り付けられ、パイプ内と電動送風機の吸気側
    とを連通する接続部と、前記パイプ内に摺動自在に配設
    される指示部と、該指示部を前記パイプの吸気口に付勢
    する伸縮自在なダイヤフラムとを備え、前記ダイヤフラ
    ムの端部を、パイプの他端部開口側に気密に固着したこ
    とを特徴とする電気掃除機の集塵メーター。
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